JPS6063193A - 感熱転写媒体 - Google Patents
感熱転写媒体Info
- Publication number
- JPS6063193A JPS6063193A JP58172726A JP17272683A JPS6063193A JP S6063193 A JPS6063193 A JP S6063193A JP 58172726 A JP58172726 A JP 58172726A JP 17272683 A JP17272683 A JP 17272683A JP S6063193 A JPS6063193 A JP S6063193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- ester
- transfer
- layer
- sheet
- Prior art date
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- Granted
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/26—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
- B41M5/40—Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used characterised by the base backcoat, intermediate, or covering layers, e.g. for thermal transfer dye-donor or dye-receiver sheets; Heat, radiation filtering or absorbing means or layers; combined with other image registration layers or compositions; Special originals for reproduction by thermography
- B41M5/42—Intermediate, backcoat, or covering layers
- B41M5/426—Intermediate, backcoat, or covering layers characterised by inorganic compounds, e.g. metals, metal salts, metal complexes
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Color Printing (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Heat Sensitive Colour Forming Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はロイコ染料と顕色剤との間の発色反応を利用し
た感熱転写媒体に関するもので、さらに詳しくは、微少
エネルギーで高濃度の転写画像を与え、さらに多数回の
転写においても均一な濃度の転写画像を与える感熱転写
媒体に関するものである。
た感熱転写媒体に関するもので、さらに詳しくは、微少
エネルギーで高濃度の転写画像を与え、さらに多数回の
転写においても均一な濃度の転写画像を与える感熱転写
媒体に関するものである。
従来、感熱転写媒体Yしては、熱昇華性染料を支持体上
に設けた転写シートと該シート裏面からの熱印字によっ
て熱昇華性染料画像を受容する受容シートからなるもの
や、熱可融性物質と顔料や染料の転写層を支持体に設け
た転写シートと受容シートを組合せたものが知られ、前
者のものは、熱昇華性染料を使用するため、受容シー1
〜上の染料画像が保存性に劣り、転写画像上にオーバー
コートを施さなければならず、また後者のものは、熱可
融性物質中に顔料あるいは染料を分散した転写層である
ため、高濃度画像を得る目的で多量の顔料を含ませると
転写効率が低くなり、結果的に高濃度画像が得にくくな
る他、さらに熱感度を上げるため、多量の熱可融性物質
を使用した場合は、多量の熱可融性物質が受容シート側
に移行するため、転写シートと受容シー1−を剥離する
際、スムーズに剥離せず、細線の画像部が不鮮明となる
等の欠点があった。
に設けた転写シートと該シート裏面からの熱印字によっ
て熱昇華性染料画像を受容する受容シートからなるもの
や、熱可融性物質と顔料や染料の転写層を支持体に設け
た転写シートと受容シートを組合せたものが知られ、前
者のものは、熱昇華性染料を使用するため、受容シー1
〜上の染料画像が保存性に劣り、転写画像上にオーバー
コートを施さなければならず、また後者のものは、熱可
融性物質中に顔料あるいは染料を分散した転写層である
ため、高濃度画像を得る目的で多量の顔料を含ませると
転写効率が低くなり、結果的に高濃度画像が得にくくな
る他、さらに熱感度を上げるため、多量の熱可融性物質
を使用した場合は、多量の熱可融性物質が受容シート側
に移行するため、転写シートと受容シー1−を剥離する
際、スムーズに剥離せず、細線の画像部が不鮮明となる
等の欠点があった。
一方、熱により相互に反応して発色する物質をそれぞれ
別々の支持体上に担持せしめ、この担持層を相対向接触
せしめて熱印字を行う感熱転写媒体も知られているが、
この種のものは1反応型であるがために、対面接触時、
単に転写層が受容層に移行するだけでは十分な発色反応
が行われず、低濃度画像となるし、十分な反応を促進す
る目的で、加熱条件をより高温、長時間の熱印字と゛す
れば、受容シート上の画像はより高濃度画像となるもの
の、転写シート上においても発色反応が進行し、画像形
成が起るという欠点が認められる。
別々の支持体上に担持せしめ、この担持層を相対向接触
せしめて熱印字を行う感熱転写媒体も知られているが、
この種のものは1反応型であるがために、対面接触時、
単に転写層が受容層に移行するだけでは十分な発色反応
が行われず、低濃度画像となるし、十分な反応を促進す
る目的で、加熱条件をより高温、長時間の熱印字と゛す
れば、受容シート上の画像はより高濃度画像となるもの
の、転写シート上においても発色反応が進行し、画像形
成が起るという欠点が認められる。
本発明は、微少熱エネルギーの使用により高濃度の安定
な転写画像を与えると共に、転写層から受容層への少量
のロイコ染料成分の移行によって、多数回の転写におい
ても均一な画像濃度を与える感熱転写媒体を提供するこ
とを目的とする。
な転写画像を与えると共に、転写層から受容層への少量
のロイコ染料成分の移行によって、多数回の転写におい
ても均一な画像濃度を与える感熱転写媒体を提供するこ
とを目的とする。
本発明によれば、ロイコ染料を主成分とする転写層を支
持体上に設けた転写シートと、該ロイコ染料に対する顕
色剤を主成分とする受容層を支持体上に設けた受容シー
トとからなり、該転写層は、プラスチツフイルムの表面
に、吸油量50〜30011Q/LOOKの多孔質填料
含有層を介して設けられていることを特徴とする感熱転
写媒体が提供される。
持体上に設けた転写シートと、該ロイコ染料に対する顕
色剤を主成分とする受容層を支持体上に設けた受容シー
トとからなり、該転写層は、プラスチツフイルムの表面
に、吸油量50〜30011Q/LOOKの多孔質填料
含有層を介して設けられていることを特徴とする感熱転
写媒体が提供される。
本発明の感熱転写媒体は、転写シートに対し受容シート
をその受容層が転写シートの転写層に接触するようにし
て重ね、転写シート裏面あるいは。
をその受容層が転写シートの転写層に接触するようにし
て重ね、転写シート裏面あるいは。
受容シート裏面からの熱印字によって受容シート表面に
、所望の発色画像が形成されるが1本発明においては、
転写シートの支持体としてプラスチックフィルムを用い
ると共に、そのプラスチックの表面に、吸油量50−3
00m Q /100g(JIS K5101法による
)の多孔質填料含有層を設けて、凹凸形状を付与すると
同時に、ロイコ染料成分の保持能力を向上させたことか
ら、殊に、多数回の転写において、転写層から受容層へ
のロイコ染料成分の移行がスムースに行うことができ、
均一画像濃度の転写画像を容易に得ることができる。
、所望の発色画像が形成されるが1本発明においては、
転写シートの支持体としてプラスチックフィルムを用い
ると共に、そのプラスチックの表面に、吸油量50−3
00m Q /100g(JIS K5101法による
)の多孔質填料含有層を設けて、凹凸形状を付与すると
同時に、ロイコ染料成分の保持能力を向上させたことか
ら、殊に、多数回の転写において、転写層から受容層へ
のロイコ染料成分の移行がスムースに行うことができ、
均一画像濃度の転写画像を容易に得ることができる。
本発明においては、前記したように、転写層の支持体と
して、表面に多孔質填料含有層を設けたプラスチックフ
ィルム゛を用いるが、この場合、多孔質填料としては、
吸油量50〜300m n /100gのものを用いる
。吸油量が50m Q /100gより少ないものを用
いると、多数回の転写において、得られる画像の濃度低
下が大きくなるので好ましくなく、一方、吸油量が30
0m Q / loogより大きいものを用いると、転
写効率が悪くなり、高濃度画像を得ることが困難になる
ので好ましくない。本発明で用いる多孔質填料の具体例
を示すと、例えば、シリカ。
して、表面に多孔質填料含有層を設けたプラスチックフ
ィルム゛を用いるが、この場合、多孔質填料としては、
吸油量50〜300m n /100gのものを用いる
。吸油量が50m Q /100gより少ないものを用
いると、多数回の転写において、得られる画像の濃度低
下が大きくなるので好ましくなく、一方、吸油量が30
0m Q / loogより大きいものを用いると、転
写効率が悪くなり、高濃度画像を得ることが困難になる
ので好ましくない。本発明で用いる多孔質填料の具体例
を示すと、例えば、シリカ。
ケイ酸アルミニウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、
水酸化マグネシウム、Ji!素−ホルマリン樹脂、スチ
レン樹脂等の無機及び有機系の微粉末が挙げられる。ま
た、支持体上に設ける多孔質填料含有層において、その
多孔質填料の使用割合は、支持体1Mあたり、0.5〜
2gの割合にするのがよい。
水酸化マグネシウム、Ji!素−ホルマリン樹脂、スチ
レン樹脂等の無機及び有機系の微粉末が挙げられる。ま
た、支持体上に設ける多孔質填料含有層において、その
多孔質填料の使用割合は、支持体1Mあたり、0.5〜
2gの割合にするのがよい。
支持体として用いるプラスチックフィルムとしては、従
来公知の種々のものがあり1例えば、ポリエステルフィ
ルム、ポリアミドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等があ
る。支持体に対する多孔質填料含有層の形成は、後記す
るような種々の結合剤を用いることができ、その結合剤
の使用割合は、固形物換算で、多孔質填料1重量部に対
し、1〜10重量部の割合である。
来公知の種々のものがあり1例えば、ポリエステルフィ
ルム、ポリアミドフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等があ
る。支持体に対する多孔質填料含有層の形成は、後記す
るような種々の結合剤を用いることができ、その結合剤
の使用割合は、固形物換算で、多孔質填料1重量部に対
し、1〜10重量部の割合である。
本発明で用いる転写シートは、前記したような表面に多
孔質填料含有層を設けたプラスチックフィルムの表面に
、ロイコ染料を主成分とする転写層を設けたものである
。この場合のロイコ染料としては、従来より感圧紙や感
熱紙に対して用いられてきたものがいずれも適用でき、
トリフェニルメタン系、フルオラン系、4フエノチアジ
ン系、オーラミン系、スピロピラン系のものが好ましく
適用される。これらのロイコ染料の具体例を以下に示す
。
孔質填料含有層を設けたプラスチックフィルムの表面に
、ロイコ染料を主成分とする転写層を設けたものである
。この場合のロイコ染料としては、従来より感圧紙や感
熱紙に対して用いられてきたものがいずれも適用でき、
トリフェニルメタン系、フルオラン系、4フエノチアジ
ン系、オーラミン系、スピロピラン系のものが好ましく
適用される。これらのロイコ染料の具体例を以下に示す
。
3.3−ビス(P−ジメチルアミノフェニル)−フタリ
ド、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)。
ド、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−シ
メチルアミノフタリド(別名クリスタルバイオレットラ
クトン)。
3.3−ビス(ρ−ジメチルアミノフェニル)−6−ジ
メチルアミノフェニル、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド。
メチルアミノフェニル、 3.3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ク
ロルフタリド。
3.3−ビス(p−ジブチルアミノフェニル)フタリド
、 3−シクロへキシルアミノ−6−クロルフルオラン。
、 3−シクロへキシルアミノ−6−クロルフルオラン。
3−ジメチルアミノ−5,7−シメチルフルオラン、3
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−クロルフルオラン、 3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
、 2− (N−(3’ −トリフルオルメチルフェニル)
アミノ)−6−ジニチルアミノフルオラン、2−(3,
6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニリ
ノ)キサンチル安息香酸ラクタム)、3−ジエチルアミ
ノ−6−メチル−7−(m−トリクロロメチルアニリノ
)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−ジブチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン。
−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチ
ルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ
−7,8−ベンズフルオラン、3−ジエチルアミノ−6
−メチル−7−クロルフルオラン、 3−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン、 3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン
、 2− (N−(3’ −トリフルオルメチルフェニル)
アミノ)−6−ジニチルアミノフルオラン、2−(3,
6−ビス(ジエチルアミノ)−9−(o−クロルアニリ
ノ)キサンチル安息香酸ラクタム)、3−ジエチルアミ
ノ−6−メチル−7−(m−トリクロロメチルアニリノ
)フルオラン、 3−ジエチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−ジブチルアミノ−7−(0−クロルアニリノ)フル
オラン、 3−N−メチル−N−アミルアミノ−6−メチル−7−
アニリノフルオラン。
3−N−メチル−N−シクロへキシルアミノ−6−メチ
ル−7−アニリノフルオラン。
ル−7−アニリノフルオラン。
“3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフル
オラン、 3−(N、N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(
N。
オラン、 3−(N、N−ジエチルアミノ)−5−メチル−7−(
N。
N−ジベンジルアミノ)フルオラン、
ベンゾイルロイコメチレンブルー、
6′−クロロ−8′−メトキシ−ベンゾインドリノ−ピ
リロスピラン。
リロスピラン。
6′−ブロモ−3′−メトキシ−ベンゾインド1ツノ−
ピリロスピラン。
ピリロスピラン。
3−(2’−ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −メトキシ−5′−クロルフェニル
)フタリド、 37(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−二トロフェニ
ル)フタリド、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−メチルフェニ
ル)フタリド。
ル)−3−(2’ −メトキシ−5′−クロルフェニル
)フタリド、 37(2’ −ヒドロキシ−4′−ジメチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−二トロフェニ
ル)フタリド、 3−(2’ −ヒドロキシ−4′−ジエチルアミノフェ
ニル)−3−(2’ −メトキシ−5′−メチルフェニ
ル)フタリド。
3−(2’ −メトキシ−4′−ジメチルアミノフェニ
ル)−3−(2’ −ヒドロキシ−47−クロル−5′
−メチルフェニル)フタリド、 本発明においては、前記ロイコ染料は、支持体に刻し、
通常0.3〜30g/m” 、好ましくは0.5〜20
g/m2程度の割合で用いられる。
ル)−3−(2’ −ヒドロキシ−47−クロル−5′
−メチルフェニル)フタリド、 本発明においては、前記ロイコ染料は、支持体に刻し、
通常0.3〜30g/m” 、好ましくは0.5〜20
g/m2程度の割合で用いられる。
本発明で用いる受容シートは、紙1合成紙、プラスチッ
クフィルム等の支持体−ヒに、該ロイコ染料に対する顕
色剤を主成分とする受容層を設けたものである。この場
合、顕色剤としては、電子受容性物質、例えばフェノー
ル性物質、有機酸又はその塩もしくはエステル等が適用
され、実用性の点からは、好ましくは融点200℃以下
のものが適用される。本発明で好ましく適用される顕色
剤の具体例を以下に示す。なお、カッコ内の数字は融点
を示す。
クフィルム等の支持体−ヒに、該ロイコ染料に対する顕
色剤を主成分とする受容層を設けたものである。この場
合、顕色剤としては、電子受容性物質、例えばフェノー
ル性物質、有機酸又はその塩もしくはエステル等が適用
され、実用性の点からは、好ましくは融点200℃以下
のものが適用される。本発明で好ましく適用される顕色
剤の具体例を以下に示す。なお、カッコ内の数字は融点
を示す。
4− tert−ブチルフェノール(98)、4−ヒド
ロキシジフェニルエーテル(84)、1−ナフトール(
9B)。
ロキシジフェニルエーテル(84)、1−ナフトール(
9B)。
2−ナフトール(121)、メチル−4−ヒドロキシベ
ンゾエート(131)、4−ヒドロキシアセトフェノン
(109)、2,2′ −ジヒドロキシジフェニルエー
テル(79)、4−フェニルフェノール(166)、4
tert −オクチルカテコール(109)、2,2
′ −ジヒドロキシジフェニル(103)、4,4′
−メチレンビスフェノール(160)、2,2′ −メ
チレンビス(4−クロロフェノール)’(164)、2
,2′ −メチレンビス(4−メチル−6−tert−
ブチルフェノール)(125)、4,4′ −イソプロ
ピリデンジフェノール(156)、4,4′ −イソプ
ロピリデンビス(2−クロロフェノール) (90)、
4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジブロモフ
ェノール) (172)、4,4′ −イソプロピリデ
ンビス(2−tert−ブチルフェノール)(110)
、4,4′ −イソプロビリデンビス(2−メチルフェ
ノール)(136)、4.4′−イソプロピリデンビス
(2,6−ジメチルフェノール) (16g)、4.4
’ −5ec−ブチリデンジフェノール(119)、4
.4’ −5ea−ブチリデンビス(2−メチルフェノ
ール)(142)、4,4′ −シクロヘキシリデンジ
フェノール(180]i、4.4′ −シクロへキシリ
デンビス(2−メチルフェノール) (184)、サリ
チル酸(163)、サリチル酸メタトリルエステル(7
4) 、サリチル酸フェナシルエステル(110)、4
−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル(131)、 4
−ヒドロキシ安息香酸エチルエステル(116)、4−
ヒドロキシ安息香酸プロピルエステル(98)、4−ヒ
ドロキシ安息香酸イソプロピルエステル(86)、4−
ヒドロキシ安息香酸ブチルエステル(71)、 4−ヒ
ドロキシ安息香酸イソアミルエステル(50)、4−ヒ
ドロキシ安息香酸フェニルエステル(178)、4−ヒ
ドロキシ安息香酸ベンジルエステル(111)、4−ヒ
ドロキシ安息香酸シクロヘキシルエステル(119)、
5−ヒドロキシサリチル酸(200)、5−クロルサリ
チル酸(172)、3−クロルサリチル酸(178)、
チオサリチル酸(164)、2−クロロ−5−ニトロ安
息香酸(165)。
ンゾエート(131)、4−ヒドロキシアセトフェノン
(109)、2,2′ −ジヒドロキシジフェニルエー
テル(79)、4−フェニルフェノール(166)、4
tert −オクチルカテコール(109)、2,2
′ −ジヒドロキシジフェニル(103)、4,4′
−メチレンビスフェノール(160)、2,2′ −メ
チレンビス(4−クロロフェノール)’(164)、2
,2′ −メチレンビス(4−メチル−6−tert−
ブチルフェノール)(125)、4,4′ −イソプロ
ピリデンジフェノール(156)、4,4′ −イソプ
ロピリデンビス(2−クロロフェノール) (90)、
4,4′−イソプロピリデンビス(2,6−ジブロモフ
ェノール) (172)、4,4′ −イソプロピリデ
ンビス(2−tert−ブチルフェノール)(110)
、4,4′ −イソプロビリデンビス(2−メチルフェ
ノール)(136)、4.4′−イソプロピリデンビス
(2,6−ジメチルフェノール) (16g)、4.4
’ −5ec−ブチリデンジフェノール(119)、4
.4’ −5ea−ブチリデンビス(2−メチルフェノ
ール)(142)、4,4′ −シクロヘキシリデンジ
フェノール(180]i、4.4′ −シクロへキシリ
デンビス(2−メチルフェノール) (184)、サリ
チル酸(163)、サリチル酸メタトリルエステル(7
4) 、サリチル酸フェナシルエステル(110)、4
−ヒドロキシ安息香酸メチルエステル(131)、 4
−ヒドロキシ安息香酸エチルエステル(116)、4−
ヒドロキシ安息香酸プロピルエステル(98)、4−ヒ
ドロキシ安息香酸イソプロピルエステル(86)、4−
ヒドロキシ安息香酸ブチルエステル(71)、 4−ヒ
ドロキシ安息香酸イソアミルエステル(50)、4−ヒ
ドロキシ安息香酸フェニルエステル(178)、4−ヒ
ドロキシ安息香酸ベンジルエステル(111)、4−ヒ
ドロキシ安息香酸シクロヘキシルエステル(119)、
5−ヒドロキシサリチル酸(200)、5−クロルサリ
チル酸(172)、3−クロルサリチル酸(178)、
チオサリチル酸(164)、2−クロロ−5−ニトロ安
息香酸(165)。
4−メトキシフェノール(53)、2−ヒドロキシベン
ジルアルコール(87)、2,5−ジメチルフェノール
(75)、安息香酸(122)、オルトトルイル酸(1
07)、メタトルイル酸(111)、パラ]〜ルイル酸
(181)、オルトクロル安息香酸(142)、メタオ
キシ安息香酸(200)、 2.4−ジヒドロキシアセ
トフェノン(97)、レゾルシノール・モノベンゾエー
ト(135)、4−ヒドロキシベンゾフェノン(133
)、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン(144)、
2−ナフトイック・アシッド(184)、1−ヒドロキ
シ−2−ナフトイック・アシッド(195)、 3.4
−ジヒドロキシ安息香酸エチルエステル(128)、3
,4−ジヒドロキシ安息香酸フェニルエステル(189
)、4−ヒドロキシプロピオフェノン(150)、サリ
シルサリシレート(148)、フタル酸モノベンジルエ
ステル(107)。
ジルアルコール(87)、2,5−ジメチルフェノール
(75)、安息香酸(122)、オルトトルイル酸(1
07)、メタトルイル酸(111)、パラ]〜ルイル酸
(181)、オルトクロル安息香酸(142)、メタオ
キシ安息香酸(200)、 2.4−ジヒドロキシアセ
トフェノン(97)、レゾルシノール・モノベンゾエー
ト(135)、4−ヒドロキシベンゾフェノン(133
)、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン(144)、
2−ナフトイック・アシッド(184)、1−ヒドロキ
シ−2−ナフトイック・アシッド(195)、 3.4
−ジヒドロキシ安息香酸エチルエステル(128)、3
,4−ジヒドロキシ安息香酸フェニルエステル(189
)、4−ヒドロキシプロピオフェノン(150)、サリ
シルサリシレート(148)、フタル酸モノベンジルエ
ステル(107)。
また、本発明においては、顕色剤として、一般式
(式中、Rはエーテル結合1〜5個含有するアルキレン
基である) で表わされるフェノール性化合物を用いることができる
。このフェノール性物質はモノチオハイドロキノンと相
当するジハロゲノアルキルエーテルとをアルカリ性条件
下で反応させることにより、容易に高収率、高純度で、
且つ比較的安価に合成できる。
基である) で表わされるフェノール性化合物を用いることができる
。このフェノール性物質はモノチオハイドロキノンと相
当するジハロゲノアルキルエーテルとをアルカリ性条件
下で反応させることにより、容易に高収率、高純度で、
且つ比較的安価に合成できる。
前記一般式で表わされるフェノール性物質において、R
はエーテル基を1〜5個含有するアルキレン基であるが
、この場合、エーテル基はアルキレン基の主鎖中にあっ
てもよく、また側鎖にあってもよい。このエーテル基含
有アルキレン基中に含まれる炭素数は通常2〜15個の
範囲である。好ましいエーテル基含有アルキレン基は、
エーテル結合1〜3個を含有し、かつ炭素数2〜7個を
有するものである。
はエーテル基を1〜5個含有するアルキレン基であるが
、この場合、エーテル基はアルキレン基の主鎖中にあっ
てもよく、また側鎖にあってもよい。このエーテル基含
有アルキレン基中に含まれる炭素数は通常2〜15個の
範囲である。好ましいエーテル基含有アルキレン基は、
エーテル結合1〜3個を含有し、かつ炭素数2〜7個を
有するものである。
本発明においては、前記受容層に対して吸油量50m
Q / 100 g (JIS K 5101法による
)以上好ましくは150 m Q / 100 g以上
の多孔質填料を含有させるのが好ましい。受容層に対し
て含有させる場合の多孔質填料は、顕色剤1重量部に対
して、0.01重量部以上、通常0.05〜IO重量部
、好ましくは0゜1〜3重量部の範囲である。多孔質填
料の具体例を示すと9例えば、シリカ、ケイ酸アルミニ
ウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン樹脂等の無機及
び有機の微粉末が挙げられる。
Q / 100 g (JIS K 5101法による
)以上好ましくは150 m Q / 100 g以上
の多孔質填料を含有させるのが好ましい。受容層に対し
て含有させる場合の多孔質填料は、顕色剤1重量部に対
して、0.01重量部以上、通常0.05〜IO重量部
、好ましくは0゜1〜3重量部の範囲である。多孔質填
料の具体例を示すと9例えば、シリカ、ケイ酸アルミニ
ウム、アルミナ、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、尿素−ホルマリン樹脂、スチレン樹脂等の無機及
び有機の微粉末が挙げられる。
また、本発明においては、転写層及び必要に応じてさら
に受容層に対し、融点200℃以下、好ましくは150
℃以下の融点を有する熱可溶融性物質を添加させること
ができる。このものの使用量は、ロイコ桑科1重量部に
対し0.1〜50重量部である。
に受容層に対し、融点200℃以下、好ましくは150
℃以下の融点を有する熱可溶融性物質を添加させること
ができる。このものの使用量は、ロイコ桑科1重量部に
対し0.1〜50重量部である。
本発明において好まいく用いられる熱可溶融性物質を示
すと次の通りである。
すと次の通りである。
(1)下記一般式(I)又は(II)で表わされる脂肪
酸アミド類 RlNHC:OR’ (I) R4 R” CON (II) \R8 (式中、R2は炭素数1〜30のアルキル基、nL 、
、R3は炭素数lO〜30のアルキル基、R4、RGは
水素又は低級アルキル基である) このような脂肪酸アミドの具体例としては、例えば以下
のようなものが挙げられる。
酸アミド類 RlNHC:OR’ (I) R4 R” CON (II) \R8 (式中、R2は炭素数1〜30のアルキル基、nL 、
、R3は炭素数lO〜30のアルキル基、R4、RGは
水素又は低級アルキル基である) このような脂肪酸アミドの具体例としては、例えば以下
のようなものが挙げられる。
デシルアセトアミド、デシルプロピオンアミド、ウンデ
シルアセトアミド、ウンデシルプロピオンアミド、ラウ
リルアセトアミド、ラウリルプロピオンアミド、トリデ
シルアセ1−アミド、トリデシルプロピオンアミド、ミ
リスチルアセ1−アミド、ミリスチルプロピオンアミド
、ペンタデシルアセトアミド、ペンタデシルプロピオン
アミド、パルミチルアセトアミド、パルミチルプロピオ
ンアミド、パルミチン酸アミド、ヘプチルアセトアミド
、ヘプチルプロピオンアミド、ステアリルアセトアミド
、ステアリルプロピオンアミド、ステアリルブチラミド
、ステアリルバレルアミド、ステアリルカプロンアミド
、ステアリルラウリンアミド、ステアリルパルミチンア
ミド、ステアリルステアリンアミド、ノナデシルアセト
アミド、ノナデシルプロピオンアミド、ベヘニルアセト
アミド、ベヘニルプロピオンアミド、ベヘニルステアリ
ンアミド、ウンデカン酸メチルアミド、ウンデカン酸エ
チルアミド、ラウリン酸メチルアミド、ラウリン酸エチ
ルアミド、トリデカン酸メチルアミド、トリデカン酸エ
チルアミド、ミリスチン酸メチルアミド、ミリスチン酸
エチルアミド、ペンタデカン酸メチルアミド、ペンタデ
カン酸エチルアミド、パルミチン酸メチルアミド、パル
ミチン酸ジメチルアミド、パルミチン酸ブチルアミド、
ステアリン酸メチルアミド、ステアリン酸エチルアミド
。
シルアセトアミド、ウンデシルプロピオンアミド、ラウ
リルアセトアミド、ラウリルプロピオンアミド、トリデ
シルアセ1−アミド、トリデシルプロピオンアミド、ミ
リスチルアセ1−アミド、ミリスチルプロピオンアミド
、ペンタデシルアセトアミド、ペンタデシルプロピオン
アミド、パルミチルアセトアミド、パルミチルプロピオ
ンアミド、パルミチン酸アミド、ヘプチルアセトアミド
、ヘプチルプロピオンアミド、ステアリルアセトアミド
、ステアリルプロピオンアミド、ステアリルブチラミド
、ステアリルバレルアミド、ステアリルカプロンアミド
、ステアリルラウリンアミド、ステアリルパルミチンア
ミド、ステアリルステアリンアミド、ノナデシルアセト
アミド、ノナデシルプロピオンアミド、ベヘニルアセト
アミド、ベヘニルプロピオンアミド、ベヘニルステアリ
ンアミド、ウンデカン酸メチルアミド、ウンデカン酸エ
チルアミド、ラウリン酸メチルアミド、ラウリン酸エチ
ルアミド、トリデカン酸メチルアミド、トリデカン酸エ
チルアミド、ミリスチン酸メチルアミド、ミリスチン酸
エチルアミド、ペンタデカン酸メチルアミド、ペンタデ
カン酸エチルアミド、パルミチン酸メチルアミド、パル
ミチン酸ジメチルアミド、パルミチン酸ブチルアミド、
ステアリン酸メチルアミド、ステアリン酸エチルアミド
。
ステアリン酸プロピルアミド、ステアリン酸ブチルアミ
ド、ステアリン酸ジメチルアミド、ステアリン酸ジエチ
ルアミド、ステアリン酸ジブチルアミド、ノナデカン酸
メチルアミド、ノナデカン酸エチルアミド、ベヘン酸メ
チルアミド、オレイン酸メチルアミド、オレイン酸エチ
ルアミド。
ド、ステアリン酸ジメチルアミド、ステアリン酸ジエチ
ルアミド、ステアリン酸ジブチルアミド、ノナデカン酸
メチルアミド、ノナデカン酸エチルアミド、ベヘン酸メ
チルアミド、オレイン酸メチルアミド、オレイン酸エチ
ルアミド。
(2)下記一般式(m)で示される芳香族カルボン酸ア
ミド類 (式中、R6は炭素数1〜3oのアルキル基、R? 、
R11は水素、ハロゲン、低級アルキル基又は低級アル
コキシ基であり、nは0又はlである)このような化合
物の具体例としては、例えば以下に示すようなものが挙
げられる。
ミド類 (式中、R6は炭素数1〜3oのアルキル基、R? 、
R11は水素、ハロゲン、低級アルキル基又は低級アル
コキシ基であり、nは0又はlである)このような化合
物の具体例としては、例えば以下に示すようなものが挙
げられる。
N−ステアリルベンツアミド、N−パルミチルー2−ク
ロロペンツアミド、N−ステアリル−2−メトキシベン
ツアミド、N−ステアリル−4−メチルベンツアミド、
N−パルミチルー2,4−ジメチルベンツアミド、N−
ベヘニルベンツアミド、N−ベヘニル−2−メチルベン
ツアミド、N−ステアリルフェニルアセチルアミド、N
−ベヘニルフェニルアセチルアミド。
ロロペンツアミド、N−ステアリル−2−メトキシベン
ツアミド、N−ステアリル−4−メチルベンツアミド、
N−パルミチルー2,4−ジメチルベンツアミド、N−
ベヘニルベンツアミド、N−ベヘニル−2−メチルベン
ツアミド、N−ステアリルフェニルアセチルアミド、N
−ベヘニルフェニルアセチルアミド。
(3)下記一般式(IV)及び(V)で表わされるシク
ロヘキシル環を有するアミド類 (式中、R9は炭素数1〜3oのアルキル基又は置換も
しくは未置換のアリール基、R10は水素、ハロゲン又
は低級アルキル基である) (式中、R11は炭素数1〜30のアルキル基、R12
は水素、ハロゲン又は低級アルキル基である)このよう
な化合物の具体例としては、例えば、以下に示すような
ものが挙げられる。
ロヘキシル環を有するアミド類 (式中、R9は炭素数1〜3oのアルキル基又は置換も
しくは未置換のアリール基、R10は水素、ハロゲン又
は低級アルキル基である) (式中、R11は炭素数1〜30のアルキル基、R12
は水素、ハロゲン又は低級アルキル基である)このよう
な化合物の具体例としては、例えば、以下に示すような
ものが挙げられる。
N−シクロヘキシルアセトアミド、N−シクロヘキシル
プロピオンアミド、N−シクロヘキシルステアリン酸ア
ミド、N−シクロへキシルベンツアミド、N−シクロへ
キシル−2−メチルベンツアミド、N−シクロへキシル
−2−クロロベンツアミド、N−シクロへキシル−2,
4−ジメチルベンツアミド、N−シクロへキシルパルミ
チン酸アミド、N−(クロロヘキシル)パルミチン酸ア
ミド、N−(2−メチルシクロヘキシル)ステアリン酸
アミド、N−ステアリルヘキサヒドロベンツアミド。
プロピオンアミド、N−シクロヘキシルステアリン酸ア
ミド、N−シクロへキシルベンツアミド、N−シクロへ
キシル−2−メチルベンツアミド、N−シクロへキシル
−2−クロロベンツアミド、N−シクロへキシル−2,
4−ジメチルベンツアミド、N−シクロへキシルパルミ
チン酸アミド、N−(クロロヘキシル)パルミチン酸ア
ミド、N−(2−メチルシクロヘキシル)ステアリン酸
アミド、N−ステアリルヘキサヒドロベンツアミド。
(4)下記一般式(VI)で表わ齋れるヒドロキシ安息
香酸のフェニルエステル類 (式中、Xはハロゲン、炭素数1〜3oのアルキル基も
しくはアルコキシ基、ハロゲン、置換又は未置換のアリ
ールもしくはアルアルキル基、置換又は未置換のアリー
ルオキシもしくはアルアルキルオキシ基、カルボン酸基
又は水酸基であり、nは0,1゜2又は3であり、mは
1,2又は3である)このような化合物の具体例として
は、例えば、以下に示すようなものが挙げられる。
香酸のフェニルエステル類 (式中、Xはハロゲン、炭素数1〜3oのアルキル基も
しくはアルコキシ基、ハロゲン、置換又は未置換のアリ
ールもしくはアルアルキル基、置換又は未置換のアリー
ルオキシもしくはアルアルキルオキシ基、カルボン酸基
又は水酸基であり、nは0,1゜2又は3であり、mは
1,2又は3である)このような化合物の具体例として
は、例えば、以下に示すようなものが挙げられる。
4−ヒドロキシ安息香酸フェニルエステル、4−ヒドロ
キシ安息香酸(2−メトキシフェニル)エステル、4−
ヒドロキシ安息香酸(2−メトキシ−4−メチルフェニ
ル)エステル、4−ヒドロキシ安息香酸(3,5−ジオ
キシフェニル)エステル、3−ヒドロキシ安息香酸(4
−カルボキシフェニル)エステル、4−ヒドロキシ安息
香酸(4−ブトキシフェニル)エステル、4−ヒドロキ
シ安息香酸(4−クロルフェニル)エステル、サリチル
酸(2−クロロフェニル)エステル、サリチル酸(4−
クロロフェニル)エステル、サリチル酸(2,3−ジク
ロロフェニル)エステル、サリチル酸(2,6−ジクロ
ロフェニル)エステル、サリチル酸(2,4,6−1〜
リクロロフエニル)エステル、サリチル酸(2−ブロモ
フェニル)エステル、サリチル酸(4−ブロモフェニル
)エステル、サリチル酸(2,4−ジブロモフェニル)
エステル、サリチル酸(2,6−ジブロモフェニル)エ
ステル、サリチル酸(2,4,6−1〜リブロモフエニ
ル)エステル、サリチル酸(3−メチルフェニル)エス
テル、サリチル酸(2,4−ジメチルフェニル)エステ
ル、サリチル酸(4−ターシャリブチルフェニル)エス
テル、サリチル酸(4−ターシャリアミルフェニル)エ
ステル、サリチル酸(2−メトキシフェニル)エステル
、サリチル酸(2−エトキシフェニル)エステル、サリ
チル酸(3−メトキシフェニル)エステル、サリチル酸
(4−ヒドロキシフェニル)エステル、サリチル酸(4
−ベンジルフェニル)エステル、サリチル酸(4−ベン
ゾイルフェニル)エステル。
キシ安息香酸(2−メトキシフェニル)エステル、4−
ヒドロキシ安息香酸(2−メトキシ−4−メチルフェニ
ル)エステル、4−ヒドロキシ安息香酸(3,5−ジオ
キシフェニル)エステル、3−ヒドロキシ安息香酸(4
−カルボキシフェニル)エステル、4−ヒドロキシ安息
香酸(4−ブトキシフェニル)エステル、4−ヒドロキ
シ安息香酸(4−クロルフェニル)エステル、サリチル
酸(2−クロロフェニル)エステル、サリチル酸(4−
クロロフェニル)エステル、サリチル酸(2,3−ジク
ロロフェニル)エステル、サリチル酸(2,6−ジクロ
ロフェニル)エステル、サリチル酸(2,4,6−1〜
リクロロフエニル)エステル、サリチル酸(2−ブロモ
フェニル)エステル、サリチル酸(4−ブロモフェニル
)エステル、サリチル酸(2,4−ジブロモフェニル)
エステル、サリチル酸(2,6−ジブロモフェニル)エ
ステル、サリチル酸(2,4,6−1〜リブロモフエニ
ル)エステル、サリチル酸(3−メチルフェニル)エス
テル、サリチル酸(2,4−ジメチルフェニル)エステ
ル、サリチル酸(4−ターシャリブチルフェニル)エス
テル、サリチル酸(4−ターシャリアミルフェニル)エ
ステル、サリチル酸(2−メトキシフェニル)エステル
、サリチル酸(2−エトキシフェニル)エステル、サリ
チル酸(3−メトキシフェニル)エステル、サリチル酸
(4−ヒドロキシフェニル)エステル、サリチル酸(4
−ベンジルフェニル)エステル、サリチル酸(4−ベン
ゾイルフェニル)エステル。
サリチル酸(2−メトキシ−4−アリルフェニル)エス
テル、サリチル酸(アルファナフチル)エステル、サリ
チル酸(ベータナフチル)エステル、サリチル酸(4−
クロロ−3−メチルフェニル)エステル、サリチル酸(
3−ヒドロキシフェニル)エステル、サリチル酸(4−
プロペニルフェニル)エステル、5−クロロサリチル酸
(3−メチルフェニル)エステル、3.5−ジクロロサ
リチル酸(2−メトキシフェニル)エステル。
テル、サリチル酸(アルファナフチル)エステル、サリ
チル酸(ベータナフチル)エステル、サリチル酸(4−
クロロ−3−メチルフェニル)エステル、サリチル酸(
3−ヒドロキシフェニル)エステル、サリチル酸(4−
プロペニルフェニル)エステル、5−クロロサリチル酸
(3−メチルフェニル)エステル、3.5−ジクロロサ
リチル酸(2−メトキシフェニル)エステル。
(5)下記一般式(■)で表わされる安息香酸フェニル
エステル類 (式中、Rは水素、炭素数1〜3oのアルキル基もしく
はアルコキシ基、ハロゲン、ニトロ基、ニトリル基、ア
シルオキシ基、置換又は未置換のアリールもしくはアル
アルキル基、置換又は未置換のアリールオキシもしくは
アルアルキルオキシ基、R+4は水素、炭素数1〜3o
のアルキル基もしくはアルコキシ基、ハロゲン、ニトロ
基、ニトリル基、アシルオキシ基、置換又は未置換のア
リールもしくはアルアルキル基、置換又は未置換のアリ
ールオキシもしくはアルアルキルオキシ基又はアシル基
である) このような化合物の具体例としては、例えば、以下に示
すようなものが挙げられる。
エステル類 (式中、Rは水素、炭素数1〜3oのアルキル基もしく
はアルコキシ基、ハロゲン、ニトロ基、ニトリル基、ア
シルオキシ基、置換又は未置換のアリールもしくはアル
アルキル基、置換又は未置換のアリールオキシもしくは
アルアルキルオキシ基、R+4は水素、炭素数1〜3o
のアルキル基もしくはアルコキシ基、ハロゲン、ニトロ
基、ニトリル基、アシルオキシ基、置換又は未置換のア
リールもしくはアルアルキル基、置換又は未置換のアリ
ールオキシもしくはアルアルキルオキシ基又はアシル基
である) このような化合物の具体例としては、例えば、以下に示
すようなものが挙げられる。
安息香酸フェニルエステル、安息香酸−4−メチルフェ
ニルエステル、安息香酸−2,4−ジクロルフェニルエ
ステル、安息香−酸−2,4,6−トリクロルフェニル
エステル、安息香酸−2−メチル−4−クロルフェニル
エステル、安息香酸−3−ブロムフェニルエステル、安
息香酸−4−二トリルフェニルエステル、安息香酸−2
,4−ジブロムフェニルエステル、安息香酸−3−ヨー
ドフェニルエステル、安息香酸−3−二トロフェニルエ
ステル、安息香酸−4−メチル−2,6−ジクロルフェ
ニルエステル、安息香酸−4−イソプロピルフェニルエ
ステル、安息香酸−4−t−ブチルフェニルエステル、
安息香酸−4−ベンジルフェニルエステル、安息香酸−
4−(1−ナフチル)フェニルエステル、安息香酸−2
−ベンゾイルオキシフェニルエステル、安息香酸−4−
(2−メチル)ジフェニルエステル、安息香酸−2−フ
ェニルエチルオキシフェニルエステル、安息香酸−2−
アセトキシフェニルエステル、安息香酸−4−メトキシ
フェニルエステル、安息香酸−4−(4−メチル)フェ
ノキシフェニルエステル、4−メチル安息香酸フェニル
エステル、4−メ1−キシ安息香酸フェニルエステル、
4−フェノキシ安息香酸フェニルエステル、4−アセト
キシ安息香酸フェニルエステル、4−メトキシ安息香酸
−4−メトキシフェニルエステル、2−アセ1−キシ安
息香酸フェニルエステル、2−ベンゾイルオキシ安息香
酸フェニルエステル、2−二1〜ロ安息香酸−4−メチ
ルフェニルエステル、4−ニトロ安息香酸−4−メチル
フェニルエステル、4−ベンゾイルオキシベンゾフェノ
ン、2−ベンゾイルオキシ−4−メチルベンゾフェノン
。
ニルエステル、安息香酸−2,4−ジクロルフェニルエ
ステル、安息香−酸−2,4,6−トリクロルフェニル
エステル、安息香酸−2−メチル−4−クロルフェニル
エステル、安息香酸−3−ブロムフェニルエステル、安
息香酸−4−二トリルフェニルエステル、安息香酸−2
,4−ジブロムフェニルエステル、安息香酸−3−ヨー
ドフェニルエステル、安息香酸−3−二トロフェニルエ
ステル、安息香酸−4−メチル−2,6−ジクロルフェ
ニルエステル、安息香酸−4−イソプロピルフェニルエ
ステル、安息香酸−4−t−ブチルフェニルエステル、
安息香酸−4−ベンジルフェニルエステル、安息香酸−
4−(1−ナフチル)フェニルエステル、安息香酸−2
−ベンゾイルオキシフェニルエステル、安息香酸−4−
(2−メチル)ジフェニルエステル、安息香酸−2−フ
ェニルエチルオキシフェニルエステル、安息香酸−2−
アセトキシフェニルエステル、安息香酸−4−メトキシ
フェニルエステル、安息香酸−4−(4−メチル)フェ
ノキシフェニルエステル、4−メチル安息香酸フェニル
エステル、4−メ1−キシ安息香酸フェニルエステル、
4−フェノキシ安息香酸フェニルエステル、4−アセト
キシ安息香酸フェニルエステル、4−メトキシ安息香酸
−4−メトキシフェニルエステル、2−アセ1−キシ安
息香酸フェニルエステル、2−ベンゾイルオキシ安息香
酸フェニルエステル、2−二1〜ロ安息香酸−4−メチ
ルフェニルエステル、4−ニトロ安息香酸−4−メチル
フェニルエステル、4−ベンゾイルオキシベンゾフェノ
ン、2−ベンゾイルオキシ−4−メチルベンゾフェノン
。
(6)下記一般式(VII工)で表わされるベンゾイル
オキシ安息香酸エステル類 (式中、R15は水素、炭素数1〜30のアルキル基も
しくはアルコキシ基又はハロゲン、Rr6は炭素数1〜
30のアルキル基、置換又は未置換のアリールもしくは
アルアルキル基である) このような化合物の具体例としては、例えば、以下に示
すようなものが挙げられる。
オキシ安息香酸エステル類 (式中、R15は水素、炭素数1〜30のアルキル基も
しくはアルコキシ基又はハロゲン、Rr6は炭素数1〜
30のアルキル基、置換又は未置換のアリールもしくは
アルアルキル基である) このような化合物の具体例としては、例えば、以下に示
すようなものが挙げられる。
4−ベンゾイルオキシ安息香酸メチルエステル4−ベン
ゾイルオキシ安息香酸エチルエステル、4−ベンゾイル
オキシ安息香酸−n−プロピルエステル、4−ベンゾイ
ルオキシ安息香酸ベンジルエステル、4−ベンゾイルオ
キシ安息香酸フェニルエステル、2−ベンゾイルオキシ
安息香酸アエニルエステル、4−(4’ −メチルベン
ゾイルオキシ)安息香酸エチルエステル、4−(4’
−メ1−キシベンゾイルオキシ)安息香酸エチルエステ
ル、4−(4’−クロロベンゾイルオキシ)安息香酸エ
チルエステル。
ゾイルオキシ安息香酸エチルエステル、4−ベンゾイル
オキシ安息香酸−n−プロピルエステル、4−ベンゾイ
ルオキシ安息香酸ベンジルエステル、4−ベンゾイルオ
キシ安息香酸フェニルエステル、2−ベンゾイルオキシ
安息香酸アエニルエステル、4−(4’ −メチルベン
ゾイルオキシ)安息香酸エチルエステル、4−(4’
−メ1−キシベンゾイルオキシ)安息香酸エチルエステ
ル、4−(4’−クロロベンゾイルオキシ)安息香酸エ
チルエステル。
各支持体に対して転写層及び受容層を設ける場合、その
結合剤としては慣用のものが用いられ、例えば、ポリビ
ニルアルコール、メトキシセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、
デンプン、ゼラチン、ポリスチレン、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレートなどのよう
な水溶性、有機溶剤可溶性又は水性エマルジョン形成性
のものを用いることができるが、殊に、転写層の場合、
融点又は軟化点が50〜130℃を有する樹脂、例えば
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、石油
樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール、セルロ
ース樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネ
ート、ポリエステル、フッ素樹脂、けい素樹脂、天然ゴ
ム、塩化ゴム、ブタジェンゴム、オレフィンゴム、フェ
ノール樹脂、ユレア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂
、ポリイミド等を結合剤として用いるのが好ましい。こ
れらの樹脂は単独重合体、共重合体、あるいは複数の樹
脂の混合物の形で適宜用いられ、殊に、SP値(溶解性
パラメータ)が8以上、好ましくは9以上のものの使用
が好ましい。これらの樹脂を結着剤として用いて転写シ
ートを作成する場合、その転写形成液は、溶剤塗布法、
ホットメルト塗布法、又は水性エマルジョン塗布法のい
ずれによっても塗布することができる。
結合剤としては慣用のものが用いられ、例えば、ポリビ
ニルアルコール、メトキシセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ポリビニ
ルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、
デンプン、ゼラチン、ポリスチレン、塩化ビニル−酢酸
ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレートなどのよう
な水溶性、有機溶剤可溶性又は水性エマルジョン形成性
のものを用いることができるが、殊に、転写層の場合、
融点又は軟化点が50〜130℃を有する樹脂、例えば
、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、石油
樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂
、塩化ビニリデン樹脂、ポリビニルアルコール、セルロ
ース樹脂、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネ
ート、ポリエステル、フッ素樹脂、けい素樹脂、天然ゴ
ム、塩化ゴム、ブタジェンゴム、オレフィンゴム、フェ
ノール樹脂、ユレア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂
、ポリイミド等を結合剤として用いるのが好ましい。こ
れらの樹脂は単独重合体、共重合体、あるいは複数の樹
脂の混合物の形で適宜用いられ、殊に、SP値(溶解性
パラメータ)が8以上、好ましくは9以上のものの使用
が好ましい。これらの樹脂を結着剤として用いて転写シ
ートを作成する場合、その転写形成液は、溶剤塗布法、
ホットメルト塗布法、又は水性エマルジョン塗布法のい
ずれによっても塗布することができる。
なお、前記SP値は、樹脂の溶解性パラメータを示すも
ので、次の式で表わされる。
ので、次の式で表わされる。
sp値((Cal/ cc)!′り = (E/ V)
”E・・・樹脂の凝集エネルギー密度(Cal/mol
e)■・・・樹脂のモル体積(cc / so le)
さらに、本発明において、より高熱感度の転写媒体を得
るためには、前記熱可溶融性物質を含む転写層及び/又
は受容層は、その層形成時又は層形成後において、熱可
溶融性物質の融点以上の温度に熱処理を施し、熱可溶融
性物質を一度熱溶融させることが有利であり、さらに、
ロイコ染料を含む転写層を形成する場合、ロイコ染料を
溶解状で含む塗布液を用いることも好ましい手段である
。
”E・・・樹脂の凝集エネルギー密度(Cal/mol
e)■・・・樹脂のモル体積(cc / so le)
さらに、本発明において、より高熱感度の転写媒体を得
るためには、前記熱可溶融性物質を含む転写層及び/又
は受容層は、その層形成時又は層形成後において、熱可
溶融性物質の融点以上の温度に熱処理を施し、熱可溶融
性物質を一度熱溶融させることが有利であり、さらに、
ロイコ染料を含む転写層を形成する場合、ロイコ染料を
溶解状で含む塗布液を用いることも好ましい手段である
。
さらにまた、転写層及び/又は受容層の表面平滑度(ベ
ックマン平滑度、JIS−P8119)を200〜10
00秒に調整することも有効である。
ックマン平滑度、JIS−P8119)を200〜10
00秒に調整することも有効である。
本発明の感熱転写媒体は、前記した各層形成成分を水等
の溶媒と共に、ボールミル、アトライター等の粉砕混合
手段によって分散溶解せしめて各層形成液を調製し、こ
れを各支持体上に乾燥付着量0.3〜30 g / r
Trとなるように塗布乾燥することによって得ることが
できる。
の溶媒と共に、ボールミル、アトライター等の粉砕混合
手段によって分散溶解せしめて各層形成液を調製し、こ
れを各支持体上に乾燥付着量0.3〜30 g / r
Trとなるように塗布乾燥することによって得ることが
できる。
本発明で用いる転写シートにおいて、その表面に設ける
転写層は、支持体の全表面にわたって均一に設けたいわ
ゆる無地(無画像)状のものであってもよく、また、あ
らかじめ、所要の画像状に設けたものであってもよい。
転写層は、支持体の全表面にわたって均一に設けたいわ
ゆる無地(無画像)状のものであってもよく、また、あ
らかじめ、所要の画像状に設けたものであってもよい。
無画像の転写層を持つ転写シートは、支持体の表面に、
転写層形成液を単に塗布することによって得ることがで
きる。一方、画像状の転写層を持つものは、支持体の表
面に、転写層形成液を、凸版印刷もしくは、グラビヤ印
刷法などにより、所要の画像(文字を含む)状に塗布す
ることによって得ることができるし、あるいは前記した
転写シートの無画像の転写層の表面に、紙1合成紙、プ
ラスチックフィルム等の適当な支持体面を重ね、その支
持体側又は転写シート側から、タイプライタ−や鉄筆な
どの抑圧手段や、熱ヘッドや熱ペン等の加熱抑圧手段に
より、画像状に押圧し、転写シートの無画像の転写層を
他の適当な支持体表面に画像状に付着させて得ることが
できる。
転写層形成液を単に塗布することによって得ることがで
きる。一方、画像状の転写層を持つものは、支持体の表
面に、転写層形成液を、凸版印刷もしくは、グラビヤ印
刷法などにより、所要の画像(文字を含む)状に塗布す
ることによって得ることができるし、あるいは前記した
転写シートの無画像の転写層の表面に、紙1合成紙、プ
ラスチックフィルム等の適当な支持体面を重ね、その支
持体側又は転写シート側から、タイプライタ−や鉄筆な
どの抑圧手段や、熱ヘッドや熱ペン等の加熱抑圧手段に
より、画像状に押圧し、転写シートの無画像の転写層を
他の適当な支持体表面に画像状に付着させて得ることが
できる。
本発明の感熱転写を行うには、例えば、画像状の転写層
を持つ転写シートを用いる場合、この転写層の面に受容
シートを、その受容層が接触するようにして重ね、これ
を加熱ロール間を通すことによって行うことができ、一
方、無画像の転写層を持つ転写シー1−を用いる場合に
は、転写シー1〜の転写層の面に受容シートの受容層を
重ね、転写シー1−の裏面から、サーマルプリンターを
用いて直接加熱印字することによって行うことができる
し、あるいは、転写シートの転写層の面に受容シートの
受容層を重ねると共に、さらにその転写シートの裏面に
黒色のインクで記載した原図を密着させ、受容シート面
の側から赤外線を照射し、その原図における黒色画像部
のみを選択的に高温に加熱することによって行うことが
できる(なお、この場合の転写シート及び受容シートは
いずわも赤外線に対して透過性のものであることが必要
である)。
を持つ転写シートを用いる場合、この転写層の面に受容
シートを、その受容層が接触するようにして重ね、これ
を加熱ロール間を通すことによって行うことができ、一
方、無画像の転写層を持つ転写シー1−を用いる場合に
は、転写シー1〜の転写層の面に受容シートの受容層を
重ね、転写シー1−の裏面から、サーマルプリンターを
用いて直接加熱印字することによって行うことができる
し、あるいは、転写シートの転写層の面に受容シートの
受容層を重ねると共に、さらにその転写シートの裏面に
黒色のインクで記載した原図を密着させ、受容シート面
の側から赤外線を照射し、その原図における黒色画像部
のみを選択的に高温に加熱することによって行うことが
できる(なお、この場合の転写シート及び受容シートは
いずわも赤外線に対して透過性のものであることが必要
である)。
本発明におけるような感熱転写においては、前記の操作
を、同一の転写シートを用い、繰返し行うことにより、
多数枚のコピーを容易に得ることができる。また、多色
のコピーを得る場合には。
を、同一の転写シートを用い、繰返し行うことにより、
多数枚のコピーを容易に得ることができる。また、多色
のコピーを得る場合には。
異なる色調のロイコ染料を発色主成分として転写シート
を作成し、例えば青色のロイコ染料による転写シートと
赤色のロイコ染料による転写シートを作成し、同一の受
容シート上に転写により転写画像を形成すれば、同一シ
ート上に青色と赤色の発色画像が形成できる。
を作成し、例えば青色のロイコ染料による転写シートと
赤色のロイコ染料による転写シートを作成し、同一の受
容シート上に転写により転写画像を形成すれば、同一シ
ート上に青色と赤色の発色画像が形成できる。
本発明においては、ロイコ染料とその顕色剤とを、別々
の支持体上に含有せしめているので、従来の感熱紙に見
られるようなその製造時や保存時における発色カブリの
問題は全く生じず、さらに、得られたコピーは、その非
画像部には顕色剤のみが存在するだけで、ロイコ染料は
存在しないことから、これを加熱しても発色は生じない
(即ち、完全定着性のものである)、また、少量の加熱
エネルギーによって高濃度画像が得られ、かつ、同一の
転写シートを用いて多数枚のコピーが得られるため経済
的でもある。しかもこの場合に得られるコピーは、転写
シートの転写層からの受容シー1〜の受容層へのロイコ
染料の移行が均一で、転写に際して少量ずつの染料移行
が行われるため、得られるコピーの画像濃度は均一化さ
れたものである。
の支持体上に含有せしめているので、従来の感熱紙に見
られるようなその製造時や保存時における発色カブリの
問題は全く生じず、さらに、得られたコピーは、その非
画像部には顕色剤のみが存在するだけで、ロイコ染料は
存在しないことから、これを加熱しても発色は生じない
(即ち、完全定着性のものである)、また、少量の加熱
エネルギーによって高濃度画像が得られ、かつ、同一の
転写シートを用いて多数枚のコピーが得られるため経済
的でもある。しかもこの場合に得られるコピーは、転写
シートの転写層からの受容シー1〜の受容層へのロイコ
染料の移行が均一で、転写に際して少量ずつの染料移行
が行われるため、得られるコピーの画像濃度は均一化さ
れたものである。
次に本発明を実施例によりさらに詳細に説明する。なお
、以下の実施例において示す%及び部はいずれも重量基
準である。
、以下の実施例において示す%及び部はいずれも重量基
準である。
実施例
支持体(1)の作成:
アクリルポリオール 15部
ポリイソシアネート 5〃
シリ力微粒子(吸油量160m Q /100g) 5
nメチルエチルケ1−ン 75/l 上記組成物をボールミルで24時間分散後、ワイヤーバ
ーを用いて、12μmのポリエステルフィルムの表面に
塗布乾燥して付着量1g/rrrの支持体(1)を得た
。
nメチルエチルケ1−ン 75/l 上記組成物をボールミルで24時間分散後、ワイヤーバ
ーを用いて、12μmのポリエステルフィルムの表面に
塗布乾燥して付着量1g/rrrの支持体(1)を得た
。
支持体(2)の作成:
上記シリカ微粒子の吸油量を200m Q /100g
のものにする以外は同様にして支持体(2)を得た。
のものにする以外は同様にして支持体(2)を得た。
支持体(3)の作成:
上記シリカ微粒子を尿素−ホルマリン樹脂(吸油m 2
00m ’Q / loog)のものにする以外は同様
にして支持体(3)を得た。
00m ’Q / loog)のものにする以外は同様
にして支持体(3)を得た。
次に、感熱転写シートを作成するために、クリスタルバ
イオレットラクトン 1o部カルナバワックス l Q
!! エチルセルロース 5/I 水 75n より成るA液をボールミルを用いて24時間分散後、ワ
イヤーバーを用いて、上記支持体(1)、(2)及び(
3)の表面にそれぞれ塗布乾燥して付着量Log/mF
の転写シート(A)、 (B)及び(C)を作成した。
イオレットラクトン 1o部カルナバワックス l Q
!! エチルセルロース 5/I 水 75n より成るA液をボールミルを用いて24時間分散後、ワ
イヤーバーを用いて、上記支持体(1)、(2)及び(
3)の表面にそれぞれ塗布乾燥して付着量Log/mF
の転写シート(A)、 (B)及び(C)を作成した。
次に、受容シートを作成するために、
4−ヒドロキシ安息香酸n−ブチル
エステル 20部
シリカ微粒子(吸油量200m Q /100g) 1
0 nポリビニルアルコール 3++ 水 1ool/ より成る組成物をボールミルを用いて24時間分散後ワ
イヤーバーを用いて上質紙(35g/rr?)の表面に
塗布乾燥して付着量5g/ mの受容シートを作成した
。
0 nポリビニルアルコール 3++ 水 1ool/ より成る組成物をボールミルを用いて24時間分散後ワ
イヤーバーを用いて上質紙(35g/rr?)の表面に
塗布乾燥して付着量5g/ mの受容シートを作成した
。
比較例1
実施例1の厚さ12μmの未粗面化ポリエステルフィル
ムの表面に前記A液を実施例と同様に塗布し。
ムの表面に前記A液を実施例と同様に塗布し。
比較用の転写シート(D)を作成した。
比較例2
実施例1のシリカ微粒子(吸油量20Qm Q / 1
00g)を吸油量10m D、 /100gのものにす
る以外は同様にして比較用の転写シート(E)を作成し
た。
00g)を吸油量10m D、 /100gのものにす
る以外は同様にして比較用の転写シート(E)を作成し
た。
以上のようにして得た転写シー1− (A) (B)
(C) (D)(E)をそれぞれ前記受容シートと塗布
面を接触させ、転写シートの裏面にサーマルヘッドによ
り1mjの加熱エネルギーを与えて熱転写を行なった。
(C) (D)(E)をそれぞれ前記受容シートと塗布
面を接触させ、転写シートの裏面にサーマルヘッドによ
り1mjの加熱エネルギーを与えて熱転写を行なった。
得られた転写発色画像の濃度(マクベス濃度計により測
定)を表−1に示す。次に同一の転写シート(Δ’)
CB) (C) (D) (E)を用いて繰返し転写を
行い、その際に得られたコピーの発色画像濃度を表−1
に示す。この表−1に示した結果から、本発明の転写シ
ー1〜は、比較例のものに比べ高濃度で均一な画像濃度
を与えることがわかる。
定)を表−1に示す。次に同一の転写シート(Δ’)
CB) (C) (D) (E)を用いて繰返し転写を
行い、その際に得られたコピーの発色画像濃度を表−1
に示す。この表−1に示した結果から、本発明の転写シ
ー1〜は、比較例のものに比べ高濃度で均一な画像濃度
を与えることがわかる。
表−1
Claims (1)
- (1)ロイコ染料を主成分とする転写層を支持体上に設
けた転写シートと、該ロイコ染料に対する顕色剤を主成
分とする受容層を支持体上に設けた受容シートとからな
り、該転写層は、プラスチックフィルムの表面に、吸油
量50〜300m Q /100gの多孔質填料含有層
を介して設けられていることを特徴とする感熱転写媒体
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58172726A JPS6063193A (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 感熱転写媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58172726A JPS6063193A (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 感熱転写媒体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6063193A true JPS6063193A (ja) | 1985-04-11 |
JPH0461785B2 JPH0461785B2 (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=15947186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58172726A Granted JPS6063193A (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 感熱転写媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6063193A (ja) |
-
1983
- 1983-09-19 JP JP58172726A patent/JPS6063193A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0461785B2 (ja) | 1992-10-02 |
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