JPS6057860B2 - 家畜の婦人科医学用注入器における内部汚染防止用の保護筒 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は家蓄、家禽の胎児捕集成いは移殖用の注入器或
いは人工受精用の注入器等の動物の婦人科医学用の注入
器に関するもので、この注入器は管体とこの管体の前端
より排出或いは注入さるべき物を蓄積する室を有する。

この管体は半硬のカバーによつて包囲され、このカバー
は管体の保持端部の周囲に着脱可能に取着けられている
。このカバーは動物が注入器の本体に接触するのを避け
、したがつて新たに適用する他の動物の附随する汚染を
防止する目的を有し、このカバーは各操作毎に交換され
、注入器本体はその使用限度操作回数中無菌状態に保持
する。公知の人工受精用の注入器特に牛科の動物用のも
のは例えばフランス特許第１２２４９１巳１４６７９４
３、１５２５３３鍼いは２３５８１３６号に示すように
その前端にストロー状に供給用の精液を保存し１方排出
装置はプランジャロッドで本体の後端近くの位置で摺動
可能に設けられている。

保護カバーはその外部からの汚染に対し常に設けられ、
その本体全長を通して延長し、その前端の集中部は内筒
を含み、その内側はストローの前端を支え、この集中端
は勿論端部に面した排出口を有する。例えばフランス特
許第８００４６０ｅＫ８００４６０７、及び８０１４９
（９）号で公知のように牛科の動物の胎児捕集用或いは
移殖用の注入器は凡て同じ型で胎児を蓄積する室はいず
れも受精用の場合はストロー状で、単に捕集用の場合は
本体前部に形成された内室状で一方移殖用は本体の後部
に連結された分離室状で、排出装置は本体の後部に摺動
可能に設けたプランジャロッドで形成される。移殖の多
くの型では外部汚染に対し保護カバーが常に設けられ、
ストローを用いた場合は保護カバーは本体の全長を通し
て延びてその前端を支持し、内部蓄積室の場合は保護カ
バーは望遠鏡状に構成された本体の外側の主部に沿つて
いる。しかしながらこのような外部汚染に対するカバー
は一つの動物から次のものへの通路に起因する汚染に対
してのみ効果的に保護するに過ぎない。

現在特に牛科の動物にはその膣内にはマイク山（クテリ
ヤであるマイコプラスムス（ＭｙｃＯｐｌａｓｍｓ）が
住んでいることが知られ、若しこれらが子宮に入ると顕
著に受胎作用を減少させ、マイコース（真菌）が繁殖し
ている地理的な地域では起り易い。

これら子宮内のマイコプラスムスの病害はこれらのマイ
コプラスムスに抵抗する子宮の隠された抗体の存在にも
拘らず起り易い。この保護カバーはこのようなマイコプ
ラスムスが膣から子宮内に移し易い。同様の欠点は例え
ば使い捨型（動物を傷つけないように硬い端部のない）
のような保護カバーのないものでもその本体の端部がマ
イコプラスムスを膣から子宮に移し易いので起り易い。
従つて本発明は一つの動物から他の動物への外部汚染に
対して保護するカバーを設けた前述の注入器の欠点を除
去することを目的とするもので、膣及び陰部の壁にいて
繁殖し、若し子宮に入ると特に受胎作用を阻害する病源
となる小さなマイクロ有機物の膣から子宮に移り難くす
るものてある。

これは人工受精用のもの及び胎児移殖用 （ＩｒｌＯｖｕｌａｔｉＯｎ）用或いは膣の粘液で繁殖
した微生物の除去等で達成されねばならない。

本発明により問題解決されるべき他の主要な条件はその
保護が注入器を保持しかつ操作する人の一方の手のみの
適用を要することにある。他方の手は子宮の首近くの壁
を検知しかつ注入器をよい位置にして器具を首に通して
傷つけることなく正確に挿入するため既に動物の直腸内
に挿入している。本発明の目的は前述の型の注入器に汚
染に対し保護する筒を提供することである。

この保護筒は可撓性で薄い材料よりなる円筒状の要素か
ら形成され、その一端は裂け易いようなシールで閉じ、
この保護筒の長さは略注入器の全長に対応し、２つの略
平行なスリットがこの保護筒の閉じた端部に対向する端
部の近くに設けられている。この装置によつて使用前に
使用者は保護筒を注入器本体上に（或いはそのカバーが
あるときはその上に）この本体（或いはカバー）の端部
が保護筒の閉じた端部に当るまで滑動させ、その後彼は
装置を動物の膣内に一方の手てその注入器本体を有する
保護筒の閉じた端部が子宮の首に入り始める位置或いは
そうした点まで挿入する。次に使用者は保護筒に設けら
れた２つのスリット内に注入器を保持している手の人さ
し指を通し、次にその保護筒の２つのスリット間に位置
しかつ注入器を・包囲せず、その材料の可撓性と弾性に
よつて半環或いは耳状となつた部分を引張り、これによ
つて彼は注入器の本体を保持した手の親指で支えること
により保護筒を後退させる力を作用させ、これによつて
注入器（或いはそのカバー）の端部はそ・れを支えてい
る保護筒の閉じた端部を穿孔する。この穿孔によつて注
入器を同じ手によつて子宮の内側にその端部が操作を実
行するのに所望の最適位置に達するまで挿入する。故に
陰門と膣を通る通路では注入器（或いはそのカバー）の
本体はそノの壁から接触するのを完全に防止され、故に
小さなマイクロ有機物による汚染が不可能であり、一方
一旦穿孔された保護筒は子宮の首の近くて停止している
。したがつて所望の保護は単に注入器を保持している同
じ手１つの使用のみで達成され、更に子宮への挿入はそ
の可撓性の故に必要なだけ深くすることができ、保護筒
は注入器の周囲でしわとなつているので、それが後者に
沿つて動くときにも注入器の運行を何等制限することは
ない。特に本発明の実施例においては円筒状の要素を押
出しによつて２つの重なつた層が形成されるよう平坦に
製造し、この保護筒の閉じた端部は円筒状要素の軸に対
し横方向に２つの層を結合することによつて形成し、し
たがつてこれらの保護筒は簡単な押出工程に好ましくは
熱溶着による結合工程とスリットを造る手段を附加した
工程で容易に製造することができる。また例えばプラス
チック材のバンドと可撓性の紙のバンドのような異つた
材料或いは同じ２つのバンドを連結的に重ねてチューブ
を構成することもできる。この場合一方の弾性と他方の
非延長性とによつて保護筒の穿孔を１００１Ｉ実に保障
する。特に有利な方法は各一連の保護筒を軸方向に隣接
した状態で形成するように連続的に平坦に押出チューブ
で造り、このチューブは一軸上にロール状に巻いてそれ
を引き出す長孔を有する略円筒形のチャージャー内に収
容し、使用者には一群の保護筒を非常に小さな容積で容
易に取出せるように提供し、チューブは単に引張るだけ
で解かれかつ切断或いは単に裂くだけで連続する保護筒
を分離できる。

本発明の他の特徴及び利点は以下の図面に関する説明よ
り明らかとなる。

第１図示のようにこの注入器は特に牛科の動物の人工受
精用の注入器で、この管体１の一端に設けられたヘッド
２には手の指を固定するための環状のフランジ３を端部
に有する。

その管体１の他端には内肩４を形成する中心孔を有し、
この内厚４はピストンプラツグ６に設けられた精液の供
給体すなわちストロー５の一端を支持する。更に管．体
１内にはプランジャロッド７が摺動すべく嵌合され、ピ
ストンプラツグ６を動かすことによつてストロー５内の
精液を放出する。プランジャロッド７の他端には指を当
てるためのフランジ８を有する。この注入器は管体１及
びストロー５全体を−覆う円筒状の保護カバー９で包ま
れる。このストロー５はその前端でこのカバー９の集中
部１０の内表面を支持し、この集中部１０には排出口１
１を有する。このカバー９は他端はクランプリング１２
によつてヘッド２の截頭円錐部に対して弾性的に締付け
られる。このカバー９は各人工受精操作毎に使い捨てて
動物の生殖器（外陰部）に挿入する前には注入器上を滑
らせる。その前端の集中部１０は子宮の首に到達する前
か或いはこの首を通過したところで停止する。一旦この
装置を動物の生殖器から引き抜いたときにはこのカバー
は捨てられるので注入器は汚染されず、他のカバーで覆
つた後不都合なく他の動物に使用することがでＢきる。
第２図示のようにこのカバー９をかぶせた注入器は保護
筒１３内に包囲されているので、それが陰門及び膣内を
通過するとき、子宮内に入るような小さな有機体を拾う
ようなことはない。

この保護筒１３は例えば厚さ２５ミクロンのようなポリ
エチレン、セロファン、ビオデグラバブル（ＢｉＯｄｅ
ｇｒ″Ａｄａｂｌｅ）紙或いはこれら２つの組合せのよ
うな非常に薄くかつ可撓性の材料よりなる押出円筒チュ
ーブの部分によつて形成される。

この保”護筒１３は開放した端部１３ａを有し、それに
通して注入器を保護筒１３内に挿入することができる。
この保護筒１３の反対端１３ｂはシールによつて閉鎖さ
れている。注入器のカバー９の前端はこの端１３ｂの前
端部１３ｃに対して当つている。この端１３ｃと端部１
３ａ間の長さは注入器をそのカバー９を固定するヘッド
２の領域からフランジ８或いは必要に応じ鎖線で示す端
部１３ａ″までを完全に包囲する長さである。第４図に
正確に示すようにこの保護筒１３はこれを軸方向に隣接
させて形成するように連続し、かつ平坦な押出チューブ
１４の一部をなす。したがつて各保護筒１３を形成した
チューブ１４は一方に他方が置かれた２つの重なつた層
をなすように平坦になつている。各保護筒１３の端部１
３ｂは２つの層を熱溶着、パルス、溶接、超音波或いは
他の方法で保護筒１３を横断する方向に対し例えば７５
法で非常に大きく傾斜した線よりなる直線に沿つてシー
ルされ、閉じている。この熱溶着線１３ｂは平らになつ
た保護筒１３の２つの縁線１５の一方に接近するが交る
までは延長せず、保護筒１３に対し横方向をなす比較的
短い熱溶着線によつて中断されており、この熱溶着線は
閉じた前端部１３ｂの前部１３ｃを構成する。第４図示
のように平坦な押出チューブ１４に形成された次の保護
筒１３は隣接し、凡て同じ方向に向いているので、熱溶
着線１３ｂ１つの保護筒１３の前部１３ｃは次の保護筒
の一端部１３ａに直接隣接し、傾斜した端部１３ｂと端
部１３ａ間の三角形状のスクラップ部は製造中除去され
る。第４図はまた各保護筒１３がその開放した端部１３
ａの近くに２つのスリット１６があることを示し、その
２つのスリット１６は保護筒の軸上或−いは主軸は平行
で保護筒１３の２つの層が互に平坦にしたときに全く重
なつている。

この保護筒１３の断面は比較的大きく、注入器の管体１
及びそれを覆う保護カバー９を比較的弛く包むようにそ
の数倍であつてもよく、そのカバー９の前端集中部１０
では保護筒１３の縁１５と熱溶着線１３ｂで形成された
先細の端部では間隙をもつて包囲される。

この間隙は保護筒１３を穿孔する前にカバーの円錐状集
中部１０が保護筒１３内に突入したときに締付けられな
いようにし、またこの運動によつて軸方向に細長く、径
方向に縮むのを防止する。極端な場合この後者によつて
カバー内の端部に残存しかつ子宮の首部に入つて一円錐
内の材料を流失せしめる。第２図の実施例の場合注入器
の頂部で平坦になつた保護筒１３の幅は後者の直径の３
倍程度である。

更にスリット１６は第２，５図示のように平坦になつた
保護筒１３の略中央に配置されている。故にこの２重配
置は管体１をその保護筒１３の一側内に置くことを可能
ならしめ、これによつて２つのスリット１６を完全に同
じ側にずらすことができ、これによつて以下に述べるよ
うにこれらのスリットの両方に人さし指を容易に挿入す
ることができる。第４図示のようにチューブ１４には数
ダース程度の非常に多数の保護筒１３が配列されている
のでロール状に軸に巻くことができ、この巻いたものは
一荷１９として略円筒状のチャージャー１７内に置かれ
、このチャージャー１７は例えばプラスチック材或いは
ステンレススチールよりなり、その軸に平行な長孔１８
を有し、この長孔１８を通してチューブ１４の端部が引
き出される。

この円筒状のチャージャー１７は上記一荷１９を入れる
ために明けることができ、かつ配達ケース或いは分配或
いは工具ケース２０内に収納され、これにより使用者は
例えば構内或いは作業場内の所望の場所におくことがで
きる。上記の保護筒は以下のようにして使用する。

チャージャー１７の長孔１８より引き出されたロールの
端部１３ａにより使用者はこれをつかんで保護筒１３全
体をチャージャーから引き出すことができ、その後１つ
の保護筒１３をその前部１３ｃの手前の位置で切離す。
これにより次の保護筒１３の開口端部１３ａが形成され
る。次に彼は管体１及び前もつてカバー９で覆われたス
トロー５よりなる注入器体をその開口端部１３ａを開い
て保護筒１３内にそのカバー９の集中部１０が前部１３
ｃに当るまで挿入する。この位置で２つのフランジ３，
８は保護筒１３の端部１３ａの手前の位置にあるが、一
方注入器はその２つのスリット１６間にはないように保
護筒１３の一側におかれる。次に使用者はこの注入器と
保護筒１３よりなるユニットを陰門と膣を通して動物の
生殖器通路内にその保護筒１３の前部１３ｃが略子宮の
首部に面するまで挿入し、この位置で公知のように動物
の直腸に他方の手を置く。

この位置で保護筒で覆われた注入器に置いた手を使つて
使用者は人さし指を保護筒１３の２つのスリット１６内
に挿入し、親指２１を注入器のフランジ３に当て、彼は
人さし指２２によつて上記保護筒１３においてそのプラ
スチック材の容易な変形性でスリット１６の側にできた
半リング或いは耳２３を引く。

この引力は保護筒１３の長手を通してその前部１３ｃに
作用し、注入器のカバー９の集中部１０はその前部１３
ｃを挿通する。この前部１３ｃの穿孔により数ミリバッ
クし、カバー９により排出口１１が突出し、使用者はカ
バー９で覆われた注入器を子宮の首に向つてその受精操
作に所望の最適位置にその端部をおくことができる。こ
の挿人中保護筒１３はその子宮の首の後方に残るのでカ
バー９に沿つてしわとなつてちぢむ。この装置により、
更に詳しくはそのちぢみ或いはしわには制限がないので
、子宮内への挿入は必要により深くしうる。受精を行つ
たとき、使用者は装置を引き抜き、保護筒１３とカバー
９を捨てるので、注入器は汚染されず、次の新しい操作
に使用できる。

第５図の実施例ではその押出チューブの一部をなす各保
護筒２４の閉じた端部は保護筒の長手方向に対し垂直の
横方向の熱溶着線２５によつて形成される。

このスリット１６は同様に配置され、チャージャー１７
から第１の保護筒を取出すとき、保護筒の開放した前端
部１３ａは前の保護筒をその熱溶着線２５の手前で分離
するときに形成される。第６図の実施例ては保護筒２４
ａの閉じた端部を形成する熱溶着線２５ａはその保護筒
の軸に対して略４５熱で傾斜している。

前記２つの実施例の何れも同じ押出チューブ１４に属す
る次の保護筒２４或いは２４ａは凡て一方が他の後で同
じ方向に配置される。

一方第７図示の実施例ではチューブ１４の保護筒２４ｂ
はその頭と尻が一対となつたグループで、２つの熱溶着
線２５ｂは隣接する保護筒の閉じた端部を構成する。こ
の２つの隣接した熱溶着線２５ｂはチューブの軸に対し
垂直な線に対し略７５５で高度に傾斜する直線に沿つて
配置される。この場合次の保護筒は熱溶着線２５ｂに沿
つて次にその隣接する２つの保護筒の開放端部１３ａが
形成される横方向の線（図示せず）に沿つて交互に引裂
かれる。第８図示の実施例は保護筒２４ｃはまた頭と尻
が一対となつたグループであるが、その対応する熱溶着
線２５ｃはその２つの端部が平坦状態の保護筒の縁２７
に接続する丸まつた部分２６或いは短い横溶接部で中断
されている。更に２つの熱溶着線２５ｃは例えば一連の
穿孔のような保護筒の２つの層の厚さを通して形成され
た弱い線２８によつて分離される。第９図示の実施例て
は保護筒２４ｄもまた頭と．尻が対になつたグループで
熱溶着線２５ｄは半環状て保護筒の全幅を通して延び、
互に接している。

一旦終了すると保護筒のロールすなわち一荷１９は交換
され、これらの一荷は第１０図示のように例えば１或い
は数ダースグループで連続するカップ２９の連続するチ
エイン状に包装され、提供される。

バックの実施例において保護筒１３はユニットすなわち
連続したチューブ状でなく個々に分離して提供するよう
にしてもよい。

これらの多くの保護筒１３は同じ方向を有するものを積
み重ねたもので、それらの開口した端部１３ａは第１１
図に示すようにピン３１によつて一定の位置に保持され
ている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による保護筒内に設けられる注入器の一
部を切除した側面図、第２図は本発明の第１実施例の保
護筒内に設けられた注入器の同様の側面図、第３図は本
発明による保護筒を設けた注入器の使用状態の説明図、
第４図はチャージャーに入れたロール状に巻かれた一連
の平坦なチューブ状の保護筒を示す斜視図、第５，６図
は同じ方向に隣接して配置された平坦なチューブをなす
保護筒の異つた２つの実施例を示す平面図、第７，８，
９図は頭と尻が対をなして隣接する保護筒を平坦なチュ
ーブ状に配置して示す３つの実施例の平面図、第１０図
は第４図示のロールをチエイン状に包装した場合を示す
平面図、第１１図はピンに支持された積み重ねた保護筒
を示す斜視図である。 １・・・・・・管体、９・・・・・・保護カバー、１３
・・・・・・保護筒、１３ａ・・・・・・端部、１６・
・・・スリット。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 注入器は管体と注射或いは吸引する物を蓄積する室
   と管体の前端より排出或いは吸入する装置と、この管体
   の全体を覆う保護カバーと、前記管体及び保護カバーの
   少くとも一部を包囲する保護筒とを有し、この保護筒は
   縦軸を有する可撓性で薄い材料よりなる円筒状の要素を
   含み、その端部は保護筒を後方に引張つたとき裂けるよ
   うにシールで閉じ、その長さは注入器の全長に略対応し
   、略２つの平行な引張用のスリットが保護筒の前記閉じ
   た端部に対向する端部の近くに形成されている家蓄の婦
   人科医学用注入器における内部汚染防止用の保護筒。 ２ 前記円筒要素は２つの重なつた層が形成されるよう
   平坦で押出によつて造られ、前記保護筒の閉じた端部は
   円筒要素の前記軸に対し横方向に前記層を結合すること
   によつて形成してなる特許請求の範囲第１項記載の家蓄
   の婦人科医学用注入器における内部汚染防止用の保護筒
   。 ３ 前記円筒要素は平坦でその縁部に沿つて溶接した２
   つの異なつた材料のバンドよりなる特許請求の範囲第１
   項記載の家蓄の婦人科医学用注入器における内部汚染防
   止用の保護筒。 ４ ２つのスリットは夫々２つの重なつた層に形成され
   かつこれら自身互に重なつている特許請求の範囲第２項
   或いは第３項記載の家蓄の婦人科医学用注入器における
   内部汚染防止用の保護筒。 ５ ２つのスリットは円筒要素の軸に平行である特許請
   求の範囲第１項記載の家蓄の婦人科医学用注入器におけ
   る内部汚染防止用の保護筒。 ６ ２つのスリットは略円筒要素の軸上に位置している
   特許請求の範囲第１項記載の家蓄の婦人科医学用注入器
   における内部汚染防止用の保護筒。 ７ 円筒要素の軸に垂直な断面の２つの部分の２つのス
   リット間に位置する一方は少なくとも注入器の断面に対
   応する特許請求の範囲第１項記載の家蓄の婦人科医学用
   注入器における内部汚染防止用の保護筒。 ８ ２つのスリットが平行なとき、円筒要素の軸に垂直
   な断面の２つの部分の２つのスリット間に位置する一方
   は少なくとも注入器の断面に対応し、この２つの層は前
   記軸に垂直な直線に沿つて結合しなる特許請求の範囲第
   ２項或いは第３項記載の家蓄の婦人科医学用注入器にお
   ける内部汚染防止用の保護筒。 ９ ２つのスリットが平行なとき、円筒要素の軸に垂直
   な断面の２つの部分の２つのスリット間に位置する一方
   は少なくとも注入器の断面に対応し、この２つの層は前
   記軸に対し傾斜してそれをよこぎる直線に沿つて結合し
   てなる特許請求の範囲第２項或いは第３項記載の家蓄の
   婦人科医学用注入器における内部汚染防止用の保護筒。 １０ ２つのスリットが平行なとき、円筒要素の軸に垂
   直な断面の２つの部分の２つのスリット間に位置する一
   方は少なくとも注入器の断面に対応し、この２つの層は
   横方向に対し高度に傾斜した直線に沿つて結合してなる
   特許請求の範囲第２項或いは第３項記載の家蓄の婦人科
   医学用注入器における内部汚染防止用の保護筒。１１
   前記直線はその２つの端部において丸まつている特許請
   求の範囲第１０項記載の家蓄の婦人科医学用注入器にお
   ける内部汚染防止用の保護筒。 １２ 前記直線はその２つの端部において短かい横断線
   によつて中断されている特許請求の範囲第１０項記載の
   家蓄の婦人科医学用注入器における内部汚染防止用の保
   護筒。 １３ ２つのスリットが平行なとき、円筒要素の軸に垂
   直な断面の２つの部分の２つのスリット間に位置する一
   方は少なくとも注入器の断面に対応し、この２つの層は
   半環状の横断線によつて結合してなる特許請求の範囲第
   ２項或いは第３項記載の家蓄の婦人科医学用注入器にお
   ける内部汚染防止用の保護筒。 １４ 前記保護筒は一連の方向に軸方向に隣接して形成
   された連続かつ平坦の押出チューブの部分で形成されて
   なる特許請求の範囲第２項記載の家蓄の婦人科医学用注
   入器における内部汚染防止用の保護筒。 １５ ２つの層は前記軸に対し垂直な直線に沿つて結合
   され、これらの筒は同じ向きに隣接し、前記保護筒の結
   合線は隣接する筒の開いた端部に直接接近している特許
   請求の範囲第１４項記載の家蓄の婦人科医学用注入器に
   おける内部汚染防止用の保護筒。 １６ ２つの層はその横方向に対して傾斜している直線
   によつて結合され、この保護筒は同じ方向に向き、前記
   保護筒の結合線は隣接する筒の開いた端部に直接隣接し
   ている特許請求の範囲第１４項記載の家蓄の婦人科医学
   用注入器における内部汚染防止用の保護筒。 １７ 各保護筒の層は管体の横方向に延びる直線に沿つ
   て結合され、かつ保護筒は頭と尻が対となつてその結合
   線が隣接するように隣接配置されてなる特許請求の範囲
   第１４項記載の家蓄の婦人科医学用注入器における内部
   汚染防止用の保護筒。 １８ 頭と尻の関係で配置された２つの隣接する保護筒
   の結合線は弱い線によつて分離される特許請求の範囲第
   １７項記載の家蓄の婦人科医学用注入器における内部汚
   染防止用の保護筒。 １９ 前記層は溶着線で結合されている特許請求の範囲
   第２項或いは第３項記載の家蓄の婦人科医学用注入器に
   おける内部汚染防止用の保護筒。 ２０ 連続的でかつ平坦な押出チューブはロール状に巻
   き取られてチャージャー内に収納され、このチャージャ
   ーは略円筒状でそのチャージャーから保護筒を取出すべ
   く管体の端部が挿通している長孔を有する特許請求の範
   囲第１４項記載の家蓄の婦人科医学用注入器における内
   部汚染防止用の保護筒。 ２１ 管体を収納したチャージャーは固定された分配ケ
   ース内に着脱自在に収納されている特許請求の範囲第２
   ０項記載の家蓄の婦人科医学用注入器における内部汚染
   防止用の保護筒。 ２２ 前記保護筒はロール状に巻かれ、このロールは連
   続したパックとして包装されている特許請求の範囲第２
   ０項記載の家蓄の婦人科医学用注入器における内部汚染
   防止用の保護筒。 ２３ 前記保護筒は互に同じ向きで積み重ねられており
   、積み重ね体はその閉じた端部に対向する端部をピンに
   より支持してある特許請求の範囲第２項或いは第３項記
   載の家蓄の婦人科医学用注入器における内部汚染防止用
   の保護筒。