JPS6055640B2 - 抄造機の漏洩スラリ回収装置 - Google Patents
抄造機の漏洩スラリ回収装置Info
- Publication number
- JPS6055640B2 JPS6055640B2 JP18852980A JP18852980A JPS6055640B2 JP S6055640 B2 JPS6055640 B2 JP S6055640B2 JP 18852980 A JP18852980 A JP 18852980A JP 18852980 A JP18852980 A JP 18852980A JP S6055640 B2 JPS6055640 B2 JP S6055640B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slurry
- making machine
- felt conveyor
- paper making
- papermaking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002002 slurry Substances 0.000 title claims description 33
- 238000011084 recovery Methods 0.000 title claims description 9
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
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- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Paper (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、抄造機の漏洩スラリ回収装置に関し、その要
旨は、サクションボックス1の上面に抄造用のフェルト
コンベア2を摺動自在に配設し、フェルトコンベア2の
上面に摺接する抄造用スラリ3の流出防止板4をフェル
トコンベア2の両端に長手方向に沿つて立設し、フェル
トコンベア2より流出する漏洩スラリ5回収用の受け樋
6をサクションボックス1の両脇に配設し、受け樋6に
て回収された漏洩スラリ5を抄造機Aのスラリ供給部に
返送する返送路7を受け樋6とスラリ供給部Bとの間に
設けてなることを特徴とする抄造機の漏洩スラリ回収装
置にある。
旨は、サクションボックス1の上面に抄造用のフェルト
コンベア2を摺動自在に配設し、フェルトコンベア2の
上面に摺接する抄造用スラリ3の流出防止板4をフェル
トコンベア2の両端に長手方向に沿つて立設し、フェル
トコンベア2より流出する漏洩スラリ5回収用の受け樋
6をサクションボックス1の両脇に配設し、受け樋6に
て回収された漏洩スラリ5を抄造機Aのスラリ供給部に
返送する返送路7を受け樋6とスラリ供給部Bとの間に
設けてなることを特徴とする抄造機の漏洩スラリ回収装
置にある。
従来、抄造機のデツケル部(フェルトコンベアにて抄造
する部分)には漏洩スラリを回収する設備がなく、漏れ
るにまかせてあり、材料ロスや漏洩スラリによる抄造機
及びその周辺設備の汚損が激しかつた。
する部分)には漏洩スラリを回収する設備がなく、漏れ
るにまかせてあり、材料ロスや漏洩スラリによる抄造機
及びその周辺設備の汚損が激しかつた。
本発明は、かかる従来例に鑑みてなされたもので、その
目的とするところは、デツケル部からの漏洩スラリを回
収し、材料ロスの防止及び抄造機や周辺設備の汚損を防
止できる抄造機の漏洩スラリ回収装置を提供するにある
。
目的とするところは、デツケル部からの漏洩スラリを回
収し、材料ロスの防止及び抄造機や周辺設備の汚損を防
止できる抄造機の漏洩スラリ回収装置を提供するにある
。
以下、本発明を図示実施例に従つて詳述する。
図は抄造機Aを流れに対して直角方向に切断した断面図
であり、紙面手前側が下流でスラリ供給部Bを設けてあ
り、紙面手前側より紙面の背方に向けてフェルトコンベ
ア2は登り傾斜に配設してあり、且つ紙面背方に摺動す
るようになつている。フェルトコンベア2は無端ベルト
状に形成してあつて、サクションボックス1の下を通つ
て紙面背方より紙面の手前側に戻つて来るものて、駆動
ロール、従動ロール、テンションロール(いずれも図示
せず)にて回動させられているものである。フェルトコ
ンベア2の下方には複数基のサクションボックス1をフ
ェルトコンベア2の長手方向に沿つて配設してあり、サ
クションボックス1の上面をフェルトコンベア2が紙面
手前側から背方に向けて摺動するようになつている。さ
らにフェルトコンベア2の両側縁上には2枚の流出防止
板4力坪行に配設してあつて流出防止板4の下縁に取着
したデッケルパッキン8をフェルトコンベア2の上面に
摺接してある。さらにサクションホックス1の両脇には
受け樋6を長手方向に配設してあり、受け樋6の下流端
(即ち紙面手前側端部)には回収ホース9を配設してあ
つてこの回収ホース9の吐出端はスラリ供給部Bに接続
してある。さらにこの回収ホース9には揚水ポンプ10
を設けてある。しかしてこの抄造機Aのフェルトコンベ
ア2を紙面手前側から背方に向けて移動させ、且つサク
ションボックス1内を減圧にすると抄造用スラリ3内の
水分がフェルトコンベア2を通して吸引除去され、繊維
分が厚くフェルトコンベア2上に堆積することになる。
また、この時フェルトコンベア2の側縁やフェルトコン
ベア2とデツケルパツキン8との摺接面から抄造用スラ
リ3の一部が漏れ、この漏洩スラリ5が受け樋6内に流
入することになる。そして受け樋6内に流入した漏洩ス
ラリ5は受け樋6の下流側(即ち紙面手前側)に流下し
て来て回収ホース9に入り、揚湯ポンプ10にてスラリ
供給部Bへ返送される。ここで、回収ホース9と揚水ポ
ンプ10とが本発明における返送路7を構成する。また
、11は散水ノーズルで、必要ならば受け樋6の上方に
長手方向に配設してもよく、受け樋6の一部又は数箇所
にて回収した抄造p液(いわゆる白水)をこの散水ノズ
ル11にて受け樋6に散水してもよく、このようにすれ
ば漏洩スラリ5が高濃度であつたとしても受け樋6内で
漏洩スラリ5が堆積することなく回収できるものである
。本発明は、叙上のように、フェルトコンベアの部分か
ら漏れた漏洩スラリをサクションボックスの両脇に配設
した受け樋にて回収し、返送路にて抄造機のスラリ供給
部へ返送するものであるので、漏洩スラリを無駄にする
ことがなく、材料ロスを防止できるという利点があり、
さらに加えて漏洩スラリによる抄造機及びその周辺設備
の汚損を防止できるという利点がある。
であり、紙面手前側が下流でスラリ供給部Bを設けてあ
り、紙面手前側より紙面の背方に向けてフェルトコンベ
ア2は登り傾斜に配設してあり、且つ紙面背方に摺動す
るようになつている。フェルトコンベア2は無端ベルト
状に形成してあつて、サクションボックス1の下を通つ
て紙面背方より紙面の手前側に戻つて来るものて、駆動
ロール、従動ロール、テンションロール(いずれも図示
せず)にて回動させられているものである。フェルトコ
ンベア2の下方には複数基のサクションボックス1をフ
ェルトコンベア2の長手方向に沿つて配設してあり、サ
クションボックス1の上面をフェルトコンベア2が紙面
手前側から背方に向けて摺動するようになつている。さ
らにフェルトコンベア2の両側縁上には2枚の流出防止
板4力坪行に配設してあつて流出防止板4の下縁に取着
したデッケルパッキン8をフェルトコンベア2の上面に
摺接してある。さらにサクションホックス1の両脇には
受け樋6を長手方向に配設してあり、受け樋6の下流端
(即ち紙面手前側端部)には回収ホース9を配設してあ
つてこの回収ホース9の吐出端はスラリ供給部Bに接続
してある。さらにこの回収ホース9には揚水ポンプ10
を設けてある。しかしてこの抄造機Aのフェルトコンベ
ア2を紙面手前側から背方に向けて移動させ、且つサク
ションボックス1内を減圧にすると抄造用スラリ3内の
水分がフェルトコンベア2を通して吸引除去され、繊維
分が厚くフェルトコンベア2上に堆積することになる。
また、この時フェルトコンベア2の側縁やフェルトコン
ベア2とデツケルパツキン8との摺接面から抄造用スラ
リ3の一部が漏れ、この漏洩スラリ5が受け樋6内に流
入することになる。そして受け樋6内に流入した漏洩ス
ラリ5は受け樋6の下流側(即ち紙面手前側)に流下し
て来て回収ホース9に入り、揚湯ポンプ10にてスラリ
供給部Bへ返送される。ここで、回収ホース9と揚水ポ
ンプ10とが本発明における返送路7を構成する。また
、11は散水ノーズルで、必要ならば受け樋6の上方に
長手方向に配設してもよく、受け樋6の一部又は数箇所
にて回収した抄造p液(いわゆる白水)をこの散水ノズ
ル11にて受け樋6に散水してもよく、このようにすれ
ば漏洩スラリ5が高濃度であつたとしても受け樋6内で
漏洩スラリ5が堆積することなく回収できるものである
。本発明は、叙上のように、フェルトコンベアの部分か
ら漏れた漏洩スラリをサクションボックスの両脇に配設
した受け樋にて回収し、返送路にて抄造機のスラリ供給
部へ返送するものであるので、漏洩スラリを無駄にする
ことがなく、材料ロスを防止できるという利点があり、
さらに加えて漏洩スラリによる抄造機及びその周辺設備
の汚損を防止できるという利点がある。
図は本発明に係る抄造機をフェルトコンベアに対して直
角方向に切断した時の概略断面図て、Aは抄造機、Bは
スラリ供給部、1はサクションボックス、2はフェルト
コンベア、3は抄造用スラリ、4は流出防止板、5は漏
洩スラリ、6は受け樋、7は返送路である。
角方向に切断した時の概略断面図て、Aは抄造機、Bは
スラリ供給部、1はサクションボックス、2はフェルト
コンベア、3は抄造用スラリ、4は流出防止板、5は漏
洩スラリ、6は受け樋、7は返送路である。
Claims (1)
- 1 サクションボックスの上面に抄造用のフェルトコン
ベアを摺動自在に配設し、フェルトコンベアの上面に摺
接する抄造用スラリの流出防止板をフェルトコンベアの
両端に長手方向に沿つて立設し、フェルトコンベアより
流出する漏洩スラリ回収用の受け樋をサクションボック
スの両脇に配設し、受け樋にて回収された漏洩スラリを
抄造機のスラリ供給部に返送する返送路を受け樋とスラ
リ供給部との間に設けて成ることを特徴とする抄造機の
漏洩スラリ回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18852980A JPS6055640B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 抄造機の漏洩スラリ回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18852980A JPS6055640B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 抄造機の漏洩スラリ回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57112491A JPS57112491A (en) | 1982-07-13 |
JPS6055640B2 true JPS6055640B2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=16225295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18852980A Expired JPS6055640B2 (ja) | 1980-12-29 | 1980-12-29 | 抄造機の漏洩スラリ回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6055640B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0318335U (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-22 | ||
JPH0318333U (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-22 | ||
US8927900B2 (en) | 2000-09-13 | 2015-01-06 | Hamamatsu Photonics K.K. | Method of cutting a substrate, method of processing a wafer-like object, and method of manufacturing a semiconductor device |
US8969752B2 (en) | 2003-03-12 | 2015-03-03 | Hamamatsu Photonics K.K. | Laser processing method |
-
1980
- 1980-12-29 JP JP18852980A patent/JPS6055640B2/ja not_active Expired
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0318335U (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-22 | ||
JPH0318333U (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-22 | ||
US8927900B2 (en) | 2000-09-13 | 2015-01-06 | Hamamatsu Photonics K.K. | Method of cutting a substrate, method of processing a wafer-like object, and method of manufacturing a semiconductor device |
US8933369B2 (en) | 2000-09-13 | 2015-01-13 | Hamamatsu Photonics K.K. | Method of cutting a substrate and method of manufacturing a semiconductor device |
US8969761B2 (en) | 2000-09-13 | 2015-03-03 | Hamamatsu Photonics K.K. | Method of cutting a wafer-like object and semiconductor chip |
US8969752B2 (en) | 2003-03-12 | 2015-03-03 | Hamamatsu Photonics K.K. | Laser processing method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57112491A (en) | 1982-07-13 |
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