JPS6052773A - Ad変換装置 - Google Patents
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- JPS6052773A JPS6052773A JP58160010A JP16001083A JPS6052773A JP S6052773 A JPS6052773 A JP S6052773A JP 58160010 A JP58160010 A JP 58160010A JP 16001083 A JP16001083 A JP 16001083A JP S6052773 A JPS6052773 A JP S6052773A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/02—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
- G01P15/08—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
- G01P15/13—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values by measuring the force required to restore a proofmass subjected to inertial forces to a null position
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/244—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
- G01D5/24404—Interpolation using high frequency signals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
- Gyroscopes (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はAD変換装置に関し、特に、力学系の角速度、
加速度等の力学的諸量を測定する装置に使用して好適な
AD変換装置に関するものである。
加速度等の力学的諸量を測定する装置に使用して好適な
AD変換装置に関するものである。
しかしながら、この表現では一本発明を理解しにくい恐
れがあるので、本発明を応用しようと考えているシステ
ムの一例を、第1図を参照して説明しよう。第1図のシ
ステムは、X−Yステージと言われるものであるが、こ
れは、一方向のみの、工作機械の送り装置などKも応用
可能であり、いわば、これは、本発明の終極の目的の一
つと言うことができる。では、第1図のX−Yステージ
と、上記力学系及びAD変換装置とがいがなる関係にあ
るかを説明する。そのため、まず、第1図のX−Yステ
ージを説明しよう。
れがあるので、本発明を応用しようと考えているシステ
ムの一例を、第1図を参照して説明しよう。第1図のシ
ステムは、X−Yステージと言われるものであるが、こ
れは、一方向のみの、工作機械の送り装置などKも応用
可能であり、いわば、これは、本発明の終極の目的の一
つと言うことができる。では、第1図のX−Yステージ
と、上記力学系及びAD変換装置とがいがなる関係にあ
るかを説明する。そのため、まず、第1図のX−Yステ
ージを説明しよう。
第1図は、X−Yステージの一例の斜視図である。同図
に於て、(511は基盤で、この基mtbv上に、水平
案内面(52)を上方に有する、例えばX−軸方向に伸
びるX−基台6カを取り付ける。53)はX−移動台で
、これは、X−基台も4の案内面(52)に沿ってX−
軸方向に移動し得る如く、案内面(52)と嵌合してい
る。X−移動台(至)上に、Y−基台(54)を取り付
ける。このY−基台51は、X−軸と直行するY−軸方
向に伸び、その上面は水平案内面(54)となっている
。Y−基台5aの案内面(54)に、Y−移動台5ωを
嵌合させ、Y−軸方向に移動し得るようになす。図に示
す如く、X−及びY−基台曽及び6滲は、夫々X−及び
Y−軸方向に伸びるスX−及びY−軸方向に伸びる送り
ネジ(ト)及び5ηが、回転し得るように支持されてい
る。これ等送りネジφ及び6ηは、モータの如き駆動装
置(ト)及び6翅により、夫々回転される。図示せずも
、X−及びY−移動台椋及び551は、夫々送りネジ−
及び6ηと螺合するネジを有しているので、送りネジ(
支)及び6ηが駆動装置(へ)及び69により回転され
ると、X−及びY−移動台■及び551が、夫々X−及
びY−軸方向に移動し、結局、Y−移動台(ト)を、基
盤1511上の所望の位置に移動させることができる。
に於て、(511は基盤で、この基mtbv上に、水平
案内面(52)を上方に有する、例えばX−軸方向に伸
びるX−基台6カを取り付ける。53)はX−移動台で
、これは、X−基台も4の案内面(52)に沿ってX−
軸方向に移動し得る如く、案内面(52)と嵌合してい
る。X−移動台(至)上に、Y−基台(54)を取り付
ける。このY−基台51は、X−軸と直行するY−軸方
向に伸び、その上面は水平案内面(54)となっている
。Y−基台5aの案内面(54)に、Y−移動台5ωを
嵌合させ、Y−軸方向に移動し得るようになす。図に示
す如く、X−及びY−基台曽及び6滲は、夫々X−及び
Y−軸方向に伸びるスX−及びY−軸方向に伸びる送り
ネジ(ト)及び5ηが、回転し得るように支持されてい
る。これ等送りネジφ及び6ηは、モータの如き駆動装
置(ト)及び6翅により、夫々回転される。図示せずも
、X−及びY−移動台椋及び551は、夫々送りネジ−
及び6ηと螺合するネジを有しているので、送りネジ(
支)及び6ηが駆動装置(へ)及び69により回転され
ると、X−及びY−移動台■及び551が、夫々X−及
びY−軸方向に移動し、結局、Y−移動台(ト)を、基
盤1511上の所望の位置に移動させることができる。
籾て、上述のX−Yステージは、第1図に示す如く、Y
−移動台551上に取り付けたX−及びY−加速度計又
はセンサー−及び6υを有する。この場合、これ等X−
及びY−加速度計−及びIυの夫々の入力軸は、図に於
て矢印で示す如く、X−及びY−移動台(ト)及びC1
151の移動方向、即ちX−及びY−軸方向と平行とな
るように整合されている。
−移動台551上に取り付けたX−及びY−加速度計又
はセンサー−及び6υを有する。この場合、これ等X−
及びY−加速度計−及びIυの夫々の入力軸は、図に於
て矢印で示す如く、X−及びY−移動台(ト)及びC1
151の移動方向、即ちX−及びY−軸方向と平行とな
るように整合されている。
この第1図の装置において、Y−移動合曽の上面が正1
.<水平であり、このY−移動台(551の移動量が、
加速度センサー−)及び6υの出力を2回積分すること
により、正確にμm単位、或は更に精密に計°測しうる
ならば、これ等加速度センサー等を含む位置検出装置を
、エンコーダ、リニヤエンコーダ、マグネスケール、レ
ーザ測長器等の検出精度に限界があり、又、コストが大
巾に高い位置検出装置の代りに、使用することができる
。換言すれば、高精叫かつ廉価な座標検出装置を得るこ
とができよう。これは、本発明の応用の最終的な姿の一
つと言うことができる。
.<水平であり、このY−移動台(551の移動量が、
加速度センサー−)及び6υの出力を2回積分すること
により、正確にμm単位、或は更に精密に計°測しうる
ならば、これ等加速度センサー等を含む位置検出装置を
、エンコーダ、リニヤエンコーダ、マグネスケール、レ
ーザ測長器等の検出精度に限界があり、又、コストが大
巾に高い位置検出装置の代りに、使用することができる
。換言すれば、高精叫かつ廉価な座標検出装置を得るこ
とができよう。これは、本発明の応用の最終的な姿の一
つと言うことができる。
本発明は、この第1図に示す如き装置に適用され、その
加速度センサーの測定量を、加速度、センサー内の力学
系を含めて、高精度にA−D変換するAD変換装置に関
するものである。
加速度センサーの測定量を、加速度、センサー内の力学
系を含めて、高精度にA−D変換するAD変換装置に関
するものである。
従来、この種のAD変換装置としては、あとで詳述スる
が、デルタ・モジュレーションと呼ばれる技法があり、
これを実施する回路をデルタ・モジュレータというが、
その分解能が、力学系の変位または偏角を正確に検出可
能な振巾と、これに対応する力学的発振周波数とによっ
て制限されてしまうという欠点があり、力学系がきまっ
てしまうと、成る分解能以上に精度をあげることができ
なかった。換言すると、成る一定時間内に、出力として
得られるデジタルパルスの数が、力学系の特性で、殆ん
ど決まってしまい、これを自由に選んで、必要とする高
精度、高分解能を得ることができなかった。
が、デルタ・モジュレーションと呼ばれる技法があり、
これを実施する回路をデルタ・モジュレータというが、
その分解能が、力学系の変位または偏角を正確に検出可
能な振巾と、これに対応する力学的発振周波数とによっ
て制限されてしまうという欠点があり、力学系がきまっ
てしまうと、成る分解能以上に精度をあげることができ
なかった。換言すると、成る一定時間内に、出力として
得られるデジタルパルスの数が、力学系の特性で、殆ん
ど決まってしまい、これを自由に選んで、必要とする高
精度、高分解能を得ることができなかった。
本発明は、このような欠点を一掃した新規な卸変換装置
を提供するものである。
を提供するものである。
さて、今迄、わかりやすくするため、本発明が第1図の
X−Yステージに、如何に役立つかを述べ、加速度セン
サーの測定出力の力学系を含む却変換装置であることを
強調して米だが、本発明は上述の如く、AD変換装置で
あるので、力学系が加速度センサーでなく、積分レート
ジャイロ等のジャイロ類であっても、−向にさしつかえ
ないものであるが、それらのすべての場合を網羅すると
、膨大な説明となるので、と〜では、力学系の一例とし
て、上記加速度センサーを用いた場合についてのみ述べ
ることにする。
X−Yステージに、如何に役立つかを述べ、加速度セン
サーの測定出力の力学系を含む却変換装置であることを
強調して米だが、本発明は上述の如く、AD変換装置で
あるので、力学系が加速度センサーでなく、積分レート
ジャイロ等のジャイロ類であっても、−向にさしつかえ
ないものであるが、それらのすべての場合を網羅すると
、膨大な説明となるので、と〜では、力学系の一例とし
て、上記加速度センサーを用いた場合についてのみ述べ
ることにする。
まず、第2図は、本発明が適用される装置の一例として
の加速度センサーの原理説明図である。
の加速度センサーの原理説明図である。
この1例では、中央に棒(171があり、その下端が、
極めて薄いヒンジαDをもち、一端が固定部に固定され
た板a9の他端により、ヒンジ1161を支点として紙
面内で左右に傾斜し得るように支持されている。
極めて薄いヒンジαDをもち、一端が固定部に固定され
た板a9の他端により、ヒンジ1161を支点として紙
面内で左右に傾斜し得るように支持されている。
棒αDの上端と対向するピックアップ(181は、棒Q
71の左右傾斜を、敏感に検出し、電気的信号として出
力するためのものである。棒(171は、まず右側に円
筒状コイル(IIIを固定して有する。第2図では、コ
イルαDの断面が(111)、(112)として描かれ
ている。
71の左右傾斜を、敏感に検出し、電気的信号として出
力するためのものである。棒(171は、まず右側に円
筒状コイル(IIIを固定して有する。第2図では、コ
イルαDの断面が(111)、(112)として描かれ
ている。
この棒anに関し、円筒状コイル(111と対称となる
ように、円筒状コイル(11)を棒(17Iに固定する
。このコイル(11)の断面も、(113)、(114
)として図示されている。従って、棒aの、板tI51
及びコイル旧)(11)は一体となって、ヒンジ(16
1を支点とする振子+11を形成している。二つの円筒
状コイル旧1.(11)の内部に、両者に対して適当な
間隙をあけて、それぞれ円柱磁路(I2 、 (12)
を配設すると共に、両コイル0υt (11)の外側及
び上下に対向する如く、両者に対して適当な間隙をあけ
て、夫々カップ状8路(141,(14)を配設する。
ように、円筒状コイル(11)を棒(17Iに固定する
。このコイル(11)の断面も、(113)、(114
)として図示されている。従って、棒aの、板tI51
及びコイル旧)(11)は一体となって、ヒンジ(16
1を支点とする振子+11を形成している。二つの円筒
状コイル旧1.(11)の内部に、両者に対して適当な
間隙をあけて、それぞれ円柱磁路(I2 、 (12)
を配設すると共に、両コイル0υt (11)の外側及
び上下に対向する如く、両者に対して適当な間隙をあけ
て、夫々カップ状8路(141,(14)を配設する。
磁路(121の外面と磁路の底面との間には、永久磁石
(131、(13)が、夫々両者に固定して設けられて
いる。こうして、コイル(ill 、 (11)の巻線
と夫々直交する直流磁路がつくられ、矢印(2(1+
a l (2Z +(ハ)で示したような向きに磁束が
つくられる。
(131、(13)が、夫々両者に固定して設けられて
いる。こうして、コイル(ill 、 (11)の巻線
と夫々直交する直流磁路がつくられ、矢印(2(1+
a l (2Z +(ハ)で示したような向きに磁束が
つくられる。
第2図に示す加速度センサーの従来のアナログ的使用法
は、次の如くである。即ち、第2図の装置に対し、その
左右方向へ加速度αが働くとし、振子+11の支点即ち
ヒンジ(161から上の部分の質量なmとし、その部分
の重心位置よりヒンジ(161迄の距離を2とすると、
振子(1)には、mQα なるトルクが働く。このトル
クが作用すると同時に、これによる振子fi+の傾斜を
、いちはやくピックアップQ81が検出するので、図示
してないが、このピックアップ(181よりの信号を増
巾器にて増巾し、電流としてコイル(ill 、 (1
1)に流し、振子il+が元へもどるように電団力によ
るトルクを振子(1)へ加えて、ピックアップα&の出
力が常に零になるようにする。
は、次の如くである。即ち、第2図の装置に対し、その
左右方向へ加速度αが働くとし、振子+11の支点即ち
ヒンジ(161から上の部分の質量なmとし、その部分
の重心位置よりヒンジ(161迄の距離を2とすると、
振子(1)には、mQα なるトルクが働く。このトル
クが作用すると同時に、これによる振子fi+の傾斜を
、いちはやくピックアップQ81が検出するので、図示
してないが、このピックアップ(181よりの信号を増
巾器にて増巾し、電流としてコイル(ill 、 (1
1)に流し、振子il+が元へもどるように電団力によ
るトルクを振子(1)へ加えて、ピックアップα&の出
力が常に零になるようにする。
このような使いかたでは、入力加速度αは、常に略りコ
イル旧1.(11)に流れるフィードバック電流に比例
しているから、フィードバック電流を測定すれば、入力
加速度αを知ることができる。
イル旧1.(11)に流れるフィードバック電流に比例
しているから、フィードバック電流を測定すれば、入力
加速度αを知ることができる。
しかしながら、上述した従来のアナログ測定方式では、
その後で、出力であるフィードバック電流を2回積分す
る段階で、その精度が低下すると云う欠点があるので、
この欠点を回避するため、力学系を含めて働<AD変換
装置を用いて、デジタル出力を得ることがおこなわれて
いる。その一つの例として、上述したデルタ・モジュレ
ーションという技法がある。
その後で、出力であるフィードバック電流を2回積分す
る段階で、その精度が低下すると云う欠点があるので、
この欠点を回避するため、力学系を含めて働<AD変換
装置を用いて、デジタル出力を得ることがおこなわれて
いる。その一つの例として、上述したデルタ・モジュレ
ーションという技法がある。
本発明は、このデルタ・モジュレータの改良に関するも
のである。まず、従来のデルタ・モジュレーションを説
明するために、上記加速度センサーの力学系を伝達関数
に書き換えることにしよう。
のである。まず、従来のデルタ・モジュレーションを説
明するために、上記加速度センサーの力学系を伝達関数
に書き換えることにしよう。
力学系の運動方程式は次のとおりである。
Iθ+Cθ+にθ=mgα−F・・・+11と〜で、θ
は第2図の振子(11の中央位置からの偏角であり、■
は振子11+の支点即ちヒンジ(161のまわりの慣性
能率であり、Cは粘性トルクの係数であり、Kはヒンジ
1eのバネ性復元トルクの係数であり、Fはコイル(i
ll 、 (11)に電流が流れることによって生ずる
トルクである。
は第2図の振子(11の中央位置からの偏角であり、■
は振子11+の支点即ちヒンジ(161のまわりの慣性
能率であり、Cは粘性トルクの係数であり、Kはヒンジ
1eのバネ性復元トルクの係数であり、Fはコイル(i
ll 、 (11)に電流が流れることによって生ずる
トルクである。
ところで、デルタ・モジュレーションを用いる場合には
、粘性が相当に大きい液体中に、第2図の装置を全部浸
してしまうような構造にするので、Cθの項は、工θの
項に比し十分大きく、かつ、ヒンジ0eは、数十μmか
ら数μm位の厚みに仕上げられているので、Kθの項は
Cθの項に比して十分小さく、省略可能であり、■θの
項も省略可能である。よって、(11式は、次式で近似
される。こ〜で、mQミPとする。
、粘性が相当に大きい液体中に、第2図の装置を全部浸
してしまうような構造にするので、Cθの項は、工θの
項に比し十分大きく、かつ、ヒンジ0eは、数十μmか
ら数μm位の厚みに仕上げられているので、Kθの項は
Cθの項に比して十分小さく、省略可能であり、■θの
項も省略可能である。よって、(11式は、次式で近似
される。こ〜で、mQミPとする。
Cθ =pα −F ・ ・ ・ ・(2)この式(2
1をラプラス変換形式であられすと0ニー(Pα−F)
・・・・(31 S となる。こ〜で、Sはラプラス演算子である。
1をラプラス変換形式であられすと0ニー(Pα−F)
・・・・(31 S となる。こ〜で、Sはラプラス演算子である。
さて、第3図は、従来のデルタ・モジュレーションを行
うデルタ・デモシュレータを示すブロック図である。そ
の冒頭、即ち左端の部分が(3:式である。同図で、振
子(11がブロック(1)で表わされ、これに加速度α
が入力すると、その出力はPαとなる。一方のフィード
バック用のコイル旧1.(11)によって作られたトル
クFが、逆のトルクを振子(1)の出力に加え、結局、
(Pα−F)が、この力学系の伝達関数を示すブロック
(21を軽て偏角θとなる。ブロック(31は、ピック
アップ(181で、偏角θを対応電気信号に変換する。
うデルタ・デモシュレータを示すブロック図である。そ
の冒頭、即ち左端の部分が(3:式である。同図で、振
子(11がブロック(1)で表わされ、これに加速度α
が入力すると、その出力はPαとなる。一方のフィード
バック用のコイル旧1.(11)によって作られたトル
クFが、逆のトルクを振子(1)の出力に加え、結局、
(Pα−F)が、この力学系の伝達関数を示すブロック
(21を軽て偏角θとなる。ブロック(31は、ピック
アップ(181で、偏角θを対応電気信号に変換する。
ブロック(41はこの電気信号の増巾器である。ブロッ
ク(5)は正負判別回路で、これは、供給される増1j
器(4)の出力が正ならば(すなわち偏角θが正ならば
)、その出力電圧(el)は、正の一定値、逆に負なら
ば、負の一定値である。(6)はサンプリング回路で、
これは、りロックにより別に決められた期間T/2毎に
、入力される正負判別回路(5)の出力電圧(el)を
サンプリングし、電圧(el)が正ならば、正のパルス
、負ならば負のパルスを(el)として出力する。パル
ス(el)のパルス列は、それ自身が、デルタ・モジュ
レータの出力であるだけでなく、フィードバック電流形
成回路+71への入力となる。この回路(71は、パル
ス(el)の正負に対応した極性をもち、大きさが正確
に一定値Ioで、持続時間がTである矩形波電流をつく
り、これを、フィードバック電流としてコイル旧1.(
11)におくる。この電流が正しく一定である必要があ
るので、この回路(7)としては、別の定電流のを利用
してもよい。
ク(5)は正負判別回路で、これは、供給される増1j
器(4)の出力が正ならば(すなわち偏角θが正ならば
)、その出力電圧(el)は、正の一定値、逆に負なら
ば、負の一定値である。(6)はサンプリング回路で、
これは、りロックにより別に決められた期間T/2毎に
、入力される正負判別回路(5)の出力電圧(el)を
サンプリングし、電圧(el)が正ならば、正のパルス
、負ならば負のパルスを(el)として出力する。パル
ス(el)のパルス列は、それ自身が、デルタ・モジュ
レータの出力であるだけでなく、フィードバック電流形
成回路+71への入力となる。この回路(71は、パル
ス(el)の正負に対応した極性をもち、大きさが正確
に一定値Ioで、持続時間がTである矩形波電流をつく
り、これを、フィードバック電流としてコイル旧1.(
11)におくる。この電流が正しく一定である必要があ
るので、この回路(7)としては、別の定電流のを利用
してもよい。
かくしてコイルαυで作られるフィードバックトルクは
、藁さが一定値Mで、時間巾Tの矩形波状である。時間
巾TはT/2に等しくても良いし、もつと短くても、一
定であれば良い。ただし、高さMは、予定されている最
大入力加速度をαmaxとするとき、M)Pαmaxで
なければならない。
、藁さが一定値Mで、時間巾Tの矩形波状である。時間
巾TはT/2に等しくても良いし、もつと短くても、一
定であれば良い。ただし、高さMは、予定されている最
大入力加速度をαmaxとするとき、M)Pαmaxで
なければならない。
以上のデルタ・モジュレータの動作を、第4図A乃至E
を用いて説明する。第4図Aは入力加速度αを示す。こ
匁では、正の加速度αが一定値で入力されているものと
している。横軸は時間tである。1=0で、同図Bの如
く、偏角θがある負の値であったとすると、フィードバ
ックトルクは、トルクFを逆にしたものなので、合計(
F+Pα)となり、これを伝達函数1/C8のブロック
(21を通して得られた偏角θは、直線的かつ急速に負
から正へ向う。こ〜で、第4図ではT = T/2とし
ている。偏角θが正に向うので、回路(5)の出力電圧
(el)は、O< T/2の期間で、同図Cに示す如く
、負から正へ変化する。このため、t=0で負のパルス
であった回路(61の出力パルス(el)は、同図りの
如く、t = T/2では正のパルスにかわっている。
を用いて説明する。第4図Aは入力加速度αを示す。こ
匁では、正の加速度αが一定値で入力されているものと
している。横軸は時間tである。1=0で、同図Bの如
く、偏角θがある負の値であったとすると、フィードバ
ックトルクは、トルクFを逆にしたものなので、合計(
F+Pα)となり、これを伝達函数1/C8のブロック
(21を通して得られた偏角θは、直線的かつ急速に負
から正へ向う。こ〜で、第4図ではT = T/2とし
ている。偏角θが正に向うので、回路(5)の出力電圧
(el)は、O< T/2の期間で、同図Cに示す如く
、負から正へ変化する。このため、t=0で負のパルス
であった回路(61の出力パルス(el)は、同図りの
如く、t = T/2では正のパルスにかわっている。
よって、フィードバックトルクも、同図Eの如く、負の
値となるが、振子fi+には(−F十α)がか〜るので
、T/2(t<Tの期間では、6値θ+ele2の全べ
てが、前記と逆に動く。ただ、1(F+α)1と1(−
F+α)1とをくらべると、明らかに後者が小さいため
、偏角θは、第4図Bでは立上る傾斜より大きく、この
ため、t−g!−T迄、偏角θは、三角波を描きながら
徐々に加速度αのかかっている上方へ移動して行く。こ
のため、t=3Tのとき、偏角θは正の領域にあり、電
圧el l 62は共に正である。従って、パルスe2
は、期間−T−3Tでは正のパルスが2個続くことにな
る。このため、5 7 − 丁T<t<3Tと3T<t<yTの一つの期間では、フ
ィードバックトルクは同じであり、偏角θは太きく負の
方向へもって行かれる。そして、こ〜からは、偏角θは
、また右上りの三角波を描き、パルスe2は交互に正負
のパルス列となる。
値となるが、振子fi+には(−F十α)がか〜るので
、T/2(t<Tの期間では、6値θ+ele2の全べ
てが、前記と逆に動く。ただ、1(F+α)1と1(−
F+α)1とをくらべると、明らかに後者が小さいため
、偏角θは、第4図Bでは立上る傾斜より大きく、この
ため、t−g!−T迄、偏角θは、三角波を描きながら
徐々に加速度αのかかっている上方へ移動して行く。こ
のため、t=3Tのとき、偏角θは正の領域にあり、電
圧el l 62は共に正である。従って、パルスe2
は、期間−T−3Tでは正のパルスが2個続くことにな
る。このため、5 7 − 丁T<t<3Tと3T<t<yTの一つの期間では、フ
ィードバックトルクは同じであり、偏角θは太きく負の
方向へもって行かれる。そして、こ〜からは、偏角θは
、また右上りの三角波を描き、パルスe2は交互に正負
のパルス列となる。
こうして出力のパルスe2の列に於ては、一定時間で区
切ると、加速度αが正であれば、必ず正ノハルスの数の
方が負のパルスの数よす多り、その度合は、加速度αの
大きさに正しく比例(ただし整数化されているが・・・
)しており、加速度αが零であれば、elの正負のパル
ス数は相等しい。
切ると、加速度αが正であれば、必ず正ノハルスの数の
方が負のパルスの数よす多り、その度合は、加速度αの
大きさに正しく比例(ただし整数化されているが・・・
)しており、加速度αが零であれば、elの正負のパル
ス数は相等しい。
また、加速度αを+M/Pにしたとき、パルスe2の列
では、すべて正のパルス(el)が正となる。加速度α
が負のときも、その大きさに比例してelの負のパルス
数が増加する。通常、この種加速度センサーの振動周波
数f = 1/Tは、数百ヘルツから2000ヘルツ位
のものである。よって、一定時間を0.1秒〜1秒程度
と仮定すると、加速度αを、デジタル化された数十から
2000位のパルス数として測定することができる。
では、すべて正のパルス(el)が正となる。加速度α
が負のときも、その大きさに比例してelの負のパルス
数が増加する。通常、この種加速度センサーの振動周波
数f = 1/Tは、数百ヘルツから2000ヘルツ位
のものである。よって、一定時間を0.1秒〜1秒程度
と仮定すると、加速度αを、デジタル化された数十から
2000位のパルス数として測定することができる。
デルタ・モジュレーションの技法には、もう一つの特徴
ある使い方がある。それは、elのパルス列をアップ・
ダウン・カウンターで常時計測する方法である。このカ
ウンタの示す今の値は、計測をはじめた時から今迄の加
速度の時間積分値にほかならず、計測開始時にこの加速
度センサーが停止していたとすれば、カウンタの現在値
は、加速度センサーのついている物体の今の速度を直接
表示していることになる。こうして、2目積分のうちの
1回の積分をコンピュータでやらずにすんでしまうこと
になる。逆に、加速度を知りたければ、elのパルス列
をアップ・ダウン・カウンターで受け、一定時間毎にそ
の値を読みとって、すぐカウンターをリセットするよう
にすれば、加速度αを常時デジタル値として知ることが
できる。また、こNで一度積分させるさせないは別とし
て、パルス出力なので、コンピュータやデジタル回路に
よる積分は容易であって、こ−で誤差を生ずることはな
い。
ある使い方がある。それは、elのパルス列をアップ・
ダウン・カウンターで常時計測する方法である。このカ
ウンタの示す今の値は、計測をはじめた時から今迄の加
速度の時間積分値にほかならず、計測開始時にこの加速
度センサーが停止していたとすれば、カウンタの現在値
は、加速度センサーのついている物体の今の速度を直接
表示していることになる。こうして、2目積分のうちの
1回の積分をコンピュータでやらずにすんでしまうこと
になる。逆に、加速度を知りたければ、elのパルス列
をアップ・ダウン・カウンターで受け、一定時間毎にそ
の値を読みとって、すぐカウンターをリセットするよう
にすれば、加速度αを常時デジタル値として知ることが
できる。また、こNで一度積分させるさせないは別とし
て、パルス出力なので、コンピュータやデジタル回路に
よる積分は容易であって、こ−で誤差を生ずることはな
い。
デルタ・モジュレーションの技法は、このように力学系
の信号のA/D変換法として、すぐれた特徴をもつもの
であるが、力学系の寸法により、その精度が制限される
ところに欠点がある。上記加速度センサーの例では、第
2図の構造のものを、振子の長さを数ミリメートルのレ
ベル迄小さくしても、上にのべたように、振子を2KH
zより高(・周波数で振動させることは困難である。伺
故ならば、高周波で振子を振動させる程、偏角θの振1
]が小さくなり、偏角0をピックアップすることができ
なくなってしまうからである。
の信号のA/D変換法として、すぐれた特徴をもつもの
であるが、力学系の寸法により、その精度が制限される
ところに欠点がある。上記加速度センサーの例では、第
2図の構造のものを、振子の長さを数ミリメートルのレ
ベル迄小さくしても、上にのべたように、振子を2KH
zより高(・周波数で振動させることは困難である。伺
故ならば、高周波で振子を振動させる程、偏角θの振1
]が小さくなり、偏角0をピックアップすることができ
なくなってしまうからである。
本発明は、上記欠点を一掃し、偏角θの振動周波数とし
ては今迄とおりの数百Hz乃至2000 Hzでありな
がら、同じ一定時間内で楽に1桁から2桁上の出力パル
ス数を得られるAD変換装置な提案するものである。
ては今迄とおりの数百Hz乃至2000 Hzでありな
がら、同じ一定時間内で楽に1桁から2桁上の出力パル
ス数を得られるAD変換装置な提案するものである。
本発明の要旨は、振動し得る力学系と、その振動を検出
する検出器と、該検出器の出力により、力学系の現時点
での運動の正負を判別する手段と、上記力学系に力学的
フィードバックを加える手段とを有するAD変換装置に
おいて、上記力学系の振動周期の1/n (nは任意の
正の整数)の周期τを有し、上記正負を判別する手段の
出力と極性が等しいパルスをつくる手段と、上記力学系
の振動周期内の上記正パルスと負ノくルスの数の差にτ
/N (Nは任意の正の整数)を乗じた時間だけ、上記
力学的フィードバックの正および負である時間を加減す
る手段と、これらの時間を整合させるために、上記力学
的振動周期の1/ (n−N )の周期を有する基準ク
ロック発生手段とを有することを特徴とするAD変換装
置に在る。
する検出器と、該検出器の出力により、力学系の現時点
での運動の正負を判別する手段と、上記力学系に力学的
フィードバックを加える手段とを有するAD変換装置に
おいて、上記力学系の振動周期の1/n (nは任意の
正の整数)の周期τを有し、上記正負を判別する手段の
出力と極性が等しいパルスをつくる手段と、上記力学系
の振動周期内の上記正パルスと負ノくルスの数の差にτ
/N (Nは任意の正の整数)を乗じた時間だけ、上記
力学的フィードバックの正および負である時間を加減す
る手段と、これらの時間を整合させるために、上記力学
的振動周期の1/ (n−N )の周期を有する基準ク
ロック発生手段とを有することを特徴とするAD変換装
置に在る。
上述した特徴を有する本発明の一実施例を第5図に示す
。この例では、振子(1)、力学系の伝達関数(21,
ピックアップ(3I、増巾器(41,正負判別回路(5
)までは、第3図の従来例と全く同じなので、それ等の
説明を省略する。この例が第3図の例と第1に異る点は
、サンプリング回路(6)は、振子(1)の振動周期T
に比し、はるかに短い周期τのクロックでサンプリング
をし、従って、その出力(e2)としては、第3図のも
のに比し、桁違いに多いパルスを発生する。即ち、基準
クロック発生器■よりの周期τの基準クロックを分周器
C3DによりN(任意の正の整数)倍した周期τのクロ
ックとなし、これをサンプリング回路(6)に供給する
。第2の異る点は、このパルス(e2)は出力されると
同時に、アップダウンカウンター(8)におくられるこ
とである。アップダウンカウンター(8)は、もし、振
子(1)の振動周期を、第3図と同じT秒とするならば
、基準クロック発生器(至))よりの基準クロックを、
分周器0υでn−N倍(nは任意の正の整数)した周期
Tのクロックとなし、これをカウンタ(8)に供給し、
これをT秒ごとにリセットし、そのセット期間内のパル
ス(e2)の正のパルス数iと、負のパルス数jとの差
、(i−j)をフィードバック電流形成回路(9)へ出
力する。この回路(9)も周期TのクロックによりT秒
毎にフィードバック電流の極性を反転しており、またそ
の電流の大きさは、第3図と同じく一定値IOであるが
、クロック発生器Qよりの周期τのクロックを回路(9
)に供給し、カウンタ(8)から供給された( i−j
)の値に応じ、これが正であれば、(i−j)τの時
間だけフィートノくツクトルクの時間を短くし、負であ
れば、同量だけ長くする、つまり、持続時間TをT/2
一定とせず、これを前周期中の(i−j)の値で制御し
ている。これが第3の相違点である。こ−でては適当な
単位時間である。回路(9)の出力は、フィードバック
コイルttu、(11)におくられ、これより、トルク
として振子(1)の力学系にフィードバックされる。
。この例では、振子(1)、力学系の伝達関数(21,
ピックアップ(3I、増巾器(41,正負判別回路(5
)までは、第3図の従来例と全く同じなので、それ等の
説明を省略する。この例が第3図の例と第1に異る点は
、サンプリング回路(6)は、振子(1)の振動周期T
に比し、はるかに短い周期τのクロックでサンプリング
をし、従って、その出力(e2)としては、第3図のも
のに比し、桁違いに多いパルスを発生する。即ち、基準
クロック発生器■よりの周期τの基準クロックを分周器
C3DによりN(任意の正の整数)倍した周期τのクロ
ックとなし、これをサンプリング回路(6)に供給する
。第2の異る点は、このパルス(e2)は出力されると
同時に、アップダウンカウンター(8)におくられるこ
とである。アップダウンカウンター(8)は、もし、振
子(1)の振動周期を、第3図と同じT秒とするならば
、基準クロック発生器(至))よりの基準クロックを、
分周器0υでn−N倍(nは任意の正の整数)した周期
Tのクロックとなし、これをカウンタ(8)に供給し、
これをT秒ごとにリセットし、そのセット期間内のパル
ス(e2)の正のパルス数iと、負のパルス数jとの差
、(i−j)をフィードバック電流形成回路(9)へ出
力する。この回路(9)も周期TのクロックによりT秒
毎にフィードバック電流の極性を反転しており、またそ
の電流の大きさは、第3図と同じく一定値IOであるが
、クロック発生器Qよりの周期τのクロックを回路(9
)に供給し、カウンタ(8)から供給された( i−j
)の値に応じ、これが正であれば、(i−j)τの時
間だけフィートノくツクトルクの時間を短くし、負であ
れば、同量だけ長くする、つまり、持続時間TをT/2
一定とせず、これを前周期中の(i−j)の値で制御し
ている。これが第3の相違点である。こ−でては適当な
単位時間である。回路(9)の出力は、フィードバック
コイルttu、(11)におくられ、これより、トルク
として振子(1)の力学系にフィードバックされる。
さて、以上のような本発明の実施例の動作を、第6図A
乃至Eに従って説明する。第6図Aは、第4図Aと同じ
一定の大きさで正の加速度αが入力されている場合を示
す。同図Eに示すフィードバックトルクを見ると、1周
期前のカウンタ(8)の−・T 出力が(i−j)で正であるので、持続時間Tか丁から
(i −j )τ′だけ短くなっており、このため、偏
角θは、第6図BではT/2より短い時間で、フィード
バックトルクが逆になるため、正から負にもとることに
なり、第4図Bとちがい、偏角θは三角波ではあるが、
右上りになることはなく、中心線が少し上方にずれただ
けで定常状態に入る。
乃至Eに従って説明する。第6図Aは、第4図Aと同じ
一定の大きさで正の加速度αが入力されている場合を示
す。同図Eに示すフィードバックトルクを見ると、1周
期前のカウンタ(8)の−・T 出力が(i−j)で正であるので、持続時間Tか丁から
(i −j )τ′だけ短くなっており、このため、偏
角θは、第6図BではT/2より短い時間で、フィード
バックトルクが逆になるため、正から負にもとることに
なり、第4図Bとちがい、偏角θは三角波ではあるが、
右上りになることはなく、中心線が少し上方にずれただ
けで定常状態に入る。
加速度αが大きければ大きい程、偏角θは前倒しの三角
形状となり、偏角θの中心線は、上方、つまり加速度α
の正の方向へかたよる。加速度αが負であれば、偏角θ
の三角波は、後へたおれた形となる。
形状となり、偏角θの中心線は、上方、つまり加速度α
の正の方向へかたよる。加速度αが負であれば、偏角θ
の三角波は、後へたおれた形となる。
以上の説明で明らかなとおり、本発明によればサンプリ
ング周期τを十分小さくすることで、サンプリング回路
(6)の出力e2のパルス数を、第6図りに示す如く、
同じ時間内に従来の方法に比し極めて多くすることがで
きるので、容易に加速度αの測定値の分解能をあげるこ
とができ、従って容易に高精度化することができる。
ング周期τを十分小さくすることで、サンプリング回路
(6)の出力e2のパルス数を、第6図りに示す如く、
同じ時間内に従来の方法に比し極めて多くすることがで
きるので、容易に加速度αの測定値の分解能をあげるこ
とができ、従って容易に高精度化することができる。
しかしながら本発明の発明者の研究によれば、周期Tと
τとはある整数関係、すなわちT = nτの関係にあ
ることが、パルスの時間間隔の管理上など実用上好都合
であり、nは数円及数十に選ぶことが多かったが、更に
大きい正の整数に選ぶことをさまたげる理由はない。
τとはある整数関係、すなわちT = nτの関係にあ
ることが、パルスの時間間隔の管理上など実用上好都合
であり、nは数円及数十に選ぶことが多かったが、更に
大きい正の整数に選ぶことをさまたげる理由はない。
また、単位時間τは、τ/Nに選ぶことが上記と同じ理
由で具体的に便利であり、こ〜でNは小さな正の整数で
ある。Nは、大体において1かも10位にとられるが、
さらにNを大きくとることをさまたげる理由はない。
由で具体的に便利であり、こ〜でNは小さな正の整数で
ある。Nは、大体において1かも10位にとられるが、
さらにNを大きくとることをさまたげる理由はない。
このようにしてくると、6値τ、τ、Tの間はすべて整
数比の関係ができてくることとなり、その最小時間τを
クロックとして時間管理をすることが、本方式ではもつ
とも合理的かつ実用的であるとわかる。
数比の関係ができてくることとなり、その最小時間τを
クロックとして時間管理をすることが、本方式ではもつ
とも合理的かつ実用的であるとわかる。
また、第5図も第3図と同様、フィードバック電流形成
回路(9)は、定電流源から定電流Ioを貰うように画
かれているが、回路(91の中で定電流をつくっても、
さしつかえない。また回路(9)は、周期τのクロック
を貰った方が持続時間Tのコントロールが容易であれば
、勿論そうであってさしつかえない。
回路(9)は、定電流源から定電流Ioを貰うように画
かれているが、回路(91の中で定電流をつくっても、
さしつかえない。また回路(9)は、周期τのクロック
を貰った方が持続時間Tのコントロールが容易であれば
、勿論そうであってさしつかえない。
さらに、説明を容易にするため、アップダウンカウンタ
ー(8)とクイ−ドーパツク電流形成回路(9)とを別
々にわけて説明したが、これ等は混然と一体化した回路
であっても勿論さしつかえない。
ー(8)とクイ−ドーパツク電流形成回路(9)とを別
々にわけて説明したが、これ等は混然と一体化した回路
であっても勿論さしつかえない。
第1図は本発明が適用され得る一例としてのX−Yテー
ブルを示す斜視図、第2図は力学系の一例たる加速度セ
ンサーの原理説明用断面図、第3図は従来のAD変換装
置の一例たるデルタ・モジュレーションの説明用ブロッ
ク線図、第4図は第3図の従来例の動作の説明用波形図
、第5図は本発明の一実施例の説明用ブロック線図、第
6図は第5図の本発明の一実施例の動作の説明用波形図
である。 図に於て、(1)は振子、(21は力学系の伝達関数、
(3)はピックアップ、(41は増巾器、(5)は正負
判別回路、(61はサンプリング回路、(7)はフィー
トノくツク電流形成回路、 (Ill 、 (11)は
コイル、C3t)lは基準クロック発生器、6υは分周
期を夫々示す。 45 第2図 1 →d 嬉4図 →綺Mt 第6図 →I?!間t
ブルを示す斜視図、第2図は力学系の一例たる加速度セ
ンサーの原理説明用断面図、第3図は従来のAD変換装
置の一例たるデルタ・モジュレーションの説明用ブロッ
ク線図、第4図は第3図の従来例の動作の説明用波形図
、第5図は本発明の一実施例の説明用ブロック線図、第
6図は第5図の本発明の一実施例の動作の説明用波形図
である。 図に於て、(1)は振子、(21は力学系の伝達関数、
(3)はピックアップ、(41は増巾器、(5)は正負
判別回路、(61はサンプリング回路、(7)はフィー
トノくツク電流形成回路、 (Ill 、 (11)は
コイル、C3t)lは基準クロック発生器、6υは分周
期を夫々示す。 45 第2図 1 →d 嬉4図 →綺Mt 第6図 →I?!間t
Claims (1)
- 振動し得る力学系と、その振動を検出する検出器と、該
検出器の出力により、力学系の現時点での運動の正負を
判別する手段と、上記力学系に力学的フィードバックを
加える手段とを有するAD変換装置において、上記力学
系の振動周期の1/n(nは任意の正の整数)の周期τ
を有し、上記正負を判別する手段の出力と極性が等しい
パルスをつくる手段と、上記力学系の振動周期内の上記
正パ、Aスと負パルスの数の差にτ/N (Nは任意の
正の整数)を乗じた時間だけ、上記力学的フィードバッ
クの正および負である時間を加減する手段と、これらの
時間を整合させるために、上記力学的振動周期の17(
n−N)の周期を有する基準クロック発生手段とを有す
ることを特徴とするAD変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58160010A JPS6052773A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Ad変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58160010A JPS6052773A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Ad変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6052773A true JPS6052773A (ja) | 1985-03-26 |
JPH0237993B2 JPH0237993B2 (ja) | 1990-08-28 |
Family
ID=15706022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58160010A Granted JPS6052773A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | Ad変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052773A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03255370A (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-14 | Hitachi Ltd | 車体制御装置 |
US5169625A (en) * | 1988-08-11 | 1992-12-08 | Dow Corning Corporation | Antimicrobial water soluble substrates |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50115065U (ja) * | 1974-03-02 | 1975-09-19 | ||
JPS573021A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 | Citizen Watch Co Ltd | Torque measuring apparatus |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP58160010A patent/JPS6052773A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50115065U (ja) * | 1974-03-02 | 1975-09-19 | ||
JPS573021A (en) * | 1980-06-06 | 1982-01-08 | Citizen Watch Co Ltd | Torque measuring apparatus |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5169625A (en) * | 1988-08-11 | 1992-12-08 | Dow Corning Corporation | Antimicrobial water soluble substrates |
JPH03255370A (ja) * | 1990-03-06 | 1991-11-14 | Hitachi Ltd | 車体制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0237993B2 (ja) | 1990-08-28 |
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