JPS6048655B2 - 摩擦デイスク組立体 - Google Patents
摩擦デイスク組立体Info
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- JPS6048655B2 JPS6048655B2 JP51032698A JP3269876A JPS6048655B2 JP S6048655 B2 JPS6048655 B2 JP S6048655B2 JP 51032698 A JP51032698 A JP 51032698A JP 3269876 A JP3269876 A JP 3269876A JP S6048655 B2 JPS6048655 B2 JP S6048655B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/02—Braking members; Mounting thereof
- F16D65/12—Discs; Drums for disc brakes
- F16D65/125—Discs; Drums for disc brakes characterised by the material used for the disc body
- F16D65/126—Discs; Drums for disc brakes characterised by the material used for the disc body the material being of low mechanical strength, e.g. carbon, beryllium; Torque transmitting members therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は特にブレーキ及びクラッチに用いられる摩擦デ
ィスク組立体に関するものてある。
ィスク組立体に関するものてある。
特に高性能の航空機用ディスクブレーキの摩擦ディスク
はブレーキ作動中エネルギ変換により生する極めわて大
きい熱負荷を受け、摩擦テイスクの作動温度は危険な高
温度に接近し又はこれを超えることとなり得る。従来で
は、摩擦ディスク全体あるいは少なくともその要部は鋼
で形成されており、達し得る最大作動温度のもとては、
好ましくない構造的ひずみ又は破損を生ずることなく作
動することはできなかつた。ディスクブレーキの比較的
最近の開発により、カーボン又はカーボンベースの材料
を用いて摩擦ディスクを製造することが提案されており
、この材料は、構造的ひずみを生ずることなく鋼よりも
相当高い作動温度に耐え得る能力を有する。
はブレーキ作動中エネルギ変換により生する極めわて大
きい熱負荷を受け、摩擦テイスクの作動温度は危険な高
温度に接近し又はこれを超えることとなり得る。従来で
は、摩擦ディスク全体あるいは少なくともその要部は鋼
で形成されており、達し得る最大作動温度のもとては、
好ましくない構造的ひずみ又は破損を生ずることなく作
動することはできなかつた。ディスクブレーキの比較的
最近の開発により、カーボン又はカーボンベースの材料
を用いて摩擦ディスクを製造することが提案されており
、この材料は、構造的ひずみを生ずることなく鋼よりも
相当高い作動温度に耐え得る能力を有する。
しかし、このカーボン又はカーボンベースの摩擦ディス
クは引張り及び剪断に対して弱いという特性を有してお
り、又高作動温度のもとてはテイスクの非摩擦接触部分
を酸化され易く、テイスクの好ましくない物理的ひずみ
を生ずるという欠点がある。本発明の主たる目的は、カ
ーボン又はカーボンベースの摩擦ディスクが引張り及び
剪断における島い集中応力を受けることのないように、
又摩擦ディスクの酸化が最大限に阻止されるようにする
ことにある。
クは引張り及び剪断に対して弱いという特性を有してお
り、又高作動温度のもとてはテイスクの非摩擦接触部分
を酸化され易く、テイスクの好ましくない物理的ひずみ
を生ずるという欠点がある。本発明の主たる目的は、カ
ーボン又はカーボンベースの摩擦ディスクが引張り及び
剪断における島い集中応力を受けることのないように、
又摩擦ディスクの酸化が最大限に阻止されるようにする
ことにある。
この目的を達成するために、本発明は、摩擦接独部分、
2つの半径方向に間隔を離れた円周端縁の一方に隣接す
る非摩擦接触部分及び上記一方の円周端縁に形成された
複数個の円周方向に間隔を離れたスロットを有する少な
くとも1個のカーボン又はカーボンベーズの実質的に環
状の摩擦ディスクを包含する組立体において、上記一方
の円周.端縁に隣接して配置された上記環状摩擦ディス
クと同心の環状の金属製リングと、上記リング上に形成
され、各々が同リングから半径方向に延びて対応する上
記スロットと係合している複数個の間隔を離れた突起部
材と、上記リング上に形成され、上記ディスクの一方の
円周端縁から離れる方向に同リングから半径方向に延び
ている複数個の間隔を離れた力伝達部材と、上記リング
に固定され、同リングから延びて上記非摩擦接触部分の
大部分を覆う第1及び第2の軸線方向に間隔を離れた環
状板部材とを設け、上記リング及び上記両環状板部材が
上記スロットを包囲してシールドを形成すると共に、上
記円周方向に間隔を離れた突起部材の数か上記力伝達部
材の数よりも多く引張り及び剪断における高い集中応力
を生じさせないようにしていることを特徴とする摩擦デ
ィスク組立体を提案するものてある。
2つの半径方向に間隔を離れた円周端縁の一方に隣接す
る非摩擦接触部分及び上記一方の円周端縁に形成された
複数個の円周方向に間隔を離れたスロットを有する少な
くとも1個のカーボン又はカーボンベーズの実質的に環
状の摩擦ディスクを包含する組立体において、上記一方
の円周.端縁に隣接して配置された上記環状摩擦ディス
クと同心の環状の金属製リングと、上記リング上に形成
され、各々が同リングから半径方向に延びて対応する上
記スロットと係合している複数個の間隔を離れた突起部
材と、上記リング上に形成され、上記ディスクの一方の
円周端縁から離れる方向に同リングから半径方向に延び
ている複数個の間隔を離れた力伝達部材と、上記リング
に固定され、同リングから延びて上記非摩擦接触部分の
大部分を覆う第1及び第2の軸線方向に間隔を離れた環
状板部材とを設け、上記リング及び上記両環状板部材が
上記スロットを包囲してシールドを形成すると共に、上
記円周方向に間隔を離れた突起部材の数か上記力伝達部
材の数よりも多く引張り及び剪断における高い集中応力
を生じさせないようにしていることを特徴とする摩擦デ
ィスク組立体を提案するものてある。
上記構成によると、金属製のリング及び環状板部材から
成るシールドが摩擦ディスクの非摩擦接触部分を実質的
に覆つて、酸素欠乏状態を生じさせることにより非摩擦
接触部分の酸化を阻止できると共に、摩擦ディスクが互
いに係合する多数の突起部材及びスロットを介してリン
グと組合わされているので、ディスクに伝達されるトル
クが突起部材間て分配されて摩擦ディスクの応力集中を
阻止し、テイスクの構造的ひずみ又は破損を防止てきる
のである。
成るシールドが摩擦ディスクの非摩擦接触部分を実質的
に覆つて、酸素欠乏状態を生じさせることにより非摩擦
接触部分の酸化を阻止できると共に、摩擦ディスクが互
いに係合する多数の突起部材及びスロットを介してリン
グと組合わされているので、ディスクに伝達されるトル
クが突起部材間て分配されて摩擦ディスクの応力集中を
阻止し、テイスクの構造的ひずみ又は破損を防止てきる
のである。
本発明は又、摩擦接触部分、2つの半径方向に間隔を離
れた円周端縁の一方に隣接する非摩擦接触部分及ひ上記
一方の円周端縁に形成された複数 :個の円周方向に間
隔を離れたスロットを各々が有している複数個のカーボ
ン又はカーボンベースの実質的に環状の摩擦ディスクを
包含し、上記複数個の環状摩擦ディスクが軸線方向に整
合して重ね合わされている組立体において、各上記環状
摩擦 フデイスクに、上記一方の円周端縁に隣接して配
置された対応する上記環状摩擦ディスクと同心の環状の
金属製リングと、上記リング上に形成され、各々が同リ
ングから半径方向に延びて対応する上記スロットと係合
している複数個の間隔を離れた突起部材と、上記リング
上に形成され、上記ディスクの一方の円周端縁から離れ
る方向に同リングから半径方向に延びている複数個の間
隔を離れた力伝達部材と、上記リングに固定され、同リ
ングから延びて上記非摩擦接触部分の大部分を覆う第1
及び第2の軸線方向に間隔を離れた環状板部材とを設け
、上記リング及び上記両環状板部材が上記スロットを包
囲してシールドを形成すると共に、上記円周方向に間隔
を離れた突起部材の数が上記力伝達部材の数よりも多く
引張り及び剪断における高い集中応力を生じさせないよ
うにし、更に、上記複数個の環状摩擦ディスクの第1摩
擦ディスクの上記第1環状板部材が対応する上記リング
に固定された半径方向に延びている環状壁と、隣接する
第2摩擦ディスクに対し半径方向に間隔を離れて同環状
壁から突出した軸線方向に延びている円筒状壁とを具え
、第3摩擦ディスクの上記第2環状板部材が対応する上
記リングに固定された半径方向に延びている環状壁と、
上記第2摩擦ディスクに対し半径方向に間隔を離れて同
環状壁から突出して、上記第1環状板部材の上記円筒状
壁と抜差し自在に係合する円筒状壁とを具えていること
を特徴とする摩擦ディスク組立体を提案している。
れた円周端縁の一方に隣接する非摩擦接触部分及ひ上記
一方の円周端縁に形成された複数 :個の円周方向に間
隔を離れたスロットを各々が有している複数個のカーボ
ン又はカーボンベースの実質的に環状の摩擦ディスクを
包含し、上記複数個の環状摩擦ディスクが軸線方向に整
合して重ね合わされている組立体において、各上記環状
摩擦 フデイスクに、上記一方の円周端縁に隣接して配
置された対応する上記環状摩擦ディスクと同心の環状の
金属製リングと、上記リング上に形成され、各々が同リ
ングから半径方向に延びて対応する上記スロットと係合
している複数個の間隔を離れた突起部材と、上記リング
上に形成され、上記ディスクの一方の円周端縁から離れ
る方向に同リングから半径方向に延びている複数個の間
隔を離れた力伝達部材と、上記リングに固定され、同リ
ングから延びて上記非摩擦接触部分の大部分を覆う第1
及び第2の軸線方向に間隔を離れた環状板部材とを設け
、上記リング及び上記両環状板部材が上記スロットを包
囲してシールドを形成すると共に、上記円周方向に間隔
を離れた突起部材の数が上記力伝達部材の数よりも多く
引張り及び剪断における高い集中応力を生じさせないよ
うにし、更に、上記複数個の環状摩擦ディスクの第1摩
擦ディスクの上記第1環状板部材が対応する上記リング
に固定された半径方向に延びている環状壁と、隣接する
第2摩擦ディスクに対し半径方向に間隔を離れて同環状
壁から突出した軸線方向に延びている円筒状壁とを具え
、第3摩擦ディスクの上記第2環状板部材が対応する上
記リングに固定された半径方向に延びている環状壁と、
上記第2摩擦ディスクに対し半径方向に間隔を離れて同
環状壁から突出して、上記第1環状板部材の上記円筒状
壁と抜差し自在に係合する円筒状壁とを具えていること
を特徴とする摩擦ディスク組立体を提案している。
この構成は、上述した効果を奏するはかりでなく、第1
及ひ第3摩擦ディスク例えは回転ディスクの抜差し自在
に係合する円筒状壁がシールドを形成し、両ディスク間
に配置される第2摩擦ディスク例えば静止ディスクへの
空気流れに抵J抗しその円周端縁の酸化を更に阻止する
と共に、水、油又は塵埃の侵入を阻止して特に航空機用
ブレーキにおけるカーボン又はカーボンベースの摩擦デ
ィスクが湿気等によつて悪影響を受けることを防止てき
るのてある。; 以下、本発明の実施例について添付図
面を参照して詳細に説明する。
及ひ第3摩擦ディスク例えは回転ディスクの抜差し自在
に係合する円筒状壁がシールドを形成し、両ディスク間
に配置される第2摩擦ディスク例えば静止ディスクへの
空気流れに抵J抗しその円周端縁の酸化を更に阻止する
と共に、水、油又は塵埃の侵入を阻止して特に航空機用
ブレーキにおけるカーボン又はカーボンベースの摩擦デ
ィスクが湿気等によつて悪影響を受けることを防止てき
るのてある。; 以下、本発明の実施例について添付図
面を参照して詳細に説明する。
図面において、符号20はディスクブレーキを収容する
車輪の一部を示しており、ディスクブレーキは回転自在
な環状回転摩擦ディスク22(第フ1図参照)と非回転
的な環状静止摩擦ディスク24(第3図参照)とを含み
、摩擦ディスク22と24はカーボン又はカーボンベー
スの材料から形成され、第5図に示すように押圧される
ことによつて互いに摩擦係合せしめられて車輪20の回
転に抵抗する。
車輪の一部を示しており、ディスクブレーキは回転自在
な環状回転摩擦ディスク22(第フ1図参照)と非回転
的な環状静止摩擦ディスク24(第3図参照)とを含み
、摩擦ディスク22と24はカーボン又はカーボンベー
スの材料から形成され、第5図に示すように押圧される
ことによつて互いに摩擦係合せしめられて車輪20の回
転に抵抗する。
普通の航空機用ディスクブレーキは多数の摩擦ディスク
を用いており、この場合複数個の回転摩擦ディスク22
と静止摩擦ディスク24が交互に軸線方向に整合して重
ね合わされ、図示しない適宜の力発生装置によつて軸線
方向に係合せしめられてブレーキ効果を発揮する。第2
図に示す回転摩擦ディスク22は、その半径方向最外端
部を、複数個の円周方向に間隔を離れ半径方向外方に延
びた部分28を具えている連続した環状の金属製(好ま
しくは鋼製)リング2J6によつて囲まれており、各部
分28は切欠いてあつて、リング26の力伝達部材をな
すスロット30を形成する。
を用いており、この場合複数個の回転摩擦ディスク22
と静止摩擦ディスク24が交互に軸線方向に整合して重
ね合わされ、図示しない適宜の力発生装置によつて軸線
方向に係合せしめられてブレーキ効果を発揮する。第2
図に示す回転摩擦ディスク22は、その半径方向最外端
部を、複数個の円周方向に間隔を離れ半径方向外方に延
びた部分28を具えている連続した環状の金属製(好ま
しくは鋼製)リング2J6によつて囲まれており、各部
分28は切欠いてあつて、リング26の力伝達部材をな
すスロット30を形成する。
各スロット30は車輪20に固定された細長い駆動キー
部材32を摺動自在に収容して、ディスク22を回転さ
せるように車輪20をディスク22に駆動的に連結する
と共に、車輪20に対するディスク22の軸線方向移動
を許容してブレーキを係合及び解放できるようにしてい
る。第1図の矢印で示されている車輪20の回転方向に
おけるブレーキ作動時、キー部材32はスロット30の
端部壁34に係合し、端部壁34は円周方向に延ひてい
る一体形成の支持リブ36を具えている。車輪20の反
対回転方向におけるフルーキ作動時、キー部材32はス
ロット30の端部壁38に係合し、端部壁38は、端部
壁34と同様に、一体形成の支持リブ36によつて接線
方向に支持されている。第2図に示すように、リブ36
はリング26の両軸線方向端縁間の中間に位置され、又
連続してはいるが端部壁34と38間て可変の半径方向
深さを有していることが望ま.しい。しかし、必要なら
、単一のリブ36の代りに、複数個の軸線方向に間隔を
離れ円周方向に延びたリブ又は壁、(図示しない)を設
けてもよい。リング26は、回転摩擦ディスク22の適
合す!る切欠き又はスロット42と係合する複数個の円
周方向に間隔を離れ半径方向に延びたキー又は突起部材
40を含む。
部材32を摺動自在に収容して、ディスク22を回転さ
せるように車輪20をディスク22に駆動的に連結する
と共に、車輪20に対するディスク22の軸線方向移動
を許容してブレーキを係合及び解放できるようにしてい
る。第1図の矢印で示されている車輪20の回転方向に
おけるブレーキ作動時、キー部材32はスロット30の
端部壁34に係合し、端部壁34は円周方向に延ひてい
る一体形成の支持リブ36を具えている。車輪20の反
対回転方向におけるフルーキ作動時、キー部材32はス
ロット30の端部壁38に係合し、端部壁38は、端部
壁34と同様に、一体形成の支持リブ36によつて接線
方向に支持されている。第2図に示すように、リブ36
はリング26の両軸線方向端縁間の中間に位置され、又
連続してはいるが端部壁34と38間て可変の半径方向
深さを有していることが望ま.しい。しかし、必要なら
、単一のリブ36の代りに、複数個の軸線方向に間隔を
離れ円周方向に延びたリブ又は壁、(図示しない)を設
けてもよい。リング26は、回転摩擦ディスク22の適
合す!る切欠き又はスロット42と係合する複数個の円
周方向に間隔を離れ半径方向に延びたキー又は突起部材
40を含む。
突起部材40と係合するスロット42の数はキー部材3
2と係合するスロット30の数よりも相当多い。車輪2
0の停止又は減く速回転時において車輪20とディスク
22との間j”で伝達される全トルクは、比較的少ない
キー部材32間で分配されて、車輪20の回転方向に応
じてリング26の端部壁34又は38に比較的大きjい
力を負荷する。しかし、鋼製のキー部材32及びリブ3
6によつて支持された端部壁34又は38の強度特性は
、この大きい力に十分耐え得る。従つて、使用されるキ
ー部材32の数を最小にして、キー部材32を介する回
転摩擦ディスク22から車輪20への熱伝達を最小限に
抑えることができる。又、リング26からディスク22
に伝達される全トルクは多数の突起部材40間で分配さ
れ、突起部材40はキー部材32よりも遥かに低いトル
ク分配量を受けて、突起部材40に係合するスロット4
2の端部壁に負荷される力を大巾に減少させることがで
きる。リング26は軸線方向に間隔を離れた金属製(好
ましくは鋼製)環状板部材44と46を具えており、板
部材44と46はいリベット48のような適宜の締着装
置によつてリング26に固定され、各リベット48は板
部材44と46の開口50と52及び突起部材40の開
口54を貫通している。
2と係合するスロット30の数よりも相当多い。車輪2
0の停止又は減く速回転時において車輪20とディスク
22との間j”で伝達される全トルクは、比較的少ない
キー部材32間で分配されて、車輪20の回転方向に応
じてリング26の端部壁34又は38に比較的大きjい
力を負荷する。しかし、鋼製のキー部材32及びリブ3
6によつて支持された端部壁34又は38の強度特性は
、この大きい力に十分耐え得る。従つて、使用されるキ
ー部材32の数を最小にして、キー部材32を介する回
転摩擦ディスク22から車輪20への熱伝達を最小限に
抑えることができる。又、リング26からディスク22
に伝達される全トルクは多数の突起部材40間で分配さ
れ、突起部材40はキー部材32よりも遥かに低いトル
ク分配量を受けて、突起部材40に係合するスロット4
2の端部壁に負荷される力を大巾に減少させることがで
きる。リング26は軸線方向に間隔を離れた金属製(好
ましくは鋼製)環状板部材44と46を具えており、板
部材44と46はいリベット48のような適宜の締着装
置によつてリング26に固定され、各リベット48は板
部材44と46の開口50と52及び突起部材40の開
口54を貫通している。
リベット48は適当にすえ込みされて板部材44と46
をリング26に対して固定し、リングを板部材間に挾持
する。板部材44と46はディスク22の隣接面に重な
り、リング26に対して半径方向内方に延びてスロット
42を覆う。板部材44と46は、隣接する静止摩擦デ
ィスク24と摩擦係合するディスク22の摩擦接触部分
から半径方向外方に位置されている。第1図において、
板部材44は円周方向の一部分を破断して示されている
。このように、カーボン製のディスク22の半径方向最
外端部の非摩擦接触部分はブレーキ作動時ディスク22
の高作動温度状態のもとで激しく酸化される傾向があり
、ディスク22の酸化はその強度特性に悪影響を及ほす
のて好ましくないが、リング26と板部材44と46は
ディスク22の非摩擦接触部分のためのシールドとして
作用している。このディスク22の非摩擦接触部分のた
めのシールドは、酸素欠乏状態を生じさせて非摩擦接触
部分の酸化を軽減させるのてある。第3図において、静
止摩擦ディスク24が、同ディスクに固定されるように
変更された環状の金属製リング56と共に示されている
。
をリング26に対して固定し、リングを板部材間に挾持
する。板部材44と46はディスク22の隣接面に重な
り、リング26に対して半径方向内方に延びてスロット
42を覆う。板部材44と46は、隣接する静止摩擦デ
ィスク24と摩擦係合するディスク22の摩擦接触部分
から半径方向外方に位置されている。第1図において、
板部材44は円周方向の一部分を破断して示されている
。このように、カーボン製のディスク22の半径方向最
外端部の非摩擦接触部分はブレーキ作動時ディスク22
の高作動温度状態のもとで激しく酸化される傾向があり
、ディスク22の酸化はその強度特性に悪影響を及ほす
のて好ましくないが、リング26と板部材44と46は
ディスク22の非摩擦接触部分のためのシールドとして
作用している。このディスク22の非摩擦接触部分のた
めのシールドは、酸素欠乏状態を生じさせて非摩擦接触
部分の酸化を軽減させるのてある。第3図において、静
止摩擦ディスク24が、同ディスクに固定されるように
変更された環状の金属製リング56と共に示されている
。
このリング56は複数個の円周方向に間隔を離れ半径方
向内方に延びたキー又は突起部58を具えており、突起
部58は、固定トルク管62に形成されている軸線方向
に延びたスプライン又は溝60と係合し、リング56の
力伝達部材をなしている。複数個の円周方向に間隔を離
れ半径方向外方に延びたキー又は突起部材64は、静止
摩擦ディスク24の適合する切欠き又はスロット66と
係合する。リング56は、リング26と同様に、軸線方
向に間隔を離れた鋼製環状板部材68と70を具えてお
り、板部材68は第3図において円周方向の一部分を破
断して示されている。板部材68と70はリベット72
のような適宜の締着装置によつてリング56に固定され
、各リベット72は板部材68と70の開口及ひ突起部
材64の開口を貫通し、すえ込みされて板部材68と7
0をリング56に対して固定する。板部材68と70は
リング56の連続した半径方向最外端部に対して支持さ
れ、そこから半径方向外方に延びてスロット66を覆い
、回転摩擦ディスク22を保護するリング26及ひ板部
材44と46と同じ態様及び理由で、カーホン製の静止
摩擦ディスク24の半径方向最内端部の非摩擦接触部分
を遮蔽する。第5図は、静止摩擦ディスク24の外周端
縁の酸化を阻止するようにした環状板部材44と46の
変更例を示している。
向内方に延びたキー又は突起部58を具えており、突起
部58は、固定トルク管62に形成されている軸線方向
に延びたスプライン又は溝60と係合し、リング56の
力伝達部材をなしている。複数個の円周方向に間隔を離
れ半径方向外方に延びたキー又は突起部材64は、静止
摩擦ディスク24の適合する切欠き又はスロット66と
係合する。リング56は、リング26と同様に、軸線方
向に間隔を離れた鋼製環状板部材68と70を具えてお
り、板部材68は第3図において円周方向の一部分を破
断して示されている。板部材68と70はリベット72
のような適宜の締着装置によつてリング56に固定され
、各リベット72は板部材68と70の開口及ひ突起部
材64の開口を貫通し、すえ込みされて板部材68と7
0をリング56に対して固定する。板部材68と70は
リング56の連続した半径方向最外端部に対して支持さ
れ、そこから半径方向外方に延びてスロット66を覆い
、回転摩擦ディスク22を保護するリング26及ひ板部
材44と46と同じ態様及び理由で、カーホン製の静止
摩擦ディスク24の半径方向最内端部の非摩擦接触部分
を遮蔽する。第5図は、静止摩擦ディスク24の外周端
縁の酸化を阻止するようにした環状板部材44と46の
変更例を示している。
各環状板部材44,46は半径方向に延ひている環状壁
74と、同壁に対して垂直な軸線方向に延びている円筒
状壁76とを具えている。環状壁74は突起部材40を
貫通しているリベット48によつてリング26に固定さ
れる。円筒状壁76は回転摩擦ディスク22から、同デ
ィスクと同心の隣接する静止摩擦ディスク24の外周端
縁を部分的に越えて、軸線方向に突出している。或る回
転摩擦ディスク22の板部材44の円筒状壁76は隣接
する他の回転摩擦ディスク22の板部材46の反対方向
に延ひた円筒状壁76と抜差し自在あるいは摺動自在に
係合して、2個の隣接するディスク22間に位置された
静止摩擦テイスク24の外周端縁を完全に覆う。全回転
摩擦ディスク22は一体的に回転して、抜差し自在な円
筒状壁76の相対回転を阻止している。円筒状壁76の
抜差し自在な構成は、回転及び静止摩擦ディスク22と
24の摩擦係合面の摩 フ耗によつて2個の隣接する回
転摩擦ディスク22間の軸線方向空間が減少することを
補償している。従つて、板部材44と46の抜差し自在
な円筒状壁76間の伸縮範囲は、静止摩擦ディスク24
又は回転摩擦ディスク22の摩耗寿命又は両ディスクの
漸増的摩耗を補償するように選択されることが理解でき
よう。同様に、静止摩擦ディスク24の板部材68と7
0は第5図の壁76と類似した円筒状壁(図示しない)
を具えるように変更されてよい。
74と、同壁に対して垂直な軸線方向に延びている円筒
状壁76とを具えている。環状壁74は突起部材40を
貫通しているリベット48によつてリング26に固定さ
れる。円筒状壁76は回転摩擦ディスク22から、同デ
ィスクと同心の隣接する静止摩擦ディスク24の外周端
縁を部分的に越えて、軸線方向に突出している。或る回
転摩擦ディスク22の板部材44の円筒状壁76は隣接
する他の回転摩擦ディスク22の板部材46の反対方向
に延ひた円筒状壁76と抜差し自在あるいは摺動自在に
係合して、2個の隣接するディスク22間に位置された
静止摩擦テイスク24の外周端縁を完全に覆う。全回転
摩擦ディスク22は一体的に回転して、抜差し自在な円
筒状壁76の相対回転を阻止している。円筒状壁76の
抜差し自在な構成は、回転及び静止摩擦ディスク22と
24の摩擦係合面の摩 フ耗によつて2個の隣接する回
転摩擦ディスク22間の軸線方向空間が減少することを
補償している。従つて、板部材44と46の抜差し自在
な円筒状壁76間の伸縮範囲は、静止摩擦ディスク24
又は回転摩擦ディスク22の摩耗寿命又は両ディスクの
漸増的摩耗を補償するように選択されることが理解でき
よう。同様に、静止摩擦ディスク24の板部材68と7
0は第5図の壁76と類似した円筒状壁(図示しない)
を具えるように変更されてよい。
この場合、円筒状壁は、回転摩擦ディスク22の内周端
縁を越えて軸線方向に延ひて、隣接する静止摩擦ディス
ク24の円筒状壁と抜差し自在に係合し、ディスク24
間に位置される回転摩擦ディスク22の内周端縁を完全
に覆う。このように、回転摩擦ディスク22の内周端縁
は、第5図の静止摩擦ディスク24の外周端縁と同じ態
様て、過度の酸化に対して保護されることとなる。必要
なら、リング26と56は、端部当接関係で配置されて
実質的に連続した環状のリングを形成する複数の円弧状
扇形部分(図示しない)から形成されていてもよい。
縁を越えて軸線方向に延ひて、隣接する静止摩擦ディス
ク24の円筒状壁と抜差し自在に係合し、ディスク24
間に位置される回転摩擦ディスク22の内周端縁を完全
に覆う。このように、回転摩擦ディスク22の内周端縁
は、第5図の静止摩擦ディスク24の外周端縁と同じ態
様て、過度の酸化に対して保護されることとなる。必要
なら、リング26と56は、端部当接関係で配置されて
実質的に連続した環状のリングを形成する複数の円弧状
扇形部分(図示しない)から形成されていてもよい。
又、環状板部材44,46,68と70は連続したもの
であつても、又端部当接関係で配置された複数の円弧状
扇形部分(図示しない)から形成されているものでもよ
く、もし扇形部分から形成される場合には、板部材はリ
ングと板部材との堅固な組立体を形成するように連続し
たリング又は円弧状扇形部分から形成されたリングに適
宜固定される。上述した変更例では、抜差し自在な円筒
状壁76は、回転又は静止摩擦ディスクへの空気流れに
抵抗して同ディスクの円周端縁の酸化を更に阻止すると
共に、水、油又は塵埃がディスクの摩擦接’触部分に侵
入するのを防止するシールドを形成している。
であつても、又端部当接関係で配置された複数の円弧状
扇形部分(図示しない)から形成されているものでもよ
く、もし扇形部分から形成される場合には、板部材はリ
ングと板部材との堅固な組立体を形成するように連続し
たリング又は円弧状扇形部分から形成されたリングに適
宜固定される。上述した変更例では、抜差し自在な円筒
状壁76は、回転又は静止摩擦ディスクへの空気流れに
抵抗して同ディスクの円周端縁の酸化を更に阻止すると
共に、水、油又は塵埃がディスクの摩擦接’触部分に侵
入するのを防止するシールドを形成している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による環状回転摩擦ディスクの一部分の
正面図、第2図は第1図の線2−2に沿・つた断面図、
3図は本発明による環状静止摩擦ディスクの一部分の正
面図、第4図は第3図の線4−4に沿つた断面図、第5
図は本発明の変更例を示す断面図てある。 20・・・・・・車輪、22・・・・・・環状回転摩擦
ディス;ク、24・・・・・・環状静止摩擦ディスク、
26,56・・・・・・リング、30,42,66・・
・・・・スロット、32・・・・・・キー部材、34,
38・・・・・・端部壁、36・・・・・・支持リブ、
40,64・・・・・・突起部材、44,46,68,
70・・・・・・環状板部材、48,72・・・・・・
リベット、58・・・・・・突起部、60・・・・・・
溝、62・・・・・・トルク管、74・・・・・・環状
壁、76・・・・・・円筒状壁。
正面図、第2図は第1図の線2−2に沿・つた断面図、
3図は本発明による環状静止摩擦ディスクの一部分の正
面図、第4図は第3図の線4−4に沿つた断面図、第5
図は本発明の変更例を示す断面図てある。 20・・・・・・車輪、22・・・・・・環状回転摩擦
ディス;ク、24・・・・・・環状静止摩擦ディスク、
26,56・・・・・・リング、30,42,66・・
・・・・スロット、32・・・・・・キー部材、34,
38・・・・・・端部壁、36・・・・・・支持リブ、
40,64・・・・・・突起部材、44,46,68,
70・・・・・・環状板部材、48,72・・・・・・
リベット、58・・・・・・突起部、60・・・・・・
溝、62・・・・・・トルク管、74・・・・・・環状
壁、76・・・・・・円筒状壁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 摩擦接触部分、2つの半径方向に間隔を離れた円周
端縁の一方に隣接する非摩擦接触部分及び上記一方の円
周端縁に形成された複数個の円周方向に間隔を離れたス
ロット42,66を有する少なくとも1個のカーボン又
はカーボンベースの実質的に環状の摩擦デイスクを包含
する組立体において、上記一方の円周端縁に隣接して配
置された上記環状摩擦ディスク22,24と同心の環状
の金属製リング26,56と、上記リング26,56上
に形成され、各々が同リングから半径方向に延びて対応
する上記スロットと係合している複数個の間隔を離れた
突起部材40,64と、上記リング上に形成され、上記
ディスクの一方の円周端縁から離れる方向に同リングか
ら半径方向に延びている複数個の間隔を離れた力伝達部
材30,58と、上記リングに固定され、同リングから
延びて上記非摩擦接触部分の大部分を覆う第1及び第2
の軸線方向に間隔を離れた環状板部材44,46,68
,70とを設け、上記リング26,56及び上記両環状
板部材44,46,68,70が上記スロット42,6
6を包囲してシールドを形成すると共に、上記円周方向
に間隔を離れた突起部材40,64の数が上記力伝達部
材30,58の数よりも多く引張り及び剪断における高
い集中応力を生じさせないようにしていることを特徴と
する摩擦ディスク組立体。 2 上記第1及び第2環状板部材44,46,68,7
0が同板部材及びそれらの間に締着される上記突起部材
を貫通する複数個の締着装置48,72によつて上記リ
ングに固定されていることを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の摩擦ディスク組立体。 3 上記環状摩擦ディスクが車輪20によつて駆動され
るように連結された回転ディスク22であり、上記リン
グが上記回転ディスクを囲み、上記複数個の突起部材4
0が上記リングから半径方向内方に延びて上記回転ディ
スクの上記スロット42と係合し、上記力伝達部材が上
記リング26に対して半径方向外方に延びて上記車輪2
0と作動的に係合していることを特徴とする特許請求の
範囲第1項又は第2項記載の摩擦ディスク組立体。 4 上記環状摩擦ディスクが回転的に固定のトルク管6
2に連結された静止デイスク24であり、上記リング5
6が上記静止ディスクによつて囲まれ、上記複数個の突
起部材64が上記リング56から半径方向外方に延びて
上記静止ディスク24の上記スロット66と係合し、上
記力伝達部材が上記リングから半径方向内方に延びて上
記トルク管と作動的に係合していることを特徴とする特
許請求の範囲第1項又は第2項記載の摩擦ディスク組立
体。 5 上記リングが端部当接関係で配置された複数の円弧
状扇形部分から形成されていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項に記載の摩
擦ディスク組立体。 6 金属製の上記第1及び第2環状板部材の各々が端部
当接関係で配置され且つ締着装置によつて互いに固定さ
れる複数の円弧状扇形部分から形成されていることを特
徴とする特許請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか
1項に記載の摩擦ディスク組立体。 7 上記力伝達部材の各々が上記車輪20に固定された
キー部材32を収容する半径方向に延びているスロット
30から成り、上記スロットが間隔を離れた端部壁34
,38を有し、各上記端部壁が上記リング26に沿つて
円周方向に延びている同リングと一体形成の少なくとも
1個の支持リブ36によつて支持されていることを特徴
とする特許請求の範囲第3項記載の摩擦ディスク組立体
。 8 摩擦接触部分、2つの半径方向に間隔を離れた円周
端縁の一方に隣接する非摩擦接触部分及び上記一方の円
周端縁に形成された複数個の円周方向に間隔を離れたス
ロット42,66を各々が有している複数個のカーボン
又はカーボンベースの実質的に環状の摩擦ディスクを包
含し、上記複数個の環状摩擦ディスクが軸線方向に整合
して重ね合わされている組立体において、各上記環状摩
擦ディスク22,24に、上記一方の円周端縁に隣接し
て配置された対応する上記環状摩擦ディスクと同心の環
状の金属製リング26,56と、上記リング26,56
上に形成され、各々が同リングから半径方向に延びて対
応する上記スロットと係合している複数個の間隔を離れ
た突起部材40,64と、上記リング上に形成され、上
記ディスクの一方の円周端縁から離れる方向に同リング
から半径方向に延びている複数個の間隔を離れた力伝達
部材30,58と、上記リングに固定され、同リングか
ら延びて上記非摩擦接触部分の大部分を覆う第1及び第
2の軸線方向に間隔を離れた環状板部材44,46,6
8,70とを設け、上記リング26,56及び上記両環
状板部材44,46,68,70が上記スロット42,
66を包囲してシールドを形成すると共に、上記円周方
向に間隔を離れた突起部材40,64の数が上記力伝達
部材30,58の数よりも多く引張り及び剪断における
高い集中応力を生じさせないようにし、更に、上記複数
個の環状摩擦ディスクの第1摩擦ディスクの上記第1環
状板部材が対応する上記リングに固定された半径方向に
延びている環状壁74と、隣接する第2摩擦ディスクに
対し半径方向に間隔を離れて同環状壁から突出した軸線
方向に延びている円筒状壁76とを具え、第3摩擦ディ
スクの上記第2環状板部材が対応する上記リングに固定
された半径方向に延びている環状壁74と、上記第2摩
擦ディスクに対し半径方向に間隔を離れて同環状壁から
突出して、上記第1環状板部材の上記円筒状壁と抜差し
自在に係合する円筒状壁76とを具えていることを特徴
とする摩擦ディスク組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US05/562,698 US3983972A (en) | 1975-03-27 | 1975-03-27 | Friction disc apparatus |
US562698 | 1983-12-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51120369A JPS51120369A (en) | 1976-10-21 |
JPS6048655B2 true JPS6048655B2 (ja) | 1985-10-29 |
Family
ID=24247383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51032698A Expired JPS6048655B2 (ja) | 1975-03-27 | 1976-03-26 | 摩擦デイスク組立体 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US3983972A (ja) |
JP (1) | JPS6048655B2 (ja) |
CA (1) | CA1032880A (ja) |
DE (1) | DE2612978C2 (ja) |
FR (1) | FR2305642A1 (ja) |
GB (1) | GB1498366A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4117912A (en) * | 1977-07-18 | 1978-10-03 | The Bendix Corporation | Means for reducing the gap between rotor-backing plate interface during brake depressurization |
US4214651A (en) * | 1978-11-06 | 1980-07-29 | The Bendix Corporation | Friction disc for an aircraft brake |
US4846326A (en) * | 1987-11-27 | 1989-07-11 | Tilton Mclane | Carbon to carbon friction clutch |
USRE36363E (en) * | 1987-11-27 | 1999-11-02 | Tilton Engineering | Carbon to carbon friction clutch |
EP0662201B1 (en) * | 1992-08-13 | 2002-12-11 | Tilton Engineering, Inc. | Carbon to carbon friction mechanism |
GB9506141D0 (en) * | 1995-03-25 | 1995-05-10 | Automotive Products Plc | A friction clutch plate assembly |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1140969A (fr) * | 1956-01-04 | 1957-08-22 | Rech Etudes Production Sarl | Perfectionnement aux disques de freins à disques pour véhicules |
US2989153A (en) * | 1956-10-25 | 1961-06-20 | Rech Etudes Prod | Disc brakes |
US3465860A (en) * | 1967-05-31 | 1969-09-09 | Clutch Research & Dev Co | Dual splined shaft assembly for a clutch |
US3478850A (en) * | 1968-06-10 | 1969-11-18 | Bendix Corp | Rotating inertia reducing means for a brake disc |
GB1246158A (en) * | 1968-06-25 | 1971-09-15 | Goodyear Tire & Rubber | Improvements in multi-disc brakes |
US3473637A (en) * | 1968-08-09 | 1969-10-21 | Carborundum Co | Metal supported carbon friction disc |
US3650357A (en) * | 1969-05-08 | 1972-03-21 | Goodyear Tire & Rubber | Disc brake with homogeneous brake stack |
FR2144353A5 (ja) * | 1971-06-29 | 1973-02-09 | Carborundum Co | |
US3891066A (en) * | 1971-08-02 | 1975-06-24 | Bendix Corp | Keyway drive for multiple disc brake |
US3747712A (en) * | 1971-09-20 | 1973-07-24 | Bendix Corp | Friction disc for disc brake |
GB1446312A (en) * | 1972-12-21 | 1976-08-18 | Dunlop Ltd | Disc brakes |
-
1975
- 1975-03-27 US US05/562,698 patent/US3983972A/en not_active Expired - Lifetime
- 1975-10-17 CA CA237,855A patent/CA1032880A/en not_active Expired
-
1976
- 1976-03-09 GB GB9381/76A patent/GB1498366A/en not_active Expired
- 1976-03-25 FR FR7608652A patent/FR2305642A1/fr active Granted
- 1976-03-26 JP JP51032698A patent/JPS6048655B2/ja not_active Expired
- 1976-03-26 DE DE2612978A patent/DE2612978C2/de not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA1032880A (en) | 1978-06-13 |
USB562698I5 (ja) | 1976-01-13 |
JPS51120369A (en) | 1976-10-21 |
US3983972A (en) | 1976-10-05 |
FR2305642B1 (ja) | 1978-06-23 |
DE2612978C2 (de) | 1986-01-09 |
GB1498366A (en) | 1978-01-18 |
FR2305642A1 (fr) | 1976-10-22 |
DE2612978A1 (de) | 1976-10-07 |
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