JPS604799Y2 - 手動封緘器 - Google Patents
手動封緘器Info
- Publication number
- JPS604799Y2 JPS604799Y2 JP15777380U JP15777380U JPS604799Y2 JP S604799 Y2 JPS604799 Y2 JP S604799Y2 JP 15777380 U JP15777380 U JP 15777380U JP 15777380 U JP15777380 U JP 15777380U JP S604799 Y2 JPS604799 Y2 JP S604799Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- middle plate
- knife
- case
- tape
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は手動封緘器に関する。
封書を封緘するには、糊を使う事が多いが、これは机や
手に糊が付着したりして、面倒である。
手に糊が付着したりして、面倒である。
糊に替えて、接着テープで封緘する場合もある。
この場合、いちいちテープを切断してから、封筒の舌片
に貼りつけなければならない。
に貼りつけなければならない。
長さは不同になり易い。
また、指で触れるのでテープが接着性を失い、封緘する
能力が低下する。
能力が低下する。
このような面倒な作業をより、簡単に行うため既に、手
動封緘器が考案されている。
動封緘器が考案されている。
第6図は従来例にかかる手動封緘器の全体正面図、第7
図は縦断背面図である。
図は縦断背面図である。
手動封緘器は、平坦な底面部と、円形の握り部を有する
ケースAの中に、握り板B1ナイフ円板Cを揺動、回転
可能に取付けたものである。
ケースAの中に、握り板B1ナイフ円板Cを揺動、回転
可能に取付けたものである。
握り板Bは背後部に枢支ピンDによりケースAに対し枢
着される。
着される。
板バネEの作用で、握り板Bは枢支ピンDを中心として
、上方へ向う弾性力を常時受けている。
、上方へ向う弾性力を常時受けている。
握り板Bは中心の開口縁のまわりに接着テープFを取付
けである。
けである。
握り板Bの前下端にはテープを押える押えローラGが設
けられる。
けられる。
ケースAの内面に形成した円窪みHに囲まれたナイフ円
板Cは回転することができる。
板Cは回転することができる。
ナイフIがテープを切断するには、第7図に示すように
、握り板Bを上方へ引上げなければならない。
、握り板Bを上方へ引上げなければならない。
ナイフ円板Cの表面には半径方向の長孔Jがあり、握り
板Bの裏面に突設した係止ピンKが長孔Jに嵌入してい
る。
板Bの裏面に突設した係止ピンKが長孔Jに嵌入してい
る。
握り板Bを上方へ引上げると、係止ピンKが長孔Jを引
上げるので、ナイフ円板Cは、第7図で反時計廻りに回
転し、ナイフIがテープを切断する。
上げるので、ナイフ円板Cは、第7図で反時計廻りに回
転し、ナイフIがテープを切断する。
切断した後、握り板Bを下方へ押下げると、押えローラ
Gがテープを封筒(図示せず)に押えつけ、ナイフ■は
逆回転して上へ退くようになる。
Gがテープを封筒(図示せず)に押えつけ、ナイフ■は
逆回転して上へ退くようになる。
第6図のような状態に保持しながら、封緘器を後へ引き
、封筒の舌片を貼着してゆくわけである。
、封筒の舌片を貼着してゆくわけである。
テープを貼る時は、握り板Bを下へ押し、切る時は握り
板Bを上へ引寄せなければならない。
板Bを上へ引寄せなければならない。
しかし、握り板Bを押下げながら、封緘型全体を後へ引
くという作業はなかなか難しいものである。
くという作業はなかなか難しいものである。
押下げる力が足りなければ、テープは封筒に付着しない
。
。
また、長孔Jと係止ピンにの組合わせでナイフ円板Cを
回しているが、このようなものでは、中間部でのナイフ
速度は大きいが、最終部でのナイフ速度は遅い。
回しているが、このようなものでは、中間部でのナイフ
速度は大きいが、最終部でのナイフ速度は遅い。
ピンの軌跡と長孔とが直角に近くないからである。
切断時のナイフ速度が遅いと、テープを切断し難いとい
う欠点がある。
う欠点がある。
押えローラGとナイフIとが上下交替するため、両者が
衝突しないように、ナイフ円板Cを、円窪みHで軸支し
ている。
衝突しないように、ナイフ円板Cを、円窪みHで軸支し
ている。
シャフトを用いる事ができないのである。
円板Cの外周が円窪みHの全体に接触するから、磨擦力
も大きく、円滑に動かない場合がある。
も大きく、円滑に動かない場合がある。
本考案は、このような難点を解決するもので、貼り易く
、テープの切れ味も良く、摩擦の少い手動封緘器を与え
る。
、テープの切れ味も良く、摩擦の少い手動封緘器を与え
る。
以下、実施例を示す図面によって、本考案の構成、作用
及び効果を説明する。
及び効果を説明する。
第1図は、本考案の実施例に係る手動封緘器の縦断正面
図、これは、テープを繰り出して封緘作業している状態
を示す。
図、これは、テープを繰り出して封緘作業している状態
を示す。
第2図は縦断左側面図、第3図は一部切断底面図である
。
。
第4図は縦断右側面図を示す。
第5図はテープ切断時の状態を示す縦断正面図である。
封緘器は、ケース1、中板2、ナイフレバー3等より戒
る。
る。
ケース1は、底面が平坦で、上方が丸くなっており、断
面コの字型のAケース4と、これを被蓋するBケース5
とよりなり、互いに嵌着され、2箇所でネジ止めされて
いる。
面コの字型のAケース4と、これを被蓋するBケース5
とよりなり、互いに嵌着され、2箇所でネジ止めされて
いる。
止めネジ6は、着脱自在にA、 Bケースを、前方中間
部で結合する。
部で結合する。
このため、Aケース4の一箇所は隆起した枢着凸部7と
して形成されている。
して形成されている。
Bケース外側から、止めネジ6を差入れ、枢着凸部7を
貫かせ、ナツト8によって固定する。
貫かせ、ナツト8によって固定する。
また、A、 Bケースの横面には、手指を通すべき握り
穴9が開口している。
穴9が開口している。
ナイフレバー3は、ナイフを回転自在に支持するもので
、上方の貫孔10に於て、Aケース4の枢着凸部7によ
り枢支される。
、上方の貫孔10に於て、Aケース4の枢着凸部7によ
り枢支される。
ナイフレバー3のさらに上方には、弾性角11が一体成
形されており、第1図に於て、ナイフレバー3に時計廻
りの弾性力を与える。
形されており、第1図に於て、ナイフレバー3に時計廻
りの弾性力を与える。
ナイフレバー3はさらに、アーム12と、この先端裏面
の突起13を有する。
の突起13を有する。
ナイフレバー3の前下方へは、後方へ曲る彎曲リブ14
として連続し、下端部15の突起16にナイフ17を固
着しである。
として連続し、下端部15の突起16にナイフ17を固
着しである。
中板2とケース1の枢結部は、Aケースより、面垂直方
向に隆起して成形された枢結凸部18と、中板2の後下
方に設けた枢結長孔19と、両者を抜は止めする枢結ボ
ルト20とより威る。
向に隆起して成形された枢結凸部18と、中板2の後下
方に設けた枢結長孔19と、両者を抜は止めする枢結ボ
ルト20とより威る。
Bケース5の凹部21から、ナツト22を差入れ枢結ボ
ルト20に螺着する。
ルト20に螺着する。
ばね23は、一端がケース1の背板部24の内面に接触
しており、中間部で、枢結長孔19の周囲を1回或は数
回廻り、他端はばね止め爪25、ばね当て板部26に接
触している。
しており、中間部で、枢結長孔19の周囲を1回或は数
回廻り、他端はばね止め爪25、ばね当て板部26に接
触している。
ばね止め爪25、ばね当て板部26は中板2の一部突起
であるから、ばね23により、握り板2は下方へ弾圧さ
れる。
であるから、ばね23により、握り板2は下方へ弾圧さ
れる。
ばね23は、下方への回転力Qだけでなく、中板2を前
方へ押し出す推力Fをも与える作用がある。
方へ押し出す推力Fをも与える作用がある。
中板2の枢結長孔19と、ばねの推力のために、中板2
は前方へ押出された位置で安定する。
は前方へ押出された位置で安定する。
三方、中板2の前方では、Aケース4の裏面に中板止め
片27が突設してあり、中板の第一段部28を下方へ押
している。
片27が突設してあり、中板の第一段部28を下方へ押
している。
ばね23の推力Fで、中板2が前方へ押されているから
、第一段部28は、中板止め片27から外れない。
、第一段部28は、中板止め片27から外れない。
中板2を手指で後へ引寄せると、中板止め片27より、
第一段部28が外れ、中板2は、上方へ回動する。
第一段部28が外れ、中板2は、上方へ回動する。
すると、中板2前下方の第二段部29が、ナイフレバー
3の突起13に当り、これを押上げる。
3の突起13に当り、これを押上げる。
すると、レバー3は図中、反時計廻りに回動する。
第5図に示すように、ナイフ17がテープTを切断する
。
。
さて、中板2の前方下端は、テープを封筒の貼着部に押
えつける為の押圧繰出機構となっている。
えつける為の押圧繰出機構となっている。
これは、補強リブ30と、軸部31とを中板に一体成形
し、軸部31にローラ32を嵌込んでなる。
し、軸部31にローラ32を嵌込んでなる。
ローラ32は目下E等、摩擦係数の小さいプラスチック
等が適する。
等が適する。
中板2の下方で、ローラ32より後方には、シャフト3
3を垂直に立て、パイプ34を嵌込んでおく。
3を垂直に立て、パイプ34を嵌込んでおく。
第5図に示すように、パイプ34は切断時にテープTの
裏面を押え、張力の減衰を防いで、切れ易くする作用が
ある。
裏面を押え、張力の減衰を防いで、切れ易くする作用が
ある。
さらに、切断終了時に、テープがパイプ34に附いてお
り、ケース内にテープが引込まれるのを防ぐ。
り、ケース内にテープが引込まれるのを防ぐ。
ケース1の底面開口部35より下方にローラ32は突出
べきるが、ナイフ17は、突出しないから安全である。
べきるが、ナイフ17は、突出しないから安全である。
中板2の中央部には円環状のテープセットリング部36
があり、ここへ接着テープ37を嵌込んで、止めリング
38を差込んで抜けとめする。
があり、ここへ接着テープ37を嵌込んで、止めリング
38を差込んで抜けとめする。
中板2の上方には引寄片39を周着してあり、中板2を
後方へ引寄せるのに便利なようになっている。
後方へ引寄せるのに便利なようになっている。
以上の構成に於て、作用を説明する。
テープを繰出す時は、第1図の状態で、テープ端を封筒
の舌片に押しつけ、握り穴9に手指をかけて下へケース
を押しつけながら後へ引く、ばね23の推力Fで、中板
2は、前進しているから、第一段部28は中板止め片2
7から外えない。
の舌片に押しつけ、握り穴9に手指をかけて下へケース
を押しつけながら後へ引く、ばね23の推力Fで、中板
2は、前進しているから、第一段部28は中板止め片2
7から外えない。
ローラ32は開口部35以下に露出し、テープ表面を封
筒に押しつける。
筒に押しつける。
テープは順時繰出されてゆく。
封緘できると、引寄片39を手指で後方へ引く。
すると、中板2が後退し、第1段部28は中板止め片2
7より離れるから、中板2は上方へ回動する。
7より離れるから、中板2は上方へ回動する。
やがて、第2段部29が、ナイフレバー3の突起13に
当り、これを押上げる。
当り、これを押上げる。
ナイフ17が回動し、テープを切断する。
これで作業が一頌する。
本考案の封緘器は、中板2を前後方向に動きうるように
ケース1に対して枢結したので、第1段部28と中板止
め片27の作用で、中板2を下へ押えなくても、テープ
を押下げた状態を保つことができる。
ケース1に対して枢結したので、第1段部28と中板止
め片27の作用で、中板2を下へ押えなくても、テープ
を押下げた状態を保つことができる。
作業性に優れる。またナイフレバー3は弾性角11で常
時弾圧し、中板2が中途まで上った瞬間にはじめて、第
2段部29がアーム12を押上げナイフを回動させる事
としているので、ナイフの速度を速くできる。
時弾圧し、中板2が中途まで上った瞬間にはじめて、第
2段部29がアーム12を押上げナイフを回動させる事
としているので、ナイフの速度を速くできる。
したがって切れ味が良い。このように有用な考案である
。
。
第1図は本考案の実施例に係る手動封緘器の縦断正面図
。 第2図は同じものの縦断左側面図。第3図は一部切断底
面図。 第4図は縦断右側面図。第5図は同じ手動封緘器で、ナ
イフがテープを切断している状態を示す縦断正面図。 第6図は従来例に係る手動封緘器の正面図。 第7図は第6図の手動封緘器の縦断背面図。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・中板、3・・・
・・ナイフレバー、4・・・・・・Aケース、5・・・
・・・Bケース、6・・・・・・止めネジ、7・・・・
・・枢着凸部、8・・・・・・ナツト、9・・・・・・
握り穴、11・・・・・・弾性角、12・・・・・・ア
ーム、13・・・・・・突起、17・・・・・・ナイフ
、18・・・・・・枢結凸部、19・・・・・・枢結長
孔、20・・・・・・枢結ボルト、22・・・・・・ナ
ツト、23・・・・・・ばね、26・・・・・・ばね当
て板部、27・・・・・・中板止め片、28・・・・・
・第1段部、29・・・・・・第2段部、32・・・・
・・ローラ、35・・・・・・開口部。
。 第2図は同じものの縦断左側面図。第3図は一部切断底
面図。 第4図は縦断右側面図。第5図は同じ手動封緘器で、ナ
イフがテープを切断している状態を示す縦断正面図。 第6図は従来例に係る手動封緘器の正面図。 第7図は第6図の手動封緘器の縦断背面図。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・中板、3・・・
・・ナイフレバー、4・・・・・・Aケース、5・・・
・・・Bケース、6・・・・・・止めネジ、7・・・・
・・枢着凸部、8・・・・・・ナツト、9・・・・・・
握り穴、11・・・・・・弾性角、12・・・・・・ア
ーム、13・・・・・・突起、17・・・・・・ナイフ
、18・・・・・・枢結凸部、19・・・・・・枢結長
孔、20・・・・・・枢結ボルト、22・・・・・・ナ
ツト、23・・・・・・ばね、26・・・・・・ばね当
て板部、27・・・・・・中板止め片、28・・・・・
・第1段部、29・・・・・・第2段部、32・・・・
・・ローラ、35・・・・・・開口部。
Claims (1)
- 下方に開口部35を有し内面に中板止め片27を設けた
ケース1と、前後方向に動きうるようケース1の後方に
枢結され前方に第1段部28、第2段部29を有し接着
テープ37を取着けるべき中板2と、ケース1の前方に
枢着され下端にナイフ17を備えアーム12の先に突起
13を有しかつナイフ17を後退させる方向へ弾性力を
加える弾性機構11を有するナイフレバー3と、中板2
に下方への弾圧力を加えるばね23と、中板2の前下方
に設けたテープ押圧操作機構とより威り、ばね23の弾
性力で中板2の第1段部28は中板止め片27に係合し
、中板2を引寄せると、第2段部29がナイフレバー3
の突起13を押上げるよう構成した事を特徴とする手動
封緘器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15777380U JPS604799Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 手動封緘器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15777380U JPS604799Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 手動封緘器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5778999U JPS5778999U (ja) | 1982-05-15 |
JPS604799Y2 true JPS604799Y2 (ja) | 1985-02-12 |
Family
ID=29516871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15777380U Expired JPS604799Y2 (ja) | 1980-11-04 | 1980-11-04 | 手動封緘器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS604799Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-11-04 JP JP15777380U patent/JPS604799Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5778999U (ja) | 1982-05-15 |
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