JPS6045042B2 - 模造大理石とその製造方法 - Google Patents
模造大理石とその製造方法Info
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- JPS6045042B2 JPS6045042B2 JP99478A JP99478A JPS6045042B2 JP S6045042 B2 JPS6045042 B2 JP S6045042B2 JP 99478 A JP99478 A JP 99478A JP 99478 A JP99478 A JP 99478A JP S6045042 B2 JPS6045042 B2 JP S6045042B2
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- onyx
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- imitation marble
- marble
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Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、透光性層の裏面の任意の個所に隆起が形成さ
れており、上記透光性層の裏に模様層が設けられており
、この模様層の表面に更に透光性層が形成されているこ
とを特徴とする合成樹脂系または硝子系模造大理石と、
型枠上に透光性硬化原料を展拡すると共にその任意の個
所に隆起を設け、その上に模様層を設けた後更に透光性
原料を展拡して成形し、硬化後離型してなることを特徴
とする合成樹脂系または硝子系模造大理石の製造方法に
関する。
れており、上記透光性層の裏に模様層が設けられており
、この模様層の表面に更に透光性層が形成されているこ
とを特徴とする合成樹脂系または硝子系模造大理石と、
型枠上に透光性硬化原料を展拡すると共にその任意の個
所に隆起を設け、その上に模様層を設けた後更に透光性
原料を展拡して成形し、硬化後離型してなることを特徴
とする合成樹脂系または硝子系模造大理石の製造方法に
関する。
以下本発明の実施例を、オニツクス(ONYX)状模造
大理石とその製造方法を例にとつて説明する。
大理石とその製造方法を例にとつて説明する。
まづポリエステル樹脂に着色料を加えて混合し、オニツ
クス色(若草色)に着色する。次に上記オニツクス色ポ
リエステル樹脂を二つに分け、一方のオニツクス色ポリ
エステル樹脂には水晶石微粉を重量比で42:58の割
合で混合して暗緑色の混合物(以下原料Aと呼称する)
をつくり、他方のオニツクス色ポリエステル樹脂にはシ
ラス中の火山硝子微粉を重量比で42:58の割合で混
合して粘度を増加せしめ、(以下原料Bと呼称する)更
にその一部を小分けして白色の着色料を混合し、白色の
強い混合物(以下原料Cと呼称する)とする。また上記
混合物とは別に揺変材としてポリエステル樹脂に適量の
エロジールを混合し、該混合物とガラス微粉を重量比で
60:40の割合で混合しておく。
クス色(若草色)に着色する。次に上記オニツクス色ポ
リエステル樹脂を二つに分け、一方のオニツクス色ポリ
エステル樹脂には水晶石微粉を重量比で42:58の割
合で混合して暗緑色の混合物(以下原料Aと呼称する)
をつくり、他方のオニツクス色ポリエステル樹脂にはシ
ラス中の火山硝子微粉を重量比で42:58の割合で混
合して粘度を増加せしめ、(以下原料Bと呼称する)更
にその一部を小分けして白色の着色料を混合し、白色の
強い混合物(以下原料Cと呼称する)とする。また上記
混合物とは別に揺変材としてポリエステル樹脂に適量の
エロジールを混合し、該混合物とガラス微粉を重量比で
60:40の割合で混合しておく。
(以下原料Dと呼称する)オニツクス状模造大理石を製
造するには、上記原料A、B、C、Dに夫々硬化剤を混
合撹拌したものを使用するが、原料A、B、C、Dに夫
々硬化剤を混合したものを原料A’、B’、C’、D’
として、また原料D’にオニツクスの亀裂状模様を表現
するための茶褐色の着色料を混合したものをID″とし
て、板状のオニツクスを模した大理石の製造法を説明す
る。
造するには、上記原料A、B、C、Dに夫々硬化剤を混
合撹拌したものを使用するが、原料A、B、C、Dに夫
々硬化剤を混合したものを原料A’、B’、C’、D’
として、また原料D’にオニツクスの亀裂状模様を表現
するための茶褐色の着色料を混合したものをID″とし
て、板状のオニツクスを模した大理石の製造法を説明す
る。
まづ型枠にゲルコートを薄く塗設して乾燥させ、その上
に厚さ5wn程度に原料B’を塗設し、模様に深みを持
たせるために任意の個所を盛上げて7隆起をつくるが、
原料B’を塗設する際、任意の個所に隆起をつくらなく
てもよい。
に厚さ5wn程度に原料B’を塗設し、模様に深みを持
たせるために任意の個所を盛上げて7隆起をつくるが、
原料B’を塗設する際、任意の個所に隆起をつくらなく
てもよい。
次にその上からオニツクスの亀裂状模様を表現するため
の原料D″を流し、更に原料C″とA″を模様化しなが
ら流しこみ、その上に原料B″を塗設して厚さ1蝕の板
状に成形し、硬化後離型するとオニツクス状模造大理石
を得る。尚上記製造法においては、シラス中の火山硝子
微粉に代えて霞石閃長石・松脂岩・黒曜石・真珠岩・水
酸化アルミニウム・水滓等の微粉を使用してもよく、ポ
リエステル樹脂に代えてアクリル樹脂等の他の透光性合
成樹脂を使用してもよい。
の原料D″を流し、更に原料C″とA″を模様化しなが
ら流しこみ、その上に原料B″を塗設して厚さ1蝕の板
状に成形し、硬化後離型するとオニツクス状模造大理石
を得る。尚上記製造法においては、シラス中の火山硝子
微粉に代えて霞石閃長石・松脂岩・黒曜石・真珠岩・水
酸化アルミニウム・水滓等の微粉を使用してもよく、ポ
リエステル樹脂に代えてアクリル樹脂等の他の透光性合
成樹脂を使用してもよい。
また硬化原料として溶融硝子を使用してもよい。本発明
は詳記のように構成されるから次の効果を有する。(1
)天然産のオニツクスは亀裂状模様の所で折れやすく、
このため石綿スレート板等を積層して補強しなければな
らないが、本発明の模造大理石は補強の必要がなく、ま
た薄層の板材の製造も可能であり、低廉に製造すること
ができる。
は詳記のように構成されるから次の効果を有する。(1
)天然産のオニツクスは亀裂状模様の所で折れやすく、
このため石綿スレート板等を積層して補強しなければな
らないが、本発明の模造大理石は補強の必要がなく、ま
た薄層の板材の製造も可能であり、低廉に製造すること
ができる。
(2)水晶石を焼いて微粉にしたものは淡いクレー色を
呈し、これをオニツクス色ポリエステル樹脂に混合する
と暗緑色となり、原料A″とB″を;同一平面上に設け
る時は濃淡の差により錯覚的に深みを感じさせるが、こ
れを原料B゛の隆起に流しこむとその効果が相乗されて
模様に深みを感じさせる。(3)ガラス質微粉・エロジ
ールは硬化原料に揺変2性を付与し、独特の模様を構成
することができ ^ソー4 肛i
旨る。
呈し、これをオニツクス色ポリエステル樹脂に混合する
と暗緑色となり、原料A″とB″を;同一平面上に設け
る時は濃淡の差により錯覚的に深みを感じさせるが、こ
れを原料B゛の隆起に流しこむとその効果が相乗されて
模様に深みを感じさせる。(3)ガラス質微粉・エロジ
ールは硬化原料に揺変2性を付与し、独特の模様を構成
することができ ^ソー4 肛i
旨る。
(4)合成樹脂に混合される無機質微粉は何れも合成樹
脂に重量感を持たせ、石の実感を感じさせる。
脂に重量感を持たせ、石の実感を感じさせる。
(5)模様層の両面を透光性層でサンドイッチ状に挾ん
で形成しているので、どちらの面から見ても大理石の色
彩や模様が表われ、家具部材等を製作する際、前記模様
の両面を必要とする個所には本発明に成る模造大理石を
1枚使用すれば足り、従つて部材を貼り合わせて使用す
る必要がないので製作コストが安価で済む。
で形成しているので、どちらの面から見ても大理石の色
彩や模様が表われ、家具部材等を製作する際、前記模様
の両面を必要とする個所には本発明に成る模造大理石を
1枚使用すれば足り、従つて部材を貼り合わせて使用す
る必要がないので製作コストが安価で済む。
天然産のオニツクス大理石は、イタリー・イラン等の小
数国の特産物であり、我国は総てを輸入に頼つているが
、産地国における産出高も年々減少する状態にあり、極
めて高価である。
数国の特産物であり、我国は総てを輸入に頼つているが
、産地国における産出高も年々減少する状態にあり、極
めて高価である。
本発明は、天然産オニツクス大理石そのままの色彩や模
様を表現することができないまでも、極めて類似した色
彩や模様を表現することができ、製造至便かつローコス
トに製造し得、天然産オニツクス大理石の折れやすい欠
点も除去したものであり、建築物の内外装材や家具部材
等として広く用途に供することができる。
様を表現することができないまでも、極めて類似した色
彩や模様を表現することができ、製造至便かつローコス
トに製造し得、天然産オニツクス大理石の折れやすい欠
点も除去したものであり、建築物の内外装材や家具部材
等として広く用途に供することができる。
添付図面は本発明の実施例を示すものであつて、第1図
は模造大理石の構造を説明するための正面図、第2図は
同一部拡大断面図である。
は模造大理石の構造を説明するための正面図、第2図は
同一部拡大断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 透光性層の裏面の任意の個所に隆起が形成されてお
り、上記透光性層の裏に模様層が設けられており、この
模様層の表面に更に透光性層が形成されていることを特
徴とする合成樹脂系または硝子系模造大理石。 2 型枠上に透光性硬化原料を展拡すると共にその任意
の個所に隆起を設け、その上に模様層を設けた後更に透
光性硬化原料を展拡して成形し、硬化後離型してなるこ
とを特徴とする。 合成樹脂系または硝子系模造大理石の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP99478A JPS6045042B2 (ja) | 1978-01-09 | 1978-01-09 | 模造大理石とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP99478A JPS6045042B2 (ja) | 1978-01-09 | 1978-01-09 | 模造大理石とその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54102353A JPS54102353A (en) | 1979-08-11 |
JPS6045042B2 true JPS6045042B2 (ja) | 1985-10-07 |
Family
ID=11489139
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP99478A Expired JPS6045042B2 (ja) | 1978-01-09 | 1978-01-09 | 模造大理石とその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6045042B2 (ja) |
-
1978
- 1978-01-09 JP JP99478A patent/JPS6045042B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54102353A (en) | 1979-08-11 |
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