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JPS6043333B2 - 抗炎症活性物質の製法 - Google Patents

抗炎症活性物質の製法

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Publication number
JPS6043333B2
JPS6043333B2 JP51099385A JP9938576A JPS6043333B2 JP S6043333 B2 JPS6043333 B2 JP S6043333B2 JP 51099385 A JP51099385 A JP 51099385A JP 9938576 A JP9938576 A JP 9938576A JP S6043333 B2 JPS6043333 B2 JP S6043333B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inflammatory
substance
inflammatory active
active substance
ultrafiltration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51099385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5326312A (en
Inventor
英一 三坂
啓一 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP51099385A priority Critical patent/JPS6043333B2/ja
Publication of JPS5326312A publication Critical patent/JPS5326312A/ja
Publication of JPS6043333B2 publication Critical patent/JPS6043333B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、炎症性疾患の治療に用いられる抗炎症活性物
質の製法に関するものである。
生体の有する自己防御機能の一つとして、炎症に対し治
療作用を示す自己物質が存在するとの仮説が提出されて
いる。
例えばこの物質は血漿中に存在して分子量数百の低分子
物質であるとされている(特開昭50−82214)が
、その物質の精製は充分にはなされておらず、物理化学
的性質についても未だ明らかではない。本発明者等は、
啼乳動物の体液より、かゝる低分子抗炎症物質とは異な
る分子量の抗炎症物質前駆体(分子量1000〜100
00)を分離し、これを高分子化することにより、抗炎
症活性物質に変え、−その精製を容易ならしめることに
成功し、本発明を完成した。
本発明によれば、抗炎症活性物質は啼乳動物の血清、血
漿、炎症性滲出液、乳汁、唾液などの体液を、ます限外
ろ過して高分子の蛋白質、糖質を除いた低分子の限外ろ
過液を取り、そのカルシウム濃度を低下させることによ
り同分画中の低分子抗炎症活性物質前駆体を高分子化さ
せ、再び限外濾過によりろ過されない高分子化した抗炎
症活性物質を分画し、次いでゲル濾過クロマトグラフィ
ー処理により活性分画を取り、更に弱塩基性イオン交換
クロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィーおよ
び弱酸性イオン交換クロマトグラ’フィーを行うことに
より、高度に精製された電気泳動的に単一な物質として
得ることができる。
この物質は糖質を主成分とし一部アミノ酸を含む糖蛋白
と考えられ、カラゲニン浮腫に対し静脈内投与で強力な
抗炎症活性を示す。又、ラットのCMC(カルボキシメ
チル−セルロース)嚢法を用いた生体内の白血球遁走試
験では、静脈内投与により強い遁走阻害活性を示し、生
体外のポイデン・チャンバー(B()ydenCham
ber)を用いた遁走試験でも同物質の共存により白血
球遁走を著しく阻止する。本発明を実施するに当つて、
出発原料としては、啼乳動物の体液例えば人、牛、豚、
羊、ラット、モルモツトなどの血液、ラットの実験的炎
症部位への滲出液、又は分泌液として人、牛、馬あるい
は豚などの乳汁、唾液等が用いられるが、多量の原料入
手の点を考慮すると、牛、馬、豚等大動物家畜の血液及
び乳汁が最適である。
以下に分画、精製法について各段階毎に説明を加える。
〔第1段階〕原料は、まず低温遠心分離操作により血球
、脂質等を除き、次いで高分子蛋白等を除く目的で限外
泊過を行う。
以下の操作はできるかぎり4℃付近の低温室にて行う。
限外ろ過には例えば、アミコン社(AmicOnCO.
)製ダイアフロー装置を用い、フィルターとしてはUM
−10等分子量1万以下のものを通過させるものを使用
すると有利である。又、同じくアミコン社製のフオロー
・ファイバー装置(DC−2型、HIDP−10)を用
いると大量の原料処理が短時間にでき更に好適である。
例えば、血清を限外沖過する場合、まず細菌繁殖を防止
する意味で、1%ナトリウム・アザイド(NaN3)を
1110喀量加え、透析、希釈等の操作を加えることな
く直ちに限外沖過器にかける。この過程で、透析や希釈
を行い液のカルシウム濃度が低下すると(約5TrLg
%以下)、抗炎症物質前駆体の一部は高分子化し、限外
枦過器より流出せず収量が低下する。又、限外枦過は内
容物濃度上昇による高粘度のための時間と共に速度が低
下するので、原料の112〜1B容量が沖過された時点
で終了するのが好適である。沖過された低分子分画は凍
結により保存することができる。〔第■段階〕 この限外p過された低分子分画中の抗炎症活性物質前駆
体について、共存するカルシウム・イオンの低下による
高分子化操作を行なう。
即ち、水等による希釈、透析又はカルシウムを除くよう
なキレート剤例えばEDTA(エチレンジアミン四酢酸
)、GBDTA(グリコールエチレンジアミン四−酢酸
)等の添加により高分子化が起り、再度の限外沖過(U
M−1蒔)で?液中に出なくなる。高分子化はカルシウ
ムイオン濃度5m9%で充分に起り、血清(カルシウム
を約10m9%含む)を例にとれば、その限外P過液を
水で2倍に希釈するのみ−てよい。但し、高分子化を確
実にする意味で3〜4倍希釈を用いる方が有効である。
この低カルシウム化した分画を限外淵過(UM−10,
.UM−2等のフィルター)し、今度は枦過されずに残
つた高分子分画を採取する。この低カルシウム化による
高分子化過程と、それに続く限外ろ過濃縮過程で目的の
抗炎症活性物質を著しく精製することができる。本発明
の特徴は一つはこの過程にある。〔第■段階〕抗炎症活
性物質を含む第■段階の濃縮液をゲル洒過クロマトグラ
フィーにかける。
ゲル沖過には、セスアデツクスG−75等(Sepha
dexlPharmaciaCO.)の架橋テキストラ
ンが有効に用”いられる。又、展開溶液としては、0.
9%の食塩水等の生理的条件に近い塩溶液を用いられる
。クロマト・カラムよりの溶離液は一定量づつ分取し、
その275mμ附近の紫外線吸収を目安にクロマトグラ
ムを書くと、抗炎症活性物質は第1のピーク附近に存在
し、ほとんど間隙容積(VOidvOIume)直後に
溶出することが分かる。この第1ピーク及びその後部に
流出する裾野の部分を広く採取し、UM−2等のフィル
ターで限外淵過して活性物質を濃縮する。〔第■段階〕 第■段階の濃縮液を弱塩基性イオン交換体例えばDEA
E−セルロース(ジエチルアミノエチル−セルロース、
SefvaCO.製)などを用いるイオン交換クロマト
グラフィーにかける。
このイオン交換体をあらかじめ低イオン強度の弱酸性緩
衝液例えば0.05M,.PH5.8の酢酸緩衝液など
で緩衝化しておき、そのクロマトカラム上へ、第■段階
の濃縮液を吸着させる。この場合、濃縮後の塩濃度を0
.1M食塩水になるように調整しておく。吸着させた後
、0.2Mの酢酸緩衝液(PH5.8)を充分に流し2
757T1.μ紫外部吸収を指標として溶離するものを
できるかぎり除いた後、1Mの同緩衝液に換え濃縮溶離
する分画を集める。この分画に抗炎症活性物質が存在し
ている。〔第■段階〕 第■?階の1M溶離分画をゲル淵過する。
ゲル沖過は、第■段階よりも更に架橋度のあらい網目構
造の大きなもの例えばセフアデツクスG−200などが
有効である。ゲル淵過クロマトグラフィーは第■段階と
同様に行い、抗炎症活性物質が流出する第1ピークを集
める。限外枦過(UM−10、■−2等)で濃縮後、水
にて充分に透析して脱塩し、透析内液は凍結乾燥し低温
保存する。第■段階までの精製により抗炎症活性物質は
極めて高度に純化されるが、更にもう一段階精製過程を
おいてもよい。即ち、弱酸性イオン交換体例えばCM−
セフアデツクス(カルボキシメチルーセフアデツクス)
などのカラムを通す第■段階である。〔第■段階〕 第■段階での第1ピークを水で透析したものをCM−セ
フアデツクスを用いるイオン交換クロマトグラフィーに
かける。
CM−セフアデツクスはあらかじめ低濃度の緩衝液例え
ば0.02M酢酸緩衝液(PH5.8)て緩衝化してお
き、活性分画を上部にのせた後0.02r!4の同緩衝
液を流して非吸着溶離してくるものを集める。この中に
抗炎症活性物質が含まれており、限外?過で濃縮後水で
充分透析し凍結乾燥することにより、目的の活性物質を
得ることができる。次に実施例をあげて本発明の方法を
更に具体的に説明する。
実施例1 牛血液より抗炎症活性物質の分画、精製 牛血液180eを静置して凝固させ、5℃前後の低温放
置て血清を充分に分離させた後血餅を除去する。
血餅を除去した血清分画中の血球は遠心分離にて除く。
この場合、ドラバール型連続遠心機例えばバーチエス(
Barces)遠心機などを用い、回転数を5000r
.p.mで行えば能率よく透明な血清が約60′得られ
る。血清に殺菌剤としてナトリウム・アザイドを最終0
.01%になるように加え、限外淵過操作を行う。アミ
コン製ハイフローセル型p過機(又はバイオエンジニア
リング社製.ダイアフィルターMC−6型機)を用い、
フィルターは直径150T0t(7)UM−10を使用
し、窒素−ガス加圧下(4k91cf1)に行う。UM
−10フィルターを通過するものは分子量約1万以下の
ものであり、約48′が得られた。この淵液を水で4倍
に希J釈する。この希釈過程て低分子の抗炎症活性物質
前駆体は高分子化し、次の限外淵過ではフィルターを通
過しなくなる。この段階では、約200eと処理量が多
いので、アミコン製フオロー・ファイバー(DC−2型
、HIDP−10)を用いると能率が・よい。この様に
して通過するものを除き、通過しない高分子物質を濃縮
して30m1にまでする。この場合小型ダイアフロー限
外ろ過機を用い濃縮すると具合がよい。この濃縮した分
画をゲル淵過操作にかける。
まず、セフアデツクス(Sephadex)G−75を
0.9%食塩水に懸濁し、5×95cmのクロマトカラ
ム、(Excelカラム、SB−501硝英KK)につ
める。この上部に濃縮液30m1をのせ、展開は0.9
%食塩水で行い、2757n,μの紫外部吸収を指標に
して溶離してくる各フラクシヨンを分取する。抗炎症活
性物質は間隙容積(VOidVOlLlnle)に接し
てすぐ出てくる第1ピークに存在する。この第1ピーク
部ノ分を合併し、限外枦過(フィルターUM−10)で
濃縮し、約30mtにする。濃縮液は水にて1晩透析し
、次いで弱塩基性DEM−セルロースを用いるイオン交
換カラムクロマトグラフィーにかける。DEAE−セル
ロースはあらかじめPH5.8の0.01M酢酸緩衝液
にて緩衝化しておき、26×40C7Ttのカラム(E
xcel)に充填しておく。この上に上記濃縮液をおき
吸着させた後、0.2M..PH=5.8の酢酸緩衝液
にて溶離するものをよく洗い出し、2757T1,Pの
吸収で溶離するものが無くなつたのを確認後、1Mの同
緩衝液に変える。この1M緩衝液により活性物質は濃縮
されながらカラムにより溶離してくる。次に、セフアデ
ツクスG−200を用いゲル枦過を行う。
先のG−75の場合と同様、0.9%食塩水にてG−2
00をカラム(4×95C!rl)につめ、上部にDE
AE−セルロースクロマトグラフィーによる1M溶離部
(約20m1)をのせ、0.9%の食塩水にて展関する
。この場合も活性物質は間隙容積のすぐ後の第1ピーク
に存在する。この第1ピーク部分を限外淵過(UM−1
0又はUM−2)で濃縮し、水にて充分透析後、凍結乾
燥する。この段階で26m9の活性分質が得られた。こ
の物質はかなり精製され強い抗炎症活性を示す。又、次
のステップとして弱酸性のCM−セフアデツクスを用い
るイオン交換クロマトグラフィーを行うと更に精製され
るが、一部抗炎症活は低下する場合もある。凍結乾燥標
品又はセフアデツクスG−200クロマトグラフィー処
理の第1ピークを0.01M酢酸緩衝液(PH5.8)
にて透析後、CM−セフアデツクスカラム(2.6×4
0cr!t)にのせ同緩衝液に食塩を加えるグラージエ
ント(Gradint)の系でクロマトグラフィーを行
う。クロマト分画で食塩濃度0.02〜0.2Mの範囲
で溶離してきた部分を採取し、限外淵過で濃縮(UM−
10又はUM−2)し水で透析後、凍結乾燥すると、1
0m9の活性標品が得られた。この物質の各種性質を以
下列記する。
〔物理化学的性質〕
凍結乾燥標品は白色粉末であり、水に溶解するとPH=
4.3(17y191m1)を呈する。
このものの紫外部吸収スペクトルは第1図のごとく28
0wLμ附近に肩をもつ。又、赤外吸収スペクトルは第
2図に示すとおりである。分子量はゲル枦過法によると
、20万以上と考えられる。元素分析値は下記のようで
ある。
又、このものの組成は下記のようである。
糖の分析によると、グルコース、ガラクトース、フコー
スが多く、微量ではあるがラムノース、マンノースも含
んでいる。
アミノ酸分析では、アスパラギン酸、グルタミン酸、グ
ルタミン、セリン、グリシン、アラニン、バリン、ロイ
シンが存在する。
なお、シアル基、グルクロン酸、ガラクトサミンは認め
られない。
〔生物学的性質〕
抗カラゲニン浮腫作用 ウインター (Winter)の方法(1)で行つたラットの抗カラ
ゲニン浮腫作用で、この凍結乾燥標品溶液をカラゲニン
投与3吟前に静脈内に注射しておくと、3時間後の判定
時に足浮腫の著しい抑制が見られる。
下.に示す表の抑制率より、50%抑制量を求めるとD
勅=0.88μy/BOdyとなる。なお、プロナーゼ
(PrOnase)にて、当物質の蛋白部分を分解して
も、抗カラゲニン活性に影響は与えない。
CMC嚢法(3)を用いた白血球遊走阻止作用:ラツト
の背部にCMC(カルボキシメチル セルロース)を皮
下投与しその局所に遊走してくる白血球数を測定するC
MC嚢法を用いる。
標品溶液は、CMC投与時及び3時間後に2回静注する
。6時間目の局所白血球数からその遊走阻害をみると著
しい抑制がみとめられる。
表に示すように、0.5μFllbOdyを2回投与す
るのみで、白血球遊走を72%阻害している。(3)飯
塚義夫、他;第24回日本薬理学要旨集、305頁(1
967)石川浩、他;薬誌、?1472(1968)ボ
イデン●チャンバー(BOydenChamber)法
(4)での白血球遊走阻止作用:マイクロボア・フィル
ターで2室に分けられたBOydenChem?rの上
室にモルモツト白血球〔腹腔内の多形核白血球(PMN
−1euc0cyte)〕を、下室にその遊走因子(モ
ルモツト血清+チモーザン(ZymOsan))を入れ
白血球がフィルター内を因子側に移動するのを測定する
標品を遊走因子側に入れた場合は白血球遊走にあまり影
響ないが、標品が白血球側に存在すると(4.4pfI
m1)、その白血球遊走を著しく抑制(86%)する。
この抑制作用は白血球に対する標品の細胞毒性によるも
のではなく、遊走抑制である。(4)S.BOyden
;J.Exptl.Med.、川−、453(1962
)実施例2 ラットの実験的炎症局所への滲出液を原料とする方法ラ
ットの背部に無菌的にスポンジ(例えば、ポリウレタン
製のモルトブレンなどが利用できる)を移殖し4日後に
これを取り出す。
普通、直径3鑞、厚さ1C77!の円径スポンジなら2
〜3個を1匹に移殖することができ、スポンジ中の滲出
液は10nt程度は採取可能である。この滲出液をプー
ルし原料とする。滲出液を遠心分離し(1万R.p.m
l2紛)混入している血球を除去後、限外t過操作に入
る。以下は実施例1の方法と同じである。このようにし
て精製された抗炎症活性物質も牛血中の物質とほぼ同じ
性質を示す。。実施例3 牛乳を原料とする方法 新鮮牛乳を低温(イ)〜5℃)で遠心分離(1方R.p
.ml3扮)し、浮上する脂質を除去後、再び遠心操作
を行つて充分に脂質をとり除く。
脱脂した牛乳は限外ろ過操作(UM−10など)により
分子量1万以下のものを採取する。牛乳が血清と違う点
は、含まれるカルシウム濃度が何倍も高いことであり、
低カルシウム化による抗炎症物質前駆体を高分子化させ
るには、多量の水による希釈が必要となる。しかるに容
量が増加すると次の操作”に都合がわるいため透析操作
で脱カルシウムをした方が得策である。即ち、限外p過
により取出した分子量1万以下の分画を透析チューブに
入れ、水に対して充分透析する。透析内液をアミコン製
フェロー・ファイバーにて通過するものを除き、内部に
残る高分子のものを濃縮後、セフアデツクスG−75を
用いるクロマトグラフィーにかける。以下は実施例1と
同じに行う。このようにして取出した物質も牛血清中の
抗炎症性物質とほぼ同じ性質を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1による牛血清より分画、精製した抗炎
症活性物質の紫外部吸収スペクトルを示したもので、2
mgの標品を3m1の水にとかして測定した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 哺乳動物の体液を限外濾過し、濾過液にカルシウム
    濃度低下による高分子化操作を施した後、再び限外濾過
    を行なつて濾過されない高分子物質を分画し、更に得ら
    れた高分子分画を精製することを特徴とする抗炎症活性
    物質の製法。
JP51099385A 1976-08-20 1976-08-20 抗炎症活性物質の製法 Expired JPS6043333B2 (ja)

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JPS5326312A JPS5326312A (en) 1978-03-11
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US4284623A (en) * 1979-11-09 1981-08-18 Beck Lee R Method of treating inflammation using bovine milk
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