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JPS6042687B2 - 水平布設給電線路の耐震布設法 - Google Patents

水平布設給電線路の耐震布設法

Info

Publication number
JPS6042687B2
JPS6042687B2 JP53129664A JP12966478A JPS6042687B2 JP S6042687 B2 JPS6042687 B2 JP S6042687B2 JP 53129664 A JP53129664 A JP 53129664A JP 12966478 A JP12966478 A JP 12966478A JP S6042687 B2 JPS6042687 B2 JP S6042687B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
wire
supply line
earthquake
supply lines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53129664A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5556409A (en
Inventor
信雄 増岡
広実 河野
他吉 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP53129664A priority Critical patent/JPS6042687B2/ja
Publication of JPS5556409A publication Critical patent/JPS5556409A/ja
Publication of JPS6042687B2 publication Critical patent/JPS6042687B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Electric Cable Installation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はバスダクト、ケーブルラック等の水平布設区間
における耐震性能向上のための改良された布設法に関す
るものである。
工場やビル内などの給電線路としてはバスダクトやケー
ブルラックが用いられ、これらは一般に天井や粱等より
吊りボルトで垂直に吊り下げられて布設されている。
しカル天井の高い電気室内や工場等では必然的に吊りボ
ルトの長さが大となり、地震時には振子状に揺れる危険
性が大きい。この対策としては布設ルートに曲りを入れ
、ある方向への揺れに抵抗力を与える配置としたり、斜
め吊りボルトを追加したりしている。しかしながら直線
布設ルートが大きくなつた場合には、曲りの抵抗が小さ
くなつて胴震効果が充分果たせない場合が多い。
また、斜め吊りボルト方式の場合には、吊下長さが大き
くなると効果は充分とはならず、かつ吊下部材がいたず
らに多くするのみで作業上、外観上も問題となる。水平
布設の際、上記のような吊りボルトなどの吊下布設法が
最も経済的であり、効果的布設が行い得るが、上記欠点
を併せ持つているのが現状である。
本発明は上記実情に鑑がみて為されたものであり、従つ
てその目的とするところは、水平布設給電線路を効果的
(経済的)にかつ確実な胴震効果を充分発揮し得る吊下
式布設法を提供するにある。
すなわち本発明の布設法は、給電線路の重量は天井や粱
より垂直におろした吊下部材に支持させ、振れ止めの支
持を給電線路に近くほぼ直交して張り渡した耐張力ワイ
ヤーより取ることを主眼とする。
以下実施例図面により説明する。
第1図は従来の吊りボルト方式の実施例で、1は天井面
、2は該天井面より吊下される垂直吊りボルト、3は吊
りボルト間の横渡し支持材、4は該支持材上に設置され
る配電用バスダクトであり、このように吊下方式の場合
図示の矢印の方向に加震されると振子の原理で容易に振
れて安定支持が望めなくなる。
第2図は同吊りボルト方式の対策例で、aの5は前実施
例の天井と横渡し支持材間に追加された斜め吊り止めて
あるが、これも吊り下げ長さがあまり大きいと効果がな
いとともに天井面のふくそうで布設作業や外観上が問題
となる。
またbは屈曲ルートを含んだ布設ルート例の平面説明図
で、6は配電盤、7はトランス等の機器であり、この間
にバスダクト4が直角曲りを含んだルートで吊りボルト
2や横渡し部材3により吊り下げられている。
この場合にはバスダクトに直角方向の振動が加わつても
直角に布設されている部分でその動きを制動する働きを
する為簡単には振れないことになるが、屈曲間の長さが
大きいとその中間部が大きく振れる等やはり完全とは言
えない。
第3図は本発明の実施例で、従来の吊りボルト2で布設
されたバスダクトルート群(天井1よりは一定間隔毎に
吊りボルト2で支持)4の近くの空間にこのバスダクト
と直交するメッセンジャーワイヤー(鋼撚線)などの耐
張力ワイヤー8を張り渡す。
両側の壁(造営材)に設けたフック12等にワイヤーの
片端を引掛けると共に他端にはターンバックル13を介
してフックに固定し、ターンバックル13で所要張力を
調整する。バスダクトの支持材3よりこのワイヤーに向
つて左右2本の振れ止めワイヤー9を出し、メッセンジ
ャーワイヤーとは適当なりランプ10等で連結固定する
この際左右の振れ止めワイヤーは互いに張力をかけ、支
持材3が左右に振れないように調整する。尚、この振れ
止めワイヤーは必要な間隔毎(この振れ止め支持点間の
長さが地震波等に共振しないように間隔を選ぶ必要があ
る。
)に張り渡し同様に振れ止めを施す。本発明によれば上
記のように振れ止めを水平に張り渡したワイヤーより取
ることにしているが、その意味からワイヤーとバスダク
トとの位置関係は例示したものに限らずワイヤーがバス
ダクトと同一面または下面であつてもよく、またバスダ
ク.トルートと直交するとは限らず、多少斜めの交差を
許容し得る。また各方向のルートが混在する場合には、
メッセンジャーワイヤー(耐張力ワイヤー)同志が直交
せられ、ネット状に張り渡すことを可とする。
さらにメッセンジャーワイヤーからの振れ止めもワイヤ
ーによる他鋼棒等であつても差支えなく、また左右に振
れ止めを施さず、メッセンジャーワイヤーを直接バスダ
クト等に一点で固定する等、バスダクト布設ルートに振
れ難くする方法を実現し得る範囲で応用でき得るもので
ある。以上のように説明してなるように、本発明の布設
法はバスダクトあるいはこれと同等の布設法を許容し得
るラック配線のような給電線路の重量は垂直吊りボルト
などの吊下部材で最も効果的、経済的かつ作業容易に支
持され、振れ止めのみを分■担するメッセンジャーワイ
ヤーなどの耐張力ワイヤーは振れ止めの効果の大きい近
くの場所にほぼ直交して布設するのでわずかなりのみで
よく、メッセンジャーワイヤーの太さ、張力を軽減して
振れ止めを行い得たものである。しかも両側の壁や柱に
固定点を設けるのみでかなり長いスパンについても1条
のワイヤーで容易に布設でき、経済的であるとともに外
壁上も従来の吊りボルト(斜め追加分)のように林立感
を一掃するので頗る良好であり、また万一途中に障害物
のある場合も多少の屈曲を許容してそのまま避けること
もできる。
特に多くの給電線路が併設される電気室内では一本のメ
ッセンジャーワイヤーで多くの給電線路の振れ止めを行
わしめることができて効率的であり、振れ止めのメッセ
ンジャーワイヤーへの固定もクランプ類で容易に行える
為追加や移動、徹去等も容易に行える等、この種水平布
設給電線路の耐振布設として経済的かつ作業性良好な方
法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の吊りボルト方式による給電線路水平布
設支持の実施例を示す説明図、第2図A,bは従来の耐
震対策実施例を示す説明図、第3図は本発明の水平布設
給電線路の耐震布設状況の実施例を示し、aは横断面視
図を示し、bは平面方向視図を示す。 1:天井面、2:吊りボルト、3:横渡し支持材、4:
バスダクト、8:メツセンジヤーワイヤー、(鋼撚線等
)、9:振れ止めワイヤー、10:クランプ金具、12
:フツク、13:張力調整用ターンバックル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バスダクトラック配線などの給電線路を水平布設す
    る場合において、当該給電線路を天井、粱などより垂直
    に吊り下げた吊下部材で重量を受けとめて水平支持せし
    め、一方鋼撚線等の耐張力ワイヤーを給電線路とほぼ直
    交して張り渡して当該給電線路の振れ止めを該耐張力ワ
    イヤーより取ることを特徴とする水平布設給電線路の耐
    震布設法。
JP53129664A 1978-10-20 1978-10-20 水平布設給電線路の耐震布設法 Expired JPS6042687B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53129664A JPS6042687B2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 水平布設給電線路の耐震布設法

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JP53129664A JPS6042687B2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 水平布設給電線路の耐震布設法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5556409A JPS5556409A (en) 1980-04-25
JPS6042687B2 true JPS6042687B2 (ja) 1985-09-24

Family

ID=15015088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53129664A Expired JPS6042687B2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 水平布設給電線路の耐震布設法

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JP6032477B2 (ja) * 2012-10-15 2016-11-30 清水建設株式会社 天井システム

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JPS5556409A (en) 1980-04-25

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