JPS604207B2 - 含フツ素エラストマーの製造方法 - Google Patents
含フツ素エラストマーの製造方法Info
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- JPS604207B2 JPS604207B2 JP51150360A JP15036076A JPS604207B2 JP S604207 B2 JPS604207 B2 JP S604207B2 JP 51150360 A JP51150360 A JP 51150360A JP 15036076 A JP15036076 A JP 15036076A JP S604207 B2 JPS604207 B2 JP S604207B2
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- vinyl ether
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- propylene
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F214/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
- C08F214/18—Monomers containing fluorine
- C08F214/26—Tetrafluoroethene
- C08F214/265—Tetrafluoroethene with non-fluorinated comonomers
- C08F214/267—Tetrafluoroethene with non-fluorinated comonomers with non-fluorinated vinyl ethers
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、含フッ素ェラストマーの製造方法に関し、更
に詳しく言えば、プロピレンー四フッ化エチレンーグリ
シジルビニルェーテル系共重合体からなる新規な含フッ
素ェラストマーの製造方法に関するものである。
に詳しく言えば、プロピレンー四フッ化エチレンーグリ
シジルビニルェーテル系共重合体からなる新規な含フッ
素ェラストマーの製造方法に関するものである。
従来より、プ。
ピレンー四フッ化エチレン系共重合体は、優れた含フッ
素ゴムとなし得るものであることが知られている。例え
ば、特公昭43−2419y号公報、米国特許第346
7635号明細書、英国特許第1284247号明細書
などを参照。然るに、か)るプロピレンー四フツ化エチ
レン系共重合体からなる含フッ素ヱラストマーは、優れ
た耐熱性、耐薬品性その他を有する反面、加硫性が不充
分であった。而して、加硫性を向上せしめる目的で、従
来は、クロロェチルビニルェーテル、アクリル酸、第3
級ブチルアクリレート、ジビニルヱーテル、アリルグリ
シジルェーテルの如き硬化部位を与える単量体を共重合
せしめる手段が提案されている。本発明者の研究によれ
ば、公知の硬化部位を与える単量体を使用する場合にお
いては、硬化時の発泡、硬化速度及び硬化温度、更には
硬化物中の交叉結合の熱安定性など、あるいは共重合時
の重合速度などに問題のあることが認められた。
素ゴムとなし得るものであることが知られている。例え
ば、特公昭43−2419y号公報、米国特許第346
7635号明細書、英国特許第1284247号明細書
などを参照。然るに、か)るプロピレンー四フツ化エチ
レン系共重合体からなる含フッ素ヱラストマーは、優れ
た耐熱性、耐薬品性その他を有する反面、加硫性が不充
分であった。而して、加硫性を向上せしめる目的で、従
来は、クロロェチルビニルェーテル、アクリル酸、第3
級ブチルアクリレート、ジビニルヱーテル、アリルグリ
シジルェーテルの如き硬化部位を与える単量体を共重合
せしめる手段が提案されている。本発明者の研究によれ
ば、公知の硬化部位を与える単量体を使用する場合にお
いては、硬化時の発泡、硬化速度及び硬化温度、更には
硬化物中の交叉結合の熱安定性など、あるいは共重合時
の重合速度などに問題のあることが認められた。
本発明者は、前記の如き問題点の認識に基いて、プロピ
レン−四フッ化エチレン系共重合体の加硫性を向上せし
め得る手段を提供するべく「種々の研究、検討を重ねた
結果、グIJシジルビニルェーテルを四フッ化エチレン
及びプロピレンと共に共重合させることによって、有利
に目的が達成され得ることを見出したものである。即ち
、グリシジルビニルェーテル、特に少量のグリシジルビ
ニルェーテルを共重合させることにより、ブロピレン−
四フッ化エチレン系共重合体の耐熱性、耐薬品性などを
損なうことなく、加榊性を著しく向上せしめ得るもので
あることを見出した。かくして、本発明は、前記の如き
発見に基いて完成されたものであり、プロピレンと四フ
ッ化エチレンを重合開始源の作用により共重合せしめて
含フッ素ェラストマ−を製造するに当り、重合開始時の
モノマ−混合物のモル比を四フツ化エチレン、プロピレ
ン及びグリシジルビニルェーテルのそれぞれについて、
55〜90モル%、10〜45モル%、0.01〜5モ
ル%とし、且つ反応中のチャージモノマ−のモル比を四
フッ化エチレン50〜60モル%、プロピレン40〜5
0モル%、グリシジルビニルヱーテル0.01〜10モ
ル%とすることにより、50〜60モル%の四フツ化エ
チレン、40〜50モル%のプロピレン及び0.01〜
10モル%のグリシジルビニルェーテルからなる共重合
体を得ることを特徴とする含フッ素ェラストマーの製造
方法を、新規に提供するものである。本発明によれば、
四フツ化エチレン50〜60モル%、プロピレン40〜
50モル%、グリシジルビニルヱーテル0.01〜10
モル%からなる加硫可能な新規含フッ素ェラストマーが
得られる。
レン−四フッ化エチレン系共重合体の加硫性を向上せし
め得る手段を提供するべく「種々の研究、検討を重ねた
結果、グIJシジルビニルェーテルを四フッ化エチレン
及びプロピレンと共に共重合させることによって、有利
に目的が達成され得ることを見出したものである。即ち
、グリシジルビニルェーテル、特に少量のグリシジルビ
ニルェーテルを共重合させることにより、ブロピレン−
四フッ化エチレン系共重合体の耐熱性、耐薬品性などを
損なうことなく、加榊性を著しく向上せしめ得るもので
あることを見出した。かくして、本発明は、前記の如き
発見に基いて完成されたものであり、プロピレンと四フ
ッ化エチレンを重合開始源の作用により共重合せしめて
含フッ素ェラストマ−を製造するに当り、重合開始時の
モノマ−混合物のモル比を四フツ化エチレン、プロピレ
ン及びグリシジルビニルェーテルのそれぞれについて、
55〜90モル%、10〜45モル%、0.01〜5モ
ル%とし、且つ反応中のチャージモノマ−のモル比を四
フッ化エチレン50〜60モル%、プロピレン40〜5
0モル%、グリシジルビニルヱーテル0.01〜10モ
ル%とすることにより、50〜60モル%の四フツ化エ
チレン、40〜50モル%のプロピレン及び0.01〜
10モル%のグリシジルビニルェーテルからなる共重合
体を得ることを特徴とする含フッ素ェラストマーの製造
方法を、新規に提供するものである。本発明によれば、
四フツ化エチレン50〜60モル%、プロピレン40〜
50モル%、グリシジルビニルヱーテル0.01〜10
モル%からなる加硫可能な新規含フッ素ェラストマーが
得られる。
本発明においては、四フツ化エチレン53〜58モル%
、プロピレン42〜47モル%、グリシジルビニルエー
ーテル0.2〜5モル%からなる含フッ素ェラストマ−
とする場合に、特に良好な結果が得られる。グリシジル
ビニルヱーテルの含有量が余りに少な過ぎる場合には、
加硫性の向上効果が不充分となり、また余りに多過ぎる
含有量の場合には、耐熱老化性が損なわれるとともに、
原料コストが高くなり、好ましくない。四フツ化エチレ
ン及びプロピレンの含有量については、耐熱性、耐薬品
性、その他入手の容易性などから前記範囲を選定するの
が望ましい。本発明における共重合反応は、塊状重合、
懸濁重合、乳化重合、溶液重合などを各種重合方式、或
いは重合開始剤を使用する触媒重合法、電離性放射線重
合法、レドックス系重合法などの適宜手段にて実施され
得る。
、プロピレン42〜47モル%、グリシジルビニルエー
ーテル0.2〜5モル%からなる含フッ素ェラストマ−
とする場合に、特に良好な結果が得られる。グリシジル
ビニルヱーテルの含有量が余りに少な過ぎる場合には、
加硫性の向上効果が不充分となり、また余りに多過ぎる
含有量の場合には、耐熱老化性が損なわれるとともに、
原料コストが高くなり、好ましくない。四フツ化エチレ
ン及びプロピレンの含有量については、耐熱性、耐薬品
性、その他入手の容易性などから前記範囲を選定するの
が望ましい。本発明における共重合反応は、塊状重合、
懸濁重合、乳化重合、溶液重合などを各種重合方式、或
いは重合開始剤を使用する触媒重合法、電離性放射線重
合法、レドックス系重合法などの適宜手段にて実施され
得る。
又、四フッ化エチレン、プロピレン、グリシジルビニル
ェーテルの主成分の他に、これらと共重合可能な成分、
例えばエチレン、イソブチレン、フッ化ビニル、フッ化
ビニリデン、六フッ化プロピレン、フルオロビニルェー
テル、アルキルピニルエーテル、クロロトリフルオロェ
チレンなどを適当に共重合させても良い。例えば、15
モル%程度以下の少量で共重合せしめ得る。而して、含
フッ素ェラストマーの分子量については、引張強度等の
加硫物性上通常5万程度以上とするのが望ましく、また
成形加工性及び加硫後の物性の両面を同時に満足するた
めにはあまり高すぎてもいけない。例えば、5〜15万
程度の分子量を有する含フッ素ェラストマーとするのが
望ましい。本発明方法は、前記の如く各種重合方式或い
は重合条件の下に実施され得る。
ェーテルの主成分の他に、これらと共重合可能な成分、
例えばエチレン、イソブチレン、フッ化ビニル、フッ化
ビニリデン、六フッ化プロピレン、フルオロビニルェー
テル、アルキルピニルエーテル、クロロトリフルオロェ
チレンなどを適当に共重合させても良い。例えば、15
モル%程度以下の少量で共重合せしめ得る。而して、含
フッ素ェラストマーの分子量については、引張強度等の
加硫物性上通常5万程度以上とするのが望ましく、また
成形加工性及び加硫後の物性の両面を同時に満足するた
めにはあまり高すぎてもいけない。例えば、5〜15万
程度の分子量を有する含フッ素ェラストマーとするのが
望ましい。本発明方法は、前記の如く各種重合方式或い
は重合条件の下に実施され得る。
例えば、トリクロロモノフルオロメタン、トリクロロト
リフルオロェタン、パーフルオロシクロブタンの如き弗
秦化系或し・は弗秦化塩素化系飽和炭化水素なる所謂フ
ロン系溶媒や第3級ブタノールの如きアルコール溶媒な
どの有機溶媒中で実施可能であり、この場合には、一4
0℃〜十150oo程度の温度で比較的低い反応圧力、
例えば1〜50kg′の程度の圧力が採用可能である。
又、水性媒体を使用して、懸濁重合や乳化重合によって
て実施されても良く、乳化重合においては多弗素化或い
は多弗素化塩素化アルキルの分散剤などが好ましく採用
され得る。而して、か)る懸濁重合や乳化重合において
は、塩素化炭化水素、液状炭化水素、トリクロロトリフ
ルオロェタン、第3級ブタノールの如き分散安定剤、反
応促進剤その他が適宜採用可能である。更に、過酸化物
、アゾ化合物、過硫酸塩の如き重合開始剤の採用が可能
であると共に、コバルト−60からのソ線の如き電離性
放射線照射によって共軍合反応を行なっても良い。水性
媒体中での重合の場合、例えば50〜100qo程度の
温度で5〜200kg/仇程度の圧力で実施可能である
。又、レドツクス系開始剤などにより−20q0〜十5
0qo程度の低温度の採用も可能である。尚、本発明方
法は、回分式、半連続式、又は連続式など適宜操作によ
って実施され得るものであり、目的或いは採用する重合
方式などに応じて、種々の重合条件、重合操作、重合装
置などを、選定するのが望ましい。以上の様にして、透
明乃至白色のゴム状弾性を有する含フッ素ヱラストマ−
が得られ、従来のプロピレン−四フッ化エチレン系共重
合体ェラストマーよりも加硫性の優れたものを有利に製
造することが可能である。かくして得られる含フッ素ェ
ラストマーは、種々の架橋手段、例えば有機過酸化物や
アミン類などによって化学架橋せしめてゴム状架橋体に
することができ、又、y線、電子線の如き電離性放射線
の照射によって放射線架橋せしめることも可能である。
尚、この場合、各種架橋助剤や充填乃至補強剤などを添
加混合することができ、種々の加硫配合が採用可能であ
る。本発明の新規含フッ素ェラストマーは、後述の如き
種々の配合、加硫が可能であるが、特徴的なことは、室
温程度の低温度でも特定の配合、加碗により硬化可能な
ことである。即ち、本発明の含フッ素ェラストマーは、
所謂室温硬化型ェラストマ−としても利用可能である。
例えば、第三級アミン類(モノアミン、ポリアミン又は
これらの塩)単独、又は第三級アミンとヒドロキシ化合
物、即ち分子内に1個以上の−OH基を有する化合物と
の組合せよりなる混合物を加硫剤として用いることによ
り、室温においても硬化可能であり、硬化速度が大きく
且つ交叉結合の熱安定性に優れた硬化物を与え得るもの
である。例えば、第三級アミン類としては、ペンジルジ
メチルアミン、oーメチルベンジルジメチルアミン、ジ
メチルアミノメチルフエノール、トリス(ジメチルアミ
ノメチル)フェノール、ジエチルアミノフ。
リフルオロェタン、パーフルオロシクロブタンの如き弗
秦化系或し・は弗秦化塩素化系飽和炭化水素なる所謂フ
ロン系溶媒や第3級ブタノールの如きアルコール溶媒な
どの有機溶媒中で実施可能であり、この場合には、一4
0℃〜十150oo程度の温度で比較的低い反応圧力、
例えば1〜50kg′の程度の圧力が採用可能である。
又、水性媒体を使用して、懸濁重合や乳化重合によって
て実施されても良く、乳化重合においては多弗素化或い
は多弗素化塩素化アルキルの分散剤などが好ましく採用
され得る。而して、か)る懸濁重合や乳化重合において
は、塩素化炭化水素、液状炭化水素、トリクロロトリフ
ルオロェタン、第3級ブタノールの如き分散安定剤、反
応促進剤その他が適宜採用可能である。更に、過酸化物
、アゾ化合物、過硫酸塩の如き重合開始剤の採用が可能
であると共に、コバルト−60からのソ線の如き電離性
放射線照射によって共軍合反応を行なっても良い。水性
媒体中での重合の場合、例えば50〜100qo程度の
温度で5〜200kg/仇程度の圧力で実施可能である
。又、レドツクス系開始剤などにより−20q0〜十5
0qo程度の低温度の採用も可能である。尚、本発明方
法は、回分式、半連続式、又は連続式など適宜操作によ
って実施され得るものであり、目的或いは採用する重合
方式などに応じて、種々の重合条件、重合操作、重合装
置などを、選定するのが望ましい。以上の様にして、透
明乃至白色のゴム状弾性を有する含フッ素ヱラストマ−
が得られ、従来のプロピレン−四フッ化エチレン系共重
合体ェラストマーよりも加硫性の優れたものを有利に製
造することが可能である。かくして得られる含フッ素ェ
ラストマーは、種々の架橋手段、例えば有機過酸化物や
アミン類などによって化学架橋せしめてゴム状架橋体に
することができ、又、y線、電子線の如き電離性放射線
の照射によって放射線架橋せしめることも可能である。
尚、この場合、各種架橋助剤や充填乃至補強剤などを添
加混合することができ、種々の加硫配合が採用可能であ
る。本発明の新規含フッ素ェラストマーは、後述の如き
種々の配合、加硫が可能であるが、特徴的なことは、室
温程度の低温度でも特定の配合、加碗により硬化可能な
ことである。即ち、本発明の含フッ素ェラストマーは、
所謂室温硬化型ェラストマ−としても利用可能である。
例えば、第三級アミン類(モノアミン、ポリアミン又は
これらの塩)単独、又は第三級アミンとヒドロキシ化合
物、即ち分子内に1個以上の−OH基を有する化合物と
の組合せよりなる混合物を加硫剤として用いることによ
り、室温においても硬化可能であり、硬化速度が大きく
且つ交叉結合の熱安定性に優れた硬化物を与え得るもの
である。例えば、第三級アミン類としては、ペンジルジ
メチルアミン、oーメチルベンジルジメチルアミン、ジ
メチルアミノメチルフエノール、トリス(ジメチルアミ
ノメチル)フェノール、ジエチルアミノフ。
ロピルアミン、Nーアミノエチルピベラジン、エチルメ
チルイミダゾール、トリエチレンジアミン、N・N′ー
ビス(アルキル)ピベラジン、4・4−トリメチレンジ
ピリジン、2・3ービス(2ーピリジル)−5・6−ジ
ヒドロピラジン、N−エチルモルホリン、1・8ージア
ザービシクロ(5・4・0)ウンデセンー7及びその塩
などがあげられる。また、か)る第三級アミン類と組合
せて用いられるヒドロキシ化合物としては、オクタノー
ル、シクロヘキサノール、フェノール、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール
、ポリプロピレングリコール、ヒドロキノン、カテコー
ル、レゾルシノール、2・2′−ビス(4ーヒドロキシ
フエニル)プロパン〔ピスフエノールA〕、1・3・5
ートリヒドロキシベンゼン、ジヒドロキシナフタレン、
4・4ージヒドロキシジフエニル、4・4−ジヒドロキ
シスチルベン、2・2−ビス(4ーヒドロキシフエニル
)ブタン〔ビスフエノールB〕、2・4−ジヒドロキシ
ベンゾフエノン、2・4−ジヒドロキシ安息香酸、4・
4′−ジヒドロキシジフエニルスルホン、2一メチルレ
ゾルシノール、トリメチロールアリルオキシフエノール
、トリス(4ーヒドロキシフヱニル)メタンなどがある
。また上記以外の加硫剤、例えば芳香族ポリアミン等も
交叉結合の化学的な安定性がや)劣るが同様に用いられ
得る。好ましい芳香族ポリアミンとしては、キシリレン
ジアミン、メタフエニレンジアミン、ジアミノジフヱニ
ルメタン、ジアミノジフェニルスルホンなどがある。更
に脂環族、複素環族ポリアミンとして、メンタンジアミ
ン、ビスアミノプロピルテトラオキサスピロウンデセン
なども使用可能である。本発明において、室温硬化に特
に好適な配合は、含フッ素ェラストマー
10の重量部MT一カーボンブラック
5〜60〃ヒドロキノン
0.2〜2〃トリス(ジメチルアミノメチル)フエ
ノール0.2〜2〃であり、上記成分をミキシングロー
ル上で配合し、室温で3〜14日間放置することにより
、引張強度100k9/均以上の実用強度を有する加硫
ゴムを得ることが出来る。
チルイミダゾール、トリエチレンジアミン、N・N′ー
ビス(アルキル)ピベラジン、4・4−トリメチレンジ
ピリジン、2・3ービス(2ーピリジル)−5・6−ジ
ヒドロピラジン、N−エチルモルホリン、1・8ージア
ザービシクロ(5・4・0)ウンデセンー7及びその塩
などがあげられる。また、か)る第三級アミン類と組合
せて用いられるヒドロキシ化合物としては、オクタノー
ル、シクロヘキサノール、フェノール、エチレングリコ
ール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール
、ポリプロピレングリコール、ヒドロキノン、カテコー
ル、レゾルシノール、2・2′−ビス(4ーヒドロキシ
フエニル)プロパン〔ピスフエノールA〕、1・3・5
ートリヒドロキシベンゼン、ジヒドロキシナフタレン、
4・4ージヒドロキシジフエニル、4・4−ジヒドロキ
シスチルベン、2・2−ビス(4ーヒドロキシフエニル
)ブタン〔ビスフエノールB〕、2・4−ジヒドロキシ
ベンゾフエノン、2・4−ジヒドロキシ安息香酸、4・
4′−ジヒドロキシジフエニルスルホン、2一メチルレ
ゾルシノール、トリメチロールアリルオキシフエノール
、トリス(4ーヒドロキシフヱニル)メタンなどがある
。また上記以外の加硫剤、例えば芳香族ポリアミン等も
交叉結合の化学的な安定性がや)劣るが同様に用いられ
得る。好ましい芳香族ポリアミンとしては、キシリレン
ジアミン、メタフエニレンジアミン、ジアミノジフヱニ
ルメタン、ジアミノジフェニルスルホンなどがある。更
に脂環族、複素環族ポリアミンとして、メンタンジアミ
ン、ビスアミノプロピルテトラオキサスピロウンデセン
なども使用可能である。本発明において、室温硬化に特
に好適な配合は、含フッ素ェラストマー
10の重量部MT一カーボンブラック
5〜60〃ヒドロキノン
0.2〜2〃トリス(ジメチルアミノメチル)フエ
ノール0.2〜2〃であり、上記成分をミキシングロー
ル上で配合し、室温で3〜14日間放置することにより
、引張強度100k9/均以上の実用強度を有する加硫
ゴムを得ることが出来る。
また配合中に金属酸化物あるいはシリカ等を含有せしめ
て、耐熱性等を改良することも可能である。更にこの配
合物を適当な溶剤に溶かして溶液塗料とすることも可能
であり、塗付後3〜14日放置することにより加硫され
た強固なゴム被膜を容易に得ることが出来る。
て、耐熱性等を改良することも可能である。更にこの配
合物を適当な溶剤に溶かして溶液塗料とすることも可能
であり、塗付後3〜14日放置することにより加硫され
た強固なゴム被膜を容易に得ることが出来る。
この場合、溶剤としては、酢酸エチル、テトラヒドロフ
ラン、1−1・2−トリクロルトリフルオルェタンなど
が使用され得る。本発明方法で得られる含フッ素ェラス
トマーは、上記室温における加硫と同時に、従来の10
0〜25000における高温での加硫も、もちろん可能
であり、この場合先に述べた種々の加硫剤及び加硫助剤
が使用出来る。
ラン、1−1・2−トリクロルトリフルオルェタンなど
が使用され得る。本発明方法で得られる含フッ素ェラス
トマーは、上記室温における加硫と同時に、従来の10
0〜25000における高温での加硫も、もちろん可能
であり、この場合先に述べた種々の加硫剤及び加硫助剤
が使用出来る。
又、従釆の架橋方法などで通常使用される種々の添加剤
も、含フッ素ェラストマーの架橋の際に添加され得る。
も、含フッ素ェラストマーの架橋の際に添加され得る。
これらの添加剤は、酸化マグネシウム、酸化鉛の如き金
属酸化物、或いはカーボンブラック、ファインシリカの
如き補強剤、その他の充填剤、顔料、酸化防止剤、安定
剤などを包含する。而して、含フッ素ェラストマーに前
記の如き種々の添加剤を添加する場合、化学架橋剤、架
橋助剤、その他の添加剤を原料含フッ素ェラストマーと
充分均一に混合することが望ましい。
属酸化物、或いはカーボンブラック、ファインシリカの
如き補強剤、その他の充填剤、顔料、酸化防止剤、安定
剤などを包含する。而して、含フッ素ェラストマーに前
記の如き種々の添加剤を添加する場合、化学架橋剤、架
橋助剤、その他の添加剤を原料含フッ素ェラストマーと
充分均一に混合することが望ましい。
か)る混合は、従来より通常使用されているゴム濠練用
ロール又はバンバリーミキサー等によって行なわれ得る
。混合時の作業条件は特に限定されないが、通常は30
〜8000程度の温度で約10〜60分間混線すること
によって、添加配合物を含フッ素ェラストマ−中に充分
分散混合し得る。混合時の作業条件や操作は、使用原料
及び配合剤の種類や目的に応じて最適条件を選定して行
なうのが望ましい。化学架橋剤による加熱架橋の操作は
、従来より通常使用されている操作を採用し得る。
ロール又はバンバリーミキサー等によって行なわれ得る
。混合時の作業条件は特に限定されないが、通常は30
〜8000程度の温度で約10〜60分間混線すること
によって、添加配合物を含フッ素ェラストマ−中に充分
分散混合し得る。混合時の作業条件や操作は、使用原料
及び配合剤の種類や目的に応じて最適条件を選定して行
なうのが望ましい。化学架橋剤による加熱架橋の操作は
、従来より通常使用されている操作を採用し得る。
例えば、成形型中で加圧しながら加熱する操作が採用さ
れ、また押出あるいは射出成形法などで成形したのちに
、加熱炉中で加熱する操作が採用され得る。加熱架橋時
の作業条件などは、使用原料や配合に応じて最適条件を
選定して行なうのが望ましい。加熱架橋時の温度は、通
常80〜250℃程度、好ましくは150〜2000C
程度が採用され得る。又、加熱時間は特に限定されない
が、化学架橋剤に応じて5分〜2時間の範囲であり、好
ましくは1び分〜2時間の範囲内で選定される。加熱温
度を高くすれば、加熱時間を短縮し得る。尚、得られる
架橋共重合体の再加熱処理も採用可能であり、物理的性
質の向上に役立つものである。例えば、150〜250
00、好ましくは180〜23000の温度で、15〜
2虫時間程度の再加熱処理が採用され得る。本発明によ
り得られる含フッ素ェラストマーの架橋体は、耐熱性、
耐薬品性などと共に、低級アルカン、ケトン、ェステル
など一部の溶剤を除き耐溶剤性に優れているので、広範
囲の使用条件下でゴム弾性の要求される各種用途などに
対して有利に利用され得る。例えば、航空機、船舶、自
動車用の○リング、ガスケット、バルブステムシール、
ダイヤフラム;ドライクリーニング機器のシール材、パ
イプ、フレキシブルジョイント:化学工業用のホース、
ロール、パッキング、シール材、ダイヤフラム、コーテ
ィング材、グローブ等高温でオイルや溶剤、腐蝕性液体
に接する部分の材料として有用である。又、パイプ状、
棒状成形物などにも成形加工され得ると共に、フィルム
状又はテープ状の成形物に一次加工して、これを積層、
張付、巻付などの二次加工によって更に成形加工するこ
となども勿論可能である。次に、本発明の実施例につい
て、更に具体的に説明するが、か)る説明によって本発
明が何ら限定されないことは勿論である。
れ、また押出あるいは射出成形法などで成形したのちに
、加熱炉中で加熱する操作が採用され得る。加熱架橋時
の作業条件などは、使用原料や配合に応じて最適条件を
選定して行なうのが望ましい。加熱架橋時の温度は、通
常80〜250℃程度、好ましくは150〜2000C
程度が採用され得る。又、加熱時間は特に限定されない
が、化学架橋剤に応じて5分〜2時間の範囲であり、好
ましくは1び分〜2時間の範囲内で選定される。加熱温
度を高くすれば、加熱時間を短縮し得る。尚、得られる
架橋共重合体の再加熱処理も採用可能であり、物理的性
質の向上に役立つものである。例えば、150〜250
00、好ましくは180〜23000の温度で、15〜
2虫時間程度の再加熱処理が採用され得る。本発明によ
り得られる含フッ素ェラストマーの架橋体は、耐熱性、
耐薬品性などと共に、低級アルカン、ケトン、ェステル
など一部の溶剤を除き耐溶剤性に優れているので、広範
囲の使用条件下でゴム弾性の要求される各種用途などに
対して有利に利用され得る。例えば、航空機、船舶、自
動車用の○リング、ガスケット、バルブステムシール、
ダイヤフラム;ドライクリーニング機器のシール材、パ
イプ、フレキシブルジョイント:化学工業用のホース、
ロール、パッキング、シール材、ダイヤフラム、コーテ
ィング材、グローブ等高温でオイルや溶剤、腐蝕性液体
に接する部分の材料として有用である。又、パイプ状、
棒状成形物などにも成形加工され得ると共に、フィルム
状又はテープ状の成形物に一次加工して、これを積層、
張付、巻付などの二次加工によって更に成形加工するこ
となども勿論可能である。次に、本発明の実施例につい
て、更に具体的に説明するが、か)る説明によって本発
明が何ら限定されないことは勿論である。
実施例 1
1その縄梓機付オートクレープに脱酸素水375夕、第
三級ブタノール60夕、パーフルオロオクタン酸アンモ
ニウム2.9夕、過硫酸アンモニウム1.5夕、チオ硫
酸ナトリウム0.4夕、硫酸第一鉄0.3夕を仕込み、
更に水酸化ナトリウム0.15夕を加えて水相のpHを
9.5に調節する。
三級ブタノール60夕、パーフルオロオクタン酸アンモ
ニウム2.9夕、過硫酸アンモニウム1.5夕、チオ硫
酸ナトリウム0.4夕、硫酸第一鉄0.3夕を仕込み、
更に水酸化ナトリウム0.15夕を加えて水相のpHを
9.5に調節する。
オートクレープ内をN2置換後、グリシジルビニルェー
テル(以下、GVE)0.9夕(0.009モル)、プ
ロピレン(以下、P)5.6夕(0.13モル)、四フ
ツ化エチレン(以下、小)80夕(0.8モル)を自動
圧により仕込む。次に、30仇pmで蝿拝を開始し、オ
ートクレープ内の温度を360に昇温する。
テル(以下、GVE)0.9夕(0.009モル)、プ
ロピレン(以下、P)5.6夕(0.13モル)、四フ
ツ化エチレン(以下、小)80夕(0.8モル)を自動
圧により仕込む。次に、30仇pmで蝿拝を開始し、オ
ートクレープ内の温度を360に昇温する。
反応が開始して圧力が下りはじめたら、26k9′塊の
一定圧になるよう、岬/P/GVEが53/45/2の
モル比のモノマー混合ガスをチャージして8時間反応を
続ける。反応終了後モノマーをパージしラテックスを抜
出し1%CaC12水溶液で凝集後、洗浄、乾燥し、8
1.0夕のポリマーを得た。得られたポリマーは、NM
Rによる分析からげ/P/GVEがモル比で54.1/
43.8/2.1の組成を有する共重合体であり、また
IR分析から約30%の水和したグリシジル基を有して
いた。また、この共重合体の数平均分子量は7.5万で
あり、生ゴムのムーニー粘度は(ML十4)は1000
0で68であり、ショアーA硬度は45であった。
一定圧になるよう、岬/P/GVEが53/45/2の
モル比のモノマー混合ガスをチャージして8時間反応を
続ける。反応終了後モノマーをパージしラテックスを抜
出し1%CaC12水溶液で凝集後、洗浄、乾燥し、8
1.0夕のポリマーを得た。得られたポリマーは、NM
Rによる分析からげ/P/GVEがモル比で54.1/
43.8/2.1の組成を有する共重合体であり、また
IR分析から約30%の水和したグリシジル基を有して
いた。また、この共重合体の数平均分子量は7.5万で
あり、生ゴムのムーニー粘度は(ML十4)は1000
0で68であり、ショアーA硬度は45であった。
上記共重合体10礎熱こ対しヒドロキノン1部、トリス
(ジメチルアミノメチル)フェノール0.5部、MTカ
ーボン25部、酸化鉛1礎部をロールで配合し、次に1
5000100k9/めで20分間プレス加硫し、その
後金型から取出し、オーブン中で200℃、2独特間後
加碗を行なった。得られた加硫物の主な機械的性質およ
び熱老化特性の試験結果を表−1に示す。実施例 2 実施例1において、反応開始時間のグリシジルビニルェ
ーテル仕込量を0.45夕(0.0045モル)とし、
また反応中のチャージモノマーの組成を*岬/P/GV
Eが54/45/1とする以外は同様に重合を行ない、
反応時間6時間で69.8夕のポリマーを得た。
(ジメチルアミノメチル)フェノール0.5部、MTカ
ーボン25部、酸化鉛1礎部をロールで配合し、次に1
5000100k9/めで20分間プレス加硫し、その
後金型から取出し、オーブン中で200℃、2独特間後
加碗を行なった。得られた加硫物の主な機械的性質およ
び熱老化特性の試験結果を表−1に示す。実施例 2 実施例1において、反応開始時間のグリシジルビニルェ
ーテル仕込量を0.45夕(0.0045モル)とし、
また反応中のチャージモノマーの組成を*岬/P/GV
Eが54/45/1とする以外は同様に重合を行ない、
反応時間6時間で69.8夕のポリマーを得た。
このポリマーはぜ/P/GVEがモル比で53.1/4
5.8/1.1の組成を有しており、その数平均分子量
は6.9万、ムーニー粘度(ML+4)は77であった
。この重合体に対し、実施例1と同様の配合、加硫を行
ない。得られた加硫物の物性を測定し、表−1に示す。
実施例 3 実施例2で得られたポリマーに対し、ハイドロキノン及
びトリス(ジメチルアミノメチル)フェノールのかわり
にジアミノジフェニルメタン2重量部を用いる以外は実
施例1と同様に配合、加硫を行ない、得られた加流物の
物性を調べて表−1に示す。
5.8/1.1の組成を有しており、その数平均分子量
は6.9万、ムーニー粘度(ML+4)は77であった
。この重合体に対し、実施例1と同様の配合、加硫を行
ない。得られた加硫物の物性を測定し、表−1に示す。
実施例 3 実施例2で得られたポリマーに対し、ハイドロキノン及
びトリス(ジメチルアミノメチル)フェノールのかわり
にジアミノジフェニルメタン2重量部を用いる以外は実
施例1と同様に配合、加硫を行ない、得られた加流物の
物性を調べて表−1に示す。
表 1
比較例 1
グリシジルビニルェーテルの代りに従釆硬化部位として
用いられているクロロェチルビニルェ−テル(以下、C
EVE)を使用する以外は実施例1とほぼ同様の操作を
行って、CEVEを2モル%含む岬/P/CEVE共重
合体(組成54/44/2、数平均分子量7.6万)を
得た。
用いられているクロロェチルビニルェ−テル(以下、C
EVE)を使用する以外は実施例1とほぼ同様の操作を
行って、CEVEを2モル%含む岬/P/CEVE共重
合体(組成54/44/2、数平均分子量7.6万)を
得た。
かくして得られた共重合体に対し下記の条件で配合、加
碗を行なったものの加稀物性を比較のために表−1に示
した。また、このポリマーに於ては加硫時の発泡が大き
く、表面のきれいな加硫物は得られなかった。比較例
2 グリシジルビニルェーテルの代りにアリルグリシジルェ
ーテルを使用する以外は実施例1と同様の共重合操作を
試みた。
碗を行なったものの加稀物性を比較のために表−1に示
した。また、このポリマーに於ては加硫時の発泡が大き
く、表面のきれいな加硫物は得られなかった。比較例
2 グリシジルビニルェーテルの代りにアリルグリシジルェ
ーテルを使用する以外は実施例1と同様の共重合操作を
試みた。
しかしながら、この場合には初期のモノマーを仕込み、
オートクレープ内の温度を3500に昇温してから5時
間経過しても、圧力の低下が観察されなかったので、こ
の時点でモノマーをパージして反応を打切った。
オートクレープ内の温度を3500に昇温してから5時
間経過しても、圧力の低下が観察されなかったので、こ
の時点でモノマーをパージして反応を打切った。
抜出した水性反応混合物を蒸発乾固後水洗して回収した
反応生成物はグリース状の低分子量であり、その量も約
0.4のこすぎなかつた。実施例 4 実施例2において得られる配合物を用い、オシレーテイ
ングデイスクレオメ−夕一を用いて150℃で加硫を行
なわせた場合の加硫曲線を比較例*(比較例1と同様の
共重合体を用い下記の配合としたもの)の結果とあわせ
て図一1に示す。
反応生成物はグリース状の低分子量であり、その量も約
0.4のこすぎなかつた。実施例 4 実施例2において得られる配合物を用い、オシレーテイ
ングデイスクレオメ−夕一を用いて150℃で加硫を行
なわせた場合の加硫曲線を比較例*(比較例1と同様の
共重合体を用い下記の配合としたもの)の結果とあわせ
て図一1に示す。
これによって硬化部位としてのグリシジルビニルェーテ
ルの効果が従釆のものに比して顕著にすぐれていること
が判る。実施例 5 実施例1において得られる配合物に対して室温で7日及
び14日放置して得られた加硫物の物性変化を調べた。
ルの効果が従釆のものに比して顕著にすぐれていること
が判る。実施例 5 実施例1において得られる配合物に対して室温で7日及
び14日放置して得られた加硫物の物性変化を調べた。
(表−2)実施例 6
実施例5において用いた配合物を実施例2で得られるも
のに変える以外は同様に室温加硫を行ない7日後の加稀
物性を調べた。
のに変える以外は同様に室温加硫を行ない7日後の加稀
物性を調べた。
(表−2)このように反応性の高いグリシジル基をポリ
マー中の導入することにより、従来の硬化部位では困難
であった室温加硫が極めて容易に進行することが見出さ
れた。
マー中の導入することにより、従来の硬化部位では困難
であった室温加硫が極めて容易に進行することが見出さ
れた。
表2
実施例 7
実施例2及び3に於て得られる加硫物及び比較例におけ
るCEVEを硬化部位とする加硫物に対し、耐薬品性を
調べた。
るCEVEを硬化部位とする加硫物に対し、耐薬品性を
調べた。
測定は一定条件下での浸贋後の体蹟膨潤率により行なっ
た。(表−3)表 3山4−A:実 例2の加滞 日
+第3級アミン)実施例4−B: 〃 3 〃 (
DDM)比較例−A:A:比較例1のoo硫物(テトラ
エチレンベンタミン)比較例− B:B:4F/P 2
成分系ポリマーのパーオキサィド加硫物実施例 8実施
例2において得られるグリシジルビニルェーテル1.1
モル%を含むターボリマーに対し、種々の加硫剤を組合
せた場合の加流挙動についてオシレーテイングデイスク
レオメーターを用いて調べた。
た。(表−3)表 3山4−A:実 例2の加滞 日
+第3級アミン)実施例4−B: 〃 3 〃 (
DDM)比較例−A:A:比較例1のoo硫物(テトラ
エチレンベンタミン)比較例− B:B:4F/P 2
成分系ポリマーのパーオキサィド加硫物実施例 8実施
例2において得られるグリシジルビニルェーテル1.1
モル%を含むターボリマーに対し、種々の加硫剤を組合
せた場合の加流挙動についてオシレーテイングデイスク
レオメーターを用いて調べた。
(表−4)表 4
添附図面は、オシレーティングディスクレオメーターを
用いた加硫曲線を示すものであり、図一1には実施例4
の結果が比較例と共に示されている。 図‐/.
用いた加硫曲線を示すものであり、図一1には実施例4
の結果が比較例と共に示されている。 図‐/.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 プロピレンと四フツ化エチレンを重合開始源の作用
により共重合せしめて含フツ素エラストマーを製造する
に当り、重合開始時のモノマー混合物のモル比を四フツ
化エチレン、プロピレン及びグリシジルビニルエーテル
のそれぞれについて、55〜90モル%、10〜45モ
ル%、0.01〜5モル%とし、且つ反応中のチヤージ
モノマーのモル比を四フツ化エチレン50〜60モル%
、プロピレン40〜50モル%、グリシジルビニルエー
テル0.01〜10モル%とすることにより、50〜6
0モル%の四フツ化エチレン、40〜50モル%のプロ
ピレン及び0.01〜10モル%のグリシジルビニルエ
ーテルからなる共重合体を得ることを特徴とする含フツ
化エラストマーの製造方法。 2 共重合体中のグリシジルビニルエーテルが0.2〜
5モル%である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 3 重合開始源として過硫酸アンモニウム−酸性亜硫酸
ナトリウムの組合せを用いた乳化重合であり、且つ反応
温度が50〜100℃である特許請求の範囲第1項記載
の製造方法。4 重合開始源として過硫酸アンモニウム
−チオ硫酸ナトリウム−鉄塩系のレドツクス触媒を用い
た乳化重合であり、且つ反応温度が0〜50℃である特
許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5 反応圧力がゲージ圧で5〜100kg/cm^2が
である特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51150360A JPS604207B2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 含フツ素エラストマーの製造方法 |
US05/860,198 US4151342A (en) | 1976-12-16 | 1977-12-13 | Process for producing fluoroelastomer and crosslinked polymer thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51150360A JPS604207B2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 含フツ素エラストマーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5375290A JPS5375290A (en) | 1978-07-04 |
JPS604207B2 true JPS604207B2 (ja) | 1985-02-02 |
Family
ID=15495278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51150360A Expired JPS604207B2 (ja) | 1976-12-16 | 1976-12-16 | 含フツ素エラストマーの製造方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4151342A (ja) |
JP (1) | JPS604207B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5571268A (en) * | 1978-11-17 | 1980-05-29 | Tsukasa Eguchi | Sealing rubber stopper |
JPS5650930A (en) * | 1979-10-02 | 1981-05-08 | Asahi Glass Co Ltd | Rubber stopper for sealing |
DE3525203C1 (de) * | 1985-07-15 | 1986-05-15 | Kernforschungszentrum Karlsruhe Gmbh, 7500 Karlsruhe | Verfahren zur Vermeidung der Bildung von Hydrolyseprodukten aus Uranhexafluorid und/oder gasfoermigen Fluorierungsmitteln in technischen Anlagen |
EP0634456B1 (en) * | 1992-04-03 | 1998-11-18 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Vulcanizable fluoroelastomer composition |
JPH05302055A (ja) * | 1992-04-24 | 1993-11-16 | Asahi Glass Co Ltd | 含フッ素塗料用組成物 |
US6559238B1 (en) * | 1998-06-29 | 2003-05-06 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Thermally cross-linked fluoropolymer |
JP5109150B2 (ja) * | 2006-05-26 | 2012-12-26 | 旭硝子株式会社 | 架橋性含フッ素エラストマー、その組成物および架橋ゴム成形品 |
JP2009273548A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Bridal Produce:Kk | 配膳用トレー |
US20100036073A1 (en) * | 2008-08-08 | 2010-02-11 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Non-Melt-Flowable Perfluoropolymer Comprising Repeating Units Arising From Tetrafluoroethylene and a Monomer Having a Functional Group and a Polymerizable Carbon-Carbon Double Bond |
JP6059664B2 (ja) * | 2012-01-17 | 2017-01-11 | ニチアス株式会社 | ガスケット用素材 |
JP7156309B2 (ja) * | 2017-12-06 | 2022-10-19 | Agc株式会社 | 含フッ素弾性共重合体及び含フッ素弾性共重合体の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087482A (ja) * | 1973-12-06 | 1975-07-14 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2839514A (en) * | 1950-05-23 | 1958-06-17 | Shell Dev | Copolymer of allyl glycidyl monoether and styrene |
GB1059998A (en) * | 1963-09-20 | 1967-02-22 | Polymer Corp | Novel polymers and preparation thereof |
US3467635A (en) * | 1964-10-30 | 1969-09-16 | Du Pont | Copolymers of tetrafluoroethylene and olefins curable to elastomers |
US3697218A (en) * | 1969-08-27 | 1972-10-10 | American Cyanamid Co | Flame-proof fibers |
JPS4818937B1 (ja) * | 1969-12-11 | 1973-06-09 | ||
US3892641A (en) * | 1970-05-26 | 1975-07-01 | Japan Atomic Energy Res Inst | Process for producing a copolymer of tetrafluoroethylene and propylene |
JPS497058B1 (ja) * | 1970-12-30 | 1974-02-18 | ||
US3933773A (en) * | 1972-06-08 | 1976-01-20 | Thiokol Corporation | Thermoplastic elastomeric copolymers and terpolymers of tetrafluoroethylene and propylene and method of making the same |
-
1976
- 1976-12-16 JP JP51150360A patent/JPS604207B2/ja not_active Expired
-
1977
- 1977-12-13 US US05/860,198 patent/US4151342A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5087482A (ja) * | 1973-12-06 | 1975-07-14 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5375290A (en) | 1978-07-04 |
US4151342A (en) | 1979-04-24 |
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