[go: up one dir, main page]

JPS6040840B2 - 抗生物質類の微生物学的製法 - Google Patents

抗生物質類の微生物学的製法

Info

Publication number
JPS6040840B2
JPS6040840B2 JP52079150A JP7915077A JPS6040840B2 JP S6040840 B2 JPS6040840 B2 JP S6040840B2 JP 52079150 A JP52079150 A JP 52079150A JP 7915077 A JP7915077 A JP 7915077A JP S6040840 B2 JPS6040840 B2 JP S6040840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
nebramycin
culture
antibiotic
apramycin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52079150A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5320491A (en
Inventor
康二 富田
博 月浦
洋 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BURISUTORU MAIYAAZU KENKYUSHO KK
Original Assignee
BURISUTORU MAIYAAZU KENKYUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BURISUTORU MAIYAAZU KENKYUSHO KK filed Critical BURISUTORU MAIYAAZU KENKYUSHO KK
Publication of JPS5320491A publication Critical patent/JPS5320491A/ja
Publication of JPS6040840B2 publication Critical patent/JPS6040840B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H15/00Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H15/20Carbocyclic rings
    • C07H15/22Cyclohexane rings, substituted by nitrogen atoms
    • C07H15/222Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms
    • C07H15/226Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings
    • C07H15/234Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings attached to non-adjacent ring carbon atoms of the cyclohexane rings, e.g. kanamycins, tobramycin, nebramycin, gentamicin A2
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S435/00Chemistry: molecular biology and microbiology
    • Y10S435/8215Microorganisms
    • Y10S435/822Microorganisms using bacteria or actinomycetales

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 ネブラマイシン複合体はストレプトマイセステネブラリ
ウス(アメリカン・タイプ・カルチヤー・コレクション
一A.T.C.C.17920および17921)によ
って製造されたちがった8アミ/配糖体抗生物質成分(
ネブラマィシン因子1,1′,0,m,W,V′,のお
よびW)をもつ知られた複合体である。 この複合体および上記微生物を使うこの製法はAnti
microbiaI A袋nts andChemot
herapy.1967.314−348ページおよび
米国特許第369127少号(米国特許第385370
9号も参照されたい。)に記載されており、ストレプト
マィセス テネブラリウスNRRL3816,ストレブ
トマイセス テネブラリゥスA.T.C.C.1792
0の突然変異株の発酵によるネブラマィシン因子ロおよ
び皿の製法が発表されている。ネブラマィシン因子のは
現在トブラマイシンと名づけられているが、これは構造
:をもっとAntimjcmb.AgenはandCh
emother.,1970,309−313ページに
報告されている。 トプラマイシンはプシュードモナスおよびプロテウス微
生物に対する活性を含む中広い抗細菌活性スペクトルを
もつ市販の抗生物質である。K.F.ゴッホらはJ.A
ntibiotics,1973,745‐751ペー
ジにトブラマイシンはストレプトマイセステネブラリウ
スの発酵によって直接生成されないが、ネブラマィシン
因子V′(6″一〇−カルバモイルトブラマイシン)の
酸又は塩基性加水分解から得られるときいている。ネブ
ラマイシソ因子川ま現在アプラマイシンと名づけられて
いるがこれは構造:を も っ とAnnual Re
po比 jn MedicinalChemistry
,9巻,1974,99ページに報告されている。 アプラマィシンは種々の動植物の病気の治療に抗菌剤と
して有用であると記載されている。(米国特許第369
1279号,第3853709号および第387676
7号参照)ネプラミン(3ーデオキシネアミン又は3′
ーデオキシーネオマイシン−Aともいわれる。 )はトブラマィシンの加水分解によって製造されている
アミノ配糖体抗生物質である。(Antimicrob
.Agents and Chemo比er.,197
0,309一313ページ)ネオブラミンの物理的生物
学的性質はベルギー特許第808393号およびJ.A
mer.Chem.Soc.96巻.1974,330
0一3305ページに発表されている。ネァミンはネオ
マィシンのアミノ配糖体抗生物質分解生成物でJ.Am
er.Chem.Soc.,73巻1951,2794
−2797ページに記載されている。ネブラマイシン因
子NおよびV′はそれぞれ6′′−○ーカルバモイルカ
ナマイシンBおよび6″一〇−カルバモィルトブラマィ
シンと同定されている。(J.Antibiotics
,2申蓋、1973,745一751べ−ジ)本発明者
等はこれ迄知られていない微生物の種であるストレプト
アロテイクスヒンズスタヌスのある株を発酵してアプラ
マィシンおよびネブラマィシン因子V′より成るアミノ
配糖体混合物を生成することを見出した。 従って本発明はストレプトアロテイクス属に属するアプ
ラマィシンおよび/またはネブラマィシン因子V′生産
菌を培養し、培養物からアプラマイシンおよび/または
ネブラマィシン因子V′からなるアミノ配糖体抗生物質
を採取することを特徴とするアミノ配糖体抗生物質の製
造法を提供するものである。この発酵法に使う新規発見
の微生物は本明細書でストレプトアロティクスヒンズス
タヌス株C677−91,C801−104,およびD
251一1と名づける。 これらの微生物はインド±穣試料から分離したアクチノ
マイセテスバクテリアである。この微生物はワシントン
市コロンビア地区所在のアメリカン・タイプ・カルチャ
ー・コレクションに寄託されA.T.C.C、3121
7(株C677−91)、31218(株C−801−
104)および31219(株D251一1)としてそ
の永久微生物収集品に加えられている。また該微生物は
昭和52和5月26日1こ工業技術院微生物工業技術研
究所に委託された。(徴工研菌寄(FERM−P)第4
07び号、第4071号および第4072号。)微生物 株や677−91、C−801一104およびD251
−1の形態学的、培養的および生理学的特性を次に述べ
る。 微生物の分類学的研究に用いる方法は一般にアクチノマ
イセテスの分類にも使われるものである。 この微生物の形態学的観察の為麦芽ヱキス−酵母エキス
寒天、無機塩一澱粉寒天およびチロシン寒天上で37q
0で生育させた。胞子姿の生成観察の為この微生物を麦
芽エキス−酵母エキス寒天およびグリセロールアスバラ
ギン寒天上で2浮0で3−4週間生育させた。生長力あ
る菌糸の胞子愛および他の構造をカワトとシノブにより
Mem.瓜aka,Univ,LiV,AnsEd比,
,8:114(1959)に記載されたカバースリップ
法によりつくった薄層培養の顕微鏡的観察によってしら
べた。運動性胞子は浸債2一4時間後に胞子嚢から水中
に放出された。微生物の培養的および生理学的特性記述
に使われた培地と方法はlnt,J.S松t.Bact
eriol.,16:313−340(1966)に国
際ストレプトマィセスプロジェクト(SP)によって推
薦されたものである。炭水化物利用試験についてはプリ
トハムとゴットリープの基礎培地を0.01%ジフコ酵
母エキスで補足して用いた。形態学 アクチノマィセテ株C677一91は酵母ーェキスー麦
芽エキス寒天およびグリセロールーアスパラギン寒天上
の生長力ある菌糸中に単独に又は集団的に胞子愛を生成
する。 胞子嚢の形は長方形から球形に近く又は時には球形であ
り、その表面は凹凸ありまた大きさは縦2.7〜7.0
機1.5〜4.5仏mである。ピーナッツの殻の形の胞
子姿もある。胞子髪柄は寒天培地の表面にそって形成さ
れ、いましば枝をもっておりこの胞子髪柄の長さは5−
20rmである。各胞子姿は1乃至4又はそれ以上の胞
子を入れておりそれは棒状又はV−形に並んでいる。よ
り大きい胞子愛は一般に空隙をもっている。胞子は玉子
形又は棒状で棒状胞子は大てい曲つており1又は2の大
豆殻状ふくらみをもっている。胞子は大きさ縦1.2−
4rm機0.9一1.5山mで長さ50仏m又はそれ以
上の単極鞭毛1本をもって運動性がある。株C677一
91も酵母エキス‐麦芽エキス寒天(ISPNo.2)
、無機塩類−澱粉寒天(ISPNo.4)および他の固
体塔地上の気生菌糸にクラスター(cl船ter)およ
び菌核を生ずる。 クラスターは優生な分生胞子生成性構造であり菌核の生
成は幾分気まぐれである。クラスターは枝を多数もった
曲つた又はL−形の短かな分生胞子鎖より成りいまいま
厚いものに発達する。分生胞子はなめらかな表面をもち
玉子形から短円筒形である。いくつかの胞子鎖がクラス
ター構造から突出し時にはオープンスパイラルをつくる
。菌核の形は玉子形又は時には不規則である。成裏灘胞
子より成る気生菌糸体は寒天表面から掻きとられ易い。
基底菌糸は分れており隔膜がなく時に撚じれまた巻いて
いる。菌糸で覆われた球状体が生じるがそれはキタサト
ア属の種と報告されているものと同じである。その直径
は3−20Amである。培養的生理学的特性株C677
‐91は試験した袷んどの寒天培地上に豊富な気生菌糸
を生成する。 成熟気生菌糸の色は明るい黄色がかったベージュ色又は
淡ピンクがかった黄色である。基底菌糸は特別な色をも
っていない。気生菌糸の生成しない場合基底菌糸は寒天
中に鯵透する。拡散性色素は生成しない。チロシナーゼ
反応は陰性である。株C677‐91は抗熱性であり5
0qoで非常によく生育する。5%Naclを含む寒天
塔地中で生育が制限され7%Naclでは生育は見られ
ない。ロィドマンのポテトプラグ(poはto plu
g)酸性度試験(lnt.J.Syst.母cteri
ol.21.240−247(1971))では正常な
生育が見られる。株C677一91の培養的生理学的特
性および炭水化物利用は表1,ロおよびmにそれぞれ示
している。表1 株0677‐91の培養的特性 註、G=生育:R:裏面色:A=気生菌糸D二拡散性色
素 表0 株C677−91の牛理学的反応 *印 J.E1ishaMitchelISci.So
c.79
【11:53−70(1963)。 表m 株0677‐91の炭水化物利用 基礎寒天塔地:0.01%酵母エキスを加えたプリトハ
ムおよびゴツトリーブ培地培養温度:370 十十:利用度 強い陽性 +:利用度 腸性 ±:利用度 不明確 −:利用度 陰性 細胞一連組成 細胞整調製をT.ャマグチのJ.Bacteriol.
89:444−453(1965)に記載の方法で行な
った。 アミノ酸分析方法は次のとおりであった:精製細胞壁1
0雌を封管中洲Hcll泌を用い120℃で1糊時間加
水分解した。分解液を蒸留水の等容量で稀め炉過した後
真空葵発乾団した。 生成物の半量を0.1Mの蒸留水に再溶解し2次元のT
LCでしらべた。他の半量を2の【のくえん酸緩衝液(
pH2.2)にとかし液体クロマトグラフ法によって分
析した。加水分解液の5仏〆部分をシリカゲルTLC板
(6皿254,ドイツのE.メルク社)に付け−方向に
フェノール−水(4:1)で、次いで初めと直角にn−
ブタノールー酢酸−水(3:1:1)で展開した。スポ
ットを0.2%エタノール性ニンヒドリン試験をスプレ
イし、次いで110℃で5分間板を加熱して現像した。
比較標準試料、ジアミノーピメリン酸(DAP)、グル
タミン酸、グリシン、アラニン・バリン、およびロイシ
ン(各20Mo/の‘)の混合物を細胞壁試料と共に試
験した。LL−DAPからメゾおよび(又は)DD−D
APを区別する為に加水分解液5″そをセルロース粉末
TLC板に付けた。この板を溶媒系メタノール−水−1
皿Hcl−ピリジン(80:17.5:2.5:10)
で2岬寿間展開した後0.2%ニンヒドリン試薬をスプ
レィした。このTLC系においてLL−DAPは標準試
料として使ったメゾDAPよりも遠く移動した。細胞壁
調整品のアミノ酸組成を上の方法によって株C677−
91、2種の/カルジア、普通の胞子鎖をもつ2種のス
トレプトマィセス、代表的クラスターを生成する2種の
ストレプトマィセスおよびストレプトマイセステネブラ
リウスを含むアクチノマィセテスlq蚤をしるべた。存
在するアミノ酸はTLC板上に現われたスポットの大き
さおよび強度によって相対量で表わした。その結果を表
Wに示している。表W 薄層クロマトグラフ法によって
検べた細胞壁のアミノ酸組成アラニンとグルタミン酸は
検べたアクチノマィセテス株すべてに存在した。 グリシンはS.テネブラリウス以外のすべてのストレブ
トマイセス株に存在したが、その存在は株C677‐9
1とS.テネブラリウスには不明確でノカルジア種には
なかった。メゾ−DAPは株C677−91、/カルジ
アの2種およびS.テネプラリウスに存在したがLL−
DAPは普通の胞子鎖生成型かクラスター生成型かに関
係なくストレプトマィセス株のすべてに発見された。株
C677‐91の細胞壁調製品のアミノ酸組成はまたア
ミノ酸分析器を使って関連ある2種のアクチノマィセテ
ス株、N.ルチアおよびS.フラジイと比較して定量的
に検べた。 この結果を表Vに示しているが、TLCによる結果を確
認した。表V アミノ酸分析器による細胞壁の相対アミ
ノ酸組成 株や677−91,Nコラリナ、S.フラジイ、S.ア
ンチーマイコチクスおよびS.テネプラリウスの細胞壁
の炭水化物組成を次のとおり検べた:粗細砲墜試料50
岬、を封管中洲日2S043必中で120qoで2時間
加水分解した。 分解液を飽和旧a(OH)2液で中和し沈澱した母S0
4を遠心分離除去し上燈液を凍結真空乾燥した。得た物
質をJ.Am.Chem.SM.85:2497−25
07(1963)の方法によってトリメチルシリル化し
生成物をガスクロマトグラフ法にかけ種々の関聯糖類と
比較した。結果を表のに示している。アラビノースは1
カルジア種にのみ見出された。ガラクトースとマンノ−
スは株C677−91、N.コラリナおよびS.テネプ
ラリウス中にあったが他のストレプトマィセス株にはな
かった。ラムノースは株や677−91およびS.テネ
ブラリウス中にあったが、1カルジアおよび他の2種の
ストレプトマィセス株中にはなかった。表の 細胞壁の
炭水化物組成失印 TRは痕跡の意 分類法 ァククチノマィセテス株C677−91はストレプトマ
ィセス又はチェイニアのある種類にみられる形態学的に
代表的なクラスターおよび菌核を気生菌糸中に生成した
。 株℃677一91の細胞整調製品のアミノ酸および糖組
成はしかしストレフ。トマィセティシ科のどの種のもの
とも全く異なっている。株C677−91は更にアクチ
ノプラネィシー科の特性である生長する菌糸中に胞子嚢
を生成するのである。バ − ゲ イ のMan雌l
of DetermiMtive舷cteriolo期
(8版、1974)にァクチノプラネィシー料の胞子霧
生成性10属、即ちアクチノプラネス、アンプラリア(
アンプラリエラ)、スピリロスポラ、ストレプトスポラ
ンジウムおよびアモルフオスポランジウム〔すべてコウ
チのJ.E1jshaMitchelISci.Soc
.791}:53一70(1963)に記載されている
〕、ピリメリア〔J.E1ishaMitchelIS
ic.SM.82:220一230(1966)〕、プ
ラノモノスポラ〔G.Microbiol.15:27
−38(1967)〕、ダクチロスポラソジウム〔Ar
ch.Mikrobiol.58:42−52(196
7)〕およびキタサトア〔J.Antibiotics
21:616一625(1968)〕が記載されている
。 株C677一91を重要なアクチノプラネィシー属と比
較して表肌に記述する。機 三 S り 煙 S 鷲 ■ ン ′汽 1い 。 ト、 ふ へ ト 旨 船 き ・ 三 口 − アクチノプラネィシー料の種々の函において、アクチノ
プラネス属は7種を含むが胞子桑の形で株C677一9
1と似ているが鞄子嚢中の胞子の配列と形および鞭毛の
型では異なる。 スピリロスポラ属と株C677‐91は胞子嚢および胞
子姿胞子の形、鞭毛の型および気生菌糸生成の様な多く
の共通特性をもっているが、これらは、胞子桑中の胞子
の配列および数で異なる。ストレブトスポランジウム属
はC677−91と気生菌糸生成で似ているが表肌に掲
げた他の多くの特性で後者と異なる。アモルフオスポラ
ンジウム属はC677一91と胞子嚢胞子の形で似てい
るが鞭毛と気生菌糸生成で異なる。アンプラリェラ属は
胞子葵胞子の形においてC677−91と似ているが胸
子嚢の形、胞子姿中の胞子の配列、鞭毛および気生菌糸
生成において異なる。ピリメリアは胞子嚢胞子および鞭
毛の形においてC677−91と似ている胞子姿中の胞
子の配列と数および気生菌糸生成について異なる。ダク
チロスポランジウム属は胞子髪中の胞子の配列と数にお
いてC677−91と似ているが気生菌糸生成と鞭毛の
型において異なる。キタサトア属は鞭毛と気生菌糸生成
においてC677−91と似ているが胞子髪の形、胞子
桑中の胞子の配列および形において異なる。株C677
−91は細胞壁の主要明瞭成分としてメゾ−DAP、ガ
ラクトース、マンノ−スおよびラムノースを含むがLL
−DAP、グリシンおよびアラビノースを含まない。ア
クチノプラネィシー料のスピリロスポラとストレプトポ
ランジウム以外の属は1特徴細胞壁成分としてグリシン
を含む。株C677−91の細胞壁成分はガラクトース
を含む点でスピリロスプラおよびストレプトスポランジ
ウム(いづれも細胞壁皿型)と異なる。ストレプトマイ
セス スクレログラヌラトス〔J.Antibioti
cs22:590−596(1969)〕はクラスター
および菌核双方の生成において株C677−91に似て
いる。この細胞壁組成と胞子髪生成に関して何の文献も
ないが、S.スクレログラヌラトスは多くの培地上の白
色がかった気生菌糸生成、耐熱性のない点およびそのキ
シロース、ラフィノース、マンニトールおよびイノシト
ールの腸性利用型において株C677−91と区別され
る。株C677−91に最も似た種はストレプトマイセ
ステネプラリウスAT.C.C.17920(Anti
microbialAge山sandChemathe
ねpy(1967)324一331)であると思われる
。 両者はクラスターおよび菌核の生成、ィノシトールを除
く炭水化物利用型など多くの重要特性が共演している。
耐熱性と生成された抗生物質も同じである。S.テネプ
ラリウスAT.C.C.17920の細胞壁成分は株C
677−91と比較分析してストレプトマィセテスとし
て全く特異であるので株C677一91と非常によく似
た独特の細胞壁組成であるとわかった。S.テネブラリ
ウスAT.C.C.17920はその種の名の意味する
とおり感光性であり蛍光ランプのもとで気生菌糸を生成
しない。株C677−91は他の株C801−104お
よびD251−1と共に同じ条件のもとでよく豊富な気
生菌糸を生成した。株や677−91も赤色可溶性色素
がなくィノシトールの利用陰性である点でS.テネブラ
リウスと異なっている。ヒギンスとカストナ−(Ant
ibioticsAgents andChemoth
erapy一1967:324一331)はS.テネブ
ラリウス(A.T.C.C.17921)の胞子非形成
変異株について栄養菌糸の分裂を示して形態学的に/カ
ルジアに似ていると報告し故に変異株AT.C.C.1
7921も株C677−91とは異なっている。更にN
aCI耐性についても差異が認められた:即ち株C67
7一91は7%NaC】において生育しないが、S.テ
ネブラリウスの2株(AT.C.C.17班0およびA
.T.C.C.17921)はわれわれの実験において
8%NaCI(10%においてではない)で生育した。
更に胞子嚢はS.テネブラリウスの2株に発見されなか
ったのでそれらは分類学上株C677一91と区別され
るべきである。株C677−91の細胞壁組組成と共に
形態学的、培養的および生理学的特性を考えて、ストレ
プトマイセスに似た形態である株C677−91型の特
異な細胞壁組成:主アミノ酸としてメゾ−DAP、アラ
ニンおよびグルタミン酸を含むかつ判定に役立つ中性糖
類としてガラクトース、マンノースおよびラムノースを
もつので胞子髪生成性アクチノマィセテ株と区別する為
アクチノプラネイシー料のもとに新ストレプトァロティ
クス属を創ることを提案する。属名ストレプトアロティ
クスはストレプトマィセスに似ているが特異の細胞壁を
もつ微生物であることを意味する。(ギリシャ語でal
lo=変わった、にichus=壁)また株C677−
91はこの微生物がインド北部から採取された土壌から
単離されたのでSueptoalloteichush
industanus gen nov.and sp
.皿v.と名づけることが提案された。 株C677−91の他にストレプトアロティクスヒンズ
スタヌス2株C801−104とD251−1もインド
の土壌試料から得られており株C677−91と同じア
ミノ配糖体抗生物質を生成することが発見されている。 株C677一91、C801−104およびD251‐
1は細胞壁組成、炭水化物利用型、抗生物質生成および
実質的にすべての培養的および形態学的性質において同
一特性を示す。これらの株は下記するとおりチロシン寒
天(ISPNo.7)上で培養した時気生菌糸特性の間
に僅かの差異が認められた。株
気生菌糸特性C677− 9孫高状、白色後に明
るいピンクがかった黄色C801−104ビロード状、
明るいピンクがかったベイジュ色D251一 1ビロ
ード状、白色後に淡黄ベイジュ色分類法の点から3株の
間の差異は殆んどないのでこれらの株はすべて同一種ス
トレプトアロテイクス ヒンズスタヌスgen.noV
.およびSp.nov.に入れるべきである。 本発明は新規発見微生物ストレプトアロティクス ヒ
ンズスタヌス株C677一91(A.T.C.C.31
217)、株C801一104(AT.C.C.312
18)および株D251‐1(A.T.C.C.312
19)に関し特に詳細記載したが本発明の方法は上記特
性によって記載された特定微生物に限定するものではな
いのである。 本発明はまた同じアミノ配糖体抗生物質の複合体又は混
合物を生成する上記微生物の他株又は突然変異株をも包
含すると考えている。この様な他株又は突然変異株はこ
の分野でよく知られた方法、例えば新規微生物を×−線
又は紫外線照射、窒素マスタード(mustard)、
フェイジ(pha鉾)露出等によって生成出来る。抗生
物質の製法 本発明によればアプラマイシンおよびネブラマィシン因
子V′(併産されたアミノ配糖体ネアミン、ネブラミン
およびネブラマイシン因子Wと混在している)を含むア
ミノ配糖体温合物は炭素と窒素の同化性源を含む水性栄
養塔地中の好気性条件においてA.T.C.C.312
17、31218又は31219の同定特性をもつスト
レプトーアロテイクス ヒンズスタヌスの株を深部培養
して培養液中に生産される。 この微生物は同化性炭素源、例えば同化性炭水化物を含
む栄養培地中で生育する。 適当する炭素源の例にはグルコース、ガラクトース、フ
ルクトース、マンノース、麦芽糖およびグリセロールが
ある。栄養塔地は例えば魚粉、大豆粉、コーン浸糟液、
ベプトン類、肉エキス、ピーナッツ粉、酵母ヱキス又は
アンモニウム塩類の様な同化性窒素も含む必要がある。
栄養無機塩類も培養塔地中に混合してもよくこの塩類は
ナトリウム、カリウム・アンモニウム、カルシウム、り
ん酸塩、硫酸塩、塩化物、臭化物、硝酸塩、炭酸塩又は
同様イオンを供艶給しうる普通のどんな塩類を含んでも
よい。銅、マンガン、鉄、亜鉛等の痕跡元素を必要なら
ば培地に加えてもよく又は培地の他成分の不純物として
供V給されてもよい。ァミ/配糖体温合物の製造は微生
物が満足に成長出釆るどんな温度でも、例えば25−5
0℃で行ない得るが、約28−30午0で有利に行ない
得る。 普通抗生物質の最適製造は約2一5日で得られる。例え
ば母6一7の様な中性又は中性に近いpHの培地を使う
のがよい。好気性深部培養条件は抗生物質混合物製造の
選択条件である。 比較的少量製造にはフラスコ振とう又は表面培養が使用
出来るが大量生産には無菌タンク中の好気性培養が好ま
しい。タンク発酵を行なう場合その微生物からの胞子を
培養液に接種し、微生物の若い活力のある時期にそれを
発酵タンク塔地に無菌状態で移して培養するのが好まし
い。接種菌用の培養塔地はこの抗生物質の大規模生産に
使用する培地と同一でも異なっていてもどちらでもよい
。望む抗生物質混合物の生産は培養工程中に試験菌とし
てバチルス、スブチリスPCI−219をまた検定標準
品としてネブラマィシン因子V′を使って紙ジスクー寒
天拡散分析法によって容易に監視出来る。 抗生物質混合物の分離 培養液の最高力価が得られた後に(上記検定法によって
測定した場合)菌体と不溶解残燈を培養液から炉過又は
遠心分離の様な普通の方法で分離する。 次いで発酵中に得た抗生物質混合物はィオン交擬樹脂又
は他の固体吸着剤上のクロマトグラフ法の様な標準分離
法によって水性培養液から分離出釆る。好ましい回収方
法は培養液をpH2で炉過し、炉液解7に調整した後腸
イオン交換樹脂、好ましくは“アンバーライトIRC一
50”又は“CG−50’’商標で市販されている型の
弱酸性陽イオン交モ奥樹脂、最も好ましいのはアンモニ
ウム型のアンバーライトmC−5頂型弱酸性陽イオン交
換樹脂上に中和した炉液を吸着させるのである。抗生物
質混合物を0.州N比OHの様な稀塩基で樹脂から溶離
し清性溶離液を併せて真空濃縮し凍結真空乾燥して望む
アプラマイシンおよびネブラマィシン因子V′成分およ
びネアミン、ネプラミンおよびネブラマィシン因子Wを
含む固体抗生物質混合物を得る。次いで得られた抗生物
質混合物を常法に従い特にアプラマィシンおよびネブラ
マィシン因子V′を含むアミノ配糖体成分に分離するか
又は混合物を分離する前に先づ塩基性加水分解によって
ネブラマィシン因子V′成分をトブラマィシンに変換さ
せる。トブラマイシンの製法 既知のネブラマィシン生産菌ストレプトマィセス テネ
プラリウスと同じ様に本発明の新規微生物も培養液中に
直接トブラマィシンを生成しない。 しかしトブラマイシンはJ.Antibiotics2
6(12):745−751(1973)に記載の様な
方法で発酵生成されたネブラマイシン因子V′成分から
生成出来る。トブラマィシンへの変換は発酵生成された
アミノ配糖体混合物を個々の抗生物質成分に分離する前
でも後でも行なうことができる。本発明によるトブラマ
ィシンのよい製造方法はへT.C.C.31217、3
1218又は31219の同定特性をもつストレブトア
ロテイクスヒンズスタヌスのネブラマイシン因子V′生
産株を上記のとおり発酵してネブラマイシン因子V′を
含むアミノ配糖体混合物を生成し、かく生成したアミノ
配糖体温合物を培養液から得、アミノ配糖体温合物をア
ルカリ金属水酸化物と処理するか又は強塩基性陰イオン
交換樹脂上でクロマトグラフ法にかけるかして塩基性加
水分解によってそのネブラマィシン因子V′成分をトブ
ラマィシンに変換した後普通の方法、例えば下記するク
ロマトグラフ分離法によって得たアミノ配糠体混合物か
ら分離回収するのである。ネブラマイシン因子V′のト
ブラマイシンへの加水分解は強塩基性陰イオン交換樹脂
、成るべくはOH型の強塩基性陰イオン交換樹脂、最も
好ましくは“ダウェツクス1×2(OH‐)”商標のも
とで市販されている型の樹脂上で抗生物質混合物(培養
液から回収した後の)水溶液をクロマトグラフ法にかけ
て行わせるのが最もよい。樹脂からの蒲性溶離液を併せ
真空濃縮し凍結真空乾燥してアプラマイシン ネアミン
、ネブラミンおよびネプラマイシン因子NとV′を含む
トブラマイシン混合物である抗生物質固体を得る。本発
明によるトブラマィシン製造別法は上記のとおりA.T
.C.C.31217、31218又は31219の同
定特性をもつストレプトァロティクス ヒンズスタヌス
のネブラマィシン因子V′生産株を培養してネブラマイ
シン因子V′を含むアミノ配糖体混合物を製造し、これ
を培養液から回収し、ネブラマィシン因子V′を抗生物
質混合物から例えば下記するクロマトグラフ分離法によ
って分離しかつネブラマィシン因子V′を塩基性加水分
解によってトブラマィシンに変換するのである。 ネプラマィシン因子V′の加水分解は既知法、例えば1
00℃でアルカリ金属水酸化物との処理又はネブラマイ
シン因子V′の水溶液を強塩基性陰イオン交換樹脂、例
えばOH型ダウェックス1×2型の樹脂上でクロマトグ
ラフ法により行なうことが出来る。抗生物質の分離発酵
法によって又は発酵法によって生成した抗生物質混合物
の塩基性加水分解によって得た)抗生物質混合物からア
ミノ配糖体抗生物質の分離はこの分野で知られた種々の
方法で行ない得る。 好ましい分離法はアミノ配糖体抗生物質混合物水溶液を
陽イオン交≠鰯樹脂、好ましくは商標“アンバーライト
IRC−5び又は“CG−50’’の名で市販されてい
る型の弱酸性陽イオン交換樹脂、最も好ましくはアンモ
ニウム型のアンバーライトCG−50の弱酸性腸イオン
交換樹脂上でクロマトグラフ法を用いる方法である。次
いで吸着された抗生物質混合物を溶離剤として弱塩基を
使って段階的溶離をする。特によい方法は発酵堵地から
回収した抗生物質混合物水溶液をアンバーライトCG−
50(NH4十)上に吸着させ水酸化アンモニウム濃度
をN/20からN/4に順次変えながら溶離することで
ある。この方法を使えばアプラマィシンは溶離液の初期
分別部分に現われて次いで順次ネブラマイシン因子V′
、ネアミン、トブラマィシン(塩基性加水分解が既に行
なわれていれば)およびネブラミンが含まれる。同一成
分を含む溶雛分別部分を併せ濃縮し凍結真空乾燥して個
々のアミノ配糖体抗生物質が得られる。本発明によって
生成したアミノ配導体抗生物質成分は又はこの成分の誘
導体の物理化学的分析によりこれらが実際に既知の抗生
物質ァプラマィシソ、ネブラマイシン因子V′、トブラ
マイシン、ネアミン、ネブラミンおよびネブラマイシン
因子Wであると確認された。 (下記実験部分参照)本発明によって製造されたアプラ
マィシン、トプラマィシンおよびネブラマイシン因子V
′抗生物質は米国特許第369127y号と38537
0叫号‘こ記載の普通の方法で製薬上許容される酸付加
塩類に転化母釆る。次に実施例では本発明を例証する目
的にのみ記述するもので如何なる観点からも本発明を限
定するものではない。 “アンバーライト”はペンシルバニア州フィラデルフィ
ア市のロームアンドハース社の商標である。アンバーラ
イトIRC一50とCG−50はカルボキシルーポリメ
タアクリル型の弱酸性腸イオン交≠劉樹脂の商品名であ
る。“ダウェックスIX2(OH−)”はミシガン州ミ
ルドランド市のダウケミカル社のスチレンージビニル−
ベンゼン共重合体からつくった強塩基性陰イオン交去勢
樹脂の商品名である。実施例 1 培養 Aストレブトアロティクス ヒンズスタヌス株C677
−91のよく生育した寒天斜面培養物を次の組成:グリ
セロール 2 % *フアーマメジア 1 % コーン浸漬液 1 %(N技)2S
04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC
03 0.4 %をもつ
栄養培地(無菌化前掛7.0)に接種した。 種培養は25仇pmの回転振とう器上で28ooで28
間培養した。種培養液約2のZを500の‘ェルレンマ
ィャーフラスコ中の発酵猪地(無菌化前掛7.0)10
0の‘中に移した。発酵培地の組成は次のとおりであっ
た。可溶性澱粉 2 %コーン
粉末 2 %*フアーマメデイ
ア 1 %NaCI
O.3%NaC03
0.2%*テキサス州フオートワース市トレ
イダースオイルミル社製工業用綿実粉末。 2洋0で3乃至58間振とうして抗生物質生産は最高に
達した。 4日で約20皿cg′の‘の最高力価に達した。 B.株C677−91を使っての発酵も10メジャー発
酵器中で行なった。 使った菌と発酵塔地は上記猿とうフラスコ法のものと同
じであった。接種菌量は1一2%で発酵器は200一2
5仇pmで潰辞し30℃で行なった。約60‐70時間
で150‐30肌cg/の‘の最大力価が得られた。C
.ストレプトアロティクス ヒンズスタヌス株C801
−104を使っての発酵を工程Aの振とうフラスコ法で
行なった。 但し種塔地と発酵塔地は次の組成をもつものであった:
グリセロール 2 % フアーマメデイア 1 % コーン浸糟液 1 %(NA)2
S04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC
03 0.44日後
に22卸cg/の‘の最大力価が得られた。 D.ストレプトアロティクス ヒンズスタヌス株D25
1−1を使っての発酵を工程Aの振とうフラスコ法で行
なった、但し種塔地と発酵培地は次の組成をもつもので
あった:グリセロール 2 % フアーマメデイア 1 % コーン浸溝液 1 %(N比)2
S04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC0
3 0.4 %3日後に
20位hcg′似の最大力価が得られた。 実施例 2抗生物質混合物の分離 実施例1の方法によって得た培養液を炉過助村を使って
pH2で涼遇した。 炉液約4夕を柑7.0に調節しアンバーライトIRC−
50(NH4十)のカラムにとおした。次いで力ラムを
水洗しN/が日40日で溶離した。活性溶離液を併せ真
空濃縮して凍結真空乾燥して粗抗生物質固体(1.9夕
、15仇hc夕/mg)を得た。これを次にクロマトグ
ラフ法にかけてそれがアプラマィシン、ネブラマイシン
因子V′、ネアミン、ネブラミンおよびネブラマイシン
因子Wの混合物であるとわかった。実施例 3トブラマ
ィシン含有混合物の製法 実施例2で得た固体混合物を水に溶解しダウェックス1
×2(OH‐)のカラムにとおした。 活性溶離液を併せ真空濃縮し凍結真空乾燥して白色粉末
(0.4夕、60仇hcタ′の‘)を得た。この粉末を
更にクロマトグラフ分離した処アプラマィシン、ネブラ
マィシン因子V′、トブラマイシン、ツアミン、ネブラ
ミンおよびネブラマイシン因子Wの混合物とわかった。
実施例 4 抗生物質成分の分離 実施例3で得た抗生物質混合物水溶液をアンバーライト
CG−50(NH4十)のカラムにとおした後カラムを
順次N/2止N/IQN/8およびN/州比OHで溶離
した。 溶離液は各15肌部分をフラクションコレクタ一に集め
ニンヒドリン試薬と抗菌力で検べた。成分B,(アプラ
マイシン)が先づ溶離し次いで順次&(ネブラマィシン
因子W)、A,(ネブラマイシン因子V′)、A2(ネ
アミン)、ん(トプラマィシン)およびA4(ネブラマ
ィシン)であった。各成分をァンバ−ライトCG5q篤
脂(NH4十)上で再びクロマトグラフ法により精製し
た。カラムからの抗生物質の分布は次のとおりであった
:渋実施例3K記載のダゥェックス1×2樹脂法を抗生
物質混合物の製造において省略した場合A3成分は得ら
れなかった。 各成分の性質と既知抗生物質との同定 実施例4において得られた成分A,を炭酸塩として単離
しC,9日38N60,。 ・日2C03として分析した:計算値:C,41.95
;日,7.04;N’14.6&測定値:C,41.9
6:日,7.11:N’14.5&成分A,のUVスペ
クトルは末端吸収のみを示しまたIRスペクトルは17
10弧‐1に特徴的な強い吸収バンドを示した。 DCI/D20におけるNMRスペクトルは61.7一
27ppmに2メチレン基と65.18‘d}および5
.86‘d}ppmに2個のアノメリツク・(a肌me
ric)プロトンの存在を示した。0.印NaOH中の
成分A,のアルカリ性加水分解(100℃、1時間)は
トブラマイシンと同定された成分んを与えた。 Ba(OH)2液中での成分A,の処理(100qo、
4時間)は殆んど等モル量のアンモニアと炭酸バリウム
を与え成分A,が6″ー○ーカルバモイルトブラマイシ
ン(ネブラマイシン因子V′)であることを示した。成
分んとA4は既知の試料と直接比較してそれぞれネアミ
ンおよびネブラミンと同定された。 成分BはC2,比,N50,.として分析した。計算値
:C,46.74;日,7.66:N,12.93。測
定値:C,46.22:日,7.60:N,12.79
。成分BのNM旧スペクトルは62.9(S)ppmに
おいてIN−CH3基と85.30dl、65.5鰍d
)および65.89dーppm‘こ3個のアノメリツク
プロトンの存在を示した。成分BはTLC、IRおよび
NM旧スペクトルによってアプラマィシンと同定された
。成分&の0.州NaOHのアルカリ性加水分解は力ナ
マィシソBと同定された生物活性をもつ分解生成物を与
えた。成分B2をBa(OH)2中で加熱すると殆んど
定量的量のアンモニアと炭酸バリウムとなった。成分B
は標準試料と比較してパブラマイシン因子W(6″ー○
ーカルバモイルカナマイシンB)と同定された。各成分
のRf値(シリカゲル薄層クロマトグラフ法によって検
べた)は標準試料のそれと共に次の表に示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ストレプトアロテイクス属に属するアプラマイシン
    および/またはネブラマイシン因子V′生産菌を培養し
    、培養物からアプラマイシンおよび/またはネブラマイ
    シン因子V′からなるアミノ酸糖体抗生物質を採取する
    ことを特徴とするアプラマイシンおよび/またはネブラ
    マイシン因子V′からなるアミノ酸糖体抗生物質の製造
    法。 2 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
    .T.C.C.31217である特許請求の範囲第1項
    に記載方法。 3 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
    .T.C.C.31218である特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 4 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
    .T.C.C.31219である特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 5 ストレプトアロテイクス属に属するネブラマイシン
    因子V′生産菌を培養し、培養物からネブラマイシン因
    子V′からなるアミノ酸糖体抗生物質を採取しこれを塩
    基性加水分解によつてトプラマイシンに転化することを
    特徴とするトプラマイシンの製造法。 6 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
    .T.C.C.31217である特許請求の範囲第5項
    に記載の方法。 7 8 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
    .T.C.C.31219である特許請求の範囲第5項
    に記載の方法。
JP52079150A 1976-07-14 1977-07-04 抗生物質類の微生物学的製法 Expired JPS6040840B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US705210 1976-07-14
US05/705,210 US4032404A (en) 1976-07-14 1976-07-14 Fermentation process for producing apramycin and nebramycin factor V'

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5320491A JPS5320491A (en) 1978-02-24
JPS6040840B2 true JPS6040840B2 (ja) 1985-09-12

Family

ID=24832509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52079150A Expired JPS6040840B2 (ja) 1976-07-14 1977-07-04 抗生物質類の微生物学的製法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US4032404A (ja)
JP (1) JPS6040840B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
HU176103B (en) * 1978-05-23 1980-12-28 Gyogyszerkutato Intezet Microbiological process for producing nebramycin complex
HU190680B (en) * 1981-12-28 1986-10-28 Gyogyszerkutato Intezet Process for preparing 6''-0-carbamoyl-tobramycin microbiologically
US5882900A (en) * 1992-09-10 1999-03-16 Gruppo Lepetit S.P.A. Process for the selective increase of production of antibiotic GE 2270 factor a by adding vitamin B12 to nutrient medium
EP1357918A2 (en) * 2001-01-09 2003-11-05 Biogal Gyogyszergyar Rt. Metabolic controlled fermentation process for carbamoyl tobramycin production
US7794713B2 (en) 2004-04-07 2010-09-14 Lpath, Inc. Compositions and methods for the treatment and prevention of hyperproliferative diseases
US7862812B2 (en) 2006-05-31 2011-01-04 Lpath, Inc. Methods for decreasing immune response and treating immune conditions
CN114381384B (zh) * 2020-10-22 2023-09-15 上海医药工业研究院 一种提高安普霉素发酵单位的种子培养基及其应用
CN114381418B (zh) * 2020-10-22 2024-02-06 上海医药工业研究院 一种提高安普霉素发酵单位的发酵培养基及其应用

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3853709A (en) * 1970-10-26 1974-12-10 Lilly Co Eli Process for preparing nebramycin factors ii and vii

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5320491A (en) 1978-02-24
US4032404A (en) 1977-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1121290A (en) Amino sugar derivatives
CA1174622A (en) Enzyme inhibitor produced by cultivation of streptomyces microorganisms
JPS58180487A (ja) 抗生物質dc−81およびその製造法
PL98593B1 (pl) Sposob wytwarzania nowego antybiotyku teichomycyny 8327
EP0182315B1 (en) Novel antibiotic nk84-0218 pharmaceutical compositions containing it and process for the production of the same
CA1291054C (en) Antitumor antibiotics (ll-e33288 complex)
JPS6040840B2 (ja) 抗生物質類の微生物学的製法
US4247545A (en) 11-Deoxy anthracycline antibiotics, their preparation and use
RU2134694C1 (ru) Аминоолигосахарид ск-4416, способ его получения, ингибитор сахаридгидролазы и антибактериальный агент
US3824305A (en) Antibiotic a-287 and process for production thereof
DE2638766C2 (de) Antibiotika,Verfahren zu ihrer Herstellung und diese enthaltende Arzneimittel
US4595698A (en) Physiologically active substance, arphamenine and production thereof
US4026766A (en) Fermentation process
US4309503A (en) Preparation of 11-deoxy anthracycline antibiotics
JPS6261037B2 (ja)
US4336333A (en) Process for preparing tunicamycin
US3634197A (en) Production of 3-amino-3-deoxy-d-glucose
US3795668A (en) Polyamine compounds and methods for their production
US4411834A (en) Preparation of II-deoxy anthracycline antibiotics
GB2028806A (en) Streptomycin antibiotics
JPH04261180A (ja) 13β−13−デオキシ−22,23−ジヒドロアベルメクチン−Bla/Blbアグリコンの微生物学的製造
US4151041A (en) Process for production of maltopentaose and maltohexaose
DE68903507T2 (de) Antitumor-antibiotika.
US5140101A (en) Antiviral antibiotic BU-4344V
US4316957A (en) Process for the production of 7-deazaadenosine and 7-deazainosine