JPS6040840B2 - 抗生物質類の微生物学的製法 - Google Patents
抗生物質類の微生物学的製法Info
- Publication number
- JPS6040840B2 JPS6040840B2 JP52079150A JP7915077A JPS6040840B2 JP S6040840 B2 JPS6040840 B2 JP S6040840B2 JP 52079150 A JP52079150 A JP 52079150A JP 7915077 A JP7915077 A JP 7915077A JP S6040840 B2 JPS6040840 B2 JP S6040840B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strain
- nebramycin
- culture
- antibiotic
- apramycin
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07H—SUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
- C07H15/00—Compounds containing hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
- C07H15/20—Carbocyclic rings
- C07H15/22—Cyclohexane rings, substituted by nitrogen atoms
- C07H15/222—Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms
- C07H15/226—Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings
- C07H15/234—Cyclohexane rings substituted by at least two nitrogen atoms with at least two saccharide radicals directly attached to the cyclohexane rings attached to non-adjacent ring carbon atoms of the cyclohexane rings, e.g. kanamycins, tobramycin, nebramycin, gentamicin A2
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S435/00—Chemistry: molecular biology and microbiology
- Y10S435/8215—Microorganisms
- Y10S435/822—Microorganisms using bacteria or actinomycetales
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
ネブラマイシン複合体はストレプトマイセステネブラリ
ウス(アメリカン・タイプ・カルチヤー・コレクション
一A.T.C.C.17920および17921)によ
って製造されたちがった8アミ/配糖体抗生物質成分(
ネブラマィシン因子1,1′,0,m,W,V′,のお
よびW)をもつ知られた複合体である。 この複合体および上記微生物を使うこの製法はAnti
microbiaI A袋nts andChemot
herapy.1967.314−348ページおよび
米国特許第369127少号(米国特許第385370
9号も参照されたい。)に記載されており、ストレプト
マィセス テネブラリウスNRRL3816,ストレブ
トマイセス テネブラリゥスA.T.C.C.1792
0の突然変異株の発酵によるネブラマィシン因子ロおよ
び皿の製法が発表されている。ネブラマィシン因子のは
現在トブラマイシンと名づけられているが、これは構造
:をもっとAntimjcmb.AgenはandCh
emother.,1970,309−313ページに
報告されている。 トプラマイシンはプシュードモナスおよびプロテウス微
生物に対する活性を含む中広い抗細菌活性スペクトルを
もつ市販の抗生物質である。K.F.ゴッホらはJ.A
ntibiotics,1973,745‐751ペー
ジにトブラマイシンはストレプトマイセステネブラリウ
スの発酵によって直接生成されないが、ネブラマィシン
因子V′(6″一〇−カルバモイルトブラマイシン)の
酸又は塩基性加水分解から得られるときいている。ネブ
ラマイシソ因子川ま現在アプラマイシンと名づけられて
いるがこれは構造:を も っ とAnnual Re
po比 jn MedicinalChemistry
,9巻,1974,99ページに報告されている。 アプラマィシンは種々の動植物の病気の治療に抗菌剤と
して有用であると記載されている。(米国特許第369
1279号,第3853709号および第387676
7号参照)ネプラミン(3ーデオキシネアミン又は3′
ーデオキシーネオマイシン−Aともいわれる。 )はトブラマィシンの加水分解によって製造されている
アミノ配糖体抗生物質である。(Antimicrob
.Agents and Chemo比er.,197
0,309一313ページ)ネオブラミンの物理的生物
学的性質はベルギー特許第808393号およびJ.A
mer.Chem.Soc.96巻.1974,330
0一3305ページに発表されている。ネァミンはネオ
マィシンのアミノ配糖体抗生物質分解生成物でJ.Am
er.Chem.Soc.,73巻1951,2794
−2797ページに記載されている。ネブラマイシン因
子NおよびV′はそれぞれ6′′−○ーカルバモイルカ
ナマイシンBおよび6″一〇−カルバモィルトブラマィ
シンと同定されている。(J.Antibiotics
,2申蓋、1973,745一751べ−ジ)本発明者
等はこれ迄知られていない微生物の種であるストレプト
アロテイクスヒンズスタヌスのある株を発酵してアプラ
マィシンおよびネブラマィシン因子V′より成るアミノ
配糖体混合物を生成することを見出した。 従って本発明はストレプトアロテイクス属に属するアプ
ラマィシンおよび/またはネブラマィシン因子V′生産
菌を培養し、培養物からアプラマイシンおよび/または
ネブラマィシン因子V′からなるアミノ配糖体抗生物質
を採取することを特徴とするアミノ配糖体抗生物質の製
造法を提供するものである。この発酵法に使う新規発見
の微生物は本明細書でストレプトアロティクスヒンズス
タヌス株C677−91,C801−104,およびD
251一1と名づける。 これらの微生物はインド±穣試料から分離したアクチノ
マイセテスバクテリアである。この微生物はワシントン
市コロンビア地区所在のアメリカン・タイプ・カルチャ
ー・コレクションに寄託されA.T.C.C、3121
7(株C677−91)、31218(株C−801−
104)および31219(株D251一1)としてそ
の永久微生物収集品に加えられている。また該微生物は
昭和52和5月26日1こ工業技術院微生物工業技術研
究所に委託された。(徴工研菌寄(FERM−P)第4
07び号、第4071号および第4072号。)微生物 株や677−91、C−801一104およびD251
−1の形態学的、培養的および生理学的特性を次に述べ
る。 微生物の分類学的研究に用いる方法は一般にアクチノマ
イセテスの分類にも使われるものである。 この微生物の形態学的観察の為麦芽ヱキス−酵母エキス
寒天、無機塩一澱粉寒天およびチロシン寒天上で37q
0で生育させた。胞子姿の生成観察の為この微生物を麦
芽エキス−酵母エキス寒天およびグリセロールアスバラ
ギン寒天上で2浮0で3−4週間生育させた。生長力あ
る菌糸の胞子愛および他の構造をカワトとシノブにより
Mem.瓜aka,Univ,LiV,AnsEd比,
,8:114(1959)に記載されたカバースリップ
法によりつくった薄層培養の顕微鏡的観察によってしら
べた。運動性胞子は浸債2一4時間後に胞子嚢から水中
に放出された。微生物の培養的および生理学的特性記述
に使われた培地と方法はlnt,J.S松t.Bact
eriol.,16:313−340(1966)に国
際ストレプトマィセスプロジェクト(SP)によって推
薦されたものである。炭水化物利用試験についてはプリ
トハムとゴットリープの基礎培地を0.01%ジフコ酵
母エキスで補足して用いた。形態学 アクチノマィセテ株C677一91は酵母ーェキスー麦
芽エキス寒天およびグリセロールーアスパラギン寒天上
の生長力ある菌糸中に単独に又は集団的に胞子愛を生成
する。 胞子嚢の形は長方形から球形に近く又は時には球形であ
り、その表面は凹凸ありまた大きさは縦2.7〜7.0
機1.5〜4.5仏mである。ピーナッツの殻の形の胞
子姿もある。胞子髪柄は寒天培地の表面にそって形成さ
れ、いましば枝をもっておりこの胞子髪柄の長さは5−
20rmである。各胞子姿は1乃至4又はそれ以上の胞
子を入れておりそれは棒状又はV−形に並んでいる。よ
り大きい胞子愛は一般に空隙をもっている。胞子は玉子
形又は棒状で棒状胞子は大てい曲つており1又は2の大
豆殻状ふくらみをもっている。胞子は大きさ縦1.2−
4rm機0.9一1.5山mで長さ50仏m又はそれ以
上の単極鞭毛1本をもって運動性がある。株C677一
91も酵母エキス‐麦芽エキス寒天(ISPNo.2)
、無機塩類−澱粉寒天(ISPNo.4)および他の固
体塔地上の気生菌糸にクラスター(cl船ter)およ
び菌核を生ずる。 クラスターは優生な分生胞子生成性構造であり菌核の生
成は幾分気まぐれである。クラスターは枝を多数もった
曲つた又はL−形の短かな分生胞子鎖より成りいまいま
厚いものに発達する。分生胞子はなめらかな表面をもち
玉子形から短円筒形である。いくつかの胞子鎖がクラス
ター構造から突出し時にはオープンスパイラルをつくる
。菌核の形は玉子形又は時には不規則である。成裏灘胞
子より成る気生菌糸体は寒天表面から掻きとられ易い。
基底菌糸は分れており隔膜がなく時に撚じれまた巻いて
いる。菌糸で覆われた球状体が生じるがそれはキタサト
ア属の種と報告されているものと同じである。その直径
は3−20Amである。培養的生理学的特性株C677
‐91は試験した袷んどの寒天培地上に豊富な気生菌糸
を生成する。 成熟気生菌糸の色は明るい黄色がかったベージュ色又は
淡ピンクがかった黄色である。基底菌糸は特別な色をも
っていない。気生菌糸の生成しない場合基底菌糸は寒天
中に鯵透する。拡散性色素は生成しない。チロシナーゼ
反応は陰性である。株C677‐91は抗熱性であり5
0qoで非常によく生育する。5%Naclを含む寒天
塔地中で生育が制限され7%Naclでは生育は見られ
ない。ロィドマンのポテトプラグ(poはto plu
g)酸性度試験(lnt.J.Syst.母cteri
ol.21.240−247(1971))では正常な
生育が見られる。株C677一91の培養的生理学的特
性および炭水化物利用は表1,ロおよびmにそれぞれ示
している。表1 株0677‐91の培養的特性 註、G=生育:R:裏面色:A=気生菌糸D二拡散性色
素 表0 株C677−91の牛理学的反応 *印 J.E1ishaMitchelISci.So
c.79
ウス(アメリカン・タイプ・カルチヤー・コレクション
一A.T.C.C.17920および17921)によ
って製造されたちがった8アミ/配糖体抗生物質成分(
ネブラマィシン因子1,1′,0,m,W,V′,のお
よびW)をもつ知られた複合体である。 この複合体および上記微生物を使うこの製法はAnti
microbiaI A袋nts andChemot
herapy.1967.314−348ページおよび
米国特許第369127少号(米国特許第385370
9号も参照されたい。)に記載されており、ストレプト
マィセス テネブラリウスNRRL3816,ストレブ
トマイセス テネブラリゥスA.T.C.C.1792
0の突然変異株の発酵によるネブラマィシン因子ロおよ
び皿の製法が発表されている。ネブラマィシン因子のは
現在トブラマイシンと名づけられているが、これは構造
:をもっとAntimjcmb.AgenはandCh
emother.,1970,309−313ページに
報告されている。 トプラマイシンはプシュードモナスおよびプロテウス微
生物に対する活性を含む中広い抗細菌活性スペクトルを
もつ市販の抗生物質である。K.F.ゴッホらはJ.A
ntibiotics,1973,745‐751ペー
ジにトブラマイシンはストレプトマイセステネブラリウ
スの発酵によって直接生成されないが、ネブラマィシン
因子V′(6″一〇−カルバモイルトブラマイシン)の
酸又は塩基性加水分解から得られるときいている。ネブ
ラマイシソ因子川ま現在アプラマイシンと名づけられて
いるがこれは構造:を も っ とAnnual Re
po比 jn MedicinalChemistry
,9巻,1974,99ページに報告されている。 アプラマィシンは種々の動植物の病気の治療に抗菌剤と
して有用であると記載されている。(米国特許第369
1279号,第3853709号および第387676
7号参照)ネプラミン(3ーデオキシネアミン又は3′
ーデオキシーネオマイシン−Aともいわれる。 )はトブラマィシンの加水分解によって製造されている
アミノ配糖体抗生物質である。(Antimicrob
.Agents and Chemo比er.,197
0,309一313ページ)ネオブラミンの物理的生物
学的性質はベルギー特許第808393号およびJ.A
mer.Chem.Soc.96巻.1974,330
0一3305ページに発表されている。ネァミンはネオ
マィシンのアミノ配糖体抗生物質分解生成物でJ.Am
er.Chem.Soc.,73巻1951,2794
−2797ページに記載されている。ネブラマイシン因
子NおよびV′はそれぞれ6′′−○ーカルバモイルカ
ナマイシンBおよび6″一〇−カルバモィルトブラマィ
シンと同定されている。(J.Antibiotics
,2申蓋、1973,745一751べ−ジ)本発明者
等はこれ迄知られていない微生物の種であるストレプト
アロテイクスヒンズスタヌスのある株を発酵してアプラ
マィシンおよびネブラマィシン因子V′より成るアミノ
配糖体混合物を生成することを見出した。 従って本発明はストレプトアロテイクス属に属するアプ
ラマィシンおよび/またはネブラマィシン因子V′生産
菌を培養し、培養物からアプラマイシンおよび/または
ネブラマィシン因子V′からなるアミノ配糖体抗生物質
を採取することを特徴とするアミノ配糖体抗生物質の製
造法を提供するものである。この発酵法に使う新規発見
の微生物は本明細書でストレプトアロティクスヒンズス
タヌス株C677−91,C801−104,およびD
251一1と名づける。 これらの微生物はインド±穣試料から分離したアクチノ
マイセテスバクテリアである。この微生物はワシントン
市コロンビア地区所在のアメリカン・タイプ・カルチャ
ー・コレクションに寄託されA.T.C.C、3121
7(株C677−91)、31218(株C−801−
104)および31219(株D251一1)としてそ
の永久微生物収集品に加えられている。また該微生物は
昭和52和5月26日1こ工業技術院微生物工業技術研
究所に委託された。(徴工研菌寄(FERM−P)第4
07び号、第4071号および第4072号。)微生物 株や677−91、C−801一104およびD251
−1の形態学的、培養的および生理学的特性を次に述べ
る。 微生物の分類学的研究に用いる方法は一般にアクチノマ
イセテスの分類にも使われるものである。 この微生物の形態学的観察の為麦芽ヱキス−酵母エキス
寒天、無機塩一澱粉寒天およびチロシン寒天上で37q
0で生育させた。胞子姿の生成観察の為この微生物を麦
芽エキス−酵母エキス寒天およびグリセロールアスバラ
ギン寒天上で2浮0で3−4週間生育させた。生長力あ
る菌糸の胞子愛および他の構造をカワトとシノブにより
Mem.瓜aka,Univ,LiV,AnsEd比,
,8:114(1959)に記載されたカバースリップ
法によりつくった薄層培養の顕微鏡的観察によってしら
べた。運動性胞子は浸債2一4時間後に胞子嚢から水中
に放出された。微生物の培養的および生理学的特性記述
に使われた培地と方法はlnt,J.S松t.Bact
eriol.,16:313−340(1966)に国
際ストレプトマィセスプロジェクト(SP)によって推
薦されたものである。炭水化物利用試験についてはプリ
トハムとゴットリープの基礎培地を0.01%ジフコ酵
母エキスで補足して用いた。形態学 アクチノマィセテ株C677一91は酵母ーェキスー麦
芽エキス寒天およびグリセロールーアスパラギン寒天上
の生長力ある菌糸中に単独に又は集団的に胞子愛を生成
する。 胞子嚢の形は長方形から球形に近く又は時には球形であ
り、その表面は凹凸ありまた大きさは縦2.7〜7.0
機1.5〜4.5仏mである。ピーナッツの殻の形の胞
子姿もある。胞子髪柄は寒天培地の表面にそって形成さ
れ、いましば枝をもっておりこの胞子髪柄の長さは5−
20rmである。各胞子姿は1乃至4又はそれ以上の胞
子を入れておりそれは棒状又はV−形に並んでいる。よ
り大きい胞子愛は一般に空隙をもっている。胞子は玉子
形又は棒状で棒状胞子は大てい曲つており1又は2の大
豆殻状ふくらみをもっている。胞子は大きさ縦1.2−
4rm機0.9一1.5山mで長さ50仏m又はそれ以
上の単極鞭毛1本をもって運動性がある。株C677一
91も酵母エキス‐麦芽エキス寒天(ISPNo.2)
、無機塩類−澱粉寒天(ISPNo.4)および他の固
体塔地上の気生菌糸にクラスター(cl船ter)およ
び菌核を生ずる。 クラスターは優生な分生胞子生成性構造であり菌核の生
成は幾分気まぐれである。クラスターは枝を多数もった
曲つた又はL−形の短かな分生胞子鎖より成りいまいま
厚いものに発達する。分生胞子はなめらかな表面をもち
玉子形から短円筒形である。いくつかの胞子鎖がクラス
ター構造から突出し時にはオープンスパイラルをつくる
。菌核の形は玉子形又は時には不規則である。成裏灘胞
子より成る気生菌糸体は寒天表面から掻きとられ易い。
基底菌糸は分れており隔膜がなく時に撚じれまた巻いて
いる。菌糸で覆われた球状体が生じるがそれはキタサト
ア属の種と報告されているものと同じである。その直径
は3−20Amである。培養的生理学的特性株C677
‐91は試験した袷んどの寒天培地上に豊富な気生菌糸
を生成する。 成熟気生菌糸の色は明るい黄色がかったベージュ色又は
淡ピンクがかった黄色である。基底菌糸は特別な色をも
っていない。気生菌糸の生成しない場合基底菌糸は寒天
中に鯵透する。拡散性色素は生成しない。チロシナーゼ
反応は陰性である。株C677‐91は抗熱性であり5
0qoで非常によく生育する。5%Naclを含む寒天
塔地中で生育が制限され7%Naclでは生育は見られ
ない。ロィドマンのポテトプラグ(poはto plu
g)酸性度試験(lnt.J.Syst.母cteri
ol.21.240−247(1971))では正常な
生育が見られる。株C677一91の培養的生理学的特
性および炭水化物利用は表1,ロおよびmにそれぞれ示
している。表1 株0677‐91の培養的特性 註、G=生育:R:裏面色:A=気生菌糸D二拡散性色
素 表0 株C677−91の牛理学的反応 *印 J.E1ishaMitchelISci.So
c.79
【11:53−70(1963)。
表m 株0677‐91の炭水化物利用
基礎寒天塔地:0.01%酵母エキスを加えたプリトハ
ムおよびゴツトリーブ培地培養温度:370 十十:利用度 強い陽性 +:利用度 腸性 ±:利用度 不明確 −:利用度 陰性 細胞一連組成 細胞整調製をT.ャマグチのJ.Bacteriol.
89:444−453(1965)に記載の方法で行な
った。 アミノ酸分析方法は次のとおりであった:精製細胞壁1
0雌を封管中洲Hcll泌を用い120℃で1糊時間加
水分解した。分解液を蒸留水の等容量で稀め炉過した後
真空葵発乾団した。 生成物の半量を0.1Mの蒸留水に再溶解し2次元のT
LCでしらべた。他の半量を2の【のくえん酸緩衝液(
pH2.2)にとかし液体クロマトグラフ法によって分
析した。加水分解液の5仏〆部分をシリカゲルTLC板
(6皿254,ドイツのE.メルク社)に付け−方向に
フェノール−水(4:1)で、次いで初めと直角にn−
ブタノールー酢酸−水(3:1:1)で展開した。スポ
ットを0.2%エタノール性ニンヒドリン試験をスプレ
イし、次いで110℃で5分間板を加熱して現像した。
比較標準試料、ジアミノーピメリン酸(DAP)、グル
タミン酸、グリシン、アラニン・バリン、およびロイシ
ン(各20Mo/の‘)の混合物を細胞壁試料と共に試
験した。LL−DAPからメゾおよび(又は)DD−D
APを区別する為に加水分解液5″そをセルロース粉末
TLC板に付けた。この板を溶媒系メタノール−水−1
皿Hcl−ピリジン(80:17.5:2.5:10)
で2岬寿間展開した後0.2%ニンヒドリン試薬をスプ
レィした。このTLC系においてLL−DAPは標準試
料として使ったメゾDAPよりも遠く移動した。細胞壁
調整品のアミノ酸組成を上の方法によって株C677−
91、2種の/カルジア、普通の胞子鎖をもつ2種のス
トレプトマィセス、代表的クラスターを生成する2種の
ストレプトマィセスおよびストレプトマイセステネブラ
リウスを含むアクチノマィセテスlq蚤をしるべた。存
在するアミノ酸はTLC板上に現われたスポットの大き
さおよび強度によって相対量で表わした。その結果を表
Wに示している。表W 薄層クロマトグラフ法によって
検べた細胞壁のアミノ酸組成アラニンとグルタミン酸は
検べたアクチノマィセテス株すべてに存在した。 グリシンはS.テネブラリウス以外のすべてのストレブ
トマイセス株に存在したが、その存在は株C677‐9
1とS.テネブラリウスには不明確でノカルジア種には
なかった。メゾ−DAPは株C677−91、/カルジ
アの2種およびS.テネプラリウスに存在したがLL−
DAPは普通の胞子鎖生成型かクラスター生成型かに関
係なくストレプトマィセス株のすべてに発見された。株
C677‐91の細胞壁調製品のアミノ酸組成はまたア
ミノ酸分析器を使って関連ある2種のアクチノマィセテ
ス株、N.ルチアおよびS.フラジイと比較して定量的
に検べた。 この結果を表Vに示しているが、TLCによる結果を確
認した。表V アミノ酸分析器による細胞壁の相対アミ
ノ酸組成 株や677−91,Nコラリナ、S.フラジイ、S.ア
ンチーマイコチクスおよびS.テネプラリウスの細胞壁
の炭水化物組成を次のとおり検べた:粗細砲墜試料50
岬、を封管中洲日2S043必中で120qoで2時間
加水分解した。 分解液を飽和旧a(OH)2液で中和し沈澱した母S0
4を遠心分離除去し上燈液を凍結真空乾燥した。得た物
質をJ.Am.Chem.SM.85:2497−25
07(1963)の方法によってトリメチルシリル化し
生成物をガスクロマトグラフ法にかけ種々の関聯糖類と
比較した。結果を表のに示している。アラビノースは1
カルジア種にのみ見出された。ガラクトースとマンノ−
スは株C677−91、N.コラリナおよびS.テネプ
ラリウス中にあったが他のストレプトマィセス株にはな
かった。ラムノースは株や677−91およびS.テネ
ブラリウス中にあったが、1カルジアおよび他の2種の
ストレプトマィセス株中にはなかった。表の 細胞壁の
炭水化物組成失印 TRは痕跡の意 分類法 ァククチノマィセテス株C677−91はストレプトマ
ィセス又はチェイニアのある種類にみられる形態学的に
代表的なクラスターおよび菌核を気生菌糸中に生成した
。 株℃677一91の細胞整調製品のアミノ酸および糖組
成はしかしストレフ。トマィセティシ科のどの種のもの
とも全く異なっている。株C677−91は更にアクチ
ノプラネィシー科の特性である生長する菌糸中に胞子嚢
を生成するのである。バ − ゲ イ のMan雌l
of DetermiMtive舷cteriolo期
(8版、1974)にァクチノプラネィシー料の胞子霧
生成性10属、即ちアクチノプラネス、アンプラリア(
アンプラリエラ)、スピリロスポラ、ストレプトスポラ
ンジウムおよびアモルフオスポランジウム〔すべてコウ
チのJ.E1jshaMitchelISci.Soc
.791}:53一70(1963)に記載されている
〕、ピリメリア〔J.E1ishaMitchelIS
ic.SM.82:220一230(1966)〕、プ
ラノモノスポラ〔G.Microbiol.15:27
−38(1967)〕、ダクチロスポラソジウム〔Ar
ch.Mikrobiol.58:42−52(196
7)〕およびキタサトア〔J.Antibiotics
21:616一625(1968)〕が記載されている
。 株C677一91を重要なアクチノプラネィシー属と比
較して表肌に記述する。機 三 S り 煙 S 鷲 ■ ン ′汽 1い 。 ト、 ふ へ ト 旨 船 き ・ 三 口 − アクチノプラネィシー料の種々の函において、アクチノ
プラネス属は7種を含むが胞子桑の形で株C677一9
1と似ているが鞄子嚢中の胞子の配列と形および鞭毛の
型では異なる。 スピリロスポラ属と株C677‐91は胞子嚢および胞
子姿胞子の形、鞭毛の型および気生菌糸生成の様な多く
の共通特性をもっているが、これらは、胞子桑中の胞子
の配列および数で異なる。ストレブトスポランジウム属
はC677−91と気生菌糸生成で似ているが表肌に掲
げた他の多くの特性で後者と異なる。アモルフオスポラ
ンジウム属はC677一91と胞子嚢胞子の形で似てい
るが鞭毛と気生菌糸生成で異なる。アンプラリェラ属は
胞子葵胞子の形においてC677−91と似ているが胸
子嚢の形、胞子姿中の胞子の配列、鞭毛および気生菌糸
生成において異なる。ピリメリアは胞子嚢胞子および鞭
毛の形においてC677−91と似ている胞子姿中の胞
子の配列と数および気生菌糸生成について異なる。ダク
チロスポランジウム属は胞子髪中の胞子の配列と数にお
いてC677−91と似ているが気生菌糸生成と鞭毛の
型において異なる。キタサトア属は鞭毛と気生菌糸生成
においてC677−91と似ているが胞子髪の形、胞子
桑中の胞子の配列および形において異なる。株C677
−91は細胞壁の主要明瞭成分としてメゾ−DAP、ガ
ラクトース、マンノ−スおよびラムノースを含むがLL
−DAP、グリシンおよびアラビノースを含まない。ア
クチノプラネィシー料のスピリロスポラとストレプトポ
ランジウム以外の属は1特徴細胞壁成分としてグリシン
を含む。株C677−91の細胞壁成分はガラクトース
を含む点でスピリロスプラおよびストレプトスポランジ
ウム(いづれも細胞壁皿型)と異なる。ストレプトマイ
セス スクレログラヌラトス〔J.Antibioti
cs22:590−596(1969)〕はクラスター
および菌核双方の生成において株C677−91に似て
いる。この細胞壁組成と胞子髪生成に関して何の文献も
ないが、S.スクレログラヌラトスは多くの培地上の白
色がかった気生菌糸生成、耐熱性のない点およびそのキ
シロース、ラフィノース、マンニトールおよびイノシト
ールの腸性利用型において株C677−91と区別され
る。株C677−91に最も似た種はストレプトマイセ
ステネプラリウスAT.C.C.17920(Anti
microbialAge山sandChemathe
ねpy(1967)324一331)であると思われる
。 両者はクラスターおよび菌核の生成、ィノシトールを除
く炭水化物利用型など多くの重要特性が共演している。
耐熱性と生成された抗生物質も同じである。S.テネプ
ラリウスAT.C.C.17920の細胞壁成分は株C
677−91と比較分析してストレプトマィセテスとし
て全く特異であるので株C677一91と非常によく似
た独特の細胞壁組成であるとわかった。S.テネブラリ
ウスAT.C.C.17920はその種の名の意味する
とおり感光性であり蛍光ランプのもとで気生菌糸を生成
しない。株C677−91は他の株C801−104お
よびD251−1と共に同じ条件のもとでよく豊富な気
生菌糸を生成した。株や677−91も赤色可溶性色素
がなくィノシトールの利用陰性である点でS.テネブラ
リウスと異なっている。ヒギンスとカストナ−(Ant
ibioticsAgents andChemoth
erapy一1967:324一331)はS.テネブ
ラリウス(A.T.C.C.17921)の胞子非形成
変異株について栄養菌糸の分裂を示して形態学的に/カ
ルジアに似ていると報告し故に変異株AT.C.C.1
7921も株C677−91とは異なっている。更にN
aCI耐性についても差異が認められた:即ち株C67
7一91は7%NaC】において生育しないが、S.テ
ネブラリウスの2株(AT.C.C.17班0およびA
.T.C.C.17921)はわれわれの実験において
8%NaCI(10%においてではない)で生育した。
更に胞子嚢はS.テネブラリウスの2株に発見されなか
ったのでそれらは分類学上株C677一91と区別され
るべきである。株C677−91の細胞壁組組成と共に
形態学的、培養的および生理学的特性を考えて、ストレ
プトマイセスに似た形態である株C677−91型の特
異な細胞壁組成:主アミノ酸としてメゾ−DAP、アラ
ニンおよびグルタミン酸を含むかつ判定に役立つ中性糖
類としてガラクトース、マンノースおよびラムノースを
もつので胞子髪生成性アクチノマィセテ株と区別する為
アクチノプラネイシー料のもとに新ストレプトァロティ
クス属を創ることを提案する。属名ストレプトアロティ
クスはストレプトマィセスに似ているが特異の細胞壁を
もつ微生物であることを意味する。(ギリシャ語でal
lo=変わった、にichus=壁)また株C677−
91はこの微生物がインド北部から採取された土壌から
単離されたのでSueptoalloteichush
industanus gen nov.and sp
.皿v.と名づけることが提案された。 株C677−91の他にストレプトアロティクスヒンズ
スタヌス2株C801−104とD251−1もインド
の土壌試料から得られており株C677−91と同じア
ミノ配糖体抗生物質を生成することが発見されている。 株C677一91、C801−104およびD251‐
1は細胞壁組成、炭水化物利用型、抗生物質生成および
実質的にすべての培養的および形態学的性質において同
一特性を示す。これらの株は下記するとおりチロシン寒
天(ISPNo.7)上で培養した時気生菌糸特性の間
に僅かの差異が認められた。株
気生菌糸特性C677− 9孫高状、白色後に明
るいピンクがかった黄色C801−104ビロード状、
明るいピンクがかったベイジュ色D251一 1ビロ
ード状、白色後に淡黄ベイジュ色分類法の点から3株の
間の差異は殆んどないのでこれらの株はすべて同一種ス
トレプトアロテイクス ヒンズスタヌスgen.noV
.およびSp.nov.に入れるべきである。 本発明は新規発見微生物ストレプトアロティクス ヒ
ンズスタヌス株C677一91(A.T.C.C.31
217)、株C801一104(AT.C.C.312
18)および株D251‐1(A.T.C.C.312
19)に関し特に詳細記載したが本発明の方法は上記特
性によって記載された特定微生物に限定するものではな
いのである。 本発明はまた同じアミノ配糖体抗生物質の複合体又は混
合物を生成する上記微生物の他株又は突然変異株をも包
含すると考えている。この様な他株又は突然変異株はこ
の分野でよく知られた方法、例えば新規微生物を×−線
又は紫外線照射、窒素マスタード(mustard)、
フェイジ(pha鉾)露出等によって生成出来る。抗生
物質の製法 本発明によればアプラマイシンおよびネブラマィシン因
子V′(併産されたアミノ配糖体ネアミン、ネブラミン
およびネブラマイシン因子Wと混在している)を含むア
ミノ配糖体温合物は炭素と窒素の同化性源を含む水性栄
養塔地中の好気性条件においてA.T.C.C.312
17、31218又は31219の同定特性をもつスト
レプトーアロテイクス ヒンズスタヌスの株を深部培養
して培養液中に生産される。 この微生物は同化性炭素源、例えば同化性炭水化物を含
む栄養培地中で生育する。 適当する炭素源の例にはグルコース、ガラクトース、フ
ルクトース、マンノース、麦芽糖およびグリセロールが
ある。栄養塔地は例えば魚粉、大豆粉、コーン浸糟液、
ベプトン類、肉エキス、ピーナッツ粉、酵母ヱキス又は
アンモニウム塩類の様な同化性窒素も含む必要がある。
栄養無機塩類も培養塔地中に混合してもよくこの塩類は
ナトリウム、カリウム・アンモニウム、カルシウム、り
ん酸塩、硫酸塩、塩化物、臭化物、硝酸塩、炭酸塩又は
同様イオンを供艶給しうる普通のどんな塩類を含んでも
よい。銅、マンガン、鉄、亜鉛等の痕跡元素を必要なら
ば培地に加えてもよく又は培地の他成分の不純物として
供V給されてもよい。ァミ/配糖体温合物の製造は微生
物が満足に成長出釆るどんな温度でも、例えば25−5
0℃で行ない得るが、約28−30午0で有利に行ない
得る。 普通抗生物質の最適製造は約2一5日で得られる。例え
ば母6一7の様な中性又は中性に近いpHの培地を使う
のがよい。好気性深部培養条件は抗生物質混合物製造の
選択条件である。 比較的少量製造にはフラスコ振とう又は表面培養が使用
出来るが大量生産には無菌タンク中の好気性培養が好ま
しい。タンク発酵を行なう場合その微生物からの胞子を
培養液に接種し、微生物の若い活力のある時期にそれを
発酵タンク塔地に無菌状態で移して培養するのが好まし
い。接種菌用の培養塔地はこの抗生物質の大規模生産に
使用する培地と同一でも異なっていてもどちらでもよい
。望む抗生物質混合物の生産は培養工程中に試験菌とし
てバチルス、スブチリスPCI−219をまた検定標準
品としてネブラマィシン因子V′を使って紙ジスクー寒
天拡散分析法によって容易に監視出来る。 抗生物質混合物の分離 培養液の最高力価が得られた後に(上記検定法によって
測定した場合)菌体と不溶解残燈を培養液から炉過又は
遠心分離の様な普通の方法で分離する。 次いで発酵中に得た抗生物質混合物はィオン交擬樹脂又
は他の固体吸着剤上のクロマトグラフ法の様な標準分離
法によって水性培養液から分離出釆る。好ましい回収方
法は培養液をpH2で炉過し、炉液解7に調整した後腸
イオン交換樹脂、好ましくは“アンバーライトIRC一
50”又は“CG−50’’商標で市販されている型の
弱酸性陽イオン交モ奥樹脂、最も好ましいのはアンモニ
ウム型のアンバーライトmC−5頂型弱酸性陽イオン交
換樹脂上に中和した炉液を吸着させるのである。抗生物
質混合物を0.州N比OHの様な稀塩基で樹脂から溶離
し清性溶離液を併せて真空濃縮し凍結真空乾燥して望む
アプラマイシンおよびネブラマィシン因子V′成分およ
びネアミン、ネプラミンおよびネブラマィシン因子Wを
含む固体抗生物質混合物を得る。次いで得られた抗生物
質混合物を常法に従い特にアプラマィシンおよびネブラ
マィシン因子V′を含むアミノ配糖体成分に分離するか
又は混合物を分離する前に先づ塩基性加水分解によって
ネブラマィシン因子V′成分をトブラマィシンに変換さ
せる。トブラマイシンの製法 既知のネブラマィシン生産菌ストレプトマィセス テネ
プラリウスと同じ様に本発明の新規微生物も培養液中に
直接トブラマィシンを生成しない。 しかしトブラマイシンはJ.Antibiotics2
6(12):745−751(1973)に記載の様な
方法で発酵生成されたネブラマイシン因子V′成分から
生成出来る。トブラマィシンへの変換は発酵生成された
アミノ配糖体混合物を個々の抗生物質成分に分離する前
でも後でも行なうことができる。本発明によるトブラマ
ィシンのよい製造方法はへT.C.C.31217、3
1218又は31219の同定特性をもつストレブトア
ロテイクスヒンズスタヌスのネブラマイシン因子V′生
産株を上記のとおり発酵してネブラマイシン因子V′を
含むアミノ配糖体混合物を生成し、かく生成したアミノ
配糖体温合物を培養液から得、アミノ配糖体温合物をア
ルカリ金属水酸化物と処理するか又は強塩基性陰イオン
交換樹脂上でクロマトグラフ法にかけるかして塩基性加
水分解によってそのネブラマィシン因子V′成分をトブ
ラマィシンに変換した後普通の方法、例えば下記するク
ロマトグラフ分離法によって得たアミノ配糠体混合物か
ら分離回収するのである。ネブラマイシン因子V′のト
ブラマイシンへの加水分解は強塩基性陰イオン交換樹脂
、成るべくはOH型の強塩基性陰イオン交換樹脂、最も
好ましくは“ダウェツクス1×2(OH‐)”商標のも
とで市販されている型の樹脂上で抗生物質混合物(培養
液から回収した後の)水溶液をクロマトグラフ法にかけ
て行わせるのが最もよい。樹脂からの蒲性溶離液を併せ
真空濃縮し凍結真空乾燥してアプラマイシン ネアミン
、ネブラミンおよびネプラマイシン因子NとV′を含む
トブラマイシン混合物である抗生物質固体を得る。本発
明によるトブラマィシン製造別法は上記のとおりA.T
.C.C.31217、31218又は31219の同
定特性をもつストレプトァロティクス ヒンズスタヌス
のネブラマィシン因子V′生産株を培養してネブラマイ
シン因子V′を含むアミノ配糖体混合物を製造し、これ
を培養液から回収し、ネブラマィシン因子V′を抗生物
質混合物から例えば下記するクロマトグラフ分離法によ
って分離しかつネブラマィシン因子V′を塩基性加水分
解によってトブラマィシンに変換するのである。 ネプラマィシン因子V′の加水分解は既知法、例えば1
00℃でアルカリ金属水酸化物との処理又はネブラマイ
シン因子V′の水溶液を強塩基性陰イオン交換樹脂、例
えばOH型ダウェックス1×2型の樹脂上でクロマトグ
ラフ法により行なうことが出来る。抗生物質の分離発酵
法によって又は発酵法によって生成した抗生物質混合物
の塩基性加水分解によって得た)抗生物質混合物からア
ミノ配糖体抗生物質の分離はこの分野で知られた種々の
方法で行ない得る。 好ましい分離法はアミノ配糖体抗生物質混合物水溶液を
陽イオン交≠鰯樹脂、好ましくは商標“アンバーライト
IRC−5び又は“CG−50’’の名で市販されてい
る型の弱酸性陽イオン交換樹脂、最も好ましくはアンモ
ニウム型のアンバーライトCG−50の弱酸性腸イオン
交換樹脂上でクロマトグラフ法を用いる方法である。次
いで吸着された抗生物質混合物を溶離剤として弱塩基を
使って段階的溶離をする。特によい方法は発酵堵地から
回収した抗生物質混合物水溶液をアンバーライトCG−
50(NH4十)上に吸着させ水酸化アンモニウム濃度
をN/20からN/4に順次変えながら溶離することで
ある。この方法を使えばアプラマィシンは溶離液の初期
分別部分に現われて次いで順次ネブラマイシン因子V′
、ネアミン、トブラマィシン(塩基性加水分解が既に行
なわれていれば)およびネブラミンが含まれる。同一成
分を含む溶雛分別部分を併せ濃縮し凍結真空乾燥して個
々のアミノ配糖体抗生物質が得られる。本発明によって
生成したアミノ配導体抗生物質成分は又はこの成分の誘
導体の物理化学的分析によりこれらが実際に既知の抗生
物質ァプラマィシソ、ネブラマイシン因子V′、トブラ
マイシン、ネアミン、ネブラミンおよびネブラマイシン
因子Wであると確認された。 (下記実験部分参照)本発明によって製造されたアプラ
マィシン、トプラマィシンおよびネブラマイシン因子V
′抗生物質は米国特許第369127y号と38537
0叫号‘こ記載の普通の方法で製薬上許容される酸付加
塩類に転化母釆る。次に実施例では本発明を例証する目
的にのみ記述するもので如何なる観点からも本発明を限
定するものではない。 “アンバーライト”はペンシルバニア州フィラデルフィ
ア市のロームアンドハース社の商標である。アンバーラ
イトIRC一50とCG−50はカルボキシルーポリメ
タアクリル型の弱酸性腸イオン交≠劉樹脂の商品名であ
る。“ダウェックスIX2(OH−)”はミシガン州ミ
ルドランド市のダウケミカル社のスチレンージビニル−
ベンゼン共重合体からつくった強塩基性陰イオン交去勢
樹脂の商品名である。実施例 1 培養 Aストレブトアロティクス ヒンズスタヌス株C677
−91のよく生育した寒天斜面培養物を次の組成:グリ
セロール 2 % *フアーマメジア 1 % コーン浸漬液 1 %(N技)2S
04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC
03 0.4 %をもつ
栄養培地(無菌化前掛7.0)に接種した。 種培養は25仇pmの回転振とう器上で28ooで28
間培養した。種培養液約2のZを500の‘ェルレンマ
ィャーフラスコ中の発酵猪地(無菌化前掛7.0)10
0の‘中に移した。発酵培地の組成は次のとおりであっ
た。可溶性澱粉 2 %コーン
粉末 2 %*フアーマメデイ
ア 1 %NaCI
O.3%NaC03
0.2%*テキサス州フオートワース市トレ
イダースオイルミル社製工業用綿実粉末。 2洋0で3乃至58間振とうして抗生物質生産は最高に
達した。 4日で約20皿cg′の‘の最高力価に達した。 B.株C677−91を使っての発酵も10メジャー発
酵器中で行なった。 使った菌と発酵塔地は上記猿とうフラスコ法のものと同
じであった。接種菌量は1一2%で発酵器は200一2
5仇pmで潰辞し30℃で行なった。約60‐70時間
で150‐30肌cg/の‘の最大力価が得られた。C
.ストレプトアロティクス ヒンズスタヌス株C801
−104を使っての発酵を工程Aの振とうフラスコ法で
行なった。 但し種塔地と発酵塔地は次の組成をもつものであった:
グリセロール 2 % フアーマメデイア 1 % コーン浸糟液 1 %(NA)2
S04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC
03 0.44日後
に22卸cg/の‘の最大力価が得られた。 D.ストレプトアロティクス ヒンズスタヌス株D25
1−1を使っての発酵を工程Aの振とうフラスコ法で行
なった、但し種塔地と発酵培地は次の組成をもつもので
あった:グリセロール 2 % フアーマメデイア 1 % コーン浸溝液 1 %(N比)2
S04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC0
3 0.4 %3日後に
20位hcg′似の最大力価が得られた。 実施例 2抗生物質混合物の分離 実施例1の方法によって得た培養液を炉過助村を使って
pH2で涼遇した。 炉液約4夕を柑7.0に調節しアンバーライトIRC−
50(NH4十)のカラムにとおした。次いで力ラムを
水洗しN/が日40日で溶離した。活性溶離液を併せ真
空濃縮して凍結真空乾燥して粗抗生物質固体(1.9夕
、15仇hc夕/mg)を得た。これを次にクロマトグ
ラフ法にかけてそれがアプラマィシン、ネブラマイシン
因子V′、ネアミン、ネブラミンおよびネブラマイシン
因子Wの混合物であるとわかった。実施例 3トブラマ
ィシン含有混合物の製法 実施例2で得た固体混合物を水に溶解しダウェックス1
×2(OH‐)のカラムにとおした。 活性溶離液を併せ真空濃縮し凍結真空乾燥して白色粉末
(0.4夕、60仇hcタ′の‘)を得た。この粉末を
更にクロマトグラフ分離した処アプラマィシン、ネブラ
マィシン因子V′、トブラマイシン、ツアミン、ネブラ
ミンおよびネブラマイシン因子Wの混合物とわかった。
実施例 4 抗生物質成分の分離 実施例3で得た抗生物質混合物水溶液をアンバーライト
CG−50(NH4十)のカラムにとおした後カラムを
順次N/2止N/IQN/8およびN/州比OHで溶離
した。 溶離液は各15肌部分をフラクションコレクタ一に集め
ニンヒドリン試薬と抗菌力で検べた。成分B,(アプラ
マイシン)が先づ溶離し次いで順次&(ネブラマィシン
因子W)、A,(ネブラマイシン因子V′)、A2(ネ
アミン)、ん(トプラマィシン)およびA4(ネブラマ
ィシン)であった。各成分をァンバ−ライトCG5q篤
脂(NH4十)上で再びクロマトグラフ法により精製し
た。カラムからの抗生物質の分布は次のとおりであった
:渋実施例3K記載のダゥェックス1×2樹脂法を抗生
物質混合物の製造において省略した場合A3成分は得ら
れなかった。 各成分の性質と既知抗生物質との同定 実施例4において得られた成分A,を炭酸塩として単離
しC,9日38N60,。 ・日2C03として分析した:計算値:C,41.95
;日,7.04;N’14.6&測定値:C,41.9
6:日,7.11:N’14.5&成分A,のUVスペ
クトルは末端吸収のみを示しまたIRスペクトルは17
10弧‐1に特徴的な強い吸収バンドを示した。 DCI/D20におけるNMRスペクトルは61.7一
27ppmに2メチレン基と65.18‘d}および5
.86‘d}ppmに2個のアノメリツク・(a肌me
ric)プロトンの存在を示した。0.印NaOH中の
成分A,のアルカリ性加水分解(100℃、1時間)は
トブラマイシンと同定された成分んを与えた。 Ba(OH)2液中での成分A,の処理(100qo、
4時間)は殆んど等モル量のアンモニアと炭酸バリウム
を与え成分A,が6″ー○ーカルバモイルトブラマイシ
ン(ネブラマイシン因子V′)であることを示した。成
分んとA4は既知の試料と直接比較してそれぞれネアミ
ンおよびネブラミンと同定された。 成分BはC2,比,N50,.として分析した。計算値
:C,46.74;日,7.66:N,12.93。測
定値:C,46.22:日,7.60:N,12.79
。成分BのNM旧スペクトルは62.9(S)ppmに
おいてIN−CH3基と85.30dl、65.5鰍d
)および65.89dーppm‘こ3個のアノメリツク
プロトンの存在を示した。成分BはTLC、IRおよび
NM旧スペクトルによってアプラマィシンと同定された
。成分&の0.州NaOHのアルカリ性加水分解は力ナ
マィシソBと同定された生物活性をもつ分解生成物を与
えた。成分B2をBa(OH)2中で加熱すると殆んど
定量的量のアンモニアと炭酸バリウムとなった。成分B
は標準試料と比較してパブラマイシン因子W(6″ー○
ーカルバモイルカナマイシンB)と同定された。各成分
のRf値(シリカゲル薄層クロマトグラフ法によって検
べた)は標準試料のそれと共に次の表に示している。
ムおよびゴツトリーブ培地培養温度:370 十十:利用度 強い陽性 +:利用度 腸性 ±:利用度 不明確 −:利用度 陰性 細胞一連組成 細胞整調製をT.ャマグチのJ.Bacteriol.
89:444−453(1965)に記載の方法で行な
った。 アミノ酸分析方法は次のとおりであった:精製細胞壁1
0雌を封管中洲Hcll泌を用い120℃で1糊時間加
水分解した。分解液を蒸留水の等容量で稀め炉過した後
真空葵発乾団した。 生成物の半量を0.1Mの蒸留水に再溶解し2次元のT
LCでしらべた。他の半量を2の【のくえん酸緩衝液(
pH2.2)にとかし液体クロマトグラフ法によって分
析した。加水分解液の5仏〆部分をシリカゲルTLC板
(6皿254,ドイツのE.メルク社)に付け−方向に
フェノール−水(4:1)で、次いで初めと直角にn−
ブタノールー酢酸−水(3:1:1)で展開した。スポ
ットを0.2%エタノール性ニンヒドリン試験をスプレ
イし、次いで110℃で5分間板を加熱して現像した。
比較標準試料、ジアミノーピメリン酸(DAP)、グル
タミン酸、グリシン、アラニン・バリン、およびロイシ
ン(各20Mo/の‘)の混合物を細胞壁試料と共に試
験した。LL−DAPからメゾおよび(又は)DD−D
APを区別する為に加水分解液5″そをセルロース粉末
TLC板に付けた。この板を溶媒系メタノール−水−1
皿Hcl−ピリジン(80:17.5:2.5:10)
で2岬寿間展開した後0.2%ニンヒドリン試薬をスプ
レィした。このTLC系においてLL−DAPは標準試
料として使ったメゾDAPよりも遠く移動した。細胞壁
調整品のアミノ酸組成を上の方法によって株C677−
91、2種の/カルジア、普通の胞子鎖をもつ2種のス
トレプトマィセス、代表的クラスターを生成する2種の
ストレプトマィセスおよびストレプトマイセステネブラ
リウスを含むアクチノマィセテスlq蚤をしるべた。存
在するアミノ酸はTLC板上に現われたスポットの大き
さおよび強度によって相対量で表わした。その結果を表
Wに示している。表W 薄層クロマトグラフ法によって
検べた細胞壁のアミノ酸組成アラニンとグルタミン酸は
検べたアクチノマィセテス株すべてに存在した。 グリシンはS.テネブラリウス以外のすべてのストレブ
トマイセス株に存在したが、その存在は株C677‐9
1とS.テネブラリウスには不明確でノカルジア種には
なかった。メゾ−DAPは株C677−91、/カルジ
アの2種およびS.テネプラリウスに存在したがLL−
DAPは普通の胞子鎖生成型かクラスター生成型かに関
係なくストレプトマィセス株のすべてに発見された。株
C677‐91の細胞壁調製品のアミノ酸組成はまたア
ミノ酸分析器を使って関連ある2種のアクチノマィセテ
ス株、N.ルチアおよびS.フラジイと比較して定量的
に検べた。 この結果を表Vに示しているが、TLCによる結果を確
認した。表V アミノ酸分析器による細胞壁の相対アミ
ノ酸組成 株や677−91,Nコラリナ、S.フラジイ、S.ア
ンチーマイコチクスおよびS.テネプラリウスの細胞壁
の炭水化物組成を次のとおり検べた:粗細砲墜試料50
岬、を封管中洲日2S043必中で120qoで2時間
加水分解した。 分解液を飽和旧a(OH)2液で中和し沈澱した母S0
4を遠心分離除去し上燈液を凍結真空乾燥した。得た物
質をJ.Am.Chem.SM.85:2497−25
07(1963)の方法によってトリメチルシリル化し
生成物をガスクロマトグラフ法にかけ種々の関聯糖類と
比較した。結果を表のに示している。アラビノースは1
カルジア種にのみ見出された。ガラクトースとマンノ−
スは株C677−91、N.コラリナおよびS.テネプ
ラリウス中にあったが他のストレプトマィセス株にはな
かった。ラムノースは株や677−91およびS.テネ
ブラリウス中にあったが、1カルジアおよび他の2種の
ストレプトマィセス株中にはなかった。表の 細胞壁の
炭水化物組成失印 TRは痕跡の意 分類法 ァククチノマィセテス株C677−91はストレプトマ
ィセス又はチェイニアのある種類にみられる形態学的に
代表的なクラスターおよび菌核を気生菌糸中に生成した
。 株℃677一91の細胞整調製品のアミノ酸および糖組
成はしかしストレフ。トマィセティシ科のどの種のもの
とも全く異なっている。株C677−91は更にアクチ
ノプラネィシー科の特性である生長する菌糸中に胞子嚢
を生成するのである。バ − ゲ イ のMan雌l
of DetermiMtive舷cteriolo期
(8版、1974)にァクチノプラネィシー料の胞子霧
生成性10属、即ちアクチノプラネス、アンプラリア(
アンプラリエラ)、スピリロスポラ、ストレプトスポラ
ンジウムおよびアモルフオスポランジウム〔すべてコウ
チのJ.E1jshaMitchelISci.Soc
.791}:53一70(1963)に記載されている
〕、ピリメリア〔J.E1ishaMitchelIS
ic.SM.82:220一230(1966)〕、プ
ラノモノスポラ〔G.Microbiol.15:27
−38(1967)〕、ダクチロスポラソジウム〔Ar
ch.Mikrobiol.58:42−52(196
7)〕およびキタサトア〔J.Antibiotics
21:616一625(1968)〕が記載されている
。 株C677一91を重要なアクチノプラネィシー属と比
較して表肌に記述する。機 三 S り 煙 S 鷲 ■ ン ′汽 1い 。 ト、 ふ へ ト 旨 船 き ・ 三 口 − アクチノプラネィシー料の種々の函において、アクチノ
プラネス属は7種を含むが胞子桑の形で株C677一9
1と似ているが鞄子嚢中の胞子の配列と形および鞭毛の
型では異なる。 スピリロスポラ属と株C677‐91は胞子嚢および胞
子姿胞子の形、鞭毛の型および気生菌糸生成の様な多く
の共通特性をもっているが、これらは、胞子桑中の胞子
の配列および数で異なる。ストレブトスポランジウム属
はC677−91と気生菌糸生成で似ているが表肌に掲
げた他の多くの特性で後者と異なる。アモルフオスポラ
ンジウム属はC677一91と胞子嚢胞子の形で似てい
るが鞭毛と気生菌糸生成で異なる。アンプラリェラ属は
胞子葵胞子の形においてC677−91と似ているが胸
子嚢の形、胞子姿中の胞子の配列、鞭毛および気生菌糸
生成において異なる。ピリメリアは胞子嚢胞子および鞭
毛の形においてC677−91と似ている胞子姿中の胞
子の配列と数および気生菌糸生成について異なる。ダク
チロスポランジウム属は胞子髪中の胞子の配列と数にお
いてC677−91と似ているが気生菌糸生成と鞭毛の
型において異なる。キタサトア属は鞭毛と気生菌糸生成
においてC677−91と似ているが胞子髪の形、胞子
桑中の胞子の配列および形において異なる。株C677
−91は細胞壁の主要明瞭成分としてメゾ−DAP、ガ
ラクトース、マンノ−スおよびラムノースを含むがLL
−DAP、グリシンおよびアラビノースを含まない。ア
クチノプラネィシー料のスピリロスポラとストレプトポ
ランジウム以外の属は1特徴細胞壁成分としてグリシン
を含む。株C677−91の細胞壁成分はガラクトース
を含む点でスピリロスプラおよびストレプトスポランジ
ウム(いづれも細胞壁皿型)と異なる。ストレプトマイ
セス スクレログラヌラトス〔J.Antibioti
cs22:590−596(1969)〕はクラスター
および菌核双方の生成において株C677−91に似て
いる。この細胞壁組成と胞子髪生成に関して何の文献も
ないが、S.スクレログラヌラトスは多くの培地上の白
色がかった気生菌糸生成、耐熱性のない点およびそのキ
シロース、ラフィノース、マンニトールおよびイノシト
ールの腸性利用型において株C677−91と区別され
る。株C677−91に最も似た種はストレプトマイセ
ステネプラリウスAT.C.C.17920(Anti
microbialAge山sandChemathe
ねpy(1967)324一331)であると思われる
。 両者はクラスターおよび菌核の生成、ィノシトールを除
く炭水化物利用型など多くの重要特性が共演している。
耐熱性と生成された抗生物質も同じである。S.テネプ
ラリウスAT.C.C.17920の細胞壁成分は株C
677−91と比較分析してストレプトマィセテスとし
て全く特異であるので株C677一91と非常によく似
た独特の細胞壁組成であるとわかった。S.テネブラリ
ウスAT.C.C.17920はその種の名の意味する
とおり感光性であり蛍光ランプのもとで気生菌糸を生成
しない。株C677−91は他の株C801−104お
よびD251−1と共に同じ条件のもとでよく豊富な気
生菌糸を生成した。株や677−91も赤色可溶性色素
がなくィノシトールの利用陰性である点でS.テネブラ
リウスと異なっている。ヒギンスとカストナ−(Ant
ibioticsAgents andChemoth
erapy一1967:324一331)はS.テネブ
ラリウス(A.T.C.C.17921)の胞子非形成
変異株について栄養菌糸の分裂を示して形態学的に/カ
ルジアに似ていると報告し故に変異株AT.C.C.1
7921も株C677−91とは異なっている。更にN
aCI耐性についても差異が認められた:即ち株C67
7一91は7%NaC】において生育しないが、S.テ
ネブラリウスの2株(AT.C.C.17班0およびA
.T.C.C.17921)はわれわれの実験において
8%NaCI(10%においてではない)で生育した。
更に胞子嚢はS.テネブラリウスの2株に発見されなか
ったのでそれらは分類学上株C677一91と区別され
るべきである。株C677−91の細胞壁組組成と共に
形態学的、培養的および生理学的特性を考えて、ストレ
プトマイセスに似た形態である株C677−91型の特
異な細胞壁組成:主アミノ酸としてメゾ−DAP、アラ
ニンおよびグルタミン酸を含むかつ判定に役立つ中性糖
類としてガラクトース、マンノースおよびラムノースを
もつので胞子髪生成性アクチノマィセテ株と区別する為
アクチノプラネイシー料のもとに新ストレプトァロティ
クス属を創ることを提案する。属名ストレプトアロティ
クスはストレプトマィセスに似ているが特異の細胞壁を
もつ微生物であることを意味する。(ギリシャ語でal
lo=変わった、にichus=壁)また株C677−
91はこの微生物がインド北部から採取された土壌から
単離されたのでSueptoalloteichush
industanus gen nov.and sp
.皿v.と名づけることが提案された。 株C677−91の他にストレプトアロティクスヒンズ
スタヌス2株C801−104とD251−1もインド
の土壌試料から得られており株C677−91と同じア
ミノ配糖体抗生物質を生成することが発見されている。 株C677一91、C801−104およびD251‐
1は細胞壁組成、炭水化物利用型、抗生物質生成および
実質的にすべての培養的および形態学的性質において同
一特性を示す。これらの株は下記するとおりチロシン寒
天(ISPNo.7)上で培養した時気生菌糸特性の間
に僅かの差異が認められた。株
気生菌糸特性C677− 9孫高状、白色後に明
るいピンクがかった黄色C801−104ビロード状、
明るいピンクがかったベイジュ色D251一 1ビロ
ード状、白色後に淡黄ベイジュ色分類法の点から3株の
間の差異は殆んどないのでこれらの株はすべて同一種ス
トレプトアロテイクス ヒンズスタヌスgen.noV
.およびSp.nov.に入れるべきである。 本発明は新規発見微生物ストレプトアロティクス ヒ
ンズスタヌス株C677一91(A.T.C.C.31
217)、株C801一104(AT.C.C.312
18)および株D251‐1(A.T.C.C.312
19)に関し特に詳細記載したが本発明の方法は上記特
性によって記載された特定微生物に限定するものではな
いのである。 本発明はまた同じアミノ配糖体抗生物質の複合体又は混
合物を生成する上記微生物の他株又は突然変異株をも包
含すると考えている。この様な他株又は突然変異株はこ
の分野でよく知られた方法、例えば新規微生物を×−線
又は紫外線照射、窒素マスタード(mustard)、
フェイジ(pha鉾)露出等によって生成出来る。抗生
物質の製法 本発明によればアプラマイシンおよびネブラマィシン因
子V′(併産されたアミノ配糖体ネアミン、ネブラミン
およびネブラマイシン因子Wと混在している)を含むア
ミノ配糖体温合物は炭素と窒素の同化性源を含む水性栄
養塔地中の好気性条件においてA.T.C.C.312
17、31218又は31219の同定特性をもつスト
レプトーアロテイクス ヒンズスタヌスの株を深部培養
して培養液中に生産される。 この微生物は同化性炭素源、例えば同化性炭水化物を含
む栄養培地中で生育する。 適当する炭素源の例にはグルコース、ガラクトース、フ
ルクトース、マンノース、麦芽糖およびグリセロールが
ある。栄養塔地は例えば魚粉、大豆粉、コーン浸糟液、
ベプトン類、肉エキス、ピーナッツ粉、酵母ヱキス又は
アンモニウム塩類の様な同化性窒素も含む必要がある。
栄養無機塩類も培養塔地中に混合してもよくこの塩類は
ナトリウム、カリウム・アンモニウム、カルシウム、り
ん酸塩、硫酸塩、塩化物、臭化物、硝酸塩、炭酸塩又は
同様イオンを供艶給しうる普通のどんな塩類を含んでも
よい。銅、マンガン、鉄、亜鉛等の痕跡元素を必要なら
ば培地に加えてもよく又は培地の他成分の不純物として
供V給されてもよい。ァミ/配糖体温合物の製造は微生
物が満足に成長出釆るどんな温度でも、例えば25−5
0℃で行ない得るが、約28−30午0で有利に行ない
得る。 普通抗生物質の最適製造は約2一5日で得られる。例え
ば母6一7の様な中性又は中性に近いpHの培地を使う
のがよい。好気性深部培養条件は抗生物質混合物製造の
選択条件である。 比較的少量製造にはフラスコ振とう又は表面培養が使用
出来るが大量生産には無菌タンク中の好気性培養が好ま
しい。タンク発酵を行なう場合その微生物からの胞子を
培養液に接種し、微生物の若い活力のある時期にそれを
発酵タンク塔地に無菌状態で移して培養するのが好まし
い。接種菌用の培養塔地はこの抗生物質の大規模生産に
使用する培地と同一でも異なっていてもどちらでもよい
。望む抗生物質混合物の生産は培養工程中に試験菌とし
てバチルス、スブチリスPCI−219をまた検定標準
品としてネブラマィシン因子V′を使って紙ジスクー寒
天拡散分析法によって容易に監視出来る。 抗生物質混合物の分離 培養液の最高力価が得られた後に(上記検定法によって
測定した場合)菌体と不溶解残燈を培養液から炉過又は
遠心分離の様な普通の方法で分離する。 次いで発酵中に得た抗生物質混合物はィオン交擬樹脂又
は他の固体吸着剤上のクロマトグラフ法の様な標準分離
法によって水性培養液から分離出釆る。好ましい回収方
法は培養液をpH2で炉過し、炉液解7に調整した後腸
イオン交換樹脂、好ましくは“アンバーライトIRC一
50”又は“CG−50’’商標で市販されている型の
弱酸性陽イオン交モ奥樹脂、最も好ましいのはアンモニ
ウム型のアンバーライトmC−5頂型弱酸性陽イオン交
換樹脂上に中和した炉液を吸着させるのである。抗生物
質混合物を0.州N比OHの様な稀塩基で樹脂から溶離
し清性溶離液を併せて真空濃縮し凍結真空乾燥して望む
アプラマイシンおよびネブラマィシン因子V′成分およ
びネアミン、ネプラミンおよびネブラマィシン因子Wを
含む固体抗生物質混合物を得る。次いで得られた抗生物
質混合物を常法に従い特にアプラマィシンおよびネブラ
マィシン因子V′を含むアミノ配糖体成分に分離するか
又は混合物を分離する前に先づ塩基性加水分解によって
ネブラマィシン因子V′成分をトブラマィシンに変換さ
せる。トブラマイシンの製法 既知のネブラマィシン生産菌ストレプトマィセス テネ
プラリウスと同じ様に本発明の新規微生物も培養液中に
直接トブラマィシンを生成しない。 しかしトブラマイシンはJ.Antibiotics2
6(12):745−751(1973)に記載の様な
方法で発酵生成されたネブラマイシン因子V′成分から
生成出来る。トブラマィシンへの変換は発酵生成された
アミノ配糖体混合物を個々の抗生物質成分に分離する前
でも後でも行なうことができる。本発明によるトブラマ
ィシンのよい製造方法はへT.C.C.31217、3
1218又は31219の同定特性をもつストレブトア
ロテイクスヒンズスタヌスのネブラマイシン因子V′生
産株を上記のとおり発酵してネブラマイシン因子V′を
含むアミノ配糖体混合物を生成し、かく生成したアミノ
配糖体温合物を培養液から得、アミノ配糖体温合物をア
ルカリ金属水酸化物と処理するか又は強塩基性陰イオン
交換樹脂上でクロマトグラフ法にかけるかして塩基性加
水分解によってそのネブラマィシン因子V′成分をトブ
ラマィシンに変換した後普通の方法、例えば下記するク
ロマトグラフ分離法によって得たアミノ配糠体混合物か
ら分離回収するのである。ネブラマイシン因子V′のト
ブラマイシンへの加水分解は強塩基性陰イオン交換樹脂
、成るべくはOH型の強塩基性陰イオン交換樹脂、最も
好ましくは“ダウェツクス1×2(OH‐)”商標のも
とで市販されている型の樹脂上で抗生物質混合物(培養
液から回収した後の)水溶液をクロマトグラフ法にかけ
て行わせるのが最もよい。樹脂からの蒲性溶離液を併せ
真空濃縮し凍結真空乾燥してアプラマイシン ネアミン
、ネブラミンおよびネプラマイシン因子NとV′を含む
トブラマイシン混合物である抗生物質固体を得る。本発
明によるトブラマィシン製造別法は上記のとおりA.T
.C.C.31217、31218又は31219の同
定特性をもつストレプトァロティクス ヒンズスタヌス
のネブラマィシン因子V′生産株を培養してネブラマイ
シン因子V′を含むアミノ配糖体混合物を製造し、これ
を培養液から回収し、ネブラマィシン因子V′を抗生物
質混合物から例えば下記するクロマトグラフ分離法によ
って分離しかつネブラマィシン因子V′を塩基性加水分
解によってトブラマィシンに変換するのである。 ネプラマィシン因子V′の加水分解は既知法、例えば1
00℃でアルカリ金属水酸化物との処理又はネブラマイ
シン因子V′の水溶液を強塩基性陰イオン交換樹脂、例
えばOH型ダウェックス1×2型の樹脂上でクロマトグ
ラフ法により行なうことが出来る。抗生物質の分離発酵
法によって又は発酵法によって生成した抗生物質混合物
の塩基性加水分解によって得た)抗生物質混合物からア
ミノ配糖体抗生物質の分離はこの分野で知られた種々の
方法で行ない得る。 好ましい分離法はアミノ配糖体抗生物質混合物水溶液を
陽イオン交≠鰯樹脂、好ましくは商標“アンバーライト
IRC−5び又は“CG−50’’の名で市販されてい
る型の弱酸性陽イオン交換樹脂、最も好ましくはアンモ
ニウム型のアンバーライトCG−50の弱酸性腸イオン
交換樹脂上でクロマトグラフ法を用いる方法である。次
いで吸着された抗生物質混合物を溶離剤として弱塩基を
使って段階的溶離をする。特によい方法は発酵堵地から
回収した抗生物質混合物水溶液をアンバーライトCG−
50(NH4十)上に吸着させ水酸化アンモニウム濃度
をN/20からN/4に順次変えながら溶離することで
ある。この方法を使えばアプラマィシンは溶離液の初期
分別部分に現われて次いで順次ネブラマイシン因子V′
、ネアミン、トブラマィシン(塩基性加水分解が既に行
なわれていれば)およびネブラミンが含まれる。同一成
分を含む溶雛分別部分を併せ濃縮し凍結真空乾燥して個
々のアミノ配糖体抗生物質が得られる。本発明によって
生成したアミノ配導体抗生物質成分は又はこの成分の誘
導体の物理化学的分析によりこれらが実際に既知の抗生
物質ァプラマィシソ、ネブラマイシン因子V′、トブラ
マイシン、ネアミン、ネブラミンおよびネブラマイシン
因子Wであると確認された。 (下記実験部分参照)本発明によって製造されたアプラ
マィシン、トプラマィシンおよびネブラマイシン因子V
′抗生物質は米国特許第369127y号と38537
0叫号‘こ記載の普通の方法で製薬上許容される酸付加
塩類に転化母釆る。次に実施例では本発明を例証する目
的にのみ記述するもので如何なる観点からも本発明を限
定するものではない。 “アンバーライト”はペンシルバニア州フィラデルフィ
ア市のロームアンドハース社の商標である。アンバーラ
イトIRC一50とCG−50はカルボキシルーポリメ
タアクリル型の弱酸性腸イオン交≠劉樹脂の商品名であ
る。“ダウェックスIX2(OH−)”はミシガン州ミ
ルドランド市のダウケミカル社のスチレンージビニル−
ベンゼン共重合体からつくった強塩基性陰イオン交去勢
樹脂の商品名である。実施例 1 培養 Aストレブトアロティクス ヒンズスタヌス株C677
−91のよく生育した寒天斜面培養物を次の組成:グリ
セロール 2 % *フアーマメジア 1 % コーン浸漬液 1 %(N技)2S
04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC
03 0.4 %をもつ
栄養培地(無菌化前掛7.0)に接種した。 種培養は25仇pmの回転振とう器上で28ooで28
間培養した。種培養液約2のZを500の‘ェルレンマ
ィャーフラスコ中の発酵猪地(無菌化前掛7.0)10
0の‘中に移した。発酵培地の組成は次のとおりであっ
た。可溶性澱粉 2 %コーン
粉末 2 %*フアーマメデイ
ア 1 %NaCI
O.3%NaC03
0.2%*テキサス州フオートワース市トレ
イダースオイルミル社製工業用綿実粉末。 2洋0で3乃至58間振とうして抗生物質生産は最高に
達した。 4日で約20皿cg′の‘の最高力価に達した。 B.株C677−91を使っての発酵も10メジャー発
酵器中で行なった。 使った菌と発酵塔地は上記猿とうフラスコ法のものと同
じであった。接種菌量は1一2%で発酵器は200一2
5仇pmで潰辞し30℃で行なった。約60‐70時間
で150‐30肌cg/の‘の最大力価が得られた。C
.ストレプトアロティクス ヒンズスタヌス株C801
−104を使っての発酵を工程Aの振とうフラスコ法で
行なった。 但し種塔地と発酵塔地は次の組成をもつものであった:
グリセロール 2 % フアーマメデイア 1 % コーン浸糟液 1 %(NA)2
S04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC
03 0.44日後
に22卸cg/の‘の最大力価が得られた。 D.ストレプトアロティクス ヒンズスタヌス株D25
1−1を使っての発酵を工程Aの振とうフラスコ法で行
なった、但し種塔地と発酵培地は次の組成をもつもので
あった:グリセロール 2 % フアーマメデイア 1 % コーン浸溝液 1 %(N比)2
S04 0.3 %ZnS04・
7日20 0.003%CaC0
3 0.4 %3日後に
20位hcg′似の最大力価が得られた。 実施例 2抗生物質混合物の分離 実施例1の方法によって得た培養液を炉過助村を使って
pH2で涼遇した。 炉液約4夕を柑7.0に調節しアンバーライトIRC−
50(NH4十)のカラムにとおした。次いで力ラムを
水洗しN/が日40日で溶離した。活性溶離液を併せ真
空濃縮して凍結真空乾燥して粗抗生物質固体(1.9夕
、15仇hc夕/mg)を得た。これを次にクロマトグ
ラフ法にかけてそれがアプラマィシン、ネブラマイシン
因子V′、ネアミン、ネブラミンおよびネブラマイシン
因子Wの混合物であるとわかった。実施例 3トブラマ
ィシン含有混合物の製法 実施例2で得た固体混合物を水に溶解しダウェックス1
×2(OH‐)のカラムにとおした。 活性溶離液を併せ真空濃縮し凍結真空乾燥して白色粉末
(0.4夕、60仇hcタ′の‘)を得た。この粉末を
更にクロマトグラフ分離した処アプラマィシン、ネブラ
マィシン因子V′、トブラマイシン、ツアミン、ネブラ
ミンおよびネブラマイシン因子Wの混合物とわかった。
実施例 4 抗生物質成分の分離 実施例3で得た抗生物質混合物水溶液をアンバーライト
CG−50(NH4十)のカラムにとおした後カラムを
順次N/2止N/IQN/8およびN/州比OHで溶離
した。 溶離液は各15肌部分をフラクションコレクタ一に集め
ニンヒドリン試薬と抗菌力で検べた。成分B,(アプラ
マイシン)が先づ溶離し次いで順次&(ネブラマィシン
因子W)、A,(ネブラマイシン因子V′)、A2(ネ
アミン)、ん(トプラマィシン)およびA4(ネブラマ
ィシン)であった。各成分をァンバ−ライトCG5q篤
脂(NH4十)上で再びクロマトグラフ法により精製し
た。カラムからの抗生物質の分布は次のとおりであった
:渋実施例3K記載のダゥェックス1×2樹脂法を抗生
物質混合物の製造において省略した場合A3成分は得ら
れなかった。 各成分の性質と既知抗生物質との同定 実施例4において得られた成分A,を炭酸塩として単離
しC,9日38N60,。 ・日2C03として分析した:計算値:C,41.95
;日,7.04;N’14.6&測定値:C,41.9
6:日,7.11:N’14.5&成分A,のUVスペ
クトルは末端吸収のみを示しまたIRスペクトルは17
10弧‐1に特徴的な強い吸収バンドを示した。 DCI/D20におけるNMRスペクトルは61.7一
27ppmに2メチレン基と65.18‘d}および5
.86‘d}ppmに2個のアノメリツク・(a肌me
ric)プロトンの存在を示した。0.印NaOH中の
成分A,のアルカリ性加水分解(100℃、1時間)は
トブラマイシンと同定された成分んを与えた。 Ba(OH)2液中での成分A,の処理(100qo、
4時間)は殆んど等モル量のアンモニアと炭酸バリウム
を与え成分A,が6″ー○ーカルバモイルトブラマイシ
ン(ネブラマイシン因子V′)であることを示した。成
分んとA4は既知の試料と直接比較してそれぞれネアミ
ンおよびネブラミンと同定された。 成分BはC2,比,N50,.として分析した。計算値
:C,46.74;日,7.66:N,12.93。測
定値:C,46.22:日,7.60:N,12.79
。成分BのNM旧スペクトルは62.9(S)ppmに
おいてIN−CH3基と85.30dl、65.5鰍d
)および65.89dーppm‘こ3個のアノメリツク
プロトンの存在を示した。成分BはTLC、IRおよび
NM旧スペクトルによってアプラマィシンと同定された
。成分&の0.州NaOHのアルカリ性加水分解は力ナ
マィシソBと同定された生物活性をもつ分解生成物を与
えた。成分B2をBa(OH)2中で加熱すると殆んど
定量的量のアンモニアと炭酸バリウムとなった。成分B
は標準試料と比較してパブラマイシン因子W(6″ー○
ーカルバモイルカナマイシンB)と同定された。各成分
のRf値(シリカゲル薄層クロマトグラフ法によって検
べた)は標準試料のそれと共に次の表に示している。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ストレプトアロテイクス属に属するアプラマイシン
および/またはネブラマイシン因子V′生産菌を培養し
、培養物からアプラマイシンおよび/またはネブラマイ
シン因子V′からなるアミノ酸糖体抗生物質を採取する
ことを特徴とするアプラマイシンおよび/またはネブラ
マイシン因子V′からなるアミノ酸糖体抗生物質の製造
法。 2 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
.T.C.C.31217である特許請求の範囲第1項
に記載方法。 3 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
.T.C.C.31218である特許請求の範囲第1項
に記載の方法。 4 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
.T.C.C.31219である特許請求の範囲第1項
に記載の方法。 5 ストレプトアロテイクス属に属するネブラマイシン
因子V′生産菌を培養し、培養物からネブラマイシン因
子V′からなるアミノ酸糖体抗生物質を採取しこれを塩
基性加水分解によつてトプラマイシンに転化することを
特徴とするトプラマイシンの製造法。 6 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
.T.C.C.31217である特許請求の範囲第5項
に記載の方法。 7 8 微生物がストレプトアロテイクスヒンズスタヌスA
.T.C.C.31219である特許請求の範囲第5項
に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US705210 | 1976-07-14 | ||
US05/705,210 US4032404A (en) | 1976-07-14 | 1976-07-14 | Fermentation process for producing apramycin and nebramycin factor V' |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Also Published As
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JPS5320491A (en) | 1978-02-24 |
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