JPS6036136A - 繊維補強熱可塑性樹脂の製造方法 - Google Patents
繊維補強熱可塑性樹脂の製造方法Info
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- JPS6036136A JPS6036136A JP58144921A JP14492183A JPS6036136A JP S6036136 A JPS6036136 A JP S6036136A JP 58144921 A JP58144921 A JP 58144921A JP 14492183 A JP14492183 A JP 14492183A JP S6036136 A JPS6036136 A JP S6036136A
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- fiber bundle
- fibers
- resin
- reinforcing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は補強繊維束に熱可塑性樹脂を均一かつ十分に含
浸せしめた繊維補強熱可塑性樹脂の長尺物を製造する方
法に関するものである。
浸せしめた繊維補強熱可塑性樹脂の長尺物を製造する方
法に関するものである。
炭素繊維、ガラス繊維等の補強繊維で補強された熱可塑
性樹脂複合材料は、補強繊維に由来するすぐれた力学的
性質と、樹脂の熱可塑性に由来するすぐれた成形性、熱
融着性、補修の容易さ、およびリサイクル性とを兼ねそ
なえた月料としてよく知られている。なかでも、長繊維
により補強された熱可塑性樹脂複合材料は、従来の補強
t、′々に1[の短繊維を熱可塑性樹脂中に分散してな
る、いわゆるFRTPに比べ、力学的性質の改善効果が
著しくすぐれているため、近年と(に注目を集めてぃる
。しかしながら、これら長繊維により補強された熱可塑
性樹脂複合材料のなかで、最も基本的な一方向に引きそ
ろえられた長繊維により補強された複合材料は、性能面
での期待が大きいにもかかわらず、効率的に製造する方
法が確立していないのが現状である。
性樹脂複合材料は、補強繊維に由来するすぐれた力学的
性質と、樹脂の熱可塑性に由来するすぐれた成形性、熱
融着性、補修の容易さ、およびリサイクル性とを兼ねそ
なえた月料としてよく知られている。なかでも、長繊維
により補強された熱可塑性樹脂複合材料は、従来の補強
t、′々に1[の短繊維を熱可塑性樹脂中に分散してな
る、いわゆるFRTPに比べ、力学的性質の改善効果が
著しくすぐれているため、近年と(に注目を集めてぃる
。しかしながら、これら長繊維により補強された熱可塑
性樹脂複合材料のなかで、最も基本的な一方向に引きそ
ろえられた長繊維により補強された複合材料は、性能面
での期待が大きいにもかかわらず、効率的に製造する方
法が確立していないのが現状である。
すなわち、繊維補強複合材料が補強繊維の所期の補強効
果を発現するためには、複合材料中において補強繊維間
の空隙が樹脂で完全に充たされていることが必要である
が、長繊維が一方向に引きそろえられた補強形態を維持
しつつ、この良好な含浸状態を従来技術により実現する
こと(裏困鱈である。
果を発現するためには、複合材料中において補強繊維間
の空隙が樹脂で完全に充たされていることが必要である
が、長繊維が一方向に引きそろえられた補強形態を維持
しつつ、この良好な含浸状態を従来技術により実現する
こと(裏困鱈である。
長繊維により補強された熱可塑性樹脂複合材料のなかで
も補強形態が、補強繊維をランダムに分散せしめてなる
もの、補強繊維を製編織してなるものにおいては、それ
ぞれ、マット状物、あるいは織物、編物、組物、網状物
等の布状物と熱可塑性樹脂とを積層し、加熱、加圧下に
一体化する効率的な溶融含浸法がよく知られており、こ
の方法においては、良好な含浸状態を実現するため、粘
稠な溶融樹脂を流動せしめることが不可欠であり、前記
マット状物のように樹脂の流動に伴う補強繊維の流動が
補強繊維の補強効果を著しく損わない補強形態、または
、前記布状物のように補強繊維が相互に補強構造を規制
し、樹脂の流動によっても補強繊維の移動が生じに(い
補強形態でなければ所期の補強形態、補強効果が得られ
ず、従って一方的に引きそろえられた長繊維により補強
された複合材料を、この方法を適用し、通常のプレス成
形等で製造することは困難である。
も補強形態が、補強繊維をランダムに分散せしめてなる
もの、補強繊維を製編織してなるものにおいては、それ
ぞれ、マット状物、あるいは織物、編物、組物、網状物
等の布状物と熱可塑性樹脂とを積層し、加熱、加圧下に
一体化する効率的な溶融含浸法がよく知られており、こ
の方法においては、良好な含浸状態を実現するため、粘
稠な溶融樹脂を流動せしめることが不可欠であり、前記
マット状物のように樹脂の流動に伴う補強繊維の流動が
補強繊維の補強効果を著しく損わない補強形態、または
、前記布状物のように補強繊維が相互に補強構造を規制
し、樹脂の流動によっても補強繊維の移動が生じに(い
補強形態でなければ所期の補強形態、補強効果が得られ
ず、従って一方的に引きそろえられた長繊維により補強
された複合材料を、この方法を適用し、通常のプレス成
形等で製造することは困難である。
また、熱硬化性樹脂の分野で行われている方法。
すなわち、補強繊維束を樹脂浴中を通ifMせしめるこ
とにより繊維束中に樹脂を含浸せしめたのち、一方向に
引きそろえて配置せしめる方法等を適用するため、熱可
塑性樹脂を適当な溶媒に溶解せしめた粘度の低い溶液の
形で補強繊維中に含浸せしめることからなるいわゆる湿
式含浸法も行われているが、この方法では溶媒除去工程
が煩雑で、作業環境上の問題もあり、熱可塑性樹脂の特
徴を生かした効率的な成形法とはいいがたい。
とにより繊維束中に樹脂を含浸せしめたのち、一方向に
引きそろえて配置せしめる方法等を適用するため、熱可
塑性樹脂を適当な溶媒に溶解せしめた粘度の低い溶液の
形で補強繊維中に含浸せしめることからなるいわゆる湿
式含浸法も行われているが、この方法では溶媒除去工程
が煩雑で、作業環境上の問題もあり、熱可塑性樹脂の特
徴を生かした効率的な成形法とはいいがたい。
一方、一方向に引きそろえられた長繊維により補強され
た複合材料を効率的に製造する方法として、たとえば、
米国特許5..995,726号に、連続長の補強繊維
束をクロスヘッド押出機を通過せしめ、高圧下で熱可塑
性樹脂を繊維束中をこ含浸昼しめ、ダイスを通して押出
機から引き抜き、冷却、賦形することにより、所望の断
面形枦の成形品を得る方法が開示されている。しかしな
がら、実施例で開示されているガラス繊維とポリプロピ
シンからなる複合材料の曲げ強度は、ガラス繊維含有率
が73重iチで、16.4ゆ−であり、理論的に推定さ
れる値、約90kg/−に対する達成率が20チ以下で
あり良好な含浸状態、所期の補強形態の両者をともに実
現する有効な方法ではない。なお曲げ強度は複合材料の
含浸状態に敏感な特性値であり、理論的に推定される値
とは、次式で計算される値である。
た複合材料を効率的に製造する方法として、たとえば、
米国特許5..995,726号に、連続長の補強繊維
束をクロスヘッド押出機を通過せしめ、高圧下で熱可塑
性樹脂を繊維束中をこ含浸昼しめ、ダイスを通して押出
機から引き抜き、冷却、賦形することにより、所望の断
面形枦の成形品を得る方法が開示されている。しかしな
がら、実施例で開示されているガラス繊維とポリプロピ
シンからなる複合材料の曲げ強度は、ガラス繊維含有率
が73重iチで、16.4ゆ−であり、理論的に推定さ
れる値、約90kg/−に対する達成率が20チ以下で
あり良好な含浸状態、所期の補強形態の両者をともに実
現する有効な方法ではない。なお曲げ強度は複合材料の
含浸状態に敏感な特性値であり、理論的に推定される値
とは、次式で計算される値である。
nb= ’f−vf+ %・(j ”f)ここで σL
は補合材料の繊維方向の強度σfは補強繊維の強度 σtは複合材料の破壊ひずみで樹脂に生ずる応力 Vfは繊維の容積分率 である。
は補合材料の繊維方向の強度σfは補強繊維の強度 σtは複合材料の破壊ひずみで樹脂に生ずる応力 Vfは繊維の容積分率 である。
また、特開昭57−IEM852には、熱可塑性樹脂の
溶融物中を通して複数の連続繊維を引いて、繊維を溶融
した樹脂でぬらす方法が開示されている。しかしながら
、この方法は溶融粘度が50 NEJld (約300
ポアズ)より小さい熱可塑性樹脂についてしか有効では
なく、通常利用されている熱可塑性樹脂の溶融粘度レベ
ルから判断して特殊な領域であり、一般的に有効な方法
ではない。
溶融物中を通して複数の連続繊維を引いて、繊維を溶融
した樹脂でぬらす方法が開示されている。しかしながら
、この方法は溶融粘度が50 NEJld (約300
ポアズ)より小さい熱可塑性樹脂についてしか有効では
なく、通常利用されている熱可塑性樹脂の溶融粘度レベ
ルから判断して特殊な領域であり、一般的に有効な方法
ではない。
そこで本発明者らは、一方向に引きそろえられた補強繊
維により補強された熱可塑性樹脂の長尺物で、補強繊維
間の空隙が樹脂で十分に満たされた長尺物を効率的に製
造する方法で、がっ、通常利用されている比較的溶融粘
度の高い熱可塑性樹脂に有効な方法について鋭意検討を
行い、下記の特定の工程を実施することが有効であるこ
とを見出し本発明に到達した。
維により補強された熱可塑性樹脂の長尺物で、補強繊維
間の空隙が樹脂で十分に満たされた長尺物を効率的に製
造する方法で、がっ、通常利用されている比較的溶融粘
度の高い熱可塑性樹脂に有効な方法について鋭意検討を
行い、下記の特定の工程を実施することが有効であるこ
とを見出し本発明に到達した。
すなわち、本発明は、
(A) 補強繊維の束状物または帯状物(補強繊維束)
を溶融粘度が20000ポアズ以下の熱可塑性樹脂分音
量セに連続的に接触させ、補強繊維束に熱可塑性樹脂が
付着した付着物を得ること、(B) 前記付着物を、繊
維方向に適当な張力を付与しつつ、2枚の移動している
板状物であって、移動方向に向って前記熱可塑性樹脂の
軟化点以上、かつ分解温度以下に加熱された加熱領域と
前記軟化点以下の温度を有する冷却領域とを有する板状
物に、移動方向と繊維方向とを一致させて挟持しながら
移送すること、 (q 前記加熱領域で、前記板状物の間隔を減少せしめ
て、前記付着物に抑圧を加え、熱可塑性樹脂の溶融物が
補強繊維束の横断面全体にわたって含浸している含浸物
を得ること、および、(ロ) 前記冷却領域において、
前記含浸物の表面にイ」着している熱可塑性樹脂と前記
板状物とが剥離可能な位置より下流側で、前記含浸物を
前記板状物から分離することからなる、補強繊維で補強
された熱可塑性樹脂の長尺物を製造する方法を提供する
ものである。
を溶融粘度が20000ポアズ以下の熱可塑性樹脂分音
量セに連続的に接触させ、補強繊維束に熱可塑性樹脂が
付着した付着物を得ること、(B) 前記付着物を、繊
維方向に適当な張力を付与しつつ、2枚の移動している
板状物であって、移動方向に向って前記熱可塑性樹脂の
軟化点以上、かつ分解温度以下に加熱された加熱領域と
前記軟化点以下の温度を有する冷却領域とを有する板状
物に、移動方向と繊維方向とを一致させて挟持しながら
移送すること、 (q 前記加熱領域で、前記板状物の間隔を減少せしめ
て、前記付着物に抑圧を加え、熱可塑性樹脂の溶融物が
補強繊維束の横断面全体にわたって含浸している含浸物
を得ること、および、(ロ) 前記冷却領域において、
前記含浸物の表面にイ」着している熱可塑性樹脂と前記
板状物とが剥離可能な位置より下流側で、前記含浸物を
前記板状物から分離することからなる、補強繊維で補強
された熱可塑性樹脂の長尺物を製造する方法を提供する
ものである。
本発明方法によれば、前記(A)項において樹脂を付着
せしめられた補強繊維束中においては、好ましい条件に
おいて付着せしめられた場合においても繊維束の外層以
外の繊維間の空隙に樹脂は十分tこ含浸していないが、
前記(B)、(C)および(D)項の方法において、前
記熱可塑性樹脂の軟化点以」二の温度で、前記付着物に
押圧を加えることにより補強繊維間の空隙が樹脂で十分
に満たされ、補強繊維のたて方向に適当な張力を加える
ことにより補強繊維が一方向に引きそろえられた補強形
態が&(I持され、さらに、2枚の板状物で挟持された
状態で押圧を加え冷却後まで板状物との分離が行われな
いため、補強繊維と樹脂との一体性が損われず、しかも
、前記(B)、(C)および(D)の各項が移動しつつ
行われるため、補強繊維が一方向に引きそろえられ、か
つ、補強繊維間の空隙が樹脂で十分に満たされた長尺物
を極めて効率的に製造することが可能となる。
せしめられた補強繊維束中においては、好ましい条件に
おいて付着せしめられた場合においても繊維束の外層以
外の繊維間の空隙に樹脂は十分tこ含浸していないが、
前記(B)、(C)および(D)項の方法において、前
記熱可塑性樹脂の軟化点以」二の温度で、前記付着物に
押圧を加えることにより補強繊維間の空隙が樹脂で十分
に満たされ、補強繊維のたて方向に適当な張力を加える
ことにより補強繊維が一方向に引きそろえられた補強形
態が&(I持され、さらに、2枚の板状物で挟持された
状態で押圧を加え冷却後まで板状物との分離が行われな
いため、補強繊維と樹脂との一体性が損われず、しかも
、前記(B)、(C)および(D)の各項が移動しつつ
行われるため、補強繊維が一方向に引きそろえられ、か
つ、補強繊維間の空隙が樹脂で十分に満たされた長尺物
を極めて効率的に製造することが可能となる。
本発明で用いる補強繊維の束状物とは実質+’trz教
百本〜数十万本、好ましくは1,000〜302000
本の補強繊維をたて方向に集束した束であって、撚りの
有無、繊維長の連続および不連続などは適宜選択するこ
とができるが、繊維束自体のハンドリング性の点では撚
られているものが、補強効果の点ではたて方向にできる
だけ長く連続しているものが、さらに操作性の意味では
繊維束中の50%以上が連続長であるものがより好まし
い。また、補l1iJi繊維の帯状物とは、補強繊維を
繊維方向と垂直な方向に広がりを有するように集束せし
めたものであり、帯状物断面での繊維分布が均一なもの
、および前記束状物を平行に配置せしめたものに対応す
る繊維分布が不均一なもののいずれ魁も含む。
百本〜数十万本、好ましくは1,000〜302000
本の補強繊維をたて方向に集束した束であって、撚りの
有無、繊維長の連続および不連続などは適宜選択するこ
とができるが、繊維束自体のハンドリング性の点では撚
られているものが、補強効果の点ではたて方向にできる
だけ長く連続しているものが、さらに操作性の意味では
繊維束中の50%以上が連続長であるものがより好まし
い。また、補l1iJi繊維の帯状物とは、補強繊維を
繊維方向と垂直な方向に広がりを有するように集束せし
めたものであり、帯状物断面での繊維分布が均一なもの
、および前記束状物を平行に配置せしめたものに対応す
る繊維分布が不均一なもののいずれ魁も含む。
本発明で用いられる補強繊維のm類にも、成形時に溶融
しないものであれ°ば特に制限゛はなく、ポリアクリロ
ニトリμ系、レーヨン系、ピッチ系すどの炭素繊維、ガ
ラス繊維、アスベスト繊維、金属繊維などの無機繊維や
ポリエチレンテレフタレート繊維やポリアミド繊維など
の合成繊維などが挙げられ、これらのうち1mまたは2
種以上を組み合せて用いることができる。また、これら
補強繊維は熱可塑性樹脂との密着性を良くするため、各
種の表面処理を施して用いることもできる。なお、補強
繊維のなかでも、力学的性質の改善効果軽量性の意味で
炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維がより好ましく、さら
に、耐熱性の意味では炭素繊維が特に好ましく用いられ
得る。
しないものであれ°ば特に制限゛はなく、ポリアクリロ
ニトリμ系、レーヨン系、ピッチ系すどの炭素繊維、ガ
ラス繊維、アスベスト繊維、金属繊維などの無機繊維や
ポリエチレンテレフタレート繊維やポリアミド繊維など
の合成繊維などが挙げられ、これらのうち1mまたは2
種以上を組み合せて用いることができる。また、これら
補強繊維は熱可塑性樹脂との密着性を良くするため、各
種の表面処理を施して用いることもできる。なお、補強
繊維のなかでも、力学的性質の改善効果軽量性の意味で
炭素繊維、芳香族ポリアミド繊維がより好ましく、さら
に、耐熱性の意味では炭素繊維が特に好ましく用いられ
得る。
本発明で用いる熱可塑性樹脂は、本発明の方法における
加熱領域の温度での溶融粘度が20000ポアズ以下で
あることが必要であり、含浸性の意味で15000ポア
ズ以下がより好ましく、溶融粘度が20000ポアズな
超えると本発明の方法によっても補強繊維束中に樹脂を
十分に含浸せしめることが困難であり好ましくない。一
方、溶融粘度の下限については、特に制限はないが、極
端に溶11?11粘度の低いものでは、分子量の低いこ
とに対応して、すぐれた複合材料性能が期待し難く、ま
た、溶融粘度が低いこと自体に由来して、成形時に微細
なボイドを排除することが困難な場合が多いため、好ま
しくは200ポアズ以上、より好ましくは350ポアズ
以上が選択され得る。なお、本発明における溶融粘度と
は、比較的小さな寸断速度下での溶融粘度をさし、簡便
には、直径0,5朋、長さ1朋のダイを用いる毛管粘度
計で、ニュートン粘性を仮定して、寸断速度50〜50
0 sec””の範囲で測定される。
加熱領域の温度での溶融粘度が20000ポアズ以下で
あることが必要であり、含浸性の意味で15000ポア
ズ以下がより好ましく、溶融粘度が20000ポアズな
超えると本発明の方法によっても補強繊維束中に樹脂を
十分に含浸せしめることが困難であり好ましくない。一
方、溶融粘度の下限については、特に制限はないが、極
端に溶11?11粘度の低いものでは、分子量の低いこ
とに対応して、すぐれた複合材料性能が期待し難く、ま
た、溶融粘度が低いこと自体に由来して、成形時に微細
なボイドを排除することが困難な場合が多いため、好ま
しくは200ポアズ以上、より好ましくは350ポアズ
以上が選択され得る。なお、本発明における溶融粘度と
は、比較的小さな寸断速度下での溶融粘度をさし、簡便
には、直径0,5朋、長さ1朋のダイを用いる毛管粘度
計で、ニュートン粘性を仮定して、寸断速度50〜50
0 sec””の範囲で測定される。
本発明で用いる熱可塑性樹脂の種類には、特に制限はな
いが、なかでもナイロン6、ナイロン66ナイロン11
、ナイロン12、ナイロン610、ナイロン612など
のポリアミドまたはこれらの共重合ポリアミド、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフグレートな
どのポリエステlしまたは共重合ポリエステル、ポリビ
スフェノールAカーボネートなどのポリカーボネート、
ポリアミ ド イ ミ ド 、ポ リ エ − テ ル
ア ミ ド 、ポ リ エ − テ ルイミド、ポリ
フェニレンスルフィド、ポリフェニレンオキシド、ポリ
スルポン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリオレフィン、スチレン系樹脂およびアク
リル系樹脂などが好ましく使用できる。また、これらの
熱可塑性樹脂にはその特性を改善するための種々の添加
剤。
いが、なかでもナイロン6、ナイロン66ナイロン11
、ナイロン12、ナイロン610、ナイロン612など
のポリアミドまたはこれらの共重合ポリアミド、ポリエ
チレンテレフタレート、ポリブチレンテレフグレートな
どのポリエステlしまたは共重合ポリエステル、ポリビ
スフェノールAカーボネートなどのポリカーボネート、
ポリアミ ド イ ミ ド 、ポ リ エ − テ ル
ア ミ ド 、ポ リ エ − テ ルイミド、ポリ
フェニレンスルフィド、ポリフェニレンオキシド、ポリ
スルポン、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルエーテ
ルケトン、ポリオレフィン、スチレン系樹脂およびアク
リル系樹脂などが好ましく使用できる。また、これらの
熱可塑性樹脂にはその特性を改善するための種々の添加
剤。
たとえば、耐熱剤、耐候剤、紫外線劣化防止剤、帯電防
止剤、滑剤、離型剤、染料、顔料などの+1色剤、結晶
化促進剤および難燃剤などを含有せしめることができる
。
止剤、滑剤、離型剤、染料、顔料などの+1色剤、結晶
化促進剤および難燃剤などを含有せしめることができる
。
本発明の前記(A)項において補強繊維束を熱0J塑性
樹脂の溶融物と連続的に接触させ、補強繊維束に熱可塑
性樹脂が付着した例着物を得る方法tこはとくに制限が
なく、たとえば、 (1) 溶融状態の樹脂浴中に補強繊維束を浸漬または
通過させる方法、(2) 通常のワイヤーコーティング
用のダイスを用いて溶融樹脂で補強繊維束を溶融被覆す
る方法、(6)押出機から供給される溶融樹脂を補強繊
維束表面にイ」着せしめるラミネート法、および、(4
) 粉末状の熱可塑性(V1脂を補強繊維束に付着させ
る方法などが例示され、なかでも上記(1)〜(3)の
方法は樹脂を何着した直後の(II(脂がまだ溶融状態
にあるままで引き続く工程に供給す。ことができる点で
効率的である。この際の樹脂のイ」着量にも特に制限は
ないが付着物中の補強繊維分率が10〜70容量−の範
囲になることが補強効果の点で好ましい。このように得
られた付着物はそのまま連続的tこまたは時間をおいて
引き続く工程に供給することが可能であり、また、束状
物については、引き続く工程で帯状物を得る目的で相互
に平行に並べき引き続く工程に供給することも可能であ
る。
樹脂の溶融物と連続的に接触させ、補強繊維束に熱可塑
性樹脂が付着した例着物を得る方法tこはとくに制限が
なく、たとえば、 (1) 溶融状態の樹脂浴中に補強繊維束を浸漬または
通過させる方法、(2) 通常のワイヤーコーティング
用のダイスを用いて溶融樹脂で補強繊維束を溶融被覆す
る方法、(6)押出機から供給される溶融樹脂を補強繊
維束表面にイ」着せしめるラミネート法、および、(4
) 粉末状の熱可塑性(V1脂を補強繊維束に付着させ
る方法などが例示され、なかでも上記(1)〜(3)の
方法は樹脂を何着した直後の(II(脂がまだ溶融状態
にあるままで引き続く工程に供給す。ことができる点で
効率的である。この際の樹脂のイ」着量にも特に制限は
ないが付着物中の補強繊維分率が10〜70容量−の範
囲になることが補強効果の点で好ましい。このように得
られた付着物はそのまま連続的tこまたは時間をおいて
引き続く工程に供給することが可能であり、また、束状
物については、引き続く工程で帯状物を得る目的で相互
に平行に並べき引き続く工程に供給することも可能であ
る。
本発明において、繊維方向に付与する適当な張力とは、
補強繊維束な切断せしめない範囲で、前記付着物に抑圧
を加える際に補強繊維束中への樹脂の含浸な阻害しない
程度に十分弱く、かつ、補強繊維が一方向に引ぎそろえ
られた形態を維持できる程度に十分強い範囲の張力をさ
し、この範囲で適宜選択し得るが、通常、補強繊維の断
面積基準で10〜1009Am”の張力が選択され得る
。また張力を付与する方法にも特に制限はないが、例え
ば、一対の回転するロールで挟持しつつ張力を付与する
方法、あるいは、前記熱可塑性樹脂をイ」着せしめる工
程と引き続く工程とを連続的に行う場合においては、繊
維束をボビン等から供給する際の抵抗、または、樹脂浴
またはダイス等を通堝する際の抵抗により張力を伺与す
る方法等が例示される。
補強繊維束な切断せしめない範囲で、前記付着物に抑圧
を加える際に補強繊維束中への樹脂の含浸な阻害しない
程度に十分弱く、かつ、補強繊維が一方向に引ぎそろえ
られた形態を維持できる程度に十分強い範囲の張力をさ
し、この範囲で適宜選択し得るが、通常、補強繊維の断
面積基準で10〜1009Am”の張力が選択され得る
。また張力を付与する方法にも特に制限はないが、例え
ば、一対の回転するロールで挟持しつつ張力を付与する
方法、あるいは、前記熱可塑性樹脂をイ」着せしめる工
程と引き続く工程とを連続的に行う場合においては、繊
維束をボビン等から供給する際の抵抗、または、樹脂浴
またはダイス等を通堝する際の抵抗により張力を伺与す
る方法等が例示される。
本発明において、前記付着物を挟持しつつ移送する2枚
の板状物についても、前記(B) (C)および(I)
)項を満足するものであれば特に制限はなく、金属製、
紙製、合成樹脂製あるいはそれらを組み合せたものを使
用することが可能であり、必要により離型剤等を塗布し
て使用することもiJ能であるが、本発明における加熱
領域の温度において、抑圧を前記11着物に加えるに十
分な形態保持性を有することが必要であり、特に紙製、
合成樹脂製のものについては材質の選択eこ性態を要す
る。なお、祠質面で操作性の意味では可撓性を有する相
性が、耐熱性の意味ではステンレスス−f−−/I/u
Q カ、pH+l型性の意味ではフッ素系樹脂製がより
好ましく、また、形状的には、実質的に板状物とみなせ
る一対の無端ベルトを用いるのが効率面でより好ましい
。
の板状物についても、前記(B) (C)および(I)
)項を満足するものであれば特に制限はなく、金属製、
紙製、合成樹脂製あるいはそれらを組み合せたものを使
用することが可能であり、必要により離型剤等を塗布し
て使用することもiJ能であるが、本発明における加熱
領域の温度において、抑圧を前記11着物に加えるに十
分な形態保持性を有することが必要であり、特に紙製、
合成樹脂製のものについては材質の選択eこ性態を要す
る。なお、祠質面で操作性の意味では可撓性を有する相
性が、耐熱性の意味ではステンレスス−f−−/I/u
Q カ、pH+l型性の意味ではフッ素系樹脂製がより
好ましく、また、形状的には、実質的に板状物とみなせ
る一対の無端ベルトを用いるのが効率面でより好ましい
。
また、前記(A)項で付着物を得るのと実質的に同じ効
果をもた・らす方法として、2枚の板状物の間に補強繊
維束と熱可塑性樹脂シートまたはテープ等とを重ねて供
給することも可能である。
果をもた・らす方法として、2枚の板状物の間に補強繊
維束と熱可塑性樹脂シートまたはテープ等とを重ねて供
給することも可能である。
本発明の加熱領域の熱可塑性樹脂の軟化点以上の温度と
は、実質的1こ前記付着物が抑圧を加えられる際の樹脂
温度であり、これは、前記付着物の予熱および/または
前記付着物を挟持している2枚の板状物を介してもたら
される。この樹脂温度は少なくとも熱可塑性樹脂の軟化
点以上の温度であり、かつ、本発明の4)項における溶
融粘度2000ポアズ以下を実現する必要があり、この
条件が満たされない場合は、補強繊維束中への樹脂の十
分な含浸が実現されない。温度制御のより具体的な方法
としては、(イ)前記付着物を樹脂の軟化点以上の温度
に十分子熱し、これを板状物で挟持する方法、(ロ)板
状物を直接、輻射熱等で加熱する方法、C9押圧を加え
2る機構自体を加熱し、板状物を伝導加熱する方法、(
→(イ)、(ロ)、e)のうち二つ以上を組み合わせる
方法などが挙げられる。また、ここで定義される熱可塑
性樹脂の軟化点とは、結晶性熱可塑性樹脂においては結
晶の融解温度、非晶性熱可塑性樹脂においてはガラス転
移温度である。
は、実質的1こ前記付着物が抑圧を加えられる際の樹脂
温度であり、これは、前記付着物の予熱および/または
前記付着物を挟持している2枚の板状物を介してもたら
される。この樹脂温度は少なくとも熱可塑性樹脂の軟化
点以上の温度であり、かつ、本発明の4)項における溶
融粘度2000ポアズ以下を実現する必要があり、この
条件が満たされない場合は、補強繊維束中への樹脂の十
分な含浸が実現されない。温度制御のより具体的な方法
としては、(イ)前記付着物を樹脂の軟化点以上の温度
に十分子熱し、これを板状物で挟持する方法、(ロ)板
状物を直接、輻射熱等で加熱する方法、C9押圧を加え
2る機構自体を加熱し、板状物を伝導加熱する方法、(
→(イ)、(ロ)、e)のうち二つ以上を組み合わせる
方法などが挙げられる。また、ここで定義される熱可塑
性樹脂の軟化点とは、結晶性熱可塑性樹脂においては結
晶の融解温度、非晶性熱可塑性樹脂においてはガラス転
移温度である。
本発明において、前記イ」着物に加える抑圧は、前記熱
可塑性樹脂の軟化点製上の温度におい°C1前記板状物
の間隔を減少せしめることにより、n11記付着物のm
J記析板状物垂直な方向の寸法を実質的に減少せしめる
程度に加えることが重要であり、この条件が満たされな
い場合も補強繊維束中への樹脂の十分な含浸が実現され
ない。ここでいう前記付着物の前記板状物に垂直な方向
の寸法の減少は、前記付着物の寸法の20〜80チの範
囲が」1ニ当であり、減少率が小さすぎては樹脂の含浸
が不十分となり、また、大ぎすぎては繊維方向の乱れや
繊維の損傷を生ずるため好ましくない。押[−(Eを加
える具体的な方法としては、前記板状物を少なくとも一
対のロール間を通過せしめる方法、i′+11記板状物
に静水圧を加える方法等が例示されるが、これらに限定
されるものではない。
可塑性樹脂の軟化点製上の温度におい°C1前記板状物
の間隔を減少せしめることにより、n11記付着物のm
J記析板状物垂直な方向の寸法を実質的に減少せしめる
程度に加えることが重要であり、この条件が満たされな
い場合も補強繊維束中への樹脂の十分な含浸が実現され
ない。ここでいう前記付着物の前記板状物に垂直な方向
の寸法の減少は、前記付着物の寸法の20〜80チの範
囲が」1ニ当であり、減少率が小さすぎては樹脂の含浸
が不十分となり、また、大ぎすぎては繊維方向の乱れや
繊維の損傷を生ずるため好ましくない。押[−(Eを加
える具体的な方法としては、前記板状物を少なくとも一
対のロール間を通過せしめる方法、i′+11記板状物
に静水圧を加える方法等が例示されるが、これらに限定
されるものではない。
本発明における冷却領域の温度は熱可塑性樹脂の軟化点
以下の温度であることが必要であり、この条件が満たさ
れない場合、前記含浸物中の熱可塑性樹脂は狡化せず、
溶融状態やこととまるため、前記含浸物をi1j記板状
物から分離する際に、前記含浸物中の各成分が前記板状
物Vこ付着し、前記含浸物の一体性および補強形態が損
われるため好ましくない。冷却領域の温度制御の方法は
特に制限はないが、例えば、自然放冷、前記板状物に強
制的に冷気を吹きつける方法、水を噴霧する方法、冷却
水を通じたローラー等を接触せしめる方法が例示される
。また、前記加熱領域から冷却領域へわたって、前記含
浸物の一体性をより確寮なものとするため、適宜、ロー
ル等で加圧することが可能である。
以下の温度であることが必要であり、この条件が満たさ
れない場合、前記含浸物中の熱可塑性樹脂は狡化せず、
溶融状態やこととまるため、前記含浸物をi1j記板状
物から分離する際に、前記含浸物中の各成分が前記板状
物Vこ付着し、前記含浸物の一体性および補強形態が損
われるため好ましくない。冷却領域の温度制御の方法は
特に制限はないが、例えば、自然放冷、前記板状物に強
制的に冷気を吹きつける方法、水を噴霧する方法、冷却
水を通じたローラー等を接触せしめる方法が例示される
。また、前記加熱領域から冷却領域へわたって、前記含
浸物の一体性をより確寮なものとするため、適宜、ロー
ル等で加圧することが可能である。
本発明における前記板状物の移動速度は、前記加熱およ
び冷却領域において所期の温度が得られる程度に十分に
遅く、かつ、前記付着物または含浸物の損傷が生じない
程度に十分に遅い範囲であれば、とくに制限はなく、前
記条件が満たされる範囲では速い程効率上好ましいが、
通常、0.1す〜10111/9の速度が選択され得る
。なお本発明においては、前記(A)項の付yα物を得
る工程、前記(B)(C)および史)項の含浸、固化の
工程を連続的なプロセスで実施することが可能であり、
さらに、得られた長尺物を連続的に以降の成形工程へ移
行させることも可能である。かくして得られる本発明の
補強繊維により補強された熱可塑性樹脂の長尺物は、補
強繊維束中に樹脂が十分に含浸し、積置sc間の空隙が
すべて樹脂で満たされており、補強繊維のすぐれた補強
性能を有効に発揮せしめるものである。また、本発明で
得られる長尺物はそのままで種4の用途に利用できるが
、さらに、例えばこれをドラムに緊張状態で巻き収り、
樹脂の融点以上に加熱して成形品を得る方法および長尺
物をそのまままたは適宜の畏さに切断して所望の配列才
たは分散状態となして、これを加熱加圧する方法などの
成形手段に供し、長繊維により所望の補強形態により補
強された複合シートおよび複合成形品などを得るのに、
とくに好適であり、かくして得られる複合シートや複合
成形品は補強繊維が所望の補強形態で分布し、かつ樹脂
が十分に含浸されており、すぐれた補強効果を奏するも
のである。
び冷却領域において所期の温度が得られる程度に十分に
遅く、かつ、前記付着物または含浸物の損傷が生じない
程度に十分に遅い範囲であれば、とくに制限はなく、前
記条件が満たされる範囲では速い程効率上好ましいが、
通常、0.1す〜10111/9の速度が選択され得る
。なお本発明においては、前記(A)項の付yα物を得
る工程、前記(B)(C)および史)項の含浸、固化の
工程を連続的なプロセスで実施することが可能であり、
さらに、得られた長尺物を連続的に以降の成形工程へ移
行させることも可能である。かくして得られる本発明の
補強繊維により補強された熱可塑性樹脂の長尺物は、補
強繊維束中に樹脂が十分に含浸し、積置sc間の空隙が
すべて樹脂で満たされており、補強繊維のすぐれた補強
性能を有効に発揮せしめるものである。また、本発明で
得られる長尺物はそのままで種4の用途に利用できるが
、さらに、例えばこれをドラムに緊張状態で巻き収り、
樹脂の融点以上に加熱して成形品を得る方法および長尺
物をそのまままたは適宜の畏さに切断して所望の配列才
たは分散状態となして、これを加熱加圧する方法などの
成形手段に供し、長繊維により所望の補強形態により補
強された複合シートおよび複合成形品などを得るのに、
とくに好適であり、かくして得られる複合シートや複合
成形品は補強繊維が所望の補強形態で分布し、かつ樹脂
が十分に含浸されており、すぐれた補強効果を奏するも
のである。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。
。
実施例1
直径7μの炭素繊維5000木集束してなる炭素繊維束
(東し■製1トレカ’T300)と310℃シこおける
溶融粘度が1500ポアズであるポリフエニレ/サルフ
ァイド(米国フィリップスペトロリアム社製)(以下p
psと略す)を第1図に概略図で示した本発明の工程を
連続的に以下の条件で実施し、炭素繊維で補強されたポ
リフェニレンサルファイドの長尺物を得た。
(東し■製1トレカ’T300)と310℃シこおける
溶融粘度が1500ポアズであるポリフエニレ/サルフ
ァイド(米国フィリップスペトロリアム社製)(以下p
psと略す)を第1図に概略図で示した本発明の工程を
連続的に以下の条件で実施し、炭素繊維で補強されたポ
リフェニレンサルファイドの長尺物を得た。
すなわち、上記炭素繊維束1を、押出機2より510℃
に加熱されたppsが供給されている樹脂浴3に供給し
、直径11IjIのダイス4より引きとり、直径0.7
■の炭素繊維束のPPS付着物Sを得て、引き続き矢印
の方向に回転している一対のの加熱ロー/I/6および
冷却ロール7により駆動され、赤外線ヒーターaにより
加熱されている一対のステンレス・スチール典の無端ベ
ルト90間に加熱ロー/l/6の側から供給し、矢印の
方向に回転している一対のゴム製ローIし10により引
き取ることにより、長尺物11を得た。
に加熱されたppsが供給されている樹脂浴3に供給し
、直径11IjIのダイス4より引きとり、直径0.7
■の炭素繊維束のPPS付着物Sを得て、引き続き矢印
の方向に回転している一対のの加熱ロー/I/6および
冷却ロール7により駆動され、赤外線ヒーターaにより
加熱されている一対のステンレス・スチール典の無端ベ
ルト90間に加熱ロー/l/6の側から供給し、矢印の
方向に回転している一対のゴム製ローIし10により引
き取ることにより、長尺物11を得た。
ここで、加熱ロール6は電熱により3’20℃に加熱し
、冷却ロール7は室YM1の冷却水を通じて用い、ロー
ルの直径は550■、回転速度は約6回/分、o −)
v 6.7間の軸間距離ハ2000 順であり、ローl
v6.7それぞれの相互の軸間距離は。
、冷却ロール7は室YM1の冷却水を通じて用い、ロー
ルの直径は550■、回転速度は約6回/分、o −)
v 6.7間の軸間距離ハ2000 順であり、ローl
v6.7それぞれの相互の軸間距離は。
一対の熱封べμト9間の空隙が0.3間となるJ:うに
設定した。また、無端ベルト9の厚さ、幅はそれぞれ0
.611jl、約25011111であり、加H4ロー
tv 6により付着物5を加圧する部位、および、冷
却ローIv?近傍で長尺物11を分離する部位でのベル
ト表面温度は、それぞれ310±5tE、オ6よび22
0±5℃の範囲に制御されていた。得られた長尺物は偏
平断面を有し、長尺物中の炭素繊維含有率は約50容量
チであり、長手方向に垂1Hに切り出した約100μ厚
の薄片について光学顕微鏡観察を行ったところ、炭素繊
維とppsとが完全に一体化しており、炭素繊維束中へ
のppsの含浸は良好であった。
設定した。また、無端ベルト9の厚さ、幅はそれぞれ0
.611jl、約25011111であり、加H4ロー
tv 6により付着物5を加圧する部位、および、冷
却ローIv?近傍で長尺物11を分離する部位でのベル
ト表面温度は、それぞれ310±5tE、オ6よび22
0±5℃の範囲に制御されていた。得られた長尺物は偏
平断面を有し、長尺物中の炭素繊維含有率は約50容量
チであり、長手方向に垂1Hに切り出した約100μ厚
の薄片について光学顕微鏡観察を行ったところ、炭素繊
維とppsとが完全に一体化しており、炭素繊維束中へ
のppsの含浸は良好であった。
次に、この長尺物を150順の長さに切断したものを一
方向に引きそろえ310℃に設定しである一対の平金型
で2 kFIlcaの圧力で一体化し、炭素繊維の配列
に乱れのない外観良好な約2.511#I厚のシート成
形品を得た。このシートから切り出した試験片について
、ASTMil−790に準じて曲げ試験を行ったとこ
ろ2曲げ強度、曲げ弾性率は。
方向に引きそろえ310℃に設定しである一対の平金型
で2 kFIlcaの圧力で一体化し、炭素繊維の配列
に乱れのない外観良好な約2.511#I厚のシート成
形品を得た。このシートから切り出した試験片について
、ASTMil−790に準じて曲げ試験を行ったとこ
ろ2曲げ強度、曲げ弾性率は。
それぞれ、16 G tqt/c4.10.5ton/
ioFであり、曲げ強度は理論的に推定される値175
kgArt’に対し91チの達成率であり、含浸状態
、炭素繊維の配列状態がともに良好であることが確認さ
れた。
ioFであり、曲げ強度は理論的に推定される値175
kgArt’に対し91チの達成率であり、含浸状態
、炭素繊維の配列状態がともに良好であることが確認さ
れた。
比較例1
実施例1で加熱ローA/6の温度を260℃に設定し、
赤外線ヒーター8を作動させず、また、イ」ja物5を
冷却固化させたのち一対の無端ベルト90間に供給した
ことのほかは、実施例1と全く同様の方法で長1反物を
得た。得られた長尺物は偏平断面を有していたが、実施
例1と同様の方法で観察用切片を作成したところ、炭素
繊維束中へのPpsの含浸は実現されておらず、単なる
被覆構造であり、切片作成時に芯部の炭素繊維が脱落し
た。
赤外線ヒーター8を作動させず、また、イ」ja物5を
冷却固化させたのち一対の無端ベルト90間に供給した
ことのほかは、実施例1と全く同様の方法で長1反物を
得た。得られた長尺物は偏平断面を有していたが、実施
例1と同様の方法で観察用切片を作成したところ、炭素
繊維束中へのPpsの含浸は実現されておらず、単なる
被覆構造であり、切片作成時に芯部の炭素繊維が脱落し
た。
実施例2
実施例1と全く同様の方法で炭素繊維束にppsが付着
した付着物を得て、このイ1着物40本を横方向に10
木71 cmの間隔で並べて1@2図の概略図で示した
工程を連続約1こ以下の条件で実施し、炭素繊維で補強
されたppsのシート状長尺物を得た。
した付着物を得て、このイ1着物40本を横方向に10
木71 cmの間隔で並べて1@2図の概略図で示した
工程を連続約1こ以下の条件で実施し、炭素繊維で補強
されたppsのシート状長尺物を得た。
すなわち、上記付着物(12)40本を10木/1(J
lの割合で等間隔に横方向に並べ、矢印の方向に回転し
ている一対のゴム製ローA/13に連続的に供給し、次
いで、赤外線ヒーター14によりr・、備加熱し、引き
続き、矢印の方向に回転し−Cいる一対の加熱ロール1
5および冷却ローlし16により保持され、供給部17
より連続的に供給され、朱印の方向へ移動しつつ巻き取
り部1Bへ連続的に巻きとられる、2枚のアルミ製シー
ト19で表面にシリコーン系離型剤(トーレシリコン■
製S、 H2O2りを塗布されているシートの間に加熱
ローフ1z15の側から供給し、矢印の方向に回転して
いるゴム製ロール20により引き取るととによりシート
状の長尺物21を得た。
lの割合で等間隔に横方向に並べ、矢印の方向に回転し
ている一対のゴム製ローA/13に連続的に供給し、次
いで、赤外線ヒーター14によりr・、備加熱し、引き
続き、矢印の方向に回転し−Cいる一対の加熱ロール1
5および冷却ローlし16により保持され、供給部17
より連続的に供給され、朱印の方向へ移動しつつ巻き取
り部1Bへ連続的に巻きとられる、2枚のアルミ製シー
ト19で表面にシリコーン系離型剤(トーレシリコン■
製S、 H2O2りを塗布されているシートの間に加熱
ローフ1z15の側から供給し、矢印の方向に回転して
いるゴム製ロール20により引き取るととによりシート
状の長尺物21を得た。
ここで、加熱ロー/l/15の直径は約550順であり
、電熱により630℃tこ加熱して用い、ロー)v l
5.16間の軸間距離は2000KI11であり、ロ
ール15.16それぞれの相互の間隔は、アルミ製シー
1−19の間隙が0.2龍となるように設定した。また
、アルミ製シート19の厚さは約0.05順であり、加
熱ロー /I/ I Bにより加圧された部位160±
10℃であった。ロー/l/13、Is、16および2
0の回転速度は、前記付着物12および長尺物21の移
動速度が約2m/分となり、かつ前記付着物12に適当
な張力が付与されるように設定した。
、電熱により630℃tこ加熱して用い、ロー)v l
5.16間の軸間距離は2000KI11であり、ロ
ール15.16それぞれの相互の間隔は、アルミ製シー
1−19の間隙が0.2龍となるように設定した。また
、アルミ製シート19の厚さは約0.05順であり、加
熱ロー /I/ I Bにより加圧された部位160±
10℃であった。ロー/l/13、Is、16および2
0の回転速度は、前記付着物12および長尺物21の移
動速度が約2m/分となり、かつ前記付着物12に適当
な張力が付与されるように設定した。
得られた長尺物の厚さは約0.2++m、幅は約40順
であり、炭素繊維の含有率は約50容量チであり、実施
例1と同様の方法で観察を行ったところppsの炭素繊
維束への含浸状態は良好であり、また、繊維の配列状態
も良好であった。
であり、炭素繊維の含有率は約50容量チであり、実施
例1と同様の方法で観察を行ったところppsの炭素繊
維束への含浸状態は良好であり、また、繊維の配列状態
も良好であった。
実施例6
実施例2で用いた炭素繊維束の代りに、繊度が約0 、
26g/mのガラス繊維束(旭ファイバーグラス■製1
グラスロン・ヤーンIE(:G1501/8)を用い、
ppsO代りに250゛0における溶融粘度“が700
ポアズであるナイロン6(東しく巾製CM1001 )
を用い、アルミ製シートの代りにI’F−サ約0.05
111Iのポリテトラフルオロエチレン製シートにチア
ス■製テフロン・テープ)を用い、樹脂浴3での樹脂の
温度を250℃、加2−〇?ローツー15の温度を25
5°Cに設定したことのは力弓よ、実施側2と全く同様
の方法でガラス繊維で補強されたナイロン60シート状
長尺物を得た。得られた長尺物の厚さは約0.2隼、幅
は約401であり、ガラス繊維の配列状態は良好であり
、実施例1と同様の方法で観がしたところ含浸状態は良
好であった。
26g/mのガラス繊維束(旭ファイバーグラス■製1
グラスロン・ヤーンIE(:G1501/8)を用い、
ppsO代りに250゛0における溶融粘度“が700
ポアズであるナイロン6(東しく巾製CM1001 )
を用い、アルミ製シートの代りにI’F−サ約0.05
111Iのポリテトラフルオロエチレン製シートにチア
ス■製テフロン・テープ)を用い、樹脂浴3での樹脂の
温度を250℃、加2−〇?ローツー15の温度を25
5°Cに設定したことのは力弓よ、実施側2と全く同様
の方法でガラス繊維で補強されたナイロン60シート状
長尺物を得た。得られた長尺物の厚さは約0.2隼、幅
は約401であり、ガラス繊維の配列状態は良好であり
、実施例1と同様の方法で観がしたところ含浸状態は良
好であった。
次に、この長尺物を150flの長さに切断したもの1
2枚を、繊維方向をそろえて積層し、260℃に設定し
である一対の平金型で1 k41/cAの圧力で一体化
し、ガラス繊維の配列に乱れのない外観良好な約2.1
暉厚のシート成形品を得た。このシート中のガラス繊維
含有率は55容量チであり、このシートから切り出した
試験片について測定した曲げ強度、曲げ弾性率は、それ
ぞれ、90 kg/m11”。
2枚を、繊維方向をそろえて積層し、260℃に設定し
である一対の平金型で1 k41/cAの圧力で一体化
し、ガラス繊維の配列に乱れのない外観良好な約2.1
暉厚のシート成形品を得た。このシート中のガラス繊維
含有率は55容量チであり、このシートから切り出した
試験片について測定した曲げ強度、曲げ弾性率は、それ
ぞれ、90 kg/m11”。
5.4 ton/aJであり1曲げ強度は理論的に推定
される値97 kg/mJに対し93%の達成率であり
、含浸状態、ガラス繊維の配列状態がともに良好である
ことが確認された。
される値97 kg/mJに対し93%の達成率であり
、含浸状態、ガラス繊維の配列状態がともに良好である
ことが確認された。
実施例4
実施例1で用いたppsの代りに、表1に記載の樹脂で
、樹脂浴の温度における溶融粘度が表1に記載しである
値のものを用い、樹脂浴の温度、加熱ロール温度を表1
に記載の値に設定したことのほかは、実施例1と全く同
様の方法で炭素繊維で補強された長尺物を得た。
、樹脂浴の温度における溶融粘度が表1に記載しである
値のものを用い、樹脂浴の温度、加熱ロール温度を表1
に記載の値に設定したことのほかは、実施例1と全く同
様の方法で炭素繊維で補強された長尺物を得た。
得られた長尺物中の炭素繊維の配列状態は良好であり、
実施例1と同様の方法で観察した含浸状態も良好であっ
た。
実施例1と同様の方法で観察した含浸状態も良好であっ
た。
表 1
第1図は本発明の実施例1で使用する裟1直の概略図で
あり、第2図は実施例2で使用する% 1.ltの概略
図である。 1 ・・・ 補強繊維束 2 ・・・ 押出機 3 ・・・ 樹脂浴 4 ・・・・・ ダイス 5.12 ・・・ 樹脂付着繊維束 6.15 ・・・ 加熱ローラー 7.16 ・・・ 冷却ローラー 8.14 ・・・ 赤外線ヒーター 9、・・・・ ステンレス・スチーμ製無端へtvト1
0、20 ・・・ 引き取りローラー11.21 ・・
・ 樹脂含浸繊維長尺物19 ・・・・・ アルミ製シ
ート 特許出願人 東し株式会社
あり、第2図は実施例2で使用する% 1.ltの概略
図である。 1 ・・・ 補強繊維束 2 ・・・ 押出機 3 ・・・ 樹脂浴 4 ・・・・・ ダイス 5.12 ・・・ 樹脂付着繊維束 6.15 ・・・ 加熱ローラー 7.16 ・・・ 冷却ローラー 8.14 ・・・ 赤外線ヒーター 9、・・・・ ステンレス・スチーμ製無端へtvト1
0、20 ・・・ 引き取りローラー11.21 ・・
・ 樹脂含浸繊維長尺物19 ・・・・・ アルミ製シ
ート 特許出願人 東し株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (A) 補強繊維の束状物または帯状物(補強繊維束)
を溶融粘度が20000ポアズ以下の熱可塑性樹脂→丹
薔魯と連続的に接触させ、補強繊維束に熱可塑性樹脂が
付着した付着物を得ること、(B) 前記付着物を、繊
維方向に適当な張力を付与しつつ、2枚の移動している
板状物であって、移動方向に向って前記熱可塑性樹脂の
軟化点以上、かつ分解温度以下に加熱された加熱領域と
(C) 前記加熱領域で前記板状物の間隔を減少せしめ
て前記付着物に抑圧を加え、熱可塑性樹脂の溶融物が補
強繊維束の横断面全域にわたって含浸している含浸物を
得ること、および (ロ) 前記冷却領域において、前記含浸物の表面に付
着している熱可塑性樹脂と前記板状物とが剥離筒−能な
位置より下流側で、前記含浸物を前記板状物から分離す
ること、からなる補強縁A(iで補強された熱可塑性樹
脂の長尺物を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58144921A JPS6036136A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 繊維補強熱可塑性樹脂の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58144921A JPS6036136A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 繊維補強熱可塑性樹脂の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6036136A true JPS6036136A (ja) | 1985-02-25 |
JPH0144144B2 JPH0144144B2 (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=15373321
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58144921A Granted JPS6036136A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 繊維補強熱可塑性樹脂の製造方法 |
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JP (1) | JPS6036136A (ja) |
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JPH0144144B2 (ja) | 1989-09-26 |
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