JPS60250926A - 帯電防止性に優れた合成樹脂成形品の製法 - Google Patents
帯電防止性に優れた合成樹脂成形品の製法Info
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- JPS60250926A JPS60250926A JP10814684A JP10814684A JPS60250926A JP S60250926 A JPS60250926 A JP S60250926A JP 10814684 A JP10814684 A JP 10814684A JP 10814684 A JP10814684 A JP 10814684A JP S60250926 A JPS60250926 A JP S60250926A
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- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、帯電防止性に優れた合成樹脂成形品の製法で
あり、めがねレンズ等の光学部品、保護面体等の安全具
、機械カバー、計器カバー類、ディスプレー、ミラー、
窓ガラス、事務機器、自動車部品などを提供することが
できるものである。
あり、めがねレンズ等の光学部品、保護面体等の安全具
、機械カバー、計器カバー類、ディスプレー、ミラー、
窓ガラス、事務機器、自動車部品などを提供することが
できるものである。
合成樹脂成形品を使用する場合は、電気絶縁性に優れる
ため、該成形品の表面にほこりの付着により、汚れが目
立ぢ、はこり除去のために布等で拭くとスリ傷が付くと
いう欠点があり、商品価値が著しく低下するという欠点
がある。 この対策として、合成樹脂成形品中に帯電防
止剤を添加する事が行われているが、帯電防止剤は成形
品中に均一に分散される為、はこりが付着する表面層の
保護効果は、通常の添加量では充分に満足できるもので
はなく、又、添加量を増加させると改良はされるものの
、その他の物性低下が生じたり、成形時に金型に帯電防
止剤が付着する等の欠点が有った。
ため、該成形品の表面にほこりの付着により、汚れが目
立ぢ、はこり除去のために布等で拭くとスリ傷が付くと
いう欠点があり、商品価値が著しく低下するという欠点
がある。 この対策として、合成樹脂成形品中に帯電防
止剤を添加する事が行われているが、帯電防止剤は成形
品中に均一に分散される為、はこりが付着する表面層の
保護効果は、通常の添加量では充分に満足できるもので
はなく、又、添加量を増加させると改良はされるものの
、その他の物性低下が生じたり、成形時に金型に帯電防
止剤が付着する等の欠点が有った。
他方、合成樹脂成形品の表面に、帯電防止剤を含む塗料
を塗布し、焼付で保護皮膜を形成する方法があるが、こ
の方法は、帯電防止性は向上するが、個々の成形品への
塗装という塗装工程が増えること、塗料成分中の溶剤に
より合成樹脂成形品にクランク等が生じ、外観不良、物
性低下が出易い欠点があり、又、塗装部分を所望部分の
みに限定することも困難であり、製品デザインの面に制
限が有った。
を塗布し、焼付で保護皮膜を形成する方法があるが、こ
の方法は、帯電防止性は向上するが、個々の成形品への
塗装という塗装工程が増えること、塗料成分中の溶剤に
より合成樹脂成形品にクランク等が生じ、外観不良、物
性低下が出易い欠点があり、又、塗装部分を所望部分の
みに限定することも困難であり、製品デザインの面に制
限が有った。
本発明は、従来法等の有する欠点を改良または克服する
合成樹脂成形品の製法を提供するものである。
合成樹脂成形品の製法を提供するものである。
すなわち、本発明は、帯電防止性に優れた皮膜を片面に
施した熱可塑性プラスデックフィルムもしくはシートを
金型内に装着し、次いで、該金型内に射出成形によって
合成樹脂材料を注入し、帯電防止性に優れた皮膜を片面
に施した熱可塑性プラスナックフィルムもしくはシート
と射出成形によって形成される樹脂層とを積層一体化さ
せることを特徴とする帯電防止性に優れた合成樹脂成形
品の製法であり、好ましい実施態様に於いては、帯電防
止性に優れた皮膜を片面に施したプラスチックフィルム
もしくはシートにポリカーボネート樹脂を用いること、
射出成形に用いる合成樹脂材料が、射出成形時にポリカ
ーボネート樹脂フィルムもしくはシートと熱融着するも
のであることであり、その製造工程としては、(1)帯
電防止性に優れた皮膜を片面に施した熱可塑性プラスチ
ックフィルムもしくはシートを合成樹脂成形品の所望部
分形状と同一の形状に打ち抜き、打ち抜き片を作成する
工程、(2)該打ち抜き片を該成形品用金型の所望部に
相当するキャビティ一部に装着する工程、(3)該金型
を閉じ、溶融樹脂を射出成形手段により高圧射出して、
該打ち抜き片と溶融樹脂を1iRR一体成形する工程、
および(4)該金型から成形品を取り出す工程とを包含
するものであり、又、帯電防止性に優れた皮膜を片面に
施した熱可塑性プラスチックフィルムもしくはシートを
合成樹脂成形品の所望部分形状と同一の形状に打ち抜き
、打ち抜き片を作成する工程と合成樹脂成形用金型の所
望部に相当するキャビティ一部に装着する工程とを該金
型が閉じる工程で同時に行うことがら成るものである。
施した熱可塑性プラスデックフィルムもしくはシートを
金型内に装着し、次いで、該金型内に射出成形によって
合成樹脂材料を注入し、帯電防止性に優れた皮膜を片面
に施した熱可塑性プラスナックフィルムもしくはシート
と射出成形によって形成される樹脂層とを積層一体化さ
せることを特徴とする帯電防止性に優れた合成樹脂成形
品の製法であり、好ましい実施態様に於いては、帯電防
止性に優れた皮膜を片面に施したプラスチックフィルム
もしくはシートにポリカーボネート樹脂を用いること、
射出成形に用いる合成樹脂材料が、射出成形時にポリカ
ーボネート樹脂フィルムもしくはシートと熱融着するも
のであることであり、その製造工程としては、(1)帯
電防止性に優れた皮膜を片面に施した熱可塑性プラスチ
ックフィルムもしくはシートを合成樹脂成形品の所望部
分形状と同一の形状に打ち抜き、打ち抜き片を作成する
工程、(2)該打ち抜き片を該成形品用金型の所望部に
相当するキャビティ一部に装着する工程、(3)該金型
を閉じ、溶融樹脂を射出成形手段により高圧射出して、
該打ち抜き片と溶融樹脂を1iRR一体成形する工程、
および(4)該金型から成形品を取り出す工程とを包含
するものであり、又、帯電防止性に優れた皮膜を片面に
施した熱可塑性プラスチックフィルムもしくはシートを
合成樹脂成形品の所望部分形状と同一の形状に打ち抜き
、打ち抜き片を作成する工程と合成樹脂成形用金型の所
望部に相当するキャビティ一部に装着する工程とを該金
型が閉じる工程で同時に行うことがら成るものである。
まず、本発明の理解を容易とするために図面を用いて説
明する。
明する。
第1図は、本発明に基づいて成形された機械カバーであ
る合成樹脂成形品の斜視図の一例であり、第2図は、第
1図のA−A′における断面図である。3図は第2図の
B部の拡大図であり、帯電防止性皮膜を片面に施した熱
可塑性プラスチックフィルムもしくはシート5.5′と
、溶融樹脂の射出成形により形成された樹脂N6とが積
層一体化されたものである。さらに第4図は本発明によ
る射出成形工程を模式的に示す説明図であり、合成樹脂
成形品の成形用金型7.7“に予め装着された帯電防止
性皮膜を片面に施した熱可塑性プラスチックフィルムも
しくはシート5.5′は、うンナー3、ゲート4を通し
て流入する溶融樹脂層6と熱的に融着一体化される。こ
こに、帯電防止性皮膜を片面に施した熱可塑性プラスチ
ックフィルムもしくはシート5.5′の金型キャビティ
ーへの固定は、静電気または真空等の吸引力、その他従
来公知の方法で簡便に行うことが出来る。
る合成樹脂成形品の斜視図の一例であり、第2図は、第
1図のA−A′における断面図である。3図は第2図の
B部の拡大図であり、帯電防止性皮膜を片面に施した熱
可塑性プラスチックフィルムもしくはシート5.5′と
、溶融樹脂の射出成形により形成された樹脂N6とが積
層一体化されたものである。さらに第4図は本発明によ
る射出成形工程を模式的に示す説明図であり、合成樹脂
成形品の成形用金型7.7“に予め装着された帯電防止
性皮膜を片面に施した熱可塑性プラスチックフィルムも
しくはシート5.5′は、うンナー3、ゲート4を通し
て流入する溶融樹脂層6と熱的に融着一体化される。こ
こに、帯電防止性皮膜を片面に施した熱可塑性プラスチ
ックフィルムもしくはシート5.5′の金型キャビティ
ーへの固定は、静電気または真空等の吸引力、その他従
来公知の方法で簡便に行うことが出来る。
以上、図面により説明したが、本発明の合成樹脂成形品
の形等は図面に限定されるものではなく、種々の形をと
ることが出来るものであり、さらに、成形品としての形
若しくはデザインにより、枠、取りつけ部若しくは取り
つげ具、その他の機能部分などを一体成形することも本
発明の好ましい態様の一つである。
の形等は図面に限定されるものではなく、種々の形をと
ることが出来るものであり、さらに、成形品としての形
若しくはデザインにより、枠、取りつけ部若しくは取り
つげ具、その他の機能部分などを一体成形することも本
発明の好ましい態様の一つである。
帯電防止性皮膜を片面に施した熱可塑性のプラスチック
フィルムもしくはシートは、熱可塑性のプラスチック−
例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリカーボネート樹脂
−ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物、ポリメチル
メタクリレート(PMMA) 、アクリロニトリル−ス
チレン共重合体(AS樹脂)、ゴム変性ビニル芳香族化
合物共重合体類(AB’S、、MBS、MAS、、MM
AS樹脂なト)、ポリスチレン、アセチルセルロース類
等のる明乃至不透明なプラスチックス類−の通常厚み、
100〜1000μ、特に、200〜5001ノのフィ
ルムもしくけシートに、従来公知の方法、例えば、帯電
防止剤を含有する(メタ)アクリレート系共重合体のフ
ィルムをラミネー1〜する方法、(メタ)アクリル樹脂
系などの帯電防止性の塗料をコートし、ついで熱または
紫外線等の手段により硬化する方法などによる。
フィルムもしくはシートは、熱可塑性のプラスチック−
例えば、ポリカーボネート樹脂、ポリカーボネート樹脂
−ポリブチレンテレフタレート樹脂組成物、ポリメチル
メタクリレート(PMMA) 、アクリロニトリル−ス
チレン共重合体(AS樹脂)、ゴム変性ビニル芳香族化
合物共重合体類(AB’S、、MBS、MAS、、MM
AS樹脂なト)、ポリスチレン、アセチルセルロース類
等のる明乃至不透明なプラスチックス類−の通常厚み、
100〜1000μ、特に、200〜5001ノのフィ
ルムもしくけシートに、従来公知の方法、例えば、帯電
防止剤を含有する(メタ)アクリレート系共重合体のフ
ィルムをラミネー1〜する方法、(メタ)アクリル樹脂
系などの帯電防止性の塗料をコートし、ついで熱または
紫外線等の手段により硬化する方法などによる。
帯電防止性に優れた皮膜を片面に施したプラスチックの
フィルムもしくはシートの製造の例をポリカーボネート
樹脂の場合の一例で示せば、分子量が25,000以上
のポリカーボネート樹脂を用いて、押出し1゛ダイ法に
よりポリカーボネート樹脂フィルムもしくはシートを製
造する時に、帯電防止剤を含む(メタ)アクリレート系
の共重合体フィルムを熱ラミネートする方法、押出しT
ダイ法等により製造されたポリカーボネート樹脂フィル
ムもしくはシートに、帯電防止剤を含む(メタ)アクリ
レート系の共重合体の塗料を、ワイヤーバー法その他に
よって塗布し、加熱乾燥する方法などである。
フィルムもしくはシートの製造の例をポリカーボネート
樹脂の場合の一例で示せば、分子量が25,000以上
のポリカーボネート樹脂を用いて、押出し1゛ダイ法に
よりポリカーボネート樹脂フィルムもしくはシートを製
造する時に、帯電防止剤を含む(メタ)アクリレート系
の共重合体フィルムを熱ラミネートする方法、押出しT
ダイ法等により製造されたポリカーボネート樹脂フィル
ムもしくはシートに、帯電防止剤を含む(メタ)アクリ
レート系の共重合体の塗料を、ワイヤーバー法その他に
よって塗布し、加熱乾燥する方法などである。
つぎに、本発明の射出成形に用いる熱可塑性のプラスチ
ックとしては、前記の帯電防止性皮膜付きのフィルムも
しくはシートに用いるプラスチック類と同様のものが例
示される。
ックとしては、前記の帯電防止性皮膜付きのフィルムも
しくはシートに用いるプラスチック類と同様のものが例
示される。
ここに、帯電防止性皮膜を片面に施したフィルムもしく
はシートに用いるプラスランク類と射出成形に用いる熱
可塑性のプラスチック類とは、通常、同一種のものが熱
融着性や光学的均一性の面から好ましく、且つ、フィル
ムもしくはシートに用いるプラスランクの溶融粘度は射
出成形に用いる熱可塑性のプラスチックの溶融粘度より
高いもの、即ち、より分子量の高いものを用いることが
射出成形による溶融樹脂によるフィルムもしくはシート
の型崩れを防止する面より好ましい。ポリカーボネート
樹脂の場合には、帯電防止性皮膜を片面に形成したフィ
ルムもしくはシー1〜に分子量25.000以上のもの
を、射出成形に分子量15,000= 25.000の
ものを用いるのが良い。
はシートに用いるプラスランク類と射出成形に用いる熱
可塑性のプラスチック類とは、通常、同一種のものが熱
融着性や光学的均一性の面から好ましく、且つ、フィル
ムもしくはシートに用いるプラスランクの溶融粘度は射
出成形に用いる熱可塑性のプラスチックの溶融粘度より
高いもの、即ち、より分子量の高いものを用いることが
射出成形による溶融樹脂によるフィルムもしくはシート
の型崩れを防止する面より好ましい。ポリカーボネート
樹脂の場合には、帯電防止性皮膜を片面に形成したフィ
ルムもしくはシー1〜に分子量25.000以上のもの
を、射出成形に分子量15,000= 25.000の
ものを用いるのが良い。
尚、これらの熱可塑性のプラスチックフィルムもしくは
シートに用いるポリマーと射出成形するポリマーとを異
なったものを用いることも可能であり、この場合には、
射出成形する熱可塑性樹脂との熱融着を促進する目的や
射出成形される樹脂によって、フィルムが熱溶融し型崩
れを起こすことを防止する目的などの為に、プライマー
コート−例えば、成形用樹脂と同一種のより高分子量物
を主成分とするものや熱、紫外線硬化型などの塗料−を
帯電防止性コートの反対面に施すことも好ましい方法で
ある。
シートに用いるポリマーと射出成形するポリマーとを異
なったものを用いることも可能であり、この場合には、
射出成形する熱可塑性樹脂との熱融着を促進する目的や
射出成形される樹脂によって、フィルムが熱溶融し型崩
れを起こすことを防止する目的などの為に、プライマー
コート−例えば、成形用樹脂と同一種のより高分子量物
を主成分とするものや熱、紫外線硬化型などの塗料−を
帯電防止性コートの反対面に施すことも好ましい方法で
ある。
更に、帯電防止性皮膜を片面に施したフィルムもしくは
シート、または、射出成形用のプラスチックには、染顔
料、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、フォトクロミック性
を有する化合物等を添加して、特殊な性能を賦与するこ
とも可能である。
シート、または、射出成形用のプラスチックには、染顔
料、紫外線吸収剤、赤外線吸収剤、フォトクロミック性
を有する化合物等を添加して、特殊な性能を賦与するこ
とも可能である。
以下、実施例により説明する。
実施例−1
押出成形された分子13o、ooo、厚さ200μのポ
リカーボネートフィルムの片面にワイヤーバーコード法
により帯電防止性塗料(アキレスa勅製、スカイタフT
−4,05)を塗布し、120℃、30分間乾燥し、膜
厚 5μの帯電防止性皮膜を形成した。(フィルムAと
いう)。
リカーボネートフィルムの片面にワイヤーバーコード法
により帯電防止性塗料(アキレスa勅製、スカイタフT
−4,05)を塗布し、120℃、30分間乾燥し、膜
厚 5μの帯電防止性皮膜を形成した。(フィルムAと
いう)。
分子量28,000、厚さ400μのポリカーボネート
シートを押し出す工程で、厚さ601!の帯電防止性フ
ィルム(三菱センサンド0菊製、商品名;アストロン)
を熱ラミネート法により接着し片面に帯電防止性皮膜を
施した。(フィルムBという)。
シートを押し出す工程で、厚さ601!の帯電防止性フ
ィルム(三菱センサンド0菊製、商品名;アストロン)
を熱ラミネート法により接着し片面に帯電防止性皮膜を
施した。(フィルムBという)。
I防止性に優れノζ合戒Jυ肛或J乏茄の製造前記で得
た帯電防止性皮膜形成フィルムを第1図に示した成形品
の形状に切り抜き、第4図の形状の成形品用金型に装着
した。次いで、分子量23.000のポリカーボネート
樹脂(P C)を射出成形した。
た帯電防止性皮膜形成フィルムを第1図に示した成形品
の形状に切り抜き、第4図の形状の成形品用金型に装着
した。次いで、分子量23.000のポリカーボネート
樹脂(P C)を射出成形した。
得られた成形品は、帯電防止性皮膜形成フィルムと成形
樹脂部が完全に一体化し境界線は識別されなかった。ま
た、帯電防止皮膜の損傷、−外観異常は;忍められなか
った。
樹脂部が完全に一体化し境界線は識別されなかった。ま
た、帯電防止皮膜の損傷、−外観異常は;忍められなか
った。
実施例−2
実施例−1のフィルムAを用い、射出成形材料に変性ポ
リフェニレンエーテル樹脂(商品名;ユピエース^シー
60)を使用する他は実施例−1に準じて成形した。
リフェニレンエーテル樹脂(商品名;ユピエース^シー
60)を使用する他は実施例−1に準じて成形した。
得られた成形品は帯電防止性皮膜形成フィルムと成形樹
脂材料部が完全に一体化していた。
脂材料部が完全に一体化していた。
実施例=1.2において1.帯電防止性フィルムを用い
ない他は同様として成形品を得た。′これらの成形品(
比較例−1,2という)および実施例−1,2の成形品
を用いて、成形品の表面抵抗値と、表面を乾いた布で1
5往復摩擦した後に、タバコの灰に近ずける灰試験をし
た。その結果を第1表に示した。尚、表中の灰試験に於
ける○;付着せず、×;付着する。
ない他は同様として成形品を得た。′これらの成形品(
比較例−1,2という)および実施例−1,2の成形品
を用いて、成形品の表面抵抗値と、表面を乾いた布で1
5往復摩擦した後に、タバコの灰に近ずける灰試験をし
た。その結果を第1表に示した。尚、表中の灰試験に於
ける○;付着せず、×;付着する。
をそれぞれ示す。
第1表
〔発明の作用及び効果〕
以上の如く、本発明は、帯電防止性並びに経済性に優れ
た、めがねレンズ等の光学部品、保護面体等の安全具、
機械カバー、計器カバー類、ディスプレー、ミラー、窓
ガラス、事務機器、自動車部品などに好適な合成樹脂成
形品を提供するごとができるものである。また、本発明
の合成樹脂成形品の製法は、その好ましい態様において
は、(1)合成樹脂成形品の表面部分に帯電防止性皮膜
を形成するので、極めて効率よく帯電防止性を向上する
ことができる。
た、めがねレンズ等の光学部品、保護面体等の安全具、
機械カバー、計器カバー類、ディスプレー、ミラー、窓
ガラス、事務機器、自動車部品などに好適な合成樹脂成
形品を提供するごとができるものである。また、本発明
の合成樹脂成形品の製法は、その好ましい態様において
は、(1)合成樹脂成形品の表面部分に帯電防止性皮膜
を形成するので、極めて効率よく帯電防止性を向上する
ことができる。
(2)帯電防止性に優れた皮膜を片面に施しポリカーボ
ネート樹脂フィルムもしくはシーi・を射出成形金型内
で溶融樹脂層と熱融着一体化させるので、特別の塗装工
程を経ずに所望の帯電防止性をもった合成樹脂成形品が
得られ、生産性に優れると共に塗装工程で発生し易い不
良の発生が無くなる。
ネート樹脂フィルムもしくはシーi・を射出成形金型内
で溶融樹脂層と熱融着一体化させるので、特別の塗装工
程を経ずに所望の帯電防止性をもった合成樹脂成形品が
得られ、生産性に優れると共に塗装工程で発生し易い不
良の発生が無くなる。
(3)帯電防止性に優れた皮膜を片面に施しポリカーボ
ネート樹脂フィルムもしくはシートに用いる合成樹脂と
成形品の基体を構成する樹脂層との分子量又はメルトフ
ロー値を独立に選択出来るので、成形品の基体を構成す
る樹脂にはクラック発生や物性劣化の心配をせずに、高
流動性成形材料を用いることができる。
ネート樹脂フィルムもしくはシートに用いる合成樹脂と
成形品の基体を構成する樹脂層との分子量又はメルトフ
ロー値を独立に選択出来るので、成形品の基体を構成す
る樹脂にはクラック発生や物性劣化の心配をせずに、高
流動性成形材料を用いることができる。
などを示すものである。
第1図は本発明の一例の機械カバー成形品の斜視図、第
2図は第1図のA−A’断面図、第3図は第2図のB部
分の部分拡大図、第4図は本発明の合成樹脂成形品の射
出成形状態を説明する模式図である。図中の番号は各々
、 1:成形品、2ニスブルー、3:ランナー、4:ゲート
、5.5“:片面帯電防止性皮膜形成フィルム、6:射
出成形による溶融樹脂層、7.7“:金型 を示ず。 特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 代表者 長野 和吉 秦1図 / 朱2図 本3図 #4図
2図は第1図のA−A’断面図、第3図は第2図のB部
分の部分拡大図、第4図は本発明の合成樹脂成形品の射
出成形状態を説明する模式図である。図中の番号は各々
、 1:成形品、2ニスブルー、3:ランナー、4:ゲート
、5.5“:片面帯電防止性皮膜形成フィルム、6:射
出成形による溶融樹脂層、7.7“:金型 を示ず。 特許出願人 三菱瓦斯化学株式会社 代表者 長野 和吉 秦1図 / 朱2図 本3図 #4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、帯電防止性に優れた皮膜を片面に施した熱可塑性プ
ラスチックフィルムもしくはシートを金型内に装着し、
次いで、該金型内に合成樹脂材料を射出成形によって注
入し、帯電防止性に優れた皮膜を片面に施した熱可塑性
プラスチックフィルムもしくはシートと射出成形によっ
て形成される樹脂層とを積層一体化させることを特徴と
する帯電防止性に優れた合成樹脂成形品の製法。 2、帯電防止性に優れた皮膜を片面に施したプラスチッ
クフィルムもしくはシートがボリカーホネート樹脂であ
る特許請求の範囲第1項記載の合成樹脂成形品の製法。 3、射出成形に用いる合成樹脂材料が、射出成形時にポ
リカーボネート樹脂フィルムもしくはシートと熱融着す
るものである特許請求の範囲第2項記載の合成樹脂成形
品の製法。 4: (L)帯電防止性に優れた皮膜を片面に施した熱
可塑性プラスチックフィルムもしくはシートを合成樹脂
成形品の所望部分形状と同一の形状に打ち抜き、打ち抜
き片を作成する工程、(2)該打ち抜き片を該成形品用
金型の所望部に相当するキャビティ一部に装着する工程
、(3)該金型を閉じ、溶融樹脂を射出成形手段により
高圧射出して、該打ち抜き片と溶融樹脂を積層一体成形
する工程、および(4)該金型から成形品を取り出す工
程とを包含する工程からなる特許請求の範囲第1項記載
の合成樹脂成形品の製法 5、帯電防止性に優れた皮膜を片面に施した熱可塑性プ
ラスチックフィルムもしくはシートを合成樹脂成形品の
所望部分形状と同一の形状に打ち抜き、打ち抜き片を作
成する工程と合成樹脂成形用金型の所望部に相当するキ
ャビティ一部に装着する工程とを該金型が閉じる工程で
同時に行うことから成る特許請求の範囲第4項記載の合
成樹脂成形品の製法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10814684A JPS60250926A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 帯電防止性に優れた合成樹脂成形品の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10814684A JPS60250926A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 帯電防止性に優れた合成樹脂成形品の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60250926A true JPS60250926A (ja) | 1985-12-11 |
Family
ID=14477102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10814684A Pending JPS60250926A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 帯電防止性に優れた合成樹脂成形品の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60250926A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0410708A2 (en) * | 1989-07-26 | 1991-01-30 | Polyplastics Co. Ltd. | Surface-patterned polybutylene terephthalate resin molded articles and process for preparing such molded articles |
EP0412779A2 (en) * | 1989-08-09 | 1991-02-13 | Polyplastics Co. Ltd. | Surface-patterned polybutylene terephthalate resin molded articles and process for preparing such molded articles |
DE10260266A1 (de) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Siemens Ag | Verfahren zur Herstellung von Kunststoffteilen |
DE102005061451A1 (de) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Volkswagen Ag | Thermoplastisches Bauteil mit einer farbigen Dekorschicht und Verfahren zur Herstellung |
DE102007051132A1 (de) * | 2007-10-24 | 2009-04-30 | Polymerpark Technologies Gmbh + Co.Kg | Sandwichstruktur sowie Verfahren zur Herstellung hierfür |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP10814684A patent/JPS60250926A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0410708A2 (en) * | 1989-07-26 | 1991-01-30 | Polyplastics Co. Ltd. | Surface-patterned polybutylene terephthalate resin molded articles and process for preparing such molded articles |
EP0412779A2 (en) * | 1989-08-09 | 1991-02-13 | Polyplastics Co. Ltd. | Surface-patterned polybutylene terephthalate resin molded articles and process for preparing such molded articles |
DE10260266A1 (de) * | 2002-12-20 | 2004-07-15 | Siemens Ag | Verfahren zur Herstellung von Kunststoffteilen |
DE102005061451A1 (de) * | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Volkswagen Ag | Thermoplastisches Bauteil mit einer farbigen Dekorschicht und Verfahren zur Herstellung |
DE102005061451B4 (de) * | 2005-12-22 | 2015-11-12 | Volkswagen Ag | Thermoplastisches Bauteil mit einer farbigen Dekorschicht und Verfahren zur Herstellung |
DE102007051132A1 (de) * | 2007-10-24 | 2009-04-30 | Polymerpark Technologies Gmbh + Co.Kg | Sandwichstruktur sowie Verfahren zur Herstellung hierfür |
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