JPS60241545A - ワイヤ−ロ−プの端末部 - Google Patents
ワイヤ−ロ−プの端末部Info
- Publication number
- JPS60241545A JPS60241545A JP59095128A JP9512884A JPS60241545A JP S60241545 A JPS60241545 A JP S60241545A JP 59095128 A JP59095128 A JP 59095128A JP 9512884 A JP9512884 A JP 9512884A JP S60241545 A JPS60241545 A JP S60241545A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal
- wire rope
- layer
- corrosion
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G11/00—Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes
- F16G11/04—Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes with wedging action, e.g. friction clamps
- F16G11/042—Means for fastening cables or ropes to one another or to other objects; Caps or sleeves for fixing on cables or ropes with wedging action, e.g. friction clamps using solidifying liquid material forming a wedge
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(目的)
(産業上の利用分野)
本発明は腐食性環境で使用するワイヤーロープの端末部
に関するものである。
に関するものである。
(従来技術)
従来よりワイヤーロープは高い抗張力材として各種の用
途に用いられているが、鉄鋼材料より成るワイヤーロー
プは腐食性のある環境中で使用する場合には局部腐食や
、応力腐食割れ等が懸念されるためその防食手段が非常
に重要である。
途に用いられているが、鉄鋼材料より成るワイヤーロー
プは腐食性のある環境中で使用する場合には局部腐食や
、応力腐食割れ等が懸念されるためその防食手段が非常
に重要である。
例えば、海中や海上で使用する場合ワイヤーロープ材の
腐食速度は非常に速く、年間1mの腐食。
腐食速度は非常に速く、年間1mの腐食。
深さに達することもある。それ故ワイヤーローブを長期
間の使用に供するためにはより完全な防食を施す必要が
ある。
間の使用に供するためにはより完全な防食を施す必要が
ある。
従来の防食手段ではたとえばワイヤーロープに防錆油や
、防食グリースを塗布した上にポリエチレン樹脂、ポリ
塩化ビニール樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂等を押
出し被覆する特開昭53−15585号公報記載の手段
等が実施されている。
、防食グリースを塗布した上にポリエチレン樹脂、ポリ
塩化ビニール樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂等を押
出し被覆する特開昭53−15585号公報記載の手段
等が実施されている。
しかしながら、このようなワイヤーロープ主体G防食手
段は種々検討され実用化されているが、その端末部分の
処理手段については未だ種々の問題があるところである
。例えば防食塗料を塗布するのみでは機械的強度が弱く
、長期間の実用には耐え得ず、防食塗料上にポリエチレ
ン樹脂を押出して防食しようとした場合、樹脂の端末部
の複雑な形状への対応が困難である。
段は種々検討され実用化されているが、その端末部分の
処理手段については未だ種々の問題があるところである
。例えば防食塗料を塗布するのみでは機械的強度が弱く
、長期間の実用には耐え得ず、防食塗料上にポリエチレ
ン樹脂を押出して防食しようとした場合、樹脂の端末部
の複雑な形状への対応が困難である。
またポリエチレン樹脂やポリ塩化ビニール樹脂等の゛有
機材料のみでは長期間海水中に浸水して使用していると
、水蒸気がワイヤーロープ内部まで浸透し腐食が促進す
る。
機材料のみでは長期間海水中に浸水して使用していると
、水蒸気がワイヤーロープ内部まで浸透し腐食が促進す
る。
さらに電気防食のみではワイヤーロープ固定用金属ソケ
ット部の異種金属間の腐食が防止できない。
ット部の異種金属間の腐食が防止できない。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は上述の難点を解消し長期間の海中や海上での使
用に耐え得る新規な端末部を提供しようとするものであ
る。
用に耐え得る新規な端末部を提供しようとするものであ
る。
(構成)
即ち本発明は、防食層を設けたワイヤーロープにおいて
、端末部分の金属ソケット外面と防食層とが両者の間に
介在する可撓性金属遮水層によって接続されていること
を特徴とするワイヤーロープの端末部である。
、端末部分の金属ソケット外面と防食層とが両者の間に
介在する可撓性金属遮水層によって接続されていること
を特徴とするワイヤーロープの端末部である。
以下に本発明の詳細な説明する。第1図は本発明により
得られるワイヤーロープ端末部の実施態様を示す図であ
る。
得られるワイヤーロープ端末部の実施態様を示す図であ
る。
第1図において、ワイヤーロープ主体は鋼線より成るワ
イヤーロープ(1)の外面に防食塗料(2)を塗布しそ
の外周を防食層(4)により被覆したものである。この
防食層(4)は樹脂により押出被覆により形成される。
イヤーロープ(1)の外面に防食塗料(2)を塗布しそ
の外周を防食層(4)により被覆したものである。この
防食層(4)は樹脂により押出被覆により形成される。
さらに遮水性を期待する場合には防食層の一部として下
層側に金属箔と樹脂フィルムとの複合テープの如きもの
をテープ巻き或いは縦添しても良いことは言うまでもな
い。
層側に金属箔と樹脂フィルムとの複合テープの如きもの
をテープ巻き或いは縦添しても良いことは言うまでもな
い。
このように構成されたワイヤーロープの端部の防食層を
はぎとりワイヤーロープ固定用金属ソケット(5)に挿
入し、端末部分は、ワイヤー固定用の合金(8)を注入
してワイヤーを固定する。なお第1図において(6)は
ソケット(5)の端部に設けられたアイフランジ部で、
海底部に設置された繋留用冶具に接続するためにボルト
穴(7)を有するものである。
はぎとりワイヤーロープ固定用金属ソケット(5)に挿
入し、端末部分は、ワイヤー固定用の合金(8)を注入
してワイヤーを固定する。なお第1図において(6)は
ソケット(5)の端部に設けられたアイフランジ部で、
海底部に設置された繋留用冶具に接続するためにボルト
穴(7)を有するものである。
次に金属ソケット内部の空隙部を熱硬化性樹脂(9)で
充填しワイヤーを固定すると同時にワイヤーを防食する
。
充填しワイヤーを固定すると同時にワイヤーを防食する
。
その後金属ソケツ目5)と防食層(4)とを接続するた
め、水密材(10)を充填した可撓性金属遮水層(11
)をセットする。金属ソケット(5)と可撓性金属遮水
層(11)とは半田等によって接続し気密化する。さら
に防食層(4)の外面と金属遮水層(11)の先端とは
水密材(12)で気密化する。
め、水密材(10)を充填した可撓性金属遮水層(11
)をセットする。金属ソケット(5)と可撓性金属遮水
層(11)とは半田等によって接続し気密化する。さら
に防食層(4)の外面と金属遮水層(11)の先端とは
水密材(12)で気密化する。
その後防食層(4)の端部と可撓性金属遮水層(11)
と金属ソケット(5)の外周は防食層(4)を構成する
樹脂並びに金属の両者と接着性のあるような樹脂を用い
て必要により加熱しモールド層(13)を形成して端末
部分全体を一体化するものである。
と金属ソケット(5)の外周は防食層(4)を構成する
樹脂並びに金属の両者と接着性のあるような樹脂を用い
て必要により加熱しモールド層(13)を形成して端末
部分全体を一体化するものである。
(問題点を解決するための手段)
かかる構成において本発明では金属ソケット(5)外面
と防食層(4)との間に介在せしめた可撓性金属遮水層
(11)により前記両者が接続されている点に−最大の
骨子を有するものである。
と防食層(4)との間に介在せしめた可撓性金属遮水層
(11)により前記両者が接続されている点に−最大の
骨子を有するものである。
(作用)
即ち可撓性金属遮水層(11)が介在することによって
ワイヤーロープが腐食性環境、例えば海中で使用された
場合ワイヤーロープと金属ソケット間への水分浸入に対
しての防食効果を発揮するものであって、可撓性を必要
とするのは使用中ワイヤーロープの動きに対し破壊せず
追随性が必要なためであり、又金属であることを必要と
するのは金属ソケットとの接続か容易であり、しかも腐
食性環境に対する劣化が小さいという理由によるもので
ある。
ワイヤーロープが腐食性環境、例えば海中で使用された
場合ワイヤーロープと金属ソケット間への水分浸入に対
しての防食効果を発揮するものであって、可撓性を必要
とするのは使用中ワイヤーロープの動きに対し破壊せず
追随性が必要なためであり、又金属であることを必要と
するのは金属ソケットとの接続か容易であり、しかも腐
食性環境に対する劣化が小さいという理由によるもので
ある。
この場合本発明に用いる可撓性金属遮水層としては、銅
、鉛、アルミニウム等の単体金属の他、これらの金属箔
とポリエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリエステル、ポ
リプロピレン等のプラスチックフィルムとをラミネート
した複合フィルムを用いることが出来、さらに上記の金
属箔もしくは金属シート及びそれらの複合フィルムを円
筒状に成形したものを用いることによって特にワイヤー
ロープの屈曲、伸縮に対して追従可能となる。
、鉛、アルミニウム等の単体金属の他、これらの金属箔
とポリエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリエステル、ポ
リプロピレン等のプラスチックフィルムとをラミネート
した複合フィルムを用いることが出来、さらに上記の金
属箔もしくは金属シート及びそれらの複合フィルムを円
筒状に成形したものを用いることによって特にワイヤー
ロープの屈曲、伸縮に対して追従可能となる。
箔もしくはシートの継ぎ合わせ部は重ね合わせてホット
メルト型接続剤等で融着せしめるのが好ましい。また融
着が困難な場合は金属をパイプもしくはチューブ状に押
し出し成形したものを用いることも可能である。さらに
これらのパイプもしくはチューブは波形にコルゲート成
形して可撓性をより向上させることも可能である。この
場合可撓性金属遮水層として鉛管もしくは鉛シートを用
いるとC1−イオンを含んだ腐食性環境中における遮水
効果が得られるので特に好ましい。
メルト型接続剤等で融着せしめるのが好ましい。また融
着が困難な場合は金属をパイプもしくはチューブ状に押
し出し成形したものを用いることも可能である。さらに
これらのパイプもしくはチューブは波形にコルゲート成
形して可撓性をより向上させることも可能である。この
場合可撓性金属遮水層として鉛管もしくは鉛シートを用
いるとC1−イオンを含んだ腐食性環境中における遮水
効果が得られるので特に好ましい。
なお水密材(10)および(12)としては金属もしく
は樹脂防食層と良く粘着、もしくは接着し且つ長時間に
わたってワイヤーロープの屈曲、振動に対して追随しう
る可撓性を保持できるものが良く、たとえばかかる目的
に通常用いられる天然ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム
、スチレンブタジェンゴム等に軟化剤、粘着付与剤、充
填剤等を添加して混練した感圧型粘着コンパウンドなど
が適当であるか、これらの他エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等に充填材
、触媒硬化剤等を添加した硬化性コンパウンドを用いる
ことも出来る。
は樹脂防食層と良く粘着、もしくは接着し且つ長時間に
わたってワイヤーロープの屈曲、振動に対して追随しう
る可撓性を保持できるものが良く、たとえばかかる目的
に通常用いられる天然ゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム
、スチレンブタジェンゴム等に軟化剤、粘着付与剤、充
填剤等を添加して混練した感圧型粘着コンパウンドなど
が適当であるか、これらの他エポキシ樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、シリコーン樹脂等に充填材
、触媒硬化剤等を添加した硬化性コンパウンドを用いる
ことも出来る。
このように金属ソケット(5)の端末部分は水密材(1
2)と可撓性金属遮水層(11)でワイヤーロープ内へ
の浸水は完全に遮水される。
2)と可撓性金属遮水層(11)でワイヤーロープ内へ
の浸水は完全に遮水される。
しかしながらさらに機械的強度と耐食性を確保する目的
でこれらの外部を防食層(4)と水密材(12)と可撓
性金属遮水層(11)および金属ソケット(5)に対し
て充分な接着性を示す樹脂モールドすることは本発明の
効果を何等妨げるものではない。この場合使用される樹
脂としては、ポリアミド系、ポリオキサイド系、ポリオ
レフィン系等が適当であるが、特にポリオレフィン系樹
脂が好ましい。ポリオレフィン系樹脂としてはポリエチ
レン樹脂、ポリ酢酸ビニル共重合体、エチレンエチル共
重合体、エチレングリシジルメタクリレート重合体およ
びポリメチルペンテン樹脂等の単独もしくは混合体或い
は軟化剤、粘着剤付与剤、充填剤等を添加して混練した
熱溶融接着テープもしくはシート状のものを用いること
ができる。
でこれらの外部を防食層(4)と水密材(12)と可撓
性金属遮水層(11)および金属ソケット(5)に対し
て充分な接着性を示す樹脂モールドすることは本発明の
効果を何等妨げるものではない。この場合使用される樹
脂としては、ポリアミド系、ポリオキサイド系、ポリオ
レフィン系等が適当であるが、特にポリオレフィン系樹
脂が好ましい。ポリオレフィン系樹脂としてはポリエチ
レン樹脂、ポリ酢酸ビニル共重合体、エチレンエチル共
重合体、エチレングリシジルメタクリレート重合体およ
びポリメチルペンテン樹脂等の単独もしくは混合体或い
は軟化剤、粘着剤付与剤、充填剤等を添加して混練した
熱溶融接着テープもしくはシート状のものを用いること
ができる。
なお樹脂のモールド手段の一例としてはテープ状もしく
はシート状の樹脂フィルムを金属ソケット(5)端部か
ら可撓性金属遮水層(11)および防食層(4)の一部
まで全周にわたって張力を加えて巻き付は防食層(4)
と同等厚みまで何層も積層し、その後外部から押さえテ
ープを巻き付けた後肢樹脂フィルムをフィルムの融点以
上まで加熱して溶融し一体化成形するというような手段
を用いることができる。
はシート状の樹脂フィルムを金属ソケット(5)端部か
ら可撓性金属遮水層(11)および防食層(4)の一部
まで全周にわたって張力を加えて巻き付は防食層(4)
と同等厚みまで何層も積層し、その後外部から押さえテ
ープを巻き付けた後肢樹脂フィルムをフィルムの融点以
上まで加熱して溶融し一体化成形するというような手段
を用いることができる。
以下実施例に基づいて本発明の効果をさらに具体的に説
明する。
明する。
(実施例)
まず7.0 m lの鋼線を集合した外径9.0rtu
nlの鋼撚線の外周にスチレンイソプレンゴムとアスフ
ァルトを3ニアの重量比で混練した防食塗料を全面に塗
布しその後ポリエチレン樹脂を5. Oits厚さに押
し出し被覆して防食層を形成せしめ防食型ワイヤーロー
プを得た。
nlの鋼撚線の外周にスチレンイソプレンゴムとアスフ
ァルトを3ニアの重量比で混練した防食塗料を全面に塗
布しその後ポリエチレン樹脂を5. Oits厚さに押
し出し被覆して防食層を形成せしめ防食型ワイヤーロー
プを得た。
このワイヤーロープの端末に第1図の要領で金属ソケッ
トを取り付けて、ソケット内部にワイヤー固定用溶融亜
鉛−錫合金を流し込み、さらに常温硬化型エポキシ樹脂
を注入し、固化してワイヤーロープの引き抜けを防止し
た。
トを取り付けて、ソケット内部にワイヤー固定用溶融亜
鉛−錫合金を流し込み、さらに常温硬化型エポキシ樹脂
を注入し、固化してワイヤーロープの引き抜けを防止し
た。
次いで金属ソケット上端部にブチルゴムと粘着性付与剤
を6=4重量比で混練した水密材を盛り上げ、可撓性金
属遮水層として3+m厚さの可撓性鉛管を長さ200馴
にわたって設けて、その外部を覆い、ポリエチレン防食
層に密着するようかしめた。かしめた端部には上記と同
様の水密材を盛り付けた。その後エチレン酢酸ビニル共
重合体とテルペン樹脂を9:1の割合で混練して0.2
票厚に成形した巾30調のモールド用テープを可撓性鉛
管上並びに各々の端部から300m長さまで巻き付は鉛
管上の防食層厚さが最低5rm以上になるよう重ね巻き
した。
を6=4重量比で混練した水密材を盛り上げ、可撓性金
属遮水層として3+m厚さの可撓性鉛管を長さ200馴
にわたって設けて、その外部を覆い、ポリエチレン防食
層に密着するようかしめた。かしめた端部には上記と同
様の水密材を盛り付けた。その後エチレン酢酸ビニル共
重合体とテルペン樹脂を9:1の割合で混練して0.2
票厚に成形した巾30調のモールド用テープを可撓性鉛
管上並びに各々の端部から300m長さまで巻き付は鉛
管上の防食層厚さが最低5rm以上になるよう重ね巻き
した。
その後上記モールドテープ上に4弗化エチレン樹脂から
成る耐熱離型用テープを巻き、さらに電線ヒーターを巻
き付けた。その後ヒーター線を、150℃になるように
温度コントロールして前記ポリエチレン防食層と可撓性
金属遮水層と金属ソケット間とを完全に溶着して一体化
した。
成る耐熱離型用テープを巻き、さらに電線ヒーターを巻
き付けた。その後ヒーター線を、150℃になるように
温度コントロールして前記ポリエチレン防食層と可撓性
金属遮水層と金属ソケット間とを完全に溶着して一体化
した。
その後このようにして得たワイヤーロープの端末部を6
0℃人工海水中に100気圧の圧力を加えて1ケ月間浸
漬して鋼撚線内への水の浸入および腐食の程度を調査し
た。
0℃人工海水中に100気圧の圧力を加えて1ケ月間浸
漬して鋼撚線内への水の浸入および腐食の程度を調査し
た。
比較のために端末部に可撓性金属遮水層を設けることを
省略した以外は、前述と同様のワイヤーロープについて
も同様の試験を実施して調査した。
省略した以外は、前述と同様のワイヤーロープについて
も同様の試験を実施して調査した。
その結果本発明による端末部では防食型ワイヤーロープ
はもちろんのこと金属ソケット部および金属ソケット内
部には全く水の浸入は認められず金属の腐食は認められ
なかった。
はもちろんのこと金属ソケット部および金属ソケット内
部には全く水の浸入は認められず金属の腐食は認められ
なかった。
これに対して可撓性金属遮水層を設けなかった端末部で
は金属ソケット内部に数十ミリリットルの水の浸入が認
められ、ワイヤーロープの外面が可成り腐食していた。
は金属ソケット内部に数十ミリリットルの水の浸入が認
められ、ワイヤーロープの外面が可成り腐食していた。
(効果)
以上の結果から明らかなように本発明によれば金属ソケ
ット外面とワイヤーロープ防食層との間を可撓性金属遮
水層で接続することによりワイヤーロープ内部並びに金
属ソケット内部への腐食液の浸入は゛全く無く、優れた
防食効果を発揮するものであるのに対して可撓性金属遮
水層の無いものは防食効果を充分発揮させることができ
ない。
ット外面とワイヤーロープ防食層との間を可撓性金属遮
水層で接続することによりワイヤーロープ内部並びに金
属ソケット内部への腐食液の浸入は゛全く無く、優れた
防食効果を発揮するものであるのに対して可撓性金属遮
水層の無いものは防食効果を充分発揮させることができ
ない。
(発明の効果)
このように本発明は優れた遮水性を有するワイヤーロー
プ端末部を提供することを可能としたものであり産業上
の効果は極めて顕著なものである。
プ端末部を提供することを可能としたものであり産業上
の効果は極めて顕著なものである。
第1図は本発明によって得られるワイヤーロープ端末部
の一実施態様を示す図である。 (1)・・・ワイヤーロープ、(2)・・・防食塗料、
(4)・・・防食層、(5)・・・金属ソケット、(6
)・・・アイフランジ部、(7)・・・ボルト穴、(8
)・・・固定用合金、(9)・・・熱硬化性樹脂、(1
0) 、(12)・・水密材、(11)・・・可撓性金
属遮水層、(13)・・・樹脂モールド層
の一実施態様を示す図である。 (1)・・・ワイヤーロープ、(2)・・・防食塗料、
(4)・・・防食層、(5)・・・金属ソケット、(6
)・・・アイフランジ部、(7)・・・ボルト穴、(8
)・・・固定用合金、(9)・・・熱硬化性樹脂、(1
0) 、(12)・・水密材、(11)・・・可撓性金
属遮水層、(13)・・・樹脂モールド層
Claims (1)
- (1)防食層を設けたワイヤーロープにおいて、端末部
分の金属ソケット外面と防食層とが両者の間に介在する
可撓性金属遮水層によって接続されていることを特徴と
するワイヤーロープの端末部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59095128A JPS60241545A (ja) | 1984-05-12 | 1984-05-12 | ワイヤ−ロ−プの端末部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59095128A JPS60241545A (ja) | 1984-05-12 | 1984-05-12 | ワイヤ−ロ−プの端末部 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60241545A true JPS60241545A (ja) | 1985-11-30 |
Family
ID=14129182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59095128A Pending JPS60241545A (ja) | 1984-05-12 | 1984-05-12 | ワイヤ−ロ−プの端末部 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60241545A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0187348U (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-09 | ||
KR20120101584A (ko) * | 2010-01-07 | 2012-09-13 | 엔브이 베카에르트 에스에이 | 하이브리드 로프 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742239B2 (ja) * | 1978-10-16 | 1982-09-07 | ||
JPS5947147B2 (ja) * | 1980-10-31 | 1984-11-16 | 日産自動車株式会社 | ロケツトの姿勢制御装置 |
-
1984
- 1984-05-12 JP JP59095128A patent/JPS60241545A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742239B2 (ja) * | 1978-10-16 | 1982-09-07 | ||
JPS5947147B2 (ja) * | 1980-10-31 | 1984-11-16 | 日産自動車株式会社 | ロケツトの姿勢制御装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0187348U (ja) * | 1987-11-30 | 1989-06-09 | ||
JPH0326343Y2 (ja) * | 1987-11-30 | 1991-06-07 | ||
KR20120101584A (ko) * | 2010-01-07 | 2012-09-13 | 엔브이 베카에르트 에스에이 | 하이브리드 로프 |
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