JPS60228690A - 鋼板乾燥装置の制御方法 - Google Patents
鋼板乾燥装置の制御方法Info
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- JPS60228690A JPS60228690A JP8291684A JP8291684A JPS60228690A JP S60228690 A JPS60228690 A JP S60228690A JP 8291684 A JP8291684 A JP 8291684A JP 8291684 A JP8291684 A JP 8291684A JP S60228690 A JPS60228690 A JP S60228690A
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- dryer
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- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
この発明は、鋼薄板を水洗いした後に、その鋼薄板に付
着している水を除去し、その鋼薄板を乾燥させる乾燥装
置(ドライヤ)の制御方法に関する。
着している水を除去し、その鋼薄板を乾燥させる乾燥装
置(ドライヤ)の制御方法に関する。
(1)
[従来技術と問題点]
第1図は従来の鋼薄板を強制乾燥させるドライヤの説明
図である。鋼薄板は大量を迅速に水洗し乾燥させなけれ
ばならないので、このようなドライヤが使用される。
図である。鋼薄板は大量を迅速に水洗し乾燥させなけれ
ばならないので、このようなドライヤが使用される。
第1図、において、吸入空気31はブロワ1によって吸
入され、熱交換器2によって昇温された後ガスシェフ1
−チャンバ3に入り、ノズル4がら、水が付着していて
長手方向に移動する鋼薄板(以下「鋼板」という、)2
o上に吹付けられる。この吹付けられた空気は鋼板に1
1着している水を蒸発させ、水蒸気として含み、湿度の
高い空気32となって排気される。
入され、熱交換器2によって昇温された後ガスシェフ1
−チャンバ3に入り、ノズル4がら、水が付着していて
長手方向に移動する鋼薄板(以下「鋼板」という、)2
o上に吹付けられる。この吹付けられた空気は鋼板に1
1着している水を蒸発させ、水蒸気として含み、湿度の
高い空気32となって排気される。
しかし、第1図の開放形では、鋼板2oに吹付けられた
温風は直らに分散するので、その温風の温度に対して可
能な絶対湿度まで水分を吸収させることができない。こ
のことはブロワ1及び熱交換器2の能力及びエネルギを
無駄に使っているということを意味する。
温風は直らに分散するので、その温風の温度に対して可
能な絶対湿度まで水分を吸収させることができない。こ
のことはブロワ1及び熱交換器2の能力及びエネルギを
無駄に使っているということを意味する。
この点を改善するため、第2図に示すように、(2)
鋼板20に温風を吹イ(1けるノズル4の付近を包囲し
てドライヤ本体部5を形成し、ドライヤ本体部5から排
出される排気32の一部は再循環空気33としてブロワ
1の吸入口に導き、温風の再利用を計り、十分水蒸気を
吸収させた後に空気を排出しようとするものである。
てドライヤ本体部5を形成し、ドライヤ本体部5から排
出される排気32の一部は再循環空気33としてブロワ
1の吸入口に導き、温風の再利用を計り、十分水蒸気を
吸収させた後に空気を排出しようとするものである。
しかし、第2図に示す装置においても、従来は外気の温
度、湿度、鋼板の温度等の条件のいかんに拘らず、搬出
される鋼板が十分乾燥されているように、設備を固定的
に運転しているため、ブロワ1や熱交換器2の運転には
余分なエネルギが投入されており、無駄が多い。
度、湿度、鋼板の温度等の条件のいかんに拘らず、搬出
される鋼板が十分乾燥されているように、設備を固定的
に運転しているため、ブロワ1や熱交換器2の運転には
余分なエネルギが投入されており、無駄が多い。
[発明の目的]
そこで、この発明の目的は、第2図に示すような、再循
環形のドライヤにおいて、各種の外的条件に応して再循
環空気の割合を制御することによって、送風する空気に
対する加熱量を加減し、必要最少限の加熱量をもって鋼
板を乾燥させ、もって省エネルギを計ることである。
環形のドライヤにおいて、各種の外的条件に応して再循
環空気の割合を制御することによって、送風する空気に
対する加熱量を加減し、必要最少限の加熱量をもって鋼
板を乾燥させ、もって省エネルギを計ることである。
[発明の構成]
(3)
この目的を達成するために、この発明は、排気の一部を
再循環させる鋼板ドライヤの制御方法において、吸入空
気質量流量(Gga)、吸入空気中の水蒸気質量濃度(
Wa ) 、ドライヤ出口空気質量流量(GgI)、ド
ライヤ出口空気中の水蒸気質量濃度(INy ) 、ド
ライヤ入口における鋼板の温度(TsI) 、吹き出し
空気質量流lft (Ggt) 、吹き出し空気温度(
Tgx)及び吹き出し空気中の水蒸気質量濃度(W+
)を測定して、理想再循環率(X)を計算し、該理想再
循環率(X)と実再循環率((Ggr−Gga) /G
g1IIl との差が設定許容値(ε)以内となるよう
に空気流量を制御するダンパを調整することを特徴とす
る。
再循環させる鋼板ドライヤの制御方法において、吸入空
気質量流量(Gga)、吸入空気中の水蒸気質量濃度(
Wa ) 、ドライヤ出口空気質量流量(GgI)、ド
ライヤ出口空気中の水蒸気質量濃度(INy ) 、ド
ライヤ入口における鋼板の温度(TsI) 、吹き出し
空気質量流lft (Ggt) 、吹き出し空気温度(
Tgx)及び吹き出し空気中の水蒸気質量濃度(W+
)を測定して、理想再循環率(X)を計算し、該理想再
循環率(X)と実再循環率((Ggr−Gga) /G
g1IIl との差が設定許容値(ε)以内となるよう
に空気流量を制御するダンパを調整することを特徴とす
る。
(X)の値の算111は次式による。
Gu −Wa GgIII十WImax (Ggp−G
w )G W = cgφ−GgI WImaxは、 ΔT−(Q N) / (t ・r ・Cp5 ・dx
)(4) Q−α(Tgx −Tsx) dx Ls ・ 60 M−α。ρ (Ws −Wgx) x dx・ 3600 I、S ・ 60 60 ・ Ls Gu = (ΣM) ・ □ dx からめるWl の最大値である。
w )G W = cgφ−GgI WImaxは、 ΔT−(Q N) / (t ・r ・Cp5 ・dx
)(4) Q−α(Tgx −Tsx) dx Ls ・ 60 M−α。ρ (Ws −Wgx) x dx・ 3600 I、S ・ 60 60 ・ Ls Gu = (ΣM) ・ □ dx からめるWl の最大値である。
[発明の実施例]
以下この発明を図示の実施例について詳説する。
鋼板ドライヤの主要な装置は第2図のとおりである。吸
入空気31は吸入空気ダンパ11を経てブロワ1によっ
て吸入され、熱交換器2によって加熱され、ドライヤ本
体部5の中のガスジェットチャンバ3に送入される。連
続的に搬送される鋼板20に、チャンバ3のノズル4か
ら、温風が吹き付けられ、鋼板表面の水分を蒸発させ、
湿度の高くなった排気32は排気ダンパ12を経て排出
される。また、排気ダンパ12の上流と吸入空気ダンパ
11の下流とを連通させる再循環空気管3(5) 3が設けられ、その途中に循環空気ダンパ13が設けて
あり、排気の一部は再循環させる。
入空気31は吸入空気ダンパ11を経てブロワ1によっ
て吸入され、熱交換器2によって加熱され、ドライヤ本
体部5の中のガスジェットチャンバ3に送入される。連
続的に搬送される鋼板20に、チャンバ3のノズル4か
ら、温風が吹き付けられ、鋼板表面の水分を蒸発させ、
湿度の高くなった排気32は排気ダンパ12を経て排出
される。また、排気ダンパ12の上流と吸入空気ダンパ
11の下流とを連通させる再循環空気管3(5) 3が設けられ、その途中に循環空気ダンパ13が設けて
あり、排気の一部は再循環させる。
(イ)この発明による鋼板ドライヤの制御方法は、鋼板
20に吹き付ける空気の質量流量Ggl及びその温度T
gI ならびにノズル寸法及びドライヤ寸法を決定した
ときに、鋼板20の付着水を乾燥させるために可能な最
大水蒸気量を算出し、さらに、その際の再循環空気量を
計算し、運転条件を決定するものである。
20に吹き付ける空気の質量流量Ggl及びその温度T
gI ならびにノズル寸法及びドライヤ寸法を決定した
ときに、鋼板20の付着水を乾燥させるために可能な最
大水蒸気量を算出し、さらに、その際の再循環空気量を
計算し、運転条件を決定するものである。
(ロ)排気温度及び水蒸発量の計算法は次のとおりであ
る。
る。
鋼板20を微小分割区間dx(n>)に分割して(第3
図参照)、次のバランス式により、鋼板温度降下ΔT
C”C,)及び水蒸発量をめる。
図参照)、次のバランス式により、鋼板温度降下ΔT
C”C,)及び水蒸発量をめる。
ΔT−(Q−N)/ (t・γ・Cps−dに)(℃)
・・・(1) ただし、dx/Ls (n+in )時間の吹き出し空
気から鋼板への伝熱量ΔQは、 (6) (Kcal ) ・ ・ ・(2) N=L −M (Kcal ) ・ ・ ・+3)γニ
ストリップ(薄鋼板)の比重量(kg/イ)Cpsニス
トリップの比熱(Kcal / kg ・”c )α:
温風の熱伝達率(Kcal / n?l+r”c )T
gx:温風の温度(°C) Tsx:局所ストリップ温度(”C) (当該箇所まで(1)式を数値積分してTstから減算
してめる) Lsニライン速度(m/m1n) ■、:その鋼板温度における蒸発潜熱(Kcal /k
g)t:鋼板厚さの半分(m) である。
・・・(1) ただし、dx/Ls (n+in )時間の吹き出し空
気から鋼板への伝熱量ΔQは、 (6) (Kcal ) ・ ・ ・(2) N=L −M (Kcal ) ・ ・ ・+3)γニ
ストリップ(薄鋼板)の比重量(kg/イ)Cpsニス
トリップの比熱(Kcal / kg ・”c )α:
温風の熱伝達率(Kcal / n?l+r”c )T
gx:温風の温度(°C) Tsx:局所ストリップ温度(”C) (当該箇所まで(1)式を数値積分してTstから減算
してめる) Lsニライン速度(m/m1n) ■、:その鋼板温度における蒸発潜熱(Kcal /k
g)t:鋼板厚さの半分(m) である。
また、dx/ Ls (min )間の水蒸発量Mは、
M−αo×ρX (Ws −Wgl) dに (7) αD:物質伝達率(m/ S ) ρ:入入湯温度おける空気の比重量(kg/rrr)W
s:Tsににおける飽和水蒸気質量濃度Wg1:温風の
水蒸気質量濃度 である。
M−αo×ρX (Ws −Wgl) dに (7) αD:物質伝達率(m/ S ) ρ:入入湯温度おける空気の比重量(kg/rrr)W
s:Tsににおける飽和水蒸気質量濃度Wg1:温風の
水蒸気質量濃度 である。
また、水蒸気質量濃度Wば
18.01
・ ・ ・ (5)
ただし、
Δp :水蒸気分圧(mmAq)
である。
また、鋼板がドライヤ出口を通過するときの鋼板の温度
Tsp は、 Tsf −TsI−ΣΔT (”c) ・・・(6また
だし、ΣΔTは各微小区間における鋼板の温度降下量の
総和である。
Tsp は、 Tsf −TsI−ΣΔT (”c) ・・・(6また
だし、ΣΔTは各微小区間における鋼板の温度降下量の
総和である。
(8)
また、ドライヤ内における水蒸発量Gwは、x
である。
また、排気温度Tst は、
・ ・ ・(8)
ただし、
G:質量流量 (kg/min )
Cp :比熱 (Kcal /kg’c)T:温度 (
’C) であり、添字gは空気、Sは鋼板、Wは水、1は入口、
φは出口を表す。
’C) であり、添字gは空気、Sは鋼板、Wは水、1は入口、
φは出口を表す。
鋼板20に付着している水を蒸発させることができる吹
き付は空気中の最大水蒸気量を前述の+11〜(8)式
から繰り返し計算によってめ、それをWIIIlaxと
する。
き付は空気中の最大水蒸気量を前述の+11〜(8)式
から繰り返し計算によってめ、それをWIIIlaxと
する。
(ハ)次に、前項でめたWlmaxになるようなドライ
ヤ出口質量流量に対する再循環量の割合X(9) をめる。
ヤ出口質量流量に対する再循環量の割合X(9) をめる。
変化の前後で質量は同一でなければならないから、
Gg1−xGg16+Gga・・・・・(9)Gg16
GgI =c−・・・ ・−aO)WImaxGgx
−W a Gga −x (Gw +Vl/jn+axGgI) ・・(1
1)00)式から、 Ggl = Gg91−0弱 (9)、001式から、 Gga= Ggpl −Gw −x、 Gg5dこれを
(11)式に代入して、 Wl max (Ggl−Gw ) =Wa (Ggy3−Gw −x Gg9)=x (G
w +Wzmax (Gg/8−0%4) 1変形して
、 x (Gw −Wa Ggφ+W1max (Ggp−
Gw ) 1=WImax (Ggy3−Gw ) −
Wa (Gg5+l−Gw )これから、 (10) (Wlmax−Wa ) (Ggl−Gu )Gw −
Wa GgP+Wrmax (Gglr−Gw )・
・ ・ (12) となる。ただし、Waは吸入空気中の水蒸気質量濃度で
ある。
GgI =c−・・・ ・−aO)WImaxGgx
−W a Gga −x (Gw +Vl/jn+axGgI) ・・(1
1)00)式から、 Ggl = Gg91−0弱 (9)、001式から、 Gga= Ggpl −Gw −x、 Gg5dこれを
(11)式に代入して、 Wl max (Ggl−Gw ) =Wa (Ggy3−Gw −x Gg9)=x (G
w +Wzmax (Gg/8−0%4) 1変形して
、 x (Gw −Wa Ggφ+W1max (Ggp−
Gw ) 1=WImax (Ggy3−Gw ) −
Wa (Gg5+l−Gw )これから、 (10) (Wlmax−Wa ) (Ggl−Gu )Gw −
Wa GgP+Wrmax (Gglr−Gw )・
・ ・ (12) となる。ただし、Waは吸入空気中の水蒸気質量濃度で
ある。
これが運転条件であり、再循環量の割合Xの値が式(1
2)で算出した値になるように、吸入空気ダンパ11、
排気ダンパ12及び循環空気ダンパ13の開度を調節す
る。
2)で算出した値になるように、吸入空気ダンパ11、
排気ダンパ12及び循環空気ダンパ13の開度を調節す
る。
(ニ)なお、この運転条件のときの熱交換器2の加熱量
QHは、 QH−(xGgφ+Gga) CpgITg、t−x
(Ggll!ICpg5IITg#)−GgaCpga
Tga ・・・・(13)によってめることができる
。
QHは、 QH−(xGgφ+Gga) CpgITg、t−x
(Ggll!ICpg5IITg#)−GgaCpga
Tga ・・・・(13)によってめることができる
。
(ホ)ここで、制御を実行するために必要な次の量を測
定する。
定する。
・吸入空気中の水蒸気質量濃度(Wa)・吹き出し空気
温度(Tgl ) これによって熱交換器2の加熱量を制御する。
温度(Tgl ) これによって熱交換器2の加熱量を制御する。
(11)
・吹き出し空気中の水蒸気質量濃度(Wl )・ドライ
ヤ出口空気中の水蒸気質Wtt11度(Wt)・ドライ
ヤ出口空気質量流N CGgp)・ドライヤ入口におけ
るH4板温度(TsL )・吹き出し空気質量流量(G
gI ) ・吸入空気質量流量(Gga) 完全に乾燥する状態で測定したGgl 、 Ggp)。
ヤ出口空気中の水蒸気質Wtt11度(Wt)・ドライ
ヤ出口空気質量流N CGgp)・ドライヤ入口におけ
るH4板温度(TsL )・吹き出し空気質量流量(G
gI ) ・吸入空気質量流量(Gga) 完全に乾燥する状態で測定したGgl 、 Ggp)。
Wt及びWtの値から、鋼板20に付着している水の量
、すなわち、水蒸発量Gwは、 Gw=WφGgp−WI Gg1 によってめられる。
、すなわち、水蒸発量Gwは、 Gw=WφGgp−WI Gg1 によってめられる。
このGwの値を用いて、ミニコン等によって、fll〜
(8)式の逐次計算を実行し、W1maχを計算し、(
12)式からXをめる。そして、 (Ggx −Gga) /Ggp=x が以上に説明した理想再循環率(X)の値付近になるよ
うに、吸入空気ダンパ11.排気ダンパ12及び循環空
気ダンパ13の開度を制御する。
(8)式の逐次計算を実行し、W1maχを計算し、(
12)式からXをめる。そして、 (Ggx −Gga) /Ggp=x が以上に説明した理想再循環率(X)の値付近になるよ
うに、吸入空気ダンパ11.排気ダンパ12及び循環空
気ダンパ13の開度を制御する。
(へ)第4図はこの制御方式のフローチャートである。
図中(ε)は、この制御系統が過敏に作(12)
動じないように適当に設定した許容値である。
(I・)以−ト説明したように、この発明による鋼板ド
ライヤ制御方法は、公知のセンサによって、吸入空気水
蒸気濃度(Wa)、入口水蒸気濃度(Wz ) 、出口
水蒸気濃度(Wθ、吸入空気流量(Gga)、入口流1
M (GgI) 、出口流量(Ggp) 。
ライヤ制御方法は、公知のセンサによって、吸入空気水
蒸気濃度(Wa)、入口水蒸気濃度(Wz ) 、出口
水蒸気濃度(Wθ、吸入空気流量(Gga)、入口流1
M (GgI) 、出口流量(Ggp) 。
入口温度(Tgz)及び鋼板温度(Tsl)をそれぞれ
計測し、これをコンピュータに入力することによって、
最適条件の計算をなし、この最適条件に適合するように
、熱交換器2の加熱量の調整とダンパ11.12.及び
13の開度制御による再循環割合の設定をするものであ
る。
計測し、これをコンピュータに入力することによって、
最適条件の計算をなし、この最適条件に適合するように
、熱交換器2の加熱量の調整とダンパ11.12.及び
13の開度制御による再循環割合の設定をするものであ
る。
すなわち、この運転条件より再循環割合(X)を増すと
、鋼板20に付着した水を完全に除去し乾燥することが
できない。また、(X)を減少させると熱交換器2の加
熱量(QH)が増大し、エネルギの損失となる。
、鋼板20に付着した水を完全に除去し乾燥することが
できない。また、(X)を減少させると熱交換器2の加
熱量(QH)が増大し、エネルギの損失となる。
(チ)第5図は、運転条件計算例及び従来法に対する加
熱量低減割合を示す。
熱量低減割合を示す。
図中の各点のデータは次のとおりである。
(13)
[発明の効果]
以上詳細に説明したように、この発明によれば、再循環
式鋼板ドライヤによる乾燥方式において、鋼板に付着し
ている水分を持ち去るべく鋼板に吹き付けられる温風が
有する氷菓気運1III能力を100%利用するように
制御できるので、鋼板の乾燥は完全に行ない、かつ、熱
交換器における加熱(14) 量を最小にすることができるので、乾燥に要するエネル
ギは最小とすることができる。
式鋼板ドライヤによる乾燥方式において、鋼板に付着し
ている水分を持ち去るべく鋼板に吹き付けられる温風が
有する氷菓気運1III能力を100%利用するように
制御できるので、鋼板の乾燥は完全に行ない、かつ、熱
交換器における加熱(14) 量を最小にすることができるので、乾燥に要するエネル
ギは最小とすることができる。
第1図は開放式鋼板乾燥装置の系統図、第2図は再循環
式鋼板乾燥装置の系統図、第3図は鋼板の微小部分の説
明図、第4図はこの発明による鋼板乾燥装置の制御方法
のフローチャート、第5図は再循環流量の割合と加熱量
比を示すグラフである。 図において、1はブロワ、2は熱交換器、3はガスジェ
ットチャンバ、4はノズル、5はドライヤ本体部、11
は吸入空気ダンパ、12は排気ダンパ、13ば循環空気
ダンパ、20は鋼板、31は吸入空気、32は排気、3
3は循環空気管である。 出願人 三菱重工業株式会社 復代理人 弁理士 原 1)幸 男 (15) 第1図 第2図 !:14
式鋼板乾燥装置の系統図、第3図は鋼板の微小部分の説
明図、第4図はこの発明による鋼板乾燥装置の制御方法
のフローチャート、第5図は再循環流量の割合と加熱量
比を示すグラフである。 図において、1はブロワ、2は熱交換器、3はガスジェ
ットチャンバ、4はノズル、5はドライヤ本体部、11
は吸入空気ダンパ、12は排気ダンパ、13ば循環空気
ダンパ、20は鋼板、31は吸入空気、32は排気、3
3は循環空気管である。 出願人 三菱重工業株式会社 復代理人 弁理士 原 1)幸 男 (15) 第1図 第2図 !:14
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 排気の一部を可循環させる鋼板乾燥装置の制御方法にお
いて、吸入空気質量流量、吸入空気中の水蒸気質量濃度
、ドライヤ出口空気質量流量、ドライヤ出口空気中の水
蒸気質量濃度、ドライヤ入口における鋼板の温度、吹き
出し空気質量流量。 吹き出し空気温度及び吹き出し空気中の水蒸気質量濃度
を測定して、理想再循環率を計算し、該理想再循環率と
実再循環率との差が設定許容値以内となるように空気流
量を制御するダンパを調整することを特徴とする鋼板乾
燥装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291684A JPS60228690A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 鋼板乾燥装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8291684A JPS60228690A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 鋼板乾燥装置の制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60228690A true JPS60228690A (ja) | 1985-11-13 |
Family
ID=13787570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8291684A Pending JPS60228690A (ja) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | 鋼板乾燥装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60228690A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248201U (ja) * | 1988-09-26 | 1990-04-03 | ||
US7984566B2 (en) * | 2003-10-27 | 2011-07-26 | Staples Wesley A | System and method employing turbofan jet engine for drying bulk materials |
CN104690097A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-06-10 | 山东钢铁股份有限公司 | 一种冷轧平整机吹扫辅助装置 |
KR20210026783A (ko) * | 2019-09-02 | 2021-03-10 | 한만걸 | 드라이어 장치 |
-
1984
- 1984-04-26 JP JP8291684A patent/JPS60228690A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0248201U (ja) * | 1988-09-26 | 1990-04-03 | ||
US7984566B2 (en) * | 2003-10-27 | 2011-07-26 | Staples Wesley A | System and method employing turbofan jet engine for drying bulk materials |
CN104690097A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-06-10 | 山东钢铁股份有限公司 | 一种冷轧平整机吹扫辅助装置 |
KR20210026783A (ko) * | 2019-09-02 | 2021-03-10 | 한만걸 | 드라이어 장치 |
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