[go: up one dir, main page]

JPS6022676Y2 - 変動アナログ量量子化装置 - Google Patents

変動アナログ量量子化装置

Info

Publication number
JPS6022676Y2
JPS6022676Y2 JP6310179U JP6310179U JPS6022676Y2 JP S6022676 Y2 JPS6022676 Y2 JP S6022676Y2 JP 6310179 U JP6310179 U JP 6310179U JP 6310179 U JP6310179 U JP 6310179U JP S6022676 Y2 JPS6022676 Y2 JP S6022676Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
voltage generator
reference voltage
signal
during
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6310179U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55162443U (ja
Inventor
宣雄 清水
Original Assignee
愛知時計電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 愛知時計電機株式会社 filed Critical 愛知時計電機株式会社
Priority to JP6310179U priority Critical patent/JPS6022676Y2/ja
Publication of JPS55162443U publication Critical patent/JPS55162443U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6022676Y2 publication Critical patent/JPS6022676Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、変動アナログ量量子化装置、即ち、一定刻
みに定められた各時点毎にその近辺での変動アナログ量
(例えば流量)に比例する回数でパルスを生ずる装置に
関する。
この種の装置は、前記一定刻みを、変動アナログ量の変
動の程度との関連において、各時点に対応するパルス回
数がその時点近辺の前記一定刻み内の変動アナログ量の
時間積分値に比例すると考え得る程度に短く定め、□か
つ1パルス当りの単位を予め正しく定めておく限り、各
時点のパルス回数から変動アナログ量の瞬間値を、又、
パルス回数の積算値から変動アナログ量の時間積分値を
、何れも直接に知ることを可能にするものである。
この種の装置としては、従来から第1図にブ陥ツク図を
示すものが知られている。
これは、第2図の線図aで示すように一定刻みTに定め
た各開始時点に続く期間に後記基準電圧EDと各開始時
点からの経過時間との積に比例して漸増する漸増電圧■
0を生ずる漸増電圧器1と、基準電圧EDを生ずる基準
電圧器2と、前記漸増電圧Voを変動アナログ量に比例
する電圧V I Nと比較して前者Voが後者V r
Nに達した瞬間に終了信号を生ずる比較器3とをもち、
第2図の線図す、 cに示すように、前記一定刻みTよ
りもきわめて小さい一定周期をもつ連続パルスを各開始
時点からその直後の終了信号に至る出力期間tにのみ出
力する出力端4をもつものである。
図において、クロック器5が一定刻みTよりもきわめて
小さい一定周期をもつ連続パルス即ちクロックパルスを
生じ、サンプリング器6が一定刻みT毎に開始信号を生
じ、出力信号器7が開始信号かれその直後の終了信号に
至る出力期間tに出力信号を生じ、出力ゲート8が出力
期間tにのみクロックパルスを出力端4に伝達する。
なお、9は開始信号毎に帰零して出力ゲート8の出力パ
ルスを積算する瞬間値計数器である。
この種の装置では、基準電圧器2並びに比較器3として
は、現在の技術水準ではアナログICを利用するほかは
なく、デジタルICを利用することができないところ、
アナログICはデジタルICに比べて電力消費が格段に
大きくしかも前記従来のものでは常時連続的に作動状態
としているため1こ、電源として電池のみを使用してそ
かも長期に亘り電池の更新を要しないものは、現在のと
ころ実現していない。
近時、技術の進歩によって、長期に亘り保守作業を要し
ないものが実現可能となったのに伴い、電源電池の更新
作業をも長期に亘り不要とするものの要望が生ずるに至
った。
この考案は、この要望を満たす変動アナログ量量子化装
置の実現を目的とするもので、次に第3図に回路を示す
実施例についてその構威を説明する。
なお、この図では第1図の瞬間値計数器9に相当する部
分は省略しである。
第3図において、クロック器5とサンプリング器6とは
図示しない発振器から高い周波数のパルスを入力し、ク
ロック器5は213= 8192Hzのクロックパルス
を生じ、サンプリング器6は、第4図の線図Aに示しす
ように、2−2=1/4Hz、即ち一定則みT=4秒毎
に2−13秒より短い開始信号を生ずる。
漸増電圧器1は、n段の2進カウンタNと、n段のR−
2R抵抗器R1と、n個のアナログスイッチS、−1〜
5l−nとで構威しである。
アナログスイッチ51−1〜5l−nは、R−2R抵抗
器R1の各入力端の接続先を、2進カウンタNの各出力
端Q1〜Q、の高低に対応して、基準電圧器2の出力す
る基準電圧EDは又は接地側かの何れか一方に切換える
ものである。
2進カウンタNは、入力端子φにクロック器5からのク
ロックパルスを受け、各出力端子Q1〜Qoの電位は、
リセット端子■が高電位の間は凡て低であるが、リセッ
ト端子■が低電位になるとクロックパルス毎にそれを2
進数で積算した各桁の数字0.1に対応して高低何れか
一方になる。
スイッチS 1−1〜5t−nとR−2R抵抗器R1と
は1のD−A変換器を構威し、前記2進数が表わす積算
値と基準電圧E。
との積に比例する電圧を出力する。
基準電圧器2は、その出力端をツェナダイオードD□を
介して接地しかつ低抗R2を介して接地するとともに抵
抗R3を介して正電位E+に接続するものである。
そして、抵抗R3と正電位E+との間に、基準電圧制御
手段10としてアナログスイッチS2を挿入して、基準
電圧器2の出力が、アナログスイッチS2が閉じている
間のみ一定値の基準電圧EDであるが、開いている間は
Oとなるようにしである。
従って、アナログスイッチS2が開いている間は、2進
カウンタNの出力f、〜Qnの電位の高低に無関係に、
R−2R抵抗器R1の出力がOとなる。
比較器3は制御端子kをもち、それが低電位の間のみ差
動増幅動作をしかつアナログ素子としては電力消費が比
較的に少ない形式の演算増幅器を用いてあって、その(
+)入力端子にR−2R抵抗器R□の出力電圧を入力し
、(−)入力端子に量子化すべき変動アナログ量に比例
する電圧を入力し、(+)入力端子の電位が(−)入力
端子の電位に達した瞬間に、出力端の電位が低いから高
に反転するものである。
この電位の反転を終了信号として使用する。
比較器3の制御端子には、比較器制御手段11としての
アナログスイッチS3によって、抵抗R1を介して正電
位E+に、又は抵抗R5を介して負電位E−に、択一的
に接続する。
出力信号器7は次の示す第1表の真理値表をもつR−S
フリップフロップで、R入力端子にサンプリング器6の
開始信号を、S入力端子に比較器3の終了信号を受け、
その結果、開始信号の前縁から終了信号の前縁に至る出
力期間に、Q端子には低電位、Q端子には高電位の出力
信号を生ずる。
出力ゲート8はアンド回路で、一方の入力端にクロック
器5のクロックパルスを、他方の入力端に出力信号器の
頁端子から高電位の出力信号を受け、出力信号の期間の
みクロックパルスを出力端4に伝達する。
2進カウンタNはそのリセット端子■が出力信号器7の
Q端子に接続しているので、出力信号の間のみ作動状態
となる。
しかも、この出力信号の間のみ、後述するように基準電
圧器2が作動状態となるため、漸増電圧器1はこの出力
信号の間のみ作動状態となる。
更に、基準電圧器制御手段10としてのアナログスイッ
チS2は、互端子の電位の高低に支配されてその高電位
でのみ閉じるようにしてあり、又、比較器制御手段11
としてのアナログスイッチS3は、頁の電位の高低に支
配されてその高電位でのみ負電位E−の側と接続状態に
なるようにしであるから、基準電圧器2と比較器3とは
ともに出力期間にのみ作動状態であって、残りの期間に
は不作動状態である。
以上のように構成したから、第3図の装置は、一定刻み
T毎に、次の動作を反覆する。
なお、以下の説明では低電位をrOJ高電位をrIJと
表現する。
出力信号器7の入力端子S、 Hの電位がこの順序に0
,0のとき出力端子Q、 Qの電位は不明であるが、開
始信号(第4図A)の前縁でS、 Rの電位が0.1に
なりその後縁で0,0に戻る場合、0.1になったのと
同時に、Q、 Qの電位が0゜1となり、漸増電圧器1
とともに、基準電圧器2及び比較器3が作動状態となる
この結果、漸増電圧器1の出力は第5図の線Voに示す
ように2−13(=1/8192)秒毎に段階的に漸増
する漸増電圧となり、開始信号の後縁以降もこの状態を
維持する。
この漸増電圧が変動アナログ量に比例する電圧(vrN
)に達すると比較器3の出力は1となり、(終了信号の
前縁)前記S、 Hの電位は0,0から1.0となり、
その結果Q、Qの電位は1.0となり、2進カウンタN
がリセットされて漸増電圧器1の出力が0となると同時
に、基準電圧器2及び比較器3はともに不作動状態とな
り、比較器3の出力はOとなり(終了信号の前縁)、前
記S、 Rは0,0となる。
従って比較器3の出力は、1となった瞬時の後にOに戻
る。
(第4図B)最初の開始信号の時の漸増電圧器1の出力
電圧は不確定であるが、第2回目の開始信号の前縁以降
の漸増電圧器1の出力電圧は、確実に0から出発して一
定の割合で段階的に漸増する。
このため、開始信号の前縁から終了信号の前縁に至る出
力期間(第4図C)のクロックパルスの数、即ち、出力
ゲート8を介して出力端4に現われるパルスの各刻みT
毎の数は、終了信号の時の変動アナログ量に比例するこ
とになる。
第3図の漸増電圧器1の2進カウンタN及びR−2R抵
抗R工の段階従ってアナログスイッチSニー1〜51−
nの数nを10とすると、第5図の出力電圧Voの段数
の最大値は2”=1024となり、全変化範囲の約17
1000程度の誤差で変動アナログ量を量子化できるこ
とになる。
第4図Cは第5図に大げさに示した漸増電圧器1の出力
Voの変化を表現の便宜上傾斜が一定の直線で描いて、
出力期間tが変動アナログ量に比例する電圧VINに比
例する事情を示している。
第4図りは出力信号器7のQ端子が出力期間tのみ高電
位の出力信号を生ずることを示している。
なお図示してはいないが、Q端子従って2進カウンタN
のリセット端子■の電位はQ端子の電位とは高低反対と
なる。
この結果、先記のようにして漸増電圧器1、基準電圧器
2及び比較器3は出力期間にのみ作動状態となり残りの
期間は不作動状態であるから、これを含む第3図の全回
路の電力消費量は第4図Eに示すように変化し、漸増電
圧器1や基準電圧器2や比較器3を常時作動状態におく
前記従来のものに比して数分の−となる。
このため、電源電池の更新作業は長期に亘り不要となり
、先記の目的が遠戚される。
なお、第4図Cからも判るように、変動アナログ量を検
出する時点は開始信号の時ではなくそれより後の終了信
号の時にはS゛合致るから、検出値孫ち各刻みでの出力
パルス数は、変動アナログ量の各開始信号時点の大きさ
に対応する値に対して、変動アナログ量の増加時は大き
めに、減少時は小さめになる。
これは従来のものにも存在する問題であるが、この考案
によると、開始信号の一定則みTに対して出力期間tを
小さく、即ちこの実施例でのクロツクパルスの周波数を
大きくすることによって、悪影響を緩和することができ
る。
しかし、更に抜本的に解決するためには、比較器3の(
−)入力線に第6図にさ線で囲んで示すように、出力信
号の間のみ開くアナログスイッチS、を挿入し、その比
較器3の側をコンデンサCを介して接地し、反対側を抵
113を介して接地するとよい。
これにより比較器3の(−)端子の入力電圧は、コンデ
ンサCが記憶する開始信号時のVINとなるからである
この考案によると、基準電圧器2だけでなく、漸増電圧
器1と比較器3の電力まで大巾に低減できるため電源電
池の更新作業が長期に亘り不要となることから、電池を
内蔵して商用電源を使用せずしかも長期間無保守で満足
に作動する変動アナログ量量子化装置を実現することが
でき、この結果、山間、へき地、海中などに設置して無
人のま)長期間の積算量を知り、或いは瞬間値の記憶装
置に入力することができるから、とくに、長期無人計装
の分野に広く応用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図a、 b、 cは、従来の変動アナロ
グ量量子化装置について、それぞれ、ブロック図及び各
部分の電位変化図である。 第3図及び第4図A、 B、 C,Dは、この考案の1
実施例にいて、それぞれ、回路図及び各部分の電位変化
図である。 第4図Eはその消費電力図、第5図は第4図Cの線図の
説明的拡大図である。 第6図は第3図の回路の部分的別宴を示す回路図である
。 1・・・・・・漸増電圧器、2・・・・・・基準電圧器
、3・・・・・・比較器、4・・・・・・出力端、6・
・・・・・サンプリング器、10・・・・・・基準電圧
器制御手段、11・・・・・・比較器制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定刻みに定めた各開始時点に続く期間に後記基準電圧
    と各開始時点からの経過時間との積に比例して漸増する
    漸増電圧を生ずる漸増電圧器1と、基準電圧を生ずる基
    準電圧器2と、前記漸増電圧を変動アナログ量に比例す
    る電圧と比較して前者が後者に達した瞬間に終了信号を
    生ずる比較器3とをもち、開始時点の前記一定刻みより
    もきわめて小さい一定周期をもつ連続パルスを各開始時
    点からその直後の終了信号に至る出力期間にのみ出力す
    る出力端4をもつ変動アナログ量量子化装置において、
    一定刻みT毎に開始信号を生ずるサンプリング器6と、
    この開始信号をR入力端子に、前記終了信号をS入力端
    子に受けて前記出力期間に出力信号を生じ、この出力信
    号に前記漸増電圧器1を前記出力期間にのみ作動状態と
    するR−Sフリップフロップと、その出力信号により前
    記基準電圧器2を前記出力期間にのみ作動状態とする基
    準電圧器制御手段10と、前記出力信号により前記比較
    器3を前記出力期間にのみ作動状態とする比較器制御手
    段11とを設けた変動アナログ量量子化装置。
JP6310179U 1979-05-11 1979-05-11 変動アナログ量量子化装置 Expired JPS6022676Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6310179U JPS6022676Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11 変動アナログ量量子化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6310179U JPS6022676Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11 変動アナログ量量子化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55162443U JPS55162443U (ja) 1980-11-21
JPS6022676Y2 true JPS6022676Y2 (ja) 1985-07-05

Family

ID=29297128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6310179U Expired JPS6022676Y2 (ja) 1979-05-11 1979-05-11 変動アナログ量量子化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6022676Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55162443U (ja) 1980-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5998971A (en) Apparatus and method for coulometric metering of battery state of charge
JPH10503611A (ja) オンチップ線形温度センサを備えるマイクロコントローラ
IL36757A (en) Method and apparatus for digital to analog conversion
US4695742A (en) Charge balance voltage-to-frequency converter utilizing CMOS circuitry
JPS6022676Y2 (ja) 変動アナログ量量子化装置
US4775841A (en) Voltage to frequency conversion circuit with a pulse width to period ratio proportional to input voltage
JPS5936229B2 (ja) 基準電圧装置
CN208272954U (zh) 一种电压到时间的转换电路
US3965743A (en) Automatic on-off electronic switch
US4558301A (en) Voltage-to-frequency and analog-to-digital converter circuit
CN201830219U (zh) 采用数字电路控制的高性能锯齿波产生电路
US3371291A (en) Current control of oscillator frequency
US4847620A (en) Clock-controlled voltage-to-frequency converter
US4661803A (en) Analog/digital converter
CN221175263U (zh) 一种低功耗数据采集终端
EP0128068A1 (en) Charge balance voltage-to-frequency converter utilizing CMOS circuitry
SU1193693A1 (ru) Логарифмический аналого-цифровой преобразователь
JPS6311914Y2 (ja)
JPS61251235A (ja) 二重積分型a−d変換器
SU815896A1 (ru) Широтно-импульсный модул тор
SU1008900A1 (ru) Преобразователь код-аналог
SU417731A1 (ja)
JPS5936037Y2 (ja) 符号器
SU980104A1 (ru) Четырехквадрантный умножитель сигналов посто нного тока
SU434593A1 (ru) Следящий интегрирующий аналого-цифровойпреобразователь