JPS60200021A - ガスタ−ビン燃焼器 - Google Patents
ガスタ−ビン燃焼器Info
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- JPS60200021A JPS60200021A JP59056339A JP5633984A JPS60200021A JP S60200021 A JPS60200021 A JP S60200021A JP 59056339 A JP59056339 A JP 59056339A JP 5633984 A JP5633984 A JP 5633984A JP S60200021 A JPS60200021 A JP S60200021A
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- Japan
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- catalyst
- stage catalyst
- stage
- gas turbine
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、触媒燃焼方式によるガスタービン燃焼器に関
する。
する。
近年、石油資源等の枯渇化に伴い、エネルギー資源を効
率的に使用するため、例えば、ガスタービン等において
は、できるだけ高温(二おいて燃料を燃焼させることが
望まれている。
率的に使用するため、例えば、ガスタービン等において
は、できるだけ高温(二おいて燃料を燃焼させることが
望まれている。
しかしながら、従来は、燃料と空気の混合物を、スパー
クプラグ等を用いて着火燃焼せしめる方法であるため、
燃焼器内において、部分的に2000℃を超える高温部
が存在する。そして、この高温部において、窒素酸化物
(NOx)が多量に生成し、環境汚染等の間鵬ヲ生ずる
ことが知られている。
クプラグ等を用いて着火燃焼せしめる方法であるため、
燃焼器内において、部分的に2000℃を超える高温部
が存在する。そして、この高温部において、窒素酸化物
(NOx)が多量に生成し、環境汚染等の間鵬ヲ生ずる
ことが知られている。
このような問題を解消するために、触媒を用いて燃料と
空気の混合物を燃焼せしめる触媒燃焼方式が提案されて
いる。この燃焼方式によれば、均一燃焼が可能であり、
且つ、NOxが生成しない上限温度である1500℃程
度まで、燃焼温度を高めることができる。
空気の混合物を燃焼せしめる触媒燃焼方式が提案されて
いる。この燃焼方式によれば、均一燃焼が可能であり、
且つ、NOxが生成しない上限温度である1500℃程
度まで、燃焼温度を高めることができる。
しかし、前記した触媒燃焼方式をガスタービンに適用す
る場合には、その燃焼用触媒に相反する二つの特性、即
ち1、低温着火性及び耐熱性が要求される。現在実用化
されているガスタービンにおいて、燃焼用空気300℃
程度に予熱された後、圧縮送風機で燃焼器に導入されて
いる。そして、火炎燃焼した燃焼ガスは1200℃程度
に冷却された後、タービン内へ送入される。従って、ガ
スタービン燃焼器では、該燃焼用触媒は300℃程度の
温度で前記混合物を着火させると共に、燃焼ガス(二よ
る1200℃程度の温度に耐えることが要求されること
になる。
る場合には、その燃焼用触媒に相反する二つの特性、即
ち1、低温着火性及び耐熱性が要求される。現在実用化
されているガスタービンにおいて、燃焼用空気300℃
程度に予熱された後、圧縮送風機で燃焼器に導入されて
いる。そして、火炎燃焼した燃焼ガスは1200℃程度
に冷却された後、タービン内へ送入される。従って、ガ
スタービン燃焼器では、該燃焼用触媒は300℃程度の
温度で前記混合物を着火させると共に、燃焼ガス(二よ
る1200℃程度の温度に耐えることが要求されること
になる。
上記した燃焼用触媒としては、白金(pt)系の貴金属
系触媒を使用することが考えられる。かかる貴金属系触
媒としては、例えば、第1図に示したように、−足の機
械的強度を有する耐熱性担体1上に、活性担体としての
γ−アルミナ(γ−AI403)被覆層2を設け、浸漬
法等により貴金属粒子3を担持せしめたもの等が知られ
ている。
系触媒を使用することが考えられる。かかる貴金属系触
媒としては、例えば、第1図に示したように、−足の機
械的強度を有する耐熱性担体1上に、活性担体としての
γ−アルミナ(γ−AI403)被覆層2を設け、浸漬
法等により貴金属粒子3を担持せしめたもの等が知られ
ている。
しかしながら、このような貴金属系触媒においては、通
常、着火温度が300℃以下の低温であるものは、その
耐熱温度が600℃以下と言われており、それ以上の温
度領域では触媒活性が急速に低下するため実用には適さ
ないという問題点を有している。
常、着火温度が300℃以下の低温であるものは、その
耐熱温度が600℃以下と言われており、それ以上の温
度領域では触媒活性が急速に低下するため実用には適さ
ないという問題点を有している。
600℃以上の温度において、触媒活性が急速に低下す
る理由は、次のように考えることができる。
る理由は、次のように考えることができる。
先ず、第1に、活性担体表面の貴金属粒子が熱移動によ
り凝集して粗大化するため、触媒表面積が減少し、燃焼
性能が低下する。そして、第2C1゛γ−At、03が
1000℃付近からそれ以上の温度において、α−Az
3osに相転移するため、被覆層内において或いは被覆
層と耐熱性担体との間においてクラックが生じ、前記被
覆層が触媒金属と共に剥離脱落すること(二起因すると
考えられる。
り凝集して粗大化するため、触媒表面積が減少し、燃焼
性能が低下する。そして、第2C1゛γ−At、03が
1000℃付近からそれ以上の温度において、α−Az
3osに相転移するため、被覆層内において或いは被覆
層と耐熱性担体との間においてクラックが生じ、前記被
覆層が触媒金属と共に剥離脱落すること(二起因すると
考えられる。
そこで、貴金属系燃焼用触媒の耐熱性を向上せしめるた
めに、たとえばγ−At20.被覆層では、前記被覆層
全改良し、またγ−八へ03被覆層上の貴金属粒子をγ
−AI40g +二価く吸着させて熱移動による凝集を
防止すると共に、γ−A140gのα化を防止してクラ
ックの発生を防ぐことが試みられている。
めに、たとえばγ−At20.被覆層では、前記被覆層
全改良し、またγ−八へ03被覆層上の貴金属粒子をγ
−AI40g +二価く吸着させて熱移動による凝集を
防止すると共に、γ−A140gのα化を防止してクラ
ックの発生を防ぐことが試みられている。
そのため、γ−At203被覆層への希土類を含む多く
の金属の添加等が試みられており、自動車触媒等では一
部実用化されつつあるが、ガスタービン燃焼器に用いる
触媒にめられるような600℃を超える温度で長時間触
媒性能を発揮し持続した例はない。
の金属の添加等が試みられており、自動車触媒等では一
部実用化されつつあるが、ガスタービン燃焼器に用いる
触媒にめられるような600℃を超える温度で長時間触
媒性能を発揮し持続した例はない。
本発明の目的は、低温着火性ζ二優れ、且つ600〜1
200℃の温度範囲においても、高活性及び長寿命を有
する触媒を備えて、NOxの発生が大幅に低減されたガ
スタービン燃焼器を提供することにある。
200℃の温度範囲においても、高活性及び長寿命を有
する触媒を備えて、NOxの発生が大幅に低減されたガ
スタービン燃焼器を提供することにある。
本発明者らは、上記した現況に鑑みて、600℃以上の
高温においても使用可能な触媒について鋭意検討を重ね
た結果、各種金属全添加したアルミナと貴金属との高温
における相関を把握することによりガスタービン燃焼器
(二用いる触媒に要求される温度領域で特異な活性を有
する触媒を見い出し本発明となったものである。
高温においても使用可能な触媒について鋭意検討を重ね
た結果、各種金属全添加したアルミナと貴金属との高温
における相関を把握することによりガスタービン燃焼器
(二用いる触媒に要求される温度領域で特異な活性を有
する触媒を見い出し本発明となったものである。
本発明に係る触媒燃焼方式ガスタービン燃焼器は、燃焼
用触媒が第2図に示した様に三種類の異なった触媒によ
り構成されており、燃料ノズル7より噴射された燃料が
、空気8と混合して混合物をなし、ついで第1段触媒4
、第2段触媒5、および第3段触媒6(:より燃焼して
燃焼ガス9になりタービンへと流出していく。これらの
触媒は第3図で示したようにそれぞれ耐熱性担体1上6
二、パラジウム(Pa)3 aあるいは白金(pt)3
bを含んだアルミナによる第1、第2及び第3被覆層
2a、2b、及び2Ct設けた構造をしており、ここに
おいて、前記第1、第2及び第3被覆層に添加される金
属の種類が、第1被覆層においてはセリウム(Ce)、
第2被覆層においてはジルコニウム(Zr)、ストロン
チウム(Sr)、バリウム(Ba)の少なくとも1種以
上邦3被覆層においてはランタン(LJ&)、ネオジウ
ム(Nd)の少なくとも1種である事を特徴としている
。なお、図中矢印は混合物の流れ方向?示す。本発明に
おいて使用される耐熱性担体は、1200℃程度の高温
酸化性雰囲気中においても安定な性質を有するものであ
ればいかなるものでもよく、これらの具体例としては、
コージライト、ムライト、α−アルミナ、ジルコニアス
ピネル、チタニア等のセラミック製担体等があげられる
。その形状は、ベレット状、ノ・ニカム状等があげられ
るが、特にハニカム状をとることが圧力損失等からして
も有利であり好ましい。これら第1.第2及び第3段触
媒は、第2図に示したように連続して設置する他に、条
件によっては間隔をあけて設置してもかまわない。
用触媒が第2図に示した様に三種類の異なった触媒によ
り構成されており、燃料ノズル7より噴射された燃料が
、空気8と混合して混合物をなし、ついで第1段触媒4
、第2段触媒5、および第3段触媒6(:より燃焼して
燃焼ガス9になりタービンへと流出していく。これらの
触媒は第3図で示したようにそれぞれ耐熱性担体1上6
二、パラジウム(Pa)3 aあるいは白金(pt)3
bを含んだアルミナによる第1、第2及び第3被覆層
2a、2b、及び2Ct設けた構造をしており、ここに
おいて、前記第1、第2及び第3被覆層に添加される金
属の種類が、第1被覆層においてはセリウム(Ce)、
第2被覆層においてはジルコニウム(Zr)、ストロン
チウム(Sr)、バリウム(Ba)の少なくとも1種以
上邦3被覆層においてはランタン(LJ&)、ネオジウ
ム(Nd)の少なくとも1種である事を特徴としている
。なお、図中矢印は混合物の流れ方向?示す。本発明に
おいて使用される耐熱性担体は、1200℃程度の高温
酸化性雰囲気中においても安定な性質を有するものであ
ればいかなるものでもよく、これらの具体例としては、
コージライト、ムライト、α−アルミナ、ジルコニアス
ピネル、チタニア等のセラミック製担体等があげられる
。その形状は、ベレット状、ノ・ニカム状等があげられ
るが、特にハニカム状をとることが圧力損失等からして
も有利であり好ましい。これら第1.第2及び第3段触
媒は、第2図に示したように連続して設置する他に、条
件によっては間隔をあけて設置してもかまわない。
また、燃料と混合物をなす空気として、場合によっては
濃縮された酸素等よりなる酸化性気体が用いられてもよ
いし、窒素あるいはその他の本質的C二は不活性なガス
によって空気がさらに希釈されていてもよい。
濃縮された酸素等よりなる酸化性気体が用いられてもよ
いし、窒素あるいはその他の本質的C二は不活性なガス
によって空気がさらに希釈されていてもよい。
前記耐熱性担体上に設けるアルミナとしては、たとえば
γ−アルミナが活性担体としての機能を有しており好ま
しい。また、被覆層に添加される本発明に係る金属の種
類は、その金属を含む触媒が使用される温度条件におい
て、最高の活性を示すものとして選択されたものであり
、よって、その温度条件よV第1段触媒は800℃以下
、第2段触媒は1000℃以下、第3段触媒は1200
℃以下で使用される。各々の範囲をこえた温贋で使用さ
れた場合、触媒活性は急激に低下する。
γ−アルミナが活性担体としての機能を有しており好ま
しい。また、被覆層に添加される本発明に係る金属の種
類は、その金属を含む触媒が使用される温度条件におい
て、最高の活性を示すものとして選択されたものであり
、よって、その温度条件よV第1段触媒は800℃以下
、第2段触媒は1000℃以下、第3段触媒は1200
℃以下で使用される。各々の範囲をこえた温贋で使用さ
れた場合、触媒活性は急激に低下する。
さらに第1.第2及び第3被覆層に添加される金属の景
は、その総量がそれぞれの被覆層をな丁A/40. l
二対し5〜30重量%であることが好ましく、10〜2
0重量%であることが更(二好ましい。添加する前記金
属の量が上記の範囲より少ない場合には耐熱性の向上が
認められず、一方多い場合には添加された金属の酸化物
が八403の粒界に多量に析出し、前記被覆層の強度が
低下してしまうためである。
は、その総量がそれぞれの被覆層をな丁A/40. l
二対し5〜30重量%であることが好ましく、10〜2
0重量%であることが更(二好ましい。添加する前記金
属の量が上記の範囲より少ない場合には耐熱性の向上が
認められず、一方多い場合には添加された金属の酸化物
が八403の粒界に多量に析出し、前記被覆層の強度が
低下してしまうためである。
本発明において使用される貴金属は経済的な条件から特
にパラジウムや白金が選択されるが、燃焼が進んでより
高温(二なる下流側の第2.第3段の触媒には貴金属そ
のものの耐熱性を向上した貴金属の合金(Pd−Rh、
Pt−Rh、Pd−8i 、Pt−8t等)を使用する
事が望せしい。また貴金属の担持量は、特に限定されな
いが、触媒活性の観点から触媒全琶に対し0.1〜10
r/l である事が好ましい。
にパラジウムや白金が選択されるが、燃焼が進んでより
高温(二なる下流側の第2.第3段の触媒には貴金属そ
のものの耐熱性を向上した貴金属の合金(Pd−Rh、
Pt−Rh、Pd−8i 、Pt−8t等)を使用する
事が望せしい。また貴金属の担持量は、特に限定されな
いが、触媒活性の観点から触媒全琶に対し0.1〜10
r/l である事が好ましい。
上記した本発明に係るガスタービン燃焼器に用いる触媒
は、例えば、次のようにして製造することが可能である
。
は、例えば、次のようにして製造することが可能である
。
先ず、アルミナゾル又はγ−At、O,から成るアルミ
ナコーティング組成物に、貴金属及び各種添加金属を、
例えば、それらの金属の塩化物又は硝酸塩等の金属塩の
形で所定量添加する。
ナコーティング組成物に、貴金属及び各種添加金属を、
例えば、それらの金属の塩化物又は硝酸塩等の金属塩の
形で所定量添加する。
次いで、上記組成物を、例えば、ボールミル等を用いて
混合する。このようにして得たコーティング用液体を、
耐熱性担体に対し流しかけるか、又は耐熱性担体をコー
ティング用液体中に浸漬する等の操作により被値せしめ
、常温で充分乾燥した後、例えば、650℃で3時間程
度焼成する。
混合する。このようにして得たコーティング用液体を、
耐熱性担体に対し流しかけるか、又は耐熱性担体をコー
ティング用液体中に浸漬する等の操作により被値せしめ
、常温で充分乾燥した後、例えば、650℃で3時間程
度焼成する。
更に、例えば、水素雰囲気中、550℃で3時間程度焼
成することにより、本発明のガスタービン燃焼器に用い
る触媒を得ることができる。
成することにより、本発明のガスタービン燃焼器に用い
る触媒を得ることができる。
本発明のガスタービン燃焼器C二用いる触媒が優れた耐
熱性を有する理由は明らかではないが、次のように考え
ることができる。
熱性を有する理由は明らかではないが、次のように考え
ることができる。
即ち、第3図に示すように、貴金属のPd 3aやPt
3bがAt、03中に含有されているために、貴金属
の熱移動が阻止されているものと思われる。
3bがAt、03中に含有されているために、貴金属
の熱移動が阻止されているものと思われる。
又、被覆層にγ−At!03を用いた場合にγ−AZ、
O=被覆層中に添加される金属(Ce、Zr、Sr、B
a、La、Nd)が、γ−Atコ03のα−At203
化を遅延せしめ、且つ、γ−At、0.被覆層の結晶粒
界全微細化する効果を有するため、燃焼触媒の高熱≦二
よるり2ツクの発生及びその伝播が阻止されていると考
えられる。
O=被覆層中に添加される金属(Ce、Zr、Sr、B
a、La、Nd)が、γ−Atコ03のα−At203
化を遅延せしめ、且つ、γ−At、0.被覆層の結晶粒
界全微細化する効果を有するため、燃焼触媒の高熱≦二
よるり2ツクの発生及びその伝播が阻止されていると考
えられる。
実施例1
次に示す組成のアルミナコーティング組成物を調製した
。
。
アルミナゾル(固形分80%) 125r硝酸セリウム
25f 塩化パラジウム 10f 上記組成物を、ボールミルを用いて常温で2時間混合し
、アルミナコーティング組成物を得た。
25f 塩化パラジウム 10f 上記組成物を、ボールミルを用いて常温で2時間混合し
、アルミナコーティング組成物を得た。
次いで、コージライト製ハニカム状担体(1平記アルミ
ナコ一テイング組成物を水に分散した液体を流しかけな
がらアルミナ組成物をすべて塗布した後、常温で約1日
乾燥した。このハニカム状担体を650℃で3時間焼成
した後、水素雰囲気中において、550℃で3時間焼成
し、本発明に係るガスタービン燃焼器の触媒(4)′f
!:得た。
ナコ一テイング組成物を水に分散した液体を流しかけな
がらアルミナ組成物をすべて塗布した後、常温で約1日
乾燥した。このハニカム状担体を650℃で3時間焼成
した後、水素雰囲気中において、550℃で3時間焼成
し、本発明に係るガスタービン燃焼器の触媒(4)′f
!:得た。
同様の手法を用いて、貴金属及び添加金属の種類を変え
たアルミナコーティング組成物を調製して、第1表に示
したような触媒(B)へ触媒(I)の8 filt類の
触媒を得た。同時に比較例として、第1表(=示すよう
な貴金属および添加金属の種類と添加量全前記範囲外に
設足した触媒(a)へ触媒(f)の6種類の触媒を同様
の手法によりそれぞれ調製した。上記触媒囚〜触媒(I
)及び触媒(a)〜触媒(f) ’(rそれぞれ、エー
ジング温度全800℃、1000℃、 1200℃とし
て電気炉でエージングを行なった後で、流通系試験装置
を用いて、その触媒特性を評価した。尚、試験条件は、
ガス流量: 544r+in、燃焼ガス濃度;メタン(
CH4) i % v触媒−)i:1Qcc及び空間速
度;3×10 ’ hr=であり、触媒温度300℃に
おける触媒活性を測定した。第1表に示したその結果か
ら800℃までの温度範囲ではPd−Ce 、IQQQ
℃まではPd−(Sr、Ba、Zr のうちの1種類以
上) 、 1200℃まではPt−(La、Ndの少く
とも1独)が望筐しい触媒であることがわかる。以下侮
白 第 1 表 次いで、上記それぞれの触媒全第2表の様に適宜組み合
わせて燃焼用触媒を構成し、ガスタービン燃焼器に充填
して、前記ガスタービン燃焼器を運転した。そして、燃
焼効率99.9%以上、及び燃焼がス9中のNNOx3
pp以下という2つの基準で判定した。その結果、第2
表に示す様に本発明に係る触媒を適切に組み合わせた実
施例のみ判定は合格し、その他の本発明(二係る範囲以
外の比較例はたとえば貴金属Pd及びptだけによる比
較例(1)や過剰の添加量J6’に含んだ触媒を用いた
比較例(2)等すべて前記基準を満足せず不合格であっ
た。また燃焼器運転中の触媒温度は第1段700 ℃t
紀2段り00℃、第3段1100℃でbった。
たアルミナコーティング組成物を調製して、第1表に示
したような触媒(B)へ触媒(I)の8 filt類の
触媒を得た。同時に比較例として、第1表(=示すよう
な貴金属および添加金属の種類と添加量全前記範囲外に
設足した触媒(a)へ触媒(f)の6種類の触媒を同様
の手法によりそれぞれ調製した。上記触媒囚〜触媒(I
)及び触媒(a)〜触媒(f) ’(rそれぞれ、エー
ジング温度全800℃、1000℃、 1200℃とし
て電気炉でエージングを行なった後で、流通系試験装置
を用いて、その触媒特性を評価した。尚、試験条件は、
ガス流量: 544r+in、燃焼ガス濃度;メタン(
CH4) i % v触媒−)i:1Qcc及び空間速
度;3×10 ’ hr=であり、触媒温度300℃に
おける触媒活性を測定した。第1表に示したその結果か
ら800℃までの温度範囲ではPd−Ce 、IQQQ
℃まではPd−(Sr、Ba、Zr のうちの1種類以
上) 、 1200℃まではPt−(La、Ndの少く
とも1独)が望筐しい触媒であることがわかる。以下侮
白 第 1 表 次いで、上記それぞれの触媒全第2表の様に適宜組み合
わせて燃焼用触媒を構成し、ガスタービン燃焼器に充填
して、前記ガスタービン燃焼器を運転した。そして、燃
焼効率99.9%以上、及び燃焼がス9中のNNOx3
pp以下という2つの基準で判定した。その結果、第2
表に示す様に本発明に係る触媒を適切に組み合わせた実
施例のみ判定は合格し、その他の本発明(二係る範囲以
外の比較例はたとえば貴金属Pd及びptだけによる比
較例(1)や過剰の添加量J6’に含んだ触媒を用いた
比較例(2)等すべて前記基準を満足せず不合格であっ
た。また燃焼器運転中の触媒温度は第1段700 ℃t
紀2段り00℃、第3段1100℃でbった。
第2表から明らかな様に、本発明によるガスタービン燃
焼器は使用される温度域で特異な活性を示す3種の触媒
を適切に組み合わす(1(により、ガスタービン燃焼器
として高い燃焼効率と低NOx化11i成したものでら
ジ、比較例のものと比べて格段に優れていることが確認
された。以千lE7第 2 表 また、本発明に係る触媒は、貴金属を用いているために
その特性である低温着火性を有しつつ、高耐熱性を備え
るという広い温度領域での使用が可能であり、それぞれ
の触媒をその高活性を保つ温度範囲で使用するために、
劣化が大巾に少なくなり、長寿命をも有している。
焼器は使用される温度域で特異な活性を示す3種の触媒
を適切に組み合わす(1(により、ガスタービン燃焼器
として高い燃焼効率と低NOx化11i成したものでら
ジ、比較例のものと比べて格段に優れていることが確認
された。以千lE7第 2 表 また、本発明に係る触媒は、貴金属を用いているために
その特性である低温着火性を有しつつ、高耐熱性を備え
るという広い温度領域での使用が可能であり、それぞれ
の触媒をその高活性を保つ温度範囲で使用するために、
劣化が大巾に少なくなり、長寿命をも有している。
尚、上記実施例においては、3種の触媒により構成され
ているが、これはガスタービンの様な1200Cを超え
る燃焼ガスを生成する場合であり、1000℃以下の燃
焼ガス全生成する場合は本発明の触媒のうち低温側で使
用する2段の触媒で構成してもよい。
ているが、これはガスタービンの様な1200Cを超え
る燃焼ガスを生成する場合であり、1000℃以下の燃
焼ガス全生成する場合は本発明の触媒のうち低温側で使
用する2段の触媒で構成してもよい。
また触媒の温度は燃焼条件等で少し変化するため第1段
は800℃、第2段1000℃、第3段1200℃以下
に制御する事が原則的(二必要であるが、これは、通常
の燃焼の場合、触媒の長さにより調整可能でらる。
は800℃、第2段1000℃、第3段1200℃以下
に制御する事が原則的(二必要であるが、これは、通常
の燃焼の場合、触媒の長さにより調整可能でらる。
本発明のガスタービン燃焼器は、従来の貴金属系、燃焼
用触媒を用いた燃焼器に比べて、低温着火性を保持しな
がら、その耐熱性が大幅に向上し長寿命を備えたもので
ある。従って、エネルギーの節約及び効率的利用が可能
であり、又、NoX等をほとんど発生させることなく燃
焼が可能であるため、環境汚染等の問題を惹き起こ丁こ
とがないものである。
用触媒を用いた燃焼器に比べて、低温着火性を保持しな
がら、その耐熱性が大幅に向上し長寿命を備えたもので
ある。従って、エネルギーの節約及び効率的利用が可能
であり、又、NoX等をほとんど発生させることなく燃
焼が可能であるため、環境汚染等の問題を惹き起こ丁こ
とがないものである。
第1図は従来の貴金属系燃焼触媒の構造を示す模式図で
あり、第2図は本発明に係るガスタービン燃焼器の構造
を示す断面模式図、第3図は燃焼用触媒を構成する三種
類の触媒の構造を示す模式%式% 6・・・第3段触媒 7・・・燃料ノズル8・・・空気
9・・・燃焼ガス 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)第 1
図 第2図 第 3 図 f 2y / a+ / Zc
あり、第2図は本発明に係るガスタービン燃焼器の構造
を示す断面模式図、第3図は燃焼用触媒を構成する三種
類の触媒の構造を示す模式%式% 6・・・第3段触媒 7・・・燃料ノズル8・・・空気
9・・・燃焼ガス 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 (ほか1名)第 1
図 第2図 第 3 図 f 2y / a+ / Zc
Claims (3)
- (1)燃料及び空気からなる混合物を触媒燃焼方式によ
り燃焼させるガスタービン燃焼器において、前記ガスタ
ービン燃焼器の燃焼用触媒が第1段触媒、第2段触媒及
び第3段触媒の三種類の異なった触媒を具備し、 前記混合物の流れの上流側に位置する第1段触媒が、耐
熱性担体上に貴金属とセリウムとを含むアルミナよりな
る第1被覆層を設けた触媒からなり、ついで第2段触媒
が、耐熱性担体上に貴金属とジルコニウム、ストロンチ
ウム及びバリウムの少くとも1種以上の金属とを含むア
ルミナよりなる第2被覆層を設けた触媒からなり、さら
に下流側に位置する第3段触媒が耐熱性担体上に、貴金
属とランタン、ネオジウムの少なくとも1種々の金属と
を含むアルミナよりなる第3被覆層を設けた触媒からな
ることを特徴とするガスタービン燃焼器。 - (2)前記第1段触媒の使用上限温度が800℃であり
、前記第2段触媒の使用上限温度が1000℃でちジ、
前記第3段触媒の使用上限温度が1200℃であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のガスタービン
燃焼器。 - (3)前記第1段触媒及び第2段触媒に用いられた貴金
属がパラジウムであり、前記第3段触媒に用いられた貴
金属が白金であること全特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のガスタービン燃焼器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056339A JPS60200021A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59056339A JPS60200021A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60200021A true JPS60200021A (ja) | 1985-10-09 |
Family
ID=13024456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59056339A Pending JPS60200021A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | ガスタ−ビン燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60200021A (ja) |
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1984
- 1984-03-26 JP JP59056339A patent/JPS60200021A/ja active Pending
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