JPS60195438A - 赤外線ガス分析計 - Google Patents
赤外線ガス分析計Info
- Publication number
- JPS60195438A JPS60195438A JP5033184A JP5033184A JPS60195438A JP S60195438 A JPS60195438 A JP S60195438A JP 5033184 A JP5033184 A JP 5033184A JP 5033184 A JP5033184 A JP 5033184A JP S60195438 A JPS60195438 A JP S60195438A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- infrared
- gas
- detector
- infrared detector
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/25—Colour; Spectral properties, i.e. comparison of effect of material on the light at two or more different wavelengths or wavelength bands
- G01N21/31—Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry
- G01N21/35—Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light
- G01N21/37—Investigating relative effect of material at wavelengths characteristic of specific elements or molecules, e.g. atomic absorption spectrometry using infrared light using pneumatic detection
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
本発明は工場のボイラや自動車のエンジンなどで発生さ
れるNDxやCOの環境汚染状況や濃度を連続的に検出
する赤外線ガス分析計に関する。
れるNDxやCOの環境汚染状況や濃度を連続的に検出
する赤外線ガス分析計に関する。
一般にこの種の赤外線ガス分析計として第1図に示した
ダブルビーム方式と、第2図に示したシングルビーム方
式の赤外線ガス分析計が知られている。
ダブルビーム方式と、第2図に示したシングルビーム方
式の赤外線ガス分析計が知られている。
まず第1図におけるダブルビーム方式の赤外線ガス分析
計について説明する。光源室1の赤外線光源2から放射
された赤外線は分配器3により光量の等しい測定光線1
Mと基準光線TVに分配される。基準光線TVが照射さ
れる基準セル5の中には赤外線を吸収しないたとえば窒
素ガスが封入されている。−力測定光線TMが照射され
る測定セル6の中には被測定ガスが供給溝9f7を通′
Uて導入され、排出導管8を通って排出される。基準セ
ル5および測定セル6をそれぞれ透過した基準光線IV
および測定光線IMはそれぞれガス封入式の赤外線検出
器9に導かれる。この赤外線検出器9は測定光線IMが
照射される第1検出室10と基準光線TVが照射される
第2検出室1]とを有し、これらの検出室10.11に
は被測定ガスと同種類のガスが封入されている。またこ
れらの検出室10,1.1は通路12により互に連通さ
れ、この通路12の中央部には熱線素子13a、]、3
bが互に熱結合を生じるように近接して配置され、図示
してない2つの抵抗と共にブリッジ回路を形成し、電源
により周囲温度よりも高い温度に加熱されている。基準
セル5および測定セル6と赤外線検出器9との間にはモ
ータ14によって駆動されるセクター15が設けられて
いる。このセクター15は赤外線検出器9に照射する基
準光線TVおよび測定光線IMを周期的に断続する。な
お第1図において48〜41はそれぞれ光透過窓、16
は分配器3と基準セル5および測定セル6との間に配置
されたトリマーであり、これは基準セル5および測定セ
ル6に照射する基準光MIVおよび測定光線TMの光量
が等しくなるように調節する。
計について説明する。光源室1の赤外線光源2から放射
された赤外線は分配器3により光量の等しい測定光線1
Mと基準光線TVに分配される。基準光線TVが照射さ
れる基準セル5の中には赤外線を吸収しないたとえば窒
素ガスが封入されている。−力測定光線TMが照射され
る測定セル6の中には被測定ガスが供給溝9f7を通′
Uて導入され、排出導管8を通って排出される。基準セ
ル5および測定セル6をそれぞれ透過した基準光線IV
および測定光線IMはそれぞれガス封入式の赤外線検出
器9に導かれる。この赤外線検出器9は測定光線IMが
照射される第1検出室10と基準光線TVが照射される
第2検出室1]とを有し、これらの検出室10.11に
は被測定ガスと同種類のガスが封入されている。またこ
れらの検出室10,1.1は通路12により互に連通さ
れ、この通路12の中央部には熱線素子13a、]、3
bが互に熱結合を生じるように近接して配置され、図示
してない2つの抵抗と共にブリッジ回路を形成し、電源
により周囲温度よりも高い温度に加熱されている。基準
セル5および測定セル6と赤外線検出器9との間にはモ
ータ14によって駆動されるセクター15が設けられて
いる。このセクター15は赤外線検出器9に照射する基
準光線TVおよび測定光線IMを周期的に断続する。な
お第1図において48〜41はそれぞれ光透過窓、16
は分配器3と基準セル5および測定セル6との間に配置
されたトリマーであり、これは基準セル5および測定セ
ル6に照射する基準光MIVおよび測定光線TMの光量
が等しくなるように調節する。
基準光線TVは基準セル5を透過する際に全く吸収され
ないが、測定光線IMは測定セル6を透過する際に被測
定ガスによってその成分やガス濃度に応じて吸収される
。従って赤外線検出器9の第1検出室10と第2検出室
]]に照射される測定光線IMおよび基準光線TVの光
量に差が生じ、それに伴なって各検出室10,1.1に
おける封入ガスの赤外線による熱膨張量(検出室の内圧
)にも差が生ずる。この各検出室1.0.11の圧力差
によって通路12に微少ガス流が生じ、熱線素子1.3
a、13bがこのガス流に曝され、上流側の熱線素子が
冷やされ、下流側のそれは加熱され、その結果ブリッジ
回路のバランスがくずれ、被測定ガスの濃度に相応した
出力を発生する。
ないが、測定光線IMは測定セル6を透過する際に被測
定ガスによってその成分やガス濃度に応じて吸収される
。従って赤外線検出器9の第1検出室10と第2検出室
]]に照射される測定光線IMおよび基準光線TVの光
量に差が生じ、それに伴なって各検出室10,1.1に
おける封入ガスの赤外線による熱膨張量(検出室の内圧
)にも差が生ずる。この各検出室1.0.11の圧力差
によって通路12に微少ガス流が生じ、熱線素子1.3
a、13bがこのガス流に曝され、上流側の熱線素子が
冷やされ、下流側のそれは加熱され、その結果ブリッジ
回路のバランスがくずれ、被測定ガスの濃度に相応した
出力を発生する。
このことを更に詳しく説明すると、測定セル6の長さを
t1検出室10,1.1の光路長さをt′、波長λにお
けるガスの吸収係数なα(λ)、赤外線検出器9の封入
ガスの赤外線吸収波長を2M1この波長λMでのガスの
吸収係数をαM1 赤外線検出器9の封入ガスの濃度を
COs被測定ガスの濃度を01測定セル6への測定光線
IMの入射光量をIM(λ)、基準セル5への基準光線
TVの入射光量を■R(λ)、赤外線検出器9の第1検
出室]0および第2検出室1]の体積を■とすると、第
1検出室10で吸収される光エネルギΔ■1および第2
検出室11で吸収される光エネルギΔI2はそれぞれ次
式で表わされる。
t1検出室10,1.1の光路長さをt′、波長λにお
けるガスの吸収係数なα(λ)、赤外線検出器9の封入
ガスの赤外線吸収波長を2M1この波長λMでのガスの
吸収係数をαM1 赤外線検出器9の封入ガスの濃度を
COs被測定ガスの濃度を01測定セル6への測定光線
IMの入射光量をIM(λ)、基準セル5への基準光線
TVの入射光量を■R(λ)、赤外線検出器9の第1検
出室]0および第2検出室1]の体積を■とすると、第
1検出室10で吸収される光エネルギΔ■1および第2
検出室11で吸収される光エネルギΔI2はそれぞれ次
式で表わされる。
ΔT1:I、、(λM)e−αMOt(1−6−ah4
°0t’) ・(1)Δl2=IR(λM5)(1−e
−“M004′)・・・・・・(2)また第1検出室1
0および第2検出室]1の圧力ΔI、 Δ12 」−HΔpHΔP、はそれぞれ v’ vに比例し、−
e−aMoot’ は定数となるので、両者の差圧は次
式で表わされる。
°0t’) ・(1)Δl2=IR(λM5)(1−e
−“M004′)・・・・・・(2)また第1検出室1
0および第2検出室]1の圧力ΔI、 Δ12 」−HΔpHΔP、はそれぞれ v’ vに比例し、−
e−aMoot’ は定数となるので、両者の差圧は次
式で表わされる。
一αMat
ΔP2−ΔPI OCI B (λM)−1M(λM)
(e)・・・・・・(3)いまトリマー16で光量を調
節してIM(λM)−IR(λM)=IOとすると、通
常αM<<1であるため6M Ot<< 1 となるた
めに差圧ΔP2−ΔP1は次式で表わされる。
(e)・・・・・・(3)いまトリマー16で光量を調
節してIM(λM)−IR(λM)=IOとすると、通
常αM<<1であるため6M Ot<< 1 となるた
めに差圧ΔP2−ΔP1は次式で表わされる。
ΔP2−ΔP、 o4 I。−I。e−”M” 〜aM
aBo−(4)従ってΔP2−ΔP1はCに比例し、通
路]2の微少ガス流の流速Vは次式で表わされる。
aBo−(4)従ってΔP2−ΔP1はCに比例し、通
路]2の微少ガス流の流速Vは次式で表わされる。
■瓢ΔP2−ΔP、ヴC・・ (5)
このようにして熱線素子13a、13bにより被測定ガ
スの濃度Cに応じた電気信号yが発生される。
スの濃度Cに応じた電気信号yが発生される。
次に第2図におけるシングルビーム方式の赤外線ガス分
析計について説明する。第2図において第1図と同一な
いし相当した部分には同一符号を付しである。光源室]
の光源2から放射された赤外線は測定光線IMとして測
定セル6の中に照射され、測定セル6に導入された被測
定ガスによりその一部が吸収された後、ガス封入式赤外
線検出器9aに照射される。この赤外線検出器9aはい
わゆる直列2槽構造式赤外線検出器であり、測定光線I
Mの光路方向に直列に配置され被測定ガスと同一のガス
が封入された第1検出室(前室)]、 Oaと第2検出
室]]aとを有し、これらの検出室]、Oa、llaけ
通路]、 2 aで互に連通され、この通路]、 2
aの中には熱線素子1.3a、1.31)が設置されて
いる。測定セル6を透過した測定光線IMはまず第1検
出室10aで一部が吸収された後に第2検出室]1aで
更に吸収される。第1検出室]、 Oaと第2検出室1
]、 aにおける封入ガスの測定光線IMの吸収量の
差により生じた第1検出室]、 Oaと第2検出室11
aとの差圧が熱線素子]、3a、13bによって検出さ
れる。なお4 J l 4 Kは光透過窓である。
析計について説明する。第2図において第1図と同一な
いし相当した部分には同一符号を付しである。光源室]
の光源2から放射された赤外線は測定光線IMとして測
定セル6の中に照射され、測定セル6に導入された被測
定ガスによりその一部が吸収された後、ガス封入式赤外
線検出器9aに照射される。この赤外線検出器9aはい
わゆる直列2槽構造式赤外線検出器であり、測定光線I
Mの光路方向に直列に配置され被測定ガスと同一のガス
が封入された第1検出室(前室)]、 Oaと第2検出
室]]aとを有し、これらの検出室]、Oa、llaけ
通路]、 2 aで互に連通され、この通路]、 2
aの中には熱線素子1.3a、1.31)が設置されて
いる。測定セル6を透過した測定光線IMはまず第1検
出室10aで一部が吸収された後に第2検出室]1aで
更に吸収される。第1検出室]、 Oaと第2検出室1
]、 aにおける封入ガスの測定光線IMの吸収量の
差により生じた第1検出室]、 Oaと第2検出室11
aとの差圧が熱線素子]、3a、13bによって検出さ
れる。なお4 J l 4 Kは光透過窓である。
このことについても詳しく1説明すると、第1検出室1
0 aおよび第2検出室11aの光路長さをそれぞれ1
1 、72 、体積なVl、 V2、封入ガスの濃度を
Co、測定セル6への測定光線IMの入射光量をTM(
λ)、測定セル6の長さをt1被測定ガスの濃度をCと
すると、第1検出室]、 Oaで吸収される光エネルギ
Δ■1および第2検出室]、 1. aで吸収される光
エネルギΔI、はそれぞれ前述のダブルビーム方式の場
合と同様に次式で表わされる。
0 aおよび第2検出室11aの光路長さをそれぞれ1
1 、72 、体積なVl、 V2、封入ガスの濃度を
Co、測定セル6への測定光線IMの入射光量をTM(
λ)、測定セル6の長さをt1被測定ガスの濃度をCと
すると、第1検出室]、 Oaで吸収される光エネルギ
Δ■1および第2検出室]、 1. aで吸収される光
エネルギΔI、はそれぞれ前述のダブルビーム方式の場
合と同様に次式で表わされる。
ΔIl=■M(λM)e−“MOtC,−e−ffMO
o4) 、、(6)AI2=IM(,1M)e−’αM
CJI+αMOotl)(1−e−αMO0Z2)、、
、 <7>第1検出室1. Oaおよび第2検出室]−
]、aの圧力」−HΔPl、ΔP9はkを定数とした場
合、で表わされる。従って通路12aを流れる微少ガス
流の流速Vは次式で表わされる。
o4) 、、(6)AI2=IM(,1M)e−’αM
CJI+αMOotl)(1−e−αMO0Z2)、、
、 <7>第1検出室1. Oaおよび第2検出室]−
]、aの圧力」−HΔPl、ΔP9はkを定数とした場
合、で表わされる。従って通路12aを流れる微少ガス
流の流速Vは次式で表わされる。
〜IM(λM)(1−αMo1) ・・・ (9)この
ようにしてダブルビーム方式の場合と同様に熱線素子1
3a、13bにより被測定ガスの濃度Cに応じた電気信
号yが発生される。この場合(9)式かられかるように
零点(被測定ガス濃度−〇)の赤外線検出器9aの出力
が最大であり、被測定ガスの濃度が増大するにつれてそ
の出力は下がる。
ようにしてダブルビーム方式の場合と同様に熱線素子1
3a、13bにより被測定ガスの濃度Cに応じた電気信
号yが発生される。この場合(9)式かられかるように
零点(被測定ガス濃度−〇)の赤外線検出器9aの出力
が最大であり、被測定ガスの濃度が増大するにつれてそ
の出力は下がる。
従って測定ガス濃度に比例した出力を得るためには、電
気的な検出器出力から零点出力に相当する電圧値を減じ
た後、出力を反転させる信号処理方式を一般に採用して
いる。
気的な検出器出力から零点出力に相当する電圧値を減じ
た後、出力を反転させる信号処理方式を一般に採用して
いる。
第1図および第2図に示した従来の赤外線ガス分析計は
前述の(3)式および(9)式かられかるように赤外線
検出器9ないし9aに入射する測定光線IMの入射光量
が変化すると零点およびメハ9ン点が変化する特性を存
している。被測定ガスは一般にカーボン粒子や灰分粒子
などのダストを含んでおり、このダストが測定セル6の
光透過窓4d。
前述の(3)式および(9)式かられかるように赤外線
検出器9ないし9aに入射する測定光線IMの入射光量
が変化すると零点およびメハ9ン点が変化する特性を存
している。被測定ガスは一般にカーボン粒子や灰分粒子
などのダストを含んでおり、このダストが測定セル6の
光透過窓4d。
4fおよび測定セル6の内壁に付着する。このダストの
付着のために測定セル6への測定光線IMの入射光量お
よび測定セル6を透過して赤外線検出器9ないし9aに
入射する測定光線IMの入射光量が変化する。これを防
止するために、被測定ガスの供給導管7にガラス繊維な
どで作られたダストフィルタ(図示せず)を設けて、ダ
ストを除去した後で測定セル6に被測定ガスを導入する
ことが一般に行なわれている。しかしこの場合定期的に
ダストフィルタを交換する必要があり、メンテナンス費
用がかかり、またダストフィルタの圧力損失のために測
定セル6内のガスの置換に時間がかかり、応答速度が遅
いという欠点がある。
付着のために測定セル6への測定光線IMの入射光量お
よび測定セル6を透過して赤外線検出器9ないし9aに
入射する測定光線IMの入射光量が変化する。これを防
止するために、被測定ガスの供給導管7にガラス繊維な
どで作られたダストフィルタ(図示せず)を設けて、ダ
ストを除去した後で測定セル6に被測定ガスを導入する
ことが一般に行なわれている。しかしこの場合定期的に
ダストフィルタを交換する必要があり、メンテナンス費
用がかかり、またダストフィルタの圧力損失のために測
定セル6内のガスの置換に時間がかかり、応答速度が遅
いという欠点がある。
本発明の目的は被測定ガス中に含まれるカーボン粒子や
灰分粒子のダストによって測定誤差を生ずることがなく
、またダストフィルタやその交換作業を必要としない経
済的な赤外線ガス分析計を提供することにある。
灰分粒子のダストによって測定誤差を生ずることがなく
、またダストフィルタやその交換作業を必要としない経
済的な赤外線ガス分析計を提供することにある。
本発明によればこの目的は、赤外線光量の赤外線光源か
らの測定光線が照射されかつ被測定ガスが導入される測
定セル、この測定セルを透過した被測定ガスの吸収帯域
付近の波長帯域の赤外線光量を検出する第1の赤外線検
出器、および測定セルを透過した広い波長帯域の赤外線
光量を検出する第2の赤外線検出器から構成され、第1
の赤外線検出器の出力が第2の赤外線検出器の出力で補
償されることによって達成される。
らの測定光線が照射されかつ被測定ガスが導入される測
定セル、この測定セルを透過した被測定ガスの吸収帯域
付近の波長帯域の赤外線光量を検出する第1の赤外線検
出器、および測定セルを透過した広い波長帯域の赤外線
光量を検出する第2の赤外線検出器から構成され、第1
の赤外線検出器の出力が第2の赤外線検出器の出力で補
償されることによって達成される。
次に第3図および第4図にそれぞれ示した本発明に基づ
いて構成されたダブルビーム方式およびシングルビーム
方式の赤外線ガス分析R1について詳細に説明する。
いて構成されたダブルビーム方式およびシングルビーム
方式の赤外線ガス分析R1について詳細に説明する。
まず、第3図において光源室1、基準セル5および測定
セル6は第1図の場合と同様に構成されているが、ガス
封入式赤外線検出器9′の第1検出室10の底壁が光透
過窓4tとして形成され、この光透過窓41を透過した
測定光線IMの光量を測定する別の赤外線検出器20が
設けられている。
セル6は第1図の場合と同様に構成されているが、ガス
封入式赤外線検出器9′の第1検出室10の底壁が光透
過窓4tとして形成され、この光透過窓41を透過した
測定光線IMの光量を測定する別の赤外線検出器20が
設けられている。
この赤外線検出器20は、ガス封入式赤外線検出器9,
9aが被測定ガスの吸収帯付近の波長の赤外光線のみに
感度を有するのに対して、広い波長帯域の赤外光に感度
を有する検出器として構成されている。
9aが被測定ガスの吸収帯付近の波長の赤外光線のみに
感度を有するのに対して、広い波長帯域の赤外光に感度
を有する検出器として構成されている。
この赤外線検出器20は、光透過窓4mを有する密閉容
器21内援赤外線吸収物質22を設置すると共に赤外線
吸収特性を有さないガスを封入し、光透過窓4mから入
射する赤外線によって生じる前記封入ガスの圧力変化を
検出する手段を設けたいわゆる光音響赤外線検出器(以
下単にPA検出器と呼ぶ)として形成されている。この
実施例の場合PA検出器20け透過形ガス封入式赤外線
検出器9′を透過した測定光線iMが入射され赤外線吸
収物質22を収容している検出室23と、この検出室2
3と通路24を介して連通されている基準室25と、通
路24の中に設置された熱線素子28a、26bとから
構成されている。赤外HIIU&収物質22は広い波長
帯域の赤外線光を吸収しかつ光熱エネルギ変換損失の少
ない物質たとえば全黒、カーボンあるいはカーボン粒子
とテフロンとの焼結体である。封入ガスは空気、窒素、
アルゴン等である。光透過窓4mを通して照射された測
定光ITMの光エネルギは、赤外線吸収物質22に吸収
されて熱エネルギに変換され、との熱エネルギは検出室
23内σ封大ガスに伝達される。このため封入ガスは熱
膨張して検出室23内の圧力が上昇し、基準室25との
間に差圧を生じる。従って封入ガスは通路24を通って
検出室23がら基準室25に向って流動する。測定光線
IMの光量はこの通路24の微少ガス流の流速として熱
線素子20a、20bによって検出され電気信号に変換
される。このPA検出器20は前述したように広い波長
帯域の赤外光に感度を有するので、狭い吸収帯をもつ被
測定ガスによる吸収によっては出力はほとんど変化せず
、測定セル6のダストの汚れ等に基づく光量変化によっ
てのみ出力が変化する。従ってこのPA検出器20の出
力で透過形ガス封入式赤外線検出器9′の出力を補償す
ることによって、測定セル6が汚れていても被測定ガス
の正確な濃度をめることができる。
器21内援赤外線吸収物質22を設置すると共に赤外線
吸収特性を有さないガスを封入し、光透過窓4mから入
射する赤外線によって生じる前記封入ガスの圧力変化を
検出する手段を設けたいわゆる光音響赤外線検出器(以
下単にPA検出器と呼ぶ)として形成されている。この
実施例の場合PA検出器20け透過形ガス封入式赤外線
検出器9′を透過した測定光線iMが入射され赤外線吸
収物質22を収容している検出室23と、この検出室2
3と通路24を介して連通されている基準室25と、通
路24の中に設置された熱線素子28a、26bとから
構成されている。赤外HIIU&収物質22は広い波長
帯域の赤外線光を吸収しかつ光熱エネルギ変換損失の少
ない物質たとえば全黒、カーボンあるいはカーボン粒子
とテフロンとの焼結体である。封入ガスは空気、窒素、
アルゴン等である。光透過窓4mを通して照射された測
定光ITMの光エネルギは、赤外線吸収物質22に吸収
されて熱エネルギに変換され、との熱エネルギは検出室
23内σ封大ガスに伝達される。このため封入ガスは熱
膨張して検出室23内の圧力が上昇し、基準室25との
間に差圧を生じる。従って封入ガスは通路24を通って
検出室23がら基準室25に向って流動する。測定光線
IMの光量はこの通路24の微少ガス流の流速として熱
線素子20a、20bによって検出され電気信号に変換
される。このPA検出器20は前述したように広い波長
帯域の赤外光に感度を有するので、狭い吸収帯をもつ被
測定ガスによる吸収によっては出力はほとんど変化せず
、測定セル6のダストの汚れ等に基づく光量変化によっ
てのみ出力が変化する。従ってこのPA検出器20の出
力で透過形ガス封入式赤外線検出器9′の出力を補償す
ることによって、測定セル6が汚れていても被測定ガス
の正確な濃度をめることができる。
このことを更に詳しく説明すると、透過形ガス封入式赤
外線検出器9′を透過してPA検出器20に入射する赤
外線光量■(λ)は、 ■ (λ):拍(λ)e−α(λ)rot+aot’)
、、、θ〔となり、PA検出器20の光電変換係数な
γ(λ)とすると、PA検出器20の出力Xは、x−f
γ(λ)T(λ)dλ =fr(λ)IM(λ)e−a(A)(OA+Oot’
) dλ−01+となる。ここでα(λ)は波長λM付
近の極めて狭い波長範囲ΔλMでαMの値を有し、他の
波長域では零であり、一方PA検出器20の測定波長帯
は被測定ガスの吸収帯に比べてはるかに広いことを考慮
すると、 x−(r(λ)TM(λ)e−a(’)(at+co7
’)dλ+r(lu)TMe−”λM)(Ot+Oo7
’)・62M ・、Q2となる。ΔλN1が極めて小さ
いため(12式において第3項は第1項、第2項に対し
て省略でき、また第1項と第2項の和は全波長範囲に亘
る積分値とめなせるので、 Xづγ(λ)IM(λ)dλ=βIM(λM) −・−
03’(ただしβ−fγ(λ)IM(λ)4271M(
λM))で与えられ、光透過窓や測定セルの汚れ等の波
長特性を有さない光透過率の変動の場合は定数となる。
外線検出器9′を透過してPA検出器20に入射する赤
外線光量■(λ)は、 ■ (λ):拍(λ)e−α(λ)rot+aot’)
、、、θ〔となり、PA検出器20の光電変換係数な
γ(λ)とすると、PA検出器20の出力Xは、x−f
γ(λ)T(λ)dλ =fr(λ)IM(λ)e−a(A)(OA+Oot’
) dλ−01+となる。ここでα(λ)は波長λM付
近の極めて狭い波長範囲ΔλMでαMの値を有し、他の
波長域では零であり、一方PA検出器20の測定波長帯
は被測定ガスの吸収帯に比べてはるかに広いことを考慮
すると、 x−(r(λ)TM(λ)e−a(’)(at+co7
’)dλ+r(lu)TMe−”λM)(Ot+Oo7
’)・62M ・、Q2となる。ΔλN1が極めて小さ
いため(12式において第3項は第1項、第2項に対し
て省略でき、また第1項と第2項の和は全波長範囲に亘
る積分値とめなせるので、 Xづγ(λ)IM(λ)dλ=βIM(λM) −・−
03’(ただしβ−fγ(λ)IM(λ)4271M(
λM))で与えられ、光透過窓や測定セルの汚れ等の波
長特性を有さない光透過率の変動の場合は定数となる。
従って(1り′式より測定光線TMの光量’M(λM)
に比例した出力Xが得られる。一方透過形ガス封入式赤
外線検出器9′の出力yは前記(3)式より、yo<(
ΔP2−ΔPH)ol−TR(λM)−IM(λM)e
−“yot〜■R(λM)JM(λM)(1−αMa+
z) −=Q31となり、測定セル6の汚れがない時、
TR(λM)21M(λM)=Toとし、測定セル6の
汚れを測定セル6の透過率Tで表わすとKを光電変換係
数とし、 y=K(To−IM(λM)(1−6M07)) ・・
−(1411M(λM)−’l’Io ・・・(1つが
成立する。従って(IZ’式、(+ 41式よりIM(
λM)すなわち測定セル6の透過率Tが変化しても、X
。
に比例した出力Xが得られる。一方透過形ガス封入式赤
外線検出器9′の出力yは前記(3)式より、yo<(
ΔP2−ΔPH)ol−TR(λM)−IM(λM)e
−“yot〜■R(λM)JM(λM)(1−αMa+
z) −=Q31となり、測定セル6の汚れがない時、
TR(λM)21M(λM)=Toとし、測定セル6の
汚れを測定セル6の透過率Tで表わすとKを光電変換係
数とし、 y=K(To−IM(λM)(1−6M07)) ・・
−(1411M(λM)−’l’Io ・・・(1つが
成立する。従って(IZ’式、(+ 41式よりIM(
λM)すなわち測定セル6の透過率Tが変化しても、X
。
yの測定値より被測定ガスの濃度Cを正確にめることが
できる。
できる。
第4図に示すシングルビーム方式の本発明に基づく赤外
線ガス分析計の場合、PA検出器20aは竪形に形成さ
れているが、原理は第3図におけるPA検出器20と全
く同一であり、詳細な説明は省略する。
線ガス分析計の場合、PA検出器20aは竪形に形成さ
れているが、原理は第3図におけるPA検出器20と全
く同一であり、詳細な説明は省略する。
この実施例の場合、透過形ガス封入式赤外線検出器9a
′ の出力yは、(9)式より測定セル6の透過率をT
1測定セル6の汚れのない時の光量をIM(λM)−1
o1光電変換係数に/としてy=に’TM(λM)(1
−αMot) ・・・06)IM(λM)=TIo・・
・0η となり、一方PA検出器20aの出力Xは、第3図にお
けるダブルビーム方式の場合と同じ理由から X−fγ(λ島(λ)e’−c′(A )(c)+Oo
(lT+4))dλ〜fγ(λ)IN+(λ)dλ 〜βIy(λM)Cy−IM(λM) ・侑1&となる
。従って第4図の実施例の場合も00式、0樽式よりI
M(λM)が変化しても被測定ガスの濃度Cを正確にめ
ることができる。
′ の出力yは、(9)式より測定セル6の透過率をT
1測定セル6の汚れのない時の光量をIM(λM)−1
o1光電変換係数に/としてy=に’TM(λM)(1
−αMot) ・・・06)IM(λM)=TIo・・
・0η となり、一方PA検出器20aの出力Xは、第3図にお
けるダブルビーム方式の場合と同じ理由から X−fγ(λ島(λ)e’−c′(A )(c)+Oo
(lT+4))dλ〜fγ(λ)IN+(λ)dλ 〜βIy(λM)Cy−IM(λM) ・侑1&となる
。従って第4図の実施例の場合も00式、0樽式よりI
M(λM)が変化しても被測定ガスの濃度Cを正確にめ
ることができる。
次に第3図のダブルビーム方式および第4図のシングル
ビーム方式の赤外線ガス分析計の具体的な信号処理につ
いて説明する。
ビーム方式の赤外線ガス分析計の具体的な信号処理につ
いて説明する。
まず第3図のダブルビーム方式の赤外線ガス分析計の場
合、透過形ガス封入式赤外線検出n9′の出力yとPA
検出器20の出力Xとの間には、(14)式、(13式
より y= K (To−−(]−αMot)) −(IIβ の関係が成立する。ここで■0は測定セル6の汚れがな
い時の零点におけるPA検出器20の出力X。との間に
X。−β■oの関係があり、従って61式は、 y−p (x O−x (]、−αMOt) −121
となる。従ってガス濃度Cは0I式よりに、 、 K2
゜K、を定数として −−−− dMt x K2′″に3y =に、−□・・・(2I) よりめることができる。
合、透過形ガス封入式赤外線検出n9′の出力yとPA
検出器20の出力Xとの間には、(14)式、(13式
より y= K (To−−(]−αMot)) −(IIβ の関係が成立する。ここで■0は測定セル6の汚れがな
い時の零点におけるPA検出器20の出力X。との間に
X。−β■oの関係があり、従って61式は、 y−p (x O−x (]、−αMOt) −121
となる。従ってガス濃度Cは0I式よりに、 、 K2
゜K、を定数として −−−− dMt x K2′″に3y =に、−□・・・(2I) よりめることができる。
第4図のシングルビーム方式の赤外線ガス分析用の場合
には透過形ガス封入式赤外線検出器9a’の出力yとP
A検出器20aの出力Xとの間にはfIe式、(旧式よ
り y=に’e(]−αMO1) ・・・(2りの関係があ
り、K4を定数として =に、−に、−93,e3) により被測定ガスの濃度Cをめることができる。
には透過形ガス封入式赤外線検出器9a’の出力yとP
A検出器20aの出力Xとの間にはfIe式、(旧式よ
り y=に’e(]−αMO1) ・・・(2りの関係があ
り、K4を定数として =に、−に、−93,e3) により被測定ガスの濃度Cをめることができる。
第5図はシングルビーム方式の本発明に基づく赤外線ガ
ス分析計の異なる実施例を示し、この場合透過形ガス封
入式赤外線検出器g a /とPA検出器20aとの間
に、被測定ガスの吸収帯の波長の赤外光線を透過しない
光学フィルタ30が配置され、被測定ガスの吸収による
PA検出器20aの出力変動(通常は極めて少なく無視
できる)を低減して測定精度を更に向上している。
ス分析計の異なる実施例を示し、この場合透過形ガス封
入式赤外線検出器g a /とPA検出器20aとの間
に、被測定ガスの吸収帯の波長の赤外光線を透過しない
光学フィルタ30が配置され、被測定ガスの吸収による
PA検出器20aの出力変動(通常は極めて少なく無視
できる)を低減して測定精度を更に向上している。
更に第6図に示した別の実施例の場合、フッ化カルシウ
ム、サファイヤ等で作られた赤外レンズ40を用いて測
定光#ilIMを平行光束として測定セル6の内壁での
反射を利用しない光学系を構成し、この測定セル6の内
壁の汚れの影響をなくして測定精度の向上を図っている
。なお41は測定セル6を透過した測定光線IMをPA
検出器20aの赤外線吸収物質22に収れんする赤外レ
ンズである。
ム、サファイヤ等で作られた赤外レンズ40を用いて測
定光#ilIMを平行光束として測定セル6の内壁での
反射を利用しない光学系を構成し、この測定セル6の内
壁の汚れの影響をなくして測定精度の向上を図っている
。なお41は測定セル6を透過した測定光線IMをPA
検出器20aの赤外線吸収物質22に収れんする赤外レ
ンズである。
第3図ないし第6図に示した実施例において測定セル6
を透過した広い波長帯域の赤外線光量を検出する赤外線
検出器20,20aとして光音響赤外線検出器が採用さ
れているが、これは温度変化に敏感な半導体材料や強詞
電体材料を使用する必要がなく温度特性に優れ、半導体
のような複雑なプロセスで製作される部品や素子が要ら
ないので安価であり、光音響効果を応用しているので受
光面積を大きくでき、オンライン用赤外線ガス分析計に
採用できるなど多くの利点を有し、本発明を実施する上
で最も適した赤外線検出器である。
を透過した広い波長帯域の赤外線光量を検出する赤外線
検出器20,20aとして光音響赤外線検出器が採用さ
れているが、これは温度変化に敏感な半導体材料や強詞
電体材料を使用する必要がなく温度特性に優れ、半導体
のような複雑なプロセスで製作される部品や素子が要ら
ないので安価であり、光音響効果を応用しているので受
光面積を大きくでき、オンライン用赤外線ガス分析計に
採用できるなど多くの利点を有し、本発明を実施する上
で最も適した赤外線検出器である。
本発明によれば次のような利点が得られる。
(1)測定セルの光透過窓や内壁が被測定ガス中に含ま
れるカーボン粒子や灰分粒子のダストで汚されても、こ
のダストの汚れにはる測定光線の透過率の変化が補償さ
れるので、常に高い精度で被測定ガスの濃度を測定でき
る。
れるカーボン粒子や灰分粒子のダストで汚されても、こ
のダストの汚れにはる測定光線の透過率の変化が補償さ
れるので、常に高い精度で被測定ガスの濃度を測定でき
る。
(2) ダストフィルタが不要であり、被測定ガスを直
接測定セルに導くことができ、メンテナンスフリーで長
時間に亘って使用できる。
接測定セルに導くことができ、メンテナンスフリーで長
時間に亘って使用できる。
(3)広い波長帯域の赤外線光量を検出する赤外線検出
器として光音響赤外線検出器を使用することによって安
価で高い精度の赤外線ガス分析計が得られオンライン用
に利用できる。
器として光音響赤外線検出器を使用することによって安
価で高い精度の赤外線ガス分析計が得られオンライン用
に利用できる。
第1図および第2図はそれぞれ従来のダブルビーム方式
およびシングルビーム方式の赤外線ガス分析計の概略断
面図、第3図および第4図はそれぞれ本発明に基づくダ
ブルビーム方式およびシングルビーム方式の赤外線ガス
分析計の概略断面図、第5図および第6図はそれぞれシ
ングルビーム方式の本発明に基づく異なる実施例の赤外
線ガス分析計の概略断面図である。 2・・・赤外線光源、6・・・測定セル、9’、 9a
’・・・透過形ガス封入式赤外線検出器(第1の赤外線
検吊器)、20,203・・・光音響赤外線検出器(第
2の赤外線検出i)、30・・・光フィルタ、40゜4
1・・・赤外レンズ、IM・・・測定光線、■■・・・
基準光線。
およびシングルビーム方式の赤外線ガス分析計の概略断
面図、第3図および第4図はそれぞれ本発明に基づくダ
ブルビーム方式およびシングルビーム方式の赤外線ガス
分析計の概略断面図、第5図および第6図はそれぞれシ
ングルビーム方式の本発明に基づく異なる実施例の赤外
線ガス分析計の概略断面図である。 2・・・赤外線光源、6・・・測定セル、9’、 9a
’・・・透過形ガス封入式赤外線検出器(第1の赤外線
検吊器)、20,203・・・光音響赤外線検出器(第
2の赤外線検出i)、30・・・光フィルタ、40゜4
1・・・赤外レンズ、IM・・・測定光線、■■・・・
基準光線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)赤外線光源、この赤外線光源がらの測定光線が照射
されかつ被測定ガスが導入される測定セル、この測定セ
ルを透過した被測定ガスの吸収帯域付近の波長帯域の赤
外線光量を検出する第1の赤外線検出器、および測定セ
ルを透過した被測定ガスの広い波長帯域の赤外線光量を
検出する第2の赤外線検出器から構成され、第1の赤外
線検出器の出力が第2の赤外線検出器の出力で補償され
ることを特徴とする赤外線ガス分析計。 2、特許請求の範囲第1項に記載の赤外線ガス分析計に
おいて、第1の赤外線検出器が、被測定ガスの赤外線吸
収帯と重なる吸収帯を有するガスが封入されかつ測定セ
ルを透過した測定光線が照射される透過形ガス封入式赤
外線検出器であることを特徴とする赤外線ガス分析計。 3)特許請求の範囲第2項に記載の赤外線ガス分析側に
おいて、透過形ガス封入式赤外線検出器の封入ガスが被
測定ガスと同一種類のガスであることを特徴とする赤外
線ガス分析計。 4)特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
載の赤外線ガス分析計において、第2の赤外線検出器が
、赤外光透過窓を有する密閉容器内に赤外線吸収物質が
設置され赤外線吸収特性を有さないガスが封入されかつ
測定セルを透過した測定光線がその赤外光透過窓に入射
される光音響赤外線検出器であることを特徴とする赤外
線ガス分析R1゜ 5)特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記
載の赤外線ガス分析計において、第1の赤外線検出器お
よび第2の赤外線検出器が測定光線の照射方向に見て直
列に配置され、第1の赤外線検出器を透過した測定光線
が第2の赤外線検出器に照射されることを特徴とする赤
外線ガス分析計。 6)特許請求の範囲第5項に記載の赤外線ガス分析計に
おいて、第1の赤外線検出器と第2の赤外線検出器との
間に、被測定ガスの吸収帯の波長の赤外光線を透過させ
ない光学フィルタが配置されていることを特徴とする赤
外線ガス分析用。 7)特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記
載の赤外線ガス分析計において、測定セルを透過する測
定光線が赤外レンズで平行光束にされていることを特徴
とする赤外線ガス分析J1゜
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033184A JPS60195438A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 赤外線ガス分析計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5033184A JPS60195438A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 赤外線ガス分析計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60195438A true JPS60195438A (ja) | 1985-10-03 |
Family
ID=12855925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5033184A Pending JPS60195438A (ja) | 1984-03-16 | 1984-03-16 | 赤外線ガス分析計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60195438A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62102703U (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-30 | ||
US4692622A (en) * | 1984-12-04 | 1987-09-08 | Fuji Electric Co., Ltd. | Infrared analyzer |
US4742229A (en) * | 1985-06-28 | 1988-05-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Pneumatic detector for nondispersive infrared gas analyzers |
US8848191B2 (en) | 2012-03-14 | 2014-09-30 | Honeywell International Inc. | Photoacoustic sensor with mirror |
-
1984
- 1984-03-16 JP JP5033184A patent/JPS60195438A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4692622A (en) * | 1984-12-04 | 1987-09-08 | Fuji Electric Co., Ltd. | Infrared analyzer |
US4742229A (en) * | 1985-06-28 | 1988-05-03 | Siemens Aktiengesellschaft | Pneumatic detector for nondispersive infrared gas analyzers |
JPS62102703U (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-30 | ||
US8848191B2 (en) | 2012-03-14 | 2014-09-30 | Honeywell International Inc. | Photoacoustic sensor with mirror |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3560738A (en) | Flow-responsive detector unit and its applications to infrared gas analyzers | |
US4184768A (en) | Self-calibrating photoacoustic apparatus for measuring light intensity and light absorption | |
US2878388A (en) | Gas analyzing system | |
US4192614A (en) | L/C detector cell assembly | |
US4692622A (en) | Infrared analyzer | |
CN105067564B (zh) | 一种具有温度补偿能力的光纤气体浓度检测方法 | |
CN106290209A (zh) | 一种基于紫外多次反射池技术的超低排放烟气分析仪 | |
CN103048285B (zh) | 利用光-热法测量大气气溶胶吸收系数的新方法 | |
US3727050A (en) | Gas analyzer | |
US3725702A (en) | Infrared gas analyzer | |
CN102507507B (zh) | 利用温度修正检测被测气体浓度的装置和方法 | |
US4320297A (en) | Split detector | |
US3560736A (en) | Non-dispersive infrared gas analyzer with unbalanced operation | |
JPS60195438A (ja) | 赤外線ガス分析計 | |
JPH03221843A (ja) | 光による分析計 | |
KR102056767B1 (ko) | 프로브형 광학 계측 장치 | |
JPH0219718Y2 (ja) | ||
US5497003A (en) | Pyroelectric detector array with optical filter elements | |
US3529152A (en) | Infrared radiation detection device for a non-dispersive selective infrared gas analysis system | |
JPH0222687Y2 (ja) | ||
GB2059574A (en) | Absorption cell gas monitor | |
JPH09229853A (ja) | 赤外線ガス分析計用検出器 | |
JP2001324382A (ja) | 赤外検出装置 | |
JP4132283B2 (ja) | 赤外線ガス分析計用検出器 | |
JPS57111435A (en) | Measuring device for absorption intensity of infrared ray by atr method |