JPS6019511Y2 - 小型同期モ−タ - Google Patents
小型同期モ−タInfo
- Publication number
- JPS6019511Y2 JPS6019511Y2 JP12535178U JP12535178U JPS6019511Y2 JP S6019511 Y2 JPS6019511 Y2 JP S6019511Y2 JP 12535178 U JP12535178 U JP 12535178U JP 12535178 U JP12535178 U JP 12535178U JP S6019511 Y2 JPS6019511 Y2 JP S6019511Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator magnet
- stator
- center
- rotor yoke
- synchronous motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はロータヨークとステータマグネットの間隙を
均一に保って静粛性を得るとともに、組立性を良くした
小型同期モータに関する。
均一に保って静粛性を得るとともに、組立性を良くした
小型同期モータに関する。
従来この種のモータは、金属ケースと蓋にそれぞれ軸受
メタルを固定し、ステータマグネットをケースと蓋の作
る容器内に取りつけ、設計土足められた寸法でステータ
マグネットとロータヨークの間隙が出されていた。
メタルを固定し、ステータマグネットをケースと蓋の作
る容器内に取りつけ、設計土足められた寸法でステータ
マグネットとロータヨークの間隙が出されていた。
したがって部品点数とケースや蓋に軸受メタルやステー
タマグネットを取りつける工数を要し、さらに部品寸法
や組立工程におけるバラツキによりステータマグネット
とロータヨークの間隙寸法や間隙の均一性にバラッキヲ
生シ、軸受メタルのセンターが出にくい等の欠点がある
。
タマグネットを取りつける工数を要し、さらに部品寸法
や組立工程におけるバラツキによりステータマグネット
とロータヨークの間隙寸法や間隙の均一性にバラッキヲ
生シ、軸受メタルのセンターが出にくい等の欠点がある
。
ステータマグネットとロータヨークの間隙が不均一にな
るとノイズ発生の原因となり、軸受センターの不一致や
間隙寸法のバラツキにより特性が不安定になる等の欠点
がある。
るとノイズ発生の原因となり、軸受センターの不一致や
間隙寸法のバラツキにより特性が不安定になる等の欠点
がある。
本考案の目的は、上記欠点に鑑み、小型同期モータに於
いて特に要求される静粛性を実現腰組立性を良くし、部
品点数と組立工数を削減した小型同期モータを提供する
ことにある。
いて特に要求される静粛性を実現腰組立性を良くし、部
品点数と組立工数を削減した小型同期モータを提供する
ことにある。
本考案の特徴は、樹脂フェライト混合材でステータマグ
ネットを形成し、このステータマグネットの中心部にジ
ャーナル軸受部を、上記中心部のロータヨークとの対向
面にスラスト軸受部を形成したことである。
ネットを形成し、このステータマグネットの中心部にジ
ャーナル軸受部を、上記中心部のロータヨークとの対向
面にスラスト軸受部を形成したことである。
以下、図示の実施例によって本考案を説明する。
小型同期モータは第1図で、有底筒形の金属ケース1の
内部にコイルボビン2に巻線されたステータコイル3が
挿入されている。
内部にコイルボビン2に巻線されたステータコイル3が
挿入されている。
コイルボビン2はドーナツ状に形成され、中心孔2aに
磁性材の軸コア4が挿入嵌合されている。
磁性材の軸コア4が挿入嵌合されている。
軸コア4の中心には穴4aが穿設され、穴4aの上側周
囲には上記コイルボビン2の上面より上方に突出したリ
ム部4bが形成されている。
囲には上記コイルボビン2の上面より上方に突出したリ
ム部4bが形成されている。
リム部4bの外周には磁性材のドーナツ状ステータヨー
ク5が嵌合されている。
ク5が嵌合されている。
ステータヨーク5の上方には樹脂フェライト材で形成さ
れたステータマグネット6が染液されている。
れたステータマグネット6が染液されている。
ステータマグネット6の下面中心部には突出部6aが一
体に形成され、突出部6aは上記軸コア4の穴4aに圧
入嵌合されている。
体に形成され、突出部6aは上記軸コア4の穴4aに圧
入嵌合されている。
上記ステータマグネット6の上面中心部には上方に所定
寸法だけ突出した台部6bが形成され、ステータマグネ
ット6の中心部には台部6b上面から突出部6a下面に
貫通する軸孔6cが穿設されている。
寸法だけ突出した台部6bが形成され、ステータマグネ
ット6の中心部には台部6b上面から突出部6a下面に
貫通する軸孔6cが穿設されている。
上記ステータマグネット6は第2図のように、上面がN
、 S極に多極着磁されている。
、 S極に多極着磁されている。
上記台部6bの上方にはロータヨーク7が染液され、ロ
ータヨーク7に嵌着されたロータ軸71が上記軸孔6c
に嵌合枢支されている。
ータヨーク7に嵌着されたロータ軸71が上記軸孔6c
に嵌合枢支されている。
ロータヨーク7は軟磁性材で形成され、第3図のように
半径方向に多数の突極7aが形成されている。
半径方向に多数の突極7aが形成されている。
ロータヨーク7の上方には他方のステータマグネット8
がロータヨーク7から所定間隙寸法はなして配設される
ように蓋9に取りつけられている。
がロータヨーク7から所定間隙寸法はなして配設される
ように蓋9に取りつけられている。
他方のステータマグネット8は前記ステータマグネット
6と同村同形で、台部8bは下方ロータヨーク7側に向
けられている。
6と同村同形で、台部8bは下方ロータヨーク7側に向
けられている。
ステータマグネット8の上面には突出部8aが形成され
、M9の中心部に穿設された中心孔9aに圧入嵌合され
ている。
、M9の中心部に穿設された中心孔9aに圧入嵌合され
ている。
上記ロータ軸71の上側はステータマグネット8が穿設
された軸孔8cに嵌合枢支され、ロータ軸71の上端は
突出部8aから上方に突出されて出力歯車10が固定さ
れている。
された軸孔8cに嵌合枢支され、ロータ軸71の上端は
突出部8aから上方に突出されて出力歯車10が固定さ
れている。
上記小型同期モータが組み立てられるときは、上述のよ
うにケース1に各部品を取りつけることによりなされ、
軸孔6c、8cによってジャーナル軸受部Aが、台部6
b、8bの上面または下面によってスラスト軸受部Bが
構成される。
うにケース1に各部品を取りつけることによりなされ、
軸孔6c、8cによってジャーナル軸受部Aが、台部6
b、8bの上面または下面によってスラスト軸受部Bが
構成される。
台部6b、8bの上面はステータマグネット6の上面と
平行に、かつ軸孔6c、8cの軸芯と直角に形成されて
いる。
平行に、かつ軸孔6c、8cの軸芯と直角に形成されて
いる。
上記下側のステータマグネット6と上側の他方のステー
タマグネット8は磁極が互いに異極同志と相対向するよ
うに配置組み立てられている。
タマグネット8は磁極が互いに異極同志と相対向するよ
うに配置組み立てられている。
上記軸コア4の穴4aの底部分には潤滑油が適宜注油さ
れて組み立てられる。
れて組み立てられる。
ステータコイル3は交流電流が流されると交番磁界が発
生し、軸コア4、ステータヨーク5、ステータマグネッ
ト6、ロータヨーク7、ステータマグネット8、蓋9、
ケース1、軸コア4の磁路が形成されてロータヨーク7
およびロータ軸71は回転される。
生し、軸コア4、ステータヨーク5、ステータマグネッ
ト6、ロータヨーク7、ステータマグネット8、蓋9、
ケース1、軸コア4の磁路が形成されてロータヨーク7
およびロータ軸71は回転される。
本考案は上述のように構成されたから、各部品を順次組
み立てることにより一対のステータマグネットとロータ
ヨークおよび上下のジャーナル軸受部が同一軸線上に組
み立てられて、軸芯の組み立て誤差が出ない。
み立てることにより一対のステータマグネットとロータ
ヨークおよび上下のジャーナル軸受部が同一軸線上に組
み立てられて、軸芯の組み立て誤差が出ない。
またステータマグネットの中心部に軸受部が一体に形成
されたので、ステータ芯とロータ芯が一致する。
されたので、ステータ芯とロータ芯が一致する。
さらにステータマグネットにスラスト軸受部が一体に形
成されているので、ステータマグネットとロータヨーク
の間隙を所定間隙寸法に規定することが容易で、同間隙
が常に一定にかつ均一に保てるので特性が安定し、静粛
な回転のモータが得られる。
成されているので、ステータマグネットとロータヨーク
の間隙を所定間隙寸法に規定することが容易で、同間隙
が常に一定にかつ均一に保てるので特性が安定し、静粛
な回転のモータが得られる。
またステータマグネットと軸受部が一体に成形されてい
るので、部品点数と軸受部を取りつける工数が削減出来
、安価にモータを供給することが出来る。
るので、部品点数と軸受部を取りつける工数が削減出来
、安価にモータを供給することが出来る。
さらにステータマグネットの軸受部外側の突出部を軸コ
アや蓋に圧入固定することによってステータマグネット
を固定できるので、ステータマグネットを特別に固定す
る装置が不要である。
アや蓋に圧入固定することによってステータマグネット
を固定できるので、ステータマグネットを特別に固定す
る装置が不要である。
またステータマグネットと軸受部が樹脂フェライト混合
材で形成されたので、他の一般樹脂を用いた場合に比べ
収縮、温度による寸法変化が少なく、軸受クリアランス
を最小に管理することが出来る等の優れた効果を奏する
小型同期モータが得られる。
材で形成されたので、他の一般樹脂を用いた場合に比べ
収縮、温度による寸法変化が少なく、軸受クリアランス
を最小に管理することが出来る等の優れた効果を奏する
小型同期モータが得られる。
図面は本考案小型同期モータの一実施例が示され、第1
図は断面側面図、第2図はステータマグネットの多極着
磁状態が示された平面図、第3図は同小型同期モータの
分解斜視図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・コイルボビン、
2 at 9a・・・・・・中心孔、3・・・・・・
ステータコイル、4・・曲軸コア、4a・・・・・・穴
、4b・・・・・・リム部、5・・・・・・ステータヨ
ーク、6,8・・・・・・ステータマグネット、6a、
8a・・・・・・突出部、6b、8b・・・・・・台部
、6c、8c・・・・・・軸孔(ジャーナル軸受部)、
7・・・・・・ロータヨーク、7a・・・・・・突極、
71−−−−−−ロータ軸、9・・・・・・蓋、10・
・・・・・出力歯車、A・・・・・・ジャーナル軸受部
、B・・・・・・スラスト軸受部。
図は断面側面図、第2図はステータマグネットの多極着
磁状態が示された平面図、第3図は同小型同期モータの
分解斜視図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・コイルボビン、
2 at 9a・・・・・・中心孔、3・・・・・・
ステータコイル、4・・曲軸コア、4a・・・・・・穴
、4b・・・・・・リム部、5・・・・・・ステータヨ
ーク、6,8・・・・・・ステータマグネット、6a、
8a・・・・・・突出部、6b、8b・・・・・・台部
、6c、8c・・・・・・軸孔(ジャーナル軸受部)、
7・・・・・・ロータヨーク、7a・・・・・・突極、
71−−−−−−ロータ軸、9・・・・・・蓋、10・
・・・・・出力歯車、A・・・・・・ジャーナル軸受部
、B・・・・・・スラスト軸受部。
Claims (1)
- 薄型円盤平面上に多数着磁された永久磁石よりなる一対
のステータマグネットを同軸上に且つ互いに異極同志が
相対向するように配置し、この一対のステータマグネッ
ト間に軟磁性材で半径方向に突極を有し中心にロータ軸
を嵌着したロータヨークを具備した小型同期モータにお
いて、樹脂フェライト混合材にて前記ステータマグネッ
トを形成し、該ステータマグネットの中心部にジャーナ
ル軸受部と、前記ステータマグネットの対向面より所定
寸法だけ突出させたスラスト軸受部とを前記ステータマ
グネット自体が軸受となるように一体に形成し、前記ス
テータマグネットと前記ロータヨークとを所定間隙に規
定したことを特徴とする小型同期モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12535178U JPS6019511Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 小型同期モ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12535178U JPS6019511Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 小型同期モ−タ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5543339U JPS5543339U (ja) | 1980-03-21 |
JPS6019511Y2 true JPS6019511Y2 (ja) | 1985-06-12 |
Family
ID=29086184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12535178U Expired JPS6019511Y2 (ja) | 1978-09-14 | 1978-09-14 | 小型同期モ−タ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019511Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7791242B2 (en) * | 2004-08-20 | 2010-09-07 | Clearwater Holdings, Ltd. | DC induction electric motor-generator |
-
1978
- 1978-09-14 JP JP12535178U patent/JPS6019511Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5543339U (ja) | 1980-03-21 |
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