JPS60192765A - 成形性の改良された熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
成形性の改良された熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPS60192765A JPS60192765A JP59049571A JP4957184A JPS60192765A JP S60192765 A JPS60192765 A JP S60192765A JP 59049571 A JP59049571 A JP 59049571A JP 4957184 A JP4957184 A JP 4957184A JP S60192765 A JPS60192765 A JP S60192765A
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- thermoplastic resin
- diamide
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/16—Nitrogen-containing compounds
- C08K5/20—Carboxylic acid amides
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Medicinal Chemistry (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔1〕 発明の背景
本発明は、成形性の改良された熱可塑性樹脂組成物に関
するものである。
するものである。
熱可塑性樹脂は、その融点あるいはガラス転移点以上に
温度を上げることによって、粘度が著しく低下し、容易
に成形出来るところにその特長がある。熱硬化性樹脂に
較べて、多くのかつ巾広い用途を獲得しているのは、と
の賦形性、成形性が良好であることによるところが大で
ある。
温度を上げることによって、粘度が著しく低下し、容易
に成形出来るところにその特長がある。熱硬化性樹脂に
較べて、多くのかつ巾広い用途を獲得しているのは、と
の賦形性、成形性が良好であることによるところが大で
ある。
しかし、近年この熱可塑性樹脂の成形性の改良が更に必
要とされる市場ニーズが増加し、成形性の改良は、該業
界の重要課題となって込る。
要とされる市場ニーズが増加し、成形性の改良は、該業
界の重要課題となって込る。
ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、
ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、スチレン
−アクリロニトリル−ブタジェン共重合体などのスチレ
ン系樹脂、塩化ビニル果樹脂、アクリル系樹脂に代表さ
れる汎用樹脂は、その機械的性能もさることながら、成
形性が良好で賦形が容易であることが、今日のように大
量かつ巾広い用途を獲得した理由の一つである。このよ
うに成形性が比較的良好である汎用プラスチックスの分
野においても、近年のニーズの多様化は更に一層の成形
性の改良を要求しつつある。例えば、成形品の大型化、
薄肉化あるい1d形状の複雑化は時代の要求であり、い
づれも樹脂の流動性の向上(成形性の向上)を必要とす
る。
ポリスチレン、ハイインパクトポリスチレン、スチレン
−アクリロニトリル−ブタジェン共重合体などのスチレ
ン系樹脂、塩化ビニル果樹脂、アクリル系樹脂に代表さ
れる汎用樹脂は、その機械的性能もさることながら、成
形性が良好で賦形が容易であることが、今日のように大
量かつ巾広い用途を獲得した理由の一つである。このよ
うに成形性が比較的良好である汎用プラスチックスの分
野においても、近年のニーズの多様化は更に一層の成形
性の改良を要求しつつある。例えば、成形品の大型化、
薄肉化あるい1d形状の複雑化は時代の要求であり、い
づれも樹脂の流動性の向上(成形性の向上)を必要とす
る。
また、ポリアミド、ポリオキシメチレン、ポリエステル
(ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタ
レートなど)、ポリカーボネート。
(ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタ
レートなど)、ポリカーボネート。
ボリアリレート、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン
、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテル
ケトンなどは、その強度、耐熱性から、金属に代る素材
として巾広く用いられるようになシつつあり、エンジニ
アリングプラスチックスとして、機械部品、自動車部品
、電気・電子機器部品にその用途が広がっている。
、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテル
ケトンなどは、その強度、耐熱性から、金属に代る素材
として巾広く用いられるようになシつつあり、エンジニ
アリングプラスチックスとして、機械部品、自動車部品
、電気・電子機器部品にその用途が広がっている。
これ等のエンジニアリングプラスチックスは高強度、高
耐熱性である反面、溶融温度が高く、まだ溶融粘度も高
いので、成形加工に際して高い成形温度と圧力を要する
場合が多く、成形加工性改良の要求は、汎用プラスチッ
クスの場合に較べてより強いものがある。
耐熱性である反面、溶融温度が高く、まだ溶融粘度も高
いので、成形加工に際して高い成形温度と圧力を要する
場合が多く、成形加工性改良の要求は、汎用プラスチッ
クスの場合に較べてより強いものがある。
これ等、熱可塑性樹脂の成形性を改善するためには、一
般的にポリマーの分子間凝集力を低下させる方法が用い
られ、 (1) ポリマーの極性を小さくするため、極性の小さ
なモノマーを共重合するなどの変性を行なう。
般的にポリマーの分子間凝集力を低下させる方法が用い
られ、 (1) ポリマーの極性を小さくするため、極性の小さ
なモノマーを共重合するなどの変性を行なう。
(2)ポリマーに分岐を作り、内部可塑化を促進する。
(3) ホIJマーの重合度を低下させる。
(4)低分子ポリエチレン、EVAなどの高流動性ポリ
マーを添加する。
マーを添加する。
(5)可塑剤を添加する。
などの手法が用いられている。
しかし、これ等の手法には、まだまだ改良を必要とする
問題点も多く、大きな技術課題となっている。例えば、
手法(1) (2)では、共重合などの変性によってそ
の樹脂本来の特性(例えば耐熱性)などが損なわれる場
合が多い。手法(3) (4)では、ポリマーの機械的
強度を減する場合が多く、手法(5)では、ポリマーの
耐熱性が犠牲となる。
問題点も多く、大きな技術課題となっている。例えば、
手法(1) (2)では、共重合などの変性によってそ
の樹脂本来の特性(例えば耐熱性)などが損なわれる場
合が多い。手法(3) (4)では、ポリマーの機械的
強度を減する場合が多く、手法(5)では、ポリマーの
耐熱性が犠牲となる。
本発明者等は、このような機械的強度の低下や耐熱性の
低下を抑制しつつ、成形加工性を改善する添加剤につい
て、鋭意考察を加えた結果、添加剤が次の特性を有する
ことが望−ましいと考えだ。
低下を抑制しつつ、成形加工性を改善する添加剤につい
て、鋭意考察を加えた結果、添加剤が次の特性を有する
ことが望−ましいと考えだ。
(1)成形時即ち系の流動状態下では、マl−IJラッ
クス分と相溶性が良く、可塑剤と同様な流動性改良効果
を発現させるものであること。
クス分と相溶性が良く、可塑剤と同様な流動性改良効果
を発現させるものであること。
(2)使用時即ち流動停止状態下(マトリックスのTg
又は結晶化温度以下の温度領域)でId、マトリックス
成分と相分離をし、マトリックスの耐熱性を低下させな
いものであること。
又は結晶化温度以下の温度領域)でId、マトリックス
成分と相分離をし、マトリックスの耐熱性を低下させな
いものであること。
ただし、機械的強度の低下を防ぐ為に、マトリックスと
相分離しつつもマトリックスとの界面接着力がある程度
以上強いことが必要であり、マトリックスとの親和力を
持つものであること。
相分離しつつもマトリックスとの界面接着力がある程度
以上強いことが必要であり、マトリックスとの親和力を
持つものであること。
上記(1)(2)を共に満足する化合物を更に具体的に
イメージアップするために、種々考察を加えた結果、 (イ)成形時、即ち系の流動状態下では、可塑剤として
働くべく、マトリックス成分と相溶するユニットを持つ
低分子化合物。
イメージアップするために、種々考察を加えた結果、 (イ)成形時、即ち系の流動状態下では、可塑剤として
働くべく、マトリックス成分と相溶するユニットを持つ
低分子化合物。
(ロ)成形加工温度以下(マ) IJラックスTg又は
結晶化温度以下)では、結晶化してマトリックスと相分
離する化合物。
結晶化温度以下)では、結晶化してマトリックスと相分
離する化合物。
(ハ)成形加工温度以下で結晶化が確実に起るために比
較的強い極性を持った化合物が望ましく、また結晶化し
て相分離しても、マトリックスとの界面接着強度を保持
させるためにマトリックス成分と親和力のあるユニット
を持つ化合物。
較的強い極性を持った化合物が望ましく、また結晶化し
て相分離しても、マトリックスとの界面接着強度を保持
させるためにマトリックス成分と親和力のあるユニット
を持つ化合物。
以上(2)、(→、クラの条件を満足する化合物が、好
ましいと判断し、鋭意検討を加えた結果、特定のジアミ
ド化合物がポリフェニレンエーテル4ft[対して効果
があることが見出され出願を行った(特願昭57−23
32891゜ 本発明者等は更に研究を続け、該ジアミド化合物を種々
の熱可塑性樹脂に添a口し検討した結果同様の効果が得
られることが判明し、本発明に到った。
ましいと判断し、鋭意検討を加えた結果、特定のジアミ
ド化合物がポリフェニレンエーテル4ft[対して効果
があることが見出され出願を行った(特願昭57−23
32891゜ 本発明者等は更に研究を続け、該ジアミド化合物を種々
の熱可塑性樹脂に添a口し検討した結果同様の効果が得
られることが判明し、本発明に到った。
〔■〕発明の概要
本発明は、熱可塑性樹脂の成形加工性を改良する手段を
提供するものである。
提供するものである。
即ち、本発明は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの
ポリオレフィン、ポリスチレン、ハイインパクトポリス
チレン、AStIII¥lr、ABS樹脂等のスチレン
系樹脂、塩化ビニル系権脂、アクリル系樹脂、ナイロン
−6、ナイロン−66等のポリアミド、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ
ステル、ポリカーボネート樹脂、ポリノルボルネン系樹
脂ボリアリレート、ポリスルホン・ポリフェニレンサル
ファイド、ポリエーテルスルホン、などの熱可塑性相金
物0.01〜25重量部とを混合することにより、成形
性を改良した熱可塑性樹脂組成物を提供するものである
。
ポリオレフィン、ポリスチレン、ハイインパクトポリス
チレン、AStIII¥lr、ABS樹脂等のスチレン
系樹脂、塩化ビニル系権脂、アクリル系樹脂、ナイロン
−6、ナイロン−66等のポリアミド、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエ
ステル、ポリカーボネート樹脂、ポリノルボルネン系樹
脂ボリアリレート、ポリスルホン・ポリフェニレンサル
ファイド、ポリエーテルスルホン、などの熱可塑性相金
物0.01〜25重量部とを混合することにより、成形
性を改良した熱可塑性樹脂組成物を提供するものである
。
R:炭素数1〜10の直鎖状若しくは側鎖を有する飽和
若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基または芳香族炭化水
素残基、あるいは、これ等の誘導体残基。
若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基または芳香族炭化水
素残基、あるいは、これ等の誘導体残基。
R2,R3:炭素数1〜1oの直鎖状若しくは側鎖を有
する飽和若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基、脂環式炭
化水素残基または芳香族炭化水素残基、ある込は、これ
等の誘導体残基。
する飽和若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基、脂環式炭
化水素残基または芳香族炭化水素残基、ある込は、これ
等の誘導体残基。
(R’、R3は、同一でも、異なってもよい)(1)発
明の詳細な説明 (1)熱可塑性樹脂 本発明は多くの熱可塑性樹脂に適用が可能である。
明の詳細な説明 (1)熱可塑性樹脂 本発明は多くの熱可塑性樹脂に適用が可能である。
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンに代表されるポ
リオレフィン、ポリスチレン、ハイインパクトポリスチ
レン及びスチレン系の共重合体(A B S 404脂
など)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリメ
タクリル酸エステル、ポリアクリル酸誘導体、ポリアク
リロニトリル、ナイロン−6、ナイロン−66などのポ
リアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレートなどのポリエステル、ポリカーボネート
、ポリノルボルネン ルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルス
ルホン、ポリフルオロエチレンなどの熱可塑性樹脂、及
びこれ等の変性重合体、例えば、塩素化されたポリエチ
レン、スチレングラフトL7vポリカーボネート、等を
用いることができる。
リオレフィン、ポリスチレン、ハイインパクトポリスチ
レン及びスチレン系の共重合体(A B S 404脂
など)、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリメ
タクリル酸エステル、ポリアクリル酸誘導体、ポリアク
リロニトリル、ナイロン−6、ナイロン−66などのポ
リアミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレートなどのポリエステル、ポリカーボネート
、ポリノルボルネン ルホン、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルス
ルホン、ポリフルオロエチレンなどの熱可塑性樹脂、及
びこれ等の変性重合体、例えば、塩素化されたポリエチ
レン、スチレングラフトL7vポリカーボネート、等を
用いることができる。
まだ、これ等熱可塑性同志のブレンド物(ポリマーアロ
イ)にも、もちろん適用が可能であって、例えば、ポリ
カーボネートとポリスチレンアロイ、ポリカーボネート
とポリエステルアロイ、ABS樹脂と塩ビポリマーのア
ロイ、ポリカーボネートと塩ピポリマーのアロイ等がそ
の一例として挙げられる。
イ)にも、もちろん適用が可能であって、例えば、ポリ
カーボネートとポリスチレンアロイ、ポリカーボネート
とポリエステルアロイ、ABS樹脂と塩ビポリマーのア
ロイ、ポリカーボネートと塩ピポリマーのアロイ等がそ
の一例として挙げられる。
(2) ジアミド化合物
本発明で使用されるジアミド化合物は、次の式%式%
R1:炭素数1〜10の直鎖状若しくは側鎖を有する飽
和若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基、脂環式炭化水素
残基または芳香族炭化水素残基あるいは、これ等の誘導
体残基。
和若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基、脂環式炭化水素
残基または芳香族炭化水素残基あるいは、これ等の誘導
体残基。
R2, R”:炭素数1〜10の直鎖状若しくは側鎖を
有する飽和若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基、脂環式
炭化水素残基または芳香族炭化水素残基あるいけ、これ
等の誘導体残基。
有する飽和若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基、脂環式
炭化水素残基または芳香族炭化水素残基あるいけ、これ
等の誘導体残基。
( RQ, R3は、同一でも、異なってもよい)R1
としては、例えばメチレン基、エチレン基、トリメチレ
ン基、プロピレン基、テトラメチレン基、イソブチレン
基、ペンタメチレン基、シクロペンチル基、ヘキサメチ
レン基、シクロヘキシレン基、オクタメチレン基、デカ
メチレン基、フェニレン基。
としては、例えばメチレン基、エチレン基、トリメチレ
ン基、プロピレン基、テトラメチレン基、イソブチレン
基、ペンタメチレン基、シクロペンチル基、ヘキサメチ
レン基、シクロヘキシレン基、オクタメチレン基、デカ
メチレン基、フェニレン基。
all、C3としては、例えばメチル基、エチル等、プ
ロピル基、インプロピル基、ブチル基、イノブチル基、
t−ブチル基、ぜブチル基、イソペンチル基、シクロペ
ンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、シクロヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、フェニル基
等が挙げられる。
ロピル基、インプロピル基、ブチル基、イノブチル基、
t−ブチル基、ぜブチル基、イソペンチル基、シクロペ
ンチル基、ヘキシル基、イソヘキシル基、シクロヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基、フェニル基
等が挙げられる。
al、R2およびWは、1つ又はそれ以上の置換基を有
することができ、置換基としては例えば次のものを使用
することができる。
することができ、置換基としては例えば次のものを使用
することができる。
−R(几:C1式、の炭化水素基)
−X (X:Ct、Br、F等のハロゲン)−OR5(
几S:H又はQ−Csの炭化水素基)−NR’R7(R
’、R7: H又はC1〜C8の炭化水素基)−OCO
R8(R’: H又はCt〜C8の炭化水素基)−CO
OH又はその金属塩あるいは、酸無水物基5O3H NO2 NO CN 本発明ジアミド化合物は、成形時の流動状態下ではマト
リックス成分と相溶し、使用時には結晶化してマトリッ
クス成分と相分離することを意図するものである。従っ
て、本発明ジアミド化合物の融点は、成形加工温度より
若干低め温度であるのが望ましい。
几S:H又はQ−Csの炭化水素基)−NR’R7(R
’、R7: H又はC1〜C8の炭化水素基)−OCO
R8(R’: H又はCt〜C8の炭化水素基)−CO
OH又はその金属塩あるいは、酸無水物基5O3H NO2 NO CN 本発明ジアミド化合物は、成形時の流動状態下ではマト
リックス成分と相溶し、使用時には結晶化してマトリッ
クス成分と相分離することを意図するものである。従っ
て、本発明ジアミド化合物の融点は、成形加工温度より
若干低め温度であるのが望ましい。
また、成形加工温度は系の流動開始温度(マトリックス
Tg 又は結晶の融解温度)を下限とし、系の分解開始
温度を上限界とし、この間に設定されるのが普通であり
、系によってそれぞれ適切な温度が設定される。従って
本アミド化合物の望ましい融点(Ffi、彫加工温度よ
り若干低い温度に設定される)は目的とする熱可塑性樹
脂の成形加工温度に合せて、選択されるが、一般に10
0℃〜400℃の間に存在する。添加量は、熱可塑性樹
脂100重景重量対し、o、o i〜25重量部好まし
くけ0.1〜20重量部、特に好ましくけ0.5〜10
重量部が望ましい。
Tg 又は結晶の融解温度)を下限とし、系の分解開始
温度を上限界とし、この間に設定されるのが普通であり
、系によってそれぞれ適切な温度が設定される。従って
本アミド化合物の望ましい融点(Ffi、彫加工温度よ
り若干低い温度に設定される)は目的とする熱可塑性樹
脂の成形加工温度に合せて、選択されるが、一般に10
0℃〜400℃の間に存在する。添加量は、熱可塑性樹
脂100重景重量対し、o、o i〜25重量部好まし
くけ0.1〜20重量部、特に好ましくけ0.5〜10
重量部が望ましい。
(3)添加剤等
熱可塑性樹脂は一般に、その使用目的によって、各種の
添加剤が用いられる。ガラス繊維、無機フィラー等の強
化剤、安定剤、可塑剤、難燃剤、離形剤、着色剤など、
多くの例を挙げることが出来る。
添加剤が用いられる。ガラス繊維、無機フィラー等の強
化剤、安定剤、可塑剤、難燃剤、離形剤、着色剤など、
多くの例を挙げることが出来る。
本発明のジアミド化合物添加による成形性の改良効果は
、対象とする熱可塑性樹脂単体のみならず、上記各種の
添加剤との複合された系でもその改良効果を発揮する。
、対象とする熱可塑性樹脂単体のみならず、上記各種の
添加剤との複合された系でもその改良効果を発揮する。
[IV)実施例
以下、実施例により、本発明を具体的に説明する。
〔実施例−1〜比較例−1〕
ハイインパクトポリスチレン(三菱モンサンド社製・H
T−761100重量部と、次式構造式で示される N、N−ジフェニルアジピン酸ジアミド(融点=135
℃)5重量部とを、ブラベンダープラストミルを用いて
、250℃で5分間溶融混練した。
T−761100重量部と、次式構造式で示される N、N−ジフェニルアジピン酸ジアミド(融点=135
℃)5重量部とを、ブラベンダープラストミルを用いて
、250℃で5分間溶融混練した。
混練終了後、成形加工性(流動性)を表わすメルトイン
デックス(250℃、5に7荷重)を測定すると共に、
所定のテストピースをプレスにて作成し、引張り弾性率
、破断点強度、熱変形温度を測定した。
デックス(250℃、5に7荷重)を測定すると共に、
所定のテストピースをプレスにて作成し、引張り弾性率
、破断点強度、熱変形温度を測定した。
N、N−ジフェニルアジピン酸ジアミドを用いず、同様
な熱履歴のみを与えた系(比較例−1)と併せて、結果
を表−1に示す。
な熱履歴のみを与えた系(比較例−1)と併せて、結果
を表−1に示す。
(以下余白)
表−1から明らかな通り、N、N−ジフェニルアジピン
酸ジアミドの添加によって、流動性(成形性)は著しく
向上するが、機械的強度や耐熱性の低下は、抑制されて
いる。
酸ジアミドの添加によって、流動性(成形性)は著しく
向上するが、機械的強度や耐熱性の低下は、抑制されて
いる。
〔実施vIl′1−2〕
N、N’−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えて、K
N’−ジヘキシルアジビン1峻ジアミドを5重tm添加
する以外は、実施例−1と同様にして得られた結果を表
−2に示す。
N’−ジヘキシルアジビン1峻ジアミドを5重tm添加
する以外は、実施例−1と同様にして得られた結果を表
−2に示す。
〔実施例−3〕
N、N’−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えて、N
、N’−ジヘキシルテレフタル酸ジアミドを5重量部添
加する以外は、実施例−1と同様にして得られた結果を
表−2に示す。
、N’−ジヘキシルテレフタル酸ジアミドを5重量部添
加する以外は、実施例−1と同様にして得られた結果を
表−2に示す。
〔実施例−4〕
N、N’−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えて、N
、 N’−ジフェニルコ/・り酸ジアミドを5重量部添
加する以外は、実施例−1と同様にして得られた結果を
表−2に示す。
、 N’−ジフェニルコ/・り酸ジアミドを5重量部添
加する以外は、実施例−1と同様にして得られた結果を
表−2に示す。
〔実施例−5〕
N、 N’−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えて、
N、N−ジヘキシルセバシン酸ジアミドを5重量部添加
する以外は、実施例−1と同様にして得られた結果を表
−2に示す。
N、N−ジヘキシルセバシン酸ジアミドを5重量部添加
する以外は、実施例−1と同様にして得られた結果を表
−2に示す。
(以下余白)
〔実施例−6,比較例−2〕
ABS樹脂(宇部興産■社製、サイコラック1、MII
OI)100重量部とN、N−ジフェニルアシヒン酸ジ
アミド5重量部とを、プラベンターブラストミルを用す
て、260℃で7.5分間溶融混練した。
OI)100重量部とN、N−ジフェニルアシヒン酸ジ
アミド5重量部とを、プラベンターブラストミルを用す
て、260℃で7.5分間溶融混練した。
混練終了後、実施例−1と同様にして得られた結果を表
−3に示す。
−3に示す。
〔実施例−7〕
N、N’−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えてNN
−ジフェニルアジピン酸ジアミドを用いる他は、実施例
−6と同様にして得られた結果を表−3に示す。
−ジフェニルアジピン酸ジアミドを用いる他は、実施例
−6と同様にして得られた結果を表−3に示す。
(以下余白)
〔実施例−8,9・比較例−3〕
ポリカーボネート樹脂(三菱ガス化学社製、ニーピロン
S−30001100爪量邪とN、N’−ジフェニル
アジピン酸ジアミド所定量とをブラベンダーブラストミ
ルを用いて260℃で5分間溶融混練した。混練終了後
、実施例−1と同様にして得られた結果を表−4に示す
。
S−30001100爪量邪とN、N’−ジフェニル
アジピン酸ジアミド所定量とをブラベンダーブラストミ
ルを用いて260℃で5分間溶融混練した。混練終了後
、実施例−1と同様にして得られた結果を表−4に示す
。
〔実施例−10〕
N、N−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えて、N、
N−ジフェニルコハク酸ジアミドを用する他は実施例−
8と同様にして得られた結果を表−4に示す。
N−ジフェニルコハク酸ジアミドを用する他は実施例−
8と同様にして得られた結果を表−4に示す。
(以下余白)
〔実施例−11、比較例−4〕
ポリカーボネートと変性ポリスチレンから成るポリマー
アロイ(ARCOケミカル社製AM、0Y1100)1
00重量部とN、N−ジフェニルアジピン酸ジアミド5
重量部とをプラベンダープラストミルを用いて、260
℃で5分間溶融混練した。
アロイ(ARCOケミカル社製AM、0Y1100)1
00重量部とN、N−ジフェニルアジピン酸ジアミド5
重量部とをプラベンダープラストミルを用いて、260
℃で5分間溶融混練した。
混練終了後、実施例−1と同様にして得られた結果を表
−5に示す。
−5に示す。
〔実施例−12〕
N、N’−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えて、N
LN−ジヘキシルテレフタル酸ジアミドを用いる他は実
施例−11と同様にして得られた結果を表−5に示す。
LN−ジヘキシルテレフタル酸ジアミドを用いる他は実
施例−11と同様にして得られた結果を表−5に示す。
(以下余白)
〔実施例−13,14、比咬例−5〕
ボリアリレート樹脂(ユニチカ社製 UポリマーU−1
001100重量部とN、N−ジフェニルアジピン酸ジ
アミドの所定量とをプラベンダーブラストミルを用いて
320℃で5分間溶融混練した。混線終了後、実施例−
1と同様にして得られた結果を表−6に示す。
001100重量部とN、N−ジフェニルアジピン酸ジ
アミドの所定量とをプラベンダーブラストミルを用いて
320℃で5分間溶融混練した。混線終了後、実施例−
1と同様にして得られた結果を表−6に示す。
N、N’−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えて、N
、N’−ジフェニルコハク酸ジアミドを用いる他は実施
例−13と同様にして得られた結果を表−6に示す。
、N’−ジフェニルコハク酸ジアミドを用いる他は実施
例−13と同様にして得られた結果を表−6に示す。
c以下余白)
〔実施例−16,17、比較例−6〕
ポリエーテルサルホン樹脂F 1.C,I 社製、20
0PI100重量部とN、N’−ジフェニルアジピン酸
ジアミドの所定量とをブラベンダーブラストミルを用め
て、320℃で5分間溶融混練した。混練終了後、実施
例−1と同様にして得られた結果を表−7に示す。
0PI100重量部とN、N’−ジフェニルアジピン酸
ジアミドの所定量とをブラベンダーブラストミルを用め
て、320℃で5分間溶融混練した。混練終了後、実施
例−1と同様にして得られた結果を表−7に示す。
〔実施例−18〕
N、N−ジフェニルアジピン酸ジアミドに代えて、N、
N−ジフェニルコノ・り酸ジアミドを用いる他は実施例
−16と同様にして得られた結果を表−7に示す。
N−ジフェニルコノ・り酸ジアミドを用いる他は実施例
−16と同様にして得られた結果を表−7に示す。
(以下余白)
〔実施例−19,比較例−7〕
ポリサルホン樹脂(日量化学、NDEL p17oo+
ioo重量部とN、N’−ジフェニルアジピン酸ジア
ミド5重量部とをブラベンダープラストミルを用いて、
320℃で5分間溶融混合した。混練終了後、実施例−
1と同様にして得られた結果を表−8に示す。
ioo重量部とN、N’−ジフェニルアジピン酸ジア
ミド5重量部とをブラベンダープラストミルを用いて、
320℃で5分間溶融混合した。混練終了後、実施例−
1と同様にして得られた結果を表−8に示す。
(以下余白)
〔実施例−20,21、比較例−8〕
ポリプロピレン衛脂(三菱油化社製、ノープレンMA−
7)100重量部とN、N’−ジヘキシルアジピン酸ジ
アミド(m、p=160℃)の所定量とをサーモグラス
チツクス社製単軸押出機にて混会しベレット化した。本
ペレットv用いて、メルトインデックスを測定すると共
に、日本製鋼新製N1uO−Bl型射出成形機でテスト
ピースヲ成型、熱変形温度全測定し、□U、、 N、N
’−ジヘキシルアジピン酸ジアミドを用いないブランク
テスト結果と共に表−9に結果?示す。
7)100重量部とN、N’−ジヘキシルアジピン酸ジ
アミド(m、p=160℃)の所定量とをサーモグラス
チツクス社製単軸押出機にて混会しベレット化した。本
ペレットv用いて、メルトインデックスを測定すると共
に、日本製鋼新製N1uO−Bl型射出成形機でテスト
ピースヲ成型、熱変形温度全測定し、□U、、 N、N
’−ジヘキシルアジピン酸ジアミドを用いないブランク
テスト結果と共に表−9に結果?示す。
表−9
1)230℃ 2.16時荷重
2 ) 4.6 Kp/ゴ付重
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 熱可塑性樹脂(但し、ポリフェニレンエーテル樹脂を主
体とする樹脂を除く。)100重量部と、次式で示され
るジアミド化合物0.01〜25重量部とからなること
を特徴とする成形性の改良された熱可塑性樹脂組成物 但し、 几1:炭素数1〜10の直鎖状若しくは側鎖を有する飽
和若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基、脂環式炭化水素
残基または芳香族炭化水素残基、あるいけ、これ等の誘
導体残基。 n2. R3:炭素数1〜工0の直鎖状若しくは側鎖を
有する飽和若しくは不飽和の鎖状炭化水素残基、脂環式
炭化水素残基まだは芳香族炭化水素残基、あるいは、こ
れ等の誘導体残基。 ti+”、nFは、同一でも、異なってもよい)
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59049571A JPS60192765A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 成形性の改良された熱可塑性樹脂組成物 |
US06/709,206 US4684684A (en) | 1984-03-15 | 1985-03-07 | Thermoplastic resin composition having improved moldability comprising homogeneous blends of the resin with diamides |
EP85301837A EP0155194B2 (en) | 1984-03-15 | 1985-03-15 | Thermoplastic resin compositions having improved moldability |
DE8585301837T DE3570887D1 (en) | 1984-03-15 | 1985-03-15 | Thermoplastic resin compositions having improved moldability |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59049571A JPS60192765A (ja) | 1984-03-15 | 1984-03-15 | 成形性の改良された熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60192765A true JPS60192765A (ja) | 1985-10-01 |
JPH0532430B2 JPH0532430B2 (ja) | 1993-05-17 |
Family
ID=12834892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0155194B2 (ja) |
JP (1) | JPS60192765A (ja) |
DE (1) | DE3570887D1 (ja) |
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- 1984-03-15 JP JP59049571A patent/JPS60192765A/ja active Granted
-
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- 1985-03-07 US US06/709,206 patent/US4684684A/en not_active Expired - Fee Related
- 1985-03-15 EP EP85301837A patent/EP0155194B2/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-03-15 DE DE8585301837T patent/DE3570887D1/de not_active Expired
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EP0155194B2 (en) | 1993-07-07 |
EP0155194B1 (en) | 1989-06-07 |
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