JPS60185751A - フエニルアラニンまたはそのアシル誘導体の製造法 - Google Patents
フエニルアラニンまたはそのアシル誘導体の製造法Info
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- JPS60185751A JPS60185751A JP59040436A JP4043684A JPS60185751A JP S60185751 A JPS60185751 A JP S60185751A JP 59040436 A JP59040436 A JP 59040436A JP 4043684 A JP4043684 A JP 4043684A JP S60185751 A JPS60185751 A JP S60185751A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phenylserine
- catalyst
- raw material
- phenylalanine
- acyl derivative
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、フェニルアラニンまたはそのアシル誘導体の
新規製造法に関する。フェニルアラニンは必須アミ、/
酸の一種であり、アミノ酸輸液ならびに医薬原料など種
々の用途を有するアミノ酸である。とくに最近では人工
甘味剤アスパルテームの原料として注目されている化合
物でもある。一方、N−アシルフェニルアラニンは酵素
アシラーゼにより容易に光学分割されるので、L−フェ
ニルアラニン製造の前駆体として重要な化合物である。
新規製造法に関する。フェニルアラニンは必須アミ、/
酸の一種であり、アミノ酸輸液ならびに医薬原料など種
々の用途を有するアミノ酸である。とくに最近では人工
甘味剤アスパルテームの原料として注目されている化合
物でもある。一方、N−アシルフェニルアラニンは酵素
アシラーゼにより容易に光学分割されるので、L−フェ
ニルアラニン製造の前駆体として重要な化合物である。
従来、フェニルアラニンの化学的製造法としてはi)フ
ェニルアセトアルデヒドを原料としてS t reck
er反応またはBuchever反応を利用する方法、
11)α−クロロ−β−フェニルプロピン酸を液体アン
モニア中でアミン化する方法、山)ベンズアルデヒドと
ヒダントインを縮合して得られる4−ベンジリデンヒダ
ントインを還元しさらに加水分解する方法、iii )
N−アシルグリシンとベンズアルデヒドの縮合によって
得られる2−アシル−4−ベンジリデン−5−オキサシ
ロンを経由する方法など種々の方法が開示されている。
ェニルアセトアルデヒドを原料としてS t reck
er反応またはBuchever反応を利用する方法、
11)α−クロロ−β−フェニルプロピン酸を液体アン
モニア中でアミン化する方法、山)ベンズアルデヒドと
ヒダントインを縮合して得られる4−ベンジリデンヒダ
ントインを還元しさらに加水分解する方法、iii )
N−アシルグリシンとベンズアルデヒドの縮合によって
得られる2−アシル−4−ベンジリデン−5−オキサシ
ロンを経由する方法など種々の方法が開示されている。
しかしながら、i)の方法は原料のフェニルアセトアル
デヒドが高価であるばかりでな(、青酸を使用する関係
上工業的には非常に危険を伴うなどの欠点を有する方法
である。
デヒドが高価であるばかりでな(、青酸を使用する関係
上工業的には非常に危険を伴うなどの欠点を有する方法
である。
またil)の方法はα−クロロ−β−フェニルプロピオ
ン酸の製造が困難であり、しかもアミン化に際して液体
アンモニアを使用しなければならず装置上の制約を伴う
方法である。また1ii)の方法においても原料のヒダ
ントインの製造に際して青酸を使用するので、1)の方
法と同様の問題点がある。さらにiV)の方法ではアシ
ルグツシンとベンズアルデヒドの縮合を無水酢酸中加熱
還流下に実施するので、種々の副生物を伴い易く、一般
に2−アシル−4−ベンジリデン−5−オキサシロンの
収率も低く、またその後加水分解還元、さらに加水分解
という多段階の工程を必要とし、プロセス上繁雑な方法
である。
ン酸の製造が困難であり、しかもアミン化に際して液体
アンモニアを使用しなければならず装置上の制約を伴う
方法である。また1ii)の方法においても原料のヒダ
ントインの製造に際して青酸を使用するので、1)の方
法と同様の問題点がある。さらにiV)の方法ではアシ
ルグツシンとベンズアルデヒドの縮合を無水酢酸中加熱
還流下に実施するので、種々の副生物を伴い易く、一般
に2−アシル−4−ベンジリデン−5−オキサシロンの
収率も低く、またその後加水分解還元、さらに加水分解
という多段階の工程を必要とし、プロセス上繁雑な方法
である。
また、N−アシルフェニルアラニンの製造法においても
、従来は前記N−アシルグリシンとベンズアルデヒドを
縮合して得られるN−アシル−4−ベンジリデン−5−
オキサシロンを経由する方法が一般的であり、前述のよ
うな問題点を含んでいる。N−アシルフェニルアラニン
の別の製造法化炭素および水素と反応させて製造する方
法(特公昭4B−17259、!習開昭58−8584
5 )が開示されているが、この製造法は高温高圧下で
の反応であり工叢的には装置上の制約を伴う方法である
。
、従来は前記N−アシルグリシンとベンズアルデヒドを
縮合して得られるN−アシル−4−ベンジリデン−5−
オキサシロンを経由する方法が一般的であり、前述のよ
うな問題点を含んでいる。N−アシルフェニルアラニン
の別の製造法化炭素および水素と反応させて製造する方
法(特公昭4B−17259、!習開昭58−8584
5 )が開示されているが、この製造法は高温高圧下で
の反応であり工叢的には装置上の制約を伴う方法である
。
このように従来のフェニルアラニンまたはN −アシル
フェニルアラニンの製造法はそれぞれに問題点を有する
方法であり工業的に必ずしも満足しうる方法とは言い難
い。
フェニルアラニンの製造法はそれぞれに問題点を有する
方法であり工業的に必ずしも満足しうる方法とは言い難
い。
本発明者らは、上記のようなL−フェニルアラニン製造
技術の現状を鑑み、より工業的な製造法について鋭意検
討の結果、グリシンとベンズアルデヒドから容易に製造
することのできるβ−フェニルセリンまたはそのアシル
誘導体から1び接1工程でフェニルアラニンまたはN−
アシルフェニルアラニンを製造する方法を見出し、本発
明に到達するに至った。
技術の現状を鑑み、より工業的な製造法について鋭意検
討の結果、グリシンとベンズアルデヒドから容易に製造
することのできるβ−フェニルセリンまたはそのアシル
誘導体から1び接1工程でフェニルアラニンまたはN−
アシルフェニルアラニンを製造する方法を見出し、本発
明に到達するに至った。
即ち、本発明の方法は一般式(【)
Jl’はメチル基、クロルメチル基まPはフェニル基を
示ず)で表わされるβ−フェニルセリンまたはそのアシ
ル誘導体を還元触媒の存在下に接触還元することを特徴
とするフェニルアラニンまたはN〜ルアシルフェニルア
ラニン製造法である。
示ず)で表わされるβ−フェニルセリンまたはそのアシ
ル誘導体を還元触媒の存在下に接触還元することを特徴
とするフェニルアラニンまたはN〜ルアシルフェニルア
ラニン製造法である。
本発明の方法はβ−フェニルセリンまたはそり7’/ル
誘導体を還元して1工程でフェニルアラニンまたはN−
アシルフェニルアラニンを製造スル方法で、従来全(知
られていない新規な製造法である。本発明の方法によれ
ば、原料として用いるβ−フェニルセリンまたはそのア
シル誘導体が容易に製造できろものであるだけでなく、
反応操作もとくに特殊な操作を必要とぜず温和な条件で
還元反応が進行するなど種々の利点を有する製法である
。
誘導体を還元して1工程でフェニルアラニンまたはN−
アシルフェニルアラニンを製造スル方法で、従来全(知
られていない新規な製造法である。本発明の方法によれ
ば、原料として用いるβ−フェニルセリンまたはそのア
シル誘導体が容易に製造できろものであるだけでなく、
反応操作もとくに特殊な操作を必要とぜず温和な条件で
還元反応が進行するなど種々の利点を有する製法である
。
本発明の方法で使用されるβ−フェニルセリンまたはそ
のアシル誘導体は、前記一般式filで表わされる化合
物である。具体的には、β−フェニルセリン、N−アセ
デル−β−フェニルセリン、N−クロルアセチル−β−
フェニルセリン、N−ベンゾイル−β−フェニルセリン
である。これらの化合物は、遊離形態または鉱酸塩とし
ていずれで使用しても差し支えない。
のアシル誘導体は、前記一般式filで表わされる化合
物である。具体的には、β−フェニルセリン、N−アセ
デル−β−フェニルセリン、N−クロルアセチル−β−
フェニルセリン、N−ベンゾイル−β−フェニルセリン
である。これらの化合物は、遊離形態または鉱酸塩とし
ていずれで使用しても差し支えない。
これらの化合物、例えばβ−フェニルセリンはグリシン
とベンズアルデヒドをアルカリ存在下に反応させた後、
酸処理する方法で製造することができる。とくに、本発
明者らが先に開発した方法、すなわち、水と疎水性有機
溶媒の2層系でグリシンとベンズアルデヒドを反応させ
る方法(特願昭58−139445 )で効率良く製造
することができる。また、N〜ルアシルβ−フェニルセ
リンはβ−フェニルセリンを公知の方法でアシル化する
ことによって容易に製造することができる。
とベンズアルデヒドをアルカリ存在下に反応させた後、
酸処理する方法で製造することができる。とくに、本発
明者らが先に開発した方法、すなわち、水と疎水性有機
溶媒の2層系でグリシンとベンズアルデヒドを反応させ
る方法(特願昭58−139445 )で効率良く製造
することができる。また、N〜ルアシルβ−フェニルセ
リンはβ−フェニルセリンを公知の方法でアシル化する
ことによって容易に製造することができる。
本発明の方法はβ−フェニルセリンまたはN −アシル
−β−フェニルセリンを水またハ/オよび有機溶媒中に
懸濁または/および溶解させた状態で還元触媒の存在下
に常圧または加圧下で接触還元することで達成される。
−β−フェニルセリンを水またハ/オよび有機溶媒中に
懸濁または/および溶解させた状態で還元触媒の存在下
に常圧または加圧下で接触還元することで達成される。
原料のβ−フェニルセリンまたはそのアシル誘導体を懸
濁ないしは溶解させる溶媒としては、接触還元時に溶媒
自身が還元されうるものでなければ特に限定されず、通
常は、原料と親和性のある極性溶媒が多用される。
濁ないしは溶解させる溶媒としては、接触還元時に溶媒
自身が還元されうるものでなければ特に限定されず、通
常は、原料と親和性のある極性溶媒が多用される。
例えば、水、メタノール、エタノール、イソプロパツー
ルまたは第6級ブタノールなどの低級アルコール類;ジ
エチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランまた
はジエチレングリコールジアルキルエーテルなどのエー
テル類;ギ酸、酢酸またはプロピオン酸などの有機酸;
酢酸エチルに代表されるエステル類、アセトニトリル、
ピリジン、N、 N−ジアルキルホルムアミド、N、N
−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドンなどの
含窒素系溶媒:二硫化炭素、スルホキシドまたはジメチ
ルスルホキシドなどの含硫黄系溶媒;メチ# −(=
ロソルプ、エチルセロソルブなどのグリコールエーテル
溶媒である。またベンゼン、トルエンなどの炭化水素類
; 1 、2−ジクロロエタン、クロルベンゼンなどの
ハロゲン化炭化水素類も溶媒として使用することができ
る。これらの溶媒は2種以上を混合して用いても良い。
ルまたは第6級ブタノールなどの低級アルコール類;ジ
エチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフランまた
はジエチレングリコールジアルキルエーテルなどのエー
テル類;ギ酸、酢酸またはプロピオン酸などの有機酸;
酢酸エチルに代表されるエステル類、アセトニトリル、
ピリジン、N、 N−ジアルキルホルムアミド、N、N
−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドンなどの
含窒素系溶媒:二硫化炭素、スルホキシドまたはジメチ
ルスルホキシドなどの含硫黄系溶媒;メチ# −(=
ロソルプ、エチルセロソルブなどのグリコールエーテル
溶媒である。またベンゼン、トルエンなどの炭化水素類
; 1 、2−ジクロロエタン、クロルベンゼンなどの
ハロゲン化炭化水素類も溶媒として使用することができ
る。これらの溶媒は2種以上を混合して用いても良い。
これらの溶媒の使用量については特に制限はな(、反応
混合物が十分に攪拌できる状態になる量であればよい。
混合物が十分に攪拌できる状態になる量であればよい。
通常は、原料〕β−フェニルセリンまたはそのアシル誘
導体1重量部に対して2重量部以上用いれば差支えない
。
導体1重量部に対して2重量部以上用いれば差支えない
。
本発明の方法に用いられる還元触媒としてはノ(ラジウ
ム系、白金系またはロジウム系などの溶媒に対して不均
一系となる触媒である。具体的にはパラジウム/炭素、
パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム/炭酸カルシウ
ム、白金/炭素、酸化白金、酸化ロジウム、ロジウム/
炭素、ロジウム/アルミナなどのような単体金属を各種
の担体に担持させたものや金属酸化物が多用される。こ
れらの還元触媒の使用量は原料のβ−フェニルセリ上限
については特に制限はないが、触媒が高価であることか
ら、経済的見地より、通常は、30重量%程度である。
ム系、白金系またはロジウム系などの溶媒に対して不均
一系となる触媒である。具体的にはパラジウム/炭素、
パラジウム/硫酸バリウム、パラジウム/炭酸カルシウ
ム、白金/炭素、酸化白金、酸化ロジウム、ロジウム/
炭素、ロジウム/アルミナなどのような単体金属を各種
の担体に担持させたものや金属酸化物が多用される。こ
れらの還元触媒の使用量は原料のβ−フェニルセリ上限
については特に制限はないが、触媒が高価であることか
ら、経済的見地より、通常は、30重量%程度である。
また触媒の使用量が03重量%より少ないと、触媒活性
が小さくなり接触還元時間が著しく長(なり経済上好ま
しくない。
が小さくなり接触還元時間が著しく長(なり経済上好ま
しくない。
本発明の接触還元反応は常圧下または加圧下のいずれで
も実施できる。加圧下の反応では核水添反応を抑制する
ために、通常は、30 Ky/cr&までの水素加圧下
で実施するのが好ましい。また反応温度は10〜120
℃、好ましくは20〜100℃の範囲であり、反応温度
が120°Cを越えると原料および生成物の分解等の副
反応が起り好ましくない。
も実施できる。加圧下の反応では核水添反応を抑制する
ために、通常は、30 Ky/cr&までの水素加圧下
で実施するのが好ましい。また反応温度は10〜120
℃、好ましくは20〜100℃の範囲であり、反応温度
が120°Cを越えると原料および生成物の分解等の副
反応が起り好ましくない。
このようにしてβ−フェニルセリンまたはその7 シル
誘4 体、):、す、効率よくフェニルアラニンまたは
N−アシル−β−フェニルアラニンを製造スることがで
きる。
誘4 体、):、す、効率よくフェニルアラニンまたは
N−アシル−β−フェニルアラニンを製造スることがで
きる。
以下、実施例によって本発明の詳細な説明する。
尚、実施例中の高速液体クロマトグラフィーでの分析条
件は以下の通りである。
件は以下の通りである。
カラム: YMC−Pac、k A−3126HL;i
×150+u(充填剤 ODS ) 移動相:0.005M/7へブタンスルホン酸ナトリウ
ム水溶液:メタノール−6:4(体積比)・・・・・・
・・・リン酸にてPH=2 流 量:1.0rnl/胴 検出器:紫外分光光度計(波長: 225 nm )実
施例1 100−のガラス製密閉容器にβ−フェニルセリン・1
水和物6981.60%酢酸水40dおよび5%パラジ
ウム/炭素022を装入した。窒素置換をし、次いで常
圧下に40〜45℃で5時間接触還元を行った。この間
30−の水素吸収が認められた。
×150+u(充填剤 ODS ) 移動相:0.005M/7へブタンスルホン酸ナトリウ
ム水溶液:メタノール−6:4(体積比)・・・・・・
・・・リン酸にてPH=2 流 量:1.0rnl/胴 検出器:紫外分光光度計(波長: 225 nm )実
施例1 100−のガラス製密閉容器にβ−フェニルセリン・1
水和物6981.60%酢酸水40dおよび5%パラジ
ウム/炭素022を装入した。窒素置換をし、次いで常
圧下に40〜45℃で5時間接触還元を行った。この間
30−の水素吸収が認められた。
その後、窒素置換し、濃塩酸2.11および水20ゴを
添加して沈澱物を溶解し触媒を戸別した。戸液を高速液
体クロマトグラフィーで分析した結果、p液中に0.2
0fのフェニルアラニンが生成していた。これは仕込み
のβ−フェニルセリンに対して60モル%の収率に相当
する。
添加して沈澱物を溶解し触媒を戸別した。戸液を高速液
体クロマトグラフィーで分析した結果、p液中に0.2
0fのフェニルアラニンが生成していた。これは仕込み
のβ−フェニルセリンに対して60モル%の収率に相当
する。
実施例2
100−のガラス製密閉容器にβ−フェニルセリン・1
水和物3.98v、水′50−135%塩酸211を装
入しβ−フェニルセリンを溶解した。これに5%パラジ
ウム/硫酸バリウム0.11を装入した。次に窒素置換
してから常圧下に50〜55℃で3時間接触還元を行っ
た。この間25−の水素吸収が認められた。その後窒素
置換してから触媒を炉別した。
水和物3.98v、水′50−135%塩酸211を装
入しβ−フェニルセリンを溶解した。これに5%パラジ
ウム/硫酸バリウム0.11を装入した。次に窒素置換
してから常圧下に50〜55℃で3時間接触還元を行っ
た。この間25−の水素吸収が認められた。その後窒素
置換してから触媒を炉別した。
F液を高速液体クロマトグラフィーにて分析の結果F液
中のフェニルアラニン生成量は0.16Fであり、これ
はβ−フェニルセリ/に対して4.8モル%の収率に相
当する。
中のフェニルアラニン生成量は0.16Fであり、これ
はβ−フェニルセリ/に対して4.8モル%の収率に相
当する。
実施例3〜4
β−フェニルセリン・1水和物3.9’8gを使用し溶
媒、触媒の種類及び量或いは水素圧力を変えて接触還元
を行った結果を表−1に示す。
媒、触媒の種類及び量或いは水素圧力を変えて接触還元
を行った結果を表−1に示す。
実施例5
100−のガラス製密閉容器にN−アセチル−β−フェ
ニルセリンa+s’t、イングロパノール3〇−および
5%パラジウム/炭素0.’22fを装入した。
ニルセリンa+s’t、イングロパノール3〇−および
5%パラジウム/炭素0.’22fを装入した。
窒素置換した後40〜45℃で8時間常圧下に接触還元
を行った。・ 反応後触媒を戸別除去し、涙液を高速液体クロマトグラ
フィーにて分析の結果、このp液中に0161ON−ア
セチルフェニルアラニンが生成していた。これは原料の
N−アセチル−β−フェニルセリンに対して6.1モル
%の収率に相当する。
を行った。・ 反応後触媒を戸別除去し、涙液を高速液体クロマトグラ
フィーにて分析の結果、このp液中に0161ON−ア
セチルフェニルアラニンが生成していた。これは原料の
N−アセチル−β−フェニルセリンに対して6.1モル
%の収率に相当する。
実施例6〜9
N−アセチル−β−フェニルセリン5.61を用い触媒
、溶媒及び水素圧力を変えて実施例1と同様に接触還元
を行った結果を表−2に示す。
、溶媒及び水素圧力を変えて実施例1と同様に接触還元
を行った結果を表−2に示す。
実施例1O
N−アセチル−β−フェニルセリン5.61を水6゜−
に懸濁させ、これに45%水酸化ナトリウム22Vを添
加して溶解した。この水溶液を300−のオートクレー
ブに仕込み窒素置換したのち水素圧20Ky/adまで
水素を圧入した。その後温度を50℃に昇温し50〜5
5°Cで5時間接触還元を行った。反応後水素を抜き望
素置換後、触媒を戸別したp液を高速液体クロマトグラ
フィーで分析の結果72モル%の収率でN−アセチルフ
ェニルアラニンが生成していた。
に懸濁させ、これに45%水酸化ナトリウム22Vを添
加して溶解した。この水溶液を300−のオートクレー
ブに仕込み窒素置換したのち水素圧20Ky/adまで
水素を圧入した。その後温度を50℃に昇温し50〜5
5°Cで5時間接触還元を行った。反応後水素を抜き望
素置換後、触媒を戸別したp液を高速液体クロマトグラ
フィーで分析の結果72モル%の収率でN−アセチルフ
ェニルアラニンが生成していた。
実施例11
実施例10においてN−アセチル−β−フェニルセIJ
ンの代ワりにN−ベンゾイル−β−フェニルセリン<5
.735’を用い、また水を50−にする以外は実施例
10と同様に行うことによってN−ベンゾイルフェニル
アラニンが68モル%収率で生成した。
ンの代ワりにN−ベンゾイル−β−フェニルセリン<5
.735’を用い、また水を50−にする以外は実施例
10と同様に行うことによってN−ベンゾイルフェニル
アラニンが68モル%収率で生成した。
特許出願人
三井東圧化学株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)一般式(1) R′はメチル基、クロルメチル基また(まフェニル基を
示す) で表わされるβ−フェニルセリンまたはそのアシル誘導
体を還元触媒の存在下に接触還元することを特徴とする
フェニルアラニンまたはN−アシルフェニルアラニンの
製造方法。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59040436A JPS60185751A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | フエニルアラニンまたはそのアシル誘導体の製造法 |
AU39984/85A AU567460B2 (en) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | Preparation process of n-acylphenylalanines |
GB08525711A GB2175583B (en) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | Process for preparing n-acylphenylalanines |
DE3590085A DE3590085C2 (ja) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | |
NL8520047A NL8520047A (nl) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | Werkwijze voor het bereiden van n-acylphenylalanines. |
EP85901089A EP0174375B1 (en) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | Process for preparing n-acylphenylalanines |
PCT/JP1985/000109 WO1985003933A1 (en) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | Process for preparing n-acylphenylalanines |
DE19853590085 DE3590085T (de) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | Verfahren zur Herstellung von N-Acylphenylalaninen |
CH4778/85A CH667085A5 (de) | 1984-03-05 | 1985-03-05 | Verfahren zur herstellung von n-acylphenylalaninen. |
US06/794,562 US4675439A (en) | 1984-03-05 | 1985-11-04 | Preparation process of N-acylphenylalanines |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59040436A JPS60185751A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | フエニルアラニンまたはそのアシル誘導体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60185751A true JPS60185751A (ja) | 1985-09-21 |
JPH0573735B2 JPH0573735B2 (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=12580586
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59040436A Granted JPS60185751A (ja) | 1984-03-05 | 1984-03-05 | フエニルアラニンまたはそのアシル誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60185751A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61126056A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-13 | Osaka Yuki Kagaku Kogyo Kk | フエニルアラニン系アミノ酸又はそのエステルの製造方法 |
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1984
- 1984-03-05 JP JP59040436A patent/JPS60185751A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61126056A (ja) * | 1984-11-22 | 1986-06-13 | Osaka Yuki Kagaku Kogyo Kk | フエニルアラニン系アミノ酸又はそのエステルの製造方法 |
JPH0237912B2 (ja) * | 1984-11-22 | 1990-08-28 | Oosaka Juki Kagaku Kogyo Kk |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573735B2 (ja) | 1993-10-15 |
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