JPS60184443A - 高クロム鋼製シヤフトのジヤ−ナル部の形成方法 - Google Patents
高クロム鋼製シヤフトのジヤ−ナル部の形成方法Info
- Publication number
- JPS60184443A JPS60184443A JP3871684A JP3871684A JPS60184443A JP S60184443 A JPS60184443 A JP S60184443A JP 3871684 A JP3871684 A JP 3871684A JP 3871684 A JP3871684 A JP 3871684A JP S60184443 A JPS60184443 A JP S60184443A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- journal
- chromium steel
- forging
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 15
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 title claims description 26
- 238000005242 forging Methods 0.000 claims abstract description 19
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract description 7
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 7
- VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N Chromium Chemical compound [Cr] VYZAMTAEIAYCRO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 229910052804 chromium Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000011651 chromium Substances 0.000 description 5
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 229910000669 Chrome steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 238000005266 casting Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 235000009508 confectionery Nutrition 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Forging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は高クロム鋼からなるシャフトのジャーナル部の
形成方法(二係り、特に改善された軸受特性を有するジ
ャーナル部の形成方法(=関する。
形成方法(二係り、特に改善された軸受特性を有するジ
ャーナル部の形成方法(=関する。
従来から、蒸気タービンのロータシャフト等のように耐
熱性とともに制い強度が要求される部材の材料(=は、
3〜15重量%のクロムを成分とじて含有スる高クロム
鋼が用いられている。しかしながら、かかる高クロム鋼
なタービンロータのシャフト材として用いた場合、ロー
タジャーナル部表面1:、ゴーリングと称される周方向
に走る多数の鋭い溝状のひっかき傷が生じ易いという欠
点がある。
熱性とともに制い強度が要求される部材の材料(=は、
3〜15重量%のクロムを成分とじて含有スる高クロム
鋼が用いられている。しかしながら、かかる高クロム鋼
なタービンロータのシャフト材として用いた場合、ロー
タジャーナル部表面1:、ゴーリングと称される周方向
に走る多数の鋭い溝状のひっかき傷が生じ易いという欠
点がある。
かかるゴーリング損傷は、潤滑油中に存在する溶接スパ
ッタ等の異物により油膜が破られ局部的に直接接触によ
る摩擦熱が発生した場合に、該摩擦熱がシャフト内部に
蓄積され局部的に非常な高温となって軟化し、この軟化
した部位が上記異物等のかみこみ(二よってむしりとら
れることにより生ずる塊象である。しかして、かような
ゴーリング損傷の発生度合、および損傷の程度は軸受の
平均面圧に比例し、シャフト材の熱伝導率(二反比例す
るので、クロム成分の含有率が高いために熱伝導率が低
い高クロム鋼製シャフトにおいては、上記したジャーナ
ル部損傷が生じ昌いものである。
ッタ等の異物により油膜が破られ局部的に直接接触によ
る摩擦熱が発生した場合に、該摩擦熱がシャフト内部に
蓄積され局部的に非常な高温となって軟化し、この軟化
した部位が上記異物等のかみこみ(二よってむしりとら
れることにより生ずる塊象である。しかして、かような
ゴーリング損傷の発生度合、および損傷の程度は軸受の
平均面圧に比例し、シャフト材の熱伝導率(二反比例す
るので、クロム成分の含有率が高いために熱伝導率が低
い高クロム鋼製シャフトにおいては、上記したジャーナ
ル部損傷が生じ昌いものである。
このような事情から、タービンロータのシャフト材とし
て高クロム鋼を採用する場合には、次(:述べるように
ジャーナル部に特別な手当て乞施しておくのが通常であ
る。すなわち、シャフトのジャーナル部をあらかじめ必
要とされるジャーナル径よりも小径(=加工しておき、
当該部分を、ゴーリング乞発生し難い材料、たとえば1
〜2重量%のクロムを含有した低クロム鋼で被覆1″る
こと(二より所望の゛ジャーナル径とする。こうして、
シャフト自体は誦クロム鋼であるにもかかわらず、軸受
部分は低クロム鋼の性質を有するロータシャフト?得る
ことができる。そして、これまでに上記低クロム鋼で被
キーする手法として、次のようなものが知られている。
て高クロム鋼を採用する場合には、次(:述べるように
ジャーナル部に特別な手当て乞施しておくのが通常であ
る。すなわち、シャフトのジャーナル部をあらかじめ必
要とされるジャーナル径よりも小径(=加工しておき、
当該部分を、ゴーリング乞発生し難い材料、たとえば1
〜2重量%のクロムを含有した低クロム鋼で被覆1″る
こと(二より所望の゛ジャーナル径とする。こうして、
シャフト自体は誦クロム鋼であるにもかかわらず、軸受
部分は低クロム鋼の性質を有するロータシャフト?得る
ことができる。そして、これまでに上記低クロム鋼で被
キーする手法として、次のようなものが知られている。
(イ) 低クロム鋼を溶接棒としてfg接肉盛りする(
ol 低クロム鋼からなる円筒状のスリーブを焼成める H 上記スリーブ?分割したものン浴接固肴する これらいずれの方法も施工するうえでlI]便なもので
はあるが、その反面、これらの方法(二よったのではシ
ャフト材と被覆層(肉盛りj−或はスリーブ)の結合力
を調整するのが困難であるという不具合を有する。Tな
わち、タービンロータのような車11物であつ“Cしか
も調速回転するもの(二あっては、シャフト材と被覆層
の結合はできるだけ強い方が昭ましいのであるが、上記
のような方法では結合力を増せはそれだけ被復層におけ
る残留応力が増大し、割れ発生等の祠料欠陥乞招く原因
となるのである。
ol 低クロム鋼からなる円筒状のスリーブを焼成める H 上記スリーブ?分割したものン浴接固肴する これらいずれの方法も施工するうえでlI]便なもので
はあるが、その反面、これらの方法(二よったのではシ
ャフト材と被覆層(肉盛りj−或はスリーブ)の結合力
を調整するのが困難であるという不具合を有する。Tな
わち、タービンロータのような車11物であつ“Cしか
も調速回転するもの(二あっては、シャフト材と被覆層
の結合はできるだけ強い方が昭ましいのであるが、上記
のような方法では結合力を増せはそれだけ被復層におけ
る残留応力が増大し、割れ発生等の祠料欠陥乞招く原因
となるのである。
本発明は叙上の点に鍾みてなされたもので、シャフトと
このシャフトのジャーナル部に設けられた被覆層馨一体
的(二形成すること(二より、破損のおそれが少ない高
クロム鋼製シャフトのジャーナル部の形成方法を提供す
るものである4゜〔発明の概要〕 本発明は、高クロム鋼製シャフト鍛造時に該シャフトの
ジャーナル相当部外周に、前記シャフトの鍛造温度に加
熱した板状の低クロム1Iliω製部材を巻着し、該低
クロム鋼製部材の外部からさらに加能成形することを特
徴とする高クロム鋼製シャフトのジャーナル部の形成方
法である。
このシャフトのジャーナル部に設けられた被覆層馨一体
的(二形成すること(二より、破損のおそれが少ない高
クロム鋼製シャフトのジャーナル部の形成方法を提供す
るものである4゜〔発明の概要〕 本発明は、高クロム鋼製シャフト鍛造時に該シャフトの
ジャーナル相当部外周に、前記シャフトの鍛造温度に加
熱した板状の低クロム1Iliω製部材を巻着し、該低
クロム鋼製部材の外部からさらに加能成形することを特
徴とする高クロム鋼製シャフトのジャーナル部の形成方
法である。
次4二本発明の実施例につき説明する。
第1図は鍛造工程におけるドラム状態の12%クロム鋼
製タービンロータ用シャフトの四面図を示すものである
。タービンロータ用シャフト等の大型鍛造物は、通常、
製11Al %合金成分添加、造塊、鍛造の各工程を経
てロータ形状素体ともいうべき大体の形状(−なされた
のち、熱処理、切削を施工されてタービンロータとして
完成するが、ここで述べる鍛造工程とは、上記の造塊後
(二おけるものである。この鍛造工程において、鋼塊は
十分i二鍛錬され、甘い弱な鋳造組織が破壊されるとと
も(:空隙性欠陥が圧着されて緻密な組織となる。そし
である程度の鍛造が進行したとき、第1図に示すように
、シャフトlのジャーナル相当部2の全周に%鍛造温度
(二加熱した板状の低クロム鋼板3を相宿させながら巻
着ける。こうしてジャーナル部4?形成し、しかる後、
さら(二当該ジャーナル部4を外側から加能すること(
二より、シャフトlと低クロム鋼板3を圧着させるとと
もにこの鍛造段階で必要とされるジャーナル径となるよ
うに成型する。
製タービンロータ用シャフトの四面図を示すものである
。タービンロータ用シャフト等の大型鍛造物は、通常、
製11Al %合金成分添加、造塊、鍛造の各工程を経
てロータ形状素体ともいうべき大体の形状(−なされた
のち、熱処理、切削を施工されてタービンロータとして
完成するが、ここで述べる鍛造工程とは、上記の造塊後
(二おけるものである。この鍛造工程において、鋼塊は
十分i二鍛錬され、甘い弱な鋳造組織が破壊されるとと
も(:空隙性欠陥が圧着されて緻密な組織となる。そし
である程度の鍛造が進行したとき、第1図に示すように
、シャフトlのジャーナル相当部2の全周に%鍛造温度
(二加熱した板状の低クロム鋼板3を相宿させながら巻
着ける。こうしてジャーナル部4?形成し、しかる後、
さら(二当該ジャーナル部4を外側から加能すること(
二より、シャフトlと低クロム鋼板3を圧着させるとと
もにこの鍛造段階で必要とされるジャーナル径となるよ
うに成型する。
クロム鋼板3を巻着する様子を示したものである。
なお、本実施例においては、低クロム鋼板3として1枚
の板を用いているが、複数に分割したものを当てかって
もよく、また巻きつけずに当初から円筒形状に曲げてお
いたものを使用してもよい。
の板を用いているが、複数に分割したものを当てかって
もよく、また巻きつけずに当初から円筒形状に曲げてお
いたものを使用してもよい。
鍛造による成形が終了した後、熱処理を行って第3図に
示す様(二機械加工乞施してシャツ)Iを完成させる。
示す様(二機械加工乞施してシャツ)Iを完成させる。
以上のように、本発明は高クロム鋼製シャフト鍛造時に
、該シャフトのジャーナル相当部(二低クロム鋼板7f
r:@看し、ひき続き鍛造を行ってジャーナル部を形成
するものであるから、タービンロータシャフトなどの大
形鍛造品に好適な方法であり、また本発明によれば低ク
ロム鋼板はシャフト(二圧看されるため強固(二結合し
、軸受特性の?Uれたシャフト乞得ることができる等の
効果がある。
、該シャフトのジャーナル相当部(二低クロム鋼板7f
r:@看し、ひき続き鍛造を行ってジャーナル部を形成
するものであるから、タービンロータシャフトなどの大
形鍛造品に好適な方法であり、また本発明によれば低ク
ロム鋼板はシャフト(二圧看されるため強固(二結合し
、軸受特性の?Uれたシャフト乞得ることができる等の
効果がある。
第1図は本発明による鍛造時のドラム状態の12%クロ
ム’ALUタービンロータ用シャフトの断面図、第2図
は本発明による低クロム鋼板をジャーナル相当部に巻き
つける様子を示す説明図、第3図は本発明(二よるジャ
ーナル部を自−する機械加工後のシャツトラ示す新註1
1図である。 代理人 弁理士 則 近 患 佑 (ほか1名) 第1図 第2図 第3図
ム’ALUタービンロータ用シャフトの断面図、第2図
は本発明による低クロム鋼板をジャーナル相当部に巻き
つける様子を示す説明図、第3図は本発明(二よるジャ
ーナル部を自−する機械加工後のシャツトラ示す新註1
1図である。 代理人 弁理士 則 近 患 佑 (ほか1名) 第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 高クロム鋼製シャフト鍛造時に該シャフトのジャーナル
相当部外周(二、前記シャフトの鍛造温度に加熱した板
状の低クロム鋼製部材を巻着し、該低クロム鋼製部材の
外部からさら(二加鍛成形することを特徴とする高クロ
ム鋼製シャフトのジャーナル部の形成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3871684A JPS60184443A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 高クロム鋼製シヤフトのジヤ−ナル部の形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3871684A JPS60184443A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 高クロム鋼製シヤフトのジヤ−ナル部の形成方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60184443A true JPS60184443A (ja) | 1985-09-19 |
Family
ID=12533043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3871684A Pending JPS60184443A (ja) | 1984-03-02 | 1984-03-02 | 高クロム鋼製シヤフトのジヤ−ナル部の形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60184443A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075223A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Ricoh Co Ltd | 回転部材、現像装置及び画像形成装置 |
-
1984
- 1984-03-02 JP JP3871684A patent/JPS60184443A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009075223A (ja) * | 2007-09-19 | 2009-04-09 | Ricoh Co Ltd | 回転部材、現像装置及び画像形成装置 |
US7925193B2 (en) * | 2007-09-19 | 2011-04-12 | Ricoh Company, Ltd. | Rotary member, developing device, and image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0816007B1 (en) | Method of friction-welding a shaft to a titanium aluminide turbine rotor | |
JPH021961B2 (ja) | ||
GB1564779A (en) | Method for producing clad steel pipes and rods | |
JPH0331881B2 (ja) | ||
JPS60184443A (ja) | 高クロム鋼製シヤフトのジヤ−ナル部の形成方法 | |
CN1032628C (zh) | 含有烧结硬质合金和铸铁的轧辊及其制备方法 | |
US4060883A (en) | Compound turbine rotor and method for manufacturing elements constituting such a rotor | |
US5615482A (en) | Method for making composite centrifugally cast furnace roll rings for furnace rolls | |
JP2023125120A (ja) | クラッド材および製造方法 | |
JPS58387A (ja) | 複合ロ−ルの製造方法 | |
JPS5819376Y2 (ja) | ロ−タ | |
JP2564327B2 (ja) | 連続鋳造用ロールの防食方法 | |
JP3783408B2 (ja) | 耐事故性、耐摩耗性および耐肌荒れ性に優れた熱間板圧延用組立式ロール | |
JPS59101502A (ja) | タ−ビンロ−タジヤ−ナル用の肉盛スリ−ブ | |
JPS5865542A (ja) | 管用フランジ製造方法 | |
KR100350061B1 (ko) | 콘벡터 플레이트 | |
JPS5967313A (ja) | 軸受特性のすぐれたクロ−ム系鋼ロ−タ軸材の製造方法 | |
JPS63192544A (ja) | ア−バスリ−ブ型連続鋳造用ロ−ル | |
JPS5930486B2 (ja) | 複合スリ−ブ | |
SU643228A1 (ru) | Способ центробежного лить биметаллических труб | |
JPS599128A (ja) | タ−ビンロ−タ材の応力徐去焼鈍方法 | |
RU2316417C1 (ru) | Способ упрочнения или восстановления рабочих поверхностей шеек валов | |
JPS6147283B2 (ja) | ||
JPH05141202A (ja) | 蒸気タービンロータ | |
JP2002292417A (ja) | 肉盛ローラの構造 |