JPS60177717A - Fir型デイジタルフイルタ - Google Patents
Fir型デイジタルフイルタInfo
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- JPS60177717A JPS60177717A JP3328184A JP3328184A JPS60177717A JP S60177717 A JPS60177717 A JP S60177717A JP 3328184 A JP3328184 A JP 3328184A JP 3328184 A JP3328184 A JP 3328184A JP S60177717 A JPS60177717 A JP S60177717A
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H17/00—Networks using digital techniques
- H03H17/02—Frequency selective networks
- H03H17/06—Non-recursive filters
- H03H17/0621—Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing
- H03H17/0635—Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies
- H03H17/065—Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies the ratio being integer
- H03H17/0657—Non-recursive filters with input-sampling frequency and output-delivery frequency which differ, e.g. extrapolation; Anti-aliasing characterized by the ratio between the input-sampling and output-delivery frequencies the ratio being integer where the output-delivery frequency is higher than the input sampling frequency, i.e. interpolation
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は例えばディジタル信号よりアナログ信号に変
換を行う際の高調波成分を抑制する場合等に用い゛ζ好
適なFIR型ディジタルフィルタに関する。
換を行う際の高調波成分を抑制する場合等に用い゛ζ好
適なFIR型ディジタルフィルタに関する。
バ景技術とその問題点
音声信号をPCM化し゛ζ伝送(記録/再生)する装置
の分野では、既存の通信システム(電話回線やテレビジ
ョンシステム等)との整合性、走査方式の異なるシステ
ム同士(回転ヘッド方式、固定へンド方式や回転ディス
ク方式)での整合性等を考慮し゛C複数のサンプリング
周波数が採用されている。例えば電話回線を用いた伝送
と整合するシステムでは32Ktlz又は48Kl−1
zが用いられ、回転ヘッド形VTRを利用したPCM録
音機には44.1Kllz (又は44.056に11
z)が多く用いられている。またコンパクトディスクと
称されている光学式PCMディスクではVTR形PCM
録音機と同じ44.1Kllzのサンプリングレートが
用いられζいる。
の分野では、既存の通信システム(電話回線やテレビジ
ョンシステム等)との整合性、走査方式の異なるシステ
ム同士(回転ヘッド方式、固定へンド方式や回転ディス
ク方式)での整合性等を考慮し゛C複数のサンプリング
周波数が採用されている。例えば電話回線を用いた伝送
と整合するシステムでは32Ktlz又は48Kl−1
zが用いられ、回転ヘッド形VTRを利用したPCM録
音機には44.1Kllz (又は44.056に11
z)が多く用いられている。またコンパクトディスクと
称されている光学式PCMディスクではVTR形PCM
録音機と同じ44.1Kllzのサンプリングレートが
用いられζいる。
例えば、固定ヘッド形PCM録音再Bi:機では、周知
のように音声人力信号をアンチェリアシングのためのロ
ーパスフィルタで帯域制限してから、例えば44.lK
11zのサンプリング周波数でA/D変換し、このディ
ジタル化されたディジタル信号に同期信号、誤り検出・
訂正符号の付加、データインクリーブなどの処理を行っ
てからPCMデータとしてNRZIなどの記録信号に変
調し、更に波形調整しζから記録ヘッドによって磁気テ
ープに記録するようにしている。また再生時には、再生
−・ソドの出力を、符号量干渉を減じるように波形補正
してからディジタル信号に整形し、史にPCMデータに
戻すと共に時間軸補正を行いディンターリゾ、誤り訂正
などの処理を行った後、D/A変換し、その変換したア
ナログ信号を復調用l:J−パスフィルタで高唱波成分
を取除い゛(から音声出力とし゛ζ導出するようにして
いる。
のように音声人力信号をアンチェリアシングのためのロ
ーパスフィルタで帯域制限してから、例えば44.lK
11zのサンプリング周波数でA/D変換し、このディ
ジタル化されたディジタル信号に同期信号、誤り検出・
訂正符号の付加、データインクリーブなどの処理を行っ
てからPCMデータとしてNRZIなどの記録信号に変
調し、更に波形調整しζから記録ヘッドによって磁気テ
ープに記録するようにしている。また再生時には、再生
−・ソドの出力を、符号量干渉を減じるように波形補正
してからディジタル信号に整形し、史にPCMデータに
戻すと共に時間軸補正を行いディンターリゾ、誤り訂正
などの処理を行った後、D/A変換し、その変換したア
ナログ信号を復調用l:J−パスフィルタで高唱波成分
を取除い゛(から音声出力とし゛ζ導出するようにして
いる。
このようなI)CM録録音化生機おいて、他の方式との
整合を考慮してサンプリングレートを例えば32Ktl
z / 44.1KIIz / 48KIIzのように
ljJ換可能にする場合には、これらの周波数に対応さ
せ゛色入力側(A/I)変換前)の帯域制限用ローパス
フィルタ(アンチェリアシングフィルタ)や出力側(1
つ/A変換後)の面域除去用ローパスフィルタの特性を
夫々切換えなLJればならない。これらの−ノ′ンチコ
ーリアシングフィルタや復調用フィルタはサンプリング
周波数の1/2以上の周波数成分を遮断する非常に急1
唆な特性を備える必要があり、従ってサンプリングレー
トの変更に伴って遮断周波数を切換えるようにすると、
回路構成が非常に複雑で大規模なものとなってしまう。
整合を考慮してサンプリングレートを例えば32Ktl
z / 44.1KIIz / 48KIIzのように
ljJ換可能にする場合には、これらの周波数に対応さ
せ゛色入力側(A/I)変換前)の帯域制限用ローパス
フィルタ(アンチェリアシングフィルタ)や出力側(1
つ/A変換後)の面域除去用ローパスフィルタの特性を
夫々切換えなLJればならない。これらの−ノ′ンチコ
ーリアシングフィルタや復調用フィルタはサンプリング
周波数の1/2以上の周波数成分を遮断する非常に急1
唆な特性を備える必要があり、従ってサンプリングレー
トの変更に伴って遮断周波数を切換えるようにすると、
回路構成が非常に複雑で大規模なものとなってしまう。
更に、記録/再生部においてイコライザを使用している
場合には、これらの周波数特性も切換えなければならな
い。
場合には、これらの周波数特性も切換えなければならな
い。
そこで、オーバーサンプリングの手法を用いて高調波抑
圧の主たる作用をディジクルフィルタに担わせ、ディジ
タルフィルタで発生ずる高域の折返し部分をアナログフ
ィルタで抑圧するようにし、これらのディジタルフィル
タ及びアナログフィルタの和の特性でもってサンプリン
グ周波数の1/2以上を抑圧するアンチエリアシンク
(又は復調時の高域抑圧)を行い、またサンプリングレ
ー1−を切換えたときに、それに応じてディジタルフィ
ルタの遮断周波数が自動シフトすることを利用して、ア
ナログフィルタの特性切換えを不要にすることが考えら
れる。
圧の主たる作用をディジクルフィルタに担わせ、ディジ
タルフィルタで発生ずる高域の折返し部分をアナログフ
ィルタで抑圧するようにし、これらのディジタルフィル
タ及びアナログフィルタの和の特性でもってサンプリン
グ周波数の1/2以上を抑圧するアンチエリアシンク
(又は復調時の高域抑圧)を行い、またサンプリングレ
ー1−を切換えたときに、それに応じてディジタルフィ
ルタの遮断周波数が自動シフトすることを利用して、ア
ナログフィルタの特性切換えを不要にすることが考えら
れる。
第1図はその一例をボずもので、こ−では例えば固定ヘ
ッド形PCM録音再生機の場合である。
ッド形PCM録音再生機の場合である。
第1図においζ、入力端子(1)からの音鷺入カ信号は
後述の人力変換部(2)においてディジタル信号に変換
されてから、符号化部(3)、変調部(4)、記録アン
プ・イコライザ(5)及び記録ヘッド(6)を介して磁
気テープ(7)に記録される。再生信号は再生ヘッド(
8)から再生アンプ・イコライザ(9)、復調部0θ)
、復号化部(11)を通って後述の出方変換部(2)に
おい′Cアナログ音声信号に変換され、出刃端子(13
)に導出される。
後述の人力変換部(2)においてディジタル信号に変換
されてから、符号化部(3)、変調部(4)、記録アン
プ・イコライザ(5)及び記録ヘッド(6)を介して磁
気テープ(7)に記録される。再生信号は再生ヘッド(
8)から再生アンプ・イコライザ(9)、復調部0θ)
、復号化部(11)を通って後述の出方変換部(2)に
おい′Cアナログ音声信号に変換され、出刃端子(13
)に導出される。
人力変換部(2)は、比較的緩やかな面域減衰特性を有
する1コーパスフイルタ(2a) 、A/D変換器(2
b)及び帯域除去用ディジタルフィルタ(2c)から成
り、ローパスフィルタ (2a)とディジクルフィルタ
(2c)とが、サンプリング周波数の1/2以上の帯域
を抑圧する上述した従来のアンチェリアシング・ローパ
スフィルタの機能を担っている。
する1コーパスフイルタ(2a) 、A/D変換器(2
b)及び帯域除去用ディジタルフィルタ(2c)から成
り、ローパスフィルタ (2a)とディジクルフィルタ
(2c)とが、サンプリング周波数の1/2以上の帯域
を抑圧する上述した従来のアンチェリアシング・ローパ
スフィルタの機能を担っている。
また出力変換部(2)は、帯域除去用ディジタルフィル
タ(12a ) 、I)/A変換器(12b)及び比鮫
的緩やかな高域減衰特性を有するローパスフィルタ(1
2c)から成り、ディジタルフィルタ (12a)とロ
ーパスフィルタ(12c )とが、高唱波成分を除去す
る上述した従来の復IM用ローパスフィルタの機能を担
っている。
タ(12a ) 、I)/A変換器(12b)及び比鮫
的緩やかな高域減衰特性を有するローパスフィルタ(1
2c)から成り、ディジタルフィルタ (12a)とロ
ーパスフィルタ(12c )とが、高唱波成分を除去す
る上述した従来の復IM用ローパスフィルタの機能を担
っている。
そして、こ−では、サンプリング周波数fs(標本化レ
ート)を例えば32に!Iz / 44.IKIIz
/ 48KHzに切換えることが可能になっている。切
換指令はシステムコントローラ(図示せず)からマスタ
ークロック発振器(4)に与えられ、この発振器(14
)から指定されたサンプリング周波数fsに対応した各
種のタイミングクロックが、人力変換部(2)、符号化
部(3)、変調部(4)、復調部ao+、複合化部(1
1)及び出力変換部(12)などに供給される。またサ
ンプリング周波数を切換えても磁気テープ(7)の記録
密度が一定となるように、即し、記録波長の限界を越え
ることが無いように、サンプリング周波数rsに対応し
てテープ速度が切換えられるようになっている。このた
めにマスタークロック発振器(14)からfsに応じて
変化するクロックがキ中ブスタンザーボ回路(J5)に
り、えられ、その出力でもってキャブズクンモータ(1
6)が制御されて、サンプリング周波数が高くなったと
きにテープ速度が増加するようになされている。
ート)を例えば32に!Iz / 44.IKIIz
/ 48KHzに切換えることが可能になっている。切
換指令はシステムコントローラ(図示せず)からマスタ
ークロック発振器(4)に与えられ、この発振器(14
)から指定されたサンプリング周波数fsに対応した各
種のタイミングクロックが、人力変換部(2)、符号化
部(3)、変調部(4)、復調部ao+、複合化部(1
1)及び出力変換部(12)などに供給される。またサ
ンプリング周波数を切換えても磁気テープ(7)の記録
密度が一定となるように、即し、記録波長の限界を越え
ることが無いように、サンプリング周波数rsに対応し
てテープ速度が切換えられるようになっている。このた
めにマスタークロック発振器(14)からfsに応じて
変化するクロックがキ中ブスタンザーボ回路(J5)に
り、えられ、その出力でもってキャブズクンモータ(1
6)が制御されて、サンプリング周波数が高くなったと
きにテープ速度が増加するようになされている。
更に、マスタークロック発1辰器(14)から入力変換
部(2)及び出力変換部(12)のディジタルフィルタ
(2G)、(12a ) 、A/ D、 I)/A変換
器(2b) (12b)の夫々には、後述のオーハーザ
ンプリングのためのfsのy倍のクロックyfsが供給
されている。yば例えば2.4・・・などの固定の整数
倍数である。
部(2)及び出力変換部(12)のディジタルフィルタ
(2G)、(12a ) 、A/ D、 I)/A変換
器(2b) (12b)の夫々には、後述のオーハーザ
ンプリングのためのfsのy倍のクロックyfsが供給
されている。yば例えば2.4・・・などの固定の整数
倍数である。
いま、サンプリング周波数[Sを切換えた場合、人力変
換部(2)及び出力変換部(12)のディジタルフィル
タ(2c) (12a)に与えるクロックy[sがfs
に応じて代わるごとにより、フィルタ特性(遮断周波数
fc)がfsに対応して自動的に変化する。このため入
力側及び出方側のアナログのtl−バスフィルタ(2a
)(12c)の特性をfsに応して切換える必要はなく
、これらは成る固定の比校的緩い晶域減衰特性を持つフ
ィルタでよい。
換部(2)及び出力変換部(12)のディジタルフィル
タ(2c) (12a)に与えるクロックy[sがfs
に応じて代わるごとにより、フィルタ特性(遮断周波数
fc)がfsに対応して自動的に変化する。このため入
力側及び出方側のアナログのtl−バスフィルタ(2a
)(12c)の特性をfsに応して切換える必要はなく
、これらは成る固定の比校的緩い晶域減衰特性を持つフ
ィルタでよい。
即ら、サンプリング周波数に対応して発振器(I4)の
発振周波数を切換えるだけで、システムのハードウェア
を変更する(切換える)必要は全く無い。
発振周波数を切換えるだけで、システムのハードウェア
を変更する(切換える)必要は全く無い。
また、再生アンプ・イコライザ(9)は再生アンプ(9
a) 、A / D変換器(9b)及びディジタルイコ
ライザ(9c)から成り、伝送(記録百住)による企を
伴ったディジタルの再生信号が再生アンプ(9a)から
A/D変換器(9b)に与えられ、量子化される。記録
フメーマノトにもよるが、例えば201−ランクのマル
チチャンネルヘッドを用いて洲ビン)/secの伝送を
行っている場合、1トラック当りの伝送レートは100
にビット/secであり、従っ゛ζ再生他号の帯域は0
〜約100KIlzであるから、A/D変換器(9b)
におけるサンプリング周波数は約200KHzである。
a) 、A / D変換器(9b)及びディジタルイコ
ライザ(9c)から成り、伝送(記録百住)による企を
伴ったディジタルの再生信号が再生アンプ(9a)から
A/D変換器(9b)に与えられ、量子化される。記録
フメーマノトにもよるが、例えば201−ランクのマル
チチャンネルヘッドを用いて洲ビン)/secの伝送を
行っている場合、1トラック当りの伝送レートは100
にビット/secであり、従っ゛ζ再生他号の帯域は0
〜約100KIlzであるから、A/D変換器(9b)
におけるサンプリング周波数は約200KHzである。
また量子化レベルは7〜8ビツトである。A/D変換器
(9b)の出力はディジクルイコライザ(9c)によっ
て符号量干渉を減じるように波形等化される。このイコ
ライザ(9c)は例えばFIR(非巡回)型ディジクル
フィルタで構成することができる。
(9b)の出力はディジクルイコライザ(9c)によっ
て符号量干渉を減じるように波形等化される。このイコ
ライザ(9c)は例えばFIR(非巡回)型ディジクル
フィルタで構成することができる。
A/D変換器(9b)及びディジタルイコライザ(9c
)にり、えるクロックはマスタークロック発振器(14
)からl−Jえられる。従ってシステムのサンプリング
周波数fsが切換えられたとき、A/D変換器(9b)
及びディジタルイコライザ(9c)に1−j、えられる
クロックもfsに対応してシフトされ、サンプリング周
波数及びフィルタ特性が自動的に切換えられる。このた
めイコライザを従来の如くアナログフィルタで構成する
場合のようにバー1“ウェアを切換える必要は無くなる
。
)にり、えるクロックはマスタークロック発振器(14
)からl−Jえられる。従ってシステムのサンプリング
周波数fsが切換えられたとき、A/D変換器(9b)
及びディジタルイコライザ(9c)に1−j、えられる
クロックもfsに対応してシフトされ、サンプリング周
波数及びフィルタ特性が自動的に切換えられる。このた
めイコライザを従来の如くアナログフィルタで構成する
場合のようにバー1“ウェアを切換える必要は無くなる
。
第2図は出力変換部(12)におりる各部の周波数スペ
クトラムを示すグラフであって、ディジタルフィルり(
12R)には第2図Aにンドず、上うなザンソ゛リング
レー1・[Sのデータがr−5−えられる。第2図Aの
a、)は伝送されたアナログ情報と同じ周波数帯域のス
ペクトラムであり、ai 、a2 ・・・は標本化によ
り追加されたスペクトラム分布であッ′(、fs、2f
s、3rs−=で折返シタような分布とな、っている。
クトラムを示すグラフであって、ディジタルフィルり(
12R)には第2図Aにンドず、上うなザンソ゛リング
レー1・[Sのデータがr−5−えられる。第2図Aの
a、)は伝送されたアナログ情報と同じ周波数帯域のス
ペクトラムであり、ai 、a2 ・・・は標本化によ
り追加されたスペクトラム分布であッ′(、fs、2f
s、3rs−=で折返シタような分布とな、っている。
ディジクルフィルタも同様な折返し形の特性を有し1.
従って、ディジタルフィルタでもっ゛C原信号のスペク
トルaOののを残して他のスペクトルa 1、a 2
・・・を抑圧することは原理的に不可能であゲ乙aOの
めを抽出するには、従来は急峻な減衰特性のアナlコグ
のローパスフィルタがD/A変換の後に必要であった。
従って、ディジタルフィルタでもっ゛C原信号のスペク
トルaOののを残して他のスペクトルa 1、a 2
・・・を抑圧することは原理的に不可能であゲ乙aOの
めを抽出するには、従来は急峻な減衰特性のアナlコグ
のローパスフィルタがD/A変換の後に必要であった。
そこでディジタルフィルタ(12a)においζは、まず
データのサンプリングレートを3’fSにシフトするオ
ーバーサンプリング処理が行われる。yを例えば2とし
た場合、これは1サンプルデークおきにデータ0を間挿
する作業であって、これによりサンプリングレートは第
2図Bのように2fsにシフトされる。なおデータ0は
無効な(定義されていない)データであって、このオー
ハーザンゾリングによって伝送信号のスペクトル分布が
変化することはなく、第2図Aと同しスペクトラム分布
a O%’ a 1 、・・・が保存されている。
データのサンプリングレートを3’fSにシフトするオ
ーバーサンプリング処理が行われる。yを例えば2とし
た場合、これは1サンプルデークおきにデータ0を間挿
する作業であって、これによりサンプリングレートは第
2図Bのように2fsにシフトされる。なおデータ0は
無効な(定義されていない)データであって、このオー
ハーザンゾリングによって伝送信号のスペクトル分布が
変化することはなく、第2図Aと同しスペクトラム分布
a O%’ a 1 、・・・が保存されている。
次にディジタルフィルタ(12a)においζは、第2図
Bの斜線部分を抑圧するフィルタリング処理が行われる
。そのハードウェアは例えば第3図に示すようなFIR
型のディジクルフィルタであってよく、入力データのザ
ンプリング周期に等しい遅延量を有する遅延器< 17
−1) < 17−2) (17−3)・・・と、各遅
延出力に係数に1、K2、K3 ・・・を掛ける乗算器
(18−1) (18−2) (18−3) ・・・と
、各乗算出力を加算する加算器(19)とでもって構成
することができる。遅延器(17−1)(17−2)
・・・はシフトレジスタ、RAM等で構成され、その動
作クロックはfsのy倍(この例では2fS)であって
、既述のようにマスターフIll 7り発振器(14)
からf s (32KIIz / 44.lK11z/
48Klll)に対応して供給される。
Bの斜線部分を抑圧するフィルタリング処理が行われる
。そのハードウェアは例えば第3図に示すようなFIR
型のディジクルフィルタであってよく、入力データのザ
ンプリング周期に等しい遅延量を有する遅延器< 17
−1) < 17−2) (17−3)・・・と、各遅
延出力に係数に1、K2、K3 ・・・を掛ける乗算器
(18−1) (18−2) (18−3) ・・・と
、各乗算出力を加算する加算器(19)とでもって構成
することができる。遅延器(17−1)(17−2)
・・・はシフトレジスタ、RAM等で構成され、その動
作クロックはfsのy倍(この例では2fS)であって
、既述のようにマスターフIll 7り発振器(14)
からf s (32KIIz / 44.lK11z/
48Klll)に対応して供給される。
このディジタルフィルタ(12a )によって第2図1
3の斜線部の領域が抑圧され、第2図Cの実線で示すス
ペクトラム分布の信号が抽出される。フィルタの減衰特
性はfsに対して対称形に現われ、ノし信号のスペクト
ルa、)に対応する折返し成分がZfsの下1ull波
帯に残ることになる。フィルタ出カバI) / A変換
器(12b)に供給され、クロック発振器(14)から
与えられるクロックyrs(2fs)に基いζ2fsの
レートでD/AU(iが行われる。D/A変換器(12
b )の出力は第2図りの特性のローパスフィルタ(1
2c)に供給されて、第2図Eに示す必要なスペクトル
帯域aQが抽出されると共に、高調波成分が抑圧される
。
3の斜線部の領域が抑圧され、第2図Cの実線で示すス
ペクトラム分布の信号が抽出される。フィルタの減衰特
性はfsに対して対称形に現われ、ノし信号のスペクト
ルa、)に対応する折返し成分がZfsの下1ull波
帯に残ることになる。フィルタ出カバI) / A変換
器(12b)に供給され、クロック発振器(14)から
与えられるクロックyrs(2fs)に基いζ2fsの
レートでD/AU(iが行われる。D/A変換器(12
b )の出力は第2図りの特性のローパスフィルタ(1
2c)に供給されて、第2図Eに示す必要なスペクトル
帯域aQが抽出されると共に、高調波成分が抑圧される
。
ローパスフィルタ(12c)は第2図りにボずように、
元信号の帯域の上限fs/2以上にロールオフ周波数を
有し、元信号の折返し分が残ってい得られるような減衰
傾斜の緩いものでよい。従って非常に簡単な構成のアナ
ログフィルタでもって必要な特性を得ることができる。
元信号の帯域の上限fs/2以上にロールオフ周波数を
有し、元信号の折返し分が残ってい得られるような減衰
傾斜の緩いものでよい。従って非常に簡単な構成のアナ
ログフィルタでもって必要な特性を得ることができる。
一方、人力変換部(2)では、上述の出力変換部(12
) とは全く逆の信号操作が行われる。即ち、音声入力
信号は第2図りと同様な緩やかな減衰特性のローパスフ
ィルタ(2a)で帯域制限された後、マスタークロック
発振器(14)から与えられるyfs (2fs)のク
ロックにより2fsのサンプリングレートでA/D変換
器(2b)においてディジタル信号に変換される。D/
A変換器(2b)に人力されるアナログ信号の帯域は第
2図りに示ずローパスフィルタ(2a)の特性と一致す
るが、サンプリング周波数2fsであるので、サンプリ
ングによって付加される2fsに関する下側波帯(折返
し分)は人力音声信号の帯域の十限f s / 2以下
まで延びることはなく、従って元音声信号に対する折返
し雑音の妨害は無い。
) とは全く逆の信号操作が行われる。即ち、音声入力
信号は第2図りと同様な緩やかな減衰特性のローパスフ
ィルタ(2a)で帯域制限された後、マスタークロック
発振器(14)から与えられるyfs (2fs)のク
ロックにより2fsのサンプリングレートでA/D変換
器(2b)においてディジタル信号に変換される。D/
A変換器(2b)に人力されるアナログ信号の帯域は第
2図りに示ずローパスフィルタ(2a)の特性と一致す
るが、サンプリング周波数2fsであるので、サンプリ
ングによって付加される2fsに関する下側波帯(折返
し分)は人力音声信号の帯域の十限f s / 2以下
まで延びることはなく、従って元音声信号に対する折返
し雑音の妨害は無い。
A/D変換出力はディジタルフィルタ(2C)において
フィルタリング処理され、第2図Cに示すようなスペク
トラム分布の信号が得られる。即ち、fS fs/2〜2fs−−−一 の帯域が抑圧される。
フィルタリング処理され、第2図Cに示すようなスペク
トラム分布の信号が得られる。即ち、fS fs/2〜2fs−−−一 の帯域が抑圧される。
フィルタリング処理された信号は、f 5のレートC1
&1没の回路に導出される。即ち7デイジタルフイルタ
(20の出力段において1つおきのデータが間引かれて
出力される。この間引き処理(ダウンザンブリンク)に
よってサンプリング周波数は2fsから[Sにシフトダ
ウンされ、また2fsに(=J随したスペクトル成分も
第2図へのようにfSの回りに移行される。
&1没の回路に導出される。即ち7デイジタルフイルタ
(20の出力段において1つおきのデータが間引かれて
出力される。この間引き処理(ダウンザンブリンク)に
よってサンプリング周波数は2fsから[Sにシフトダ
ウンされ、また2fsに(=J随したスペクトル成分も
第2図へのようにfSの回りに移行される。
この結果、第2図Aに不ずようなスペクトル分布のディ
ジタル信号が得られる。この信号スペクトルは、従来の
アンチェリアシングのローパスフィルタでf s /
2以上を十分に抑圧してからA/D変換器でfsのレー
トでA/D変換した場合のスペクトルと全く同一である
。
ジタル信号が得られる。この信号スペクトルは、従来の
アンチェリアシングのローパスフィルタでf s /
2以上を十分に抑圧してからA/D変換器でfsのレー
トでA/D変換した場合のスペクトルと全く同一である
。
従っ“C出力変換部(12)と同様に人力変換部(2)
のローパスフィルタ(2a)も減*傾斜の緩い簡単なア
ナログフィルタで構成でき、また急峻な特性のフィルタ
を用いなくζよいから、高域信号についての位相回転が
少なく、商品質の信号伝送を行うことができる。
のローパスフィルタ(2a)も減*傾斜の緩い簡単なア
ナログフィルタで構成でき、また急峻な特性のフィルタ
を用いなくζよいから、高域信号についての位相回転が
少なく、商品質の信号伝送を行うことができる。
ところご、上述の如くオーバー−リ・ンプリング処理を
行う従来のFIR型ディジタルフィルタの場合、例えば
N(lIllの乗算係数を有するtl’tのフィルタで
M倍のオーバーサンプリング処理を行うためには、オー
バーサンプリングする前のサンプリング周波数をfSと
すると、所定時間T(1/fs)内に、N回の乗算を終
了する必要がある。
行う従来のFIR型ディジタルフィルタの場合、例えば
N(lIllの乗算係数を有するtl’tのフィルタで
M倍のオーバーサンプリング処理を行うためには、オー
バーサンプリングする前のサンプリング周波数をfSと
すると、所定時間T(1/fs)内に、N回の乗算を終
了する必要がある。
例えば2倍(M=2)のオーハーサンプリング処理を行
う場合、係数の対称性を考えると、加算してから乗算す
ることができるので(但し、Nか内に終了すればよい。
う場合、係数の対称性を考えると、加算してから乗算す
ることができるので(但し、Nか内に終了すればよい。
なお、この場合、乗算のビット数が1ビツト増大する。
しかし、いずれの方法を用いても、データ語長を1〕、
係数倍長をCとすると、結局時間T (秒)内に、延べ
D〔ビット〕×C〔ヒント〕×N〔回Jの乗算が必要に
なる。
係数倍長をCとすると、結局時間T (秒)内に、延べ
D〔ビット〕×C〔ヒント〕×N〔回Jの乗算が必要に
なる。
従って、従来のFIR型ディジタルフィルタの場合、乗
算器のデータ語長及び速度から、フィルタの段数N、係
数語長Cが規定され°Cしまうので、構成簡単にして乗
算能力のすくれたものを得るには困難であった。
算器のデータ語長及び速度から、フィルタの段数N、係
数語長Cが規定され°Cしまうので、構成簡単にして乗
算能力のすくれたものを得るには困難であった。
発明の目「杓
この発明は斯る点に鑑み、従来と同等のハードウェアで
、2倍の乗算能力を得ることができ、逆に乗算能力を一
定にすると、従来より約半分のハードウェアとすること
ができるFIR型ディジタルフィルタを提供するもので
ある。
、2倍の乗算能力を得ることができ、逆に乗算能力を一
定にすると、従来より約半分のハードウェアとすること
ができるFIR型ディジタルフィルタを提供するもので
ある。
発明の概要
係数に禍を有し、m = −1’J ’〜Nの範囲で、
K’<o)= 1/M (但し、Mは1以外の正の整数
)、Km)−0(但し、rIlはO以外のMの倍数)、
K高=ha+o(但し、mは0及びMの倍数を除く整数
)とする(但しh (Ill)はFIR型ディジタルフ
ィルタの単位サンプル応答)ように構成するごとにより
、回路構成の簡略化、乗算能力の向上がはがれる。
K’<o)= 1/M (但し、Mは1以外の正の整数
)、Km)−0(但し、rIlはO以外のMの倍数)、
K高=ha+o(但し、mは0及びMの倍数を除く整数
)とする(但しh (Ill)はFIR型ディジタルフ
ィルタの単位サンプル応答)ように構成するごとにより
、回路構成の簡略化、乗算能力の向上がはがれる。
実施例
以下、この発明の一実施例を第4図〜第15図に基いて
詳しく説明する。
詳しく説明する。
ご−では、−例としてM−2のオーバーサンプリング処
理に付いC考える。先ず、N個の乗算係数を、例えばチ
ェビシェフ近似や、理想ローパスフィルタの特性の逆フ
ーリエ変換したものに窓関数を乗する等慣用の手法でめ
る。た−し、こ−でNは奇数で、対称係数であるものと
する。
理に付いC考える。先ず、N個の乗算係数を、例えばチ
ェビシェフ近似や、理想ローパスフィルタの特性の逆フ
ーリエ変換したものに窓関数を乗する等慣用の手法でめ
る。た−し、こ−でNは奇数で、対称係数であるものと
する。
次にこのめた係数を原点対称のインパルス応答
としζ考える。
この得られたインパルス応答h (n)をまり、1=0
の点のメ0.5とし、他の偶数次の係数を・1ヤMIl
的に0に4′る。
の点のメ0.5とし、他の偶数次の係数を・1ヤMIl
的に0に4′る。
すると、実質的に有効係数、すなわちO−でなし)係数
は、 で表わされる個数となり、中心のh ’<o)−0,5
1rま乗算不要なので、結局、T秒間内に いことになる。こ−で、(N−1)を4の倍数を選ぶと
最も効率的である。
は、 で表わされる個数となり、中心のh ’<o)−0,5
1rま乗算不要なので、結局、T秒間内に いことになる。こ−で、(N−1)を4の倍数を選ぶと
最も効率的である。
回の乗算を行うことは、換言すると、サンプリング周期
をTより T/2にするのに、人力データの存在すると
きはその値をそのま\通し、人力データがなくて補間ず
べきときのみ、フィルタ処理によって、前後のデータか
ら補間データを作り出しているのである。
をTより T/2にするのに、人力データの存在すると
きはその値をそのま\通し、人力データがなくて補間ず
べきときのみ、フィルタ処理によって、前後のデータか
ら補間データを作り出しているのである。
そして、上述の如< f4Pられたインパルス応答h
2rnl)を実際のフィルタ係数K (mlとするだめ
に、上述とは逆に、 K−=h禍 (但しm = −N ’〜N’)・・・・
・・(4) とおき、K−を作ればよい。
2rnl)を実際のフィルタ係数K (mlとするだめ
に、上述とは逆に、 K−=h禍 (但しm = −N ’〜N’)・・・・
・・(4) とおき、K−を作ればよい。
第4図及び第5図は夫々」−記(1)及び(2)式に関
連して従来の係数設定と、この発明による係数設定を不
ずもので、両者を比較すると、t=t−1−T/2のと
きは双方共全く同様に振舞い、つまり奇数次の係数とデ
ータDを全て乗算し、1=1の時は前者では偶数次の係
数とデータの乗算を全て行う必要があるが、後者では中
央に位置するインパルス応答h (0)点の係数(0,
5,)以外ば全“ζOとされているので、このh (0
)点以外のその他の偶数次の係数とデータの乗算は実質
的に不要となり、中央のデータのみが0.5倍されて出
力される。換言すれば、従来の係数設定は奇数次、偶数
次のいずれの場合も乗算を行う必要があったが、この発
明の係数設定は実質的に奇数次のみ乗算すればよいこと
になる。なお、実際には、係数語長を生かし、2倍の係
数をROMに書くようにしているため、中央に位置する
h (0)点のデータはスルーとされ、乗算は不要であ
る。
連して従来の係数設定と、この発明による係数設定を不
ずもので、両者を比較すると、t=t−1−T/2のと
きは双方共全く同様に振舞い、つまり奇数次の係数とデ
ータDを全て乗算し、1=1の時は前者では偶数次の係
数とデータの乗算を全て行う必要があるが、後者では中
央に位置するインパルス応答h (0)点の係数(0,
5,)以外ば全“ζOとされているので、このh (0
)点以外のその他の偶数次の係数とデータの乗算は実質
的に不要となり、中央のデータのみが0.5倍されて出
力される。換言すれば、従来の係数設定は奇数次、偶数
次のいずれの場合も乗算を行う必要があったが、この発
明の係数設定は実質的に奇数次のみ乗算すればよいこと
になる。なお、実際には、係数語長を生かし、2倍の係
数をROMに書くようにしているため、中央に位置する
h (0)点のデータはスルーとされ、乗算は不要であ
る。
このように、ごの発明では、従来係数の乗算が行われて
いた各点のうぢ、真のデータが存在する点での乗算を実
質的に行わないようにすることにより、乗算回数を半減
できるわけである。
いた各点のうぢ、真のデータが存在する点での乗算を実
質的に行わないようにすることにより、乗算回数を半減
できるわけである。
次に、このようにして作られた補間フィルタの特性が如
何様になるかを考察する。
何様になるかを考察する。
いま、フィルタの周波数応答をH(e4ω)とすると、
インパルス応答h (n)なる対称係数を有するフィル
タの周波数応答H(e’ω)は一般的にN′ ・・・・・・(5) この(5)式において、n−2で−1とし、奇数項の総
和をめると、次式が得られる。
インパルス応答h (n)なる対称係数を有するフィル
タの周波数応答H(e’ω)は一般的にN′ ・・・・・・(5) この(5)式において、n−2で−1とし、奇数項の総
和をめると、次式が得られる。
・・・・・・(6)
た\し、上記(6)式において、係数の総数はOを間挿
した部分も含めてN=2N’+1個で、N′は偶数とす
る。つまり、0の間挿による効率の最も良い場合である
。
した部分も含めてN=2N’+1個で、N′は偶数とす
る。つまり、0の間挿による効率の最も良い場合である
。
そこで、この発明に係るフィルタの特性を吟味するに、
結論的には、次の2つのことが云える。
結論的には、次の2つのことが云える。
すなわち、その第1はf=Fs/4ずなわちω−π/2
の所で必ず一6dBとなると云うことである。
の所で必ず一6dBとなると云うことである。
た\し、こ\でFSはフィルタのサンプリング周波数(
オーハーザンブリング周波数)で、人力信号のサンプリ
ング周波数をfsとするとF = 2f 5の関係にあ
る。その第2は、f−f oの応答とf =F5/2
fo−f3 foの応答が対称性を持つと万うごとであ
る。換門して、角周波数の点から見ると、ω−ω0 (
ω0〈−)の応答の1からのずれと、ω−π−ωOの応
答の0からのずれが等しくなると云うことである。
オーハーザンブリング周波数)で、人力信号のサンプリ
ング周波数をfsとするとF = 2f 5の関係にあ
る。その第2は、f−f oの応答とf =F5/2
fo−f3 foの応答が対称性を持つと万うごとであ
る。換門して、角周波数の点から見ると、ω−ω0 (
ω0〈−)の応答の1からのずれと、ω−π−ωOの応
答の0からのずれが等しくなると云うことである。
上述の第1の点は次のように81F明できる。ずなわら
、−1−記(6)式において、ω−π/2、ω−0を夫
ノ1代入すると、次式が得られる。
、−1−記(6)式において、ω−π/2、ω−0を夫
ノ1代入すると、次式が得られる。
H(ej冗/2)−h (0)
・・・・・・(7)
そして、I) C応答を基準にすると、上記(7)式よ
り・ H(ejに/2) h(0) ・・・・・・(8) が得られる。
り・ H(ejに/2) h(0) ・・・・・・(8) が得られる。
U′
みると、そのフィルタのDC応答は1(OdB)になる
ように設定されているので、 N′ となる。こ\で、N′が充分大きいとすると、その奇数
番目のみの和は となる。従って、この弐00)よりに記(8)式の値ば
0.5、ずなわちω−π/2の所ではDCにり・1し゛
ζ−6dBレベルが低くなることになる。
ように設定されているので、 N′ となる。こ\で、N′が充分大きいとすると、その奇数
番目のみの和は となる。従って、この弐00)よりに記(8)式の値ば
0.5、ずなわちω−π/2の所ではDCにり・1し゛
ζ−6dBレベルが低くなることになる。
次に、上述の第2の点は次のように証明できる。
すなわち、上記(6)式において、ω−ω0とすると、
次式が得られる。
次式が得られる。
・・・・・・(11)
また、上記(6)式において、ω−π−ω0とすると、
次式が得られる。
次式が得られる。
・・・・・・(12)
こ−で、h<o)=0.5であるから、上記(11)及
び(12)式より、振幅0.5、角周波数π/2を中心
に点対称(180°回転して一致)の特性となることが
わかる。
び(12)式より、振幅0.5、角周波数π/2を中心
に点対称(180°回転して一致)の特性となることが
わかる。
この対称性は第6図からも理解することができる。すな
わち、同図において、同図Aは上記(6)式における右
辺の第2項h+o)=0.5による応答を表わし、同図
Bは奇数番目の係数である上記(6)式における右辺の
第1項による応答を表わし、同図Cは両者の和、ずなわ
ら全体の応答を表わしている。
わち、同図において、同図Aは上記(6)式における右
辺の第2項h+o)=0.5による応答を表わし、同図
Bは奇数番目の係数である上記(6)式における右辺の
第1項による応答を表わし、同図Cは両者の和、ずなわ
ら全体の応答を表わしている。
なお、第6図Bにおいて、π/2を中心に折返している
のは、係数の偶数項を0とした\め、フィルタのサンプ
リング周波数がFS/2(−π)になっているように見
えるためであり、また、利得が−6dB (通過域で振
幅応答が0.5)となっていこの対称性により、通過域
のリップル成分を押さえることができる、すなわち減衰
量を深くすることができる。例えば阻止域の減衰量を一
80dBとするには通過域のリップル成分は±201o
g(1+IQ(−&O/20) ) (dB)とする必
要がある。そのためには、もととなるN段のフィルタの
リップル成分は、その倍の値以内に収めなげればならな
い。
のは、係数の偶数項を0とした\め、フィルタのサンプ
リング周波数がFS/2(−π)になっているように見
えるためであり、また、利得が−6dB (通過域で振
幅応答が0.5)となっていこの対称性により、通過域
のリップル成分を押さえることができる、すなわち減衰
量を深くすることができる。例えば阻止域の減衰量を一
80dBとするには通過域のリップル成分は±201o
g(1+IQ(−&O/20) ) (dB)とする必
要がある。そのためには、もととなるN段のフィルタの
リップル成分は、その倍の値以内に収めなげればならな
い。
また、上述の二つの性質から、第7図へに示すように、
元となるN段のフィルタの通過域角周波数をωP、阻止
域角周波数をωSとして、この発明を適用した場合に得
られる第7図Bに示すようなフィルタの角特性(ωトは
通過域角周波数、ω(は阻止域角周波数)を検討して見
る。
元となるN段のフィルタの通過域角周波数をωP、阻止
域角周波数をωSとして、この発明を適用した場合に得
られる第7図Bに示すようなフィルタの角特性(ωトは
通過域角周波数、ω(は阻止域角周波数)を検討して見
る。
先ず、ωP+ωS〈πのときを見ると、その元のフィル
タ特性は、第8図Aに示すように表わされる。これを、
上述の如く、上記(6)式に関連してh (0) =
0.5による応答、奇数番目の係数による応答、両者の
和としての全体の応答に分けて考えると、夫々第813
218.C及びDで表わされる。
タ特性は、第8図Aに示すように表わされる。これを、
上述の如く、上記(6)式に関連してh (0) =
0.5による応答、奇数番目の係数による応答、両者の
和としての全体の応答に分けて考えると、夫々第813
218.C及びDで表わされる。
そして、こ\で第8図Aに示す元のフィルタ特性と第8
1UI Dにボず本方法を適用して得られるフィルタ特
性を対比j−ると、ωP4−ωS〈πのとき、ω1・−
ωp、6祿−π−ωPであり、その転移幅B14’はB
W’ −π−2ωPとなる。そこで、この転移幅13讐
′と元の転移幅BW(−ωS−ωP)との差をめると次
式が得られる。
1UI Dにボず本方法を適用して得られるフィルタ特
性を対比j−ると、ωP4−ωS〈πのとき、ω1・−
ωp、6祿−π−ωPであり、その転移幅B14’はB
W’ −π−2ωPとなる。そこで、この転移幅13讐
′と元の転移幅BW(−ωS−ωP)との差をめると次
式が得られる。
RW’ −BW =7C−2(IIP −(Its +
ωp−π=ωP−ωS〉0 ・・・・・・(13)−1
−記(13)式より、ωP+615<πのときは、得ら
れるフィルタの転移幅BW’が元のフィルりの転移幅B
Wより広がってしまうことがわかる。
ωp−π=ωP−ωS〉0 ・・・・・・(13)−1
−記(13)式より、ωP+615<πのときは、得ら
れるフィルタの転移幅BW’が元のフィルりの転移幅B
Wより広がってしまうことがわかる。
また、ωP+ωS〉πのときを見ると、その元のフィル
タ特性は、第9図Aに示すように表わされる。これを、
上述同様上記(6)式に関連して)1(o)70.5に
よる応答、奇数番目の係数による応答、両者の和として
の全体の応答に分けζ考えると、夫々第9図B、C及び
Dで表わされる。
タ特性は、第9図Aに示すように表わされる。これを、
上述同様上記(6)式に関連して)1(o)70.5に
よる応答、奇数番目の係数による応答、両者の和として
の全体の応答に分けζ考えると、夫々第9図B、C及び
Dで表わされる。
そして、こ\で第9図Aに示す元のフィルタ特性と第9
図りに示す本方法を適用して得られるフィルタ特性を対
比すると、ωP+ωS〉πのとき、ωトーπ−ωS、ω
ζ=ωSであり、その転移幅BW’ =−π+2ωSと
なる。そこで、この転移幅BW’と元の転移幅11Wと
の差は BW’−BW=−π+2ωS−ωS→−ωP−−π+ω
S+ωp>0 ・・・・・・(14)となる。この(1
4)式より、ωP4−ωS〉πのときも、得られるフィ
ルタの転移幅BW’が元のフィルタの範囲幅BWより広
がってしまうことがわかる。
図りに示す本方法を適用して得られるフィルタ特性を対
比すると、ωP+ωS〉πのとき、ωトーπ−ωS、ω
ζ=ωSであり、その転移幅BW’ =−π+2ωSと
なる。そこで、この転移幅BW’と元の転移幅11Wと
の差は BW’−BW=−π+2ωS−ωS→−ωP−−π+ω
S+ωp>0 ・・・・・・(14)となる。この(1
4)式より、ωP4−ωS〉πのときも、得られるフィ
ルタの転移幅BW’が元のフィルタの範囲幅BWより広
がってしまうことがわかる。
また、ωP+ωS−πのときを見ると、その元のフィル
タ特性は、第10図Aに示すように表わされる。これを
上述同様h <o>−0,5による応答、奇数番目の係
数による応答、両者の和としての全体の応答に分けて考
えると、夫々第1O図B、C及びDで表わされる。
タ特性は、第10図Aに示すように表わされる。これを
上述同様h <o>−0,5による応答、奇数番目の係
数による応答、両者の和としての全体の応答に分けて考
えると、夫々第1O図B、C及びDで表わされる。
そして、こ\で第10図へに示す尤のフィルタ特性と第
10図りに示す本方法により得られたフィルタ特性を対
比すると、ωP→−ωS−πのとき、ωト=ωP (〒
π−ωs)、ω′S=ωs (=π−ωP)であり、そ
の転移幅BW’はIIW’−ω−8−ωPとなる。従っ
°ζ、この転移幅BW’と元の転移幅BWとの差は [IW’ −BW= (ωS−ωP)−(ωS−ωP)
−〇・・・・・・(15) となる。この(15)式よりωP+ωS−πのときは、
本方法により得られるフィルタの転移幅BW’はノLの
フィルタの転移幅BWと等しくなり、係数が半減しても
フィルタの肩特性の急峻さが失われないことがわかる。
10図りに示す本方法により得られたフィルタ特性を対
比すると、ωP→−ωS−πのとき、ωト=ωP (〒
π−ωs)、ω′S=ωs (=π−ωP)であり、そ
の転移幅BW’はIIW’−ω−8−ωPとなる。従っ
°ζ、この転移幅BW’と元の転移幅BWとの差は [IW’ −BW= (ωS−ωP)−(ωS−ωP)
−〇・・・・・・(15) となる。この(15)式よりωP+ωS−πのときは、
本方法により得られるフィルタの転移幅BW’はノLの
フィルタの転移幅BWと等しくなり、係数が半減しても
フィルタの肩特性の急峻さが失われないことがわかる。
従って、この発明では転移幅が広がらないように、ωP
+ωS−πの条件を設定する。なお、実際には、D/A
用フィルタとじては、fs ”’ 44.IKIlzの
ときは約20〜21Hzの範囲で転移していればよいの
で、本方法を有効に利用できる。
+ωS−πの条件を設定する。なお、実際には、D/A
用フィルタとじては、fs ”’ 44.IKIlzの
ときは約20〜21Hzの範囲で転移していればよいの
で、本方法を有効に利用できる。
次に、例えば理想ローパスフィルタの特性の逆フーリエ
変換したものに窓関数を乗してフィルタの係数をめ、本
方法を適用する場合の具体例に付いて説明する。
変換したものに窓関数を乗してフィルタの係数をめ、本
方法を適用する場合の具体例に付いて説明する。
いま、周波数特性F(ω〉として第11図にボず理想ロ
ーパスフィルタを考えると、そのインパルス応答は、 ・・・・・・(16) となる。この(16)式を離散時間の関数として宵−直
すと、 となる。但し、t =nT (T= 1/F5 、 n
は整数)、ωc−2πfc (fcは遮断周波数)とす
る。なお、FSはフィルタのオーバーサンプリング周波
数である。
ーパスフィルタを考えると、そのインパルス応答は、 ・・・・・・(16) となる。この(16)式を離散時間の関数として宵−直
すと、 となる。但し、t =nT (T= 1/F5 、 n
は整数)、ωc−2πfc (fcは遮断周波数)とす
る。なお、FSはフィルタのオーバーサンプリング周波
数である。
こ\で、ディジクルフィルタの単位サンプル応答をhd
(nl (n −1〜N)とし、これに対応するアナ
ログフィルタのインパルス応答をhHftlとする。こ
の両者の応答特性をゲインも含め”C等しくするには、 h d (nl−’rh a (nT) −・= (1
8)にすればよい。なお、IIaを7倍するのは相方の
関数の単位面積で比較するためのノーマライズのためご
ある。
(nl (n −1〜N)とし、これに対応するアナ
ログフィルタのインパルス応答をhHftlとする。こ
の両者の応答特性をゲインも含め”C等しくするには、 h d (nl−’rh a (nT) −・= (1
8)にすればよい。なお、IIaを7倍するのは相方の
関数の単位面積で比較するためのノーマライズのためご
ある。
従っ′ζ、ディジタルフィルタの単位ナンプル応答は!
−記(17)、 (18)式より、F。
−記(17)、 (18)式より、F。
sin 2π n□
・・・・・・ (19)
となる。
これに窓関数を乗すると、次式が得られる。
・・・・・・(20)
なお、」−記(20)式において、Nはフィルタの乙
w=l〜3である。
このようにして通電のフィルタの係数をめることができ
る。
る。
こ\で、この発明では、nの偶数次の項を強制的に0と
するわけであるが、その前に上述したωS+ωP−πと
云う条件ずなわら転移幅が広がらない条件を上記(20
)式に適用させる。っまりはωC−π/2)とする。こ
の結果、次式が得られる。
するわけであるが、その前に上述したωS+ωP−πと
云う条件ずなわら転移幅が広がらない条件を上記(20
)式に適用させる。っまりはωC−π/2)とする。こ
の結果、次式が得られる。
・・・・・・(21)
この(21)式より、nの偶数次の項を強制的に0とす
る、つまり0の間挿の操作を行わなくとも、nの偶数次
の項で、h(n)−0,h(o)=0.5となる。
る、つまり0の間挿の操作を行わなくとも、nの偶数次
の項で、h(n)−0,h(o)=0.5となる。
ずなわぢ、この発明による乗算回路の半減に伴うフィル
タ特性の劣化が全くない係数であることがわかる。換言
すれば、理想ローパスフィルタの特性の逆フーリエ変換
したものに窓関数を乗じてフィルタ係数をめる方法では
、そのめたものに転移幅が広がらない条件(ωS十ωP
−π)を与えるだけで、nの偶数次の項で、h(。、=
o、hc。)= 0.5が得られ、従って、この場合、
強制的に0を間挿して、これ等を得る操作が不要となる
。
タ特性の劣化が全くない係数であることがわかる。換言
すれば、理想ローパスフィルタの特性の逆フーリエ変換
したものに窓関数を乗じてフィルタ係数をめる方法では
、そのめたものに転移幅が広がらない条件(ωS十ωP
−π)を与えるだけで、nの偶数次の項で、h(。、=
o、hc。)= 0.5が得られ、従って、この場合、
強制的に0を間挿して、これ等を得る操作が不要となる
。
第12図は、上記(21)式において、N = 127
、w=3とし、係数精度を16ビツトに丸めたときの周
波数応答の計算結果を示すもので、同図において、同図
Bは同図Aの一部を拡大しC示し、同図Cは更に同図B
の一部を拡大して示す。なお、こ\で、F、ば88.2
XIIzの場合である。
、w=3とし、係数精度を16ビツトに丸めたときの周
波数応答の計算結果を示すもので、同図において、同図
Bは同図Aの一部を拡大しC示し、同図Cは更に同図B
の一部を拡大して示す。なお、こ\で、F、ば88.2
XIIzの場合である。
第12図Aより略々F s / 4以上では減衰量が深
く、つまり西調波成分が抑圧され、第12図B、Cより
、通過域である略々F s / 4未満ではリップル成
分が極めて少ないことがわかる。
く、つまり西調波成分が抑圧され、第12図B、Cより
、通過域である略々F s / 4未満ではリップル成
分が極めて少ないことがわかる。
また、第13図は、−例として125の係数を有するチ
ェビシェフ近似のフィルタに、この発明を適用し、63
の係数を有するフィルタとしたときの周波数応答の計算
結果を示すもので、同図におい“C1同図Bは同図Aの
一部を拡大して示し同図Cは更に同図Bの一部を拡大し
て示す。
ェビシェフ近似のフィルタに、この発明を適用し、63
の係数を有するフィルタとしたときの周波数応答の計算
結果を示すもので、同図におい“C1同図Bは同図Aの
一部を拡大して示し同図Cは更に同図Bの一部を拡大し
て示す。
一方、第14図は通富のチェビシェフ近僚にょってめた
63の係数を有するフィルタの周波数応答を示すもので
、同図におい°ζ、同図Bは同図Aの一部を拡大してホ
し、同図Cは更に同図Bの一部を拡大して不ず。
63の係数を有するフィルタの周波数応答を示すもので
、同図におい°ζ、同図Bは同図Aの一部を拡大してホ
し、同図Cは更に同図Bの一部を拡大して不ず。
この第13図及び第14図の対比から、第13図の場合
は第14図の場合より、阻止域での減衰量が充分に深く
高調波成分が抑圧され、また通過域でのリップル成分が
極めζ少ないことがわかる。つまり、同じ段数、同じ係
数語4しで、この発明による係数設定をJると、第14
図より第13図への特性の改善が得られるのである。
は第14図の場合より、阻止域での減衰量が充分に深く
高調波成分が抑圧され、また通過域でのリップル成分が
極めζ少ないことがわかる。つまり、同じ段数、同じ係
数語4しで、この発明による係数設定をJると、第14
図より第13図への特性の改善が得られるのである。
第15図はこの発明の実施例を示“Jもので、ご\では
A/D、D/A変換切換型ディジタルフィルタに適用し
た場合である。
A/D、D/A変換切換型ディジタルフィルタに適用し
た場合である。
同図において、(20)はディジタル信号が供給される
入力端子、(2I)は入力端子(2o)からのディジク
ル信号を順次取込むシフトレジスタ、(22)はシフ1
−レジスタ(21)の内容を書き込め、そして読め出す
RA Mで、このRAM(22)はこ−では例えば16
X63ビツトの各般とされるつ(23)はRAM(22
)の出力がデータとしてその一方の入力側に供給される
乗算器であって、例えばこ−ではT = 1 / f
s内に16〔ビット〕×16〔ビット)X63(回〕の
乗算能力があるものとする。(24) 、(25)は夫
々A/D変換、D/A変換の際に使用される乗算係数が
予め記憶されているROMであって、この場合、共に例
えば16X 32ビツトの容量とされる。 (26)は
ROM (24) 。
入力端子、(2I)は入力端子(2o)からのディジク
ル信号を順次取込むシフトレジスタ、(22)はシフ1
−レジスタ(21)の内容を書き込め、そして読め出す
RA Mで、このRAM(22)はこ−では例えば16
X63ビツトの各般とされるつ(23)はRAM(22
)の出力がデータとしてその一方の入力側に供給される
乗算器であって、例えばこ−ではT = 1 / f
s内に16〔ビット〕×16〔ビット)X63(回〕の
乗算能力があるものとする。(24) 、(25)は夫
々A/D変換、D/A変換の際に使用される乗算係数が
予め記憶されているROMであって、この場合、共に例
えば16X 32ビツトの容量とされる。 (26)は
ROM (24) 。
(25)の出力を切換えるスイッチ回路であって、A/
D変換時には接点a側に接続されてROM(24)から
の乗算係数を、またD/A変換時には接点す側に切換え
られζR0M(25)からの乗算係数を、夫々乗算器(
23)の他方の入力端に供給する。
D変換時には接点a側に接続されてROM(24)から
の乗算係数を、またD/A変換時には接点す側に切換え
られζR0M(25)からの乗算係数を、夫々乗算器(
23)の他方の入力端に供給する。
(27)は乗算器(23)の乗算出力を加算する加算器
、(28)は加算器(27)の結果をランチするアキュ
ムレータであって、このアキュムレータ(28)の出力
の一部は加算器(27)に帰還され゛ζ逐次乗算器(2
3)からの乗算出力と加算され、例えば、こ\ではT=
l/fsの間にA/D変換の際には63回、D/A変漠
の際には62回の加算がなされる。つまり、本実施例で
は、A/D変換では折り返し防止のためf 5 / 2
で充分な減衰(例えば−10〜−20dB)が必要なた
め従来法同様の63次のFIR型ディジタルフィルタと
して働き、D/Δ変換ではごの発明による段数倍増の方
法用いて62X2+1=125次相当のFIR型ディジ
タルフィルタとして働くようになされている。
、(28)は加算器(27)の結果をランチするアキュ
ムレータであって、このアキュムレータ(28)の出力
の一部は加算器(27)に帰還され゛ζ逐次乗算器(2
3)からの乗算出力と加算され、例えば、こ\ではT=
l/fsの間にA/D変換の際には63回、D/A変漠
の際には62回の加算がなされる。つまり、本実施例で
は、A/D変換では折り返し防止のためf 5 / 2
で充分な減衰(例えば−10〜−20dB)が必要なた
め従来法同様の63次のFIR型ディジタルフィルタと
して働き、D/Δ変換ではごの発明による段数倍増の方
法用いて62X2+1=125次相当のFIR型ディジ
タルフィルタとして働くようになされている。
(29)は接点aがアキエムレータ(2B)の出力側に
接続され、接点すがRAM(22)の出力側に接続され
、共iff[子がシフトレジスタ(30)の入力側に接
続されたスイッチ回路、(31)はシフトレジスタ(3
0)より取り出された出力端子である。
接続され、接点すがRAM(22)の出力側に接続され
、共iff[子がシフトレジスタ(30)の入力側に接
続されたスイッチ回路、(31)はシフトレジスタ(3
0)より取り出された出力端子である。
スイッチ回路(29)はA/D変換時には常時接点a側
に接続され、I) / A変換時には、第5図に対応し
て1=1の時は接点す側に接続され、を−L−IT/2
の時は接点a側に接続される。た\し、i”はT −1
/ f sである。
に接続され、I) / A変換時には、第5図に対応し
て1=1の時は接点す側に接続され、を−L−IT/2
の時は接点a側に接続される。た\し、i”はT −1
/ f sである。
次に、この回路動作を説明する。A/D変換時には、ス
イッチ回路(26)及び(29)が接点a側に接続され
、入力端子(20)より供給されたディジタル信号ずな
わち、ザンプリング周波数2fs=FSでA/D変換さ
れたディジタル信号がシフトレジスタ(21)及びRA
M(22)で順次所定量遅延されてデータとして乗算器
(23)に供給され、ここでROM(24)からの対応
する乗算係数と順次乗算される。そして、乗算器(23
)の乗算出力は順次加算器(27)に供給されて、先の
乗算出力、すなわちアキュムレータ(2B)からの帰還
入力と加算され、この加算動作の繰返しがこの場合63
回行われると、アキュムレータ(28)の出力がスイッ
チ回路(29)の接点a側を介してシフトレジスタ(3
0)にイバ給され、このシフトレジスタ(30)の内容
が所望のディジタル信号として出力端子(31)に取り
出される。
イッチ回路(26)及び(29)が接点a側に接続され
、入力端子(20)より供給されたディジタル信号ずな
わち、ザンプリング周波数2fs=FSでA/D変換さ
れたディジタル信号がシフトレジスタ(21)及びRA
M(22)で順次所定量遅延されてデータとして乗算器
(23)に供給され、ここでROM(24)からの対応
する乗算係数と順次乗算される。そして、乗算器(23
)の乗算出力は順次加算器(27)に供給されて、先の
乗算出力、すなわちアキュムレータ(2B)からの帰還
入力と加算され、この加算動作の繰返しがこの場合63
回行われると、アキュムレータ(28)の出力がスイッ
チ回路(29)の接点a側を介してシフトレジスタ(3
0)にイバ給され、このシフトレジスタ(30)の内容
が所望のディジタル信号として出力端子(31)に取り
出される。
また、D/A変換時には、スイッチ回路(26)が接点
す側に切換えられ、t= t −1−T/2のときは、
入力端子(20)からのディジタル信号がシフトレジス
タ(21)及びRAM(22)で順次所定量遅延されて
データとして乗算器(23)に供給され、こ−でROM
(25)からの対応する乗算係数と真直次乗算される。
す側に切換えられ、t= t −1−T/2のときは、
入力端子(20)からのディジタル信号がシフトレジス
タ(21)及びRAM(22)で順次所定量遅延されて
データとして乗算器(23)に供給され、こ−でROM
(25)からの対応する乗算係数と真直次乗算される。
そして、上述同様乗算器(23)の乗算出力は順次加算
器(27)に供給されて、アキュムレータ(2日)から
の帰還入力と加算さね2、この加算動作の繰返しがこの
場合621i1行ねわ、ると、アキエムレータ(28)
の出力がスイ・ンチ回路(29)の接点a側を介し′ζ
シフトレジスタ(30)に(Jj給され、その内容が所
望のディジタル信号とし゛こ出力端子(31)に取り出
され、図承せずもD/A変換器に供給される。なお、1
=1のとき番よ、真のデータが存在するときなので、ス
イ・ノチ回路(29)は接点す側に切り換わり、RAM
(22)からのデータをそのま一シフトレジスタ(30
)へスフレ−1−る。
器(27)に供給されて、アキュムレータ(2日)から
の帰還入力と加算さね2、この加算動作の繰返しがこの
場合621i1行ねわ、ると、アキエムレータ(28)
の出力がスイ・ンチ回路(29)の接点a側を介し′ζ
シフトレジスタ(30)に(Jj給され、その内容が所
望のディジタル信号とし゛こ出力端子(31)に取り出
され、図承せずもD/A変換器に供給される。なお、1
=1のとき番よ、真のデータが存在するときなので、ス
イ・ノチ回路(29)は接点す側に切り換わり、RAM
(22)からのデータをそのま一シフトレジスタ(30
)へスフレ−1−る。
斯る構成により、A/D、D/A変換変換型換型ィジク
ルフィルタで63次のものを実現するのに、従来法では
RAM(22)としζ、A/D変換時Gこは16X 6
3ビツト、D/A変換時には16X 32ビ・ノドの容
量が必要で、結局16/X 63ビ・ノドの容量のもの
を用意する必要があり、D/A変換時には実際にはその
半分しか利用されずRAM(22)の利用効率が悪いが
、この実施例ではD/A変換時にもRAM(22)は1
00%利用されるので利用効率がよい。
ルフィルタで63次のものを実現するのに、従来法では
RAM(22)としζ、A/D変換時Gこは16X 6
3ビツト、D/A変換時には16X 32ビ・ノドの容
量が必要で、結局16/X 63ビ・ノドの容量のもの
を用意する必要があり、D/A変換時には実際にはその
半分しか利用されずRAM(22)の利用効率が悪いが
、この実施例ではD/A変換時にもRAM(22)は1
00%利用されるので利用効率がよい。
また、ROM (24) 、(25) (7)2+1l
ilが必要であるので、−兄事合理に思われるが、従来
法でも2個必要であるので、構成が拡大することはなむ
1゜このROMを2個必要とする第1の理由は、A/D
変換時にばfs/2における特性の減衰が充分必要で、
通過域のリップル成分及び阻止域の減衰量を多少犠牲に
し”Cも層特性を急峻にしなければならないが、これに
対しD/A変換時には例えば[Sを44.1kHzとす
ると、約24.1kHzで所望の減衰が得られておれば
よく、その余分を他の特性、例えばリップル成分を除去
したり、減衰量を深くする振り向けることができ、結局
、A/D変換時とD/A変換時には本来要求される特性
が異なっているからである。
ilが必要であるので、−兄事合理に思われるが、従来
法でも2個必要であるので、構成が拡大することはなむ
1゜このROMを2個必要とする第1の理由は、A/D
変換時にばfs/2における特性の減衰が充分必要で、
通過域のリップル成分及び阻止域の減衰量を多少犠牲に
し”Cも層特性を急峻にしなければならないが、これに
対しD/A変換時には例えば[Sを44.1kHzとす
ると、約24.1kHzで所望の減衰が得られておれば
よく、その余分を他の特性、例えばリップル成分を除去
したり、減衰量を深くする振り向けることができ、結局
、A/D変換時とD/A変換時には本来要求される特性
が異なっているからである。
また、その第2の理由はA/D変換時とD/A変換時で
は、フィルタの利得が前者をOdBとすると後者は一6
dBと両者間に6dBの差があるので、ROM以外の他
の部分を共通とするためには、ROMに記憶する乗算係
数をA/D変換変換比し、I) / A変換時には2倍
にしてお(必要があり、これによって、タイミングコン
トロールのめで、A/D変換とD/A変換の切換えを容
易にしているからである。
は、フィルタの利得が前者をOdBとすると後者は一6
dBと両者間に6dBの差があるので、ROM以外の他
の部分を共通とするためには、ROMに記憶する乗算係
数をA/D変換変換比し、I) / A変換時には2倍
にしてお(必要があり、これによって、タイミングコン
トロールのめで、A/D変換とD/A変換の切換えを容
易にしているからである。
このように、本実施例ではD/A変換側のディジタルフ
ィルタは、実質的に従来の約2倍の段数がとれるため、
通過域にお4)るリップル成分が抑圧され、このためA
/D変換側のディジタルフィルタの通過域におりるリッ
プル成分が2倍近くなっても総合特性が保証され、もっ
てそのふんだけ、A / D変換側のディジタルフィル
タとしては、急峻な肩特性をもったものとすることがで
きる。
ィルタは、実質的に従来の約2倍の段数がとれるため、
通過域にお4)るリップル成分が抑圧され、このためA
/D変換側のディジタルフィルタの通過域におりるリッ
プル成分が2倍近くなっても総合特性が保証され、もっ
てそのふんだけ、A / D変換側のディジタルフィル
タとしては、急峻な肩特性をもったものとすることがで
きる。
なお、上述において、フィルタの係数K (m)は、全
体をM倍としてもよいし、或いは個々に予めM倍しζも
よく、そのとき中央に位置する係数K 20)はlとな
るので乗算が不要となる。
体をM倍としてもよいし、或いは個々に予めM倍しζも
よく、そのとき中央に位置する係数K 20)はlとな
るので乗算が不要となる。
発明の効果
上述の如くこの発明によれば、従来全ての人力データに
対して行っていたたたみ込み演算を真のデータの存在す
る時点では実行せずにスルーとするような乗算係数の設
定を行うことにより、M倍のオーバサンプリング時には
従来と同様のハードウェアの規模で、約M/ (M−1
)倍のフィルタ特性をもたせることができ、換宵ずれば
同等の性能路構成の簡略化、フィルタ特性の向上がはか
れる。
対して行っていたたたみ込み演算を真のデータの存在す
る時点では実行せずにスルーとするような乗算係数の設
定を行うことにより、M倍のオーバサンプリング時には
従来と同様のハードウェアの規模で、約M/ (M−1
)倍のフィルタ特性をもたせることができ、換宵ずれば
同等の性能路構成の簡略化、フィルタ特性の向上がはか
れる。
第1図は従来例の説明に供するためのブロック図、第2
図は第1図の動作説明に供するための線図、第3図は慣
用のFIR型ディジタルフィルタの一例を示すブロック
図、第4図は従来の係数設定の説明に供するための線図
、第5図はこの発明による係数設定の説明に供するため
の線図、第6図〜第14図はこの発明の説明に供するた
めの線図、第15図はこの発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。 (21) 、(3(])はシフトレジスタ、(22)は
RAM、(23)は乗算器、(24) 、(25)はR
OM、(26) 、(29)はスイッチ回路、(27)
は加算器、(28)はアキュムレータである。 第2図 第4図 第5図 t=τチンシ DODODODODODODODODO
D第6図 H(giuノン A B 第8図 第9図 第1u図 第11図 第15図 第12図 mt皮饗L(kHx) 第13図 /fl 瀘数CkHx> ffl ’III h CkHx> 周液寥父(kHz ) 第14図 m+ンPl#’x(kHz) 」 瀘婁丈(k)lに) 周 波数(kHz)
図は第1図の動作説明に供するための線図、第3図は慣
用のFIR型ディジタルフィルタの一例を示すブロック
図、第4図は従来の係数設定の説明に供するための線図
、第5図はこの発明による係数設定の説明に供するため
の線図、第6図〜第14図はこの発明の説明に供するた
めの線図、第15図はこの発明の一実施例を示すブロッ
ク図である。 (21) 、(3(])はシフトレジスタ、(22)は
RAM、(23)は乗算器、(24) 、(25)はR
OM、(26) 、(29)はスイッチ回路、(27)
は加算器、(28)はアキュムレータである。 第2図 第4図 第5図 t=τチンシ DODODODODODODODODO
D第6図 H(giuノン A B 第8図 第9図 第1u図 第11図 第15図 第12図 mt皮饗L(kHx) 第13図 /fl 瀘数CkHx> ffl ’III h CkHx> 周液寥父(kHz ) 第14図 m+ンPl#’x(kHz) 」 瀘婁丈(k)lに) 周 波数(kHz)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、係数に?ITl)を有し、m=−N’〜Nの範囲で
、K′C0)= 1/M (但し、Mはl以外の止の整
数)。 Ki)=0(但し、mはO以外のMの倍数ン。 Kiwl)= h@)(但し、mは0及びMの倍数を除
く整数)とするF’ I R型ディジタルフィルタ。 (14シ、h (m)はF I R型ディジタルフィル
タの単位サンプル応答である。 2、]二配係数K imoを全てM倍とした特許請求の
範囲第1項記載のFIR型ディジタルフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3328184A JPS60177717A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | Fir型デイジタルフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3328184A JPS60177717A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | Fir型デイジタルフイルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60177717A true JPS60177717A (ja) | 1985-09-11 |
Family
ID=12382142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3328184A Pending JPS60177717A (ja) | 1984-02-23 | 1984-02-23 | Fir型デイジタルフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60177717A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57147390A (en) * | 1981-02-04 | 1982-09-11 | Ampex | Digital filter device and method |
-
1984
- 1984-02-23 JP JP3328184A patent/JPS60177717A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57147390A (en) * | 1981-02-04 | 1982-09-11 | Ampex | Digital filter device and method |
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