JPS60172344A - マイクロカプセルの製造法 - Google Patents
マイクロカプセルの製造法Info
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- JPS60172344A JPS60172344A JP2783484A JP2783484A JPS60172344A JP S60172344 A JPS60172344 A JP S60172344A JP 2783484 A JP2783484 A JP 2783484A JP 2783484 A JP2783484 A JP 2783484A JP S60172344 A JPS60172344 A JP S60172344A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- component
- core component
- manufacturing
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J13/00—Colloid chemistry, e.g. the production of colloidal materials or their solutions, not otherwise provided for; Making microcapsules or microballoons
- B01J13/02—Making microcapsules or microballoons
- B01J13/04—Making microcapsules or microballoons by physical processes, e.g. drying, spraying
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dispersion Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマイクロカプセルの製造法に関する。
マイクロカプセルの製造法としては従来、スプレー法や
コアセルベーション法などが知られている。これらの方
法は核成分を完全にマイクロカプセル化するのが困難で
あり、核成分が液体の場合にはこの液体がカプセル表面
に浸出する傾向があり、かつ多数のカプセルが相互に凝
集し、独立構造のカプセルを作ることは実質上不可能で
ある。
コアセルベーション法などが知られている。これらの方
法は核成分を完全にマイクロカプセル化するのが困難で
あり、核成分が液体の場合にはこの液体がカプセル表面
に浸出する傾向があり、かつ多数のカプセルが相互に凝
集し、独立構造のカプセルを作ることは実質上不可能で
ある。
一方、核成分を完全に被覆した独立カプセルを製造する
方法としては、核成分用ノズルの外周に皮膜成分用ノス
゛ルを有する多重ノズルから核成分と皮膜成分を同時に
冷却液中に放出し、表面張力の作用によって完全被覆カ
プセルを形成させる方法が知られている。この方法では
ノズル径と表面張力との関係から500μI11以下の
カプセルを工業的に得るのは実質上不可能である。
方法としては、核成分用ノズルの外周に皮膜成分用ノス
゛ルを有する多重ノズルから核成分と皮膜成分を同時に
冷却液中に放出し、表面張力の作用によって完全被覆カ
プセルを形成させる方法が知られている。この方法では
ノズル径と表面張力との関係から500μI11以下の
カプセルを工業的に得るのは実質上不可能である。
本発明は前記多重ノズルを回i17ヘツドに取すイ・j
け、遠心力の作用によって微細な独立マイクロカプセル
を製造する方法を提供する。
け、遠心力の作用によって微細な独立マイクロカプセル
を製造する方法を提供する。
即ち、本発明は核成分用ノズルおよびその外周に設けた
皮膜成分用ノズルから核成分および皮膜成分を同時に遠
心力によって皮膜成分の硬化条件下に放出することを特
徴とするマイクロカプセルの製造法に関する。
皮膜成分用ノズルから核成分および皮膜成分を同時に遠
心力によって皮膜成分の硬化条件下に放出することを特
徴とするマイクロカプセルの製造法に関する。
本発明マイクロカプセルを製造するに適した装置の一例
を第1図および第2図に示す。
を第1図および第2図に示す。
第1図は本発明方法の実施に適した回転ヘッド(5)の
側断面図であり、第2図は回転ヘッドを下方からみた図
である。核成分用ノズル(1)は核成分タンク(6)、
皮膜成分用ノズル(2)は皮膜成分タンク(7)および
硬化剤用ノズル(3)は硬化剤タンク(8)にそれぞれ
連結し、回転ヘッド(5)に複数個配置されている。
側断面図であり、第2図は回転ヘッドを下方からみた図
である。核成分用ノズル(1)は核成分タンク(6)、
皮膜成分用ノズル(2)は皮膜成分タンク(7)および
硬化剤用ノズル(3)は硬化剤タンク(8)にそれぞれ
連結し、回転ヘッド(5)に複数個配置されている。
核成分と皮膜成分とはポンプなとの供給手段によってノ
ズル先端から同時に放出され、四軒ヘッドの回転によっ
て遠心力により、ハウシング内に飛散する。その際、核
成分は皮1漠成分によってカプセル化し、かつ皮膜成分
は硬化剤用ノズルから放出される硬化剤によって硬化さ
れる。硬化剤は必ずしも硬化剤用ノズルから放出される
必要はなく、ハウタンク内部を硬化条件下に置いてもよ
い。
ズル先端から同時に放出され、四軒ヘッドの回転によっ
て遠心力により、ハウシング内に飛散する。その際、核
成分は皮1漠成分によってカプセル化し、かつ皮膜成分
は硬化剤用ノズルから放出される硬化剤によって硬化さ
れる。硬化剤は必ずしも硬化剤用ノズルから放出される
必要はなく、ハウタンク内部を硬化条件下に置いてもよ
い。
典型的には第1図に示すごとく、硬化剤用ノズルを皮膜
成分用ノズルの外周にそなえたものであり、これによっ
て、皮膜成分はノズルから放出されると同時に硬化剤と
接触しマイクロカプセル化が効率よく行なわれる。回転
ヘッドを硬化剤の液中に浸漬した状態で行なってもよい
が遠心力の作用は液による抵抗だけ小さくなり、独立し
た微少マイクロカプセルは得難くなる。ハウタンクを硬
化剤のガス雰囲気下、あるいは冷却雰囲気下で行なって
もよい。
成分用ノズルの外周にそなえたものであり、これによっ
て、皮膜成分はノズルから放出されると同時に硬化剤と
接触しマイクロカプセル化が効率よく行なわれる。回転
ヘッドを硬化剤の液中に浸漬した状態で行なってもよい
が遠心力の作用は液による抵抗だけ小さくなり、独立し
た微少マイクロカプセルは得難くなる。ハウタンクを硬
化剤のガス雰囲気下、あるいは冷却雰囲気下で行なって
もよい。
核成分としては常温または加熱状態で液状でノズルから
放出し得るものであればいかなるものでもよい。具体的
には、例えば各種医薬品水溶液、薬剤を溶解した油、香
料、化粧品、食品、工業化学薬品等が例示される。これ
らはノズルからの放出時の粘度が500cps以下、好
ましくは1〜30cI+s、 !1.jにI O−20
cI!sとなるように組成またはノズル温度を調整する
。
放出し得るものであればいかなるものでもよい。具体的
には、例えば各種医薬品水溶液、薬剤を溶解した油、香
料、化粧品、食品、工業化学薬品等が例示される。これ
らはノズルからの放出時の粘度が500cps以下、好
ましくは1〜30cI+s、 !1.jにI O−20
cI!sとなるように組成またはノズル温度を調整する
。
皮膜成分は核成分と相溶性がなく、ノズルから放出する
ときは液体であるが、硬化後は常温で皮膜を維持し得る
ものであればよい。核成分が水溶液のときはワックス類
、硬化油、樹脂類等が適当であり、これらは硬化剤とし
て冷媒、例えば液体窒素、液体空気、氷水、161脂硬
化剤などを用いれば良い。好ましくは一20℃以下の冷
媒を用いるのがよく、特に硬化剤用ノズルからこれらの
冷媒を放出させる。核成分が油性のときは疎油性物質、
例えばゼラチン等を皮膜成分として用いてもよい。
ときは液体であるが、硬化後は常温で皮膜を維持し得る
ものであればよい。核成分が水溶液のときはワックス類
、硬化油、樹脂類等が適当であり、これらは硬化剤とし
て冷媒、例えば液体窒素、液体空気、氷水、161脂硬
化剤などを用いれば良い。好ましくは一20℃以下の冷
媒を用いるのがよく、特に硬化剤用ノズルからこれらの
冷媒を放出させる。核成分が油性のときは疎油性物質、
例えばゼラチン等を皮膜成分として用いてもよい。
さらに皮膜成分とてはポリアクリル酸水溶液等のポリマ
ー水溶液を用い、硬化剤として塩化カルシウム等の凝集
剤を用いる方法、活性水素を有する化合物を架橋剤で架
橋させる力法等種々の態様がある。皮膜成分と硬化剤の
典型的な組み合わせは皮膜成分が硬化油等冷却により固
化するものであって、硬化剤が液体窒素のごとき冷媒の
場合である。
ー水溶液を用い、硬化剤として塩化カルシウム等の凝集
剤を用いる方法、活性水素を有する化合物を架橋剤で架
橋させる力法等種々の態様がある。皮膜成分と硬化剤の
典型的な組み合わせは皮膜成分が硬化油等冷却により固
化するものであって、硬化剤が液体窒素のごとき冷媒の
場合である。
皮膜成分はノズルから放出されるときの粘度が500c
ps以下、好ましくは1〜30cps、特に10〜20
cpsとなるよう皮膜成分組成または温度を調整する。
ps以下、好ましくは1〜30cps、特に10〜20
cpsとなるよう皮膜成分組成または温度を調整する。
回転ヘッド(5)は円錐台状とするのが好ましく、その
側面に複数個、通常3〜10個の多重ノズルを設ける。
側面に複数個、通常3〜10個の多重ノズルを設ける。
回転数は1000−40000rpm程度が好ましい。
核成分用ノズルは直径100〜2000μmo、特に好
ましくは300〜500μ【1であり、回転へンドの回
転軸から2〜20cI◎の位置にとりつけるのが好まし
い。
ましくは300〜500μ【1であり、回転へンドの回
転軸から2〜20cI◎の位置にとりつけるのが好まし
い。
皮膜成分用ノズルは核成分用ノズルの外周に同心円状に
配置する。スリット外径500〜400()μ11.特
に600〜1000μmnのスリット状開化を有するの
が適当である。
配置する。スリット外径500〜400()μ11.特
に600〜1000μmnのスリット状開化を有するの
が適当である。
硬化剤用ノズルはこれを設けるときは皮膜成分用ノズル
の外周にこれと同心円状に設置する。外径1000〜8
01) 0μm1、特に1200〜60()00μmが
適当で゛ある。
の外周にこれと同心円状に設置する。外径1000〜8
01) 0μm1、特に1200〜60()00μmが
適当で゛ある。
本発明方法を用いると実質上核成分が皮膜成分で被覆さ
れた、2疑果していない粒径100μ川以下のマイクロ
カプセルを容易に得ることができる8
れた、2疑果していない粒径100μ川以下のマイクロ
カプセルを容易に得ることができる8
第1図は本発明方法を実施するための回転ヘッドの側面
図を示す。第2図は第1図回転ヘッドを下方からみた図
を示す。 (1)核成分用ノズル (2)皮膜成分用ノズル(3)
硬化剤用ノズル (4)多重ノズル(5)回転へッ)’
(6)核成分タンク(7)皮膜成分タンク (8)硬
化剤タンク(9)ハウジング(天井一部)
図を示す。第2図は第1図回転ヘッドを下方からみた図
を示す。 (1)核成分用ノズル (2)皮膜成分用ノズル(3)
硬化剤用ノズル (4)多重ノズル(5)回転へッ)’
(6)核成分タンク(7)皮膜成分タンク (8)硬
化剤タンク(9)ハウジング(天井一部)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、核成分用ノズルおよびその外周に設けた皮)反成分
用ノズルから核成分および皮膜成分を同時に遠心力によ
って皮膜成分の硬化条件下に放出することを特徴とする
マイクロカプセルの製造法。 2、皮膜成分が加熱下に液体であり、常温で固体であり
、硬化を低温で行なう第1項記載の製造法。 3、硬化を液体窒素または液体空気で行なう第2項記載
の製造法。 4、核成分が薬液水溶液である第1項記載の製造法。 5、核成分がノズル放出時の粘度が1〜30el)sで
ある第1項記載の製造法。 6、皮+1!W T&、分のノズル放出時の粘J変が1
〜3()Cl)Sである第1項記載の製造法。 7、遠心力が1xio5−2X108dyneである第
1項記載の製造法。 8、核成分用ノズル(1)、その外周に少なくとも1ケ
のスリットを有する皮膜成分用ノズル(2)およびさら
にその外周にスリット状硬化剤用ノズル(3)からなる
多重ノズル(4)を複数個備えた回転ヘッド(5)をハ
ウクング内に備えたマイクロカプセル製造装置。 9、核成分用ノズル(1)の径が100〜2000μI
IIである第8項記載の装置。 10、皮膜成分用ノズル(2)がスリットを一個有し、
その外径が500〜2500μ輸である第8項記載の装
置。 11、硬化剤用ノズルの外征が1000〜8000μ「
nである第8項記載の装置。 12、核成分がノズルが回転ヘッドの中心から2〜20
cI11の位置に配設されている第8項記載の装置。 13、回転へ一7ドが1000−40000 rpmで
回転する第8項記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2783484A JPS60172344A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | マイクロカプセルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2783484A JPS60172344A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | マイクロカプセルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172344A true JPS60172344A (ja) | 1985-09-05 |
Family
ID=12231961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2783484A Pending JPS60172344A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | マイクロカプセルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172344A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005118619A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Kao Corp | 単分散固体微粒子の製造法 |
-
1984
- 1984-02-15 JP JP2783484A patent/JPS60172344A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005118619A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Kao Corp | 単分散固体微粒子の製造法 |
JP4704672B2 (ja) * | 2003-10-14 | 2011-06-15 | 花王株式会社 | 単分散固体微粒子の製造法 |
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