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JPS6016853B2 - 鋼板及び鋼帯のl反り矯正方法 - Google Patents

鋼板及び鋼帯のl反り矯正方法

Info

Publication number
JPS6016853B2
JPS6016853B2 JP16528479A JP16528479A JPS6016853B2 JP S6016853 B2 JPS6016853 B2 JP S6016853B2 JP 16528479 A JP16528479 A JP 16528479A JP 16528479 A JP16528479 A JP 16528479A JP S6016853 B2 JPS6016853 B2 JP S6016853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
warp
variation
plate thickness
amount
curvature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16528479A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5689327A (en
Inventor
東光 手柴
俊二 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
Priority to JP16528479A priority Critical patent/JPS6016853B2/ja
Publication of JPS5689327A publication Critical patent/JPS5689327A/ja
Publication of JPS6016853B2 publication Critical patent/JPS6016853B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテンションレベラによる鋼板及び鋼帯のL反り
矯正方法に関する。
一般に、冷間圧延鋼板やブリキのL反り(長手方向反り
)は、レベラの圧下操作である程度矯正できるといわれ
ていた。
従来のローラレベラによるL反り矯正方法は、コイルト
ップで数lq女のL反り測定を行ない、ローラレベラの
主として最終ロールの位置を調整し、以後loツト(1
00q女、約10n)に1回L反りを測定し、L反りの
変動があればしべラの圧下量を調整していたところであ
る。
通常のコイルは約1仇onからIQonあり、1コイル
につき10〜15回の調整を行なう必要があった。近年
、特にブリキに要求されているL反りの許容範囲は厳し
くなり、例えば、数断長さ(80仇駁)当り吊り反り量
が12肋以下の管理値とされる場合もある。しかしなが
ら、上記の如き管理値を満足させることは、従来のしべ
ラ操作では非常に困難であり、また、製品の歩蟹り低下
を招いている。また、ボックス暁錨ブリキ材に関し、従
釆のテンションレベラにより、レベリング速度30仇m
pm時のL反り矯正をなし、電気錫メッキ工程を経て奥
断された製品の板厚とL反りの関係は第1図の如くなる
。この図に示されるように、原板の板厚変動に伴ないL
反りが大きな影響を受けでいるが、上記従来においては
板厚変動によるL反りを防止することは極めて困難であ
り、この種のL反り制御は行なわれていなかった。なお
、第1図で測定距離は1.7のである。板厚変動による
L反り制御に関して、板厚変動に対するL反り量が判明
すれば、レベラ上流に設置された厚み計の信号によりし
べラ以下を操作して一定範囲内のL反りを得ようとする
予測制御も考えられるが、このような方法では、シャー
ラィンに設直されていない高価な設備を必要とする。例
えば、ライン速度に追従するための遅れ時間補正は、D
DC(ダィジェクト・ディジタル・コントロール)制御
となるため、マイクロコンピュータが必要となり、しか
も非常に短周期の板厚変動を制御するのであるから、圧
下モータの大容量化、高応答性が必要となり、設備上の
問題重点がある。本発明は上記従釆の問題点に着目し、
従釆なされていない板厚変動によるL反りに対し、極め
て有効な矯正方法とすることができるL反り矯正方法を
提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、レベラ加工の際、その加工
速度によって板厚変動のL反りに対する寄与率が変化す
ることにかんがみ、高価な制御機器を用いずに、従来の
ローラレベラでは矯正できなかった板厚変動によるL反
りの変動を高速テンションレベラを使用して最小のL反
り変動に制御し、歩留りの向上を図るようにした。
以下に本発明に係る鋼板及び鋼帯のL反り矯正方法の実
施例について詳細に説明する。
ボックス燐鎚ブリキ材についてしべリング速度30肌p
mにおける板厚変動量Rと該板厚Rに対するL反り量W
は第1図に示されているが、これを散布図と回帰線に表
わしたものを第2図に示す。
この図によれば、回帰式はW=−81狐十273(Rは
板厚、WはL反り量)にて示され、相関係数はr=0.
74である。一方、同一材料につき、テンションレベラ
を用い、レベリング速度120皿pm‘こてしべリング
後、電気錫メッキ工程後、灘断ラインで鱗断して製造し
たブリキ材の板厚RとL反り量Wの関係及び、その散布
図及び回帰線に表わした図が、第3図及び第4図である
ただし、テンションレベラでほぼL反り矯正を行なった
ために灘断ラインでの圧下はほとんど行なっていない。
第4図における回帰式は、W=−31駅十105(Rは
板厚、WはL反り量)で示され、相関係数はr=0.5
3である。これらのことから、板厚変動】OAに対して
従来の30比hpmでのローラレベラでは、L反りが8
肌の変動をもつのに対し(第2図)、レベリング速度1
20仇hpmでしべラ矯正した場合は、L反りが3柵の
変動量となっていることがわかる。このように、レベリ
ング速度の変化により、各材料の板厚変動量に対するL
反り変動量は異なるものであるが、レベリング速度V=
300〜120仇hpmにおけるボックス競錨ブリキ材
及び連続燐鈍ブリキ材について、板厚変動量△R=10
rに対するL反り変動量△Wを表わすと第5図の如くな
る。
なお、ボックス燐鈍ブリキ材は曲線A、連続燐鈍ブリキ
材は曲線Bで示されている。この図から、レベリング速
度が低くなるほど、又、材質の軟らかいものほど、板厚
変動によるL反り変動量△Wが大きくなることが分った
。ここで、曲線A,Bは一般に次式で近似できる。
△VV=a‐b・VC ……‘
1}a,b,cは正の係数であり、鋼板の変形抵抗、板
厚変動量△R、原板の板厚等により変化す0る。
従って、上述したように、各対象材毎に予め実験により
算出しておく必要がある。第5図の曲線A.Bは各々次
の■,‘3}式で表わされる。△W=16一1.23V
o・34(相関係数r:0.磯).・・.・・{21夕
△W=8.5一0.N8V0・6o4(相関係数r=
0.99)・…・・■そこで、本実施例では、L反り量
Wをある一定の管理値に制御する方法につき、次のよう
に行なつo今、ボックス鱗錨ブリキ材のL反り値をla
吻以下に制御する場合、テンションレベラによる同一板
厚におけるL反り値のばらつきBを測定する。
本実施例では、第2図及び第4図からばらつきは約B=
7風である。次に、冷間圧延での板厚の変動量Rを測定
するが、通常、上記ブリキ材では変動量は△R=10仏
である。
以上から、L反り値を管理値C=12側以下に制御する
ためには、L反り変動量△Wは次式を満足しなければな
らない。
△W+BミC ・・・…■すなわ
ち、本実施例では、C=12肋、B=7側を{41式に
代入して、△Wミ5風 を満足しなければならない。
上記を満足するしべリング速度は、予め求められた板厚
変動量△R=10仏に対するL反り変動量△Wとしべリ
ング速度Vとの関係図(第5図曲線A)若しくは■式か
らV〒60肌pmとなり、従って、テンションレベラを
V=6皿hpm以上で運転するものである。
第6図は‘41式の左辺の意味を模式的に示したもので
、直線Aは第2図,第4図の回帰線に対応するものであ
る。
このように、本発明は冷間圧延時の板厚変動量が△Rの
場合の、L反り変動量△Wとしべリング速度Vとの関係
を予め求めておき(第5図、【11式)、L反り管理値
C以内となるように{41式からL反り変動量△Wを算
出し、次に前記‘1}式等から求められる速度以上にし
べリングを行うことで、簡単かつ確実にL反り量を管理
値以下に制御でできるのである。
以上の如く、本発明に係る鋼板及び鋼帯のL反り矯正方
法によれば、従来行なわれていない板厚変動によるL反
り変動をしべリング速度変化により、充分に管理値内に
制御することができ、歩蟹りの向上した鋼板,鋼帯を得
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はラィン速度30肌pmにおける板厚変動草とL
反り童とを示すグラフ図、第2図は第1図の回帰線を表
わした散布図、第3図はライン速度1200hpmにお
ける板厚変動量とL反り量を示すグラフ図、第4図は第
3図の回帰線を表わした散布図、第5図はしべリング速
度と板厚変動量10rにおけるL反り変動量を示すグラ
フ図、第6図は板厚変動量、L反りのばらつき、及びL
反り変動量との関係を示す模式図である。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋼板及び鋼帯のL反りを矯正するテンシヨンレベラ
    に対し、板厚変動によるL反り変動量ΔWを次式により
    算出し、ΔW+B≦C 但し、B:同一板厚におけるL反り値のばらつきC:
    L反りの管理値 次いで、次式により前記L反り変動量ΔWに相当する
    レベリング速度Vを求め、ΔW=a−b・V^c 但し、a,b,cは正の係数 該レベリング速度Vをもつて矯正することにより、板
    厚変動によるL反り変動量を制御することを特徴とする
    鋼板及び鋼帯のL反り矯正方法。
JP16528479A 1979-12-19 1979-12-19 鋼板及び鋼帯のl反り矯正方法 Expired JPS6016853B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16528479A JPS6016853B2 (ja) 1979-12-19 1979-12-19 鋼板及び鋼帯のl反り矯正方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16528479A JPS6016853B2 (ja) 1979-12-19 1979-12-19 鋼板及び鋼帯のl反り矯正方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5689327A JPS5689327A (en) 1981-07-20
JPS6016853B2 true JPS6016853B2 (ja) 1985-04-27

Family

ID=15809400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16528479A Expired JPS6016853B2 (ja) 1979-12-19 1979-12-19 鋼板及び鋼帯のl反り矯正方法

Country Status (1)

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JP (1) JPS6016853B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7424914B2 (en) 2003-09-05 2008-09-16 Halliburton Energy Services, Inc. Cement compositions comprising high aspect ratio materials and methods of use in subterranean formations
US7493968B2 (en) 2004-07-02 2009-02-24 Halliburton Energy Services, Inc. Compositions comprising melt-processed inorganic fibers and methods of using such compositions
US7537054B2 (en) 2004-07-02 2009-05-26 Halliburton Energy Services, Inc. Cement compositions comprising high aspect ratio materials and methods of use in subterranean formations

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7424914B2 (en) 2003-09-05 2008-09-16 Halliburton Energy Services, Inc. Cement compositions comprising high aspect ratio materials and methods of use in subterranean formations
US7493968B2 (en) 2004-07-02 2009-02-24 Halliburton Energy Services, Inc. Compositions comprising melt-processed inorganic fibers and methods of using such compositions
US7537054B2 (en) 2004-07-02 2009-05-26 Halliburton Energy Services, Inc. Cement compositions comprising high aspect ratio materials and methods of use in subterranean formations

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5689327A (en) 1981-07-20

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