JPS60159139A - 摺動接点材料 - Google Patents
摺動接点材料Info
- Publication number
- JPS60159139A JPS60159139A JP59012118A JP1211884A JPS60159139A JP S60159139 A JPS60159139 A JP S60159139A JP 59012118 A JP59012118 A JP 59012118A JP 1211884 A JP1211884 A JP 1211884A JP S60159139 A JPS60159139 A JP S60159139A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding contact
- contact material
- matrix
- wear resistance
- alloy
- Prior art date
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- Granted
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- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はマイクロモータ等の摺動接点材料に関し、特に
高負荷の場合に有効な摺動接点材料に係る。
高負荷の場合に有効な摺動接点材料に係る。
従来より摺動接点材料の1つとして用いられているAg
−Pdの二元系合金は高Pd含有系ではPdの触媒作用
によるブラウンパウダが発生する欠点があシ、また、多
元系合金に比べて加工硬化率が低いことによシ硬さが低
い欠点があシ、これらの欠点がマイクロモータ等の高速
回転用摺動材として用いた場合に摺動接点面において粘
着摩耗や発生したブラウンパウダによりノイズの発生を
起し易くなシ、また回転ムラが生じる原因となっている
。
−Pdの二元系合金は高Pd含有系ではPdの触媒作用
によるブラウンパウダが発生する欠点があシ、また、多
元系合金に比べて加工硬化率が低いことによシ硬さが低
い欠点があシ、これらの欠点がマイクロモータ等の高速
回転用摺動材として用いた場合に摺動接点面において粘
着摩耗や発生したブラウンパウダによりノイズの発生を
起し易くなシ、また回転ムラが生じる原因となっている
。
本発明は上記の欠点を解決することを目的とし、高負荷
のかかる場合にでも安定した高速回転を供すると共に耐
摩耗性にすぐれた摺動接点材料としたことを特徴とする
。
のかかる場合にでも安定した高速回転を供すると共に耐
摩耗性にすぐれた摺動接点材料としたことを特徴とする
。
以下に本発明を説明する。
本発明は、Ag中に重量比でPd50〜80係とZn。
In、Sn、Pbの少なくとも1種を金側で1〜5チを
添加したものであり、さらには、Ag中に重量比でPd
50〜80%、!:Zn、In、Sn、Pbの少なくと
も1種を1〜5係とさらにFe 、Co 、Niの少な
くとも1種を0.01〜0.5係添加したものである。
添加したものであり、さらには、Ag中に重量比でPd
50〜80%、!:Zn、In、Sn、Pbの少なくと
も1種を1〜5係とさらにFe 、Co 、Niの少な
くとも1種を0.01〜0.5係添加したものである。
一般にマイクロモータの摺動接点材として高速回転時に
おける耐摩耗性の改善方法および安定した接触抵抗を得
るためには機械的特性を向上させ、さらに摺動面におい
て上記のようなブラウンパウダの発生を押えるような材
質にすることであυ、本発明は上記した構成、とするこ
とによりこれ等の条件を満すようにした。
おける耐摩耗性の改善方法および安定した接触抵抗を得
るためには機械的特性を向上させ、さらに摺動面におい
て上記のようなブラウンパウダの発生を押えるような材
質にすることであυ、本発明は上記した構成、とするこ
とによりこれ等の条件を満すようにした。
つまり、本発明はAg中に重量比で50〜80チのPd
を添加し、さらにZn、In、Sn’、Pbの少なくと
も1種を1〜5%添加させることによシ、AgまたはP
dとの金属間化合物またはそれに類する化合物をマトリ
ックス中に生ぜしめ、機械的特性の向上を計りしかもP
dの触媒作用を緩和させるものである。
を添加し、さらにZn、In、Sn’、Pbの少なくと
も1種を1〜5%添加させることによシ、AgまたはP
dとの金属間化合物またはそれに類する化合物をマトリ
ックス中に生ぜしめ、機械的特性の向上を計りしかもP
dの触媒作用を緩和させるものである。
さらにFe、Co、Niの添加はマトリックスの粒度微
細化全促進させることになる。
細化全促進させることになる。
なお、本発明の添加範囲外では過剰の添加物がマトリッ
クス中に析出した9、また上記のような効果も生じない
。
クス中に析出した9、また上記のような効果も生じない
。
次に従来のAg−Pdの二元系合金と本発明の摺動接点
について説明する。
について説明する。
実施例として第1表に示す成分組成の従来品と本発明の
接点材料を所定の合金組成に配合後、不活性ガスを導入
したタンマン炉にてAgとPdヲ除く他の元素との母合
金を作成し、−さ−らにこの母合金とPdを真空溶解炉
にて10−−Hg iで吸引後、アルゴンガスk 20
0’Torrl導入して高周波溶解を行ない、これを8
00℃で5時間規準し、圧延加工を断面減少率50%施
したもので、図示する如く、厚さQ、3mm、直径40
間の平らな円板1を作り、この円板1を中心より30m
の個所でAu−Ag−Pd−Pt から成る直径0.2
5閣、長さ8咽の3本から成るブラシ材2を180対向
して摺接させ、摺動試験を行ない、第1表に示すような
結果を得たQ なお、試験結果の判定法としてノイズレベルがバイアス
電圧の1割に達するまでの時間をもってした。
接点材料を所定の合金組成に配合後、不活性ガスを導入
したタンマン炉にてAgとPdヲ除く他の元素との母合
金を作成し、−さ−らにこの母合金とPdを真空溶解炉
にて10−−Hg iで吸引後、アルゴンガスk 20
0’Torrl導入して高周波溶解を行ない、これを8
00℃で5時間規準し、圧延加工を断面減少率50%施
したもので、図示する如く、厚さQ、3mm、直径40
間の平らな円板1を作り、この円板1を中心より30m
の個所でAu−Ag−Pd−Pt から成る直径0.2
5閣、長さ8咽の3本から成るブラシ材2を180対向
して摺接させ、摺動試験を行ない、第1表に示すような
結果を得たQ なお、試験結果の判定法としてノイズレベルがバイアス
電圧の1割に達するまでの時間をもってした。
第1表
試験条件 電圧12V 電流100mA摺動接点材の回
転数150 Orpm ブラシ接触圧 6273本 上記の第1表から明らかなように、Pdの含有率が同一
な系において従来例に比べて本実施例は機械的特性にす
ぐれ、よって耐ノイズ特性にすぐれる。
転数150 Orpm ブラシ接触圧 6273本 上記の第1表から明らかなように、Pdの含有率が同一
な系において従来例に比べて本実施例は機械的特性にす
ぐれ、よって耐ノイズ特性にすぐれる。
以上詳細に説明した如く本発明は耐ノイズ特性即ち耐摩
耗性にすぐれ、高負荷がかかるマイクロモータ等におい
ても安定した回転を供する摺動接点拐として非常に有効
である。
耗性にすぐれ、高負荷がかかるマイクロモータ等におい
ても安定した回転を供する摺動接点拐として非常に有効
である。
図面は摺動試験を示す斜視図である。
1・・円板 2・・・ブラシ材
特許出願人 株式会社徳力本店
代理人弁理士 金 倉 喬 二
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、、Ag中に、重量比でPd、50−80%とZn。 In、Sn、Pbの少なくとも1種を金側で1〜5チと
さらにFe、Co、Niの少なくとも1種を合計でO〜
0.1%添加した摺動接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59012118A JPS60159139A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 摺動接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59012118A JPS60159139A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 摺動接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159139A true JPS60159139A (ja) | 1985-08-20 |
JPS6260458B2 JPS6260458B2 (ja) | 1987-12-16 |
Family
ID=11796635
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59012118A Granted JPS60159139A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | 摺動接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60159139A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010133555A1 (de) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Heimerle + Meule Gmbh | Palladium-schmucklegierung |
TWI639715B (zh) * | 2016-01-25 | 2018-11-01 | 田中貴金屬工業股份有限公司 | 滑動接點材料及其之製造方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020110986A1 (ja) | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 田中貴金属工業株式会社 | 耐摩耗性及び耐熱性に優れる導電材料 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017031A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 刷子用摺動接点材料 |
JPS6017032A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 刷子用摺動接点材料 |
JPS6017030A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 刷子用摺動接点材料 |
-
1984
- 1984-01-27 JP JP59012118A patent/JPS60159139A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017031A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 刷子用摺動接点材料 |
JPS6017032A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 刷子用摺動接点材料 |
JPS6017030A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-28 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 刷子用摺動接点材料 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010133555A1 (de) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Heimerle + Meule Gmbh | Palladium-schmucklegierung |
TWI639715B (zh) * | 2016-01-25 | 2018-11-01 | 田中貴金屬工業股份有限公司 | 滑動接點材料及其之製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6260458B2 (ja) | 1987-12-16 |
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Legal Events
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