JPS60138705A - 磁気記録信号再生装置 - Google Patents
磁気記録信号再生装置Info
- Publication number
- JPS60138705A JPS60138705A JP24639983A JP24639983A JPS60138705A JP S60138705 A JPS60138705 A JP S60138705A JP 24639983 A JP24639983 A JP 24639983A JP 24639983 A JP24639983 A JP 24639983A JP S60138705 A JPS60138705 A JP S60138705A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- signal
- magnetic field
- magnetic body
- magnetic recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
- G11B5/33—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
- G11B5/332—Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using thin films
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の技術分野]
本発明は、磁気記録媒体に記録された信号を再生する装
置に係り、特に磁気記録媒体からの信号磁界を磁性体の
高周波特性の変化として検出して再生を行なう磁気記録
信号再生装置に関する。
置に係り、特に磁気記録媒体からの信号磁界を磁性体の
高周波特性の変化として検出して再生を行なう磁気記録
信号再生装置に関する。
[発明の技術的背景とその問題点コ
磁気記録媒体からの記録信号に基く磁界(信号磁界)に
よる磁性体の電磁気的特性の変化を利用して磁気記録信
号を再生する方式については、磁気抵抗効果を利用した
ものが知られているが、本発明者らは高密度記録再生に
極めてすぐれた方式として、信@磁界による磁性体の高
周波特性の変化としてとくに強磁性共鳴によるテンソル
透磁率μ′およびその損失項μ″の変化を利用する方式
を既に提案している。この方式には再生ヘッドにフェラ
イト、パーマロイ、アモルファス合金等の磁性体を使用
し、この磁性体に供給された高周波回:路(共振回路)
のインピーダンス変化によるこの回路の高周波出力電圧
の変化を検波整流することにより記録信号を再生するも
の、あるいは互いに直交する2つの回路間でテンソル透
磁率の大きさに応じて1次回路から2次回路への高周波
の伝送特性が変化することを利用して1次回路に高周波
を供給し2次回路の高周波出力電圧の変化を再生信号と
して得るもの等がある。
よる磁性体の電磁気的特性の変化を利用して磁気記録信
号を再生する方式については、磁気抵抗効果を利用した
ものが知られているが、本発明者らは高密度記録再生に
極めてすぐれた方式として、信@磁界による磁性体の高
周波特性の変化としてとくに強磁性共鳴によるテンソル
透磁率μ′およびその損失項μ″の変化を利用する方式
を既に提案している。この方式には再生ヘッドにフェラ
イト、パーマロイ、アモルファス合金等の磁性体を使用
し、この磁性体に供給された高周波回:路(共振回路)
のインピーダンス変化によるこの回路の高周波出力電圧
の変化を検波整流することにより記録信号を再生するも
の、あるいは互いに直交する2つの回路間でテンソル透
磁率の大きさに応じて1次回路から2次回路への高周波
の伝送特性が変化することを利用して1次回路に高周波
を供給し2次回路の高周波出力電圧の変化を再生信号と
して得るもの等がある。
これらの方式の場合、磁性体をトラック幅方向。
記録媒体垂直方向に比べてトラック長さ方向の大きさが
極端に小さい薄膜として、トラック幅方向に磁化容易軸
を有する面内−軸磁気異方性を付与することにより、僅
かな信号磁界に対してでもテンソル透磁率が大きく変化
し、高感度な再生が可能になる。ところが、高密度記録
信号の再生を行なうに際しては、トラック幅の減少およ
び記録波長の減少により、信号磁界が磁性体におよぶ領
域はトラック幅方向および記録媒体垂直方向のいずれに
おいても極めて小さくなる。従って、信号磁界を効果的
に検出するのには磁性体のトラック幅方向および記録媒
体垂直方向の寸法を小さくする必要がある。しかし、磁
性体の厚さ、すなわちトラック長さ方向の寸法には磁性
体の特性上限界(〜400人)があるので、磁性体のト
ラック幅方向、記録媒体垂直方向の寸法を小さくすると
、これら両方向における反磁界が増大する。このため、
反磁界によって信号磁界に対するテンソル透磁率の変化
が小さくなり、再生感度は減少するという結果となる。
極端に小さい薄膜として、トラック幅方向に磁化容易軸
を有する面内−軸磁気異方性を付与することにより、僅
かな信号磁界に対してでもテンソル透磁率が大きく変化
し、高感度な再生が可能になる。ところが、高密度記録
信号の再生を行なうに際しては、トラック幅の減少およ
び記録波長の減少により、信号磁界が磁性体におよぶ領
域はトラック幅方向および記録媒体垂直方向のいずれに
おいても極めて小さくなる。従って、信号磁界を効果的
に検出するのには磁性体のトラック幅方向および記録媒
体垂直方向の寸法を小さくする必要がある。しかし、磁
性体の厚さ、すなわちトラック長さ方向の寸法には磁性
体の特性上限界(〜400人)があるので、磁性体のト
ラック幅方向、記録媒体垂直方向の寸法を小さくすると
、これら両方向における反磁界が増大する。このため、
反磁界によって信号磁界に対するテンソル透磁率の変化
が小さくなり、再生感度は減少するという結果となる。
[発明の目的]
本発明の目的は、高密度磁気記録信号の再生を行なうに
際して、信号磁界を検出する薄膜磁性体の面内方向の反
磁界を効果的に抑制することにより、高感度な再生を可
能とする磁気記録信号再生装置を提供することにある。
際して、信号磁界を検出する薄膜磁性体の面内方向の反
磁界を効果的に抑制することにより、高感度な再生を可
能とする磁気記録信号再生装置を提供することにある。
[発明の概要〕
この発明は、信号磁界を高周波特性の変化として検出す
る第1の磁性体は高密度記録信号の再生に適した小さい
形状とし、この第1の磁性体よりもトラック幅方向およ
び記録媒体垂直方向の寸法が十分に大きくてこれらの方
向の反磁界が極めて小さく、しかも強磁性共鳴条件が第
1の磁性体と異なる第2の磁性体に第1の磁性体を積層
する等することにより、陶磁導体を近接させて一体と見
なせるようにしたことを特徴としている。
る第1の磁性体は高密度記録信号の再生に適した小さい
形状とし、この第1の磁性体よりもトラック幅方向およ
び記録媒体垂直方向の寸法が十分に大きくてこれらの方
向の反磁界が極めて小さく、しかも強磁性共鳴条件が第
1の磁性体と異なる第2の磁性体に第1の磁性体を積層
する等することにより、陶磁導体を近接させて一体と見
なせるようにしたことを特徴としている。
[発明の効果]
この発明によれば、高密度記録信号の再生のために信号
磁界により高周波特性の変化する第1の磁性体の寸法を
小さくしても、これより寸法の大きい第2の磁性体が近
接していることにより、トラック幅方向および記録媒体
垂直方向の反磁界を減少させることができる。また第2
の磁性体ではテンソル透磁率の損失分μ″による高周波
損失を抑制し、第1の磁性体でのみ信号磁界に対して鋭
敏な高周波特性の変化を生じせしめることも容易である
。従って、高密度記録信号についても高感度でSN比の
良好な再生が可能となる。
磁界により高周波特性の変化する第1の磁性体の寸法を
小さくしても、これより寸法の大きい第2の磁性体が近
接していることにより、トラック幅方向および記録媒体
垂直方向の反磁界を減少させることができる。また第2
の磁性体ではテンソル透磁率の損失分μ″による高周波
損失を抑制し、第1の磁性体でのみ信号磁界に対して鋭
敏な高周波特性の変化を生じせしめることも容易である
。従って、高密度記録信号についても高感度でSN比の
良好な再生が可能となる。
[発明の実施例]
第1図は本発明の一実施例を示すものである。
図において11は磁気記録媒体、12はその記録媒体ト
ラックであり、磁気記録媒体11上に本発明に基く再生
ヘッド13が設けられている。再生ヘッド13はトラッ
ク12上に磁気記録媒体1゛1に対し垂直に対向して設
けられた基板14上に薄膜状の第2の磁・導体16、信
号磁界により高周波特性の変化する第1の磁性体15、
導体パターン17および共振用コンデンサ18をこの順
で積層形成して構成される。この再生ヘッド13上の共
振回路には、高周波発振器19から整合用コンデンサ2
0を介して高周波信号が供給される。このとき、磁気記
録媒体11からの信号磁界による第1の磁性体15のテ
ンソル透磁率μ′およびその損失項μ”の変化に応じて
、それぞれ共振回路の共振周波数およびQが変化し、そ
の結果生じた共振回路の高周波信号出力電圧の変化を例
えばダイオード22と抵抗23およびコンデンサ24か
らなるピーク検波回路21で検波することにより、信号
再生出力25を得ることができる。
ラックであり、磁気記録媒体11上に本発明に基く再生
ヘッド13が設けられている。再生ヘッド13はトラッ
ク12上に磁気記録媒体1゛1に対し垂直に対向して設
けられた基板14上に薄膜状の第2の磁・導体16、信
号磁界により高周波特性の変化する第1の磁性体15、
導体パターン17および共振用コンデンサ18をこの順
で積層形成して構成される。この再生ヘッド13上の共
振回路には、高周波発振器19から整合用コンデンサ2
0を介して高周波信号が供給される。このとき、磁気記
録媒体11からの信号磁界による第1の磁性体15のテ
ンソル透磁率μ′およびその損失項μ”の変化に応じて
、それぞれ共振回路の共振周波数およびQが変化し、そ
の結果生じた共振回路の高周波信号出力電圧の変化を例
えばダイオード22と抵抗23およびコンデンサ24か
らなるピーク検波回路21で検波することにより、信号
再生出力25を得ることができる。
さて、トラック12の長さ方向を×1磁気記録媒体11
の垂直(厚み)方向をy1トラック12の幅方向を2と
すると、第2の磁性体16はy方向、1方向に比べてX
方向が極端に薄い薄膜であり、y方向、Z方向の反磁界
はほとんど存在しない。一方、第1の磁性体15は磁気
記録媒体11の信号磁界が及ぶ範囲にy方向、Z方向の
大きさが限定されている。従って第1の磁性体15が単
独で存在する場合にはy、Z方向の反磁界は増大し有効
な信号磁界は減少するが、本発明では第1の磁性体15
がy方向、Z方向の寸法が十分大きい第2の磁性体16
に被着されているために、このような反磁界の増大は抑
制される。
の垂直(厚み)方向をy1トラック12の幅方向を2と
すると、第2の磁性体16はy方向、1方向に比べてX
方向が極端に薄い薄膜であり、y方向、Z方向の反磁界
はほとんど存在しない。一方、第1の磁性体15は磁気
記録媒体11の信号磁界が及ぶ範囲にy方向、Z方向の
大きさが限定されている。従って第1の磁性体15が単
独で存在する場合にはy、Z方向の反磁界は増大し有効
な信号磁界は減少するが、本発明では第1の磁性体15
がy方向、Z方向の寸法が十分大きい第2の磁性体16
に被着されているために、このような反磁界の増大は抑
制される。
そこで、信号磁界と直交する2方向を磁化容易軸とする
面内−軸磁気異方性を第1.第2の磁性体15.16に
付与すると、第1の磁性体15の信号磁界方向(y方向
)のM−8曲線は第2図に示したようになる。すなわち
、第1の磁性体15の磁化Mは、第3図に示すように磁
界Hが0の場合には2方向に揃い、磁界Hが増加すると
y方向に回転し、磁界Hが磁気異方性による異方性磁界
Hkを越えるとy方向に揃う。そこで、例えばμ″の変
化を利用して、信号磁界を検出することで記録信号の再
生を行なう場合には、磁界Hが0において次式(1)に
示したような強磁性共鳴条件を満足するように高周波の
周波数f等の値を設定する。
面内−軸磁気異方性を第1.第2の磁性体15.16に
付与すると、第1の磁性体15の信号磁界方向(y方向
)のM−8曲線は第2図に示したようになる。すなわち
、第1の磁性体15の磁化Mは、第3図に示すように磁
界Hが0の場合には2方向に揃い、磁界Hが増加すると
y方向に回転し、磁界Hが磁気異方性による異方性磁界
Hkを越えるとy方向に揃う。そこで、例えばμ″の変
化を利用して、信号磁界を検出することで記録信号の再
生を行なう場合には、磁界Hが0において次式(1)に
示したような強磁性共鳴条件を満足するように高周波の
周波数f等の値を設定する。
f−γC■「田「(1)
γ :ジャイロマグネチック比で通常2.8MHz/エ
ルステッド MS:飽和磁化 f :高周波の周波数 なお、強磁性共鳴は一般に磁化と直交する高周波磁界成
分の存在により生じる。ここで、第1図の場合には高周
波磁界は第1の磁性体15に対してy方向に付与されて
いる。従って、μ″は第4図に示したように、磁界Hが
Oのとき最大となり、磁界Hが増加するにつれて磁化が
y方向、すなわち高周波磁界の方向に回転するために急
激に減少し、磁界Hが異方性磁界Hkを越えると磁化と
高周波磁界は同方向となるので強磁性共鳴は起こらずμ
“は0になる。
ルステッド MS:飽和磁化 f :高周波の周波数 なお、強磁性共鳴は一般に磁化と直交する高周波磁界成
分の存在により生じる。ここで、第1図の場合には高周
波磁界は第1の磁性体15に対してy方向に付与されて
いる。従って、μ″は第4図に示したように、磁界Hが
Oのとき最大となり、磁界Hが増加するにつれて磁化が
y方向、すなわち高周波磁界の方向に回転するために急
激に減少し、磁界Hが異方性磁界Hkを越えると磁化と
高周波磁界は同方向となるので強磁性共鳴は起こらずμ
“は0になる。
このように、高密度記録信号の再生に関しては、第1の
磁性体15を第2の磁性体16に近接させることにより
、第1の磁性体15のy方向、Z方向の反磁界が減じら
れるので、第4図に示したように僅かな信号磁界により
鋭敏なμ“の変化が得られ、高感度な再生が可能になる
。
磁性体15を第2の磁性体16に近接させることにより
、第1の磁性体15のy方向、Z方向の反磁界が減じら
れるので、第4図に示したように僅かな信号磁界により
鋭敏なμ“の変化が得られ、高感度な再生が可能になる
。
ところで、第2の磁性体16ではこのような強磁性共鳴
によるμ″に起因する高周波損失が存在すると、共振回
路のQを著しく低下させるので好ましくない。そこで、
第2の磁性体16では強磁性共鳴が起こらず第1の磁性
体15でのみ強磁性共鳴が起こるようにするための一例
を第5図を用いて説明する。この図は磁界が0における
μ″の値が高周波発振器19からの高周波信号の周波数
fを変えるとどのように変化するかを示したものである
。曲線51は第1の磁性体15によるμ″の変化を、曲
線52は第2の磁性体16によるμ“の変化をそれぞれ
示す。fRs * ftq2はそれぞれ磁性体15.1
6が(1)式による強磁性共鳴条件を満たす共鳴周波数
である。例えば第1の磁性1体15をNi−20%Fe
合金として、Hk〜4 [Oe ]Ms 〜11000
Gとすると、fRlは590MHzとなる。ここで曲線
51における半値幅は100MHz以下に抑制すること
が可能である。また第2の磁性体16として例えばHk
=:4[Oe コ 、MS =6000G のN i
−11% l” e−14%Cu−3%MO合金を用い
るとf R2−42−43Oとなり、曲線42について
も半値幅は100M H2以下に抑えることが可能であ
る。従って高周波信号の周波数を第1の磁性体15で最
もμ″の変化が大きい周波数であるfRtに設定すれば
、第2の磁性体16のμ″は無視できる程小さくなり、
共振回路の高周波損失の増大を防止できる。第2の磁性
体16としてはうず電流損失を抑えるためにフェライト
等の絶縁体材料からなる磁性体がより望ましい。
によるμ″に起因する高周波損失が存在すると、共振回
路のQを著しく低下させるので好ましくない。そこで、
第2の磁性体16では強磁性共鳴が起こらず第1の磁性
体15でのみ強磁性共鳴が起こるようにするための一例
を第5図を用いて説明する。この図は磁界が0における
μ″の値が高周波発振器19からの高周波信号の周波数
fを変えるとどのように変化するかを示したものである
。曲線51は第1の磁性体15によるμ″の変化を、曲
線52は第2の磁性体16によるμ“の変化をそれぞれ
示す。fRs * ftq2はそれぞれ磁性体15.1
6が(1)式による強磁性共鳴条件を満たす共鳴周波数
である。例えば第1の磁性1体15をNi−20%Fe
合金として、Hk〜4 [Oe ]Ms 〜11000
Gとすると、fRlは590MHzとなる。ここで曲線
51における半値幅は100MHz以下に抑制すること
が可能である。また第2の磁性体16として例えばHk
=:4[Oe コ 、MS =6000G のN i
−11% l” e−14%Cu−3%MO合金を用い
るとf R2−42−43Oとなり、曲線42について
も半値幅は100M H2以下に抑えることが可能であ
る。従って高周波信号の周波数を第1の磁性体15で最
もμ″の変化が大きい周波数であるfRtに設定すれば
、第2の磁性体16のμ″は無視できる程小さくなり、
共振回路の高周波損失の増大を防止できる。第2の磁性
体16としてはうず電流損失を抑えるためにフェライト
等の絶縁体材料からなる磁性体がより望ましい。
なお、上記説明では第1.第2の磁性体15゜16の強
磁性共鳴条件を満たす共鳴周波数を異ならせたが、共鳴
磁界を異ならせても同様の結果を得ることができる。要
するに、第1.第2の磁性体15.16の強磁性共鳴条
件を異ならせることで、信号磁界を検出するための第1
の磁性体15のみ強磁性共鳴を生じさせ、第2の磁性体
16には強磁性共鳴が生じないようにして、共振回路の
Qの低下を抑制できる。
磁性共鳴条件を満たす共鳴周波数を異ならせたが、共鳴
磁界を異ならせても同様の結果を得ることができる。要
するに、第1.第2の磁性体15.16の強磁性共鳴条
件を異ならせることで、信号磁界を検出するための第1
の磁性体15のみ強磁性共鳴を生じさせ、第2の磁性体
16には強磁性共鳴が生じないようにして、共振回路の
Qの低下を抑制できる。
第1図はこの発明の一実施例に係る磁気記録信号再生装
置の構成を示す図、第2図は同実施例における信号磁界
検出用の第1の磁性体の磁化容易軸に対して直角方向の
N−8曲線を示す図、第3図は同磁性体の磁界に対する
磁化モーメントの変化を示す図、第4図は同磁性体のテ
ンソル透磁率の損失分μ″の磁界依存性を示す図、第5
図は同実施例における第1および第2の磁性体の磁界0
におけるμ″の高周波数依存性を示す図である。 11・・・磁気記録媒体、12・・・記録ト、ラック、
13・・・再生ヘッド、14・・・再生ヘッド基板、1
5・・・第1の磁性体、16・・・第2の磁性体、17
・・・導体パターン、18・・・共振用コンデンサ、1
9・・・高周波発振器、21・・・検波回路、25・・
・信号再生出第1図 第2図 第3図 (a) (b) (c) H=OQ<)l<Hに H>Hに
置の構成を示す図、第2図は同実施例における信号磁界
検出用の第1の磁性体の磁化容易軸に対して直角方向の
N−8曲線を示す図、第3図は同磁性体の磁界に対する
磁化モーメントの変化を示す図、第4図は同磁性体のテ
ンソル透磁率の損失分μ″の磁界依存性を示す図、第5
図は同実施例における第1および第2の磁性体の磁界0
におけるμ″の高周波数依存性を示す図である。 11・・・磁気記録媒体、12・・・記録ト、ラック、
13・・・再生ヘッド、14・・・再生ヘッド基板、1
5・・・第1の磁性体、16・・・第2の磁性体、17
・・・導体パターン、18・・・共振用コンデンサ、1
9・・・高周波発振器、21・・・検波回路、25・・
・信号再生出第1図 第2図 第3図 (a) (b) (c) H=OQ<)l<Hに H>Hに
Claims (1)
- (1)磁気記録媒体からの信号磁界により高周波特性が
変化する第1の磁性体と、この第1の磁性体に結合され
高周波信号が供給される共振回路と、この共振回路から
の前記第1の磁性体の高周波特性の変化に伴う高周波信
号出力の変化を検出して前記磁気記録媒体に記録された
信号を再生する手段とを備えた磁気記録信号再生装置に
おいて、前記第1の磁性体に対しこの第1の磁性体より
も前記磁気記録媒体上のトラック幅方向および磁気記録
媒体と垂直方向の寸法が大きく、かつ第1の磁性体と磁
気共鳴条件の異なる第2の磁性体を近接させたことを特
徴とする磁気記録信号再生装置。 +21 第1および第2の磁性体は面内−軸磁気異方性
が付与されたものであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の磁気記録信号再生装置。 (3第2の磁性体は絶縁体材料からなるものであること
を特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載の
磁気記録信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24639983A JPH071522B2 (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24639983A JPH071522B2 (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録信号再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60138705A true JPS60138705A (ja) | 1985-07-23 |
JPH071522B2 JPH071522B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=17147930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24639983A Expired - Lifetime JPH071522B2 (ja) | 1983-12-27 | 1983-12-27 | 磁気記録信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071522B2 (ja) |
-
1983
- 1983-12-27 JP JP24639983A patent/JPH071522B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH071522B2 (ja) | 1995-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0099127A2 (en) | Magnetic reproducing system | |
JPH0323962B2 (ja) | ||
JPS6028004A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
US4635152A (en) | Magnetic resonance-type playback apparatus including a magnetic material having magnetic anisotropy | |
JPH0370844B2 (ja) | ||
JPH0370843B2 (ja) | ||
JPS60138705A (ja) | 磁気記録信号再生装置 | |
JPS60138706A (ja) | 磁気記録信号再生装置 | |
JP3581051B2 (ja) | 磁気ヘッド及びそれを用いた磁気記録再生装置 | |
JPS5848203A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH06103521B2 (ja) | 磁気的再生装置 | |
JP2601850B2 (ja) | 磁気的再生装置 | |
Sugiyama et al. | The FMR magnetic reproducing head using a microwave guide | |
JPH0344364B2 (ja) | ||
JPH07262523A (ja) | 磁気ヘッド | |
JPS60129907A (ja) | 磁気再生装置 | |
JP3537380B2 (ja) | 磁気ヘッド及び磁気再生装置 | |
JPH0376015A (ja) | 垂直磁気記録用パラメトリック再生ヘッド | |
JPH01184709A (ja) | 薄膜磁気ヘッド | |
JPS6029902A (ja) | 磁気的再生装置 | |
JPS5868205A (ja) | 磁気再生方式 | |
JPS6028007A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6342002A (ja) | 磁気再生方法 | |
JPS60107702A (ja) | 磁気記録信号再生装置 | |
JPS60138704A (ja) | 磁気再生装置 |