JPS601233B2 - ミシン針のケ−ス - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はミシン針のケースにして、可操性材料から成り
、列状に並んで位置する針収容ポケットを備えたプレー
トから成るものに関する。

所定数の針が、これらが僅かな進入抵抗しか有さない材
料から成るプレート状の保持テープに突差されることに
よって把持されることが公知である。

こうして針尖端が保護される。針本体の残りの大部分は
フリーになっている。これでは孫むか或はその他の損傷
の危険が存在する（西独国実用新案明細書第１７６５３
７針旨）。その上、米国特許第２８１７４３４号明細書
によってミシン針を列状に並んで位置する針収容ポケッ
トを備えたプレートに格納することが公知である。この
プレートは更にケース箱によって保持される。ケース箱
は上蓋を有する。上蓋の上方旋回の後に所望の針が容器
から取出されることができる。この構造は比較的費用が
かかる。上蓋が閉じられていない場合針は収容ポケット
から滑り出る可能性がある。本発明の課題は従来技術の
欠点を除去し、かつミシン針のための上記の形式のケー
スを、構造筒単かっ取扱い容易かつ最適に保護され、ケ
ース箱に収納し、その上一体的に形成された場合にスペ
ース節約的、使用安全なケース箱ユニットを形成するよ
うにすることである。

本課題は、特許請求の範囲第１項記載の構成によって解
決される。

本発明の有利な他の構成は実施態様項に記載されている
。

そのような構成のために上位概念に示した実用価値の高
いケースが創造される。

個々の針は保護されており、かつプレートの針収容ポケ
ット内に係脱不能に保管されている。針の取出し‘ま任
意の操作により閉口を通ってのみ可能である。このこと
は勿論プレートがその裏面に所望の針の押圧を可能にす
る少なくとも一つの閉口を有する限り非常に簡単に行わ
れる。そのような開□はプレート裏面に溝状に形成され
プレート裏面からポケット側壁まで延在している。針の
単体の固定を行なう係止突起はポケット側壁部分の前記
開□高さに位置する。そのような部は高い可榛・性を有
する。係止突起の転位した配置によってミシン針は交互
に針の両側面を支持することができ「その結果比較的平
らなプレートの操みが回避される。榛みはクランプ力の
追加によって生ずることができる。鞠部の範囲における
針本体の安全な拘束のために係止突起はポケット側壁と
一体的に形成されて略三角形の突出部として形成されて
いる。突起はミシン針の容易な埋設のためにプレート表
面に向って凸面状になった比較的急な支持面に連なって
いる秦上斜面を有する。この方法で有利な拘束が実現さ
れる。完全に機械的な針保護は作業場所（縫製ミシン）
にまで存在する。プレートは縫製運転中に取出され「特
別な保護手段ないこ運搬されることができる。プレート
裏面は針表示を付するために使われることができ、その
針の型式（仕様、サイズ等）の取違いが排除される。対
応した針表示は対応して印刷された接着性レッテルの使
用又直接熱圧プレスによっても行われることができる。
好適に配列されたユニットは簡単な手段によって、プレ
ートの狭い縦側面の少なくとも一つて対抗係止部分と係
合するための係止部分を有し、対抗係止部分はケース箱
の下部分の棚枠に設けられている。こうしてプレートは
そのようなケース箱からの滑出しを阻止されている。取
出し‘ま係止力を克服して行われる。棚枠へのプレート
の配列は狭い縦側面の端の範囲に奏上斜面によってＬ則
ち案上斜面は心立てをもたらしかつ対抗係止部分を容易
に克服することによって行われる。有利な方法でケース
箱の下部分はＵ形輪郭をもつ。対抗係止手段はＵ脚部の
相互に向い合った内面に設けられている。丁度ばね強度
は自由なＵ脚部に相応して追加的に係止位置の案内を容
易にする。このばね強度は勿論ケース箱の上蓋が上方へ
特上げられた時には中断される。こうしてさまね蓋は追
加の機能を充足する。次のユニットは簡単な方法でケー
ス箱の多くの下部分がそれぞれ破砕すべき個所によって
分離されて隙間間隔をそのま）にして連続したＵ機の形
に統合されていることによって実現される。それによっ
てケース箱が積上げられケース箱ユニットが形成される
。分解は簡単に残りケース箱ユニットからケース箱を取
出すことによって行われる。開ロ個所並びに所定の間隙
間隔の保持は射出成形工程で容易に考慮される。その際
隙間間隔はケｍス箱の上蓋が必要な差込中間室を残すよ
うに選ばれる。結局「本発明の有利な特徴はプレートの
狭い総側面の稜が斜面にされ、棚枠を形成するリブが横
断面三角形に形成されていることにある。このことは空
間節約でし上箱へのプレートの接触配列の利点を有する
ことにある。本発明の実施例を図面に基いて説明する。
ミシン針亀の最小単位を収容するケースはプレート２に
よって形成されている。

ケースは一列に並んで位置する針収容ポケット３を有す
る。針収容ポケットは前面４が全て開いている。長さに
沿って針収容ポケット３を区画する側壁６はトポケット
側壁５に連なる端壁６と同一高さであり、端壁はそこで
ポケット３を閉じる。

収容ポケットは針が針軸１′の最大横断面の範囲におい
ても完全に沈められている程の深さである。収容ポケッ
トの長さは針１の長さよりも幾分長くなっている。針川
ま一本一本プレートー中に固定されている。

そのためにプレート収容ポケット３はポケットの自由空
間Ｆに突出する係止突起Ｒを備えている。係止突起はポ
ケット側壁５と同一高さに位置し、しかも隣接した収容
ポケット３の係止突起Ｒは針長手方向に亘って相互に位
置をずらされて配設されている。このことは整然とした
格納の際、針１を両側から交互に支持して整向させるこ
とになる。突起は略三角形の輪郭の隆起Ｎとしてポケッ
ト側壁５に形成されてる。突起は直接前面４から出発し
、収容（時）を容易にする各秦上斜面７を前方範囲に形
成している。秦上斜面は４５０の角度で内方へ収数し、
それに続いて裏面に向って凸面費曲した支持面８に移行
している。支持面は針軸１′のジャケット面Ｍの支台を
形成する。三角形の隆起Ｎへの当接は針軸線Ｘのポケッ
ト開□側で行われ、その結果円筒状軸部ではポケットの
底面の支持面９とで三点支持が存在する。保護されて格
納された針の一本一本の取出し‘まプレート裏面１０の
押圧によって行われる。

プレート裏面はこのために、針軸の範囲内でプレート裏
面１０全体に亘つて横に走っており、関口１１に連なる
溝を形成する。溝は溝が針軸の略半横断面を解放する程
、即ちプレート裏面１０からポケット側壁５まで延在す
る（第５図参照）程の深さである。その横断面は台形で
ある。拡がった基底部はプレート裏面１０上に位置する
。係止突起Ｒはこの開□１１の高さにある。

閉口１１及び収容ポケット３は運通しているので、この
範囲においてはポケット側壁５の横断面が減少し、ブリ
ッジ状になった部分のみが残されている。この部分は極
端に可螺性であって、針を固定する係止突起Ｒはポケッ
ト自由空間Ｆ‘こ深く進入することができる。隣接した
ポケットは針の交互の面の支持のために弾性を阻止する
障碍を形成しないので、針は矢印Ｙの方向に力をかける
ことによって押し出される。ポリスチロールのような可
操性材料から成るプレートは１０本の針を収容する。

そのようなプレートの多数はケース箱Ｄ中に格納される
。

ケース箱は下部分１２と下部分を上から握持する上蓋１
３から成る。下部分はＵ−形である。

プレート２のための立設位置に配列可能な棚枠１５の一
内面は相互に同一大きさのＵ脚部１４を形成する。差込
まれたプレート２が滑り落ちないようにするためにプレ
ート２の狭い縦側面１６の少なくとも一方は係止凹部１
７の形の係止部分を備え、係止部分はケース箱Ｄの下部
分１２の棚枠１５の突起１８の形の対抗係止部分と共働
する。プレート２の整列を容易にするためにプレート２
の狭い縦側面１６の端部範囲に秦上斜面１９が設けられ
ている。素上斜面は対抗係止部分を備えた脚部を幾分開
脚させる。係止部分と対抗係止部分が相対すると、材料
の復元力がプレート２の係止凹部１７中に係止突起１８
の弾性的係入を作用し、その結果、プレートは棚枠１６
からの滑り出しが阻止されている。底部２１に進入した
プレートのケース箱の内室中での懐きは、棚枠によって
阻止されている。ケース箱の下部分１２上へ、上蓋１３
を被嫉した後、下部分の脚部は外方から支持されている
。上蓋自体はその端綾上に下部分１２の底１２の側方突
起２０上に支持される。平面のずらされた支持部は脚部
１４の外方へ突出した板状の壁補強部２２の上緑２２′
によって達成される。上蓋１３のそこにある側壁２３は
形状に相応した門形のスリットを有する。そのために自
由に位置する面は内容物の出し入れのために使用されう
る。上蓋１３は透明な材料から成り、ケースの内部が外
から見られる。上蓋１３の固定のためにＵ脚部は垂直端
面にクランプリブ２４を形成する。係止部分はプレート
２の両端範囲に設けられており、プレートは一端又は他
端を差込まれることができる。

第１０図によるケース箱ユニットｕは５個のケース箱か
ら成る。

ケース箱は被断すべき個所Ｓによって分離可能で連続し
たＵ形枠ＵＬの形をしており、隙間間隔Ｚに負荷するこ
とによって相互に一端に把持されている。Ｕ形枠の連続
して延在した底は破断個所の形成のため、並びに上側で
も狭い側に刻目２５を有する。材料を減少させるために
、側面からも比較的深いノッチ２６が設けられている。
隙間間隔Ｚはケース箱の上蓋１３が妨げなく開閉される
ことができるようにされている。下部分の他の形成は第
６図〜第８図による既に記載した下部分と同様である。
ケース箱の分解は前方へ倒すことによって容易に行われ
る。

こうして再販のための四個、三個、又は二個のケース群
が形成されることができる。プレートの狭い縦側面１６
の稜が横断面台形のリブの形成の下に面取りされており
、棚枠１５を形成するリブ２６が横断面三角形に形成さ
れており、材料が切除された空間が充実されることによ
ってそのようなプレート２は接触当援して整列されるこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はミシン針を収容するプレートの拡大正面図、第
２図はその側面図、第３図は第２図のｍ−ｍ線に沿う断
面図、第４図は第２図のＷ−Ｎ線に沿う断面図、第５図
はミシン針を固定する係止突起を明らかにした第２図よ
りも拡大して示した針ポケットの断面図、第６図はプレ
ートの固定のための係止部分及び対抗係止部分を明らか
にした、プレートを収容するケース箱の垂直断面図、第
７図はプレートのための棚枠を明らかにした第６図の肌
一肌線に沿う断面図、第８図はケース箱の棚枠の拡大部
を有する部分図、第９図は係止部分と対抗係止部分のプ
レートが係入されていない状態の拡大図、第１０図は関
連したケース箱から形成されたケース箱ユニット、第１
１図は分解のための破断すべき個所を示したケース箱ユ
ニットの側面図を示す。 図中符号、１・・・・・・収容ポケット、３…・・・収
容ポケット、１０……プレート裏面、１１……閉口、Ｆ
・・・…ポケット自由空間、Ｒ・…・・突起。 ＦＩＧ．ｌＦＩＧ．２ Ｆ！Ｇ．３ ＦＩＧ‐ム ＦＩＧ．５ ＦＩＧ．６ ＦＩＧ．７ｓ Ｆ量Ｇ−ｇ 円Ｇ．蔓 Ｆ重Ｇ−的 Ｆ富Ｇ‐Ｔ亀

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ 可撓性材料から成り、列状に並んだ針収容ポケツト
   を備えたプレートから成るミシン針のケースにおいて、
   両端縁が閉じ、その長さが針１の長さに相応した収容
   ポケツト３のポケツト自由空間Ｆ中に突出した係止突起
   Ｒを備え、かつプレート裏面１０に達する少なくとも一
   つの開口１１を有し、この開口１１がプレート裏面１０
   からポケツト側壁５までに亘つて延在していることを特
   徴とするミシン針のケース。 ２ 係止突起Ｒがポケツト側壁５と一体に形成され、略
   三角形の突起Ｎの形で、乗上斜面７をもつて形成されて
   おり、乗上斜面に続き針軸１′のジヤケツト面Ｍの支持
   のための、裏面に向って凸面状の支持面８を有する、特
   許請求の範囲第１項記載のミシン針のケース。 ３ 係止突起Ｒは開口１１の高さに設けられている特許
   請求の範囲第１項記載のミシン針のケース。 ４ プレート２の狭い縦側面の少なくとも一つがケース
   のケース箱Ｄへの格納のために使用する係止部分１７を
   有する、特許請求の範囲第１項から第３項までのうちい
   ずれか一つに記載のミシン針のケース。 ５ プレート２の狭い縦側面１６は端側に乗上斜面１９
   を備えている、特許請求の範囲第１項から第４項までの
   うちのいずれか一つに記載のミシン針のケース。