JPS60121243A - 電気接点材料 - Google Patents
電気接点材料Info
- Publication number
- JPS60121243A JPS60121243A JP58227892A JP22789283A JPS60121243A JP S60121243 A JPS60121243 A JP S60121243A JP 58227892 A JP58227892 A JP 58227892A JP 22789283 A JP22789283 A JP 22789283A JP S60121243 A JPS60121243 A JP S60121243A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact material
- electrical contact
- nickel
- contact
- silver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/02—Contacts characterised by the material thereof
- H01H1/021—Composite material
- H01H1/023—Composite material having a noble metal as the basic material
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Composite Materials (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Manufacture Of Switches (AREA)
- Contacts (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電気接点材料に関するものである。
従来より、電気接点材料としては、銀−金属酸化物系、
銀−ニソケル系、銀−タングステン系、銀−グラファイ
ト系などが用いられている。特に銀−ニッケル系電気接
点は接点性能もさることながら加工性が良いため多用さ
れている。特に従来ニッケルが重量比で10%〜30%
が多く使用されている。この理由は電気接点として要求
される接触抵抗、耐溶着性、耐消耗性の総合評価がすく
れでいるためである。10%以下の場合、銀と接点性能
がほとんどかわらないため従来は使用されていなかった
が、最近機構部品が小型化され、それにともない接触力
、開離力などが小さくなり接触抵抗が高く、もしくは不
安定となり最終的には導通不良が生じ機構部品が正富に
動作しないという問題が発生している。この原因は銀と
ニッケルはほとんど固溶しないため銀粉とニッケル粉を
混合、圧縮、押出しと言う粉末冶金法にて製造される。
銀−ニソケル系、銀−タングステン系、銀−グラファイ
ト系などが用いられている。特に銀−ニッケル系電気接
点は接点性能もさることながら加工性が良いため多用さ
れている。特に従来ニッケルが重量比で10%〜30%
が多く使用されている。この理由は電気接点として要求
される接触抵抗、耐溶着性、耐消耗性の総合評価がすく
れでいるためである。10%以下の場合、銀と接点性能
がほとんどかわらないため従来は使用されていなかった
が、最近機構部品が小型化され、それにともない接触力
、開離力などが小さくなり接触抵抗が高く、もしくは不
安定となり最終的には導通不良が生じ機構部品が正富に
動作しないという問題が発生している。この原因は銀と
ニッケルはほとんど固溶しないため銀粉とニッケル粉を
混合、圧縮、押出しと言う粉末冶金法にて製造される。
それゆえ銀粉とニッケル粉は機械的に混合され、結びつ
いている状態である。この材料を電気接点として使用し
た場合、開閉時のジュール熱、アーク熱によりニッケル
が凝集し、かつニッケルが酸化して酸化ニッケルとなる
ためである。
いている状態である。この材料を電気接点として使用し
た場合、開閉時のジュール熱、アーク熱によりニッケル
が凝集し、かつニッケルが酸化して酸化ニッケルとなる
ためである。
但し従来、この問題は接触力、開離力を大きくするなど
、機構部品の改良でもって対応出来たが最初に述べたよ
うに機構部品の小型化にともない対応出来なくなった。
、機構部品の改良でもって対応出来たが最初に述べたよ
うに機構部品の小型化にともない対応出来なくなった。
本発明は上記事情に鑑み銀−ニッケル系電気接点材料の
接触抵抗を安定されることを目的としてなされたもので
ある。また本発明は銀−ニッケル系電気接点材料の長所
である加工性の良さ、良好な耐溶着性、耐消耗性を損う
ことなく接触抵抗を安定せしめた電気接点材料を提供す
ることを目的とする。
接触抵抗を安定されることを目的としてなされたもので
ある。また本発明は銀−ニッケル系電気接点材料の長所
である加工性の良さ、良好な耐溶着性、耐消耗性を損う
ことなく接触抵抗を安定せしめた電気接点材料を提供す
ることを目的とする。
本発明は、重量比でニッケル5〜30%およびPt。
Pd、Rh、I r、Ru、Osの少なくとも一種を合
計で0.1〜5%残部銀からなることを特徴とする電気
接点材料である。Pt、Pd、Rh、Ir。
計で0.1〜5%残部銀からなることを特徴とする電気
接点材料である。Pt、Pd、Rh、Ir。
Ru、Osは融点が高く酸化しにくい又は酸化しても分
解するものである。そこで、これらの元素を銀−ニソケ
ル合金素材中に均一分散せしめてニッケルの凝集を防ぎ
接点性能を向上しようとするものである。
解するものである。そこで、これらの元素を銀−ニソケ
ル合金素材中に均一分散せしめてニッケルの凝集を防ぎ
接点性能を向上しようとするものである。
ここで、ニッケルの重量%を5〜30%と限定したのは
、5%未満では耐溶着性、耐消耗性が劣化し、又30%
を超えるとニッケルの凝集、酸化がひどくなるためであ
る。またPt、Pd、Rh、Ir。
、5%未満では耐溶着性、耐消耗性が劣化し、又30%
を超えるとニッケルの凝集、酸化がひどくなるためであ
る。またPt、Pd、Rh、Ir。
Ru、Osの重量%を0.1〜5%と限定したのは0.
1%未満では少なくてその効果がなく、5%を超えると
性能上は良い結果が得られるが、経済的に高くなり、そ
の効果を比較するとメリットとならないためである。
1%未満では少なくてその効果がなく、5%を超えると
性能上は良い結果が得られるが、経済的に高くなり、そ
の効果を比較するとメリットとならないためである。
次に本発明による電気接点材料の効果を明瞭ならしめる
ため、その具体的な実施例と従来例について説明する。
ため、その具体的な実施例と従来例について説明する。
〔実施例1〕
平均粒径8μmの銀粉とニッケル粉とRu粉を重量比で
8.1:15: 1の割合で混合し、この混合粉末を圧
縮、焼結をくりかえしたのち、熱間押出。
8.1:15: 1の割合で混合し、この混合粉末を圧
縮、焼結をくりかえしたのち、熱間押出。
冷間伸線した、そして得られた線材をヘソグー機により
、頭径4鶴の可動接点と頭径4.5mmの固定接点を得
た。
、頭径4鶴の可動接点と頭径4.5mmの固定接点を得
た。
〔実施例2〕
平均粒径8μmの銀粉とニッケル粉とPt粉を重量比で
88: 8 : 4の割合で混合し、その後実施例1と
同一加工を加えた後、同一寸法の接点を得ノこ。
88: 8 : 4の割合で混合し、その後実施例1と
同一加工を加えた後、同一寸法の接点を得ノこ。
〔実施例3〕
平均粒径8μmの銀粉とニッケル粉とRh粉を重量比で
14.5:25: 0.5の割合で混合し、その後実施
例1と同様な加工を加えた後、同一寸法の接点を得た。
14.5:25: 0.5の割合で混合し、その後実施
例1と同様な加工を加えた後、同一寸法の接点を得た。
〔従来例1〕
平均粒径8μmの銀粉とニッケル粉を重量比で90:1
0の割合で混合し、その後実施例1と同様な加工を加え
た後、同一な寸法の接点を得た。
0の割合で混合し、その後実施例1と同様な加工を加え
た後、同一な寸法の接点を得た。
〔従来例2〕
平均粒径8μmの銀粉とニッケル粉を重量比で75:2
5の割合で混合し、その後実施例と同様な加工を加えた
後、同一な寸法の接点を得た。
5の割合で混合し、その後実施例と同様な加工を加えた
後、同一な寸法の接点を得た。
しかして、実施例1乃至3及び従来例1及び2のリベン
ト型電気接点各9組を下記の試験条件にて開閉試験を行
い、耐溶着性と接触抵抗を調べたところ下表のような結
果を得た。
ト型電気接点各9組を下記の試験条件にて開閉試験を行
い、耐溶着性と接触抵抗を調べたところ下表のような結
果を得た。
試験条件
電 圧 : AC100V、50Hz
電 流 二 投入電流20V、Lや断電流5A開閉頻度
:20回/分 負 荷 : 抵抗 開閉回数 : 溶着発生まで 上記表の結果からあきらかなように、本発明の電気接点
材料で作った電気接点は従来の電気接点に比較し接触抵
抗が安定しており、また耐溶着性は従来例とかわらず、
優れていることがわかる。
:20回/分 負 荷 : 抵抗 開閉回数 : 溶着発生まで 上記表の結果からあきらかなように、本発明の電気接点
材料で作った電気接点は従来の電気接点に比較し接触抵
抗が安定しており、また耐溶着性は従来例とかわらず、
優れていることがわかる。
以上の説明からあきらかなように本発明の電気接点材料
は、従来の電気接点材料に比較し接触抵抗特性にすぐれ
た画期的な発明であるといえる。
は、従来の電気接点材料に比較し接触抵抗特性にすぐれ
た画期的な発明であるといえる。
出願人 田中貴金属工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Ni5〜30重量%と、Pt、Pd、Rh、Ir。 Ru、Osの少なくとも1種を0.1〜5重量%と、残
部Agからなることを特徴とする電気接点材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58227892A JPS60121243A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 電気接点材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58227892A JPS60121243A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 電気接点材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60121243A true JPS60121243A (ja) | 1985-06-28 |
JPH0361738B2 JPH0361738B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=16867954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58227892A Granted JPS60121243A (ja) | 1983-12-02 | 1983-12-02 | 電気接点材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60121243A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201600069096A1 (it) * | 2016-07-04 | 2018-01-04 | Carlo Gavazzi Automation S P A | Gruppo di contatto per rele' per segnalamento ferroviario e rele' per segnalamento ferroviario impiegante lo stesso |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5896834A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-09 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点材料 |
JPS5896835A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-09 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点材料 |
JPS58104137A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
JPS58104136A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
JPS58104135A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
-
1983
- 1983-12-02 JP JP58227892A patent/JPS60121243A/ja active Granted
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5896834A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-09 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点材料 |
JPS5896835A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-09 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 電気接点材料 |
JPS58104137A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
JPS58104136A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
JPS58104135A (ja) * | 1981-12-17 | 1983-06-21 | Tanaka Kikinzoku Kogyo Kk | 摺動接点材料 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT201600069096A1 (it) * | 2016-07-04 | 2018-01-04 | Carlo Gavazzi Automation S P A | Gruppo di contatto per rele' per segnalamento ferroviario e rele' per segnalamento ferroviario impiegante lo stesso |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0361738B2 (ja) | 1991-09-20 |
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