JPS599220B2 - ピペツト - Google Patents
ピペツトInfo
- Publication number
- JPS599220B2 JPS599220B2 JP51019027A JP1902776A JPS599220B2 JP S599220 B2 JPS599220 B2 JP S599220B2 JP 51019027 A JP51019027 A JP 51019027A JP 1902776 A JP1902776 A JP 1902776A JP S599220 B2 JPS599220 B2 JP S599220B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pipette
- air
- piston part
- measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/02—Burettes; Pipettes
- B01L3/021—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
- B01L3/0217—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
- B01L3/0231—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type having several coaxial pistons
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はピペットに関するもので、特に採液部に吸い上
げられる液体が採液部から排出されるとき、完全に液体
をピペットから排出する手段を有するピペットに関する
ものである。
げられる液体が採液部から排出されるとき、完全に液体
をピペットから排出する手段を有するピペットに関する
ものである。
さらに本発明は特に、第1測定ピストンが採液部の吸入
液体量を決め、さらに第1測定ピストンより実質的に大
きい直径を有す言第2ピストンが大容量の空気を圧縮し
て採液部に吹出し、吸入液の全量を確実に排出させるピ
ペットに関するものである。本発明の目的は、ピペット
採液部に吸入された全液体を完全に排出できるピペット
を提供することにある。
液体量を決め、さらに第1測定ピストンより実質的に大
きい直径を有す言第2ピストンが大容量の空気を圧縮し
て採液部に吹出し、吸入液の全量を確実に排出させるピ
ペットに関するものである。本発明の目的は、ピペット
採液部に吸入された全液体を完全に排出できるピペット
を提供することにある。
本発明のさらに目的とするところは、吸入ストロークに
おいて測定ピストンによつて吸入される空気量よりもさ
らに多量の空気を排出ストロークにおいてピペットから
排出する一定ストロークを有するピペットを提供するこ
とにある。
おいて測定ピストンによつて吸入される空気量よりもさ
らに多量の空気を排出ストロークにおいてピペットから
排出する一定ストロークを有するピペットを提供するこ
とにある。
本発明の別の目的は、吸入ならびに排出ストロークが同
一の固定停止点により決まり、しかも測定ピストンより
も実質的に大型の吹出しピストンにより圧縮される空気
が、排出ストローク完了直前に機械式バルブによつてピ
ペツト採液部に吹出されるピペツトを提供することにあ
る。
一の固定停止点により決まり、しかも測定ピストンより
も実質的に大型の吹出しピストンにより圧縮される空気
が、排出ストローク完了直前に機械式バルブによつてピ
ペツト採液部に吹出されるピペツトを提供することにあ
る。
本発明の実施にあたつて、ピペツトの吸入ならびに排出
操作のために一定のプランジヤーストロークを有するピ
ペツトを準備する。
操作のために一定のプランジヤーストロークを有するピ
ペツトを準備する。
吸入ストロークでは、小容量空気チヤンバ一中で、測定
ピストンを二停止点の間を移動させることにより、所定
量の液体をピペツト採液部に吸入する。吸入液量は、ピ
ストンの断面積と測定ストロークによつて決まる。排出
ストロークでは、小容量空気チヤンバ一中に残存してい
る空気を排出させるばかりでなく、ピペツト採液部から
吸入液を吹出すための空気を多量に第2空気チヤンバ一
から得る。この第2空気チヤンバ一と小容量空気チヤン
バ一間に機械式バルブを設け、これにより吸入ストロー
クでは両チヤンバ一間の流路を閉じ、さらに排出ストロ
ークでは流路を開き、第2空気チヤンバ一中のピストン
の移動にともない空気が第2空気チヤンバ一から小容量
空気チヤンバ一゛に流出できるようにしている。本発明
の特徴ならびに利点は、以上の説明ならびに以下の本発
明の実施例に関する説明から理解することができるだろ
う。
ピストンを二停止点の間を移動させることにより、所定
量の液体をピペツト採液部に吸入する。吸入液量は、ピ
ストンの断面積と測定ストロークによつて決まる。排出
ストロークでは、小容量空気チヤンバ一中に残存してい
る空気を排出させるばかりでなく、ピペツト採液部から
吸入液を吹出すための空気を多量に第2空気チヤンバ一
から得る。この第2空気チヤンバ一と小容量空気チヤン
バ一間に機械式バルブを設け、これにより吸入ストロー
クでは両チヤンバ一間の流路を閉じ、さらに排出ストロ
ークでは流路を開き、第2空気チヤンバ一中のピストン
の移動にともない空気が第2空気チヤンバ一から小容量
空気チヤンバ一゛に流出できるようにしている。本発明
の特徴ならびに利点は、以上の説明ならびに以下の本発
明の実施例に関する説明から理解することができるだろ
う。
まず本発明の機械内容を図面の一実施例について説明し
よう。
よう。
ます、第1図を参照することにする。
ピペツト10は基本的に胴部11から成り、該胴部11
の先端は内ネジが切られ、ノズル12と螺合している。
胴部11の他端にも内ネジが切られ、図示の如く外ネジ
の付いた頭部13と螺合している。ピストン棒14の先
端部には測定ピストン14aが設けられている。ピスト
ン棒14とピストン14aが移動すると、ノズル、好ま
しくはノズルにプレス嵌めされた使い捨てチップ沖に、
液体が吸い上げられることになる。ピペツトの他端では
、ピストン14がプランジヤーノブ15まで伸びており
、該ブランジヤーノブ15は頭部13の最終端において
摺動できるよう保持されている。原理的には、プランジ
ヤーノブ15、ピストン棒14、ピストン14aを押し
込む(つまり、図の左側に移動すノる)と、ノズル12
からある量の空気が排出される。
の先端は内ネジが切られ、ノズル12と螺合している。
胴部11の他端にも内ネジが切られ、図示の如く外ネジ
の付いた頭部13と螺合している。ピストン棒14の先
端部には測定ピストン14aが設けられている。ピスト
ン棒14とピストン14aが移動すると、ノズル、好ま
しくはノズルにプレス嵌めされた使い捨てチップ沖に、
液体が吸い上げられることになる。ピペツトの他端では
、ピストン14がプランジヤーノブ15まで伸びており
、該ブランジヤーノブ15は頭部13の最終端において
摺動できるよう保持されている。原理的には、プランジ
ヤーノブ15、ピストン棒14、ピストン14aを押し
込む(つまり、図の左側に移動すノる)と、ノズル12
からある量の空気が排出される。
後で説明するバネの働きによつて、ブランジヤーノブ1
5が元の位置に戻ると、同量の液体がノズルまたは使い
捨てチツプ中に吸い上げられる。理想的には、使い捨て
チツプを液体中に浸し、液体がチツプ中だけに吸い上げ
られるように使用することが望ましい。この方法によれ
ば、ピペツト自体が液体き接触することがなく、したが
つて汚染されることもなく、しかも異種のサンプル、特
に生物学的な液体をピペツトにより採取するとき、相互
汚染の恐れがなくてすむ。ピペツトの先端部では、ノズ
ル12の加工中にその内部に嵌込まれる環状案内リング
16により、ピストン14aを案内している。
5が元の位置に戻ると、同量の液体がノズルまたは使い
捨てチツプ中に吸い上げられる。理想的には、使い捨て
チツプを液体中に浸し、液体がチツプ中だけに吸い上げ
られるように使用することが望ましい。この方法によれ
ば、ピペツト自体が液体き接触することがなく、したが
つて汚染されることもなく、しかも異種のサンプル、特
に生物学的な液体をピペツトにより採取するとき、相互
汚染の恐れがなくてすむ。ピペツトの先端部では、ノズ
ル12の加工中にその内部に嵌込まれる環状案内リング
16により、ピストン14aを案内している。
この案内リング16は、ピストン14a周りで気密シー
ルを構成するためではなく、むしろ空気が自由に案内リ
ングとピストン間を通過できるようにしている。この理
由は後記で明らかにする。ピペツトの他端では、ピスト
ン棒14が頭部13を貞通しており、さらに該ピストン
棒14には溝17が設けてあり、この溝にスナツプワツ
シヤ20が嵌込まれている。
ルを構成するためではなく、むしろ空気が自由に案内リ
ングとピストン間を通過できるようにしている。この理
由は後記で明らかにする。ピペツトの他端では、ピスト
ン棒14が頭部13を貞通しており、さらに該ピストン
棒14には溝17が設けてあり、この溝にスナツプワツ
シヤ20が嵌込まれている。
このスナツブワツシヤ20と頭部13の端面との間に支
持ワツシヤ21が挿入され、この支持ワネシヤ21の表
面がピストン棒14とピストン14aの最大工程を決め
る固定停止点を構成している。圧縮バネ22と23から
成るバネ部の力により、溝17の位置とワツシヤ20と
ピストン棒14とによつて決まる図示の位置まで、ピス
トン棒14とピストン14aを押しつけている。バネを
2個使用のとき、1個使用のときとを比較すると、明ら
かに図示の如く2個使用した方がよい。これは、バネ1
個の場合、圧縮時にたわんだり、胴部11あるいはピス
トン棒14と擦れ合いがちで摩擦音を発生させるからで
ある。バネ22と23はピストン棒14上にルーズに取
付けられたナイロンブツシユ24と25、ならびにフラ
ンジ付きシリンダ26とによつて保持されている。シリ
ンダ26はチユーブ27と接し、さらに当該チユーブ2
7は円周溝を有するデイスク30と接している。このデ
イスク30の構中にはOリング31を嵌込み、さらにデ
イスクの中央部に開口孔を設け、その中をピストン棒1
4が十分な間隙を有して貫通している。デイスク30、
チユーブ27、シリンダ26は簡単に円筒11中に装着
することができる。これは、デイスク、チユーブ、シリ
ンダがそれぞれ相互に接し合い、しかもノズル12の端
部とバネ22と23の働きによつて所定位置にぴつたり
保持されることから明らかであろう。頭部13内では、
ピストン棒14が測定プロツク32を貫通し、該測定プ
ロツク32のピストン棒14にそう長手方向移動は、ワ
ツシヤ21とノブ15との接合によつて制限され、さら
に該ノブ15はプロツク32がワツシヤ21と接触する
位置で、ピストン棒14にネジ接合または圧力嵌めされ
ている。
持ワツシヤ21が挿入され、この支持ワネシヤ21の表
面がピストン棒14とピストン14aの最大工程を決め
る固定停止点を構成している。圧縮バネ22と23から
成るバネ部の力により、溝17の位置とワツシヤ20と
ピストン棒14とによつて決まる図示の位置まで、ピス
トン棒14とピストン14aを押しつけている。バネを
2個使用のとき、1個使用のときとを比較すると、明ら
かに図示の如く2個使用した方がよい。これは、バネ1
個の場合、圧縮時にたわんだり、胴部11あるいはピス
トン棒14と擦れ合いがちで摩擦音を発生させるからで
ある。バネ22と23はピストン棒14上にルーズに取
付けられたナイロンブツシユ24と25、ならびにフラ
ンジ付きシリンダ26とによつて保持されている。シリ
ンダ26はチユーブ27と接し、さらに当該チユーブ2
7は円周溝を有するデイスク30と接している。このデ
イスク30の構中にはOリング31を嵌込み、さらにデ
イスクの中央部に開口孔を設け、その中をピストン棒1
4が十分な間隙を有して貫通している。デイスク30、
チユーブ27、シリンダ26は簡単に円筒11中に装着
することができる。これは、デイスク、チユーブ、シリ
ンダがそれぞれ相互に接し合い、しかもノズル12の端
部とバネ22と23の働きによつて所定位置にぴつたり
保持されることから明らかであろう。頭部13内では、
ピストン棒14が測定プロツク32を貫通し、該測定プ
ロツク32のピストン棒14にそう長手方向移動は、ワ
ツシヤ21とノブ15との接合によつて制限され、さら
に該ノブ15はプロツク32がワツシヤ21と接触する
位置で、ピストン棒14にネジ接合または圧力嵌めされ
ている。
ノブ15の端部にはボタン33がプレス嵌めされており
、完成された外観を呈している。ボタンはプラスチツク
製でよくピペツトの採液量について色汎俵示できる。同
様に、胴部11もプラスチツク製でよく、これも同じ目
的で色別表示ができる。Oリング36は、ノブ15を頭
部13の内径にそつて案内する低摩擦の支持材として働
く。このOリング36は気密シールとして設けたもので
はなく、事実その機能はない。以上の説明から、ピスト
ン棒14が図示の如くバネ22と23の働きによつて、
一方の限界点に保持されることが明らかであろう。
、完成された外観を呈している。ボタンはプラスチツク
製でよくピペツトの採液量について色汎俵示できる。同
様に、胴部11もプラスチツク製でよく、これも同じ目
的で色別表示ができる。Oリング36は、ノブ15を頭
部13の内径にそつて案内する低摩擦の支持材として働
く。このOリング36は気密シールとして設けたもので
はなく、事実その機能はない。以上の説明から、ピスト
ン棒14が図示の如くバネ22と23の働きによつて、
一方の限界点に保持されることが明らかであろう。
ピストン棒14が押込まれると、ノブ15への作用力に
より、ピストン棒14は、プロツク32の大きい方の直
径部の端部34が頭部13の内部に形成された肩部35
に当たるまで移動する。このようにして、ピペツトの採
液量は、ピストン14aの断面積とピストンのストロー
ク長さから決まることになる。もちろん、ピストンのス
トローク長さはプロツク32の端部34と肩部35との
当たり、ならびにスナツプワツシヤ20と支持ワツシヤ
21と頭部13の内端部29との結合状態によつて決ま
る。以下に説明するとおり、当該ピペツトの構造によつ
て、ピストン棒14の有効採液ストロークは、表示スト
ロークよりわずかに短い。しかし、全ストロークと有効
ストロークとの差は既知で一定であるので補正すること
ができ、ピペツトは正確に所定容量の液体を吸入するこ
とができる。ピペツトの採取容量をかえるには、別のブ
七ツク(図示なし)を使用する。この別のプロツクは、
プロツク32と同じ全長であるが、大きい方の直径部の
長さを短くするか長くする。このたのに、長さの異なる
ストロークが得られるわけである。この代ノ替案として
、溝17とワツシギ20の位置を変えることもできる。
より、ピストン棒14は、プロツク32の大きい方の直
径部の端部34が頭部13の内部に形成された肩部35
に当たるまで移動する。このようにして、ピペツトの採
液量は、ピストン14aの断面積とピストンのストロー
ク長さから決まることになる。もちろん、ピストンのス
トローク長さはプロツク32の端部34と肩部35との
当たり、ならびにスナツプワツシヤ20と支持ワツシヤ
21と頭部13の内端部29との結合状態によつて決ま
る。以下に説明するとおり、当該ピペツトの構造によつ
て、ピストン棒14の有効採液ストロークは、表示スト
ロークよりわずかに短い。しかし、全ストロークと有効
ストロークとの差は既知で一定であるので補正すること
ができ、ピペツトは正確に所定容量の液体を吸入するこ
とができる。ピペツトの採取容量をかえるには、別のブ
七ツク(図示なし)を使用する。この別のプロツクは、
プロツク32と同じ全長であるが、大きい方の直径部の
長さを短くするか長くする。このたのに、長さの異なる
ストロークが得られるわけである。この代ノ替案として
、溝17とワツシギ20の位置を変えることもできる。
次に、ピペツト採液部に吸引された全液量を排出過程に
おいて確実に吹き出すピペツトの構成部品について説明
する。
おいて確実に吹き出すピペツトの構成部品について説明
する。
ピストン棒14の外周部に円周溝を形成し、その中にシ
ールリング37を嵌め込む。このシールリング37の近
くに、吹出しピストン41をピストン棒14に取り付け
る。このピストン41には円周溝42を設け、その中に
0リング43を嵌め込め、ピストン41がチユーブ27
内を摺動するとき、気密シールの働きをさせる。ピスト
ン41にはまた、軸方向の開口孔44を設け、その中を
十分な間隙を持たせてピストン棒14を通し、空気がピ
ストン41の一端から他端に流れるようにする。ピスト
ン棒14上のスナツプリングワツシヤ45とワツシヤ4
6は、吹出しピストン41を支持するとともに、右方向
に(第1図)該ピストン41を図示の位置まで移動させ
る。ここで、ピストン41がピストン棒14と相対的に
、スナツプワツシヤ45とシールリング37とによつて
決まる位置間を、軸方向に移動することを明らかにして
おく。このことは、以下の説明につれて明らかになろう
。四角断面リング51、ワツシヤ52、圧縮バネ53、
フランジ付き中空チユーブ60、シールリング61から
構成するバルブ50をピストン14aとデイスク30間
に設ける。
ールリング37を嵌め込む。このシールリング37の近
くに、吹出しピストン41をピストン棒14に取り付け
る。このピストン41には円周溝42を設け、その中に
0リング43を嵌め込め、ピストン41がチユーブ27
内を摺動するとき、気密シールの働きをさせる。ピスト
ン41にはまた、軸方向の開口孔44を設け、その中を
十分な間隙を持たせてピストン棒14を通し、空気がピ
ストン41の一端から他端に流れるようにする。ピスト
ン棒14上のスナツプリングワツシヤ45とワツシヤ4
6は、吹出しピストン41を支持するとともに、右方向
に(第1図)該ピストン41を図示の位置まで移動させ
る。ここで、ピストン41がピストン棒14と相対的に
、スナツプワツシヤ45とシールリング37とによつて
決まる位置間を、軸方向に移動することを明らかにして
おく。このことは、以下の説明につれて明らかになろう
。四角断面リング51、ワツシヤ52、圧縮バネ53、
フランジ付き中空チユーブ60、シールリング61から
構成するバルブ50をピストン14aとデイスク30間
に設ける。
圧縮バネ53は比較的に軽量のバネで、その唯一の目的
は、四角断面リング51とシールリング61に圧力を加
えてピストン14aとデイスク30間の気密シールを行
うことである。また、該圧縮バネ53はきわめて弱く、
きわめてわずかな軸方向作用力がチユーブ60に作用し
ても圧縮を受け、そのためバルブ50が開き、空気が空
気チヤンバ一57からピストン14a周りを通つてノズ
ル12にいたる。今までピペツトの構造について説明し
てきたが、次にピペツトの作用について説明しよう。ピ
ペツト10の持ち方は一般に、四本指で胴部11をにぎ
り、親指でノブ15をおさえる。もちろん、ピペツトを
どう握るかは問題でなく、使用者が握り易く、操作し易
すければどんな握り方でもよいわけである。プロツク3
2の端部34が肩部35に当たるまでノブ15を押すと
、ピストン14aは空気チヤンバ一54中に降下し、所
定量の空気を排出させる。次に、ピペツト10の先端、
好ましくはノズル12に取付けた使い捨てチツプ55を
ピペツト採取すべき液体に挿入する。親指をノブ15か
ら離すと、バネ22と23の働きによつて、ピストン棒
14は、ワツシヤ21と頭部13の端部が当たるまで右
方向(第1図)に移動する。ピストン14aが右側に移
動すると、液体がピペツトのチツプ55に吸引されるわ
けである。最右端に移動した状態が第1図であり、この
とき所定量の液体がチツプ55に吸入されている。デイ
スク30の右側のピペツト内部には、大気圧の空気が入
つている。
は、四角断面リング51とシールリング61に圧力を加
えてピストン14aとデイスク30間の気密シールを行
うことである。また、該圧縮バネ53はきわめて弱く、
きわめてわずかな軸方向作用力がチユーブ60に作用し
ても圧縮を受け、そのためバルブ50が開き、空気が空
気チヤンバ一57からピストン14a周りを通つてノズ
ル12にいたる。今までピペツトの構造について説明し
てきたが、次にピペツトの作用について説明しよう。ピ
ペツト10の持ち方は一般に、四本指で胴部11をにぎ
り、親指でノブ15をおさえる。もちろん、ピペツトを
どう握るかは問題でなく、使用者が握り易く、操作し易
すければどんな握り方でもよいわけである。プロツク3
2の端部34が肩部35に当たるまでノブ15を押すと
、ピストン14aは空気チヤンバ一54中に降下し、所
定量の空気を排出させる。次に、ピペツト10の先端、
好ましくはノズル12に取付けた使い捨てチツプ55を
ピペツト採取すべき液体に挿入する。親指をノブ15か
ら離すと、バネ22と23の働きによつて、ピストン棒
14は、ワツシヤ21と頭部13の端部が当たるまで右
方向(第1図)に移動する。ピストン14aが右側に移
動すると、液体がピペツトのチツプ55に吸引されるわ
けである。最右端に移動した状態が第1図であり、この
とき所定量の液体がチツプ55に吸入されている。デイ
スク30の右側のピペツト内部には、大気圧の空気が入
つている。
これは、0リング31ならびにバルブ50の右側にある
ピペツト部分が気密構造でないからである。事実、胴部
11に小孔56を開けて、ピペツト内部に空気が入れる
ようにすることもできる。ここで特に注意すべきことは
、ピストン41とシールリング37の間に距離が置かれ
、そのために空気がシールリング37を通り、ピストン
41の孔44を導り、デイスク30とピストン41間の
空気チヤンバ一に流入することである。また、バルブ5
0がピストン14a周りの空気洩れを防止していること
にも注目する必要がある。ピペツトのチツプ55から液
体を排出するには、ノブ15を再び押し込む。
ピペツト部分が気密構造でないからである。事実、胴部
11に小孔56を開けて、ピペツト内部に空気が入れる
ようにすることもできる。ここで特に注意すべきことは
、ピストン41とシールリング37の間に距離が置かれ
、そのために空気がシールリング37を通り、ピストン
41の孔44を導り、デイスク30とピストン41間の
空気チヤンバ一に流入することである。また、バルブ5
0がピストン14a周りの空気洩れを防止していること
にも注目する必要がある。ピペツトのチツプ55から液
体を排出するには、ノブ15を再び押し込む。
初期の段階では、吹出しピストン41は移動しない。こ
れは、ピストン41がピストン棒14と遊離しており、
しかもOリング43を介してチユーブ27の内面とぴつ
たり気密接合しているためである。このピストン棒14
と吹出しピストン41間の初期相対運動中に、ワツシヤ
45はピストン41の左端から離れる。さらに、ピスト
ン棒14が左方向に移動すると、シーリング37はピス
トン41の右端に接合し、その後ピストン41とピスト
ン棒14が一緒に移動することになる。このとき、チヤ
ンバ一57は密封状態であり、ピストン41が左方向に
移動するにつれてチギンバ一57の容積が減少し、逆に
チヤンバ一内部の圧力が増加する。ピストン棒14が左
方向に移動するとき、プロツク32の端部34が肩部3
5に当たる直前、ワツシヤ45がチユーブ60の端部に
当たり、その結果、ピストン棒14がさらに左方向に移
動すると、チヤンバ一57中の圧縮空気はチヤンバ一5
4中に流入して、チツプ55内の液体を吹き出す。ピス
トン棒14が頭部32と肩部35の当たりにより決まる
限界点に達した後、親指をノブ15から離すと、バネ2
2と23の働きによつて、ピストン棒14は自動的にも
う一方の限界点に戻る。
れは、ピストン41がピストン棒14と遊離しており、
しかもOリング43を介してチユーブ27の内面とぴつ
たり気密接合しているためである。このピストン棒14
と吹出しピストン41間の初期相対運動中に、ワツシヤ
45はピストン41の左端から離れる。さらに、ピスト
ン棒14が左方向に移動すると、シーリング37はピス
トン41の右端に接合し、その後ピストン41とピスト
ン棒14が一緒に移動することになる。このとき、チヤ
ンバ一57は密封状態であり、ピストン41が左方向に
移動するにつれてチギンバ一57の容積が減少し、逆に
チヤンバ一内部の圧力が増加する。ピストン棒14が左
方向に移動するとき、プロツク32の端部34が肩部3
5に当たる直前、ワツシヤ45がチユーブ60の端部に
当たり、その結果、ピストン棒14がさらに左方向に移
動すると、チヤンバ一57中の圧縮空気はチヤンバ一5
4中に流入して、チツプ55内の液体を吹き出す。ピス
トン棒14が頭部32と肩部35の当たりにより決まる
限界点に達した後、親指をノブ15から離すと、バネ2
2と23の働きによつて、ピストン棒14は自動的にも
う一方の限界点に戻る。
ピストン棒14が右方向に移動する初期段階において、
バルブは最初開いており、ピストン棒14の左方向移動
時にチユーブ60が動かされた距離だけピストン棒14
が移動するまで閉じない。この距離は、バルブ50を瞬
間的に開かせ、チヤンバ一57内の圧縮空気をチヤンバ
一54に送らなければならないのできわめてわずかなも
ので、かつピストン棒14の有効吸入ストロークを確実
にするためにバルブ50が閉じる前にピストン棒14が
移動しなければならない距離である。換言すると、ピス
トン棒14の有効吸入ストロークは、頭部13の停止点
、つまり端部29と肩部35によつて決まるストローク
から、チユーブ60が左方向ストロークの最終端におい
て移動させられる距離を差引いたものである。ピストン
棒14が第1図の位置に戻る初期段階では、吹出しピス
トン41は、最初ワツシヤ45と46とが係合している
ため移動しない。該ワツシヤ45と46は、左方向スト
ロークの終端においてピストンから離れる。ワツシヤ4
6をピストン41に結合させるピストン棒14とピスト
ン41間の相対運動において、シールリ〕/グ37は、
ピストン41の反対端から離れ、第1図に示す位置に移
動する。ピストン棒14とピストン41は、ワツシヤ2
1が頭部13の先端に当たるまで、右方向にともに移動
する。移動が完了すると第1図の状態になり、次のピペ
ツト採液の準備完了となる。本発明の効果は、次のよう
に要約することができる。
バルブは最初開いており、ピストン棒14の左方向移動
時にチユーブ60が動かされた距離だけピストン棒14
が移動するまで閉じない。この距離は、バルブ50を瞬
間的に開かせ、チヤンバ一57内の圧縮空気をチヤンバ
一54に送らなければならないのできわめてわずかなも
ので、かつピストン棒14の有効吸入ストロークを確実
にするためにバルブ50が閉じる前にピストン棒14が
移動しなければならない距離である。換言すると、ピス
トン棒14の有効吸入ストロークは、頭部13の停止点
、つまり端部29と肩部35によつて決まるストローク
から、チユーブ60が左方向ストロークの最終端におい
て移動させられる距離を差引いたものである。ピストン
棒14が第1図の位置に戻る初期段階では、吹出しピス
トン41は、最初ワツシヤ45と46とが係合している
ため移動しない。該ワツシヤ45と46は、左方向スト
ロークの終端においてピストンから離れる。ワツシヤ4
6をピストン41に結合させるピストン棒14とピスト
ン41間の相対運動において、シールリ〕/グ37は、
ピストン41の反対端から離れ、第1図に示す位置に移
動する。ピストン棒14とピストン41は、ワツシヤ2
1が頭部13の先端に当たるまで、右方向にともに移動
する。移動が完了すると第1図の状態になり、次のピペ
ツト採液の準備完了となる。本発明の効果は、次のよう
に要約することができる。
ピペツI・採液部、つまり使い捨てチツプ55に吸引さ
れる液体量は、所定量の空気の排出によつて制御される
。つまり、測定ピストン14aの有効ストロークと断面
積によつて決まる容量によつて制御される。一方、ピペ
ツト採液部からの液体の排出は、比較的大容量の空気、
すなわち吹.出しピストン41のストロークと面積によ
つて決まる容量の空気の吹出しによつて行う。上記の効
果は、ピストン棒14が二定点を移動するときでも、吸
入ならびに排出ストロークとも同じ距離移動しても得ら
れる。第3図は、第2図と同様な図面であるが、空気を
チヤンバ一57からチヤンバ一54に移送制御する別の
構造のバルブを示す。
れる液体量は、所定量の空気の排出によつて制御される
。つまり、測定ピストン14aの有効ストロークと断面
積によつて決まる容量によつて制御される。一方、ピペ
ツト採液部からの液体の排出は、比較的大容量の空気、
すなわち吹.出しピストン41のストロークと面積によ
つて決まる容量の空気の吹出しによつて行う。上記の効
果は、ピストン棒14が二定点を移動するときでも、吸
入ならびに排出ストロークとも同じ距離移動しても得ら
れる。第3図は、第2図と同様な図面であるが、空気を
チヤンバ一57からチヤンバ一54に移送制御する別の
構造のバルブを示す。
他の点に関するピペツト構造は、第1図と第2図の実施
例とも同一である。第3図において、第1図の実施例と
同様な構成部品には、部品番号に゛a”をつけている。
.゜ここでは、多くの構成部品がすでに説明したものと
同じであり、機能も同じであるので、異なる構造部につ
いてのみ説明する。ノズル12aには右方向に突起した
中空円筒部があり、その中を測定ピストン14aaが貫
通して lいる。
例とも同一である。第3図において、第1図の実施例と
同様な構成部品には、部品番号に゛a”をつけている。
.゜ここでは、多くの構成部品がすでに説明したものと
同じであり、機能も同じであるので、異なる構造部につ
いてのみ説明する。ノズル12aには右方向に突起した
中空円筒部があり、その中を測定ピストン14aaが貫
通して lいる。
一対以上の半径方向開口孔を円筒部の端部近くに設ける
。Oリング51aを測定ピストン14aaの気密シール
として嵌め込み、さらにOリング61aと62aを、摺
動バルブ60aとノズル12aの開口孔部分間の気密シ
ールとして設ける。バネ53aは、バルブ60aを胴部
11aの内側突起リングに押しつけ、図示位置に保持す
る。ピペツトの機能は、第1図の実施例と同じであるが
、ただし、排出ストロークの終端にくると、ピストン4
1aはバルブ60aと接触し、さらに該バルブ60aを
左方向に押し、バネ53aを圧縮するので、空気はチヤ
ンバ一57aから開口穴59を通過し、さらにノズル1
2aの内部を通つて、ピペツトのチツブ中の液体を吐き
出す。ピストン棒14aが元の正規位置に戻ると、バネ
53aはバルブ60aを図示の正規位置に戻す。ここで
、第4図と第5図を参照することにする。
。Oリング51aを測定ピストン14aaの気密シール
として嵌め込み、さらにOリング61aと62aを、摺
動バルブ60aとノズル12aの開口孔部分間の気密シ
ールとして設ける。バネ53aは、バルブ60aを胴部
11aの内側突起リングに押しつけ、図示位置に保持す
る。ピペツトの機能は、第1図の実施例と同じであるが
、ただし、排出ストロークの終端にくると、ピストン4
1aはバルブ60aと接触し、さらに該バルブ60aを
左方向に押し、バネ53aを圧縮するので、空気はチヤ
ンバ一57aから開口穴59を通過し、さらにノズル1
2aの内部を通つて、ピペツトのチツブ中の液体を吐き
出す。ピストン棒14aが元の正規位置に戻ると、バネ
53aはバルブ60aを図示の正規位置に戻す。ここで
、第4図と第5図を参照することにする。
両図は、本発明の別の実施例を示すが、とくに微少量用
ピペツトに有効なもので、例えば10マイクロリツタ一
以下のピペツトにむく。ピペツト70は、図示のとおり
上述の実施例と同様に、二つの独立したピストン、つま
り測定ピストン71と吹出しピストン72とから構成す
る。
ピペツトに有効なもので、例えば10マイクロリツタ一
以下のピペツトにむく。ピペツト70は、図示のとおり
上述の実施例と同様に、二つの独立したピストン、つま
り測定ピストン71と吹出しピストン72とから構成す
る。
ところが両ピストンとも、後で説明ある理由によつて、
別個のフランジキーによつて移動する。ピストン71の
末端は、ノズル73の小口径穴を貫通し、さらにノズル
73にネジ込まれている接続材74の中心孔を通つて案
内されている。シール75は接合部を気密にする。バル
ブ76は、圧縮バネJモV、ワツシヤ80、四角断面リン
グ81、フランジ付きリベツト形中空部材78から構成
し、またシールリング79を後述する理由によつて設け
る。この段階で、四角断面リング81とシールリング7
9が、ピストンT1と接続材74間の気フη 密シールの役割を果していることを説明しておく。
別個のフランジキーによつて移動する。ピストン71の
末端は、ノズル73の小口径穴を貫通し、さらにノズル
73にネジ込まれている接続材74の中心孔を通つて案
内されている。シール75は接合部を気密にする。バル
ブ76は、圧縮バネJモV、ワツシヤ80、四角断面リン
グ81、フランジ付きリベツト形中空部材78から構成
し、またシールリング79を後述する理由によつて設け
る。この段階で、四角断面リング81とシールリング7
9が、ピストンT1と接続材74間の気フη 密シールの役割を果していることを説明しておく。
接続材74の他端は、ピストンストローク制御部材82
中にハンダ付けしている。制御部材82には中央開口を
設け、さらに該開口孔は三段にし、三直径開口孔とする
。最小口径部は、接続材74の開口部より大きい直径と
し、さらに測定ピストン71がプレス嵌めされているフ
ランジヤ83を保持する。次に大きい孔径部でブランジ
ヤ83のより大きい直径部84を収容し、さらに孔径が
変わる位置に停止用肩部85を設ける。プランジヤ83
は、端部で再び最初の直径に戻り、制御部材82中にネ
ジ込まれている調整ナツトを貫通し、そしてチヤンバ一
87中に突き出ている。圧縮バネ90は、接続材74と
プランジヤ83間に挿入し、プランジヤ83とピストン
71を、プランジヤ部84の端部と調整ナツト86の端
面との接合により決まる初期位置に押しつける。制御部
材82中の調整ナツト86を廻わすと、プランジヤ83
の初期位置を調整することも、較正することもできる。
プランジヤ83の他方の終端位置は、プランジヤ部84
の他端と停止用肩部85の接合により決まる。この位置
は固定されているので、プランジヤ83とピストン71
のストロークは、調整ナツト86の調整位置によつて決
まることが理解できよう。したがつて、ピペツト70の
採液量は、測定ピストン71のストロークと断面積によ
つて決まる。ここで説明しているピペツトは、微小容量
用、具体的には1〜10マイクロリツタ一用であるから
、ピストン71の直径とストロークならびにノズル73
の開口孔は同様に微小である。
中にハンダ付けしている。制御部材82には中央開口を
設け、さらに該開口孔は三段にし、三直径開口孔とする
。最小口径部は、接続材74の開口部より大きい直径と
し、さらに測定ピストン71がプレス嵌めされているフ
ランジヤ83を保持する。次に大きい孔径部でブランジ
ヤ83のより大きい直径部84を収容し、さらに孔径が
変わる位置に停止用肩部85を設ける。プランジヤ83
は、端部で再び最初の直径に戻り、制御部材82中にネ
ジ込まれている調整ナツトを貫通し、そしてチヤンバ一
87中に突き出ている。圧縮バネ90は、接続材74と
プランジヤ83間に挿入し、プランジヤ83とピストン
71を、プランジヤ部84の端部と調整ナツト86の端
面との接合により決まる初期位置に押しつける。制御部
材82中の調整ナツト86を廻わすと、プランジヤ83
の初期位置を調整することも、較正することもできる。
プランジヤ83の他方の終端位置は、プランジヤ部84
の他端と停止用肩部85の接合により決まる。この位置
は固定されているので、プランジヤ83とピストン71
のストロークは、調整ナツト86の調整位置によつて決
まることが理解できよう。したがつて、ピペツト70の
採液量は、測定ピストン71のストロークと断面積によ
つて決まる。ここで説明しているピペツトは、微小容量
用、具体的には1〜10マイクロリツタ一用であるから
、ピストン71の直径とストロークならびにノズル73
の開口孔は同様に微小である。
ノズル73の末端を、ピペツトのチツブ91中に設けら
れる挿入プラグに結合することができる。したがつて、
ノズル73は、固体円錐部で末端とし、さらに該ノズル
の開口孔を横断開口部29まで伸ばす。この構造を採用
する理由は、ピストン71の端部の先にある空気量を最
少にすることにある。ピペツト胴部93は、一端で制御
部材82との・ネジ接合用に内ネジを切り、また他端で
は頭部94との接合用に内ネジを切る。胴部93内では
、吹出しピストンをプランジヤ95の端部に摺動できる
よう取り付け、さらにプランジヤ95にある溝中に嵌め
込んだワツシヤ96で固定する。ピストン72中には円
周溝97を設け、そこにOリング100を嵌め込み、円
筒部材101の内面との気密シールを行わす。シールリ
ング104を、プランジヤ95のピストン72の端部か
ら少し離れた位置にある円周溝中に収める。プランジヤ
95について、特に図面右側については、第1図に示す
ピペツトの構造と同じであるので、詳細な説明は省く。
多くのピペツト、特に生物学的な用途に使用するピペツ
トには、使い捨て可能なチツプを付け、採取した液体が
ピペツト内に浸入しないようになつており、本発明の当
該実施例に関し、作図されたピペツトに関しても、チツ
ブ取外し機構を表示している。
れる挿入プラグに結合することができる。したがつて、
ノズル73は、固体円錐部で末端とし、さらに該ノズル
の開口孔を横断開口部29まで伸ばす。この構造を採用
する理由は、ピストン71の端部の先にある空気量を最
少にすることにある。ピペツト胴部93は、一端で制御
部材82との・ネジ接合用に内ネジを切り、また他端で
は頭部94との接合用に内ネジを切る。胴部93内では
、吹出しピストンをプランジヤ95の端部に摺動できる
よう取り付け、さらにプランジヤ95にある溝中に嵌め
込んだワツシヤ96で固定する。ピストン72中には円
周溝97を設け、そこにOリング100を嵌め込み、円
筒部材101の内面との気密シールを行わす。シールリ
ング104を、プランジヤ95のピストン72の端部か
ら少し離れた位置にある円周溝中に収める。プランジヤ
95について、特に図面右側については、第1図に示す
ピペツトの構造と同じであるので、詳細な説明は省く。
多くのピペツト、特に生物学的な用途に使用するピペツ
トには、使い捨て可能なチツプを付け、採取した液体が
ピペツト内に浸入しないようになつており、本発明の当
該実施例に関し、作図されたピペツトに関しても、チツ
ブ取外し機構を表示している。
しかしながら、このような機構を必ずしもピペツトに取
付ける必要のないことも考えられる。さらに、当該チツ
プ取外し機構を第1図に示すピペツトに取付けることが
できることも言及しておく。チツプ取外し機構116は
、胴部93上に摺動で゛きるよう取付けたスリーブ11
7から成る。
付ける必要のないことも考えられる。さらに、当該チツ
プ取外し機構を第1図に示すピペツトに取付けることが
できることも言及しておく。チツプ取外し機構116は
、胴部93上に摺動で゛きるよう取付けたスリーブ11
7から成る。
フランジ付きシリンダ120に並ネジを設け、さらにス
リーブ117の内面はハンダ付けあるいは他の方法で固
定し、該シリンダ120の内側にチツプ取外し部材12
1を螺合する。制御部材82の外周溝にスナツプワツシ
ヤ122を嵌め、これとワツシヤ123とに圧縮バネ1
24の座面の働きをさせる。当該バネは、チツプ取外し
機構116をスリーブ117が頭部94の端部に当たる
まで右方向(第4図)に押する。これ以外の方法として
は、シリンダ120のフランジ部と制御部材82との接
合点を、チツブ取外し機構116の停止点として利用す
ることができよう。ここで、ピペツト70の操作法を説
明しよう。
リーブ117の内面はハンダ付けあるいは他の方法で固
定し、該シリンダ120の内側にチツプ取外し部材12
1を螺合する。制御部材82の外周溝にスナツプワツシ
ヤ122を嵌め、これとワツシヤ123とに圧縮バネ1
24の座面の働きをさせる。当該バネは、チツプ取外し
機構116をスリーブ117が頭部94の端部に当たる
まで右方向(第4図)に押する。これ以外の方法として
は、シリンダ120のフランジ部と制御部材82との接
合点を、チツブ取外し機構116の停止点として利用す
ることができよう。ここで、ピペツト70の操作法を説
明しよう。
まず手の掌でピペツト70を保持し、4本指でスリーブ
116を握り、親指をノブ(図示せず)にかける。使い
捨てチツプ91をノブ73に取り付ける。親指でピペツ
トのノブを押すと、プランジヤ95はその先端がプラン
ジヤ83の端部に当たるまで降下し、さらに該プランジ
ヤ83はプランジヤ部84が肩部85に当たるまで降下
し、同時にプランジヤ83と95の降下が停止する。こ
のように、ピストン71は、調整ナツト86の端面と肩
部85間のブランジヤ部84の運動により決まる距離を
移動することになる。次に、ピペツトのチツプをピペツ
ト採液すべき液体に挿入する。親指を離すと、両プラン
ジヤは図示位置に戻るが、これはバネ90がプランジヤ
83を、またバネ107がブランジヤ95を押し戻すた
めである。プランジヤ83がバネによつて所定位置,に
戻ると、ある量の液体がピペツトのチツプ内に吹い上げ
られるが、この量はピストン71のストロークと断面積
に比例する。チヤンバ一87内の空気圧は、チヤンバ一
右側にあるピベツト部が気密構造でないので大気圧であ
り、しかも空気はピストン72とプランジヤ95との間
隙をぬつてピストン72にそつて流れることができる。
116を握り、親指をノブ(図示せず)にかける。使い
捨てチツプ91をノブ73に取り付ける。親指でピペツ
トのノブを押すと、プランジヤ95はその先端がプラン
ジヤ83の端部に当たるまで降下し、さらに該プランジ
ヤ83はプランジヤ部84が肩部85に当たるまで降下
し、同時にプランジヤ83と95の降下が停止する。こ
のように、ピストン71は、調整ナツト86の端面と肩
部85間のブランジヤ部84の運動により決まる距離を
移動することになる。次に、ピペツトのチツプをピペツ
ト採液すべき液体に挿入する。親指を離すと、両プラン
ジヤは図示位置に戻るが、これはバネ90がプランジヤ
83を、またバネ107がブランジヤ95を押し戻すた
めである。プランジヤ83がバネによつて所定位置,に
戻ると、ある量の液体がピペツトのチツプ内に吹い上げ
られるが、この量はピストン71のストロークと断面積
に比例する。チヤンバ一87内の空気圧は、チヤンバ一
右側にあるピベツト部が気密構造でないので大気圧であ
り、しかも空気はピストン72とプランジヤ95との間
隙をぬつてピストン72にそつて流れることができる。
ピペツト内部に空気を送るために、胴部93に小孔を設
けることができるが、一般には必要としない。さて、ピ
ベツトのチツプ91から液体を排出させるためにビペツ
トノブを押し込むと、ブランジヤ95の最初の動きで、
シールリング104はピストン72の端部と密着し、こ
のためチヤンバ一87は他のビペツト内部ならぴに大気
に対し密封された状態になる。
けることができるが、一般には必要としない。さて、ピ
ベツトのチツプ91から液体を排出させるためにビペツ
トノブを押し込むと、ブランジヤ95の最初の動きで、
シールリング104はピストン72の端部と密着し、こ
のためチヤンバ一87は他のビペツト内部ならぴに大気
に対し密封された状態になる。
したがつて、プランジヤ95がさらに、シールリング1
04を介してピストン72とともに左方向に移動し続け
ると、チヤンバ87内の空気が圧縮され、空気が増大す
る。プランジヤ95がさらに移動すると、ブランジヤ8
3に当たり、ビストン71を左方向に作動する。前述の
ごとく、ピストン71のストロークが完了する直前に、
ピストン71に固定したスナツプワツシヤ88がリベツ
ト形部材78に当たり、バルブ76を開かせ、その結果
、チヤンバ一87内の圧縮空気がノズル73内を流れ、
チツプ91内の液体を吹き出す。親指をノブから離すと
、バネ90はプランジヤ83を第4図の正規位置に戻し
、同時にバネ107もプランジヤ95を正規位置に戻す
。さらに、シールリング104がピストン72から離れ
るので、チーピンバ一87は再び他のピペツト内部と大
気につながる。ピペツトのチツプ91を取外すには、作
業者はスリーブ117から4本指を動かすことなく、第
1図の13と同様な頭部の突起リムまたはアームの下側
に親指を置き、親指をそのまま上にずらせばよい。
04を介してピストン72とともに左方向に移動し続け
ると、チヤンバ87内の空気が圧縮され、空気が増大す
る。プランジヤ95がさらに移動すると、ブランジヤ8
3に当たり、ビストン71を左方向に作動する。前述の
ごとく、ピストン71のストロークが完了する直前に、
ピストン71に固定したスナツプワツシヤ88がリベツ
ト形部材78に当たり、バルブ76を開かせ、その結果
、チヤンバ一87内の圧縮空気がノズル73内を流れ、
チツプ91内の液体を吹き出す。親指をノブから離すと
、バネ90はプランジヤ83を第4図の正規位置に戻し
、同時にバネ107もプランジヤ95を正規位置に戻す
。さらに、シールリング104がピストン72から離れ
るので、チーピンバ一87は再び他のピペツト内部と大
気につながる。ピペツトのチツプ91を取外すには、作
業者はスリーブ117から4本指を動かすことなく、第
1図の13と同様な頭部の突起リムまたはアームの下側
に親指を置き、親指をそのまま上にずらせばよい。
こうすると、チツプ91を取付けたノズル73を含めた
ピペツト全体が、右側(第4図)に移動するが、チツプ
取外し機構121だけは移動しない。その結果、チツブ
91の端部は、取外し機構121に当たり、引き続きピ
ペツト自体が上方に引かれると、チツプ91がノズル7
3から引き抜かれる。以上の説明から明らかなように、
本発明に関する多種多用な実施例が、本発明の精神なら
びに範囲から逸脱することなく考えられる。
ピペツト全体が、右側(第4図)に移動するが、チツプ
取外し機構121だけは移動しない。その結果、チツブ
91の端部は、取外し機構121に当たり、引き続きピ
ペツト自体が上方に引かれると、チツプ91がノズル7
3から引き抜かれる。以上の説明から明らかなように、
本発明に関する多種多用な実施例が、本発明の精神なら
びに範囲から逸脱することなく考えられる。
構成部品の内部形状について種々の構造を採用すること
もできるであろうし、また基本作動原理を生かし、他の
特長を削除することもできよう。さらにまた、ノズルを
親指で押したとき、液体がピペツトまたはチツプ内に吸
引され、ノブから親指を離すと液体が排出される構造に
ピペツトを作ることもできよう。もちろん、使い捨てチ
ツプを使用するか否かは使用者の自由であり、一般には
ピペツトの使用条件によるであろう。別の形状のバルブ
をバルブ50のところに使用することもできる。本発明
はまた、説明してきたような手動ピペツトに使用するほ
か、ピストンが駆動カム等によつて作動される自動また
は動力駆動ピペツトに使用することもできる。以上の点
から明らかなとおり、本発明ならび図面は限定されたも
のではなく、あくまで例証的なものであると考えるべき
である。
もできるであろうし、また基本作動原理を生かし、他の
特長を削除することもできよう。さらにまた、ノズルを
親指で押したとき、液体がピペツトまたはチツプ内に吸
引され、ノブから親指を離すと液体が排出される構造に
ピペツトを作ることもできよう。もちろん、使い捨てチ
ツプを使用するか否かは使用者の自由であり、一般には
ピペツトの使用条件によるであろう。別の形状のバルブ
をバルブ50のところに使用することもできる。本発明
はまた、説明してきたような手動ピペツトに使用するほ
か、ピストンが駆動カム等によつて作動される自動また
は動力駆動ピペツトに使用することもできる。以上の点
から明らかなとおり、本発明ならび図面は限定されたも
のではなく、あくまで例証的なものであると考えるべき
である。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はピペツ
トの側断面図、第2図は第1図の二点鎖線で囲まれた2
部分の拡水断面詳細図、第3図は同上と同様の部分図で
あるが別の実施例のもの、第4図は微小量用ピペツトの
要部の側断面図、第5図は第4図の二点鎖線で囲まれた
5部分の拡大断面詳細図である。
トの側断面図、第2図は第1図の二点鎖線で囲まれた2
部分の拡水断面詳細図、第3図は同上と同様の部分図で
あるが別の実施例のもの、第4図は微小量用ピペツトの
要部の側断面図、第5図は第4図の二点鎖線で囲まれた
5部分の拡大断面詳細図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 空気通路により連通した第1空気チャンバーおよび
第2空気チャンバーを形成する部材と、前記第1空気チ
ャンバー内で測定ピストンを押し込む側の第1限界点と
測定ピストンを引き出す側の第3限界点との間を移動可
能にした測定ピストン部と、前記第2空気チャンバー内
で移動可能でしかも前記測定ピストン部より実質的に大
きい断面積を有する第2ピストン部と、前記測定ピスト
ン部および前記第2ピストン部を同一方向に移動させる
作動部により前記両ピストン部を押し込む際に前記測定
ピストン部が前記第1空気チャンバーから空気を排出し
前記第2ピストン部が前記第2空気チャンバーで空気を
圧縮するように両空気チャンバーと連通する空気通路を
閉じるバルブ部と、前記測定ピストン部をその第1限界
点で停止させる第1固定停止部および前記測定ピストン
部をその第2限界点で停止させる第2固定停止部と、前
記測定ピストン部がその第1限界点のすぐ近くに来たと
き前記バルブを作動させる装置とから構成し、前記作動
部の移動によつて前記第2空気チャンバー中で第2ピス
トン部により圧縮された空気を第1空気チヤンバーへ送
り出すように成るピペット。 2 作動部が測定ピストン部および第2ピストン部を往
復運動するために付けた共通プランジャ部を備えている
特許請求の範囲第1項に記載したピペット。 3 作動部が全行程間の中間点で測定ピストン部と係合
し、それによつて作動部が測定ピストン部と接合状態で
第1固定停止部によつて決まる位置まで移動するように
し、前記測定ピストン部が前記作動部と係合していない
ときは測定ピストン部を第2固定停止部によつて決まる
位置に保持するバネ部を備えている特許請求の範囲第1
に記載したピペット。
Applications Claiming Priority (1)
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