JPS5991228A - ケ−ソンを用いた根切り工法 - Google Patents
ケ−ソンを用いた根切り工法Info
- Publication number
- JPS5991228A JPS5991228A JP20094582A JP20094582A JPS5991228A JP S5991228 A JPS5991228 A JP S5991228A JP 20094582 A JP20094582 A JP 20094582A JP 20094582 A JP20094582 A JP 20094582A JP S5991228 A JPS5991228 A JP S5991228A
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- JP
- Japan
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- caisson
- water
- retaining wall
- earth retaining
- cut
- Prior art date
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- Granted
Links
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 title claims description 11
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 28
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 239000002689 soil Substances 0.000 claims description 3
- 238000005086 pumping Methods 0.000 claims 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 9
- 239000003351 stiffener Substances 0.000 description 3
- 239000004035 construction material Substances 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000011440 grout Substances 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 238000012876 topography Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E02—HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
- E02D—FOUNDATIONS; EXCAVATIONS; EMBANKMENTS; UNDERGROUND OR UNDERWATER STRUCTURES
- E02D17/00—Excavations; Bordering of excavations; Making embankments
- E02D17/02—Foundation pits
- E02D17/04—Bordering surfacing or stiffening the sides of foundation pits
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Paleontology (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はケーソンを用いた根切り工法に関するもので
、ケーソン内部に水を溜め、ケーソン全体を自立式の土
留壁とし、ケーソンで囲まれた部分をオープンカットす
るものであり、比較的大規模な根切り工事に利用する。
、ケーソン内部に水を溜め、ケーソン全体を自立式の土
留壁とし、ケーソンで囲まれた部分をオープンカットす
るものであり、比較的大規模な根切り工事に利用する。
根切り工法については、従来種々の工法が開発されてい
るが、それぞれ長所、短所を有し、根切りの規模や周辺
の環境、地形、土質等に応じ適宜蝦適と考えられる工法
が採られている。
るが、それぞれ長所、短所を有し、根切りの規模や周辺
の環境、地形、土質等に応じ適宜蝦適と考えられる工法
が採られている。
例えば、のり切りオープンカット工法では仮設資材等が
少なくて済むが、周辺の掘削出量が多くなり、いかにの
り勾配を大きくするか、また降雨等にいかに対処するか
等の問題がある。また根切り地盤の周囲に地中連続壁等
の自立壁を築造する工法においては、自立壁の強度、剛
性。
少なくて済むが、周辺の掘削出量が多くなり、いかにの
り勾配を大きくするか、また降雨等にいかに対処するか
等の問題がある。また根切り地盤の周囲に地中連続壁等
の自立壁を築造する工法においては、自立壁の強度、剛
性。
止水性をいかに高めるか、また建込みの精度をいかにし
て高めるかという問題がある。また切ばり工法において
も、規模の大きい根切り工事においては、切ぼりその他
仮設資材の強度、構造、施工性等積々の問題がある。
て高めるかという問題がある。また切ばり工法において
も、規模の大きい根切り工事においては、切ぼりその他
仮設資材の強度、構造、施工性等積々の問題がある。
この発明の工法は上述のような事情のもとに発明された
もので、主として大規模な根切り工事を効率良く、かつ
安全に行なうことを目的としている。
もので、主として大規模な根切り工事を効率良く、かつ
安全に行なうことを目的としている。
第1図および第2図はこの発明の原理を示したもので、
図中1はケーソンで、ケーソン1内には水4が注入され
、一種の重力壁を構成している。すなわち、まず根切り
部分5の周囲を取り囲むようにしてケーソン1を順次所
定深さまで沈設して行く。沈設完了後とのケーソン1に
底蓋3を設け、側壁2とともに面体を形成し。
図中1はケーソンで、ケーソン1内には水4が注入され
、一種の重力壁を構成している。すなわち、まず根切り
部分5の周囲を取り囲むようにしてケーソン1を順次所
定深さまで沈設して行く。沈設完了後とのケーソン1に
底蓋3を設け、側壁2とともに面体を形成し。
内部に水4を溜めることにより重力式の土留壁とする。
なお水4としては比重を高めるため泥水停を用いても良
い。またケーソン1沈設後に注水するのではなくて、後
述する方法のように。
い。またケーソン1沈設後に注水するのではなくて、後
述する方法のように。
ケーソン1の沈設に際し、水を利用してケーソン1下の
掘削を行ない、水中コンクリートの打設により底蓋3を
設け、掘削に利用した水をそのまま土留壁の水4として
利用することもできる。
掘削を行ない、水中コンクリートの打設により底蓋3を
設け、掘削に利用した水をそのまま土留壁の水4として
利用することもできる。
このようにして、根切り部分5外周にケーソン1とその
内部の水4による土留壁を連続させた後、内部をオープ
ンカットする。なおこの場合、掘削は従来の自立壁工法
と同様に行なうことができるため、天候の影響も少なく
、効率が良いO また、必要に応じ、第2図に示すようにケーソン1の側
壁2.底蓋3にアンカー6を設けることができる。更に
第9図に示すようにステイフナ−15を設置し側壁2の
厚さを低減させることもできる。
内部の水4による土留壁を連続させた後、内部をオープ
ンカットする。なおこの場合、掘削は従来の自立壁工法
と同様に行なうことができるため、天候の影響も少なく
、効率が良いO また、必要に応じ、第2図に示すようにケーソン1の側
壁2.底蓋3にアンカー6を設けることができる。更に
第9図に示すようにステイフナ−15を設置し側壁2の
厚さを低減させることもできる。
なお図中aは原地盤面、bは掘削底を示す。
また根切りの規模としては、平面で見た一辺が数十m〜
数百m(例えば1oom)、掘削の深さが数十m(例え
ば50m)となる。
数百m(例えば1oom)、掘削の深さが数十m(例え
ば50m)となる。
第3図〜第8図はケーソン1の沈設に際し。
ケーソン1下の掘削を水を利用して行なう場合の工法に
ついてその作業手順を示したものである。以下、手順に
従って説明する。
ついてその作業手順を示したものである。以下、手順に
従って説明する。
■ 整地後、ケーソン1の刃先部7位置の地盤を掘削し
、刃先部7、地中梁8および側壁2下部を構築する。
、刃先部7、地中梁8および側壁2下部を構築する。
■ ケーソン1内に水を溜め、掘削機でケーソン1下の
掘削を行ない、掘削土砂は第3図に示すように水ととも
に排水パイプ10で排出する。なお、排水パイプ10よ
り送られてくる土砂および水は構台9上あるいはケーソ
ン1外に設置した分離機を通し、水は循環させて利用す
る。
掘削を行ない、掘削土砂は第3図に示すように水ととも
に排水パイプ10で排出する。なお、排水パイプ10よ
り送られてくる土砂および水は構台9上あるいはケーソ
ン1外に設置した分離機を通し、水は循環させて利用す
る。
■ 一方力先部7からは側壁2内に設けたジェット用パ
イプ11により水を噴出させるとともに、アースアンカ
ー12に反力をとってジ、 ヤツキでケーソン1を構台
9ごと沈設して行く。
イプ11により水を噴出させるとともに、アースアンカ
ー12に反力をとってジ、 ヤツキでケーソン1を構台
9ごと沈設して行く。
■ このとき、ケーソン1内の水位は第4図に示すよう
に給水用パイプ13等を用いて一定に保つ。
に給水用パイプ13等を用いて一定に保つ。
■ ある深さまで沈設したら、第5図に示すように構台
9を引き上げ、ケーソン1の側壁2を継ぎ足し、以下沈
設および側壁2の構築を繰り返し、所定の深さまでケー
ソン1を沈設する(第6図参照)。
9を引き上げ、ケーソン1の側壁2を継ぎ足し、以下沈
設および側壁2の構築を繰り返し、所定の深さまでケー
ソン1を沈設する(第6図参照)。
■ 第7図に示すように底鉱5部分に水中コンクリート
14を打設し、底蓋3を設ける。
14を打設し、底蓋3を設ける。
■ また刃先部7にはジェット用パイプ11を利用して
グラウトを行なう(第8図参照)。
グラウトを行なう(第8図参照)。
■ このようなケーソン1を第1図のように根切り部分
5の外周に連続させ、ケーソン1内の水4は排水せず、
その水位を維持する。
5の外周に連続させ、ケーソン1内の水4は排水せず、
その水位を維持する。
■ ケーソン1によって囲まれた部分をオープンカット
して所定深さの根切りを行なう。
して所定深さの根切りを行なう。
■ 根切り深さが大きく、側壁2が厚くなると予想され
るときはステイフナ−15を最適の位置に設置し、側壁
2の厚さの増大を押える。
るときはステイフナ−15を最適の位置に設置し、側壁
2の厚さの増大を押える。
■ このステイフナ−15はケーソン1の沈設完了後に
地上より挿入することにより設置する。
地上より挿入することにより設置する。
この発明は以上の構成からなり、内部に水を蓄えたケー
ソンが重力式の自立壁として土留穂の働きをなすため、
大きな土庄に対抗させることができ、特に大規模な根切
り工事においては効率良く、安全性の高い施工が可能と
なる。また、根切り工事ξこおける掘削そのものはオー
プンカット方式であるため作業性に優れ、短期間に施工
を終えることができる。またのり切りオープンカット工
法のような雨水対策は特に必要、とせず、天候の影響を
あまり受けない。
ソンが重力式の自立壁として土留穂の働きをなすため、
大きな土庄に対抗させることができ、特に大規模な根切
り工事においては効率良く、安全性の高い施工が可能と
なる。また、根切り工事ξこおける掘削そのものはオー
プンカット方式であるため作業性に優れ、短期間に施工
を終えることができる。またのり切りオープンカット工
法のような雨水対策は特に必要、とせず、天候の影響を
あまり受けない。
第1図はこの発明の工法の原理を示す平面図、第2図は
同じく縦断面図、第5図〜第8図はケ1・・ケーソン、
2・・側壁、3・・底蓋。 4・・水、5・・根切り部分、6・・アンカー、7・・
刃先部、8拳・地中梁、9・・構台、10・・排水パイ
プ、11・・ジェット用パイプ、12・・アースアンカ
ー、13・・給水用パイプ、14・・水中コンクリート
、15・eステイフナ−1a・・原地盤面、bΦ−掘削
底。 −13゜ 第3図 第5図 第7図 第4図 憂60
同じく縦断面図、第5図〜第8図はケ1・・ケーソン、
2・・側壁、3・・底蓋。 4・・水、5・・根切り部分、6・・アンカー、7・・
刃先部、8拳・地中梁、9・・構台、10・・排水パイ
プ、11・・ジェット用パイプ、12・・アースアンカ
ー、13・・給水用パイプ、14・・水中コンクリート
、15・eステイフナ−1a・・原地盤面、bΦ−掘削
底。 −13゜ 第3図 第5図 第7図 第4図 憂60
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 <1) ケーソンを所定深さまで沈設し、沈設完了後
底蓋を設は内部に注水することにより、沈設したケーソ
ン全体を内部に水を溜めた土留壁とし、この土留壁を根
切り部分外周に連続的に構築し、前記土留壁に囲まれた
部分め地盤をオープンカットすることを特徴とするケー
ソンを用いた根切り工法。 (2) ケーソン内に水を溜めた状態でケーソン下の
掘削を行ない、掘削土砂を水とともに汲み上げながら順
次地上で構築したケーソンを所定深さまで沈設し、沈設
完了後掘削底へ水中コンクリートを打設してケーソンに
底蓋を設けること化より、沈設したケーソン全体を内部
に水を溜めた土留壁とし、この土留壁を根切り部分外周
に連続的に構築し、前記土留壁に囲まれた部分の地盤を
オープンカットすることを特徴とするケーソンを用いた
根切り工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20094582A JPS5991228A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | ケ−ソンを用いた根切り工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20094582A JPS5991228A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | ケ−ソンを用いた根切り工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5991228A true JPS5991228A (ja) | 1984-05-25 |
JPS6357566B2 JPS6357566B2 (ja) | 1988-11-11 |
Family
ID=16432909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20094582A Granted JPS5991228A (ja) | 1982-11-16 | 1982-11-16 | ケ−ソンを用いた根切り工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5991228A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110258574A (zh) * | 2019-06-10 | 2019-09-20 | 天津建岩岩土工程有限公司 | 基坑施工方法 |
CN112281888A (zh) * | 2020-10-25 | 2021-01-29 | 中铁十二局集团有限公司 | 一种基坑沉箱开挖支护方法 |
CN114263182A (zh) * | 2020-09-16 | 2022-04-01 | 深圳市能亿建设工程有限公司 | 一种基坑支撑体系 |
CN115897636A (zh) * | 2022-07-21 | 2023-04-04 | 博尔建设集团有限公司 | 一种富水地质悬浮钢沉箱坑中坑免降水浇筑施工方法 |
-
1982
- 1982-11-16 JP JP20094582A patent/JPS5991228A/ja active Granted
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110258574A (zh) * | 2019-06-10 | 2019-09-20 | 天津建岩岩土工程有限公司 | 基坑施工方法 |
CN114263182A (zh) * | 2020-09-16 | 2022-04-01 | 深圳市能亿建设工程有限公司 | 一种基坑支撑体系 |
CN112281888A (zh) * | 2020-10-25 | 2021-01-29 | 中铁十二局集团有限公司 | 一种基坑沉箱开挖支护方法 |
CN115897636A (zh) * | 2022-07-21 | 2023-04-04 | 博尔建设集团有限公司 | 一种富水地质悬浮钢沉箱坑中坑免降水浇筑施工方法 |
CN115897636B (zh) * | 2022-07-21 | 2023-12-19 | 博尔建设集团有限公司 | 一种富水地质悬浮钢沉箱坑中坑免降水浇筑施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6357566B2 (ja) | 1988-11-11 |
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