JPS5973643A - 内燃機関のカムシヤフト振動抑制装置 - Google Patents
内燃機関のカムシヤフト振動抑制装置Info
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- JPS5973643A JPS5973643A JP57181867A JP18186782A JPS5973643A JP S5973643 A JPS5973643 A JP S5973643A JP 57181867 A JP57181867 A JP 57181867A JP 18186782 A JP18186782 A JP 18186782A JP S5973643 A JPS5973643 A JP S5973643A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/14—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers
- F16F15/1407—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers the rotation being limited with respect to the driving means
- F16F15/1414—Masses driven by elastic elements
- F16F15/1435—Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber
- F16F15/1442—Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber with a single mass
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
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- F16F15/1407—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using masses freely rotating with the system, i.e. uninvolved in transmitting driveline torque, e.g. rotative dynamic dampers the rotation being limited with respect to the driving means
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- F16F15/1435—Elastomeric springs, i.e. made of plastic or rubber
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、内燃機関の弁機構におけるカムシャフトの捩
りに起因する振動をカムシャフトの端部会に錘体ユニッ
トから成るトーショナルダンパ装置を付設することによ
り減衰せしめるようにした内燃機関のカムシャフト振動
抑制装置に関する。
りに起因する振動をカムシャフトの端部会に錘体ユニッ
トから成るトーショナルダンパ装置を付設することによ
り減衰せしめるようにした内燃機関のカムシャフト振動
抑制装置に関する。
内燃機関の弁機構におけるカムシャフトの捩りに起因j
る振動について説明する。第8図において、内燃機関1
00の弁機構は、シリンダヘッド101における燃焼室
102と吸気孔(又は排気孔)103と全連通・遮断す
るようその開口部104にこれを開閉するべく配設され
たパルプ105を開閉動作させるための機構であり、不
図示のクランクシャフトと回転運動伝達機構を弁して連
結されたカムシャフト106と、カムシャフト106に
形成されたカム107との周期的な当接関係により支持
軸108Q)・に「 回9iy−ソー運動を繰り返し図中右端部109aでパ
ルプスプリング110に抗してパルプ105の後端部1
05a″f:周期的に押し下げパルプ105ヲ開閉動作
すせるロッカーアーム109とから構成される。
る振動について説明する。第8図において、内燃機関1
00の弁機構は、シリンダヘッド101における燃焼室
102と吸気孔(又は排気孔)103と全連通・遮断す
るようその開口部104にこれを開閉するべく配設され
たパルプ105を開閉動作させるための機構であり、不
図示のクランクシャフトと回転運動伝達機構を弁して連
結されたカムシャフト106と、カムシャフト106に
形成されたカム107との周期的な当接関係により支持
軸108Q)・に「 回9iy−ソー運動を繰り返し図中右端部109aでパ
ルプスプリング110に抗してパルプ105の後端部1
05a″f:周期的に押し下げパルプ105ヲ開閉動作
すせるロッカーアーム109とから構成される。
なおパルプ109は、その棒状ステムをパルプガイド1
11にて挿通摺設され、その後部にバネ受け105b’
を設けこれに当接するパルプスプリング110で上方へ
押し上げる如(弾性支持されると共に、前記弁機構はシ
リンダヘッド101上に固設されたシリンダヘッドカバ
ー112内に配設されている。
11にて挿通摺設され、その後部にバネ受け105b’
を設けこれに当接するパルプスプリング110で上方へ
押し上げる如(弾性支持されると共に、前記弁機構はシ
リンダヘッド101上に固設されたシリンダヘッドカバ
ー112内に配設されている。
上記において、第9図に示される如(、カムシャフト1
06が回転してカム107がロッカーアーム109の第
8図中左端を押し上げようとするとき、カム107の先
部にはロッカーアーム109ヲ弁してパルプスプリング
110の弾発力に応じた回転を止めようとする力が作用
し、他方カムシャフト106に固定された例えばカムシ
ャフト歯車113にチェーン114等によってクランク
シャフト115の歯車116の回転力が作用し、これに
よってカム107とカムシャフト歯車113との間に回
転差が生じ両者の間のカムシャフト部分に捩りが発生す
る。そしてカム107がロッカーアーム109ヲ押し上
げた後には前記の捩りに基づいて復元力が発生する。こ
のようにしてロッカーアーム109に対しカム107が
作用する度にカム107とカムシャフト歯車113との
間では捩りとその復元が反復され、カムシャフト106
に捩シに起因する振動が発生することになり、斯かる振
動とカムシャフト自身の有する固有振動とが周波数的に
一致すると共振が生じ捩りに起因する振動は更に大きく
なる。
06が回転してカム107がロッカーアーム109の第
8図中左端を押し上げようとするとき、カム107の先
部にはロッカーアーム109ヲ弁してパルプスプリング
110の弾発力に応じた回転を止めようとする力が作用
し、他方カムシャフト106に固定された例えばカムシ
ャフト歯車113にチェーン114等によってクランク
シャフト115の歯車116の回転力が作用し、これに
よってカム107とカムシャフト歯車113との間に回
転差が生じ両者の間のカムシャフト部分に捩りが発生す
る。そしてカム107がロッカーアーム109ヲ押し上
げた後には前記の捩りに基づいて復元力が発生する。こ
のようにしてロッカーアーム109に対しカム107が
作用する度にカム107とカムシャフト歯車113との
間では捩りとその復元が反復され、カムシャフト106
に捩シに起因する振動が発生することになり、斯かる振
動とカムシャフト自身の有する固有振動とが周波数的に
一致すると共振が生じ捩りに起因する振動は更に大きく
なる。
上記の如き捩り振動が発生するとカムシャフト歯車とク
ランクシャフト歯車の間の駆動力伝達部材たるチェーン
114等に引張力が反復的に加わることになり、チェー
ン114等にとっては異常な負荷となって好まし℃・も
のではない。そこで上記の如き異常な負荷を除去するた
めにはカムシャフト106における捩り振動の発生を防
止する手段が講じられなければならない。
ランクシャフト歯車の間の駆動力伝達部材たるチェーン
114等に引張力が反復的に加わることになり、チェー
ン114等にとっては異常な負荷となって好まし℃・も
のではない。そこで上記の如き異常な負荷を除去するた
めにはカムシャフト106における捩り振動の発生を防
止する手段が講じられなければならない。
本発明者は上記課題に鑑みこれを有効に解決すべく本発
明を成したものであり、原理的には、カムシャフトの共
振点が4サイクル内燃機関にて回転数300 Orpm
、気筒数4では100 Hz程度の低周波振動である
という実験的知見に基づいて、この100 Hz程度の
振動を吸収するトーショナルダンパ装置をカムシャフト
に設けるようにするものである。
明を成したものであり、原理的には、カムシャフトの共
振点が4サイクル内燃機関にて回転数300 Orpm
、気筒数4では100 Hz程度の低周波振動である
という実験的知見に基づいて、この100 Hz程度の
振動を吸収するトーショナルダンパ装置をカムシャフト
に設けるようにするものである。
本発明の目的は、内燃機関のカムシャフトの端部に、環
状部材の外周囲に弾性連結体を介して環状錘体を配設し
て成る錘体ユニットを取り付けるようにし、この錘体ユ
ニットによってカムシャフトに発生する捩り振動を吸収
するようにし、以ってチェーン、ベルトの如き駆動力伝
達部材に加わる異常負荷の発生を防止し、その寿命を延
長せしめると共にその組付けを簡易なものとした内燃機
関のカムシャフト振動抑制装量全提供することにある。
状部材の外周囲に弾性連結体を介して環状錘体を配設し
て成る錘体ユニットを取り付けるようにし、この錘体ユ
ニットによってカムシャフトに発生する捩り振動を吸収
するようにし、以ってチェーン、ベルトの如き駆動力伝
達部材に加わる異常負荷の発生を防止し、その寿命を延
長せしめると共にその組付けを簡易なものとした内燃機
関のカムシャフト振動抑制装量全提供することにある。
また本発明の目的は、前記カムシャフト振動抑制装置に
おいて、前記弾性連結体を半径方向にて複数に分割し円
周方向に連続する層状に形成し、それらの間に剛体板を
介設したり、或いは弾性連結体における変形全規制する
だめの部材を設けることにより、弾性連結体の形状変化
を規制しカムシャフトに発生する捩り振動を効果的に低
減するようにした内燃機関のカムシャフト振動抑制装置
を提供することにある。
おいて、前記弾性連結体を半径方向にて複数に分割し円
周方向に連続する層状に形成し、それらの間に剛体板を
介設したり、或いは弾性連結体における変形全規制する
だめの部材を設けることにより、弾性連結体の形状変化
を規制しカムシャフトに発生する捩り振動を効果的に低
減するようにした内燃機関のカムシャフト振動抑制装置
を提供することにある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
する。
第1図、第2図において、複数のカムト・そ有するカム
シャフト2の一端小径部2aに、不図示のクランクシャ
フトに固定された駆動回転体たるクランクシャフト歯車
(又はクランクシャフトプーリ等)から駆動力伝達部材
たるチェーン(又はベルト等)3を介して回転運動を伝
達きれる。被駆動回転体たるカムシャフト歯車(又はカ
ムシャフトプーリ等)4が固定されている。カムシャフ
ト2はその回転運動に基づいて既述の如(カムト・・に
よって夫々対応するロッカーアームを周期的に揺動せし
め、内燃機関における吸気、排気をつかさどる弁機構を
作動させるためのものである。
シャフト2の一端小径部2aに、不図示のクランクシャ
フトに固定された駆動回転体たるクランクシャフト歯車
(又はクランクシャフトプーリ等)から駆動力伝達部材
たるチェーン(又はベルト等)3を介して回転運動を伝
達きれる。被駆動回転体たるカムシャフト歯車(又はカ
ムシャフトプーリ等)4が固定されている。カムシャフ
ト2はその回転運動に基づいて既述の如(カムト・・に
よって夫々対応するロッカーアームを周期的に揺動せし
め、内燃機関における吸気、排気をつかさどる弁機構を
作動させるためのものである。
カムシャフト20図中左端部にはポルト5によってトー
ショナルダンパ装置6が固定されている。
ショナルダンパ装置6が固定されている。
トーショナルダンパ装置6は錘体ユニットから成り、具
体的には、断面路コ字型であって且つカムシャフト2の
小径部2aに嵌合する孔7a’に有する内環部材7と、
内環部材7の外周囲にゴム等から成る環状の弾性連結体
8を弁して焼付は等で結合一体化された環状錘体9とか
ら成り1.上記孔78をカムシャフト2の小径部2aに
嵌合し、カムシャフト2のネジ孔2bに座金10を弁し
てポルト5を螺締することによって、トーショナルダン
パ装置6をカムシャフト2の図中左端部に結着する。
体的には、断面路コ字型であって且つカムシャフト2の
小径部2aに嵌合する孔7a’に有する内環部材7と、
内環部材7の外周囲にゴム等から成る環状の弾性連結体
8を弁して焼付は等で結合一体化された環状錘体9とか
ら成り1.上記孔78をカムシャフト2の小径部2aに
嵌合し、カムシャフト2のネジ孔2bに座金10を弁し
てポルト5を螺締することによって、トーショナルダン
パ装置6をカムシャフト2の図中左端部に結着する。
上記構成によれば、回転時にカムシャフト2に生じる前
述の低周波の捩り振動を弾性連結体8、環状錘体9によ
って吸収し、これを低減することができる。弾性連結体
8の硬度は捩り振動の周波数に応じて適宜なものが選定
される。
述の低周波の捩り振動を弾性連結体8、環状錘体9によ
って吸収し、これを低減することができる。弾性連結体
8の硬度は捩り振動の周波数に応じて適宜なものが選定
される。
第3図は上記弾性連結体全スポーク状に形成した変更実
施例を示すもので、本図において内環部材7と環状錘体
9との間には等間隔で例えば3個の弾性連結体11・・
・が介設されている。これによれば弾性体の量全減らし
て軽量化ケ図ることができる。また弾性体の量を減らし
た分カムシャフト回転時の弾性連結体11・・・の円周
方向、半径方向の変形が大きくなる点に鑑み、弾性連結
体11・・・の間に環状錘体9の内面に固設された略々
台形の例えばゴム等から成る変形規制部材12・・・を
設けることができる。これによって例えば直列4気筒エ
ンジンの2次振動等の偏心方向の振動入力によって生じ
る振動を抑制することができる。
施例を示すもので、本図において内環部材7と環状錘体
9との間には等間隔で例えば3個の弾性連結体11・・
・が介設されている。これによれば弾性体の量全減らし
て軽量化ケ図ることができる。また弾性体の量を減らし
た分カムシャフト回転時の弾性連結体11・・・の円周
方向、半径方向の変形が大きくなる点に鑑み、弾性連結
体11・・・の間に環状錘体9の内面に固設された略々
台形の例えばゴム等から成る変形規制部材12・・・を
設けることができる。これによって例えば直列4気筒エ
ンジンの2次振動等の偏心方向の振動入力によって生じ
る振動を抑制することができる。
第4図、第5図は上述の弾性連結体に補強板を設けた実
施例を示すものであり、本実施例を説明するにあたって
図面中上記実施例における同一要素には同一符号を付す
ものとする。第4図、第5図において、カムシャフト2
0図中左端部にポルト5で前記と同様にトーショナルダ
ンパ装置6が固設されているが、本実施例において上記
した弾性連結体13は、半径方向に例えば3層の層状に
配設され且つ円周方向に連続する環状の弾性体14゜1
5.16と、夫々の間に介設された鉄板、アルミ板等か
ら成る環状の剛体板17.18とから構成され、例えば
ゴム等がら成る弾性体14,15゜16と剛体板17,
18、内環部材7、環状錘体9とは夫々焼付は等にょシ
結合一体化されている。
施例を示すものであり、本実施例を説明するにあたって
図面中上記実施例における同一要素には同一符号を付す
ものとする。第4図、第5図において、カムシャフト2
0図中左端部にポルト5で前記と同様にトーショナルダ
ンパ装置6が固設されているが、本実施例において上記
した弾性連結体13は、半径方向に例えば3層の層状に
配設され且つ円周方向に連続する環状の弾性体14゜1
5.16と、夫々の間に介設された鉄板、アルミ板等か
ら成る環状の剛体板17.18とから構成され、例えば
ゴム等がら成る弾性体14,15゜16と剛体板17,
18、内環部材7、環状錘体9とは夫々焼付は等にょシ
結合一体化されている。
上記構成では弾性連結体13を円周方向に連続して環状
に形成するようにしたが、第6図に示されるようにスポ
ーク状に例えば3個の弾性連結体19・・・葡設けるこ
とも可能である。この場合においても弾性連結体19・
・・は3個の層状の弾性体20゜21.22とそれらの
間に介設される剛体板23゜24とから成る。また、図
示される如(弾性連結体19・・・の変形による環状錘
体9の偏心的変位全規制するべ(第3図と同様に変形規
制部材25・・・が弾性連結体19・・・の間に配設さ
れる。
に形成するようにしたが、第6図に示されるようにスポ
ーク状に例えば3個の弾性連結体19・・・葡設けるこ
とも可能である。この場合においても弾性連結体19・
・・は3個の層状の弾性体20゜21.22とそれらの
間に介設される剛体板23゜24とから成る。また、図
示される如(弾性連結体19・・・の変形による環状錘
体9の偏心的変位全規制するべ(第3図と同様に変形規
制部材25・・・が弾性連結体19・・・の間に配設さ
れる。
上記構成によれば、例えばスポーク状の弾性連結体11
と弾性連結体19とを比較する第7図(A)(B)に示
されるように、弾性連結体19の方が弾性連結体11よ
シも、剛体板23.24が存するため圧縮方向の力が加
わったとき弾性体の円周方向のふくらみが小さくなり、
弾性連結体としての変形の度合が小さくなる。環状錘体
9において、回転方向の共振周波数全像く設定するため
に弾性連結体11の回転方向の捩り弾性定数を低く設定
すると偏心方向の弾性定数も低くなり、この結果錘体9
のアンバランスによって振動が増加するが、上記剛体板
の作用によって偏心方向の弾性定数を高く設定すること
ができ、これによってより一層上記振動を抑制すること
ができる。
と弾性連結体19とを比較する第7図(A)(B)に示
されるように、弾性連結体19の方が弾性連結体11よ
シも、剛体板23.24が存するため圧縮方向の力が加
わったとき弾性体の円周方向のふくらみが小さくなり、
弾性連結体としての変形の度合が小さくなる。環状錘体
9において、回転方向の共振周波数全像く設定するため
に弾性連結体11の回転方向の捩り弾性定数を低く設定
すると偏心方向の弾性定数も低くなり、この結果錘体9
のアンバランスによって振動が増加するが、上記剛体板
の作用によって偏心方向の弾性定数を高く設定すること
ができ、これによってより一層上記振動を抑制すること
ができる。
前記本発明によれば次のような効果を発揮する。
先ず、カムシャフトに発生する低周波の捩り振動全吸収
して振動全低減し、これによって駆動力伝達部材に異常
の負荷がかかるのを防止し、駆動力伝達部材の寿命を延
長することができる。環状錘体の半径方向の偏心的変位
を、規制部材全付設したり或いは弾性連結体の中に剛体
板ケ設けろことによって防止し、これによって捩り振動
をより一層効果的に吸収、抑制することができる。特に
トーショナルダンパ装置をユニット化にボルト等で簡単
にカムシャフトの端部に固定することができ、その組付
けが極めて容易である。
して振動全低減し、これによって駆動力伝達部材に異常
の負荷がかかるのを防止し、駆動力伝達部材の寿命を延
長することができる。環状錘体の半径方向の偏心的変位
を、規制部材全付設したり或いは弾性連結体の中に剛体
板ケ設けろことによって防止し、これによって捩り振動
をより一層効果的に吸収、抑制することができる。特に
トーショナルダンパ装置をユニット化にボルト等で簡単
にカムシャフトの端部に固定することができ、その組付
けが極めて容易である。
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はカムシャフト
端部に設けられたトーショナルダンパ装量の縦断面図、
第2図は第1図中A方回矢視図、第3図はトーショナル
ダンパ装置の変更実施例を示す正面図、第4図は別発明
に係る第1図と同様な図、第5図は第4図中B方回矢視
図、第6図は別発明に係るトーショナルダンパ装置の変
更実施例を示す正面図、第7図(A)、(B)は弾性連
結体の変形状態の比較を示す図、第8図は弁機構全示す
内燃機関の一部縦断面図、第9図は捩り振動の発生全説
明するだめの図である。 なお図面中、1はカム、2はカムシャフト、3はチェー
ン、4はカムシャフト歯車、6は錘体ユニットから成る
トーショナルダンパ装置、7は内環部材、8,11,1
3.19は弾性連結体、9は環状錘体、12.25は変
形規制部材、17゜18.23.24は剛体板である。 特許出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 下 1) 容一部間 弁理士
大 橋 邦 意向 弁理士 小
山 有第8図 第9図 269−
端部に設けられたトーショナルダンパ装量の縦断面図、
第2図は第1図中A方回矢視図、第3図はトーショナル
ダンパ装置の変更実施例を示す正面図、第4図は別発明
に係る第1図と同様な図、第5図は第4図中B方回矢視
図、第6図は別発明に係るトーショナルダンパ装置の変
更実施例を示す正面図、第7図(A)、(B)は弾性連
結体の変形状態の比較を示す図、第8図は弁機構全示す
内燃機関の一部縦断面図、第9図は捩り振動の発生全説
明するだめの図である。 なお図面中、1はカム、2はカムシャフト、3はチェー
ン、4はカムシャフト歯車、6は錘体ユニットから成る
トーショナルダンパ装置、7は内環部材、8,11,1
3.19は弾性連結体、9は環状錘体、12.25は変
形規制部材、17゜18.23.24は剛体板である。 特許出願人 本田技研工業株式会社 代理人 弁理士 下 1) 容一部間 弁理士
大 橋 邦 意向 弁理士 小
山 有第8図 第9図 269−
Claims (7)
- (1) クランクシャフトに固定された駆動回転体と
カムシャフトに固定された被駆動回転体とを駆動力伝達
部材で連結し、クランクシャフトの回転運動をカムシャ
フトに伝達する内燃機関において、上記カムシャフトの
端部に、環状部材の外周囲に弾性連結体を弁して環状錘
体全配設して成る錘体ユニットヲ取り付けるようにした
ことを特徴とする内燃機関のカムシャフト振動抑制装置
。 - (2)前記弾性連結体ヲ環状とし、前記環状部材と前記
環状錘体の間に充填する如く設けるようにしたことを特
徴とする特許 1項記載の内燃機関のカムシャフト振動抑制装置。 - (3)前記弾性連結体をスポーク状とし、前記環状部材
と前記環状錘体の間に複数個所設けるよ5にしたことを
特徴とする前記特許請求の範囲第1項記載の内燃機関の
カムシャフト振動抑制装置。 - (4) クランクシャフトに固定された駆動回転体と
カムシャフトに固定された被駆動回転体とを駆動力伝達
部材で連結し、クランクシャフトの回転運動をカムシャ
フトに伝達する内燃機関において、上記カムシャフトの
端部に、環状部材の外周囲に弾性連結体を弁して環状錘
体全配設して成る錘体ユニットヲ取り付け、該弾性連結
体を複数の円周方向に連続な層にて形成し、各層の間に
剛体板を介設するようにしたことを特徴とする内燃機関
のカムシャフト振動抑制装置。 - (5)前記弾性連結体と剛体板IJ状に形成したことを
特徴とする前記特許請求の範囲第4項記載の内燃機関の
カムシャフト振動抑制装置。 - (6)前記弾性連結体と剛体板から成る、前記環状部材
と前記環状錘体の連結部分全スポーク状に形成したこと
全特徴とする前記特許請求の範囲第4項記載の内燃機関
のカムシャフト振動抑制装置。 - (7) クランクシャフトに固定された駆動回転体と
カムシャフトに固定された被駆動回転体と全駆動力伝達
部材で連結し、クランクシャフトの回転運動をカムシャ
フトに伝達する内燃機関において、上記カムシャフトの
端部に、環状部材の外周囲にスポーク状の複数の弾性連
結体ヲ介して環状錘体を配設して成る錘体ユニツ)k取
り付け、上記弾性連結体の間の空間に上記環状錘体の内
面に固着された変形規制部材を配設するようにしたこと
を特徴とする内燃機関のカムシャフト振動抑制装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57181867A JPS5973643A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 内燃機関のカムシヤフト振動抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57181867A JPS5973643A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 内燃機関のカムシヤフト振動抑制装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5973643A true JPS5973643A (ja) | 1984-04-25 |
Family
ID=16108226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57181867A Pending JPS5973643A (ja) | 1982-10-15 | 1982-10-15 | 内燃機関のカムシヤフト振動抑制装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5973643A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4848183A (en) * | 1987-02-17 | 1989-07-18 | Simpson Industries, Inc. | Camshaft damper |
US4881426A (en) * | 1985-10-15 | 1989-11-21 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Dual-type damper device |
JPH0231303U (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | ||
US4946345A (en) * | 1988-03-18 | 1990-08-07 | Ebara Research Co., Ltd. | Turbo-molecular pump |
JPH03121331A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-23 | Tokai Rubber Ind Ltd | ダイナミックダンパ |
DE10311264B4 (de) * | 2003-03-14 | 2008-07-03 | Audi Ag | Vorrichtung zur Drehschwingungsdämpfung |
CN102022148A (zh) * | 2009-09-15 | 2011-04-20 | 通用汽车环球科技运作公司 | 带有调谐质量阻尼器的凸轮轴 |
-
1982
- 1982-10-15 JP JP57181867A patent/JPS5973643A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4881426A (en) * | 1985-10-15 | 1989-11-21 | Tokai Rubber Industries, Ltd. | Dual-type damper device |
US4848183A (en) * | 1987-02-17 | 1989-07-18 | Simpson Industries, Inc. | Camshaft damper |
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JPH0231303U (ja) * | 1988-08-23 | 1990-02-27 | ||
JPH03121331A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-23 | Tokai Rubber Ind Ltd | ダイナミックダンパ |
DE10311264B4 (de) * | 2003-03-14 | 2008-07-03 | Audi Ag | Vorrichtung zur Drehschwingungsdämpfung |
CN102022148A (zh) * | 2009-09-15 | 2011-04-20 | 通用汽车环球科技运作公司 | 带有调谐质量阻尼器的凸轮轴 |
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