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JPS5971164A - 記録デイスクの回転制御方式 - Google Patents

記録デイスクの回転制御方式

Info

Publication number
JPS5971164A
JPS5971164A JP18063382A JP18063382A JPS5971164A JP S5971164 A JPS5971164 A JP S5971164A JP 18063382 A JP18063382 A JP 18063382A JP 18063382 A JP18063382 A JP 18063382A JP S5971164 A JPS5971164 A JP S5971164A
Authority
JP
Japan
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signal
servo
output
clock
frame sync
Prior art date
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Application number
JP18063382A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0777058B2 (ja
Inventor
Ryuichi Naito
隆一 内藤
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
Priority to JP18063382A priority Critical patent/JPH0777058B2/ja
Application filed by Pioneer Corp, Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Corp
Priority to DE3337474A priority patent/DE3337474A1/de
Priority to DE3348177A priority patent/DE3348177C2/de
Priority to US06/542,189 priority patent/US4611319A/en
Priority to FR838316470A priority patent/FR2534709B1/fr
Priority to GB08327708A priority patent/GB2130400B/en
Publication of JPS5971164A publication Critical patent/JPS5971164A/ja
Priority to US06/904,614 priority patent/US4679181A/en
Priority to FR8613496A priority patent/FR2591016B1/fr
Priority to GB868623488A priority patent/GB8623488D0/en
Priority to GB08707903A priority patent/GB2186395B/en
Priority to GB08707908A priority patent/GB2186397B/en
Priority to GB08707904A priority patent/GB2186396B/en
Publication of JPH0777058B2 publication Critical patent/JPH0777058B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/24Arrangements for providing constant relative speed between record carrier and head

Landscapes

  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録ディスクの回転制御方式に関し、特にディ
ジタル信号が記録されたディスクの回転を制御する記録
ディスク回転ザーボ方式に関する。
近年オーディオ信号等のアナログ情報をPCM(パルス
符号変調)化して1又は0のディジタル信号形式で記録
媒体に記録する技術が研究され実用化されつつある。こ
の場合、ディジタル信号の復調を容易にするためにいわ
ゆるセルフクロッキング可能な変調方式により、またよ
り高密度記録をなすべく回転角速度一定力式ではなく、
すべての記録トラックの線速度を一定とした定線速度(
CLV)方式にて記録されることが多い。かかるC L
 Vディスクの再生に当っては、定線速度となるように
ディスクの回転を制御する必要があり、そのために再生
信号から所定周波数の再生クロック情報を抽出してこの
クロック信号を基にしてスピンドルサーボをなすことが
一般的である。
この変調方式の一例としてEFM(EiQht  t。
FoBteen  Modulation )方式があ
り、第1図に示す如きフォーマットを有する。すなわら
、1フレームは例えば588ビツトからなり、データ信
号はEFM方式で8ビツト毎に所定変換表(図示せず)
に従って14ビツトに変換され3ビツトの調整ビットが
付加されて17ビツトを一中位とし、1のときは論理ト
ルベルから論WLレベルへの反転又はその逆の反転があ
り、Oのときは反転がないように、すなわちNRZ I
の形で記録される。
各フレームの冒頭には、第1ビツトが1、第2ビツト乃
至第11ビツトが01第12ピッ1−が1゜第13ビツ
ト乃至第22ビツトが01第23ビツトが1となるよう
にフレームシンク信号が記録されている。このフレーム
シンク信号を基準として588ビツトの所定位置に制御
信号が配される。
そして全体を通じて、1と1との間には2個以上10個
以下のOが配置されるように信号処理がなされる。すな
わち、信号レベルの最小反転間隔は3T (Tはビット
セルの長さ)、最大反転間隔は11Tとされる。更に、
フレームシンク信号以外の部分では最大反転間隔が2回
以上連続して生じないようになされる。
この変調信号を微分した全波整流したものと等価の信号
をPLL(フェイズドロックドループ)に入力してクロ
ック情報を抽出し信号再生処理が行われるのであるが、
ディスク上の無楽音帯部分では楽音データがゼロレベル
に相当する固定パターンとなることがある。この場合の
EFM信号は例えば7T、3T、7Tfflに反転し、
17Tを一周期とする繰り返し波形を多く含む時系列信
号となる。上記無楽音帯部分におけるPLLの入力信号
はクロック情報周波数(4,3218Ml−1z )の
スペクトラム以外に輝線スペクトラムからクロック周波
数の17分の1の周波数(254Kl−1z)の整数倍
だけずれた周波数に高いエネルギレベルのスプリアスを
右する。このスプリアスは正相のクロックと周波数が近
接するため周波数により両者を区別するのは困難である
。従って、クロック抽出用PLLではこのエネルギレベ
ルの大なるスプリアスにミスロックすることもあり、正
確なりロック抽出、ひいては正確なデータ再生が不可能
となることが生じる。更には、Pl+−の入力信号周波
数が正しい周波数から著しくずれている場合には何等ロ
ックできない。
従って、起動時特に無楽音帯部分における起動時や、更
にはアドレス情報のサーチのためにピックアップをディ
スク半径、方向へ大きくかつ甲く移動させる場合等には
、ディスクの回転数が所定速痕と大幅に異なることがあ
って正しいクロックの抽出は不可能となることがあり、
その結果ディスクを正しい回転数に制御し、再び正しい
クロックが抽出できるようにするのに長時間を要する欠
点がある。
本発明はかかる状況に鑑みなされたものであって、その
目的とするところはクロック信号が抽出できない状態に
おいて速やかにディスクを正確な回転速廓に制御し、も
ってクロック抽出可能状態にすることができる回転制御
方式を捉供すること5− である。
本発明によるディスク回転制御方式は、再生信号の最大
反転間隔の0倍(nは1以上の整数)の間隔を検出しこ
の間隔検出信号を利用してディスク回転を一旦制御し、
しかる後に再生信号から所定周波数を検出し、この周波
数信号を利用してディスク回転を制御するJ:うにした
ことを特徴としている。
以下、本発明につき図面を参照しつつ説明する。
第2図は本発明の実施例の概略ブロック図であり、主に
ディスク回転制御のためのスピンドル制御系につき描か
れている。第2図の説明の前に、当該スピンドル制御系
の有する主要動作機能について述べる。第1の機能は加
速機能(ACC機能)であり、スピンドルモータに大き
な定電流を流すことによってモータ回転数を増加させる
動作をいい、第2の機能は保持機能(HLD機能)であ
って、スピンドルモータに小さな定電流を流すことによ
って回転系の摩擦力に抗して一定回転数を保持せしめる
ものである。第3の機能はフレームシ6一 ンクサーボ機能(SYNCサーボ機能)であり、再生R
「信号から直接に(再生クロックを抽出することなしに
)フレームシンクを検出して略正確な線速度となるよう
に回転数を制御する機能である。第4の機能はクォーツ
サーボ機能(QRT7サーボ機能)であって、再生RF
信号から抽出された再生クロック信号の周波数に対応し
た信号と基準信号とを比較して得た周波数誤差信号と、
再生クロック信号によりEFM信号の復調を行って、こ
の復調信号から検出されたフレームシンクの位相と基準
フレームシンク(7,35KHz )の位相とを比較し
て得られる位相誤斧信月とにより、ディスク回転数を制
御して正確な線速度を得んとするものである。
これら4つの機能がシステムコントローラ1(第2図参
照)からのACC,HLD、5YNC。
QRTZの各制御信号により択一的に動作する。
ディスクが回転する必要がないとき(ストップ及びイジ
ェクト動作のとき)には、これらすべての制御信号は出
力されず、スピンドルモータ駆動電流を零としている。
第2図を参照するに、ピックアップ2からの再生RF信
号は波形整形器3において整形されEFM信号となる。
この信号はフレームシンクサーボ器4へ入力されフレー
ムシンクサーボ信号が発生される。このサーボ信号が切
換器5を経てスピンドル駆動器6へ印加され、スピンド
ルモータを5YNCサーボとする。
ΔCC動作の場合には、低抵抗Ro+を介して定電圧子
Vがスピンドル駆動器6へ印加されるから、大きな定電
流(又は定電圧)がスピンドルモータへ供給されACC
動作となる。また、HL D動作の場合には、小さな一
定電流(又は一定電圧)がスピンドルモータへ供給され
るように抵抗R。
2の値が抵抗Rot大きく選定されており、HI−D動
作が可能となる。
波形整形器3の出力はクロック抽出器7へ入力されてお
り、この抽出器7は再生情報に含まれる所定周波数のク
ロック情報にロックするPLL(フェイズロックドルー
プ)回路構成とされている。このP L L 7におい
て抽出された再生クロック信号と先の波形整形出力とが
復調8へ共に入力され、所定ディジタル信号(NRZ>
信号に変換される。復調出力はRAM (ランダムアク
セスメモリ)9へ入力されると共に一定の読出しクロッ
クパルスにより読出されD/A変換器1oにおいてアナ
ログ情報となってオーディオ出力とされるのである。
11は誤り訂正器であり、ビット誤りゃバースト誤りが
検出かつ訂正されるようになっており、この誤り訂正器
11やRAM9の動作がRAMコントローラ12により
制御される。
復調器8は、再生クロックを利用してFFM信号からフ
レームシンク検出するためのシンク検出機能をも有して
おり、この再生フレームシンクの発生タイミングにより
RAMコントローラ12が制御される。一方、この再生
フレームシンクの分周器13による分周出力が位相比較
器14の1人力となっており、その伯入力にはM単信号
発生器14から発生された基準フレーム信号の分周器1
9− 5による分周出力が供給されている。位相比較出力はレ
ベルシフト器16においてレベル調整された後位相誤差
信号として加算器17の1人力となる。
先のP L L 7におけるループフィルタ(第5図の
73参照)の出力を所定基準電圧と比較すると共にその
比較出力をレベル調整するレベルシフト器18の出力が
周波数誤差信号として加算器17の伯入力となっており
、この加算器17の出力がクォーツサーボ信号となって
スピンドル駆動器6へ印加されるようになっている。ま
た、復調器8のフレームシンク検出出力がシステムコン
トローラ1へ供給されている。この検出出力によって切
換器5の状態が制御されスピンドルサーボ動作の切換が
行われるが、詳しくは後述する。更にシステムコントロ
ーラ1からは、PLL7のVCO(第5図の74参照)
の発振周波数をスイープ若しくは強制スイープさせるた
めの制御信号、若しくは強制スイープ制御信号が供給さ
れるが、この場合の動作についても後述する。
10− 尚、19はキーボードを示し、再生装置の操作パネル又
はリモー]ン1〜ロール用ボードを意味する。20及び
21はトラッキングサーボ及びフA−カスサーボの各シ
ステムを示しており、システムコントローラ1により夫
々の動作がこれまた制御されるようになっている。
第3図はフレームシンクサーボ器4の具体例を示すブロ
ック図であり、第1図に示した如き再生EFM信号は、
リトリガラブルMMV (モノステーブルマルヂバイブ
レータ)41及び42へ入力される。MMV41は入力
信号の正方向の反転にてトリガされ、MMV42は負方
向の反転にて1〜リガされ、夫々一定期間Toの論理り
信号を出力するものとする。両MMVの出力はオアゲー
ト43を介してリトリガラブルM M V 4.4の1
〜リガ入力となり、このMMV44の出ノjはL P 
[45において直流レベルに変換される。この直流レベ
ルは比較器46において基準レベル/17とレベル圧絞
され、この比較出力がシンクサーボ信号となって、第2
図の切換器5の入力となるのである。尚、MMV44と
LPF45とには外部からリセット信呂が供給されてお
り、シンクサーボオフ時においてこのリセット信号のタ
イミングにより、MMV44とLPF45との時定数回
路のコンデンサが放電されて初期状態へ復帰覆るように
なっている。よって、シンクサーボが次にオンとされる
ときの整定時間を短くするようにするものである。
ココテ、MMV41,42f7)出力パルス幅TOは、
フレーム同期信号の期間(R大反転間隔の2倍)22王
と略等しく設定されている(厳密には22Tよりも20
〜3onS短い)。また、MMVI!1.4の出力パル
ス幅T1はフレーム同期信号の周期(例えば1/7.3
5KHz=136μs)よりも小(例えばフレーム同期
信号周器の1/2)に設定されているものとする。EF
M信号のフレームシンクが立上りから始まるか、立下り
から始まるかは、第1図に示すように定まっておらず、
これはEFM信号の性質に起因する。そのために、入力
信号の立上り及び立下りにより夫々トリガされるMMV
41.42が設けられているのである。
いま、入力信号の會上りエツジから次の立上りエツジま
での間隔若しくは立下りエツジから次の立下りエツジま
での間隔が22Tとなるのはフレームシンクの場合しか
ないので、もしディスクが正しい線速度で回転していれ
ば、この22Tなる間隔は約5.09μsとなるから、
リトリガラブルMMV41.42の出力パルス幅Toは
この5゜09μsよりも約20〜30ns(次段MMV
=’14をトリガし得るパルスとしての幅)短く設定さ
れる。
第4図に第3図の回路の動作タイミングチャートが示さ
れており、(Δ)は線速度が規定値よりも大なるとき、
(B)は略規定値にあるとき、(C)は規定値よりも小
なるときが夫々示されている。すなわち、(Δ)の如く
線速度が人なる場合には、入力のある立」一つ(立下り
でも同様であり以下同じ)エツジから5.09μs r
I′f過しないうちに必ず次の立上りエツジが到来する
ので、MMV41はトリガされ続けその出力はローレベ
ルを維持する。(B)の如く略適正な場合には、フ13
− レームシンク部分のみ立上りエツジ間隔が5.0911
sとなるから、MMV41の出力には20〜3Qns程
度の細いパルスがフレームシンクに同期して得られるこ
とになる。次に、(C)のように線速度が小なる場合は
、フレームシンク部分及びその以外の部分においてもM
MV41の出力にはパルスが得られることになる。
このように、線速度の大小によりオアゲート43の出力
パルス数が変化するから、このゲート出力によってMM
V44をトリガして所定幅のパルス列を発生させてLP
F45により直流変換ずれば、結局L P F 45の
出力には再生信号のF/V変換信号が得られることにな
る。
すなわちディスクの線速度が正しい場合MMV44はフ
レームシンク部分においてのみトリガされるのでF/V
変換信号は所定値を示すが、より甲い場合はMMV44
がトリガされないのでF/■変換信号は零となり、より
遅い場合はMMV44がフレームシンクの部分とそれ以
外の部分でもトリガされるのでF/V変換信号は所定値
より大14− きくなる。このF/V変換出力を、正規線速度に対応し
たレベル47とレベル比較することによってサーボ信号
が(qられるものである。
ところで、ディスクの線速度の変化に対しrF/■変換
信号であるLPF(第3図の45)の出力電圧がどのよ
うに変化するかを第5図をもとに説明する。
ディスクが正しい線速度″Uηよりも甲く回転している
場合は第4図(A)のようにMMV44のトリガパルス
が生じないから、出力電圧もゼロである。また正しい線
速度1122よりもごくわずか遅く回転している場合は
、各フレームシンク毎にMMV44のトリガパルスが生
じ、J、って出力電圧はフレームシンク周波数である7
、35KHzに相当した値となる。線速度がυρよりも
だノυだ/V遅くなると、フレームシンク周波数自体も
7.35に+−17から低下していくから出力電圧もそ
れにつれて低下していく、。ところが、線速度が正しい
線速「hよりも約4.5%稈遅いU′21になると、2
1Tが22T相当の時間幅(5,09μs)になるので
、遷移間隔が22Tであるフレームシンク以外に信舅中
に含まれる21Tの遷移間隔のところでもMMV44の
トリガパルスが生じ、そのため、出力電圧は急に増加す
る。以下線速度がだIυだ/v遅くなっていくにつれて
同様の変化をする。また、線速度が非常に遅くなると、
MMV44がトリガされてから出力パルスが終了するま
での間に次のトリガパルスが到来するので、MMV44
はトリガされ続け、J:って出力電圧は最大値に飽和す
る。
このように第5図に示したような特性をもつLPF出力
電圧とレベル47との差信号をサーボ信号とするわけで
あるが、レベル47を、正しいフレームシンク周波数7
.35KHzに相当する値(第5図の所定値a)にする
と、LPFの出力電圧は1J22以外にV2+や1J〜
等の線速度においても所定値aと等しくなるので、安定
点がいくつもあることになり、正しいサーボができない
。しかしレベル47を第5図のbのように、7.35K
)−17に相当する値よりも十分に低く(たとえば半分
程度)設定すれば安定点は正しい線速度1Jηの一ケ所
だけとなり、よってほぼ正確な線速度サーボをおこなう
ことができる。
すなわち、第3図の回路方式により再生信日の最大反転
間隔の0倍(実施例ではn−2)の期間を基準の期間と
比較することによって検出してこの検出信号に対応した
信号すなわちF/V変換信号を発生せしめ、この信号と
1tv−値とを比較して、フレームシンクサーボ信号を
得ているのである。
このサーボ信号を用いてスピンドルモータを駆動すれば
、記録ディスクをほぼ正確な線速度で駆動することがで
きる。起動時やサーチ(アドレス情報の探索)動作時の
ように、再生信号からクロック情報が抽出不可能な場合
にこのフレームシンクサーボが極めて有用となるもので
ある。
次に、クォーツサーボ機能の詳細につき説明する。ワウ
フラッタを有しつつ回転している記録ディスクから再生
されるディジタル情報は、いったんRAM9(第2図参
照)へ書込まれた後、一定のクロック信号により読出さ
れてD/Δ変換され17− ることにより、ワウフラッタのない高品質のオーディオ
信号となる。この場合、RAMの容量に限りがあるため
に、読出す速度と居込む速度とが平均的に丁度等しくな
ければ、RAM内の記憶情報は空になるか又はその逆に
あふれることになる。
こうなると再生音はとぎれとぎれの状態となってしまう
そこで、楽音信号を再生する場合には、クォーツサーボ
を動作させてディスク線速度を一定に維持し書込み速度
を常に読出し速度と合致させるようにする。すなわち、
第2図の復調器8から得られる再生フレームシンクの分
周出力と基準フレームシンク信号の分周出力との位相を
位相比較器14において比較しく勿論周波数が適当であ
れば再生及び基準フレームシンク信号を直接比較しても
よい)、この位相差に応じた信号をサーボ信号としてス
ピンドルモータへ印加するようにしている1しかし、こ
の位相誤差のみではサーボとしての適当なダンピング特
性が得られないことから、更に周波数誤差をも導入して
位相誤差とミキシングず18− る必要がある。
そこで、クロック抽出用P L、 L 7のI−P F
出力電圧が再生クロック信号の周波数に対応しているこ
とから、この電圧を基準電圧と比較して比較出力を周波
数誤差情報として用い加算器17において位相誤差情報
と加算してクォーツ勺−ボ信号を得ているのである。こ
のクォーツサーボをかけることによって始めてRΔM9
の読出し及び書込み速度が平均的に丁度等しい正確な線
速度サーボが可能となる。従って、起動に際しては、ス
ピンドルモータの回転数をある程度までもって行くため
に加速(ACC)動作続いて保持(1−I L D )
動作がなされ、しかる後にクロック信号がtd+出され
なくてもある程度規定線速度近くの速度制御が可能なフ
レームシンク(SYNC)サーボ動作とする。
その棲、再生フレームシンクが検出されたことを確認し
た後にクォーツサーボ(QRTZ)サーボ動作に切替え
常に一定の規定線速度が維持されるような動作がなされ
るようになっている。
第6図は再生EFM信号からセルフクロック情報を抽出
するためのP L L 7のブロック図であり、再生信
号(A)はエツジ検出器71に入力され、再生信号(Δ
)のレベル遷移タイミングに同期したパルス(B)が発
生される。このエツジパルス(B)は正規のクロック信
号の半周期に略等しいパルス幅を有するように設定され
ている。このエツジパルスは位相比較器72の1人力と
なり、VCO74の出力(C)と位相比較される。この
位相差出力はLPF73により直流化されて■C074
の制御信号となる。このVCO74の出力を波形整形器
75によりパルス化して再生クロック信号として出力し
ている。尚、P L Lをすばやくロックさせるために
L P F 73の出力を用いてスイープ制御が行われ
るが、スイープ制御器76はVCO7/Iの発振周波数
を所定の上限及び下限の間で掃引するように制御するも
のである。また、PLLのミスロックを解除するために
PLL7へ外乱を加えて先のスイープ動作よりも更に早
い強制スイープを行わせるべく、強制スイープ制御信号
がスイープ制御器76へ印加されており、これらのスイ
ープ制御及び強制スイープ制御は第2図のシステムコン
トローラ1からの指令によってなされる。
第7図は、第6図のP L 17の動作波形であり、(
A)〜(C)は第6図のブロックの信号(Δ)〜(C)
の波形を対応して示している。図から判るようにVCO
74の出力には、正規rA速度において4.3218M
Hz  (輝線スペクトル成分)の正弦波が得られ、ク
ロック抽出が可能となる。
第8図は第2図の復調器8に含まれるフレームシンク検
出器の回路図であり、再生EFM信号はエツジ検出器8
1の入力とされ、再生信号のレベル遷移タイミングに応
答したパルスが生成される。
このエツジパルスは再生クロック信号により動作する2
3ビツトシフトレジスタ82へ順次書込まれる。このシ
フトレジスタ82の第2ビツト乃至第11ビツトの合計
10ビツト出力はナントゲート83の入力どなっており
、またシフトレジスタの第13ビツト乃至第22ビツト
の合計10ビツト出力はナントゲート84の入力となっ
ている。
21− 両ナンドゲートの出力とシフトレジスタ82の第1ビツ
ト、第12ビツト及び第23ビツトの出力とが5人カア
ンドゲート85の各入力とされ、このゲートの出力はカ
ウンタ86のリセット信号となっている。当該カウンタ
は再生クロックを入力としており、このカウンタ出力が
フレームシンク検出信号として導出されシステムコント
ローラ1へ供給される。
再生EFM信号中にフレームシンク信号が含まれかつこ
のフレームシンク信号が入力され終った時点において、
シフトレジスタ82の内容は図示の如くなっている。よ
って、この時点におけるアンドゲート85の出力は論]
!IH(1)レベルを示し、他の場合にはすべて論理(
0)レベルを示すことになる。従って、カウンタ86を
再生信号の1フレーム相当分すなわち588ビツトカウ
ンタとすれば、フレームシンク終了時点でカウンタ86
は必ず零にリセットされるから、フレームシンク検出信
号は再生フレームシンクが検出されている時は論理Lレ
ベルとなって導出される。一方力22− ウンタ86が再生クロックを588個カウントした時フ
レームシンクの到来がなければカウンタ86はリセット
されず論理H信号を出力するのでこのカウンタ出力を監
視することによって再生フレームシンクの検出の有無(
正しい再生クロックが抽出されているか否か)が識別可
能となる。
この再生フレームシンクが検出されている場合にのみフ
レームシンク勺−ボからクォーツサーボへの切換が行わ
れるし、またフレームシンクサーボ中に再生フレーl\
シンクが検出されていない場合には、クォーツサーボへ
の移行は不可能であることから、PIL7を強制スイー
プしてクロック情報への強制引込みを制御するj、うに
するものである。
第9図は第6図におけるスイープ制御器76の具体例を
示す図であり、両図において同等部分は同一符号により
示し説明を省略する。責なるレベルを有する直流電圧V
(+及びyhが夫々スイツ701.702を介して更に
は抵抗R3,R4を介して、ループフィルタ73を構成
するアンプOP1の逆相入力へ印加される。尚、フィル
タ73はアンプOP + とコンデンサCIとの伯に抵
抗R++R2によるアクディプフィルタ構成となってい
る。
スイッチ701.702の制御のために、3人カッアゲ
ートG+ 、G2よりなるR−Sフリップフロップ70
3が設けられており、ゲートG1の出力(C)によりス
イッチ701が、ゲートG2の出力(D)によりスイッ
チ702が夫々オンオフされる。
更にループフィルタ73の出力(H)すなわちVCO7
4の制御入力電圧レベルの上限及び下限を定めるために
レベル比較器704.705が設りられている。一方の
比較器704の逆相入力には上限レベルを定める電圧V
mが印加され、使方705の正相入力には下限レベルを
定める電圧Vnが印加されている。両比較器704.7
05の正相及び逆相入力にはLPF73の出力(H)が
供給される。そして、両比較器704,705の出力(
I)、Ll)は夫々フリップフロップ703のグー1〜
G2及びG1の1人力となり、セット、リセット入力と
して用いられる。ゲートG1及びG2の残余の入力には
スイープの制御信号(Δ)が印加され掃引制御が行われ
る。
抵抗R4の両端にはスイッチ706が設けられており、
強制スイープ制御信号(B)によりオンとなって抵抗R
4を短絡する。
第10図は第9図の回路の動作を示す図であり、(A)
〜(J)は第9図の回路の各部信号(A)〜(J)の波
形を夫々対応して示している。なお、(E)及び(F)
はスイッチ701及び702のオンオフタイミングを示
すヂレートであり、(G)はフィルタのコンデンサC1
の充放電電流を示す波形である。スイープ制御信号(Δ
)が]]レベルにあれば、フリップ70ツブ703はリ
セット状態にクランプされているからスイープ動作は何
等生じない。当該信号(A)がしレベルとなれば、フリ
ップ70ツブ703はリセット状態から解放されスイー
プ可能となる。いま、強制スイープ制御信号(13)が
Hレベルとしてスイッチ706がオフになっているとす
る。この時スイッチ70125− がオンとすると、コンデンサC1へ(G)にて示す充放
電電流が流れ、L P F 73の出力は(H)のよう
に次第に低下する。この出力レベルが下限レベルVn 
 (4V)に達すると比較器705から出力がLl)の
ように発生されてフリップフロップ703をセットする
。よって、フリップフロップ703の出力は(C)、(
D)のように反転してスイッチ701がオフ、702が
オンとなるから、負電圧yhがコンデンサC1へ印加さ
れ、(G)に示すようにコンデンサC+の放電が行われ
る。これによって、t−P F 73の出力は(H)の
ように下限レベルVnから上限レベルVm(6V)へ向
けて次第に上昇する。
上限レベルVmへ達すると比較器704が動作してフリ
ップ70ツブ703をリセットするから、スイッチ70
1と702とのオンオフ状態が逆転し、再び上限から下
限へ向けてLPF出力()−1)が変化する。こうして
、VCO74の発信出力周波数がある範囲をもって増減
を繰返すいわゆるスイープ動作をなす。例えば、4.3
218M)−1z26− ±200 K Hzの範囲を約10m5の間にスィーブ
を行うようにされる。このスイープは比較的ゆっくりで
あり、PLI−にとっては小さな外乱にすぎないのでP
 L Lは−H再生クロック周波数にロックすれば、再
びロックはずれを起すことがない。
またスイープ範囲が±200 K l−11であり、ス
プリアスの間隔(254Kl−1z)より内側であるた
め、ディスクが正しい線速度で回転している限り、P 
L Lはスプリアスにミスロックすることはない。
サーチ時等このPl−[がスプリアスにミスロックし、
そのミスロックを解除する場合には、強制スイープ制御
信号(B)がLレベルとなり、スイッチ706をオンと
する。よって、抵抗R4が短絡されることになって]ン
デンサC1への充放電電流が大となり、スイープ速度が
より大(例えば通常スイープの約100倍)となる。こ
の場合の各部タイミングチャートが第10図の右端部に
強制スイープとして示されている。すなわち、P l−
Lには大きな外乱が与えられたことになり、PLLはロ
ックを維持できなくなりミスロックは解除され強制スイ
ープが開始されるのである。この強制スイープ信号(B
)は、P L Lがミスロックから十分抜は出せる程度
の時間幅(たとえば数10/l S程度)だり1−にな
っていればよいから、システムコントローラは強制スイ
ープ信号(B)をしにしたあと数10μs程度でHに房
す。すると、その後は通常のスイープ速度となる。そし
てシステムコントローラは再びフレームシンクの有無を
監視し、所定時間(たとえば第9図の1スイ一プ周期で
あるI Qm S Pi!度)たってもまだフレームシ
ンクが検出されないとぎは再び強制スイープをおこなう
。このような動作をフレームシンクが検出されるまで繰
り返すことによりPLLを正しくロックさせることがで
きる。
叙上の構成を用いて、スピンドルモータの起動から正常
な線速度となる安定状態までの動作を行わせる場合のフ
ローチャートの例が第11.12図に示されている。起
動指令に応答してピックアップ用レーザダイオード(L
D)が活性化される。
このダイオードの安定化までの時間〈約200m5)が
考慮された後に、スピンドルモータの加速(ACC)動
作が開始されると同時にフォーカスサーボ引込み動作も
開始される。このへCC動作は約500+sの間行われ
その後回転数を略一定に維持するホールド()−I L
 D )動作となる。フォーカスサーボがロック覆るの
は、フォーカスサーボ引込み指令が発4トされてから早
くても100m5以後である(この100111sはフ
ォーカスレンズがディスクから最も離れた位置からディ
スクへ近づく動作をなす期間である)から、この間の△
CC動作によりディスク回転数はある程度上昇し、50
01118Iには約500rpIIl(0回転数へ達す
るようになっている。これはディスク最内周のトラック
半径(約24.n+n+)位置において(起動時はピッ
クアップが常にこの半経位置にあるようになされている
)規定線速度を得る回転数に近いものである。
ACC動作後のHL D 6作中において、フォーカス
サーボロック状態を検出するのであるが、起動は必ずト
ラックが存在する位置で行われるから29− この検出は再生RF信号のレベル検出により行われる。
ここで、フォーカスサーボがロックしていなければ、ト
ラッキングサーボが動作し得ないために再生クロックの
抽出も不可となることから、フォーカスサーボループを
オープンとして再びフォーカスサーボ引込み動作が繰返
されるのである。
2度試みてもフォーカス引込みが不可能な場合は起動不
能としてイジェクトするようになっている。
フォーカスサーボがロックしていれば、次にトラッキン
グサーボループがオンとされ、一定時間後(ロックが安
定した後)にフレームシンク(SYNC)サーボ動作に
切換えられる。5YNCサーボの間再生フレームシンク
が検出されているか否かの判別が復調器8により行われ
る。フレームシンクの検出がなされていなけれはせ、デ
ィスク回転数が正しい値からまだ大きくずれている(約
=!−4,6%を越える範囲であり、この範囲はPLL
のスイープ範囲である4、3218MHz±200Kf
−lzの範囲と略一致する)状態にあるか又はスプリア
スにミスロックしていることになるか30− ら、当然クォーツサーボへの移行は不可能である。
従って、再びR「信号のヂエツクを行い(これは強い外
部振動等にJ−ってフォーカスはずれをおこしていない
かをヂエツクするためである)フォーカスサーボのロッ
クのh′無が調べられる。ロックはずれであればストッ
プモードとなる。再生R「信号が良好であれば、PLL
の強制スイープ制御(第8図における強制スイープ制御
信号の供給がなされる)が行われ、前述の如く例えば1
01+13経過優に再びフレームシンクの検出の有無が
判別される。
すなわち、再生クロック情報にP I L−がロックす
ればフレームシンクが検出されることから、それまでの
間はこの強制スイープの制御動作が繰返し行われる。そ
して例えば、このループを所定回数繰返し行ってもフレ
ームシンクが検81できな【ノればイジェクトモードへ
移行する。これはディスクが著しりJ:ごれている場合
や、ディスクをうら返しに装着してしなった場合等を考
慮しているからである。フレームシンクが検出されれば
、始めてクォーツサーボへ切換わり以後線速度一定の動
作が行われる。
上述のように、フレームシンクサーボオン後において再
生R[信号が良好であってもフレームシンクの検出が不
可能な場合が生ずるのは、フレームシンクサーボオン後
瞬時に線速度が正しくなるわけではなくディスクの慣性
モーメント等によっである程度の時間がかかるからであ
り、それまで単に待期状態としないのはクロックの抽出
をできるだ(プ早くするためである。
次に、アドレス情報を探索することにより所望情報の再
生をなすいわゆるサーチ動作時におけるスピンドルサー
ボの動作制御につき説明する。このアドレス情報は、1
フレームの特定場所に1ビツト記録さており、98フレ
ームすなわち98ビツトによって1つのアドレス単位が
構成されている。98ビツト中の最後の16ビツ1〜が
CRC(Cyet ic  Redundancy  
Check)符号となっており、誤り検出可能なように
なされている。
ナーヂ時には、目標とするサーチアドレスを指定してお
き、記録ディスクとピックアップ情報検出点とのディス
ク半径方向相対位置の甲送り動作(スライダ制御)をな
しつつアドレス比較が行われるものである。更に詳しく
は、早送り動作を少し行ってはこれを停止させてドラッ
ギング1ノーボをかけ、再生クロックを抽出してアドレ
ス情報を読みサーチアドレスと比較するということを何
度も繰返す。従って、早送りを止めてアドレス情報を判
読可能となるのでの時間はできるだけ少ない方がサーチ
動作の短縮に望ましい。一方、望送り中はピックアップ
は次々とトラックを横切り、RF信号波形は非常に乱れ
ているから、フレームシンクサーボのサーボ信号も誤差
が大きくシンクサーボをかけることは得策ではない。よ
って、早送り中はシンクサーボをオフとして回転数保持
(1」LD>動作に切換える。
所定距離の早送りをなした後にアドレス情報を読みこれ
とサーチアドレスとを比較する必要があるが、かかるア
ドレス読込み期間は再生クロックを抽出する必要性から
所定線速疫若しくはそれに33− 近い速度に制御する必要が生じる。従って、この期間は
フレームシンクサーボ動作に切換えるようにするのであ
る。すなわち、HLD動作をなしつつ所定距離の早送り
を行ってサーチアドレスに近づき、このHL D動作を
オフとして次にフレームシンクサーボ動作に切換えてア
ドレスの読込み比較を行う。
ここで、早送り時には先述した如くフレームシンクサー
ボの誤差が大となっており、よってこの間この大きな誤
差電圧が第3図のLPF45等のコンデンサに印加され
る。そうなると、早送りを停止してフレームシンクサー
ボ動作へ切換えた時点でスピンドルモータへ大きな電流
が供給されることになり、一度線速度が大きくずれた後
に正しいサーボ動作が行われる。そのために、クロック
抽出用P L L 7が再びロックするまでの時間が長
くなってサーチ動作を長くする要因となる。そこで、こ
の欠点を防ぐために、シンクサーボオフの場合システム
コントローラ1からリセット信号を発生して第3図のフ
レームシンクサーボ系統のコ34− ンデンサを放電させるようにしているのである。
第13図はサーチ動作の一例を示すブレトであり、目標
とすべきサーチアドレスよりも小なるアドレス部分から
サーチを開始した場合が示されている。10〜t1の期
間は順方向〒送り動作(FAST  FWDl)期間で
あり、この間はHLD動作によりディスクは一定回転数
に維持されつつ半径方向に所定距離移動する。tl〜[
2の間はシンクサーボ動作としつつアドレスを読みかつ
サーチアドレスとの比較が行われる。サーチアドレスが
より大であるから、t2〜t3の間1−I L D動作
としつつFAST  FWDlが再び行われ、t3〜t
4の間シンク勺−ボ動作としつつアドレス比較が行われ
る。この時サーチアドレスを越えているから、次の14
〜t5の間はHID動作としつつ所定距離の逆方向早送
り(FAST  RVS)をなし、15〜t6の間でシ
ンクサーボ動作でアドレス比較がなされる。ここでサー
チアドレスよりも小となったことから、16〜t7の間
は1−ILDll1作としつつ、前記類又は逆方向早送
り動作(FAST  FWDI又はFAST  RVS
)より短い所定距離ピックアップを送るFAST  F
WD2動作をとする。
t7〜t8の間にシンクサーボにしてアドレスが比較さ
れ、サーチアドレスを越えたことが検出されると、次に
甲送り動作ではなく、トラッキングミラー等ににるいわ
ゆるジャンプ動作がおこなわれる。すなわち、トラッキ
ングミラーの回動角を瞬時に変化させて、情報検出点で
あるスポット光を隣接トラックに飛び越させる動作を行
う。このジャンプ動作は2段階に分かれている。まず1
8〜t9の間はジャンプリバース(逆方向の隣接トラッ
クへのジャンプ)を数〜数101〜ラックだけこおなっ
てから(これをマルチジャンプリバースとよぶ)、アド
レス比較をおこなう。1トラツクのジャンプ動作は瞬時
(100〜500μs程度)におこなわれる。よって再
生信号が乱れる時間もその稈痕である。よって上記のよ
うに数〜数10トラックのジャンプをたとえば数ms間
隔でおこなうようにすれば、再生信号は数ms毎に数1
00μsだけ乱れている波形となり、この程度の乱れで
あればシンクサーボによって線速度を制御することは十
分可能である。よって、マルチジャンプリバース中はデ
ィスク回転の制御はシンクサーボにより行う。マルチジ
ャンプリバースを行ってt9〜t toの間でアドレス
比較を行い、サーチアドレスを越えたことがわかると、
t 10移行は1トラツクだけジャンプフォワード(順
方向の隣接トラックへジャンプする)してアドレス比較
をする、という動作をサーチアドレスに達するまで行う
。ジャンプフォワードの期間も勿論シンクサーボで回転
制御がこおなわれる。1 ++においてサーチアドレス
に達したあとは、PLAYモードが指定されていればク
ォーツサーボにして通常再生となり、PAUSEモード
が指定されていればポーズ動作となる。ポーズ動作とは
、そのサーチアドレス点で1トラツクだけジャンプリバ
ースする動作が繰返されることである。ポーズ動作中は
このように1回転時間である数100m5毎に1回のジ
ャンプ時間である数100μsだけ再生信号が37− 乱されるのみであり、この程度の乱れであれば、クォー
ツサーボによって回転制御をおこなうことは十分可能で
あり、よってディスク回転制御はクォーツサーボに切換
えてもよいし、シンクサーボのままとしてもよい。
なお、第13図における各ステップはサーチアドレスを
越えるまで繰返しておこなわれる。
尚、第13図に示した例は単なる一例であって種々の変
形が可能であり、要はスライダ送り中はHLD動作とし
アドレス読込み時はフレームシンクサーボ動作とする点
に意義がある。
叙上の如く、本発明によればフレームシンクサーボの後
にクォーツサーボへ移行するよう動作させるものである
から、起動時等のように再生クロック情報が抽出されな
くてもフレームシンクサーボにより略規定速度近くまで
回転数を制御することができ、その後クォーツサーボへ
安定に移行可能となるので速やかに正しいデータの再生
が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
38− 第1図はEFM信月の一部フオーマット例を示す図、第
2図は本発明の実施例のためのブロック図、第3図はフ
レームシンクサーボ回路のブロック図、第4図は第3図
はフレームシンクサーボ回路のブロック図、第4図は第
3図の回路の動作をは 説明する図、第5図もフレームシンクサーボの特性図、
第6図はPILのブロック図、第7図は第6図の回路の
動作波形図、第8図はフレームシンク信号検出回路図、
第9図はPLL掃引回路図、第10図は第9図の回路動
作を説明する図、第11図及び第12図はディスク起動
時の動作を示すフローチャート、第13図はサーチ時の
動作の一例を説明する図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・システムコントローラ 2・・・・・・ピックアップ 4・・・・・・フレームシンクサーボ器6・・・・・・
スピンドル駆動器 7・・・・・・P L L     8・・・・・・復
調器9・・・・・・RAM 14・・・中位相比較器 出願人   パイオニア株式会社 代理人   弁理士 藤村元彦  ゛ −491− 鳩      −

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) R大間隔の反転が7回(nは1以−ヒの整数)
    連続する同期信号と、所定周波数のセルフクロック情報
    とを含むディジタル信号が記録された記録ディスクの回
    転制御方式であって、再生信号に含まれる最大反転間隔
    の5倍の間隔を検出して間隔検出信号を発生せしめると
    共に前記クロックの所定周波数を検出するようになし、
    前記間隔検出信号を利用して前記記録ディスクの回転を
    一旦制御し、その後に前記周波数検出信号を利用して前
    記記録ディスクの回転を制御することを特徴とする方式
  2. (2) 前記間隔検出信号を利用した回転制御から前記
    周波数検出信号を利用した回転制御への移行は、前記ク
    ロックを利用して前記同期信号が検出されていることが
    確認された場合にのみ可能となることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の方式。
JP18063382A 1982-10-15 1982-10-15 記録ディスクの回転制御方式 Expired - Lifetime JPH0777058B2 (ja)

Priority Applications (12)

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JP18063382A JPH0777058B2 (ja) 1982-10-15 1982-10-15 記録ディスクの回転制御方式
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GB08707904A GB2186396B (en) 1982-10-15 1987-04-02 Method of controlling a disc drive system

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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