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JPH08263930A - ディスク判別方法 - Google Patents

ディスク判別方法

Info

Publication number
JPH08263930A
JPH08263930A JP7066531A JP6653195A JPH08263930A JP H08263930 A JPH08263930 A JP H08263930A JP 7066531 A JP7066531 A JP 7066531A JP 6653195 A JP6653195 A JP 6653195A JP H08263930 A JPH08263930 A JP H08263930A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disc
signal
maximum
maximum period
period
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7066531A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Tateishi
潔 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Electronic Corp filed Critical Pioneer Electronic Corp
Priority to JP7066531A priority Critical patent/JPH08263930A/ja
Priority to US08/620,612 priority patent/US5745460A/en
Publication of JPH08263930A publication Critical patent/JPH08263930A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録密度が異なる複数の種類のディスクを正
確に判別することができるディスク判別方法を提供す
る。 【構成】 ディスクを一定した回転数で回転させてその
ディスクの記録信号を読み取って読取信号を得て、その
読取信号の最大周期、最小周期、最大反転間隔、最小反
転間隔及び平均周波数のいずれか1を検出し、その検出
値に応じてディスクの種類を決定する。 【効果】 ディスクプレーヤに簡単な回路を追加するだ
けで済み、特別な機構を設ける必要もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスクプレーヤにお
いて複数の記録方式が異なるディスクを判別するディス
ク判別方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクプレーヤにおいては、記録方式
が異なる複数のディスクを自動判別して演奏することが
できるものがある。例えば、レザーディスク及びコンパ
クトディスクの双方を演奏することができるコンパチブ
ルディスクプレーヤの場合には、レザーディスクとコン
パクトディスクとのディスクサイズが異なることからタ
ーンテーブル上にセットされたディスクの大きさを判別
し、その判別結果に応じた演奏方法で演奏することが行
なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近時、例え
ばコンパクトディスクとディジタルビデオディスクとの
ようにディスクサイズが同一でしかも互いの記録密度が
異なるのものがある。このようなディスクサイズが同一
でしかも互いの記録密度が異なるディスクに対しては記
録信号を直接読み取って短時間でディスク判別すること
も不可能であるので、ディスクのラベル部分に識別用の
マーク信号を記録したり、また、ディスクをカートリッ
ジに収納した状態でプレーヤ内にセットするものにあっ
てはカートリッジに識別用の透孔を設けたものが知られ
ている。しかしながら、識別用のマーク信号や透孔を別
途設けなければならないと共にそれを識別するための機
構も設ける必要があるという問題点がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、記録密度が異な
る複数の種類のディスクを正確に判別することができる
ディスク判別方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク判別方
法は、記録密度が互いに異なる複数の種類のディスクを
判別する方法であって、ディスクを一定した回転数で回
転させてそのディスクの記録信号を読み取って読取信号
を得て、その読取信号の最大周期又は最小周期を検出
し、検出した最大周期又は最小周期に応じてディスクの
種類を決定することを特徴としている。
【0006】また、本発明のディスク判別方法は、記録
密度が互いに異なる複数の種類のディスクを判別する方
法であって、ディスクを一定した回転数で回転させてそ
のディスクの記録信号を読み取って読取信号を得て、そ
の読取信号の最大反転間隔又は最小反転間隔を検出し、
検出した最大反転間隔又は最小反転間隔に応じてディス
クの種類を決定することを特徴としている。
【0007】更に、本発明のディスク判別方法は、記録
密度が互いに異なる複数の種類のディスクを判別する方
法であって、ディスクを一定した回転数で回転させてそ
のディスクの記録信号を読み取って読取信号を得て、そ
の読取信号の平均周波数を検出し、検出した平均周波数
に応じてディスクの種類を決定することを特徴としてい
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1は本発明のディスク判別方法を適用
した光ディスクプレーヤを示している。この光ディスク
プレーヤにセットされる円盤状の光ディスク1としては
低密度ディスクであるCD(コンパクトディスク)及び
高密度ディスクであるDVD(ディジタルビデオディス
ク)のいずれかであり、後述するディスク判別動作によ
りセットされた光ディスク1がCD及びDVDのうちの
いずれであるかを自動判別してその判別結果に応じた再
生動作が行なわれる。
【0009】光ディスク1はスピンドルモータ2によっ
て回転駆動され、光ディスク1に記録されたディジタル
データはピックアップ3によって光学的に読み出され
る。ピックアップ3から出力されるRF信号である読取
信号は、ピックアップ3において放射した光ビームによ
る光ディスク1からの反射光の受光量を示すアナログ信
号であり、RFアンプ4で増幅された後、2値化回路5
によって2値化される。2値化回路5は比較器6及びス
ライスレベル制御回路7からなり、スライスレベル制御
回路7によって設定されたスライスレベルを閾値として
RFアンプ4の出力レベルが比較器6で比較される。ス
ライスレベル制御回路7は比較器6の出力信号の直流レ
ベルが0となるようにスライスレベルを制御する。
【0010】2値化回路5の出力には最大周期検出回路
8が接続されている。最大周期検出回路8は2値化回路
5の出力信号の立ち上がり時から次の立ち上がり時まで
の間隔及び立ち下がり時から次の立ち下がり時までの間
隔をカウンタでクロックパルスを計数することにより個
別に測定し、その測定間隔の最大値を最大周期として出
力する。最大周期検出回路8の出力値は基準最大周期値
refと比較器9で比較される。
【0011】また、スピンドルモータ2にはその回転に
応じた周波数の交流信号を発生するFG(周波数発電
機)10が設けられており、FG10から出力される交
流信号はF/V(周波数/電圧)変換器11によって直
流電圧に変換される。F/V変換器11の出力電圧はL
PF(ローパスフィルタ)12を介して減算器13に供
給される。減算器13には基準電圧発生回路15から基
準回転数に対応した基準電圧が供給され、基準電圧とL
PF12の出力電圧との差電圧が減算器13からスピン
ドル駆動回路14に供給される。スピンドル駆動回路1
4は減算器13からの差電圧が打ち消すようにスピンド
ルモータ2を回転駆動する。
【0012】ピックアップ3の出力にはサーボ制御回路
16が接続されている。サーボ制御回路16はマイクロ
コンピュータからなるシステムコントローラ17からの
指令に応じて動作し、ピックアップ3による受光信号中
から取り出されたサーボ信号に応じてトラッキングサー
ボ、フォーカスサーボ及びキャリッジサーボの各サーボ
制御がサーボ制御回路16を介して行なわれる。なお、
ピックアップ3はキャリッジサーボ系のキャリッジモー
タ19によってディスク半径方向に移動するようになっ
ている。システムコントローラ17はプレーヤ全体の制
御動作を行なうために設けられており、その制御動作の
1つとして比較器9及び減算器13の各出力信号を入力
しそれらの信号に応じてディスク判別動作を行なう。
【0013】システムコントローラ17は、例えば、光
ディスク1がプレーヤのターンテーブル(図示せず)に
セットされると、図示しないディスク検出手段からの検
出出力に応答してディスク判別動作を開始する。ディス
ク判別動作においては、図2に示すように、システムコ
ントローラ17は先ず、ピックアップ3の読取位置を光
ディスク1の最内周トラックに移動させる(ステップS
1)。これはキャリッジモータ19の駆動によりピック
アップ3を予め定められた位置まで移動させるのであ
る。ピックアップ3の移動後、フォーカスサーボ及びト
ラッキングサーボのサーボ系を作動させるべくサーボ制
御回路16に対し指令を発生し(ステップS2)、スピ
ンドル駆動回路14に対してスピンドルモータ2の起動
を指令する(ステップS3)。この起動指令に応じてス
ピンドル駆動回路14はスピンドルモータ2の回転駆動
を開始する。スピンドルモータ2の回転によりFG10
から回転に応じた周波数の交流信号が発生する。その交
流信号はF/V変換器11によって直流電圧に変換され
た後、更にLPF12によって積分されて減算器13に
供給される。減算器13はLPF12からの直流電圧と
基準電圧発生回路15から基準回転数Nrefに対応した
基準電圧との差電圧を発生する。この差電圧はスピンド
ルモータ2の回転数と基準回転数Nrefとの差を示す電
圧であるので、差電圧に応じてスピンドル駆動回路14
がスピンドルモータ2の回転駆動を行なうことによりス
ピンドルモータ2の回転数が基準回転数Nrefに一致す
るように差電圧が減少される。
【0014】ステップS3の実行後、システムコントロ
ーラ17はスピンドルモータ2の回転数が基準回転数N
refに達したか否かを判別する(ステップS4)。この
判別は減算器13からの差電圧から決定される。すなわ
ち、減算器13からの差電圧がほぼ0Vとなったときに
はスピンドルモータ2の回転数が基準回転数Nrefに達
したと判別される。スピンドルモータ2の回転数が基準
回転数Nrefに達したならば、最内周トラックの読み取
りを指令する(ステップS5)。これにより、光ディス
ク1の最内周トラックのピット列からなる記録信号がピ
ックアップ3によって読み取られ、読取信号はRFアン
プ4で増幅された後、2値化回路5によって2値化され
る。2値化回路5の出力信号は光ディスク1のピット部
分の読取時には高レベルとなり、ランド部分の読取時に
は低レベルとなる。このように変化する2値化回路5の
出力信号に応じて記録信号の基準回転数における最大周
期が最大周期検出回路8において検出される。最大周期
検出回路8が検出した最大周期の出力値は基準最大周期
値Trefと比較器9で比較される。この比較結果はシス
テムコントローラ17に供給される。システムコントロ
ーラ17は光ディスク1が高密度ディスク及び低密度デ
ィスクのいずれであるかを比較器9の出力信号から判別
する(ステップS6)。すなわち、最大周期検出回路8
による最大周期の出力値が基準最大周期値Tref以上で
あれば、低密度ディスクであるとみなしてCD制御に移
行する(ステップS7)。一方、最大周期の出力値が基
準最大周期値Trefより小であれば、高密度ディスクで
あるとみなしてDVD制御に移行する(ステップS
8)。
【0015】なお、上記した実施例においては、2値化
回路5の出力信号の最大周期を検出してその最大周期を
基準最大周期値と比較しているが、2値化回路5の出力
信号の最小周期を検出してその最小周期を基準最小周期
値と比較しても良い。次に、光ディスク1の記録信号の
最大周期又は最小周期の大きさから高密度ディスク及び
低密度ディスクのいずれであるを判別することができる
理由を説明する。
【0016】先ず、スピンドルモータ2の回転数をNと
すると、回転数N(rpm)は、
【0017】
【数1】
【0018】で与えられる。ここで、v(m/sec)
は線速度、r(mm)はピックアップ3による光ディス
ク1の読取位置を示す再生半径である。CDでは最内周
トラックがプログラムスタート位置とし、プログラムス
タート位置における再生半径であるプログラムスタート
半径r0がr0=25(mm)、CDの線速度vCDがvCD
=1.3(m/sec)とすると、CDの最内周トラッ
クにおける回転数NCDは、式(1)からNCD=497
(rpm)となる。
【0019】一方、再生時間t(sec)、トラックピ
ッチp(μm)、線速度v(m/sec)及び再生半径
r(mm)の関係は、通常、
【0020】
【数2】
【0021】で与えられる。DVDのプログラムスター
ト半径r0及び最外周再生半径rをr0=25(mm)、
r=58(mm)としてCDと同一と仮定し、更に、D
VDの最大再生時間tDVをtDV=135×60(se
c)、トラックピッチpDVをpDV=0.725(μm)
とすると、DVDの線速度vDVは、式(2)から、
【0022】
【数3】
【0023】となる。光ディスク1の最短記録周波数f
mi、線速度v及び最短ピット長pmiの関係式は、
【0024】
【数4】
【0025】で与えられる。DVDの最短ピット長p
miDVをpmiDV=0.33(μm)とすると、CDのv CD
=1.3(m/sec)による回転数NCD=497(r
pm)でDVDを回転させてDVDの最短ピットを再生
した場合の周波数f1は、式(4)から、
【0026】
【数5】
【0027】となる。一方、CDの最短ピット長pmiCD
miCD=0.90(μm)とすると、CDの回転数でC
Dを回転させてCDの最短ピットを再生した場合の周波
数f2は、式(4)から、
【0028】
【数6】
【0029】となる。周波数f1及びf2各々の周期、す
なわち最小周期T1及びT2は、T1=1/f1=0.50
8(μsec),T2=1/f2=1.39(μsec)
であるので、T1:T2=1:2.73となる。よって、
CDとDVDとを基準回転数NrefとしてCDの最内周
回転数NCD=497(rpm)で回転させ、各ディスク
の最内周での最小周期T1及びT2には2.73倍の差が
あり、基準最小周期値をT1とT2との間の値にすればデ
ィスク判別を正確に行なうことができる。
【0030】CDの記録フォーマットから最短ピット長
と最長ピット長との比は、3:11=1:3.67であ
る。CDの最大周期は11T(Tは単位ピット長),1
1Tの同期パターンであり、この最大周期をT4とする
と、T4=3.67T2=5.10(μsec)である。
DVDの記録信号が(1,7)RLL(Run Length Lim
ited)符号であるとすると、最短ピット長と最長ピット
長との比は、2−3変調を用いているとして、2:8=
1:4である。CDの最内周回転数NCD=497(rp
m)でDVDを再生したときのDVDの最大周期は8
T,8Tの同期パターンであり、この最大周期をT3
すると、T3=4T1=2.03(μsec)である。最
大周期T3及びT4の比は、 T3:T4=2.03:5.10=1:2.51 となる。よって、CDとDVDとを基準回転数Nref
してCDの最内周回転数NCD=497(rpm)で回転
させ、各ディスクの最内周での最大周期T3及びT4には
2.51倍の差があり、基準最大周期値TrefをT3とT
4との間の値にすればディスク判別を正確に行なうこと
ができる。
【0031】次に、DVDの回転数でのディスク判別を
示す。DVDでは非同期再生を目標としているで、例え
ば、通常の2倍の線速度で再生する場合について説明す
る。式(1)、(2)から2倍の線速度でDVDの最内
周トラックを再生するときの回転数N2DVは、
【0032】
【数7】
【0033】となる。2vDV=2.94(m/sec)
でのDVDの最短記録周波数f5及び周期T5は、式
(4)からf5=1.47/0.33=4.45(MH
z)、T5=0.224(μsec)である。DVDの
通常の2倍の回転数N2DV=1123(rpm)でCD
を回転させて最内周トラックの最短ピットを再生した場
合の周波数f6及び周期T6は、f6=1.47/0.9
0=1.63(MHz)、T6=0.612(μse
c)である。最小周期T5とT6との比は、 T5:T6=0.224:0.612=1:2.73 である。よって、CDとDVDとを基準回転数Nref
してDVDの2倍の回転数N2DV=1123(rpm)
で回転させ、最内周トラックで最小周期T5及びT 6には
2.73倍の差があり、基準最小周期値をT5とT6との
間の値にすればディスク判別を正確に行なうことができ
る。
【0034】更に、DVDとCDとをDVDの2倍の線
速度で回転させたときのDVDの最大周期T7及びCD
の最大周期T8は、
【0035】
【数8】T7=4T5=0.896(μsec)、T8
3.67T6=2.25(μsec)であり、最大周期
7とT8との比は、
【0036】
【数9】 T7:T8=0.896:2.25=1:2.51 となる。よって、CDとDVDとを基準回転数Nref
してCDの最内周回転数N2DV=1123(rpm)で
回転させ、各ディスクの最内周での最大周期T7及びT8
は2.51倍の差があり、基準最大周期値TrefをT7
8との間の値にすればディスク判別を正確に行なうこ
とができる。
【0037】図3は図1に示した構成をスピンドルサー
ボの粗調整系と共用化した構成を示している。すなわ
ち、システムコントローラ17によって切換制御される
3つの切換スイッチ21〜23が設けられている。切換
スイッチ21はDVDスピンドルラフサーボ用の基準最
大周期値TDVDとCDスピンドルラフサーボ用の基準最
大周期値TCDとのいずれか一方をシステムコントローラ
17からの指令に応じて選択的に切換スイッチ22に中
継する。切換スイッチ22は切換スイッチ21からのス
ピンドルラフサーボ用の基準最大周期値とディスク判別
用の基準最大周期値Trefとのいずれか一方をシステム
コントローラ17からの指令に応じて選択的に比較器2
4に中継する。この比較器24は最大周期検出回路8に
よって検出された最大周期と切換スイッチ22からの基
準最大周期値とを比較し、その比較結果として8ビット
の差出力を発生し、その8ビットのうちのMSB(最上
位ビット)だけをシステムコトローラ17に供給する。
また、8ビットの差出力はパルス幅変調器25に供給さ
れる。パルス幅変調器25は8ビットの差出力に応じた
パルス幅の出力を所定周期で発生する。このパルス幅変
調器25の出力パルスは切換スイッチ23に供給され
る。切換スイッチ23は減算器13とLPF12との間
に挿入されている。ただし、図1に示した構成では減算
器13はLPF12の後段に設けられているが、この図
3においては減算器13はLPF12の前段に設けられ
ており、F/V変換器11の出力電圧と基準電圧との差
電圧を切換スイッチ23に出力する。切換スイッチ23
は減算器13からの差電圧とパルス幅変調器25の出力
パルスとのいずれか一方をシステムコントローラ17か
らの指令に応じて選択的にLPF12に中継する。LP
F12の出力信号はシステムコントローラ17及びスピ
ンドル駆動回路14に供給される。その他の構成は図1
に示した構成と同様である。
【0038】この図3に示した構成においては、システ
ムコントローラ17は切換スイッチ22,23が連動す
るように切換スイッチ22,23に切換指令を発生す
る。上記したディスク判別動作時には図3に示したよう
に切換スイッチ22は基準最大周期値Trefを比較器2
4に中継供給する選択状態にあり、切換スイッチ23は
減算器13の出力電圧をLPF12に中継供給する選択
状態にある。ディスク判別動作により図2のステップS
7又はS8に進んだ場合には切換スイッチ22は切換ス
イッチ21からの基準最大周期値を比較器24に中継供
給する選択状態に切り換わり、切換スイッチ23はパル
ス幅変調器25の出力パルスをLPF12に中継供給す
る選択状態に切り換わる。
【0039】ディスク判別動作により光ディスク1がD
VDであると判別して図2のステップS8に進んだ場合
には切換スイッチ21はDVDスピンドルラフサーボ用
の基準最大周期値TDVDを切換スイッチ22に中継する
ので、比較器24は最大周期検出回路8から出力される
最大周期検出値と基準最大周期値TDVDとを比較し、そ
の比較結果はパルス幅変調器25に供給される。パルス
幅変調器25によるパルス信号はLPF12によって積
分された後、スピンドル駆動回路14に供給されるの
で、スピンドル駆動回路14は最大周期検出回路8から
出力される最大周期検出値が基準最大周期値TDVDに等
しくなるようにスピンドルモータ2を駆動することにな
り、これによりDVDが規定の線速度vDVに粗調整され
た状態で回転駆動される。一方、ディスク判別動作によ
り光ディスク1がCDであると判別して図2のステップ
S7に進んだ場合には切換スイッチ21はCDスピンド
ルラフサーボ用の基準最大周期値TCDを切換スイッチ2
2に中継するので、比較器24は最大周期検出回路8か
ら出力される最大周期検出値と基準最大周期値TCDとを
比較し、その比較結果はパルス幅変調器25に供給され
る。DVDの場合と同様に、パルス幅変調器25による
パルス信号はLPF12によって積分された後、スピン
ドル駆動回路14に供給されるので、スピンドル駆動回
路14は最大周期検出回路8から出力される最大周期検
出値が基準最大周期値TCDに等しくなるようにスピンド
ルモータ2を駆動することになり、これによりCDが規
定の線速度vCDに粗調整された状態で回転駆動される。
【0040】また、上記した実施例においては、2値化
回路5の出力信号の最大周期又は最小周期を検出してい
るが、2値化回路5の出力信号の最大反転間隔(最大周
期の半分の期間)又は最小反転間隔(最小周期の半分の
期間)を検出しても良い。例えば、図4に示すように2
値化回路5の出力に最大反転間隔検出回路27を設け、
その最大反転間隔検出回路27により検出された最大反
転間隔を基準最大反転間隔値と比較器9にて比較するよ
うに構成することができる。
【0041】更に、ピックアップ3から出力されるRF
信号の周波数の平均値からディスク判別することもでき
る。DVDの記録信号の平均周波数はCDのそれより高
いので、ディスクを基準回転数で回転駆動した場合の最
内周トラックの記録信号を読み取って得たRF信号の周
波数の平均値を基準平均周波数と比較することによりD
VD及びCDのうちのいずれのディスクであるか判別す
ることができる。基準平均周波数はDVDの記録信号の
平均周波数とCDのそれとの中間値に設定される。具体
的には図5に示すように、2値化回路5の出力信号がF
/V変換器31によって周波数に応じた直流電圧に変換
され、F/V変換器31の出力電圧は積分回路としての
LPF32を介して比較器33に供給される。比較器3
3はLPF32の出力電圧と基準平均周波数に対応する
基準電圧とを比較する。この比較器33の出力信号がデ
ィスク判別信号であり、システムコントローラ17に供
給される。その他の構成は図4に示した構成と同様であ
る。
【0042】なお、上記した各実施例においては、低密
度ディスクとしてCD、高密度ディスクとしてDVDを
用いているが、これに限定されることはない。本発明は
他の記録密度の異なる2つのディスクのディスク判別に
適用することができる。更に、3つ以上の互いに異なる
記録密度のディスクを判別することも複数の基準値(例
えば、2つの互いに異なる基準最大周期値)を用いるこ
とにより可能である。
【0043】また、上記した各実施例においては、光デ
ィスクの最内周トラックの記録信号の読取信号からディ
スク判別をしているが、これに限定されることはなく、
最外周トラックや所定の中間トラックの記録信号、或い
は複数トラックに亘っての記録信号を読み取って得た読
取信号からディスク判別をしても良い。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のディスク判別方
法においては、ディスクを一定した回転数で回転させて
そのディスクの記録信号を読み取って読取信号を得て、
その読取信号の最大周期、最小周期、最大反転間隔、最
小反転間隔及び平均周波数のいずれか1を検出し、その
検出値に応じてディスクの種類を決定するので、記録密
度が異なる複数の種類のディスクを正確に判別すること
ができる。また、ディスクプレーヤに簡単な回路を追加
するだけで済み、特別な機構を設ける必要もないという
利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の装置中のシステムコントローラの動作を
示す図である。
【図3】ディスク判別の構成部分をスピンドルサーボ系
と共用化した例を示す図である。
【図4】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例を示すブロック図である。
【主要部分の符号の説明】
1 光ディスク 2 スピンドルモータ 3 ピックアップ 5 2値化回路 6,9,24,33 比較器 13 減算器 14 スピンドル駆動回路 16 サーボ制御回路 17 システムコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録密度が互いに異なる複数の種類のデ
    ィスクを判別するディスク判別方法であって、 ディスクを一定した回転数で回転させてそのディスクの
    記録信号を読み取って読取信号を得て、その読取信号の
    最大周期又は最小周期を検出し、検出した最大周期又は
    最小周期に応じてディスクの種類を決定することを特徴
    とするディスク判別方法。
  2. 【請求項2】 記録密度が互いに異なる複数の種類のデ
    ィスクを判別するディスク判別方法であって、 ディスクを一定した回転数で回転させてそのディスクの
    記録信号を読み取って読取信号を得て、その読取信号の
    最大反転間隔又は最小反転間隔を検出し、検出した最大
    反転間隔又は最小反転間隔に応じてディスクの種類を決
    定することを特徴とするディスク判別方法。
  3. 【請求項3】 記録密度が互いに異なる複数の種類のデ
    ィスクを判別するディスク判別方法であって、 ディスクを一定した回転数で回転させてそのディスクの
    記録信号を読み取って読取信号を得て、その読取信号の
    平均周波数を検出し、検出した平均周波数に応じてディ
    スクの種類を決定することを特徴とするディスク判別方
    法。
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