JPS59668Y2 - 小型開閉器 - Google Patents
小型開閉器Info
- Publication number
- JPS59668Y2 JPS59668Y2 JP1978050021U JP5002178U JPS59668Y2 JP S59668 Y2 JPS59668 Y2 JP S59668Y2 JP 1978050021 U JP1978050021 U JP 1978050021U JP 5002178 U JP5002178 U JP 5002178U JP S59668 Y2 JPS59668 Y2 JP S59668Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- iron piece
- permanent magnet
- movable iron
- case
- push button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、押ボタンを押圧することにより可動鉄片を動
作させて永久磁石の磁気回路を開とし、その漏れ磁束に
よりリードスイッチを開閉するようにした小型開閉器に
関するものである。
作させて永久磁石の磁気回路を開とし、その漏れ磁束に
よりリードスイッチを開閉するようにした小型開閉器に
関するものである。
従来、この種の小型開閉器としては、第1図に示すごと
くケース1の凹所1aに永久磁石2と固定鉄片3とを挿
入し、永久磁石2の角部2aにヒンジされた可動鉄片4
の上面に板ばね5を固着して、押ボタン6の下端を上記
板ばね5に係合させるとともに、上記ケース1の第1図
紙面表側に端子7a、7bとリードスイッチ8とを備え
たいまひとつのケース9(第2図参照)を嵌合させて構
成したものが提供されている。
くケース1の凹所1aに永久磁石2と固定鉄片3とを挿
入し、永久磁石2の角部2aにヒンジされた可動鉄片4
の上面に板ばね5を固着して、押ボタン6の下端を上記
板ばね5に係合させるとともに、上記ケース1の第1図
紙面表側に端子7a、7bとリードスイッチ8とを備え
たいまひとつのケース9(第2図参照)を嵌合させて構
成したものが提供されている。
そして、上記押ボタン6を押圧することにより可動鉄片
4を第1図中有回り方向に回動させて永久磁石2から離
間させ(第1図中一点鎖線で示す)、永久磁石2の漏れ
磁束によってリードスイッチ8を開閉するようになって
いる。
4を第1図中有回り方向に回動させて永久磁石2から離
間させ(第1図中一点鎖線で示す)、永久磁石2の漏れ
磁束によってリードスイッチ8を開閉するようになって
いる。
ところが、上記構成の小型開閉器では、可動鉄片4が永
久磁石2の角部2aにヒンジされているので永久磁石2
が損傷しやすく、とくに押ボタン6に強い動作力が加わ
ったときに永久磁石2か次ける心配があった。
久磁石2の角部2aにヒンジされているので永久磁石2
が損傷しやすく、とくに押ボタン6に強い動作力が加わ
ったときに永久磁石2か次ける心配があった。
このことは、永久磁石2の吸着面が薄肉な樹脂で被覆さ
れたものにおいても同様であった。
れたものにおいても同様であった。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、永久磁石
が損傷することのない小型開閉器を提供することを目的
とする。
が損傷することのない小型開閉器を提供することを目的
とする。
以下、本考案をその実施例である添付図面にしたがって
説明する。
説明する。
第3図は第1実施例を示し、10は合成樹脂製ケース、
15はケース10の凹所11内に挿入された永久磁石、
16は固定鉄片である。
15はケース10の凹所11内に挿入された永久磁石、
16は固定鉄片である。
17は可動鉄片で、その基端部18がケース10の凹部
12に遊嵌合し、基端部18下面が凹部12と連続した
凸曲面10 aにヒンジされている。
12に遊嵌合し、基端部18下面が凹部12と連続した
凸曲面10 aにヒンジされている。
可動鉄片17の永久磁石15との対向面と上記基端部1
8との中間に押ボタン20の下端に止着されたコイルス
プリング21が当接している。
8との中間に押ボタン20の下端に止着されたコイルス
プリング21が当接している。
また、可動鉄片17の先端部19上面はケース10の段
部13と当接して、復帰時における可動鉄片17の衝撃
力が永久磁石15に直接伝わらないようになっている。
部13と当接して、復帰時における可動鉄片17の衝撃
力が永久磁石15に直接伝わらないようになっている。
永久磁石15の下面には薄肉な被覆部14がケース10
と一体に設けられており、可動鉄片17との吸着力によ
り永久磁石15が図中下方へ抜は出るのを防止している
。
と一体に設けられており、可動鉄片17との吸着力によ
り永久磁石15が図中下方へ抜は出るのを防止している
。
なお、ケース10の第3図紙面表側には、第2図と同様
にリードスイッチおよび端子を備えたいまひとつのケー
スが嵌着されている。
にリードスイッチおよび端子を備えたいまひとつのケー
スが嵌着されている。
常態において、可動鉄片17は永久磁石15の磁束によ
り第3図上方に吸着されており、永久磁石15と固定鉄
片16と可動鉄片17とで磁気回路を構威し、漏れ磁束
はほとんどなく、リードスイッチはオフ状態にある。
り第3図上方に吸着されており、永久磁石15と固定鉄
片16と可動鉄片17とで磁気回路を構威し、漏れ磁束
はほとんどなく、リードスイッチはオフ状態にある。
ここで、押ボタン20を押し下げると、コイルスプリン
グ21を介して可動鉄片17に第3図中座回り方向のモ
ーメン1〜が働き、このモーメントが永久磁石15の吸
着力による図中右回り方向のモーメントより大となった
とき、可動鉄片17は基端部18を中心に1舜間的に第
3図中座回り方向に回動する。
グ21を介して可動鉄片17に第3図中座回り方向のモ
ーメン1〜が働き、このモーメントが永久磁石15の吸
着力による図中右回り方向のモーメントより大となった
とき、可動鉄片17は基端部18を中心に1舜間的に第
3図中座回り方向に回動する。
このとき基端部18は凸曲面10aと転動しながら接触
するため、凸曲面10 aか吹けたり損傷したりする心
配がない。
するため、凸曲面10 aか吹けたり損傷したりする心
配がない。
上記可動鉄片17の回動により、永久磁石15の磁気回
路は開となるので、その漏れ磁束がリードスイッチに作
用してリードスイッチをオンさせる。
路は開となるので、その漏れ磁束がリードスイッチに作
用してリードスイッチをオンさせる。
そして、押ボタン20への押し下げ力を解除すると、永
久磁石15の磁束により可動鉄片17は上方に復帰し、
磁気回路が閉となるとともに漏れ磁束がなくなり、リー
ドスイッチは再びオフ状態となる。
久磁石15の磁束により可動鉄片17は上方に復帰し、
磁気回路が閉となるとともに漏れ磁束がなくなり、リー
ドスイッチは再びオフ状態となる。
第4図は第2実施例を示し、押ボタン23に側方に突出
した突片24を一体に設けるとともに、この突片24に
上端が止着されたコイルスプリング25を固定鉄片26
および永久磁石27の孔26 a 、27aに貫通させ
、コイルスプリング25の下端を可動鉄片28の上面に
当接させたもので、押ボタン23を押し下げることによ
り、コイルスプリング25を介して可動鉄片28を押し
下げ、ケース29の凹部30と連続した凸曲面を支点と
して第4図中座回り方向に回動させる。
した突片24を一体に設けるとともに、この突片24に
上端が止着されたコイルスプリング25を固定鉄片26
および永久磁石27の孔26 a 、27aに貫通させ
、コイルスプリング25の下端を可動鉄片28の上面に
当接させたもので、押ボタン23を押し下げることによ
り、コイルスプリング25を介して可動鉄片28を押し
下げ、ケース29の凹部30と連続した凸曲面を支点と
して第4図中座回り方向に回動させる。
そして、押ボタン23への押下刃を解除することにより
、可動鉄片28は永久磁石27に吸着されて復帰するも
のである。
、可動鉄片28は永久磁石27に吸着されて復帰するも
のである。
この実施例では、可動鉄片28への押下点が支点である
ケース29の凹部30から離れた位置にあるため、てこ
の原理により押ボタン23の動作力(押し下げ力)は小
さくて済む。
ケース29の凹部30から離れた位置にあるため、てこ
の原理により押ボタン23の動作力(押し下げ力)は小
さくて済む。
第5図は第3実施例を示し、第2実施例と同じく押ボタ
ン23の動作力を小さくするために、永久磁石を二分割
し、固定鉄片32の切欠33および両永久磁石34.3
5の間にコイルスプリング25を挿通したもので、可動
鉄片28への押下点が支点であるケース29の凹部30
から離れた位置になるように設定しである。
ン23の動作力を小さくするために、永久磁石を二分割
し、固定鉄片32の切欠33および両永久磁石34.3
5の間にコイルスプリング25を挿通したもので、可動
鉄片28への押下点が支点であるケース29の凹部30
から離れた位置になるように設定しである。
なお、上記第3実施例において、第2実施例と同一部品
には同一番号を付して説明を省略する。
には同一番号を付して説明を省略する。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば可動鉄片
の端部をケースでヒンジしているので、従来のごとく永
久磁石の角部に力が加わることがなく、永久磁石が損傷
する心配がない。
の端部をケースでヒンジしているので、従来のごとく永
久磁石の角部に力が加わることがなく、永久磁石が損傷
する心配がない。
しかも、押ボタンの動作力が可動鉄片を永久磁石から離
間させる方向に働くため、たとえ押ボタンに強い動作力
が加わっても永久磁石が欠ける心配がない。
間させる方向に働くため、たとえ押ボタンに強い動作力
が加わっても永久磁石が欠ける心配がない。
特に、可動鉄片の動作につれて、可動鉄片の基端部下面
がケースの凸曲面と転動するため、荷重が1点にのみ集
中せず、ケースが損傷したり欠けたりすることもない。
がケースの凸曲面と転動するため、荷重が1点にのみ集
中せず、ケースが損傷したり欠けたりすることもない。
第1図は従来の小型開閉器の一方のケースの断面図、第
2図は他方のケースの側面図、第3図以下は本考案にか
かる小型開閉器を示し、第3図、第4図、第5図はそれ
ぞれ第1実施例、第2実施例、第3実施例の断面図であ
る。 10.29・・・・・・ケース、10a・・・・・・凸
曲面、13・・・・・・段部、15,27,34.35
・・・・・・永久磁石、16,26.32・・・・・・
固定鉄片、17.28・・・・・・可動鉄片、18・・
・・・・基端部、19・・・・・・先端部、20.23
・・・・・・押ボタン、21.25・・・・・・コイル
スプリング。
2図は他方のケースの側面図、第3図以下は本考案にか
かる小型開閉器を示し、第3図、第4図、第5図はそれ
ぞれ第1実施例、第2実施例、第3実施例の断面図であ
る。 10.29・・・・・・ケース、10a・・・・・・凸
曲面、13・・・・・・段部、15,27,34.35
・・・・・・永久磁石、16,26.32・・・・・・
固定鉄片、17.28・・・・・・可動鉄片、18・・
・・・・基端部、19・・・・・・先端部、20.23
・・・・・・押ボタン、21.25・・・・・・コイル
スプリング。
Claims (3)
- (1)押しボタンを押圧することにより可動鉄片を回動
させ、この可動鉄片と、ケースに取付けられた永久磁石
および固定鉄片とで構成される磁気回路を開とすること
により、その漏れ磁束によりリードスイッチを開閉する
ようにした小型開閉器において、上記可動鉄片の基端部
を、その下面がケースに設けた凸曲面を支点とするよう
にヒンジさせるとともに、ケースに可動鉄片の上方への
動きを規制して可動鉄片上面を永久磁石と当接するのを
防止する段部を永久磁石より下方に突出させて設け、か
つ、上記押しボタンと可動鉄片との間にコイルスプリン
グを介設したことを特徴とする小型開閉器。 - (2)上記永久磁石をその中央に貫通孔を設けた構成と
し、該貫通孔に上記コイルスプリングを貫通させたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の小型
開閉器。 - (3)永久磁石を二分割構造とし、両永久磁石の間に上
記コイルスプリングを挿通させたことを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項記載の小型開閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978050021U JPS59668Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | 小型開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978050021U JPS59668Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | 小型開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54150980U JPS54150980U (ja) | 1979-10-20 |
JPS59668Y2 true JPS59668Y2 (ja) | 1984-01-10 |
Family
ID=28936704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978050021U Expired JPS59668Y2 (ja) | 1978-04-14 | 1978-04-14 | 小型開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59668Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340471B2 (ja) * | 1973-06-09 | 1978-10-27 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS574346Y2 (ja) * | 1976-02-27 | 1982-01-27 | ||
JPS5340471U (ja) * | 1976-09-10 | 1978-04-07 |
-
1978
- 1978-04-14 JP JP1978050021U patent/JPS59668Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340471B2 (ja) * | 1973-06-09 | 1978-10-27 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54150980U (ja) | 1979-10-20 |
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