JPS5958219A - 含油ジヤ−ナル軸受 - Google Patents
含油ジヤ−ナル軸受Info
- Publication number
- JPS5958219A JPS5958219A JP16747782A JP16747782A JPS5958219A JP S5958219 A JPS5958219 A JP S5958219A JP 16747782 A JP16747782 A JP 16747782A JP 16747782 A JP16747782 A JP 16747782A JP S5958219 A JPS5958219 A JP S5958219A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- rotating shaft
- bearing member
- impregnated
- surface portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/106—Details of distribution or circulation inside the bearings, e.g. details of the bearing surfaces to affect flow or pressure of the liquid
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はジャール軸受に関し、更に詳しくは、含油ジャ
ーナル軸受の改良に関するものである。
ーナル軸受の改良に関するものである。
例えばビデオ・テープ・レコーダ(VTR)(7)よう
な家庭電気製品は比較的油を嫌うので、従来より、これ
らの機器のジャーナル軸受としては含油軸受部材が広く
使用されている。含油軸受部材は例えば銅焼結合金に予
めスピンドル油等を含ませた成形体によって作られる。
な家庭電気製品は比較的油を嫌うので、従来より、これ
らの機器のジャーナル軸受としては含油軸受部材が広く
使用されている。含油軸受部材は例えば銅焼結合金に予
めスピンドル油等を含ませた成形体によって作られる。
このような含油軸受部材を用いた場合には、含油軸受部
材と回転軸との摺動により生じる熱によって含油軸受部
材の摺動表面に油が浸出し、その油によって潤滑が行な
われる。油の浸出量は通常僅かであるため、含油軸受部
材の周辺が汚れるようなことはない。
材と回転軸との摺動により生じる熱によって含油軸受部
材の摺動表面に油が浸出し、その油によって潤滑が行な
われる。油の浸出量は通常僅かであるため、含油軸受部
材の周辺が汚れるようなことはない。
上述したように、含油軸受部材と回転軸との間の潤滑は
摺動熱によって摺動表面に浸出した油により行なわれる
わけであるが、従来の含油軸受部材の摺動表面即ち回転
軸の外周に嵌合する内面は断面正円形状に加工されてい
て回転軸との接触面積が大きくなっているため、回転軸
と軸受部材との間の摺動抵抗が大きくなり、回転軸の回
転開始初期時に大きな駆動力を必要とする原因となって
いる。また、回転軸に対する軸受部材の接触面積が太き
いため、回転開始初期時に軸受部材の摺動表面温度が上
昇しにくくなり、このため、軸受部材の摺動表面に残留
付着している油の粘性の低下に時間がかかり、回転開始
初期時に大きな駆動を必要とする原因となっている。更
に、回転開始初期時に軸受部材の摺動表面温度が上昇し
にくいため、軸受部材からの油の浸出が十分に行なわれ
ず、このため、回転開始初期時に大きな駆動力が必要に
なるとともに、大きな荷重がかかると軸受部材、回転軸
等の摩耗が増大する原因となっている。
摺動熱によって摺動表面に浸出した油により行なわれる
わけであるが、従来の含油軸受部材の摺動表面即ち回転
軸の外周に嵌合する内面は断面正円形状に加工されてい
て回転軸との接触面積が大きくなっているため、回転軸
と軸受部材との間の摺動抵抗が大きくなり、回転軸の回
転開始初期時に大きな駆動力を必要とする原因となって
いる。また、回転軸に対する軸受部材の接触面積が太き
いため、回転開始初期時に軸受部材の摺動表面温度が上
昇しにくくなり、このため、軸受部材の摺動表面に残留
付着している油の粘性の低下に時間がかかり、回転開始
初期時に大きな駆動を必要とする原因となっている。更
に、回転開始初期時に軸受部材の摺動表面温度が上昇し
にくいため、軸受部材からの油の浸出が十分に行なわれ
ず、このため、回転開始初期時に大きな駆動力が必要に
なるとともに、大きな荷重がかかると軸受部材、回転軸
等の摩耗が増大する原因となっている。
更に、上記従来構成の場合、含油軸受部材の摺動表面に
生じた摩耗粉が該摺動表面と回転軸外周面との間に滞在
するため、摩擦トルクが増大して回転速度等が変動し、
安定した回転が得られなくなるとともに、回転軸や含油
軸受部材の寿命が短くなるという欠点がある。
生じた摩耗粉が該摺動表面と回転軸外周面との間に滞在
するため、摩擦トルクが増大して回転速度等が変動し、
安定した回転が得られなくなるとともに、回転軸や含油
軸受部材の寿命が短くなるという欠点がある。
本発明は上記欠点全解消した含油ジャーナル軸受全提供
すること全目的とする。
すること全目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は回転軸の外周に嵌合
される円筒状内面金偏えた含油軸受部材の軸方向両端部
間にわたって該円筒状内面に複数個のチーバードランド
面全周方向に連続的に設け、互いに隣接するチーバード
ランド面の境界部に、回転軸と含油軸受部材との間に生
じた摩耗粉ケ受容するための溝をそれぞれ形成してなる
含油ジャーナル軸受全提供する。
される円筒状内面金偏えた含油軸受部材の軸方向両端部
間にわたって該円筒状内面に複数個のチーバードランド
面全周方向に連続的に設け、互いに隣接するチーバード
ランド面の境界部に、回転軸と含油軸受部材との間に生
じた摩耗粉ケ受容するための溝をそれぞれ形成してなる
含油ジャーナル軸受全提供する。
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すもので、
図において、1は含油軸受部材である。
図において、1は含油軸受部材である。
含油軸受部材lは回転軸2(第2図参照)の外周に嵌合
される円筒状内面を有している。含油軸受部材1は例え
ば銅焼結合金に予めヌビンドル油等を含捷せた円筒状の
成形体によって作られている。
される円筒状内面を有している。含油軸受部材1は例え
ば銅焼結合金に予めヌビンドル油等を含捷せた円筒状の
成形体によって作られている。
含油軸受部材1の円筒状内面には、ここでは8つのチー
バードランド面3が周方向に連続的に形成されており、
互いに隣接するチーバードランド面3の境界部に溝4が
それぞれブローチ加工、サイジング等の方法によって形
成されている。溝4は含油軸受部材1と回転軸2との間
に生じた摩耗粉全受容する等の役割1−果す。チーバー
ドランド面3及び溝4は含油軸受部材1の軸方向両端部
間にわたって軸線に平行に延びているが、第4図に示す
ように、チーバードランド面3及び溝4を螺旋状に形成
するようにしてもよい。
バードランド面3が周方向に連続的に形成されており、
互いに隣接するチーバードランド面3の境界部に溝4が
それぞれブローチ加工、サイジング等の方法によって形
成されている。溝4は含油軸受部材1と回転軸2との間
に生じた摩耗粉全受容する等の役割1−果す。チーバー
ドランド面3及び溝4は含油軸受部材1の軸方向両端部
間にわたって軸線に平行に延びているが、第4図に示す
ように、チーバードランド面3及び溝4を螺旋状に形成
するようにしてもよい。
第2図を参照すると、チーバードランド面3はスは回転
軸20回転方向(矢印R方向)に向って徐々に小さくな
っている。そして、ランド面部3Bはテーパ面部3Aの
最小クリアランス端部から回転方向Rに向って延びてお
り、ランド面部3Bと回転軸2の外周との間のクリアラ
ンスははホ一定となっている。ここで、はぼ一定とは、
ランド面部3Bと回転軸2の外周との間のクリアランス
が回転方向に向って微小量ずつ減少している場合も含む
意味であるが、その場合のクリアランスの変化率はテー
パ面部3Aに比べると非常に小さい。
軸20回転方向(矢印R方向)に向って徐々に小さくな
っている。そして、ランド面部3Bはテーパ面部3Aの
最小クリアランス端部から回転方向Rに向って延びてお
り、ランド面部3Bと回転軸2の外周との間のクリアラ
ンスははホ一定となっている。ここで、はぼ一定とは、
ランド面部3Bと回転軸2の外周との間のクリアランス
が回転方向に向って微小量ずつ減少している場合も含む
意味であるが、その場合のクリアランスの変化率はテー
パ面部3Aに比べると非常に小さい。
テーパ面部3Aとランド面部3Bとの境界部に丸味をも
たせることができる。このような構成にすれば、該境界
部における油切れの現象を防市できる。ランド面3Bと
回転軸2との間のクリアランスは最小油膜厚さく通常1
〜2μm)の10倍以内即ち20μm以下とするのが好
ましく、更に好ましくは10±4μm程度がよい。
たせることができる。このような構成にすれば、該境界
部における油切れの現象を防市できる。ランド面3Bと
回転軸2との間のクリアランスは最小油膜厚さく通常1
〜2μm)の10倍以内即ち20μm以下とするのが好
ましく、更に好ましくは10±4μm程度がよい。
ここでは、溝4は互いに隣接するチーバードランド面3
の一方のランド面部3Bと他方のテーパ面部3Aとの間
に形成されている。溝4の深さは、ランド面部3Bとテ
ーパ面部3Aとの半径方向の高さの差hiとテーパ面部
3Aからの溝4の深さ−との和(h+ + ht )に
等しい。
の一方のランド面部3Bと他方のテーパ面部3Aとの間
に形成されている。溝4の深さは、ランド面部3Bとテ
ーパ面部3Aとの半径方向の高さの差hiとテーパ面部
3Aからの溝4の深さ−との和(h+ + ht )に
等しい。
上記構成の含油ジャーナル軸受を用いた場合、含油軸受
部材1と回転軸2とは最もクリアランスの小さいランド
面3Bの筒所で摺動するため、摺動面積が非常に小さく
なる。したがって、回転軸2と含油軸受部材1との間の
摺動抵抗が小さくなる。また、回転軸2に対する含油軸
受部材1の摺動面積が小さいため、回転軸2の回転開始
初期時に含油軸受部材1の摺動表面温度が上昇し易く欧
り、含油軸受部材1の摺動表面に残留付着している油の
粘性が温度上昇に伴って急速に低下する。
部材1と回転軸2とは最もクリアランスの小さいランド
面3Bの筒所で摺動するため、摺動面積が非常に小さく
なる。したがって、回転軸2と含油軸受部材1との間の
摺動抵抗が小さくなる。また、回転軸2に対する含油軸
受部材1の摺動面積が小さいため、回転軸2の回転開始
初期時に含油軸受部材1の摺動表面温度が上昇し易く欧
り、含油軸受部材1の摺動表面に残留付着している油の
粘性が温度上昇に伴って急速に低下する。
しかも、回転開始初期時に含油軸受部材1の摺動表面温
度が急速に上昇するため含油軸受部材1から適当量の油
が急速に浸出する。以上の結果、小さい駆動力で回転軸
2全始動させることができるようになるとともに、含油
軸受部材1及び回転軸2の摩耗を低減させることができ
るようになる。
度が急速に上昇するため含油軸受部材1から適当量の油
が急速に浸出する。以上の結果、小さい駆動力で回転軸
2全始動させることができるようになるとともに、含油
軸受部材1及び回転軸2の摩耗を低減させることができ
るようになる。
含油軸受部材1と回転軸2との間に浸出した油はチーバ
ードランド面3のテーパ面3Aに沿ってランド面部3B
と回転軸2の外周との間に導かれるため、常時ランド面
部3Bと回転軸2の外周との間に油膜が形成される。し
たがって、極めて良好な油潤滑効果が得られる。
ードランド面3のテーパ面3Aに沿ってランド面部3B
と回転軸2の外周との間に導かれるため、常時ランド面
部3Bと回転軸2の外周との間に油膜が形成される。し
たがって、極めて良好な油潤滑効果が得られる。
回転軸2が高速回転をしているときは、回転軸2と含油
軸受部材1との摺動熱が高まるが、上記構成によれば、
含油軸受部材1の円面側放熱面積が大きくなっているの
で、十分な放熱効果が得られる。したがって、回転軸2
と含油軸受部材1との焼付や油の劣化や油の過剰な浸出
などが起こりにくくなる。
軸受部材1との摺動熱が高まるが、上記構成によれば、
含油軸受部材1の円面側放熱面積が大きくなっているの
で、十分な放熱効果が得られる。したがって、回転軸2
と含油軸受部材1との焼付や油の劣化や油の過剰な浸出
などが起こりにくくなる。
回転軸2と含油軸受部材1との摺動によって生じた摩耗
粉は溝4内に受容され、溝4内に付着して堆積されるた
め、回転軸2と含油軸受部材1との摺動面は清浄に保た
れる。したがって、安定した回転が得られる。
粉は溝4内に受容され、溝4内に付着して堆積されるた
め、回転軸2と含油軸受部材1との摺動面は清浄に保た
れる。したがって、安定した回転が得られる。
回転軸2と含油軸受部材1との間には微小なりリアラン
スが存在するため、特定の荷重等により回転軸2は回転
中に軸心の移動あるいは振動を起こすことがある。回転
軸2の軸心が回転中に半径方向に振れると、回転軸2と
含油軸受部材1との間のクリアランスが減少する領域の
油膜圧力が増大し、油膜からの反作用によって回転軸2
がその反作用方向に押し戻される。従来の含油軸受部材
は断面正円形状に加工された内面?有しているため、油
膜形成領域が連続的となり、それ放油膜形成領域が相対
的に広くなる。(、またがって、相対的ガ負荷容量が大
きく万っで相対的に厚い油膜全作り易くなり、このため
、油膜の剛性が十分に高まらず、その結果回転軸2の振
れに対する十分な減衰作用が得られなくなる。したがっ
て、回転軸の1の油膜形成領域は各ランド面3B及びテ
ーノく面3Aにおけるランド面近傍の領域のみであるた
め、回転軸2が半径方向にずれた場合の油膜圧力増大領
域は、回転軸2のずれ方向に存在する複数個のランド面
3Bとそれらの近傍のテーノく面3Aの一部の領域とな
る。換言すれば、油膜形成領域は断続的となるため、油
膜形成領域は相対的に狭くなり、相対的な負荷容量は小
さくなる。このため、相対的に薄い油膜を作り易くなム
その結果、油膜の剛性が高くなって回転軸2の振れに対
する減衰作用が十分に得られることとなる。したがって
、回転軸2の回転の安定性が高まる。
スが存在するため、特定の荷重等により回転軸2は回転
中に軸心の移動あるいは振動を起こすことがある。回転
軸2の軸心が回転中に半径方向に振れると、回転軸2と
含油軸受部材1との間のクリアランスが減少する領域の
油膜圧力が増大し、油膜からの反作用によって回転軸2
がその反作用方向に押し戻される。従来の含油軸受部材
は断面正円形状に加工された内面?有しているため、油
膜形成領域が連続的となり、それ放油膜形成領域が相対
的に広くなる。(、またがって、相対的ガ負荷容量が大
きく万っで相対的に厚い油膜全作り易くなり、このため
、油膜の剛性が十分に高まらず、その結果回転軸2の振
れに対する十分な減衰作用が得られなくなる。したがっ
て、回転軸の1の油膜形成領域は各ランド面3B及びテ
ーノく面3Aにおけるランド面近傍の領域のみであるた
め、回転軸2が半径方向にずれた場合の油膜圧力増大領
域は、回転軸2のずれ方向に存在する複数個のランド面
3Bとそれらの近傍のテーノく面3Aの一部の領域とな
る。換言すれば、油膜形成領域は断続的となるため、油
膜形成領域は相対的に狭くなり、相対的な負荷容量は小
さくなる。このため、相対的に薄い油膜を作り易くなム
その結果、油膜の剛性が高くなって回転軸2の振れに対
する減衰作用が十分に得られることとなる。したがって
、回転軸2の回転の安定性が高まる。
本発明による構成を内径3mの軸受に適用した実施例に
おいて、チーバードランド面3及び溝4の敷金3つとし
、1つのチーバードランド面3のランド面部3Bの周方
向長さを0゜8簡とし、テーノ(面部3Aの周方向長さ
il、84閣とし、各溝40周方向幅f 0.5 mと
し、ランド面部3Bとテーバ面部3Aとの半径方向高さ
の差1’l+ 全10〜50虜とし、テーバ面部3Aか
らの溝4の深さf O,5tmとし、ランド面部3Bと
回転軸2の外周とのクリアランスを約104mに設定し
たところ、極めて良好な潤滑効果が得られることが判っ
た。
おいて、チーバードランド面3及び溝4の敷金3つとし
、1つのチーバードランド面3のランド面部3Bの周方
向長さを0゜8簡とし、テーノ(面部3Aの周方向長さ
il、84閣とし、各溝40周方向幅f 0.5 mと
し、ランド面部3Bとテーバ面部3Aとの半径方向高さ
の差1’l+ 全10〜50虜とし、テーバ面部3Aか
らの溝4の深さf O,5tmとし、ランド面部3Bと
回転軸2の外周とのクリアランスを約104mに設定し
たところ、極めて良好な潤滑効果が得られることが判っ
た。
なお、回転軸2が正・逆回転を行なう場合あるいは急速
に減速される場合には、第5図に示すように、ランド面
部3Bの周方向両側にテーパ面部3Aを形成するのが好
ましい。
に減速される場合には、第5図に示すように、ランド面
部3Bの周方向両側にテーパ面部3Aを形成するのが好
ましい。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、含油
軸受部材の接触面積を減少させて摺動抵抗の低減化を図
ることができるとともに、回転軸の回転開始初期時にお
いては摺動光面への残留油の粘性抵抗の早期低減化及び
十分な量の油の浸出を図ることができるようになるから
、小さい駆動力で円滑に回転軸を始動させることができ
るようになる。″また、高速回転時には含油軸受部材の
円面の放熱面積の増大により摺動面の過熱全防止でき、
油の劣化や油の過剰な浸出を防止できるようになる。し
かも、摩耗粉は溝内に受容堆積させることができるから
、摩耗粉による摩擦抵抗の増大化ケ防I]−,でき、安
定した回転を得ることができるようになる。しかも複数
個のチーバードランド面による油膜圧力分散作用によっ
て回転軸の軸心の振れ全早期に減少させることができる
から回転軸の回転の安定性を高めることができるように
なる。
軸受部材の接触面積を減少させて摺動抵抗の低減化を図
ることができるとともに、回転軸の回転開始初期時にお
いては摺動光面への残留油の粘性抵抗の早期低減化及び
十分な量の油の浸出を図ることができるようになるから
、小さい駆動力で円滑に回転軸を始動させることができ
るようになる。″また、高速回転時には含油軸受部材の
円面の放熱面積の増大により摺動面の過熱全防止でき、
油の劣化や油の過剰な浸出を防止できるようになる。し
かも、摩耗粉は溝内に受容堆積させることができるから
、摩耗粉による摩擦抵抗の増大化ケ防I]−,でき、安
定した回転を得ることができるようになる。しかも複数
個のチーバードランド面による油膜圧力分散作用によっ
て回転軸の軸心の振れ全早期に減少させることができる
から回転軸の回転の安定性を高めることができるように
なる。
第1図は本発明の一実施例ケ示す含油ジャーナル軸受の
概略斜視図、第2図は第1図における■部の拡大端面図
、第3図は第1図に示す含油ジャーナル軸受の縦断面図
、第4図は本発明の別の実施例を示す含油ジャーナル軸
受の縦断面図、第5図は本発明の更に別の実施例を示す
含油ジャーナル軸受の端面図である。 図において、1は含油軸受部材、2は回転軸、3はチー
バードランド面、3Aはテーパ面、3Bはランド面、4
は溝をそれぞれ示す。 αυ 第1図 第2図
概略斜視図、第2図は第1図における■部の拡大端面図
、第3図は第1図に示す含油ジャーナル軸受の縦断面図
、第4図は本発明の別の実施例を示す含油ジャーナル軸
受の縦断面図、第5図は本発明の更に別の実施例を示す
含油ジャーナル軸受の端面図である。 図において、1は含油軸受部材、2は回転軸、3はチー
バードランド面、3Aはテーパ面、3Bはランド面、4
は溝をそれぞれ示す。 αυ 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、回転軸の外周に嵌合される円筒状内面金偏えた含油
軸受部材の軸方向両端部間にわたって該円筒状内面に複
数個のチーバードランド面全周方向に連続的に設け、互
いに隣接するチーバードランド面の境界部に、回転軸と
含油軸受部材との間に生じた摩耗粉全受容するための溝
をそれぞれ形成してなる含油ジャーナル軸受。 2、特許請求の範囲第1項において、前記チーバードラ
ンド面は、回転軸外周との間のクリアランスが回転軸の
回転方向に向って徐々に小さくなるように形成されたテ
ーバ面部と、該テーバ面部の最小クリアランス端部から
回転軸外周との間のクリアランスがほぼ一定となるよう
に回転軸の回転方向に向って延びたランド面部とを有し
ていること全特徴とする含油ジャーナル軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16747782A JPS5958219A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | 含油ジヤ−ナル軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16747782A JPS5958219A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | 含油ジヤ−ナル軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5958219A true JPS5958219A (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=15850401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16747782A Pending JPS5958219A (ja) | 1982-09-28 | 1982-09-28 | 含油ジヤ−ナル軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5958219A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60237222A (ja) * | 1984-05-09 | 1985-11-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 軸受 |
JPH02271106A (ja) * | 1989-04-10 | 1990-11-06 | Hitachi Ltd | すべり軸受装置 |
JPH03107612A (ja) * | 1989-09-20 | 1991-05-08 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 焼結含油軸受 |
US20090175695A1 (en) * | 2008-01-07 | 2009-07-09 | Endres William J | Rotary metal-cutting insert and mounting cartridge therefor |
JP2018145891A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | マツダ株式会社 | 往復動ピストンエンジン |
JP2018146044A (ja) * | 2017-03-06 | 2018-09-20 | マツダ株式会社 | 往復動ピストンエンジン |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5379146A (en) * | 1976-12-24 | 1978-07-13 | Hitachi Ltd | Polyhedric journal bearing manufacturing method |
-
1982
- 1982-09-28 JP JP16747782A patent/JPS5958219A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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