JPS59500290A - フイルム処理装置 - Google Patents
フイルム処理装置Info
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- JPS59500290A JPS59500290A JP83501242A JP50124283A JPS59500290A JP S59500290 A JPS59500290 A JP S59500290A JP 83501242 A JP83501242 A JP 83501242A JP 50124283 A JP50124283 A JP 50124283A JP S59500290 A JPS59500290 A JP S59500290A
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- G03D9/02—Diffusion development apparatus using rupturable ampoules of liquid
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
フィルム処理装置
技術分野
本発明は、35mm透明フィルムのロールを処理する装置に関する。
背景技術
本発明は、35mm透明フィルムのロールを処理する装置に関し、特に、小形で
、経済的で、容易に使用でき、特に自分のフィルムを処理しようとするアマチュ
ア写真家が所望するようなフィルム処理装置に関する。
最近、そのような装置に対して関心が持たれるようになってきている。例えば、
米国特許
第4.309.100M、14,307,955号、第4,272.178号、
第4,212.527号、第4,167.318号には、35mm透明フィルム
の処理に用いるためのフィルム処理装置が示されている。
また、1981年1月のリサーチ・デスクロジュア(RESEARCHDISC
LO8URE)の53および54ページを参照されたい。これらの装置は望まし
い諸特徴を備えてはいるが、経済性と操作の容易性とに欠けている。例えば、米
国特許
第4,167.318号以外の上記米国特許に開示されている装置は、フィルム
スプールに取付けられているフィルムを切取るためのカッタを必要とし、そのた
めに製造経費が増加する。さらに、装填を容易にすることの利点を認識して、処
理キットを用いるように設計されている装置は米国特許第4,307,955号
の装置のみである。その他の例をあげると、米国特許第4,212.527号に
開示されている装置は、処理剤によって処理された後のフィルムを収容する延長
自在の暗箱を含んでいるので、製造経費が増加すると共に全体的に寸法が大きく
なる。米国特許第4,167.318号に開示されている装置は、使用されるフ
ィルムカセットの寸法に比してやや大きい。
そして、フィルムを処理前にフィルムカセットから完全に取出さないと、動作さ
せることができない。そのために、関連の処理剤容器をもった露光ずみフィルム
の後端部を検出する制御回路が必要になるので、装置の製造経費が増加すること
になる。
以上かられかることは、容易に使用できる35mmフィルムのロールを処理する
ための小形装置の提供が望まれていることである。その装置は、装填が容易でな
ければならず、また処理前および処理中のフィルムを自動的に保護するものでな
ければならない。例えば、フィルムがカセットから引出される前、およびフィル
ムの処理中において装置の遮光が完全に行なわれるように、装置の装填ドアは閉
位置にロックされるようになっており、処理に際して処理液の使用準備がととの
うまではフィルムのカセットからの引出しが阻止されるようになっていなければ
ならない。ざらに、製造経費をできるだけ少なくするために、装置は電動機によ
ってではなく、手動で動作せしめうるようにしなければならない。
発明の開示
本発明は、35mm透明フィルムのロールを内含するフィルムカセットを有する
形式の写真フィルム構体を処理するための装置に関する。そのフィルムカセット
は、好ましくは通常のスチール写真用35mmカメラ内に容易に挿入しうる構造
のものと覆る。本装置は、装填ドアを有する遮光性ハウジングを備えており、こ
の装填ドアは開位置と閉位置との間で旋回移動しうるように取付けられている。
ハウジングは、フィルム処理キットを収容しうるよ゛うに作られており、そのフ
ィルム処理キットは、開位置と閉位置との間で移動自在な2部分をちったハウジ
ングと、ある長さの可撓性シー1−材が巻かれたローラと、処理液の容器と、分
配器とを備えている。本装置はまた、露光ずみフィルムのロールを含むフィルム
カセットを支持する構造と、前記シート材およびフィルムの両自由端部を収容し
てそれらを重ねて巻取るための巻取ローラと、を備えている。
本装置のハウジングには一方の側に沿って歯車箱が ・取付けられており、この
歯車箱には、複数の歯車と、クラッチと、駆動部材と、を含む伝動装置が収容さ
れている。駆動部材の1つは処理動作中には巻取ローラを駆動するようにされ、
その時フィルムスブールおよびシート材のローラからは駆動部材は切雛される。
逆に、処理後の動作中には、2つの駆動部材がフィルムスプールおよびシート材
ローラを駆動するようにされ、その時巻取ローラは自由回転状態にされる。
本装置はさらに、空動機溝を有するラックおよびセクタ歯車装置を備えている。
フィルムカセットおよびフィルム処理キットが本装置内に装填され、フィルムお
よびシート材の画先端部すなわち両自由端部が巻取ローラに取付けられた後、装
填ドアは閉鎖されて、本装置は遮光状態にされる。次に、手動操作自在のレバー
が約95°の角回転せしめられて処理位置にされる。
この回転の最初の部分において、セクタ歯車はラックを巻取ローラに対して後方
へ駆動する。ラックは内報へ延長するアームを備えていて、このアームは前記キ
ラ1〜が処理装置内へ装填されている時にキットハウジングの2つの部分の1方
の凹部内に位置せしめられる。
ラックが後方へ移動すると、アームは該1方の部分を対応する方向へ移動させ、
それによってキットを開いて処理液の容器を露出させる。前記レバーを引続いて
回転させると、キットのハウジング部分が後方への移動を継続するのに伴って、
ローラが旋回じしめられて寸法を増大した開口内に入る。このローラは旋回して
前記容器に係合し、それを裂断する。それによって、粘性処理液が分配器内に流
入する。ラックの後方への移動と同時に、装填ドアは閉位置にロックされ、伝動
装置が制御されて、手動操作自在のクランクによるその後の入力は巻取ローラに
伝えられることになる。巻取ローラはクランクの回転によって駆動されて、シー
1〜材ローラからシート材を、フィルムスプールからフィルムを巻取る方向に回
転せしめられる。シート材スプールからシート材が巻取られる時、シート“材は
分配器の下を通過し、そこでシート材のゼラチン被覆表面に対して処理液の被覆
が付与される。その被覆表面はさらに移動して露光ずみフィルムの乳剤側に係合
し、1対の加圧ローラ間に送られて積層体として形成され、これはその後巻取ロ
ーラ上に巻回される。この積層体は、積層体内、好ましくはフィルム上、に可視
像が形成されるのに十分な時藺の間、巻取ローラ上に巻回されたままにされる。
その時間が経過した後、操作者は前記レバーをもとの1g置に向かって逆向きに
回転させる。この回転により、前記ローラはキラ1〜外へ出、ランクはもとの位
置まで前進する。ラックが前進している間に、そのアームは、ローラがキット外
へ出るのに伴って、キットの前記1ハウジング部を池のハウジング部に対する閉
鎖位置に移動させる。それと同時に、ラックは装填ドアを解放状態にし、伝動装
置を変位させて、クランクからの入力が巻取ローうではなく、シート材ローラお
よびフィルムスプールに伝えられるようにする。クランクは処理動作中における
と同じ方向に回転せしめられる。この回転により、シート材ローラおよびフィル
ムスプールは、積層体を巻取ローラから巻戻す方向に駆動される。このためフィ
ルムはシート材から剥離され、両者はそれぞれのスプールおよびローラ上に再び
巻回される。その後、処理装置の装填ドアが開かれ、使用ずみのシート材および
処理過程の残存物を含゛むキットが取出されて安全に捨てられ、また、処理ずみ
のフィルムがカセットから取出される。次に、処理ずみフィルムの個々のフレー
ムが切取られて観察フレーム上に取付けられる。
本発明の目的は、帯状フィルムを処理するためのフィルム処理キットを収容する
装置であって遮光的にされた後に該キットを聞くようになっている該収容装置を
提供することである。
本発明のもう1つの目的は、露光ずみの帯状フィルムの処理装置であって、該装
置の装填ドアが閉位置に固定されることにより該装置が遮光的にされるまでは、
該装置がフィルムをカセットから引出せないようになっている該帯状フィルム処
理装置を提供することである。
本発明のもう1つの目的は、一連の動作段階を所定順序でのみ行なわれうるよう
にするための装置を有する、上述の形式のフィルム処理装置を提供することであ
る。
本発明の他の諸口的の一部は自明のものであり、また一部は以下の説明において
明らかにされる。
このようにして、本発明の装置は以下の詳細な開示に例示されているような構造
、諸要素・の組合せ、および部品の配置を有しており、また、本発明の適用範囲
は請求の範囲に示されている。
図面の簡単な説明
本発明の特徴および目的は、添付図面を参照しつつ行なわれる以下の詳細な説明
によって明らかにされる。
添イq図面において、
第1図は、本発明の実施例の斜視図である。
第2図は、第1図の装置の側面図で、装置の装填ドアが閉位置にある状態が示さ
れており、部品のあるものは図をわかりやずくするために省略されたり、断面図
として示されたりしている。
第3図は、第1図の装置の一部の部分断面拡大側面図である。
第4図は、空動装置の分解斜視図である。
第5図は、本装置における伝動装置、およびその1云動装置と本発明の装置の部
品であるかまたは本発明の装置と共用される各種他要素との関係を示す慨略図で
ある。
第6図は、第1図に示されている装置に用いるのに特に適した、使い捨て式のフ
ィルム処理キットの部分分解斜視図である。
第6a図は、フィルム処理キラl〜の一部の側面図である。
発明の最良の実施態様
第1図および第2図には、露光ずみのフィルムのロールを処理するための好適な
形式の装置10か示されている。フィルムは好ましくは35 mml明フィルム
と覆る。装置]0は、装填ドア14をもったハウジング12を備えており、装填
ドア14は1端部を1対のビン16(1つだけ図示されている)により旋回目在
に取付()られている。ビン16はハウジング12の両側部壁18および20か
ら外方へ突出し、装填ドア14の穴22〈1つだCプ図示されている)を通って
いる。
装填ドア14を閉位置(第2図)へ移動させると、ハウジング12は遮光的にな
る。
はぼ平面的な支持体24は、側部壁18と歯車箱28の側部壁26との間に張り
渡されている。この支持体には、ばね附勢された板30か貫通する第1開口と、
ローラ36の一部が貫通する第2開口3I!1ど、巻取ローラ40の一部が貫通
する第3開口38と、が端えられている。ローラ36と巻取ローラ40とは、図
示されていない装置により、それらの軸の回りに回転しうるように取付けられて
いる。
装置10はまた、フィルム処理キット42を、装置10の他の諸要素に対し適正
な位置に置くための装置をも価えている。こ−れらの装置としては、側部壁26
から内方へ張出したL字形フランジ44と、ランク48から直角に延長するアー
ム46(第4図)と、水平な支持体24の両側の近くに位置する1対のカム50
(1つだけ図示されている)と、側部壁18に沿って延長する板52と、がある
。
フィルム処理キットく第6図)は、第1部分54と、第1部分54を入れ子式に
収容する第2部分56とを有する。第1部分は、頂部壁58、端部壁60、およ
び底部壁62を有する。端部壁60(第2図)には、はぼ水平なフランジ66と
、鉛直フランジ68とによって形成された、ラック48のアーム46を収容する
ための通路が含まれている。頂部壁58の半分よりやや短い長さを有する底部壁
62は、横方向の間隔をもった1対のフィンガ70および72を有し、これらの
フィンガの端部には、それぞれテーパしたラッチ部材74および76が備えられ
ている。
第2部分56は、1対の側部壁78および80と、これらの側部壁を1端におい
て連結する端部壁82と、を有する。側部壁78および80の間には、ゆるやか
な湾曲壁84が、端部壁82の頂部から斜め下方へ延長し、はぼ鉛直な壁86で
終っている。2つのフランジ88および90は側部壁−78から延長し、それら
の端部は壁92によって連結されている(第6a図)。
壁92はU字形の開口94を有する。壁92と一体をなす1対の弾性フィンガ9
6および98は、U字形開口内へ突出している。フィンガ96および98は間を
広げうるようになっているので、これらの間にローラ100の端部を押し込むと
U字形開口94内へ入れることができる。フィンガ96.98は、その時もとの
位置へ復帰してローラ100の端部に制動力を及ぼす。
反対側の側部壁80から延長する2つのフランジ102および104は、U字形
開口〈図示されていない)を有する壁106によって端部を連結され、このし1
字形間口はローラ100の反対側の端部を収容するようになっている。ローラ1
00は1対の環状フランジ108および]10を有し、これらは壁92J5よび
106の間に位置するようになっている。帯状のシート材、112 、例えば一
方の面にゼラチン被覆を有するポリエステルフィルムは、ローラ100の回りに
巻回されている。この帯状材の1端部ばローラ100に固定され、他端部は端部
壁82の外表面に取外し自在に取付けられている。壁80には、ローラ100の
端部と一致する位置に穴(図示されていない)が存在し、その穴を通してローラ
100と係合する駆動部材か突出しうるようになっている。
第2部分56内にはまた、処理液分配器116が取付Cプられている。この分配
器はノズル118と、1対の横方向の間隔をもったフランジ120および122
とを有し、フランジ120および122は、シート材112がノズル118の下
を通る時その側方への移動を阻止する。ノズル118の長さはシート材112の
幅より小さく、35mm帯状フィルムのスプロケット孔の横方向の間隔、すなわ
ち2.5cmにほぼ等しい。
裂断自在の端部126を有する容器124は、例えば接着テープ128によって
壁84上に支持されている。容器124は粘性処理#130を、シー1〜材11
2の実質的全長を被覆するのに十分な塁供給できるだ(ブ保持している。
フランジ132は側部壁78および80の底部から内方に延長している(1つた
り図示されている)。これらのフランジは、第2部分56が第1部分54に嵌合
してキット4゛2を閉じる際に、底部壁62の横端縁部を案内する機能をもつ。
引込んだ部分134は、側部壁78および80、および端部壁82に沿って延長
し、フランジ88,90,102.104の頂部と協動じて、頂部壁58の端縁
部を収容するようになっている。頂部壁58の端縁部が進入して端部壁82と係
合する際、ラッチ部材74および76はまず、側部壁78および80のそれぞれ
から突出した2つのフランジ136(1つだけ図示されている)により互いに向
かつて圧迫される。次に、部材74および76は外方へはね返ってフランジ13
6の右側(第2図)に係合して2部分54および56を閉位置にロックし、その
時底部壁62はシート材112をノズル118に対して密接状態に保持する。ラ
ッチ部材74および76は、キットが装置10内に装填されるとき、装置10め
カム50によってフランジ136から構成される装填の際に、カム50が側部壁
78および80のそれぞれに存在する1対の穴138(1つだけ図示されている
)に入り、ラッチ部材74および76を互いに向かって内方へ押すのである。
装置10はさらに、フィルムカセット140を支持する装置を備えている。フイ
ルム力セツ1〜140内の回転自在のフ1′ルムスプール144上には、現像可
能な透明フィルム142のロールが巻回されている。このフィルムの1端部はフ
ィルムスプール144に固定されており、他端部146は引出しスロット148
を経てカセットの外部へ延長している。支持装置には、はぼ円筒状のフィルムカ
セット140の1端部を収容するための円形フランジ150と、1対の支持体1
52および154が含まれている。
歯車箱28内には伝動装@156が取付けられている。伝動装置156(第5図
)は、巻取ローラ40に固定連結された軸160に固定取付けされている歯車1
58を含む第1伝動路を有し、また、歯車162゜164(複合)、166.1
68.170を含む第2伝動路も有する。歯車172は軸174上に取付けられ
、第2伝動路に駆動係合する第1位置と、第1伝動路に駆動係合する第2位置く
第5図に示されている)との間で、制限された軸方向移動を行ないうるようにな
っている。歯車172は常態においては歯車158に係合するように付勢されて
おり、ベルクランク178によって矢印176の方向に移動せしめられると、歯
車162に係合するようになる。みぞ付駆動部材180は歯車170の面から延
長し、歯車箱28の壁26の穴182を通って突出して、ローラ100に一体形
成された1対のタブ184および186(第2図)に駆動係合するようになって
いる。歯車166の面からも同様な駆動部材188が延長し、側部壁26の穴を
通って突出して、フィルムスプール144の端部に駆動係合するようになってい
る。クラッチ190は歯車166とその駆動部材188との間に連結されていて
、ローラ100およびフィルムスプール144が駆動される時、歯車166と駆
動部材188との間にスリップを与え、それによってシート材112およびフィ
ルム142のロールの増大する直径の差を補償するようになっている。歯車16
2は、その軸192に沿って制限された直線運動を行ないうるように取付けられ
ている。この歯車は、巻取ローラ40が駆動される時に歯車166との係合から
解放されているように付勢されており、それは後述されるようにランク48の側
面上のカム196によって矢印194の方向に移動せしめられて歯車166に駆
動係合するようになっている。伝動装置156への入力装置には、軸174に取
付けられた手回しクランク198が含まれており、軸174は装置10の側部壁
会0を貫通して突出している。
次に、第3図を参照しつつベルクランク178の働きについて説明する。巻取ロ
ーラ40は鎖線で示されている。ベルクランク178とその近くにあるリンク2
00とは、歯車箱28内に配置されている。伝動装置156は、歯車172以外
は図をわかりやすくするために省略した。ベルクランク178とリンク200と
は、ランク48と相互関連して複数の機能を実現する。ベルクランク178は、
ベルクランク178から外方へ延長するビン202によって歯車箱28の壁にビ
ホット連結されている。ベルクランク178の1アーム204が有するラッチ表
面206は、移動して装填ドア14の端部壁210の内表面上に形成されたリッ
プ208に係合し、装填ドアを閉位置にロックしうるようになっている。ベルク
ランク178のもう1つのアーム212は下方の1点に向かう1対の脚部214
および216を有し、これらの脚部の端部は接合してカム従節218を形成する
。カム従節218は脚部214および216を含む平面に対し直角に延長して側
部壁220の弧状スロット(図示されていない)を貫通し、その端部はランク4
8に形成されたカムスロット222内にある。アーム212の左上端部には、傾
いたカム表面226を有するU字形部分224が形成されている。U字形部分2
24は、ベルクランク17Bがピボットビン202の回りに時計回りに回転せし
められた時、歯車172をばね付勢に抗して移動さVることによって歯車158
との係合から解放し、歯車162に係合させる働きを有する。リンク200は両
端の中間部においてビン228にピボット取付けされており、ビン228は歯車
箱28の側部壁26および220の間で延長している。リンク200の1端部は
、これに直角に延長するカム従節230を有する。
このカム従節230は側部壁220に存在するもう1つの弧状スロット(図示さ
れていない)を貫通して延長し、その端部はランク48の第2カムスロツト23
2内にある。ラック48は、側部壁220と装填ドア14の側壁234との間に
ある装置(図示されていない)によって支持されている。ラック48の1端部は
236において切取られ、ラック48が第3図に示された位置に移動せしめられ
た時、クランク198の軸74を避けるようになっている。
ランク48は、第1位置く第3図)と第2位置(第2図および第5図)との間を
移動せしめられうる。ラック48を移動さぜる機構は、セクタ歯車240に連6
結された手動レバー238を有する。レバー238と歯車240との両者は、装
填ドア14の側部壁234および244に軸受けされた軸242上で自由に回転
できるようになっている。セクタ歯車240の歯は、装填ドア14が閉位置にな
ると、ラック48の上端縁部の歯246とかみ合う。セクタ歯車240には開口
248が設けられており、この開口は、軸242がら半径方向に突出したビン2
50を収容して、レバー238と処理液容器裂断線描252との間の空動連結部
を画定している。機構252は軸242と一体形成され、その1対のアーム25
4および256の間にはローラ258が回転自在に支持されている。
装置lOを動作させる場合は、閉鎖されたキット42を装置10内に、駆動部材
180がシート材ローラ100の駆動フランジ184および186に係合し、ラ
ック48のアーム46が通路64内に入り、カム50か第2部分56の側部壁7
8および8oの穴138に入るように置く。すると、カム5oはラッチ部材74
および76を対応フランジから解放する。次に、シート材の先端部114をキッ
ト42の端部壁82から取外し、ローラ36を経て、巻取ローラ4゜の部分26
2から突出したビン262に取付ける。第1図に示されているように、部分26
2は巻取ローラ40の第2部分266にヒンジ264によって旋回自在に取付け
られている。第2部分266は両端部にフランジ268および270を有し、そ
れらは巻取スプール40が時54回りに回転する時、巻取スプールに巻取られる
シート材112およびフィルム142を案内するようになっている。次に、露光
ずみフィルム142のロールを含んだフィルムカセット]40を装置10内に、
駆動部材188がフィルムスプール144の端部に係合し、部材152および1
54が第2図に示されているようにフィルムカセット140を支持するように装
填する。次に、フィルム142の先端部146を、フィルム142の乳剤面がシ
ート材112のゼラヂン被晋面に面するようにして、ビン260に取付ける。シ
ート材112およびフィルム142のそれぞれの先端部114および146には
、ビン260に取fNJりるための穴(図示されていない)が設けられている。
先端部114および146は、第2部分266を旋回させて第1部分262上に
重ね合わせ、第1部分の穴287にビン260を収容させることによって、ビン
260に固着せしめられる。次に、装填ドアを閉鎖するのであるが、それによっ
てローラ272がフィルム142に係合して、フィルム142をシート材112
に圧着させ、双方をローラ36に押しつける。ローラ272のジャーナル274
は、装填ドア14から延長している1対の支持アーム278および280の端部
に適宜に支持されている。装填ドア14を開鎖するとまた、セクタ歯車240の
歯が歯しているラッチピン282が歯車箱28の穴284を通って歯車箱28内
に入る。装填ドア14か閉鎖されると、装置内部には光が入らなくなり、諸要素
は第3図に示されている位置をとる。歯車箱28はドア14が閉位置になった時
軸242を受入れるための凹部243を設けられており、ドア14はクランク1
98の軸を収容するための切除部245を設けられている。
フィルム142の処理は、レバー238を第3図に示されている遊び位置から第
2図に示されでいる処理位置へ回転させることによって開始される。処理位置へ
向かってのレバー238の最初の回転は、セクタ歯車240の歯を経て直ちにラ
ンク48へ伝達され、ランク48は第2図および第3図で見て左方、すなわら後
方へ移動せしめられる。ランク48が左方へ移動すると、ラックのカムスロツ1
〜222および232は、ベルクランク178およびリンク200をそれぞれの
ピボット202および228の回りに反時計回りに回転させる。ベルクランク1
78が回転すると、U字形部分224は下方へ移動し、歯車172との係合が解
除される。従って、ばね付勢を受けている山川172は、歯車158との係合位
置く第5図)に復帰せしめられる。同時に、ベルクランク178のラッチ表面2
06は歯車箱28の開口285を通って回転し、リップ208とラッチ関係に入
り、装填ドア】4が囲然開くことを阻止する。リンク200が回転すると、リン
ク200と一体形成された爪286は歯車172の歯との係合から解放され、歯
車172は後に反時計回りに自由に回転できるようになる。爪286は、装填ド
ア14が開かれるまで、リンク200の頂部の凹部290内に入っているラッチ
ビン282によって、歯車172からの係合解除状態に保たれる。歯車172の
時計回りの回転は、歯車箱28の頂部型から突出して歯車172の歯と係合する
第2爪288によって阻止されている。ラック1!18の後方への移動はよた、
カム196を移動させることによって歯車168をばね付勢下において軸192
に沿って移動させ、歯車166から係合解除される位置に達せしめる。さらに、
ラック48の後方への移動は、ラック48のアーム46をしてキラ]−42の第
1部分54を第2部分56から引出さしめ、裂断)幾構252が容器124の方
へ回転せしめられる前に、キラ1−を開かせる。第2部分56はカム50によっ
て、位置を固定されている。
レバー238が約23°回転せしめられると、セクタ歯車240の開口248の
右側(第2図)がビン250に係合づる。レバー238が処理位置に向かってさ
らに回転を続けると、ラック48が後方への移動を続りるだりてなく、裂断機構
252が第2図に示されている位置に向かって回転を開始する。レバー238と
ビン250との間が空動連結されているため0
に、キット4.2の頂部壁58が妨害にならない位置へ移動した後にローラ25
8はキット42内へ入ることになる。ローラ258が容器124に係合して処理
液130に対する圧力を増大させると、容器の端部126は裂断する。ローラ2
58がピボットビン242の回りにざらに時計回りに回転すると、98理液は容
器124から分配器116へ送り込まれる。
レバー238を第2図に示されている位置にした後、クランク198を矢印29
2の方向に回転どせることによって歯車158を駆動し、巻取ローラ4Qを時泪
回り(第2図)に回転させる。巻取ローラ4oが回転すると、シート材112は
ローラ100がら引出されて分配器116のノズル118を経て移動するが、そ
の際シート材112は板32によって弾性的にノズル118にし押しつ(ブられ
るので、処理液130がシート材112に対して一様に被覆され、その後シート
材112はローラ36および272の間に進んで、そこでカセット140から同
時に引出されているフィルム142と接合せしめられる。ローラ36および27
2は、シート材112のゼラチン?fl 覆面を露光ずみフィルム142の乳剤
面に係合させ、シート材112と露光ずみフィルム142との間に挾まれた処理
液130の層を含む積層体を形成する。この積層体は、次に巻取ローラ40上に
巻回される。シーl−’t/1112および/またはフィルム142がそれぞれ
の支持1本から完全に巻戻されて、まだそれらから分離されていなければ、積層
体の引張力の増大が自動的にクランク198へ帰遷されるので、それが操作者に
対するクランク198の回転停止の指示信号になる。装置10または積層体に対
する損傷を防止するために、軸174とクランク198との間にスリップクラッ
チ294を連結し、操作者がクランク198をざらに回転させても、それが軸1
74に伝達されないようにする。次に、積層体は、その内部、好ましくはフィル
ム142に可視像が形成されるのに十分な時間、例えば1分間、たけ巻取ローラ
40上に保持される。
積層体内の可視像の処理が実質的に完了したならば、レバー238を非処理位置
すなわち遊び位置に向かって反時計回り(第2図)に回転さける。この回転によ
って、ラック48は巻取ローラ40に向かい前方に駆動され、同時にキット42
の第1部分54は第2部分56に対する閉位置へ復帰せしめられる。レバー23
8の最初の回転は、空動連結のために裂断機構252には伝達されないが、第1
部・分54の頂部型58の端縁部298が該渋構の下表面296に係合してそれ
を上方へ旋回させるので、ついには開口248の・左側がビン250に係合して
、裂断機構252をキット42が閉鎖する前にキット42の外へ移動させてしま
う。第1部分54の底部壁62の端縁部298は、ばね付勢された板32の丸み
部300と協動して板32を押下するように面取りさ、れているので、該縁部2
98は底部壁62がノズル118を密閉する位置まで進むことができる。ラック
48が第3図に示されている前方位置すな−わち処理後位置へ移動すると、ベル
クランク178も、カムスロット222とカム従節218との関係によって時計
回りに回転せしめられる。
従って、アーム204の端部206は旋回してリップ208とのラッチ関係から
解放され、U字形部分224は上方へ移動せしめられて歯車]72に接触するこ
とになり、部分224のカム表面226は歯車172を歯車158から係合解除
して、歯車162に係合せしめる。さらに、ラック上のカム196は、歯車16
8を歯車166との係合位置へ復帰せしめる。
しかし、リンク200の位置は変化しない。そのわけは、ビン290がリンク2
00を、爪286がばねの自由端306の付勢に抗して歯車172の歯から係合
解除状態に保たれるような位置に保持するからである。
レバー238が処理後位置に到達したら、クランク198を祠と同方向、すなわ
ち矢印292の方向に回転させる。この入力は、歯車172を経て第2伝動路に
伝達され、シート材ローラ100およびフィルムスプール144が時計回り(第
5図)に回転せしめられる。ローラ100およびフィルムスプール144のこの
回転により、巻取ローラ40から積層体が引出され、巻戻される。積層体がロー
ラ36および272の左側(第2図)から出る時、フィルム142はシート材1
12から剥離されてフィルムスプール144上に再巻回され、シート材112は
ローラ100上に再巻回される。米国特許第4,309.100号に説明されて
いるように、好ましい種類のフィルムにおいては、フィルム142の感光層すな
わち乳剤層は、フィルムの次の隣接層に対してよりも、シート材112に対して
大きい接着力を示す。従って、シート材112をフィルム142から剥離すると
、乳剤層をも取去ることになって、その結果、得られる透明陽画の鮮鋭性および
輝度が増強され、また乳剤中の残留処理剤が除去されるためにその安定性も増大
する。このフィルムの詳細については、米国特許第3.682.637号を参照
されたい。
積層体を差数ローラ40から巻戻すとぎ、巻取ローラは第2図で見て反時計回り
に回転する。積層体の最後の巻回が巻取ローラ、40から巻戻される時には、ロ
ーラ36および272の間と巻取ローラ40の第2部第2部分266をヒンジ2
64の回りに旋回させるような・角度をもつようになり、シート材112おJ:
びフィルム142の両端部114および146は巻取ローラ40への取付部から
外される。操作者は、積層体端部の巻取ローラ40からの解放を感じた後、クラ
ンク198をさらに数回回転させて、シート)ljJ112の端部114をキッ
ト42内へ完全に巻戻す。次に、装填ドア14を開き、それによってリンク20
0を解放して第3図に示されている位置へ復帰させる。この時、フィルム142
の処理に用いられた全ての材料はキット42内に安全に閉じ込められているので
、キット42を取外して安全に捨てることができる。また、この時、フイルムカ
セッ)−140も装置から取外すことができ、フィルムカセットから取出された
処理ずみフィルムは、後に個々の情景を切断して取付けるために使用される。
別の実旅例においては、可視像をシート材に形成することもできる。その場合に
は、フィルムは、露光が行なわれる感光層と、透明であってもなくてもよいベー
スとを有する。シート材は、透明ベースと、受@層とを有する。フィルムの露光
がすんだら、受像層を有するシート材表面を処理液で被覆し、露光ずみフィルム
面に重ね合わせる。この場合、受像層をフィルムの乳剤面に接触させるために、
フィルムカセットの向きを第2図の位置とは逆にするという問題があるかもしれ
ない。シート材がそのスプール上に巻戻された後、そのスプールを取出し、シー
ト材上の個々の情景を切断した後に取付けて観察する。
上述の装置に対しては、本発明の範囲から逸脱することなく、ある改変を施すこ
とができるので、上)ホの説明に含まれている、または添付図面に示さ4’1.
Tいる全ての事項は限定的な意味のものではなく、例示的な意味のものである
と解釈すべきである。
10
ぐ
1) 滓 誼 本 栃 キ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 上に巻回されたフィルム(142)のロールを装置(10)内に配置しうるキッ ト(42)によって処理するための該装置(10)であって、該キット(42) が、閉位置と開位置との間で移動しうる第1および第2部分(54:56)を有 するハウジングと、処理液(130)の裂断自在な容器(124)と、帯状のシ ート材(112)を支持するローラ(100)と、を陥えており、前記装置(1 0)が、前記シート材(112)の自由端部(114)および前記フィルム(1 42)の自由端部(146)が接合せしめられるように前記キット(42)を保 持する装置(44:46)を有するハウジング(12)であって開位置と閉位置 との間で移動しつるドア(14)を備えている該ハウジング(12)と、前記保 持装置(44: 46)内の前記キット(42)の第1部分(54)に動V「的 に連結されうる装置(48)であって該第1部分(54)を前記閉位置から前記 開位置・へ移動させるための、第1および第2位置へ移動自在になっている該装 置(48)と、前記ドア(14)が閉位置になった時前記保持装置(44:46 )の近くに位置せしめられる装置(252)であって前記液体容器(124)を 裂断するための該装置<252)と、前記移動装置7 (48)および前記裂断装置(252)に連結された手動操作自在装置(238 :240)であって第1方向に移動せしめられた時前記移動装置(48)を駆動 して前記第1部分(54)を移動せしめることにより前記キット(42)を開き 、その後裂断装置<252)を駆動して開かれたキット(42)内に入らしめる ことによって前記容器(124)を裂断し前記液(130)を分配器(116) 内へ送出して前記シート材(112)に塗布せしめるための前記手動操作自在装 置(238:240)と、を備えているフィルム処理装置(10)。 (2) 請求の範囲第1項において、前記裂断装置(252>が円筒形ローラ( 25B)と、該ローラ(256;258>を回転自在に支持する間隔をおいたア ーム(256; 25B)と、を備えているフィルム処理装置(10)。 (3) 請求の範囲第2項において、前記裂断装置(252)が前記ドア(14 )上に取付けられている、フィルム処理装置(10)。 (4) 請求の範囲第1項において、前記手動操作自在袋@(238;246) が前記第1方向と反対の方向に移動せしめられると、該移動によって前記ハウジ ングの前記第1部分(54)が閉位置に到達する前に前・2裂断装置(252) が前記キット(42)の外へ駆動されるようになっている、フィルム処理装置( 10)。 (5) 請求の範囲第1項において、前記裂断装置(252)が両端部を前記ド ア(14)に軸受けされた軸(242)を有し、前記移動装置(238)がラッ ク(48)および歯車(240)を有していて、該歯車(240>が前記手動操 作自在装置(23B)に連結され且つ前記軸(242)上に回転自在に取付けら れている、フィルム処理装置(10)。 (6) 請求の範囲第5項において、前記軸(242>が半径方向に突出したピ ン(250)を有し、前記歯車(240)が内部に該ピン(250>を位置せし める開口(24B)を画定する装置を有し、該開口(250)が角方向の間隔を 有する壁であって移動して該ピン(250)に係合すると前記手動操作自在装置 (238>の移動を前記裂断装置(252)に伝達するようになっている該壁を 有している、フィルム処理装置(10)。 (7) 請求の範囲第1項において、前記フィルムカセットを支持する装置(1 50,152,154>と、前記フィルム(142)および前記シート材(11 2)の自由端部(146; 114)を解放自在に収容する装置(262; 2 66)であって該フィルム(142)を前記カセット(140)から、また該シ ート材(112)を前記キット(42)から引出す方向に駆動されうるようにな っており、該フィルム(142)と該シート材(1’12 )とを重ね合わせた 状態で一定方向に移動させるようになっている該装置(262;266)と、を さらに陥えている、フィルム処理装置(lO)。 (8) 請求の範囲第7項において、前記装填ドア(14)を閉位置にロックす ることによって前記ハウジング(12)を遮光的にするためのロック装置(20 4+ 208)をさらに備えており、該ロック装置(204:208>が前記移 動装置(48)の前記第2位置への移動に応答して移動して前記装填ドア(14 )とのロック関係に入るようになっている、フィルム処理装置(10)。 〈9) 請求の範囲第1項において、前記収容装置を回転させることによって前 記フィルム(142)およびこれに重ね合わされた処理液をa晋されたシート材 (112)を巻回するための回転装置(188)と、前記裂断装置(252>が 前記処理液容器(124>を裂断するまで該回転装置(188)の動作を阻止す る装置<172.286)と、をさらに備えている、フィルム処理装置(10) 。 (10) 請求の範囲第9項において、前記回転装置(188)の動作阻止装置 (172,286)が前記移動装置(48)の前記第2位置への移動に応答して 非動V「状態にされるようになっている、フィルム処理装置(10)。 (11) 請求の範囲第70項において、前記装置(10)がさらに伝動装置( 156)を備えており、前記移動装置(48)が前記第2位置にある時には該伝 動装置(156)が前記収容装置(262)に動作的に連結されて該収容装置( 262>を駆動することに9より、前記シート材(112)を前記ローラ(10 0)から引出して前記液分配器(116)を経て移動させ、そこで該シート材に 処理液層を被覆し、また前記フィルム(142)を前記カセット<140)から 引出してそれを該シート材(112)の液を被覆された面に重ね合わせて積層体 を形成し、次に該積層体を前記収容装置(262)上に巻回し、該積層体内に可 視像が形成されるまで該積層体をそこに留めておくようになっており、また、前 記移動装置く48)が前記第1位置にある時には前記伝動装置(156)が前記 収容装置<262)から切離されて前記ローラ(100)および前記フィルムス ブール(144)に駆動係合することにより、該ローラ(100)および該フィ ルムスブール(144)を回転せしめ、イれによって前記収容装置(262)か ら重ね合わされた前記シート材(112)および前記フィルム(142)を取出 し、それらをそれぞれドラム(100)およびフィルムスブール(144)に再 巻回する時に互いに剥離J”るようになっている、フィルム処−理装置(10) 。 (12) 請求の範囲第11項において、前記伝動装1 置(156)が第1および第2伝動路(158。 162.164,166.168.170)を有し、該第1伝動路は前記移動装 置(48)が前記第2位置にある時にのみ動力を前記収容装置(262)に伝達 し、該第2伝動路は前記移動装置(48)が前記第1位置にある時にのみ動力を 前記ローラ(100)および前記フィルムスブール(j 44 )に伝達するよ うになっている、フィルム処理装置(10)。 (13) 請求の範囲第12項において、前記伝動装置(156)が前記第1お よび第2伝動路に対する駆動係合に入り、また該駆動係合から解放されるように 移動自在である要素(172)をさらに備えており、前記装置(10)が前記移 動装置の移動中に該要素を移動せしめるだめのカムC224)をさらに備えてい る、フィルム処理装@(10)。 (14) 請求の範囲第13項において、前記移動装置(48)がその第1位置 へ移動する時、前記カム(224>が前記要素(172)を移動させて前記第1 伝動路との駆動関係から解放し、前記第2伝動路との駆動関係に入らしめるよう になっている、フィルム処理装置(10)。 (15) 請求の範囲第14項において、前記伝動装置(156)が、前記第1 または第2伝動路のいずれランク(198)を含んでいる、フィルム処理装置( 10)。 (16) カセット(140)内の回転自在スプール(144)上に、1端部が 該スプールに固定された他端部がフィルム引出しスロットを経て該カセット外へ 延長せしめられた状態で巻回されている透明フィルム(142)のロールを処理 するための装置であって、内部において該フィルムが処理される遮光性外囲器を 画定するハウジング(12)であって該ハウジングの内部への接近を可能にする ための装填ドア(14)を備えた該ハウジング(12)と、フィルム処理キット (42)であって1端部が回転自在ドラム(100)に取付けられ他端部が該キ ット外へ延長せしめられた状態で該ドラム(100)上に巻回されている帯状の 可撓シート材(112)そ、処理液が供給量だけ封入された裂断自在容器(12 4)と、前記シート材<112)が前記キットから引出される時該シート材(1 12)の一方の面に該処理液を被覆するための処理液分配器(116)と、を含 んでいる前記キット(42)を前記ハウジング内で位置決めするための装置と、 前記フィルムのロールを含んだ前記カセットを支持するための装置(150,1 52,154>と、前記フィルムおよび前記シート材の両前記信端部を解放自在 に収容する装置(40)であって該フィルムおよび該シート材をそれぞれ前記フ ィルムカセットおよび前記キットから引出す方向に駆動されうるようになってお り、該フィルムと該シート材とを重ね合わせた状態で一定方向に移動させうるよ うになっている前記収容装置(40)と、裂断装置(252)であって前記キッ トが前記位置決め装置内に置かれ前記装填ドア(14)が閉鎖された時該キット 内へ移動して前記処理液容器(124)に係合しうるように取付けられているこ とにより該容器を裂断じて前記処理液を前記分配器へ流入せしめ前記シート材が 前記フィルムと重ね合わされる前に該シート材の表面を被覆せしめる前記裂断装 置(252)と、前記装填ドア(14)を閉位置にロックするための装置(20 4,208>と、前記処理液の層が間(こ、挾まれている前記シート材および前 記フィルムの重ね合わされたものを前記収容装置上に巻回するために該収容装置 を回転させる装置(156)と、該回転装置と常態において係合しているように 取付けられた停止装@(200)であって該回転装置が前記収容装置を回転せし めえないようにするための該停止装置(200)と、前記ロック装置および前記 停止装置に連結された移動装@ (48)であって第1位置から第2位置へ移動 せしめられた時該ロック装置を移動させて前記装填ドアにラッチ係合せしめ、か つ該停止装置を移動させて前記回転装置の要素から係合解除せしめるようになっ ている前記移動装置(48)と、前記裂断装置および前記移動装置に駆動係合し ている手動操作自在装置(238,240)であって該移動装置を前記第2位置 へ移動させる前に該裂断装置を移動させて前記処理液容器に係合せしめることに よりこれを裂断しその内容を前記分配器へ流入せしめるようになっており、それ によって前記シート材および前記フィルムが前記回転装置によって前記収容装置 上に巻回される前に該処理液容器の裂断が行なわれること、および前記装填ドア が該巻回が行なわれている間は開かれえないこと、が保証されるようになってい る、前記手動操作自在装ff1(238,240)と、を備えているフィルム処 理装置。 (17) 請求の範囲第16項において、前記シート材と、前記フィルムと、そ れらの間に挾まれた処理液層と、を含む積層体が、該フィルムまたは該シート材 のいずれかに可視像が形成される所定時間の間前記収容装置(40)上に巻回さ れたままにしておかれる、フィルム処理装置。 (18) 請求の範囲第17項・において、前記処理キットの前記ドラム(10 0)と、前記フィルムスプール<144)とに連結された装置であって該ドラム と該フィルムスプールとを前記収容装置から前記積層体を次第に取出す方向に回 転させて該フィルムと該シート材とをそれぞれ該フィルムスブールと該ドラムと の上に巻戻しつつ該フィルムを該シート材から剥随するための前記連結された装 置をさらに備えており、前記手動操作自在装置が前記移動装置を前記第2位置か ら前記第1位置へ移動させるのに応答して前記回転装置の前記要素が移動せしめ られて前記収容装置との駆動関係から解放され前記連結された装置との駆動関係 に入るようになっている、フィルム処理装置。 (19) 請求の範囲第18項において、前記回転装置(15’6 )が前記収 容装置または前記フィルムスブールおよび前記ドラムの回転中において同一方向 に手動回転可能なりランク(198)を含んでいる、フィルム処理装置。 (20) 回転自在スプール上に、1端部が該スプールに固定され他端部がフィ ルム引出しスロットを経てフィルムカセット外へ延長せしめられた状態で巻回さ れている透明フィルム(142)のロールを処理するための装置(10)であっ て、内部において写真露光されたフィルムが処理される遮光性外囲器を画定する ハウジング(12)であって該ハウジングの内部への接近を可能にするための装 填ドアを陥えた該ハウジング(12)と、フィルム処理キットであって1端部が 回転自在ドラムに取付けられ他端部が該キット外へ延長せしめられた状態で該ド ラムの回りに巻回されている帯状の可撓シート材と、処理液が供給量だけ封入さ れた裂断自在容器と、前記シート材が前記キットから引出される時該シート材の 一方の面に該処理液を被覆するための処理液分配器と、を含んでいる前記キット を前記ハウジング内で位置決めするためのHid(44)と、前記フィルムのロ ールを含んだ前記フィルムカセットを支持するための装置(150,152,1 54)と、前記フィルムおよび前記シート材の両前記数端部を解放自在に収容す る装置(260,287)であって該フィルムおよび該シート材をそれぞれ前記 カセットおよび前記キットから引出す方向に駆動されうるようになっており、該 フィルムと該シート材とを重ね合わせた状態で一定方向に移動させるようになっ ている前記収容装置(260,287)と、裂断装置(252)であって前記キ ットが前記位置決め装置内に置かれた時該キット内へ移動して前記処理液容器に 係合しうるように取付(プられていることにより該容器を裂断して前記処理液を 前記処理液分配器へ流入せしめ前記シート材が前記フィルムと重ね合わされる前 に該分配器により該シート材上へ該処理液を被覆せしめる前記裂断装置(252 )と、伝動装置(156)であって回転動力を前記収容装置に伝達するための第 1伝動路と、回転動力を前記ドラムおよび前記フィルムスブールに伝達するため の第2伝動路と、該第2伝動路に駆動的に係合する第1位置と該第1伝動路に駆 動的に係合する第2位置との間で移動しうるように取付(プられている要素と、 を有する前記伝動装置(156)と、該要素に連結された入力装@(198)と 、該要素を前記第2位置から前記第1位置へ移動させる装置<224)と、フィ ルム処理位置へ移動せしめうるように取付けられた手動操作自在装置(238, 240)であって該装置<238.240)か該移動中に前記裂断装置を駆動し て前記容器に係合せしめることにより該容器を裂断して前記処理液を前記分配器 内へ流入せしめるようになっており、また前記要素移動装置を、該要素移動装置 が前記要素をその第1位置から第2位置へ移動せしめるような方向に、駆動する ことによって前記要素をして該第2位置をとらしめて前記入力装置からの動力を 前記収容装置へ伝達せしめ、それによって該収容装置を、該収容装置が1表面に 前記処理液の被覆を受けつつある前記シート材を前記キラ1へから引出すように 、回転せしめ、また該表面を前記スプールから巻戻されている前記フィルムと重 ね合わせて積層体を形成し、該積層体を前記収容装置上に巻回し、該積層体内に 可視像が形成されるまで該積層体をそこに保持するようになっている前記手動操 作自在装置(238,240>と、を備えているフィルム処理装置 く 10 ) 。 (2、特許請求の範囲第20項において、前記装填ドア(14)が閉位置にされ て前記ハウジングが遮光的になり且つ前記手動操作自在装置が前記処理位置にさ れるまで前記要素(172)の回転を四重するために、該要素(172)に係合 して取付けられた停止装置(286)をさらに備えている、フィルム処理装置( 10)。 (2、特許請求の範囲第21項において、前記手動操作自在装置が前記処理位置 にある間前記装填ドアを閉位置にロックするための装置(204,208)をざ らに備えている、フィルム処理装置(10)。 く2、特許請求の範囲第20項において、前記手動操作自在装置が前記処理位置 にある時前記第2伝動路からばね付勢によって係合解除される歯車を該第2伝動 装置が含んでいることにより、前記回転自在ドラムおよび前記フィルムスブール からそれぞれ前記シート材および前記フィルムが巻戻されている時に該トラムお よび該ズブ1ルに作用する抵抗が減少せしめられるようになっている、フィルム 処理装置(10)。 (2、特許請求の範囲第23項において、前記手動操作自在装置が前記処理位置 から非処理位置へ移動せしめられる時、前記歯車に係合してこれを前記第2伝動 路内へ復帰せしめるたやのカムを前記手動操作自在装置が含んでいる、フィルム 処理袋@(10)。 (2、特許請求の範囲第20項において、前記手動操作自在装置が前記処理位置 から非処理位置へ移動せしめられるようになっていて、該手動操作自在装置が該 移動中に前記要素移動装置を、該要素移動装置が前記要素をその第2位置から第 1位置へ移動さぜるJ:うな方向へ、駆動するようになっており、該第1位置に された該要素が前記第2伝動路と駆動関係にあることによって前記入力装置から の動力を前記ドラムおよび前記フィルムスブールへ伝達し、それによって該ドラ ムおよび該フィルムスブールをそれらが前記収容装置から前記積層体を取出して 前記シート材を前記フィルムから剥離しつつ該シート祠を該ドラム上へ、該フィ ルムを該フィルムスプール上へ再巻回するように回転せしめるようになっている 、フィルム処理装置(1o)。 (2、特許請求の範囲第20項において、前記入力装置が、手回しクランクであ って前記収容装置を回転させる場合に前記ドラムおよびフィルムスブールを回転 させる場合と同方向に回転しうるようになっている該手回しクランクを有してい る、フィルム処理装置(10)。
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