JPS5947556B2 - 電動機起動回路 - Google Patents
電動機起動回路Info
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- JPS5947556B2 JPS5947556B2 JP7913478A JP7913478A JPS5947556B2 JP S5947556 B2 JPS5947556 B2 JP S5947556B2 JP 7913478 A JP7913478 A JP 7913478A JP 7913478 A JP7913478 A JP 7913478A JP S5947556 B2 JPS5947556 B2 JP S5947556B2
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- JP
- Japan
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- capacitor
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- motor
- phase
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 41
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 10
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000135 prohibitive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor And Converter Starters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は進相巻線を有するコンデンサ進相形単相交流電
動機の起動回路の改良に関するものである。
動機の起動回路の改良に関するものである。
周知のように、コンデンサ進相形単相交流電動機の起動
時のトルクを一時的に増強する手段として、進相コンデ
ンサと並列に起動コンデンサを一定時間接続する方法が
ある。
時のトルクを一時的に増強する手段として、進相コンデ
ンサと並列に起動コンデンサを一定時間接続する方法が
ある。
この場合、一定時間後に起動コンデンサを遮断するため
の時計切替回路の駆動電源として、一般に電動機の入力
と同じ主電源が使用される。第1図にこの種電動機の従
来の起動回路の一例を示す。図中、1は主巻線2および
進相巻線3を備えた単相交流電動機、Clは進相コンデ
ンサ、C2は起動コンデンサである。進相コンデンサC
lは進相巻線3に常時接続されており、起動コンデンサ
C2は起動切替リレー5のNC接点を通して、AC供給
電源が投入されていないとき、及び、電源スイッチSW
Iの投入後の一定時間(通常、数秒ないし数10秒の間
)、進相コンデンサC2と並列に接続される。4は起動
切替リレー5を駆動するための計時回路で、主電源入力
線6およびTを通してAC供給電源の電圧が印加される
と、上記一定時間後に起動切替リレー5を励起する。
の時計切替回路の駆動電源として、一般に電動機の入力
と同じ主電源が使用される。第1図にこの種電動機の従
来の起動回路の一例を示す。図中、1は主巻線2および
進相巻線3を備えた単相交流電動機、Clは進相コンデ
ンサ、C2は起動コンデンサである。進相コンデンサC
lは進相巻線3に常時接続されており、起動コンデンサ
C2は起動切替リレー5のNC接点を通して、AC供給
電源が投入されていないとき、及び、電源スイッチSW
Iの投入後の一定時間(通常、数秒ないし数10秒の間
)、進相コンデンサC2と並列に接続される。4は起動
切替リレー5を駆動するための計時回路で、主電源入力
線6およびTを通してAC供給電源の電圧が印加される
と、上記一定時間後に起動切替リレー5を励起する。
該起動切替リレー5の励起により接点がNo側に切り替
わり、それまで進相コンデンサClに並列に接続されて
電動機1の起動トルク増強の役目をしていた起動コンデ
ンサC2は、No接点を介して抵抗R1と接続され、そ
の残留電荷が抵抗R1を通して放電される。その後、電
源スイッチSWIをオフすると、計時回路4を通しての
起動切替リレー5の励起が消滅し、起動コンデンサC2
はNC接点を通して再び進相コンデンサと並列に接続さ
れ、次の起動に備える。ところで、このような従来の起
動回路においては、停電事故等による主電源(AC供給
電源)の瞬断が発生すると、直ちに起動切替回路は起動
時の状態、即ち、起動コンデンサが進相コンデンサと並
列に接続された状態に戻つてしまうことゝなる。一方、
交流電動機はその回転中に電源が切断、あるいは短絡さ
れると自己起動力により制動作用が生じる。特にこの作
用は、電動機入力線の短絡時、起動コンデンサが進相コ
ンデンサに並列に接続されることにより著しくなり、た
ちまち回転速度が低下する。通常、電動機の電源線には
他の多数の負荷が接続されており、この状態での停電は
、電動機入力線の短絡に等しいと見なされ、また、数1
0ないし数100ミリセカンド程度の停電は比較的頻繁
に発生する。このような瞬断による電動機の著しい回転
の低下を防ぐ手段として、電圧保持時間の長い補助電源
を起動切替回路のために別に用意する場合もあるが、そ
のための費用は馬鹿にならない。
わり、それまで進相コンデンサClに並列に接続されて
電動機1の起動トルク増強の役目をしていた起動コンデ
ンサC2は、No接点を介して抵抗R1と接続され、そ
の残留電荷が抵抗R1を通して放電される。その後、電
源スイッチSWIをオフすると、計時回路4を通しての
起動切替リレー5の励起が消滅し、起動コンデンサC2
はNC接点を通して再び進相コンデンサと並列に接続さ
れ、次の起動に備える。ところで、このような従来の起
動回路においては、停電事故等による主電源(AC供給
電源)の瞬断が発生すると、直ちに起動切替回路は起動
時の状態、即ち、起動コンデンサが進相コンデンサと並
列に接続された状態に戻つてしまうことゝなる。一方、
交流電動機はその回転中に電源が切断、あるいは短絡さ
れると自己起動力により制動作用が生じる。特にこの作
用は、電動機入力線の短絡時、起動コンデンサが進相コ
ンデンサに並列に接続されることにより著しくなり、た
ちまち回転速度が低下する。通常、電動機の電源線には
他の多数の負荷が接続されており、この状態での停電は
、電動機入力線の短絡に等しいと見なされ、また、数1
0ないし数100ミリセカンド程度の停電は比較的頻繁
に発生する。このような瞬断による電動機の著しい回転
の低下を防ぐ手段として、電圧保持時間の長い補助電源
を起動切替回路のために別に用意する場合もあるが、そ
のための費用は馬鹿にならない。
また、起動回路に電源が投入されていない時には、起動
コンデンサを遮断するように設定し、電源投入後の一定
時間のみ進相コンデンサと接続する方法も考えられるが
、これは上述の停電に対しての問題は解決されるが、普
段の起動の電源投入時、起動コンデンサを接続する際に
多大な突入電流が生じ、起動コンデンサ切替回路が損傷
する恐れがある。本発明は叙上の事情に鑑みなされたも
ので、起動コンデンサの投入・切断を切替える起動回路
の入力電源として、主電源の切断あるいは短絡時に電動
機自己発電によつて進相電極(進相コンデンサと進相コ
イルの結合端子)に生ずる電圧を利用するという簡単な
構成により、電動機の入力電源瞬断時における回転接続
時間の延長を図るものである。第2図に本発明の一実施
例を示す。
コンデンサを遮断するように設定し、電源投入後の一定
時間のみ進相コンデンサと接続する方法も考えられるが
、これは上述の停電に対しての問題は解決されるが、普
段の起動の電源投入時、起動コンデンサを接続する際に
多大な突入電流が生じ、起動コンデンサ切替回路が損傷
する恐れがある。本発明は叙上の事情に鑑みなされたも
ので、起動コンデンサの投入・切断を切替える起動回路
の入力電源として、主電源の切断あるいは短絡時に電動
機自己発電によつて進相電極(進相コンデンサと進相コ
イルの結合端子)に生ずる電圧を利用するという簡単な
構成により、電動機の入力電源瞬断時における回転接続
時間の延長を図るものである。第2図に本発明の一実施
例を示す。
図中、各部の基本的構成は第1図と同じであるが、起動
切替リレー5を駆動するための計時回路4の駆動電源と
して、入力線6,7を通して与えられる電動機1のAC
供給電源の他に、進相コンデンサC1と進相コイル3の
結合端子の電圧(進相電圧)を線8を通して受電してい
る点が異つている。なお、9は整流用ダイオードである
。即ち、電動機1の回転中に主電源入力線6及び7が切
断あるいは短絡した場合、主電源入力線6と進相電源線
8の間に電動機1の自己発電による起電力が生じ、これ
によつて計時回路4及び起動切替リレー5の作動が所定
の時間保持され、接点はNO側に接続されたま\であり
、起動コンデンサC2が直ちに進相コンデンサC1と並
列に接続された状態に戻ることが防止される。勿論、上
記切断あるいは短絡が所定の時間以内に復旧しない場合
、又は、電源スイツチSWlをオフした様な場合は、上
記電動機の自己発電による起電力の消滅と\もに起動切
替リレー5の励磁も消滅するため、接点はNC側に切り
替わり、起動コンデンサC2が進相コンデンサC1と並
列に接続されて次の起動に備える。なお、第2図の実施
例においては、主電源入力線6と進相電源線8との間の
電圧を利用する結線となつているが、主電源入力線6と
7とを互いに入れ替え、主電源入力線7と進相電源線8
との間の電圧を利用するようにしてもよい。以上説明し
た如く、本発明によれば、簡単な構成によりコンデンサ
進相形単相電動機の入力電源瞬断時における回転速度の
低下を防止することができる。
切替リレー5を駆動するための計時回路4の駆動電源と
して、入力線6,7を通して与えられる電動機1のAC
供給電源の他に、進相コンデンサC1と進相コイル3の
結合端子の電圧(進相電圧)を線8を通して受電してい
る点が異つている。なお、9は整流用ダイオードである
。即ち、電動機1の回転中に主電源入力線6及び7が切
断あるいは短絡した場合、主電源入力線6と進相電源線
8の間に電動機1の自己発電による起電力が生じ、これ
によつて計時回路4及び起動切替リレー5の作動が所定
の時間保持され、接点はNO側に接続されたま\であり
、起動コンデンサC2が直ちに進相コンデンサC1と並
列に接続された状態に戻ることが防止される。勿論、上
記切断あるいは短絡が所定の時間以内に復旧しない場合
、又は、電源スイツチSWlをオフした様な場合は、上
記電動機の自己発電による起電力の消滅と\もに起動切
替リレー5の励磁も消滅するため、接点はNC側に切り
替わり、起動コンデンサC2が進相コンデンサC1と並
列に接続されて次の起動に備える。なお、第2図の実施
例においては、主電源入力線6と進相電源線8との間の
電圧を利用する結線となつているが、主電源入力線6と
7とを互いに入れ替え、主電源入力線7と進相電源線8
との間の電圧を利用するようにしてもよい。以上説明し
た如く、本発明によれば、簡単な構成によりコンデンサ
進相形単相電動機の入力電源瞬断時における回転速度の
低下を防止することができる。
第1図は電動機起動回路の従来例を示す図、第2図は本
発明による電動機起動回路の一実施例を示す図である。 1・・・・・・電動機、2・・・・・・主巻線、3・・
・・・・進相巻線、4・・・・・・計時回路、5・・・
・・・起動切替リレー、C1・・・進相コンデンサ、C
2・・・・・・起動コンデンサ。
発明による電動機起動回路の一実施例を示す図である。 1・・・・・・電動機、2・・・・・・主巻線、3・・
・・・・進相巻線、4・・・・・・計時回路、5・・・
・・・起動切替リレー、C1・・・進相コンデンサ、C
2・・・・・・起動コンデンサ。
Claims (1)
- 1 主巻線と進相巻線とを有し、前記進相巻線に進相コ
ンデンサを接続してなるコンデンサ進相形単相交流電動
機において、前記進相コンデンサと切替接点を介して並
列に接続される起動コンデンサと、前記電動機の入力電
源を投入してから所定の時間経過後、前記起動コンデン
サを前記進相コンデンサから切り離し、前記入力電源の
遮断により前記進相コンデンサとの接続を回復せしめる
ように前記切替接点を駆動する起動切替回路とを設け、
且つ、前記電動機進相巻線と前記進相コンデンサの接続
点を前記起動切替回路に結線し、前記入力電源の遮断時
、前記接続点に生じる電圧により前記切替接点をそのま
まの状態に維持し、前記起動コンデンサが進相コンデン
サに接続されるのを引き伸ばすことを特徴とする電動機
起動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7913478A JPS5947556B2 (ja) | 1978-06-29 | 1978-06-29 | 電動機起動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7913478A JPS5947556B2 (ja) | 1978-06-29 | 1978-06-29 | 電動機起動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS558221A JPS558221A (en) | 1980-01-21 |
JPS5947556B2 true JPS5947556B2 (ja) | 1984-11-20 |
Family
ID=13681475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7913478A Expired JPS5947556B2 (ja) | 1978-06-29 | 1978-06-29 | 電動機起動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5947556B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6110260U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-21 | マツダ株式会社 | 自動車用バンパ−への部品取付構造 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH025383A (ja) * | 1988-06-24 | 1990-01-10 | Yazaki Corp | コネクタ端子検出具 |
IT1244235B (it) * | 1990-07-10 | 1994-07-08 | Geofarad Srl | Circuito di avviamento e marcia per motori elettrici monofase. |
JP2682594B2 (ja) * | 1992-07-27 | 1997-11-26 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ端子検出具 |
JPH0682582U (ja) * | 1993-05-07 | 1994-11-25 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ端子検査器 |
JP3029081B2 (ja) * | 1993-08-24 | 2000-04-04 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ検査具 |
JP2007303732A (ja) | 2006-05-11 | 2007-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
-
1978
- 1978-06-29 JP JP7913478A patent/JPS5947556B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6110260U (ja) * | 1984-06-25 | 1986-01-21 | マツダ株式会社 | 自動車用バンパ−への部品取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS558221A (en) | 1980-01-21 |
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