JPS5943049Y2 - T溝フライス - Google Patents
T溝フライスInfo
- Publication number
- JPS5943049Y2 JPS5943049Y2 JP16238179U JP16238179U JPS5943049Y2 JP S5943049 Y2 JPS5943049 Y2 JP S5943049Y2 JP 16238179 U JP16238179 U JP 16238179U JP 16238179 U JP16238179 U JP 16238179U JP S5943049 Y2 JPS5943049 Y2 JP S5943049Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- milling cutter
- groove
- cutting edge
- handle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Milling Processes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、溝加工、特に断面が逆T字状の溝を削設する
フライスの改良に関するものである。
フライスの改良に関するものである。
従来この種のフライスは、第4図のAIK示すように、
配置されるチップの形状は1司−のものが装着され、溝
の削設vcあたっては、各々の切刃は切削する溝の全面
(関与させて切削するのが通例であった。
配置されるチップの形状は1司−のものが装着され、溝
の削設vcあたっては、各々の切刃は切削する溝の全面
(関与させて切削するのが通例であった。
しかし、この場合、ワ屑の排出性の問題と一刀に加わる
切削負荷は外面を切削するのに比べかなり大きなものと
なり、鋼切削にはあまり使用されず、主として祷物切削
に用いられていた。
切削負荷は外面を切削するのに比べかなり大きなものと
なり、鋼切削にはあまり使用されず、主として祷物切削
に用いられていた。
本考案は上記の実情に鑑み種々の実験の結果考案された
もので、一方の切刃は溝の上・千両端面の切削に関与さ
せ、他の切刃は溝の中間部分の切削のみをおこなわせし
めるようにして、−刀に加わる切削負荷を従来の切削に
比べ極端に擺滅させ、かつ切削部分を分散させたことに
よって切屑力囃分化され、この切屑の排出性の向上をな
らしめること等によって鋼切削を可能にしたT溝加工用
フライスを提供することを目的とする。
もので、一方の切刃は溝の上・千両端面の切削に関与さ
せ、他の切刃は溝の中間部分の切削のみをおこなわせし
めるようにして、−刀に加わる切削負荷を従来の切削に
比べ極端に擺滅させ、かつ切削部分を分散させたことに
よって切屑力囃分化され、この切屑の排出性の向上をな
らしめること等によって鋼切削を可能にしたT溝加工用
フライスを提供することを目的とする。
本考案は、円柱状またはテーパー状等適宜形状の柄部の
先端部に、柄部の軸線と直行位の直径線上に、一方は被
削材の溝の両端面を切削する切刃を有し、他方は線溝の
中央部の切削をトとなう切刃を形成した各々のチップを
交互に配したことを特徴とするT溝〃旺用フライスであ
る。
先端部に、柄部の軸線と直行位の直径線上に、一方は被
削材の溝の両端面を切削する切刃を有し、他方は線溝の
中央部の切削をトとなう切刃を形成した各々のチップを
交互に配したことを特徴とするT溝〃旺用フライスであ
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図は、本考案のTllフライスの一実施例を示すもので
、図において、1ばこの工具の柄部、2は超硬合金より
なる両端面切削切刃、3は同じく超硬合金よりなる中央
部分の切削用切刃、4は各切刃を結着する取付部を示し
ている。
、図において、1ばこの工具の柄部、2は超硬合金より
なる両端面切削切刃、3は同じく超硬合金よりなる中央
部分の切削用切刃、4は各切刃を結着する取付部を示し
ている。
この考案のT11!/J[[用フライ2には鋼製の柄部
1と首部11およびチップ取付部4からなる本体Aを構
成し、該本体の中心には一方は図外の油源と接続させる
冷却油導入孔とし、他方を各切刃の前方へ冷却油を供給
する枝管をもった油孔12を穿設せしめる。
1と首部11およびチップ取付部4からなる本体Aを構
成し、該本体の中心には一方は図外の油源と接続させる
冷却油導入孔とし、他方を各切刃の前方へ冷却油を供給
する枝管をもった油孔12を穿設せしめる。
1は円柱状またはテーパー状等、図外の工作機械の工具
取付状態に合せて、任意の形状を選択して形成してなる
柄部で、該柄部より小径の首部11の先端に取付部4を
設ける、該取付部は複数の切刃取付溝41を有し、この
取付溝41は切刃2.301部を埋没させるような溝と
し、線溝の背面43を基準にして、その前面42をや\
傾斜させである。
取付状態に合せて、任意の形状を選択して形成してなる
柄部で、該柄部より小径の首部11の先端に取付部4を
設ける、該取付部は複数の切刃取付溝41を有し、この
取付溝41は切刃2.301部を埋没させるような溝と
し、線溝の背面43を基準にして、その前面42をや\
傾斜させである。
このように構成したことによって、取付部4に切刃2,
3をロウ着した場合、該切刃の保持力が良好となる。
3をロウ着した場合、該切刃の保持力が良好となる。
44は切屑排出路で各切刃の前面に設けられている。
本体Aの取付部4へ複数の取付溝41へは各チップを銀
ロウ付または銅ロウ付等の手段で固着する。
ロウ付または銅ロウ付等の手段で固着する。
然る後、研削加工により両端面切削切刃2および中央部
分の切削切刃3を形成するのであるが、切刃2と切刃3
は交互に配置すると共に、切刃2の刃裏には切刃3の切
削作用面Sよりも、や\小さいSlを形成し、この81
の上方および下方の隅部にθが5〜15°のチャンファ
−21全形成する。
分の切削切刃3を形成するのであるが、切刃2と切刃3
は交互に配置すると共に、切刃2の刃裏には切刃3の切
削作用面Sよりも、や\小さいSlを形成し、この81
の上方および下方の隅部にθが5〜15°のチャンファ
−21全形成する。
また切刃3は、切削作用面Sの上方および下方を45°
カット32,32L、切削作用面ばθ1が4〜12°、
好ましくは8°のチャンファ−31を設ける。
カット32,32L、切削作用面ばθ1が4〜12°、
好ましくは8°のチャンファ−31を設ける。
以上の如く構成したフライスで、第4図に示すような被
削材Bを切削するのであるが、該被削材にはあらかじめ
ガイド溝Eが付設されてあυ、該プライスでは巾広溝C
の切削をおこなう、この場合、切刃2で、この巾広溝C
の上面と下面を切削し、切刃3で、該巾広溝の中央部分
の切削をおこなうため、各々の切刃の1刃にか\る切削
負荷はイ〜% に分散され、この工具の振動ふ・よび
ビビリが防止できると共に、排出される切屑も、従来に
比べl乙〜l/3の巾に縮小されて生成されるので分断
され易くなり、良好な切屑排出が可能となる、これらが
鋼切削を可能にしたと共に、鋳物切削においては従来切
削に比べ4〜5倍の能率の向上が得られた。
削材Bを切削するのであるが、該被削材にはあらかじめ
ガイド溝Eが付設されてあυ、該プライスでは巾広溝C
の切削をおこなう、この場合、切刃2で、この巾広溝C
の上面と下面を切削し、切刃3で、該巾広溝の中央部分
の切削をおこなうため、各々の切刃の1刃にか\る切削
負荷はイ〜% に分散され、この工具の振動ふ・よび
ビビリが防止できると共に、排出される切屑も、従来に
比べl乙〜l/3の巾に縮小されて生成されるので分断
され易くなり、良好な切屑排出が可能となる、これらが
鋼切削を可能にしたと共に、鋳物切削においては従来切
削に比べ4〜5倍の能率の向上が得られた。
尚、切刃2の刃裏の隅部にθが5〜15°のチャンファ
−21と切刃3の刃裏に01が4〜12゜のチャンファ
−31を設けたことにより、切削時各々のチャンファ−
の立上り面から切削が開始さへそれが工具の回転と共に
切削負荷が徐々に切刃に加わるよ5になり、初期切削時
の切刃のチッピングが防止できると共に、切削騒音が極
端に低下した。
−21と切刃3の刃裏に01が4〜12゜のチャンファ
−31を設けたことにより、切削時各々のチャンファ−
の立上り面から切削が開始さへそれが工具の回転と共に
切削負荷が徐々に切刃に加わるよ5になり、初期切削時
の切刃のチッピングが防止できると共に、切削騒音が極
端に低下した。
また、切刃2の外径りよりも、切刃3の外径D1をや\
径大とするほうが、切刃2の81の部分が被削材との間
にスキマが生じ、それぞれの切刃に加わる切削負荷を均
等に近づけることができ、両端に切削負荷を受ける切刃
2の寿命を切刃3とはマ同程度とすることができる。
径大とするほうが、切刃2の81の部分が被削材との間
にスキマが生じ、それぞれの切刃に加わる切削負荷を均
等に近づけることができ、両端に切削負荷を受ける切刃
2の寿命を切刃3とはマ同程度とすることができる。
本考案は、以上述べた如くT溝加工用フライスの切刃を
一方を両端屈切肖唄他方を中央部切削とし、これを交互
に配置したことによって、鋼切削を可能とし、鋳物6I
lすKBいては従来実績の4〜5倍に寿命を延ばすこと
ができたと共に、切削騒音の低下等の効果を奏し得るも
のである。
一方を両端屈切肖唄他方を中央部切削とし、これを交互
に配置したことによって、鋼切削を可能とし、鋳物6I
lすKBいては従来実績の4〜5倍に寿命を延ばすこと
ができたと共に、切削騒音の低下等の効果を奏し得るも
のである。
第1図は本考案のフライスの部分断面した正面図、第2
図および第3図は拡大した底面図であり、第4図は使用
状態を示す略示斜視図で一部分を断面して示したもので
ある。 1・・・・・・柄部、2・・・・・・両端面切削切刃、
3・・・・・・中央部分の切削切刃、4・・・・・・切
刃取付部、11・・・・・・首部、12・・・・・・油
孔、21・・・・・・チャンファ−131・・・・・・
チャンファ−1θ2・・曲ニゲ角、A・・・・・・フラ
イス本体。
図および第3図は拡大した底面図であり、第4図は使用
状態を示す略示斜視図で一部分を断面して示したもので
ある。 1・・・・・・柄部、2・・・・・・両端面切削切刃、
3・・・・・・中央部分の切削切刃、4・・・・・・切
刃取付部、11・・・・・・首部、12・・・・・・油
孔、21・・・・・・チャンファ−131・・・・・・
チャンファ−1θ2・・曲ニゲ角、A・・・・・・フラ
イス本体。
Claims (1)
- 円柱状またはテーパー状等適宜形状の柄部の先端部に、
柄部の軸線と直行位の直径線上に、一方は被削材の溝の
両端面を切削する切刃を有し、他方は線溝の中央部の切
削を釦こなう切刃を形成した各々のチップを交互に配し
たことを特徴とするT溝フライス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16238179U JPS5943049Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | T溝フライス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16238179U JPS5943049Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | T溝フライス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5683315U JPS5683315U (ja) | 1981-07-04 |
JPS5943049Y2 true JPS5943049Y2 (ja) | 1984-12-19 |
Family
ID=29673389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16238179U Expired JPS5943049Y2 (ja) | 1979-11-22 | 1979-11-22 | T溝フライス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5943049Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09183007A (ja) * | 1995-12-28 | 1997-07-15 | Ninomiya:Kk | Tスロットカッター |
US9776257B2 (en) * | 2012-10-31 | 2017-10-03 | Makino Milling Machines Co., Ltd. | T-shaped cutter, rib-machining method and airplane part |
CN111542409B (zh) * | 2017-12-13 | 2023-04-04 | 株式会社牧野铣床制作所 | 铣刀以及工件加工方法 |
JP2020066085A (ja) * | 2018-10-24 | 2020-04-30 | 日東電工株式会社 | エンドミルおよびその製造方法 |
JP6861755B2 (ja) * | 2019-04-26 | 2021-04-21 | 株式会社牧野フライス製作所 | フライス工具およびワークの加工方法 |
-
1979
- 1979-11-22 JP JP16238179U patent/JPS5943049Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5683315U (ja) | 1981-07-04 |
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