JPS5939099Y2 - ブレ−キマスタシリンダ装置 - Google Patents
ブレ−キマスタシリンダ装置Info
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- JPS5939099Y2 JPS5939099Y2 JP2913280U JP2913280U JPS5939099Y2 JP S5939099 Y2 JPS5939099 Y2 JP S5939099Y2 JP 2913280 U JP2913280 U JP 2913280U JP 2913280 U JP2913280 U JP 2913280U JP S5939099 Y2 JPS5939099 Y2 JP S5939099Y2
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 121
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 5
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 101150071927 AANAT gene Proteins 0.000 description 1
- 241000935974 Paralichthys dentatus Species 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
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- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車等の車輛に組込まれる液圧ブレーキ系に
於いて、ブレーキペダルに加えられた力を液圧に変換す
るマスクシリンダ装置に係る。
於いて、ブレーキペダルに加えられた力を液圧に変換す
るマスクシリンダ装置に係る。
ブレーキペダルに加えられた力、いわゆる踏力をマスク
シリンダ装置によって液圧に変換し、その液圧をブレー
キ装置の液圧アクチュエータに伝達し、それによってブ
レーキシュー、ブレーキパッドの如き摩擦部材をブレー
キドラム、ブレーキディスクの如き回転部材に押付けて
ブレーキ作用を行なうように構成された、いわゆる液圧
式ブレキ系は多くの自動車等に採用されている。
シリンダ装置によって液圧に変換し、その液圧をブレー
キ装置の液圧アクチュエータに伝達し、それによってブ
レーキシュー、ブレーキパッドの如き摩擦部材をブレー
キドラム、ブレーキディスクの如き回転部材に押付けて
ブレーキ作用を行なうように構成された、いわゆる液圧
式ブレキ系は多くの自動車等に採用されている。
上述の如き液圧式ブレーキ系に於いては、マスクシリン
ダ装置のピストン径が大きいと、ピストンの移動量に対
するフルード吐出量が多いことから所定のブレーキ作用
を得るために必要なブレーキペダルのストロークは短く
なるが、しかし特に高圧発生域に於いて大きい踏力を必
要とする。
ダ装置のピストン径が大きいと、ピストンの移動量に対
するフルード吐出量が多いことから所定のブレーキ作用
を得るために必要なブレーキペダルのストロークは短く
なるが、しかし特に高圧発生域に於いて大きい踏力を必
要とする。
これに対し、マスクシリンダ装置のピストン径が小さい
と、高圧発生域に於いてもさほど大きい踏力を必要とし
ないが、しかしピストンの移動量に対するフルー吐出量
が少ないことから所定のフルード圧力を得るのに必要な
ブレーキペダルのストロークは長くなる。
と、高圧発生域に於いてもさほど大きい踏力を必要とし
ないが、しかしピストンの移動量に対するフルー吐出量
が少ないことから所定のフルード圧力を得るのに必要な
ブレーキペダルのストロークは長くなる。
ところで、マスクシリンダ装置の必要吐出フルード量は
、摩擦部材が回転部材より引き離された位置より回転部
材に係合する位置まで移動する初期段階に於いては大き
く、摩擦部材が回転部材に係合した後の後期段階ではさ
ほど大きくなく、この後期段階では液圧アクチュエータ
に供給されるフルード圧力の上昇が要求される。
、摩擦部材が回転部材より引き離された位置より回転部
材に係合する位置まで移動する初期段階に於いては大き
く、摩擦部材が回転部材に係合した後の後期段階ではさ
ほど大きくなく、この後期段階では液圧アクチュエータ
に供給されるフルード圧力の上昇が要求される。
特に最近、低燃費化の必要性からブ(/−キの引き摺り
現象を防止、或は減少するために摩擦部材と回転部材と
の間のクリアランスを大きく設定する傾向があるが、こ
の場合、従来に比して初期段階に於けるマスクシリンダ
装置からのブレーキフルードの吐出量は大きくなければ
ならない。
現象を防止、或は減少するために摩擦部材と回転部材と
の間のクリアランスを大きく設定する傾向があるが、こ
の場合、従来に比して初期段階に於けるマスクシリンダ
装置からのブレーキフルードの吐出量は大きくなければ
ならない。
ブレーキペダルの踏込みストロークを操作フィーリング
の観点から一定として、マスクシリンダ装置からのフル
ード吐出量の増大を図るにはビスI・ン径を拡大する必
要がある。
の観点から一定として、マスクシリンダ装置からのフル
ード吐出量の増大を図るにはビスI・ン径を拡大する必
要がある。
しかし、ピストン径が大きいと、上述の如く高圧発生域
に於ける必要踏力が大きくなり、ブレーキペダルの操作
フィーリングを悪くし、また大きいブレーキブースタを
必要とする欠点を生じる。
に於ける必要踏力が大きくなり、ブレーキペダルの操作
フィーリングを悪くし、また大きいブレーキブースタを
必要とする欠点を生じる。
本考案はブレーキ操作の初期段階ではピストンの移動量
に対するフルード吐出量が多く、後期段階ではビスI・
ンの移動量に対するフルード吐出量が少なくなり、フル
ーキペダルのストロークをさほど大きくすることがなく
、且つ特に高圧発生域に於いてさほど大きい踏力を必要
としない可変吐出量型の新しいブレーキマスクシリンダ
装置を提供することを目的としている。
に対するフルード吐出量が多く、後期段階ではビスI・
ンの移動量に対するフルード吐出量が少なくなり、フル
ーキペダルのストロークをさほど大きくすることがなく
、且つ特に高圧発生域に於いてさほど大きい踏力を必要
としない可変吐出量型の新しいブレーキマスクシリンダ
装置を提供することを目的としている。
かかる目的は、本考案によれば、ブレーキフルードを貯
容するフルードリザーバと、大径シリンダボアと小径シ
リンダボアとを有するシリンダ部材と、前記大径シリン
ダボア及び前記小径シリンダボアに各々係合する大径ピ
ストンランドと小径ピストンランドとを有し前記シリン
ダ部材と共働して大径シリンダ室と小径シリンダ室とを
郭定するピストン部材と、前記ピストン部材をその大径
シリンダ室側の復帰位置へ可撓的に付勢するばねと、前
記大径シリンダ室のフルード圧力が前記小径シリンダ室
のフルード圧力より所定値以上大きいときばね力に抗し
て開弁し前記大径シリンダ室と前記小径シリンダ室とを
連通ずる第一の弁と、前記ピストン部材が前記復帰位置
と該復帰位置より僅かに進んだ位置との間にあるとき前
記第一の弁に係合してこれを強制的に開弁方向へ1駆動
する開弁手段と、前記ピストン部材が前記復帰位置と該
復帰位置より僅かに進んだ位置との間にあるとき前記ビ
スI・ン部材によって傾動されて前記大径シリンダ室と
前記フルードリザーバとを連通せしめる第二の弁と、前
記大径シリンダ室のフルード圧力が所定の圧力以上に上
昇するとき開口して前記シリンダ室より前記フルードリ
ザーバへ向けてフルー ドを逃がす第三の弁とを有し、
前記小径シリンダ室よりブレーキ作動用のフルード圧力
が取出されるようになっているフルーキマスタシリンダ
装置に於て、前記第二の弁によって開閉を制御される弁
ポートと前記第三の弁によって開閉を制御される弁ボー
トとは一つのカップ状ナッI・部材の底部に形成されで
おり、該カップ状ナツト部材により前記フルードリザー
バは前記シリンダ部材の一部に形成されたねじ孔の開口
端が装着されていることを特徴とするブレーキマスクシ
リンダ装置によって遠戚される。
容するフルードリザーバと、大径シリンダボアと小径シ
リンダボアとを有するシリンダ部材と、前記大径シリン
ダボア及び前記小径シリンダボアに各々係合する大径ピ
ストンランドと小径ピストンランドとを有し前記シリン
ダ部材と共働して大径シリンダ室と小径シリンダ室とを
郭定するピストン部材と、前記ピストン部材をその大径
シリンダ室側の復帰位置へ可撓的に付勢するばねと、前
記大径シリンダ室のフルード圧力が前記小径シリンダ室
のフルード圧力より所定値以上大きいときばね力に抗し
て開弁し前記大径シリンダ室と前記小径シリンダ室とを
連通ずる第一の弁と、前記ピストン部材が前記復帰位置
と該復帰位置より僅かに進んだ位置との間にあるとき前
記第一の弁に係合してこれを強制的に開弁方向へ1駆動
する開弁手段と、前記ピストン部材が前記復帰位置と該
復帰位置より僅かに進んだ位置との間にあるとき前記ビ
スI・ン部材によって傾動されて前記大径シリンダ室と
前記フルードリザーバとを連通せしめる第二の弁と、前
記大径シリンダ室のフルード圧力が所定の圧力以上に上
昇するとき開口して前記シリンダ室より前記フルードリ
ザーバへ向けてフルー ドを逃がす第三の弁とを有し、
前記小径シリンダ室よりブレーキ作動用のフルード圧力
が取出されるようになっているフルーキマスタシリンダ
装置に於て、前記第二の弁によって開閉を制御される弁
ポートと前記第三の弁によって開閉を制御される弁ボー
トとは一つのカップ状ナッI・部材の底部に形成されで
おり、該カップ状ナツト部材により前記フルードリザー
バは前記シリンダ部材の一部に形成されたねじ孔の開口
端が装着されていることを特徴とするブレーキマスクシ
リンダ装置によって遠戚される。
上述の如き横取によれば、大径シリンダ室のフルード圧
力が所定位置」二になるまでは、即ちブレーキ作動時の
初期段階ではピストン部材の移動に伴って大径シリンダ
室のブレーキフルードが弁を経て小径シリンダ室へ流れ
、これより小径シリンダ室のブレーキフルードと共にフ
ルード取出口より取り出されるので、この初期段階では
ピストン部材の移動量に対するフルード吐出量は大きい
ものになる。
力が所定位置」二になるまでは、即ちブレーキ作動時の
初期段階ではピストン部材の移動に伴って大径シリンダ
室のブレーキフルードが弁を経て小径シリンダ室へ流れ
、これより小径シリンダ室のブレーキフルードと共にフ
ルード取出口より取り出されるので、この初期段階では
ピストン部材の移動量に対するフルード吐出量は大きい
ものになる。
大径シリンダ室のフルード圧力が所定値以上になると、
前記大径シリンダ室のフルード圧力の上昇が抑制され、
この時にはフルード取出口からは小径シリンダ室内のフ
ルードリザーバのみが取り出されるようになる。
前記大径シリンダ室のフルード圧力の上昇が抑制され、
この時にはフルード取出口からは小径シリンダ室内のフ
ルードリザーバのみが取り出されるようになる。
従ってこの時には、マスクシリンダについてのみ見れば
、小径シリンダ室内のフルード圧力のみが実質的に上昇
するようになり、この結果、さほど大きい踏力を要する
ことなくマスクシリンダ装置はその小径シリンダ室に高
圧のフルード圧力を発生するようになる。
、小径シリンダ室内のフルード圧力のみが実質的に上昇
するようになり、この結果、さほど大きい踏力を要する
ことなくマスクシリンダ装置はその小径シリンダ室に高
圧のフルード圧力を発生するようになる。
以下に添付の図を用いて本考案を実施例について詳細に
説明する。
説明する。
図は本考案によるマスクシリンダ装置をタンデム式マス
クシリンダ装置に実施した場合の一つの実施例を示す縦
I斬面図である。
クシリンダ装置に実施した場合の一つの実施例を示す縦
I斬面図である。
図に於いて、1はシリンダ部材を示しており、このシリ
ンダ部材1はその一端部近くに取付用フランジ2を有し
てし)る。
ンダ部材1はその一端部近くに取付用フランジ2を有し
てし)る。
前記シリンダ部材1はその一方の側に大径シリンダボア
3を、また他方の側に大径シリンダボア3より小径で且
つ一端にて前記大径シリンダ部材3に連通ずる小径シリ
ンダボア4を互いに同一軸線上に有している。
3を、また他方の側に大径シリンダボア3より小径で且
つ一端にて前記大径シリンダ部材3に連通ずる小径シリ
ンダボア4を互いに同一軸線上に有している。
シリンダ部材1内には、大径シリンダボア3に係合する
大径ピストンランド5と小径シリンダボア4に係合する
小径ピストンランド6とを軸線方向に隔置して有してい
る第一のビス(・ン部材7と、小径シリンダボア4に係
合する小径ピストンランド9′ を有する第二のピスト
ン部材9とが各々その軸線方向に移動可能に殻けられて
いる。
大径ピストンランド5と小径シリンダボア4に係合する
小径ピストンランド6とを軸線方向に隔置して有してい
る第一のビス(・ン部材7と、小径シリンダボア4に係
合する小径ピストンランド9′ を有する第二のピスト
ン部材9とが各々その軸線方向に移動可能に殻けられて
いる。
第一のピストン部材7はシリンダ部材1の一端部近くに
取付けられたスナップリング8により図にて右方への移
動を制限され、大径ピストンランド5と小径ピストンラ
ンド6との間にシリンダ部材1と共働して大径シリンダ
ボア3と前記小径シリンダボア4とにまたがる第一の圭
10を郭定している。
取付けられたスナップリング8により図にて右方への移
動を制限され、大径ピストンランド5と小径ピストンラ
ンド6との間にシリンダ部材1と共働して大径シリンダ
ボア3と前記小径シリンダボア4とにまたがる第一の圭
10を郭定している。
また第一のビスI・ン部材7の前記小径ピストンランド
6と第二のピストン部材9の小径ピストンランド9′
とはその間にシリンダ部材1と共働して第二の室11を
、また第二のピストン部材9は第二の室11とは反対の
側にシリンダ部材1と共働して第三の室12を郭定して
いる。
6と第二のピストン部材9の小径ピストンランド9′
とはその間にシリンダ部材1と共働して第二の室11を
、また第二のピストン部材9は第二の室11とは反対の
側にシリンダ部材1と共働して第三の室12を郭定して
いる。
第一のピストン部材7の小径ピストンランド6の側の端
部に取付けられたカップ状部材14と第二のピストン部
材9の小径ピストンランド9′ との間、及び小径シリ
ンダボア4内の端一部に設けられたカップ状部材15と
第二のピストン部材9の小径ピストンランド9′ との
間には各々圧縮コイルはね13. 16が設けられてい
る。
部に取付けられたカップ状部材14と第二のピストン部
材9の小径ピストンランド9′ との間、及び小径シリ
ンダボア4内の端一部に設けられたカップ状部材15と
第二のピストン部材9の小径ピストンランド9′ との
間には各々圧縮コイルはね13. 16が設けられてい
る。
第一のビスI・ン部材7にこれが図にて右方へ向かう力
を与えられていない時には、第一のピストン部材7は、
図示されている如く、その大径ピストンランド5にてス
ナップリング8に当接する位置にあり、また第二のピス
トン部材9は小径シリンダボア4の中間位置にあり、各
々復帰位置にある。
を与えられていない時には、第一のピストン部材7は、
図示されている如く、その大径ピストンランド5にてス
ナップリング8に当接する位置にあり、また第二のピス
トン部材9は小径シリンダボア4の中間位置にあり、各
々復帰位置にある。
シリンダ部材1は常に第一の室10に連通ずる第一のポ
ー1−17.18を有している。
ー1−17.18を有している。
また前記シリンダ部材1にはカップ状のナツト部材20
によってフルードリザーバ21が取付けられている。
によってフルードリザーバ21が取付けられている。
前記ナツト部材20はその底部中央に第一のフルード通
路23を、また底部周辺に第二のフルード通路24を有
している。
路23を、また底部周辺に第二のフルード通路24を有
している。
前記フルードリザーバ21は前記第−及び第二のフルー
ド通路23及び24、前記ナツト部材20と前記シリン
ダ部材1との間に設けられた室22を経て前記第−及び
第二のポー1−17.18と連通している。
ド通路23及び24、前記ナツト部材20と前記シリン
ダ部材1との間に設けられた室22を経て前記第−及び
第二のポー1−17.18と連通している。
前記室22内には弁要素25が設けられている。
弁要素25は前記第一のボート17を貫通し前記小径ピ
ストンランド6の一方の側に選択的に係合するロッド2
6を有しており、前記第一のピストン部材7.がその復
帰位置にある時には、図示されている如く、前記ロッド
26にて前記小径ピストンランド6に当接することによ
り円錐コイルばね27の作用に抗して傾斜し、前記第一
のフルード通路23を開き、これに対し前記第一のピス
トン部材7が前記復帰位置により図にで僅かに左方へ移
動した時には、前記小径ピストンランド6との係合より
離脱することにより前記円錐コイルばね27の作用によ
ってそのロッド26が垂直な状態によりシール部材25
′ にて前記ナツト部材20の下底面に密に接触して前
記第一のフルード通路23を閉じるようになっている。
ストンランド6の一方の側に選択的に係合するロッド2
6を有しており、前記第一のピストン部材7.がその復
帰位置にある時には、図示されている如く、前記ロッド
26にて前記小径ピストンランド6に当接することによ
り円錐コイルばね27の作用に抗して傾斜し、前記第一
のフルード通路23を開き、これに対し前記第一のピス
トン部材7が前記復帰位置により図にで僅かに左方へ移
動した時には、前記小径ピストンランド6との係合より
離脱することにより前記円錐コイルばね27の作用によ
ってそのロッド26が垂直な状態によりシール部材25
′ にて前記ナツト部材20の下底面に密に接触して前
記第一のフルード通路23を閉じるようになっている。
また前記弁要素25は前記第一のピストン部材7が前記
復帰位置に位置していない時でも前記第一の室10のフ
ルード圧力が負圧になった時にはその負圧によって図に
て下方に引き下げられ、前記第一のフルード通路23を
開くようになっている。
復帰位置に位置していない時でも前記第一の室10のフ
ルード圧力が負圧になった時にはその負圧によって図に
て下方に引き下げられ、前記第一のフルード通路23を
開くようになっている。
また前記ナラI・部材20内には弁要素28が設けられ
ている。
ている。
弁要素28は前記第一の室10のフルード圧力が所定値
以下の時にはこれを前記ナツト部材20に取付けられた
スナップリング31との間に設けられた円錐コイルばね
32のは゛ね力によって前記ナツト部材20の底部に押
付けられ、シール部材29にて前記ナツト部材20に密
に接触することにより前記第二のフルード通路24を閉
じ、これに対し前記第一の室10のフルード圧力が所定
値以上の時にはそのフルード圧力により前記円錐コイル
ばね32の作用に抗して図にて−L方に押−Lげられ、
前記第二のフルード通路24を開くようになっている。
以下の時にはこれを前記ナツト部材20に取付けられた
スナップリング31との間に設けられた円錐コイルばね
32のは゛ね力によって前記ナツト部材20の底部に押
付けられ、シール部材29にて前記ナツト部材20に密
に接触することにより前記第二のフルード通路24を閉
じ、これに対し前記第一の室10のフルード圧力が所定
値以上の時にはそのフルード圧力により前記円錐コイル
ばね32の作用に抗して図にて−L方に押−Lげられ、
前記第二のフルード通路24を開くようになっている。
また前記弁要素28はその中央部に前記第一のフルード
通路23に整合する貫通孔30を有している。
通路23に整合する貫通孔30を有している。
また、前記シリンダ部材1には前、記第−及び第二のピ
ストン部材7,9の移動にかかわらず常に前記第二の室
11内に向けて開いた第一のフルード取出[」33が設
けられている。
ストン部材7,9の移動にかかわらず常に前記第二の室
11内に向けて開いた第一のフルード取出[」33が設
けられている。
この第一のフルード取出口33は図には示されていない
導管を経てブ1/−キ装置、例えば自動車のりャブレー
キの液圧アクチュエータに接続されるようになっている
。
導管を経てブ1/−キ装置、例えば自動車のりャブレー
キの液圧アクチュエータに接続されるようになっている
。
前記第一のピストン部材7の前記大径ピストンランド5
にはゴム軟弾生体よりなる環状シール部材34が取付け
られている。
にはゴム軟弾生体よりなる環状シール部材34が取付け
られている。
また前記第一のピストン部材7の前記小径ピストンラン
ド6にはゴム状弾性体によって構成され且つ環状リップ
部35を有する環状シール部材36が設けられている。
ド6にはゴム状弾性体によって構成され且つ環状リップ
部35を有する環状シール部材36が設けられている。
前記環状シール部36はワッシャ37と共に前記小径ピ
ストンランド6と前記カップ状部材14とによって挾ま
れた態様にて前記第一のピストン部材7に固定されてい
る。
ストンランド6と前記カップ状部材14とによって挾ま
れた態様にて前記第一のピストン部材7に固定されてい
る。
前記環状シール部材36は前記第一の室10より前記小
径ピストンランド6に設けられた孔38、前記ワッシャ
37と前記小径ピストンランド6及びシリンダ部材1と
の間の間隙を経て前記第二の室11へ向けて流れる流体
の流れのみを許すようになっている。
径ピストンランド6に設けられた孔38、前記ワッシャ
37と前記小径ピストンランド6及びシリンダ部材1と
の間の間隙を経て前記第二の室11へ向けて流れる流体
の流れのみを許すようになっている。
また前記第一のピストン部材7の端部には半球状の係合
孔39が形成されてお・す、この係合孔39には該ピス
トン部材を駆動するプランジャ40が係合している。
孔39が形成されてお・す、この係合孔39には該ピス
トン部材を駆動するプランジャ40が係合している。
また、前記第一のビスI・ン部材7にはこれの軸線方向
に延在する孔41と長孔42が設けられてお・り該孔4
1及び長孔42は前記第一の室10と前記第二の室11
とを互に連通している。
に延在する孔41と長孔42が設けられてお・り該孔4
1及び長孔42は前記第一の室10と前記第二の室11
とを互に連通している。
第一のピストン部材7には弁要素43が取付けられてい
る。
る。
弁要素43はばね44によって第一のピストン部材7の
端面に押付けられ前記孔41を閉じる方向に可撓的に付
勢されており、第一の室10のフルード圧力が第二の室
11のフルード圧力より所定値以上大きいとき前記ばね
44のばね力に抗して図にて左方に移動し前記通路41
を開くようになっている。
端面に押付けられ前記孔41を閉じる方向に可撓的に付
勢されており、第一の室10のフルード圧力が第二の室
11のフルード圧力より所定値以上大きいとき前記ばね
44のばね力に抗して図にて左方に移動し前記通路41
を開くようになっている。
弁要素43は第一のピストン部材7との接合面にゴム製
のシール部材45を有している。
のシール部材45を有している。
弁43は孔41内に延在するロッド46を有しており、
このロッド46は第二の室11及び長孔42を横切るべ
くシリンダ部材1に固定された開弁ロッド部材47に選
択的に係合するようになっている。
このロッド46は第二の室11及び長孔42を横切るべ
くシリンダ部材1に固定された開弁ロッド部材47に選
択的に係合するようになっている。
開弁ロッド部材47は第一のピストン部材7がその復帰
位置近くにあるとき前記ロッド46に係合し、弁要素4
3をばね44のばね力に抗して強制的に開弁方向に駆動
するようになっている。
位置近くにあるとき前記ロッド46に係合し、弁要素4
3をばね44のばね力に抗して強制的に開弁方向に駆動
するようになっている。
また、シリンダ部材1は第三の室12の端部に開いた第
二のポート48を有してお・す、この第二のポート48
にはシリンダ部材1にナツト部材49によって取り付け
られたフルードリザーバ50よりブレーキフルードが供
給されるようになっている。
二のポート48を有してお・す、この第二のポート48
にはシリンダ部材1にナツト部材49によって取り付け
られたフルードリザーバ50よりブレーキフルードが供
給されるようになっている。
第二のポート48はカップ状部材15内に設けられた弁
要素52によって選択的に開閉されるようになっている
。
要素52によって選択的に開閉されるようになっている
。
弁要素52は先端部にフランジ部53を有する弁ロッド
54を有してお・す、フランジ部53にて第二のピスト
ン部材9に取り付けられたカバー55によって第二のピ
ストン部材9に係合し、第二のピストン部材9が図示さ
れている如き復帰位置にある時にばばね56のばね力に
抗して小径シリンダボア4の端面より引き離されて第二
のポート48を開き、これ以外の時にばね56の作用に
よって小径シリンダボア4の端面に押し付けられ、第二
のポート48を閉じるようになっている。
54を有してお・す、フランジ部53にて第二のピスト
ン部材9に取り付けられたカバー55によって第二のピ
ストン部材9に係合し、第二のピストン部材9が図示さ
れている如き復帰位置にある時にばばね56のばね力に
抗して小径シリンダボア4の端面より引き離されて第二
のポート48を開き、これ以外の時にばね56の作用に
よって小径シリンダボア4の端面に押し付けられ、第二
のポート48を閉じるようになっている。
尚、弁要素52にはゴム状弾性体よりなるシール部材5
8が取り付けられてお・す、また第二のピストン部材9
にはシール部材58が取付けられている。
8が取り付けられてお・す、また第二のピストン部材9
にはシール部材58が取付けられている。
またシリンダ部材1は第三の室12内に向けて開いた第
二のフルード取出口59を有している。
二のフルード取出口59を有している。
この第二のフルード取出口59は図には示されていない
導管を経てブレ+キ装置、自動車のフロントブレーキの
液圧アクチュエータに接続されるようになっている。
導管を経てブレ+キ装置、自動車のフロントブレーキの
液圧アクチュエータに接続されるようになっている。
図示されている如く、第−及び第二のビス)・ン部材7
,9が各々復帰位置にある時には、弁要素43は開弁ロ
ッド部材47によって押開かれでおり、これによって第
一の室10と第二の室11とは互いに連通している。
,9が各々復帰位置にある時には、弁要素43は開弁ロ
ッド部材47によって押開かれでおり、これによって第
一の室10と第二の室11とは互いに連通している。
また弁要素25が、図示されている如く、第一のフルー
ド通路23を開いていることにより前記第−及び第二の
室10.11は各々フルードリザーバ21に連通し、こ
のフルードリザーバよりブレーキフルードを与えられて
いる。
ド通路23を開いていることにより前記第−及び第二の
室10.11は各々フルードリザーバ21に連通し、こ
のフルードリザーバよりブレーキフルードを与えられて
いる。
また第三の室12は弁要素52が第二のポート48を開
いていることによりフルードリザーバ50に連通し、こ
れよりブレーキフルードを与えられている。
いていることによりフルードリザーバ50に連通し、こ
れよりブレーキフルードを与えられている。
従って、ピストン部材が復帰位置にある時には各室に於
けるブレーキフルードの圧力はほぼ大気圧になっている
。
けるブレーキフルードの圧力はほぼ大気圧になっている
。
上述の如き状態からプランジャ40が図にて左方に駆動
されると、第−及び第二のピストン部材7゜9が各々圧
縮コイルばね13.16のばね力に抗して図にて左方へ
移動する。
されると、第−及び第二のピストン部材7゜9が各々圧
縮コイルばね13.16のばね力に抗して図にて左方へ
移動する。
すると、第一のピストン部材7の小径ピストンランド6
が弁要素25のロツド26との係合より離れることによ
り弁要素25が円錐コイルばね力によりナツト部材20
の下底面に押付けられ、第一のフルード通路23を閉じ
、また弁要素52がばね56のばね力により小径シリン
ダボア4の端面に押付けられ、第二のポート48を閉じ
るようになる。
が弁要素25のロツド26との係合より離れることによ
り弁要素25が円錐コイルばね力によりナツト部材20
の下底面に押付けられ、第一のフルード通路23を閉じ
、また弁要素52がばね56のばね力により小径シリン
ダボア4の端面に押付けられ、第二のポート48を閉じ
るようになる。
これにより第一〜第三の室10.11゜12は各各フル
ードリザーバ21.50との連通より遮断される。
ードリザーバ21.50との連通より遮断される。
また、第一のピストン部材7がその復帰位置より僅かに
進むと、弁要素43のロッド46が開弁ロッド部材47
との係合より離れることにより弁要素43はばね44の
ばね力によって第一のピストン部材7の端面に押付けら
れ孔41を閉じ、第一の室10と第二の室11との連通
を一旦遮断するようになる。
進むと、弁要素43のロッド46が開弁ロッド部材47
との係合より離れることにより弁要素43はばね44の
ばね力によって第一のピストン部材7の端面に押付けら
れ孔41を閉じ、第一の室10と第二の室11との連通
を一旦遮断するようになる。
かかる状態にて、更に第一のピストン部材7が前進する
と、第二の室11のブレーキフルードはそのピストン部
材の移動に伴い第一のフルード取出口33より図示され
ていない液圧アクチュエータへ向けで送り出される。
と、第二の室11のブレーキフルードはそのピストン部
材の移動に伴い第一のフルード取出口33より図示され
ていない液圧アクチュエータへ向けで送り出される。
このとき第一の室10は実質的に密閉されているため、
そのブレーキフルードは第一のピストン部材7の前進に
伴い上昇し、第二の室11のそれより大きくなる。
そのブレーキフルードは第一のピストン部材7の前進に
伴い上昇し、第二の室11のそれより大きくなる。
第一の室10のフルード圧力が第二の室11のフルード
圧力より所定値以上高くなると、その画室の圧力差によ
り弁要素43がばね44のばね力に抗して第一のピスト
ン部材7の端面より離れるべく移動し、孔41を開くよ
うになる。
圧力より所定値以上高くなると、その画室の圧力差によ
り弁要素43がばね44のばね力に抗して第一のピスト
ン部材7の端面より離れるべく移動し、孔41を開くよ
うになる。
これにより第一の室10内のブレーキフルードが第一の
ピストン部材7の前進移動に伴い孔41を経て前設第二
の室11へ流れ、この室内のブレーキフルードと共に第
一のフルード取出口33より前記液圧アクチュエータへ
向けて送り出される。
ピストン部材7の前進移動に伴い孔41を経て前設第二
の室11へ流れ、この室内のブレーキフルードと共に第
一のフルード取出口33より前記液圧アクチュエータへ
向けて送り出される。
従って、この時には第一のピストン部材7の移動量に対
して比較的多量のブレーキフルードが第一のフルード取
出口33より吐出される。
して比較的多量のブレーキフルードが第一のフルード取
出口33より吐出される。
また、第三の室12内のブレーキフルー・ドは第二のピ
ストン部材9の移動に伴って第二のフルード取出口59
より図には示されていないもう一つの液圧アクチュエー
タへ向けて送り出される。
ストン部材9の移動に伴って第二のフルード取出口59
より図には示されていないもう一つの液圧アクチュエー
タへ向けて送り出される。
尚、この実施例の場合、第二のフルード取出口59より
吐出されるブレーキフルードのピストン部材の移動に対
する吐出量はそのピストン部材の全ストローク中実質的
に一定である。
吐出されるブレーキフルードのピストン部材の移動に対
する吐出量はそのピストン部材の全ストローク中実質的
に一定である。
第一のピストン部材7が引続き前進すると、それに伴い
第一の室10内のフルード圧力は更に上昇するようにな
る。
第一の室10内のフルード圧力は更に上昇するようにな
る。
この第一の室10のフルード圧力が所定値に達すると、
弁要素28が円錐コイルばね32のばね力に抗して図に
て上方に移動し、第二のフルード通路24を開くように
なる。
弁要素28が円錐コイルばね32のばね力に抗して図に
て上方に移動し、第二のフルード通路24を開くように
なる。
このため、第一の室10内のブレーキフルードは第一の
ポート18、第二のフルード通路24、孔30を経てフ
ルードリザーバ21へ流れ、この後、引続き前記第一の
ピストン部材7が左方へ移動しても第一の室10内のフ
ルード圧力はそれ以上上昇せず、第二の室11内のフル
ード圧力のみが引続き上昇するようになる。
ポート18、第二のフルード通路24、孔30を経てフ
ルードリザーバ21へ流れ、この後、引続き前記第一の
ピストン部材7が左方へ移動しても第一の室10内のフ
ルード圧力はそれ以上上昇せず、第二の室11内のフル
ード圧力のみが引続き上昇するようになる。
従ってこの時には弁要素43は再び第一のピストン部材
7の端面に押付けられ、孔41を閉じるようになる。
7の端面に押付けられ、孔41を閉じるようになる。
上述の如く第一の室10のフルード圧力が所定値に達す
ると、それ以降は第二の室11のフルード圧力のみが上
昇するようになるので、第一のピストン部材7はさほど
大きい力を要することなく移動するようになる。
ると、それ以降は第二の室11のフルード圧力のみが上
昇するようになるので、第一のピストン部材7はさほど
大きい力を要することなく移動するようになる。
前記第二の室11及び第三の室12に所定のフルード圧
力が発生し、そのフルード圧力が図には示されていない
ブレーキ装置の液圧アクチュエータに伝達されて所定の
ブレーキ作用が行なわれ、その後、そのブレーキ作用を
解除すべくプランジャ40が図にて右方に後退すると、
それに伴い第−及び第二のピストン部材7,9は各々圧
縮コイルばね13、16のばね力により各復帰位置へ向
けて後退移動し、これに伴い前記液圧アクチュエータに
与えられでいたブレーキフルードは第二及び第三の室1
1、12内に戻されるようになる。
力が発生し、そのフルード圧力が図には示されていない
ブレーキ装置の液圧アクチュエータに伝達されて所定の
ブレーキ作用が行なわれ、その後、そのブレーキ作用を
解除すべくプランジャ40が図にて右方に後退すると、
それに伴い第−及び第二のピストン部材7,9は各々圧
縮コイルばね13、16のばね力により各復帰位置へ向
けて後退移動し、これに伴い前記液圧アクチュエータに
与えられでいたブレーキフルードは第二及び第三の室1
1、12内に戻されるようになる。
第一のピストン部材7が後退すると、第一の室10のフ
ルード圧力が低下し、これによって弁要素28は円錐コ
イルばね32のばね力によってナツト部材20に押付け
られて第二のフルード通路24を閉じるようになってこ
れより更に第一のピストン部材7が後退すると、第一の
室10内のフルード圧力は負圧状態になる。
ルード圧力が低下し、これによって弁要素28は円錐コ
イルばね32のばね力によってナツト部材20に押付け
られて第二のフルード通路24を閉じるようになってこ
れより更に第一のピストン部材7が後退すると、第一の
室10内のフルード圧力は負圧状態になる。
この負圧は弁要素25に作用し、これを円錐コイルばね
27のばね力に抗して引下げるようになる。
27のばね力に抗して引下げるようになる。
このため第一のフルード通路23が開かれ、第一の室1
0内には前記第一のピストン部材7の復帰移動に伴いフ
ルードリザーバ21よりブレーキフルードが補給される
ようになる。
0内には前記第一のピストン部材7の復帰移動に伴いフ
ルードリザーバ21よりブレーキフルードが補給される
ようになる。
そして前記第一のピストン部材7が復帰位置近くまで戻
ると、弁要素25が作動して第一のフルード通路23が
開かれ、また弁要素43のロッド46が再び開弁ロッド
部材47に係合することにより弁要素43がばね44の
ばね力に抗して強制的に開弁方向に駆動され、孔41を
開くようになる。
ると、弁要素25が作動して第一のフルード通路23が
開かれ、また弁要素43のロッド46が再び開弁ロッド
部材47に係合することにより弁要素43がばね44の
ばね力に抗して強制的に開弁方向に駆動され、孔41を
開くようになる。
これによりピストンの前進行程初期に第一の室10より
第二の室11へ流れた量に相当するブレーキフルードが
孔41、長孔42を経て第一の室10へ入り、更に第一
のポート18、第一のフルード通路23、孔30を経て
フルードリザーバ21へ戻される。
第二の室11へ流れた量に相当するブレーキフルードが
孔41、長孔42を経て第一の室10へ入り、更に第一
のポート18、第一のフルード通路23、孔30を経て
フルードリザーバ21へ戻される。
このように、ピストン部材が復帰位置近くにまで戻った
時には、第二の室が孔41及び第一の室10を経てフル
ードリザーバに連通ずることにより第二の室11内に残
圧が残ることがない。
時には、第二の室が孔41及び第一の室10を経てフル
ードリザーバに連通ずることにより第二の室11内に残
圧が残ることがない。
図は本考案によるマスクシリンダ装置の一つの実施例を
示す!#断面図である。 1〜シリンダ部材、2〜取付用フランジ、3〜大径シリ
ンダボア、4〜小径シリンダボア、5〜大径ピストンラ
ンド、6〜小径ピストンランド、7〜第一のピストン部
材、8〜スナツプリング、9〜第二のピストン部材、9
′〜小径ビス1〜ンランド、10〜第一の室、11〜第
二の室、12〜第三の室、13〜圧縮コイルばね、14
〜力ツプ状部材、15〜力ツプ状部材、16〜圧縮コイ
ルばね、17.18〜第一のポート、20〜ナツト部材
、21〜フルードリザーバ、22〜室、23〜第一のフ
ルード通路、24〜第二のフルード通路、25〜弁要素
、25′〜シ一ル部材、26〜ロンド、27〜フル円錐
コイル、28〜弁要素、29〜シ一ル部材、30〜孔、
31〜スナツプリング、32〜円錐コイルばね、33〜
第一のフルード取出[」、34〜環状シ一ル部材、35
〜環状リップ部、36〜環状シ一ル部材、37〜ワツシ
ヤ、38〜孔、38〜係合孔、40〜プランジヤ、41
〜孔、42〜長孔、43〜弁要素、44〜ばね、45〜
シール要素、46〜ロンド、47〜開弁ロッド部材、4
8〜第二のポート、49〜ナツト部材、50〜フルード
リザーバ、52〜弁要素、53〜フランジ部、54〜弁
ロンド、55〜カバ、56〜ばね、57〜シ一ル部材、
58〜シ一ル部材、59〜第二のフルード取出口。
示す!#断面図である。 1〜シリンダ部材、2〜取付用フランジ、3〜大径シリ
ンダボア、4〜小径シリンダボア、5〜大径ピストンラ
ンド、6〜小径ピストンランド、7〜第一のピストン部
材、8〜スナツプリング、9〜第二のピストン部材、9
′〜小径ビス1〜ンランド、10〜第一の室、11〜第
二の室、12〜第三の室、13〜圧縮コイルばね、14
〜力ツプ状部材、15〜力ツプ状部材、16〜圧縮コイ
ルばね、17.18〜第一のポート、20〜ナツト部材
、21〜フルードリザーバ、22〜室、23〜第一のフ
ルード通路、24〜第二のフルード通路、25〜弁要素
、25′〜シ一ル部材、26〜ロンド、27〜フル円錐
コイル、28〜弁要素、29〜シ一ル部材、30〜孔、
31〜スナツプリング、32〜円錐コイルばね、33〜
第一のフルード取出[」、34〜環状シ一ル部材、35
〜環状リップ部、36〜環状シ一ル部材、37〜ワツシ
ヤ、38〜孔、38〜係合孔、40〜プランジヤ、41
〜孔、42〜長孔、43〜弁要素、44〜ばね、45〜
シール要素、46〜ロンド、47〜開弁ロッド部材、4
8〜第二のポート、49〜ナツト部材、50〜フルード
リザーバ、52〜弁要素、53〜フランジ部、54〜弁
ロンド、55〜カバ、56〜ばね、57〜シ一ル部材、
58〜シ一ル部材、59〜第二のフルード取出口。
Claims (1)
- ブレーキフルードを貯容するフルードリザーバと、大径
シリンダボアと小径シリンダボアとを有するシリンダ部
材と、前記大径シリンダボア及び前記小径シリンダボア
に各々係合する大径ピストンランドと小径ピストンラン
ドとを有し前記シリンダ部材と共働して大径シリンダ室
と小径シリンダ室とを郭定するピストン部材と、前記ピ
ストン部材をその大径シリンダ室側の復帰位置へ可撓的
に付勢するばねと、前記大径シリンダ室のフルード圧力
が前記小径シリンダ室のフルード圧力より所定値以上大
きいときばね力に抗しで開弁し前記大径シリンダ室と前
記小径シリンダ室とを連通ずる第一の弁と、前記ピスト
ン部材が前記復帰位置と該復帰位置より僅かに進んだ位
置との間にあるとき前記第一の弁に係合してこれを強制
的に量弁方向へ駆動する開弁手段と、前記ピストン部材
が前記復帰位置と該復帰位置より僅かに進んだ位置との
間にあるとき前記ピストン部材によって傾動されて前記
大径シリンダ室と前記フルードリザーバとを連通せしめ
る第二の弁と、前記大径シリンダ室のフルード圧力が所
定の圧力以上に上昇するとき開口して前記シリンダ室よ
り前記フルードリザーバへ向けてフルードを逃がす第三
の弁とを有し、前記小径シリンダ室よりブレーキ作動用
のフルード圧力が取出されるようになっているブレーキ
マスクシリンダ装置に於て、前記第二の弁によって開閉
を制御される弁ポー1へと前記第三の弁によって開閉を
制御される弁ポートとは一つのカップ状ナツト部材の底
部に形成されてお・す、該カップ状ナツI・部材により
前記フルードリザーバは前記シリンダ部材の一部に形成
されたねじ孔の開口端が装着されていることを特徴とす
るブレーキマスクシリンダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2913280U JPS5939099Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | ブレ−キマスタシリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2913280U JPS5939099Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | ブレ−キマスタシリンダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56131256U JPS56131256U (ja) | 1981-10-05 |
JPS5939099Y2 true JPS5939099Y2 (ja) | 1984-10-31 |
Family
ID=29625042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2913280U Expired JPS5939099Y2 (ja) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | ブレ−キマスタシリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939099Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-03-05 JP JP2913280U patent/JPS5939099Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56131256U (ja) | 1981-10-05 |
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