JPS5938969B2 - テトラヒドロフランとアルキレンオキシドとのコポリエ−テルグリコ−ル類の精製方法 - Google Patents
テトラヒドロフランとアルキレンオキシドとのコポリエ−テルグリコ−ル類の精製方法Info
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- JPS5938969B2 JPS5938969B2 JP54031000A JP3100079A JPS5938969B2 JP S5938969 B2 JPS5938969 B2 JP S5938969B2 JP 54031000 A JP54031000 A JP 54031000A JP 3100079 A JP3100079 A JP 3100079A JP S5938969 B2 JPS5938969 B2 JP S5938969B2
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/28—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
- C08G18/40—High-molecular-weight compounds
- C08G18/48—Polyethers
- C08G18/4854—Polyethers containing oxyalkylene groups having four carbon atoms in the alkylene group
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G65/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
- C08G65/02—Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
- C08G65/30—Post-polymerisation treatment, e.g. recovery, purification, drying
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテトラヒドロフラン(THF)/アルキレンオ
キシド重合物に関する。
キシド重合物に関する。
さらに詳しく云えば本発明は、約3重量%より多くない
オリゴマー環状エーテルを含有する上記重合物に関する
。さらに本発明は、オリゴマ−状環式エーテルをTHF
/アルキレンオキシド重合物から水で抽出することによ
るかかる重合物の製法に関する。THFおよびアルキレ
ンオキシドに基づくコポリエーテルグリコール類は既知
であり、そして従来よりポリウレタンの製造に使用され
てきた。また、たとえば英国特許第854958号明細
書に示されているようなこれらのコポリエーテルグリコ
ール類を製造する技術分野で開示された方法もオリゴマ
−状環式エーテル副生成物を生成し、そしてこれはその
重合物の7〜15重量%程度の多量を構成しうる。重合
物中におけるこれらのオリゴマ−状環式エーテルの存在
はいくつかの理由で望ましくない。第一に、これらエー
テル類は非官能性不純物であり、重合物の購入者にとつ
て経済上の不利益な意味しうるものである。何故ならば
購入された物質の7〜15重量%に及ぶ量は全く反応性
水酸基を含有しておらず、したがつて彼の目的にとつて
は役に立たない。第二に、この重合物をポリウレタンの
製造に使用するとポリウレタン中における過剰の可塑剤
の場合とほぼ同様にポリウレタンの性質を劣化させる傾
向がある。低分子量のオリゴマ−状環式エーテルは高め
られた温度で徐々に気化しそして普通の有機液体に非常
に可溶性である。すなわちポリウレタン生成物に及ぼす
これらの物理学的性質の全体的影響は高温または有機溶
媒にさらされた際の重量損失であり、しばしば望ましく
ない寸法上の変化を伴う。前記英国特許明細書の実施例
1および2には、「未反応モノマーおよび小程度に生ず
る低分子量の副生成物」は180℃までの温度における
真空蒸留により重合物から除去され、うると開示されて
いる。しかしながら、かかる操作では重合物のオリゴマ
−状環式エーテル含量は約5重量%以下には減少され得
ないことが見出された。この濃度ではオリゴマ−状環式
エーテルはまだ重合物の有用性を減じる。したがつて、
最小量のオリゴマ−状環式エーテルを含有するTHF/
アルキレンオキシド重合物の必要性が存在する。
オリゴマー環状エーテルを含有する上記重合物に関する
。さらに本発明は、オリゴマ−状環式エーテルをTHF
/アルキレンオキシド重合物から水で抽出することによ
るかかる重合物の製法に関する。THFおよびアルキレ
ンオキシドに基づくコポリエーテルグリコール類は既知
であり、そして従来よりポリウレタンの製造に使用され
てきた。また、たとえば英国特許第854958号明細
書に示されているようなこれらのコポリエーテルグリコ
ール類を製造する技術分野で開示された方法もオリゴマ
−状環式エーテル副生成物を生成し、そしてこれはその
重合物の7〜15重量%程度の多量を構成しうる。重合
物中におけるこれらのオリゴマ−状環式エーテルの存在
はいくつかの理由で望ましくない。第一に、これらエー
テル類は非官能性不純物であり、重合物の購入者にとつ
て経済上の不利益な意味しうるものである。何故ならば
購入された物質の7〜15重量%に及ぶ量は全く反応性
水酸基を含有しておらず、したがつて彼の目的にとつて
は役に立たない。第二に、この重合物をポリウレタンの
製造に使用するとポリウレタン中における過剰の可塑剤
の場合とほぼ同様にポリウレタンの性質を劣化させる傾
向がある。低分子量のオリゴマ−状環式エーテルは高め
られた温度で徐々に気化しそして普通の有機液体に非常
に可溶性である。すなわちポリウレタン生成物に及ぼす
これらの物理学的性質の全体的影響は高温または有機溶
媒にさらされた際の重量損失であり、しばしば望ましく
ない寸法上の変化を伴う。前記英国特許明細書の実施例
1および2には、「未反応モノマーおよび小程度に生ず
る低分子量の副生成物」は180℃までの温度における
真空蒸留により重合物から除去され、うると開示されて
いる。しかしながら、かかる操作では重合物のオリゴマ
−状環式エーテル含量は約5重量%以下には減少され得
ないことが見出された。この濃度ではオリゴマ−状環式
エーテルはまだ重合物の有用性を減じる。したがつて、
最小量のオリゴマ−状環式エーテルを含有するTHF/
アルキレンオキシド重合物の必要性が存在する。
この必要性は、約3重量%より多くないオリゴマ一状環
式エーテルを含有するTHF/アルキレンオキシド重合
物を提供しそしてより好ましい態様では約2%より多く
ない上記エーテルを含有する重合物を提供する本発明に
より充足される。非常に好ましい本発明の態様では、重
合物は検知し得る環式エーテルを全く含有しない。本発
明の重合物が製造される原料のTHF/アルキレンオキ
シド重合物はTHFおよびアルキレンオキシドをベース
とするコポリエーテルグリコール類を製造するための既
知の方法により製造される任意のものでありうる。
式エーテルを含有するTHF/アルキレンオキシド重合
物を提供しそしてより好ましい態様では約2%より多く
ない上記エーテルを含有する重合物を提供する本発明に
より充足される。非常に好ましい本発明の態様では、重
合物は検知し得る環式エーテルを全く含有しない。本発
明の重合物が製造される原料のTHF/アルキレンオキ
シド重合物はTHFおよびアルキレンオキシドをベース
とするコポリエーテルグリコール類を製造するための既
知の方法により製造される任意のものでありうる。
かかる方法の具体例としてはたとえば英国特許第854
958号および米国特許第4127513号各明細書に
示された方法があげられる。これら文献の開示を参考ま
でにかかる重合物の製法を示すために本明細書中に記載
する。本明細書に使用されている「アルキレンオキシド
」なる語はその環が3個までの炭素原子を含有するアル
キレンオキシドを意味する。
958号および米国特許第4127513号各明細書に
示された方法があげられる。これら文献の開示を参考ま
でにかかる重合物の製法を示すために本明細書中に記載
する。本明細書に使用されている「アルキレンオキシド
」なる語はその環が3個までの炭素原子を含有するアル
キレンオキシドを意味する。
アルキレンオキシドは置換されていないかまたはたとえ
ばアルキル基またはハロゲン原子で置換されうる。具体
例としてはたとえばエチレンオキシド、1,2一プロピ
レンオキシド、1,3−プロピレンオキシド、1,2−
ブチレンオキシド、1,3−ブチレンオキシド、2,2
−ビスクロロメチル−1,3−プロピレンオキシドおよ
びエピクロロヒドリンがあげられる。本発明の好ましい
重合物はTHFとエチレンオキシドとの重合物およびT
HFと1,2−プロピレンオキシドとの重合物であり、
そして特に好ましい重合物は500〜5,000の数平
均分子量および2.0〜4.0のヒドロキシル官能性を
有するテトラヒドロフランとエチレンオキシドとの共重
合物である。原料重合物のオリゴマ一状環式エーテル含
量はそれらに含有されたコポリエーテルグリコール類の
分子量およびTHF/アルキレンオキシド比に密接に関
係するとはおもわれないが、しかしそれらの製造方法に
より変化するものである。
ばアルキル基またはハロゲン原子で置換されうる。具体
例としてはたとえばエチレンオキシド、1,2一プロピ
レンオキシド、1,3−プロピレンオキシド、1,2−
ブチレンオキシド、1,3−ブチレンオキシド、2,2
−ビスクロロメチル−1,3−プロピレンオキシドおよ
びエピクロロヒドリンがあげられる。本発明の好ましい
重合物はTHFとエチレンオキシドとの重合物およびT
HFと1,2−プロピレンオキシドとの重合物であり、
そして特に好ましい重合物は500〜5,000の数平
均分子量および2.0〜4.0のヒドロキシル官能性を
有するテトラヒドロフランとエチレンオキシドとの共重
合物である。原料重合物のオリゴマ一状環式エーテル含
量はそれらに含有されたコポリエーテルグリコール類の
分子量およびTHF/アルキレンオキシド比に密接に関
係するとはおもわれないが、しかしそれらの製造方法に
より変化するものである。
重合物は通常約7〜15重量%のエーテルを含有しそし
てある場合には15〜18%程度の多量を含有しうる。
「オリゴマ一状環式エーテル]は約500以下の計算分
子量を有しそして環中において一緒に結合された以下の
単位すなわち(式中R,Rl,R2およびR3は水素、
メチル、エチルまたはハロメチルである)の2個または
それ以上を含有する化合物を意味する。
てある場合には15〜18%程度の多量を含有しうる。
「オリゴマ一状環式エーテル]は約500以下の計算分
子量を有しそして環中において一緒に結合された以下の
単位すなわち(式中R,Rl,R2およびR3は水素、
メチル、エチルまたはハロメチルである)の2個または
それ以上を含有する化合物を意味する。
かかるオリゴマ一状環式エーテルの具体例としては以下
の表に示されたものがあげられる。
の表に示されたものがあげられる。
重合物が酸性触媒を使用して製造される場合には本発明
の方法を開始する前に重合物中のすべての触媒残留物を
中和することが望ましい。この中和はたとえば重合物に
約0.5〜l重量%のナトリウムメトキシドを加えるこ
とにより行われうる。本発明によればTHF/アルキレ
ンオキシド重合物のオリゴマ一状壌式エーテル含量はエ
ーテルを水で重合物から抽出することにより3重量%ま
たはそれ以下にされる。これは重合物を水と混合しつい
で混合物を激しく撹拌することによりなされる。抽出の
実施される温度は便宜の問題である。−般に環式エーテ
ルは熱水中よりも冷水中により可溶性であり、したがつ
て抽出は約15〜40℃、より好ましくは15〜30℃
の温度で実施されるのが好ましい。原料重合物があまり
に粘稠性で容易に取扱えない場合には最初にそれをTH
F中または好ましくはたとえばキシレンまたはトルエン
のような非水可溶性有機溶液中に溶解するのがよい使用
される水の量は存在する環式エーテルの水溶解度によつ
て変化するが、しかし一般には5〜100/1、好まし
くは20〜60/1の水/重合物容量比となすに充分な
水が使用される。
の方法を開始する前に重合物中のすべての触媒残留物を
中和することが望ましい。この中和はたとえば重合物に
約0.5〜l重量%のナトリウムメトキシドを加えるこ
とにより行われうる。本発明によればTHF/アルキレ
ンオキシド重合物のオリゴマ一状壌式エーテル含量はエ
ーテルを水で重合物から抽出することにより3重量%ま
たはそれ以下にされる。これは重合物を水と混合しつい
で混合物を激しく撹拌することによりなされる。抽出の
実施される温度は便宜の問題である。−般に環式エーテ
ルは熱水中よりも冷水中により可溶性であり、したがつ
て抽出は約15〜40℃、より好ましくは15〜30℃
の温度で実施されるのが好ましい。原料重合物があまり
に粘稠性で容易に取扱えない場合には最初にそれをTH
F中または好ましくはたとえばキシレンまたはトルエン
のような非水可溶性有機溶液中に溶解するのがよい使用
される水の量は存在する環式エーテルの水溶解度によつ
て変化するが、しかし一般には5〜100/1、好まし
くは20〜60/1の水/重合物容量比となすに充分な
水が使用される。
水および重合物の混合物を選択された温度で約1〜3時
間好ましくは約2時間保持する。ついで攪拌をやめて有
機相および水相を分離する。ついで有機相を除去しそし
て必要により重合物のオリゴマ一状環式エーテル含量が
3%レベルになるまで抽出サイクルを繰り返す。オリゴ
マ一状環式工ーテル濃度は3%レベル以下にすら減少さ
れることができ、実際のところ、充分な回数の抽出サイ
クルを繰り返すことにより検出限界値以下に減少されう
る。別の方法においては、重合物のオリゴマ一状環式エ
ーテル含量は連続抽出に関して前記で従来推奨されてい
る温度で連続向流抽出の既知原則を使用することにより
3%またはそれ以下にされうる。
間好ましくは約2時間保持する。ついで攪拌をやめて有
機相および水相を分離する。ついで有機相を除去しそし
て必要により重合物のオリゴマ一状環式エーテル含量が
3%レベルになるまで抽出サイクルを繰り返す。オリゴ
マ一状環式工ーテル濃度は3%レベル以下にすら減少さ
れることができ、実際のところ、充分な回数の抽出サイ
クルを繰り返すことにより検出限界値以下に減少されう
る。別の方法においては、重合物のオリゴマ一状環式エ
ーテル含量は連続抽出に関して前記で従来推奨されてい
る温度で連続向流抽出の既知原則を使用することにより
3%またはそれ以下にされうる。
他の別法においては、重合物のオリゴマ一状環式エーテ
ル含量は1978年】1月27日付けのGerfrie
dPruckmayrおよびIvanMaxwe−11
R0bins0n氏による米国特許出願第962311
号明細書に記載の方法により3%またはそれ以下にされ
うる。これによればTHF/アルキレンオキシド重合物
のオリゴマ一状環式工ーテル含量はそれを−SO3H基
を有するイオン交換樹脂と接触させることにより有意に
減少される。この方法を使用すると重合物のオリゴマ一
状環式エーテル含量を減少させるばかりでなくそれに含
有されたコポリエーテルグリコールの分子量分布をも狭
くする。オリゴマ一状環式エーテル(0CE)含量は、
Hewlett−Packard社により販売されてい
る1.00〜120USSメツシユの「クロムソルブ(
ChrOmsOrb)G]上に支持され、Supelc
O社製の5重量%の「0V−101」(メチルシリコー
ン油)が充填され、3,049m(10フイート)の長
さおよび3,175mm(1/3インチ)の外径を有し
しかも注入口のためにガラスライナー(このライナーは
試料の不揮発性フラクシヨンによる入口の汚染を防ぐた
めにしぱしば取り換えられなければならない)を有する
ステンレス鋼カラムを使用して計画されたガスクロマト
グラフイ一により測定される。
ル含量は1978年】1月27日付けのGerfrie
dPruckmayrおよびIvanMaxwe−11
R0bins0n氏による米国特許出願第962311
号明細書に記載の方法により3%またはそれ以下にされ
うる。これによればTHF/アルキレンオキシド重合物
のオリゴマ一状環式工ーテル含量はそれを−SO3H基
を有するイオン交換樹脂と接触させることにより有意に
減少される。この方法を使用すると重合物のオリゴマ一
状環式エーテル含量を減少させるばかりでなくそれに含
有されたコポリエーテルグリコールの分子量分布をも狭
くする。オリゴマ一状環式エーテル(0CE)含量は、
Hewlett−Packard社により販売されてい
る1.00〜120USSメツシユの「クロムソルブ(
ChrOmsOrb)G]上に支持され、Supelc
O社製の5重量%の「0V−101」(メチルシリコー
ン油)が充填され、3,049m(10フイート)の長
さおよび3,175mm(1/3インチ)の外径を有し
しかも注入口のためにガラスライナー(このライナーは
試料の不揮発性フラクシヨンによる入口の汚染を防ぐた
めにしぱしば取り換えられなければならない)を有する
ステンレス鋼カラムを使用して計画されたガスクロマト
グラフイ一により測定される。
カラムはその温度が毎分30℃の割合で70℃から30
0℃に上昇するように計画されているオープン中にあり
、そしてサイクルを繰り返す前に300℃で12分間保
つ。この装置は試料中の未知の濃度を測定するために積
分装置を備えていることができる。測定は以下の条件下
で実施される。最初にテトラヒドロフラン中にそれぞれ
2重量%、5重量%および10重量%の精製0CEを含
有する3個の標準溶液を調製することにより操作が標準
化される。
0℃に上昇するように計画されているオープン中にあり
、そしてサイクルを繰り返す前に300℃で12分間保
つ。この装置は試料中の未知の濃度を測定するために積
分装置を備えていることができる。測定は以下の条件下
で実施される。最初にテトラヒドロフラン中にそれぞれ
2重量%、5重量%および10重量%の精製0CEを含
有する3個の標準溶液を調製することにより操作が標準
化される。
ついで試料瓶中に1.009の標準溶液、0.109の
トリエチレングリコールジメチルエーテルおよび10m
1の試薬級トルエンを測定して入れそして瓶を振盪する
ことにより各標準溶液の試料を調製する。各試料の各一
方をクロマトグラフ中に順次注入しついで前記条件下で
実験する。ついで測定の応答率(RF)を下記式にした
がつて各試料に関して計算する。
トリエチレングリコールジメチルエーテルおよび10m
1の試薬級トルエンを測定して入れそして瓶を振盪する
ことにより各標準溶液の試料を調製する。各試料の各一
方をクロマトグラフ中に順次注入しついで前記条件下で
実験する。ついで測定の応答率(RF)を下記式にした
がつて各試料に関して計算する。
平均応答率(RFa)はそのようにして計算された6個
の応登率を平均することにより見出される。
の応登率を平均することにより見出される。
0CE含量の測定はまず試料瓶中に1.009の溶媒不
含重合物、0.109の内部標準および10m1の試薬
級トルエンを測定して入れついで瓶を振盪することによ
り未知の0CE含量を有するTHF/アルキレンオキシ
ド重合物の試料を調製して実施される。
含重合物、0.109の内部標準および10m1の試薬
級トルエンを測定して入れついで瓶を振盪することによ
り未知の0CE含量を有するTHF/アルキレンオキシ
ド重合物の試料を調製して実施される。
ついで試料をクロマトグラフ中に注入し、それから前記
条件下で実験する。0CE含量は以下の式にしたがつて
前記結果から計算される。
条件下で実験する。0CE含量は以下の式にしたがつて
前記結果から計算される。
精製0CEは最初にPOpeScientific社製
の5.08CT!L(2−インチ)POpe払拭フイル
ム分子蒸留器中において原料のTHF/アルキレンオキ
シド重合物(アルキレンオキシドは未知物質の共重合体
中におけるものと同じである)を蒸留することにより得
られる。
の5.08CT!L(2−インチ)POpe払拭フイル
ム分子蒸留器中において原料のTHF/アルキレンオキ
シド重合物(アルキレンオキシドは未知物質の共重合体
中におけるものと同じである)を蒸留することにより得
られる。
蒸留は1秒当たり約1滴のインプツト割合で170〜1
90℃および約26Pa(0.2mmHg)以下の圧力
において実施される。200重量部の留出物を60重量
部の2,4−トルエンジイソシアネートおよび3滴のジ
ブチル錫ジラウレートと混合しそして混合物を発熱反応
がやむまで撹拌しながら周囲温度に保つ。
90℃および約26Pa(0.2mmHg)以下の圧力
において実施される。200重量部の留出物を60重量
部の2,4−トルエンジイソシアネートおよび3滴のジ
ブチル錫ジラウレートと混合しそして混合物を発熱反応
がやむまで撹拌しながら周囲温度に保つ。
ついで混合物を攪拌しながら2時間100℃に保ちそし
てそれの遊離イソシアネート含量をD.J.David
およびR.B.Staley両氏著「Analytic
alChemistryOfthePOlyureth
anes」第X巻第部第357〜359頁(Wiley
−Interscience社1969年発行)に記載
のようにジ一n−ブチルアミンでの滴定により測定する
。約1/1のイソシアネート/ヒドロキシルモル比を与
えるに充分なエチレングリコールを混合物に加え、つい
でこれを100℃にしそして撹拌しながら2時間この温
度に保つてポリウレタンへの変換を完了させる。ついで
不活性0CEを含有する生成混合物をジエチルエーテル
で抽出しそして100℃および約1333Pa(107
11mHg)の圧力において抽出物を回転蒸発器上で濃
縮させる。
てそれの遊離イソシアネート含量をD.J.David
およびR.B.Staley両氏著「Analytic
alChemistryOfthePOlyureth
anes」第X巻第部第357〜359頁(Wiley
−Interscience社1969年発行)に記載
のようにジ一n−ブチルアミンでの滴定により測定する
。約1/1のイソシアネート/ヒドロキシルモル比を与
えるに充分なエチレングリコールを混合物に加え、つい
でこれを100℃にしそして撹拌しながら2時間この温
度に保つてポリウレタンへの変換を完了させる。ついで
不活性0CEを含有する生成混合物をジエチルエーテル
で抽出しそして100℃および約1333Pa(107
11mHg)の圧力において抽出物を回転蒸発器上で濃
縮させる。
ついで濃縮物を170〜190℃および約26Pa(0
.2mmHg)以下の圧力でそして1秒当たり約1滴の
イソフット割合においてPOpe分子蒸留器中で蒸留す
る。留出物は精製された0CEである。原料重合物のオ
リゴマ一状環式エーテル含量が3%レベルまたはそれ以
下に減少された後、重合物を普通は80〜160℃およ
び1.33〜26.6半口パスカル(10〜200詣H
g)の圧力で乾燥させることにより約0.1重量%の水
含量にする。
.2mmHg)以下の圧力でそして1秒当たり約1滴の
イソフット割合においてPOpe分子蒸留器中で蒸留す
る。留出物は精製された0CEである。原料重合物のオ
リゴマ一状環式エーテル含量が3%レベルまたはそれ以
下に減少された後、重合物を普通は80〜160℃およ
び1.33〜26.6半口パスカル(10〜200詣H
g)の圧力で乾燥させることにより約0.1重量%の水
含量にする。
原料重合物の最初のオリゴマ一状環式エーテル含量が多
くそしてオリゴマ一状環式エーテル含量を3重量%また
はそれ以下に減少させるために行なわなければならない
水抽出の回数がわずられしい場合には、原料重合物を最
初に蒸留してそれのオリゴマ一状環式エーテル含量を約
5%に減少させることができる。この蒸留は在来装置中
で約95〜250℃の温度および約】3.3〜665P
a(0.1〜5mmHg)の圧力において約1〜6時間
なされる。ついで蒸留残留物を前述のように水で抽出す
る。以下の実施例においてすべての部は特にことわらな
い限り重量である。
くそしてオリゴマ一状環式エーテル含量を3重量%また
はそれ以下に減少させるために行なわなければならない
水抽出の回数がわずられしい場合には、原料重合物を最
初に蒸留してそれのオリゴマ一状環式エーテル含量を約
5%に減少させることができる。この蒸留は在来装置中
で約95〜250℃の温度および約】3.3〜665P
a(0.1〜5mmHg)の圧力において約1〜6時間
なされる。ついで蒸留残留物を前述のように水で抽出す
る。以下の実施例においてすべての部は特にことわらな
い限り重量である。
実施例 1
反応容器中において14.4%のオリゴマ一状環式エー
テルを含有するTHF/エチレンオキシド重合物1部を
蒸留水50部と混合した。
テルを含有するTHF/エチレンオキシド重合物1部を
蒸留水50部と混合した。
混合物を26℃にしそして撹拌しながら2時間この温度
に保持した。ついで攪拌を止めて水性相と有機相とを分
離した。有機相を除去しそして26.7キロパスカル(
200TtmHg)の圧力下に80℃で一夜乾燥させた
。生成物は2%のオリゴマ一状環式エーテル含量を有し
た。所望により、生成物のオリゴマ一状環式エーテル含
量は前記抽出操作を15回以上繰り返すことにより検出
限界値以下に低減できた。
に保持した。ついで攪拌を止めて水性相と有機相とを分
離した。有機相を除去しそして26.7キロパスカル(
200TtmHg)の圧力下に80℃で一夜乾燥させた
。生成物は2%のオリゴマ一状環式エーテル含量を有し
た。所望により、生成物のオリゴマ一状環式エーテル含
量は前記抽出操作を15回以上繰り返すことにより検出
限界値以下に低減できた。
実施例 2
18%のオリゴマ一状環式エーテルを含有するTHF/
エチレンオキシド重合物】33部を蒸留フラスコに加え
た。
エチレンオキシド重合物】33部を蒸留フラスコに加え
た。
重合物に1部のナトリウムメトキシドを加え、ついでこ
れを4時間かかつて208℃に徐々に加熱した。約26
.7Pa(0.2mmHg)の圧力をこの時間中フラス
コ上に維持した。4時間の終了時に残留物を冷却し、分
析しそして4.5%のオリゴマ一状環式エーテルを含有
していることが検出された。
れを4時間かかつて208℃に徐々に加熱した。約26
.7Pa(0.2mmHg)の圧力をこの時間中フラス
コ上に維持した。4時間の終了時に残留物を冷却し、分
析しそして4.5%のオリゴマ一状環式エーテルを含有
していることが検出された。
ついでこの残留物39.7部を50部(容量つのTHF
に溶解しそして実施例1に記載のように溶液を20〜2
5℃において200部ずつの水で15回抽出した。
に溶解しそして実施例1に記載のように溶液を20〜2
5℃において200部ずつの水で15回抽出した。
ついで有機相を除去し、6時間26.7キロパスカル(
200mmHg)の圧力下に80℃で乾燥させそして分
析した。オリゴマ一状環式エーテルは全く検出されなか
つた。実施例 3 攪拌機を備えたステンレス鋼釜に(1)米国特許出願第
962311号(IC6327A)明細書に記載のよう
に前処理されたROhm& Haas社製のアッパーリ
スト15樹脂2000部および(2)7.5%のオリゴ
マー状環式エーテルを含有するTHF/EO重合物49
.200部(容量)を詰めそしてこれから未反応モノマ
ーの大部分を蒸留により除去した。
200mmHg)の圧力下に80℃で乾燥させそして分
析した。オリゴマ一状環式エーテルは全く検出されなか
つた。実施例 3 攪拌機を備えたステンレス鋼釜に(1)米国特許出願第
962311号(IC6327A)明細書に記載のよう
に前処理されたROhm& Haas社製のアッパーリ
スト15樹脂2000部および(2)7.5%のオリゴ
マー状環式エーテルを含有するTHF/EO重合物49
.200部(容量)を詰めそしてこれから未反応モノマ
ーの大部分を蒸留により除去した。
混合物を連続的に攪拌しそして10キロパスカル( 7
5mmHg)の圧力において4時間100℃で加熱した
。ついで混合物を周囲温度に冷却しそして樹脂を沈殿さ
せるために撹拌を止めた。
5mmHg)の圧力において4時間100℃で加熱した
。ついで混合物を周囲温度に冷却しそして樹脂を沈殿さ
せるために撹拌を止めた。
真空を解除しそして樹脂を妨害せずに釜の頂上から液体
生成物をポンプで外へ吸み出した。2.4%のオリゴマ
ー状環式エーテルを含有するTHF/EO重合物約43
β00部(容量)が回収された。本発明のTHF/アル
キレンオキシド重合物は当技術分野で周知の方法にした
がつてポリウレタンの製造に使用されうる。
生成物をポンプで外へ吸み出した。2.4%のオリゴマ
ー状環式エーテルを含有するTHF/EO重合物約43
β00部(容量)が回収された。本発明のTHF/アル
キレンオキシド重合物は当技術分野で周知の方法にした
がつてポリウレタンの製造に使用されうる。
Claims (1)
- 1 オリゴマー状環式エーテルを含有するテトラヒドロ
フランと2個または3個の炭素原子を有するアルキレン
オキシドとの重合物を陽イオン交換樹脂処理、蒸留また
は抽出処理に付してオリゴマー状環状エーテルの含有量
が3%以下の前記重合物を得ることを特徴とする、テト
ラヒドロフラン−アルキレンオキシド重合物の精製方法
。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US88733378A | 1978-03-16 | 1978-03-16 | |
US000000887333 | 1978-03-16 | ||
US96708278A | 1978-12-12 | 1978-12-12 | |
US000000967082 | 1978-12-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54145797A JPS54145797A (en) | 1979-11-14 |
JPS5938969B2 true JPS5938969B2 (ja) | 1984-09-20 |
Family
ID=27128837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54031000A Expired JPS5938969B2 (ja) | 1978-03-16 | 1979-03-15 | テトラヒドロフランとアルキレンオキシドとのコポリエ−テルグリコ−ル類の精製方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0004273A1 (ja) |
JP (1) | JPS5938969B2 (ja) |
CA (1) | CA1157198A (ja) |
ES (1) | ES478740A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4511742A (en) * | 1982-08-30 | 1985-04-16 | The B. F. Goodrich Company | Extraction of oligomers from polymers of epihalohydrin |
DE3407183A1 (de) * | 1984-02-28 | 1985-08-29 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Verfahren zur verminderung des gehaltes an oligomeren cyclischen ethern in polyoxibutylen-polyoxialkylenglykolen |
DE3541155A1 (de) * | 1985-11-21 | 1987-05-27 | Basf Ag | Verfahren zur depolymerisation von polyoxibutylenpolyoxialkylenglykolen und polyoxibutylenpolyoxialkylenethern |
KR20120017040A (ko) * | 2009-04-15 | 2012-02-27 | 인비스타 테크놀러지스 에스.에이.알.엘. | 코폴리에테르 글리콜 제조 방법 |
-
1979
- 1979-01-29 EP EP79100235A patent/EP0004273A1/en not_active Withdrawn
- 1979-03-14 CA CA000323440A patent/CA1157198A/en not_active Expired
- 1979-03-15 JP JP54031000A patent/JPS5938969B2/ja not_active Expired
- 1979-03-16 ES ES478740A patent/ES478740A1/es not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ES478740A1 (es) | 1979-06-16 |
JPS54145797A (en) | 1979-11-14 |
EP0004273A1 (en) | 1979-10-03 |
CA1157198A (en) | 1983-11-15 |
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