JPS593767B2 - 自動搬送方式 - Google Patents
自動搬送方式Info
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- JPS593767B2 JPS593767B2 JP54077552A JP7755279A JPS593767B2 JP S593767 B2 JPS593767 B2 JP S593767B2 JP 54077552 A JP54077552 A JP 54077552A JP 7755279 A JP7755279 A JP 7755279A JP S593767 B2 JPS593767 B2 JP S593767B2
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- JP
- Japan
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- door
- photoelectric switch
- reflector
- reflective
- unmanned
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- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は無人運搬車による自動搬送方式に係り、特に無
人運搬車がエレベータ装置に自動的に乗り降りする場合
の制御に関する。
人運搬車がエレベータ装置に自動的に乗り降りする場合
の制御に関する。
無人運搬車として従来は一般に磁気誘導式が用いられて
いる。
いる。
この磁気誘導式無人運搬車により複数階床間にわたつて
荷物を搬送する場合、エレベータ装置内まで誘導線を継
続して敷設することができないため、エレベータ装置内
に誘導信号発生装置を設置する必要があり、またエレベ
ータ装置の床面に誘導線を配置しても、その磁束が床面
の鉄板に洩れ、十分な信号が得られないため、エレベー
タ装置の入口にガイド等を設けて、無人運搬車を強制的
にエレベータ装置内に誘導しなければならない、等の技
術的な問題があり、その結果、装置が複雑、高価になる
とともに、エレベータ装置も専用化しなければならない
という欠点があつた。また、エレベータドア開閉の確認
を行なうにあたつても、床面に電磁石等を埋設し、その
電磁コイルの励磁をドア開閉信号でオン、オフ制御して
、無人運搬車を一旦停止させていたため、工事費がかか
り、かつレイアウトの変更が面倒である等の欠点もあつ
た。本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、
無人運搬車をエレベータ装置に自動的に安全かつ確実に
乗り降りさせることのできる簡単かつ安価な自動搬送方
式を提供するにある。
荷物を搬送する場合、エレベータ装置内まで誘導線を継
続して敷設することができないため、エレベータ装置内
に誘導信号発生装置を設置する必要があり、またエレベ
ータ装置の床面に誘導線を配置しても、その磁束が床面
の鉄板に洩れ、十分な信号が得られないため、エレベー
タ装置の入口にガイド等を設けて、無人運搬車を強制的
にエレベータ装置内に誘導しなければならない、等の技
術的な問題があり、その結果、装置が複雑、高価になる
とともに、エレベータ装置も専用化しなければならない
という欠点があつた。また、エレベータドア開閉の確認
を行なうにあたつても、床面に電磁石等を埋設し、その
電磁コイルの励磁をドア開閉信号でオン、オフ制御して
、無人運搬車を一旦停止させていたため、工事費がかか
り、かつレイアウトの変更が面倒である等の欠点もあつ
た。本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除き、
無人運搬車をエレベータ装置に自動的に安全かつ確実に
乗り降りさせることのできる簡単かつ安価な自動搬送方
式を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、無人運搬車として
光学誘導式無人運搬車を用いるとともに前記誘導帯とし
て反射誘導帯を用い、この反射誘導帯に対応して前記エ
レベータ装置の乗りかごの床面に反射誘導帯を敷設し、
前記エレベータ装置の出入口手前の階床に、前記無人運
搬車の有無を検知する第1の反射形光電スイツチと、前
記エレベータ装置のドアの開閉と連動して反射状態ある
いは非反射状態に変化する第1の反射体とを設け、前記
エレベータ装置の乗りかご内に、前記無人運搬車の塔載
を検知する第2の反射形光電スイツチと、前記エレベー
タ装置のドアの開閉と連動して反射状態あるいは非反射
状態に変化する第2の反射体とを設け、前記ドアの外側
および内側に第4および第5の反射体を設け、前記乗り
かごのドアと反対側の内壁に第6の反射体を設け、前記
乗りかごの床面に停止点を設け、さらに前記無人運搬車
に、前記第1および第2の反射形光電スイツチに対応す
る第3の反射体と、前記第1および第2の反射体に対応
する第3の反射形光電スイツチと、前記第4および第6
の反射体に対応する第4の反射形光電スイツチと、前記
第5の反射体に対応する第5の反射形光電スイツチとを
設け、前記第1の反射形光電スイツチと前記第3の反射
体によつて前記無人運搬車が前記エレベータ装置の出入
口手前に到着したことを検知するとともに、前記第1の
反射体と前記第3の反射形光電スイツチによつて前記エ
レベータ装置のドアの開閉状態を検知し、前記ドアが閉
じているときには、前記無人運搬車を一旦停止させて前
記ドアを開くための処理を行ない、前記第4の反射形光
電スイツチが前記第4の反射体を検知しないことにより
前記ドアが開いたことを確認して前記無人運搬車を前記
乗りかご内に走行させ、また前記ドアが開いているとき
には、前記第4の反応形光電スイツチが前記第4の反射
体を検知しないことにより前記ドアが開いていることを
確認して、そのまま前記無人運搬車を前記乗りかご内に
走行させ、前記無人運搬車が前記乗りかご内において前
記停止点を検知したら、前記無人運搬車の走行方向を前
進走行から後進走行に自動的に切り替え、かつ前記第2
の反射形光電スイツチと第3の反射体により前記無人運
搬車が前記乗りかご内に塔載されたことを検知して前記
ドアを閉じるとともに、前記第2の反射体と前記第3の
反射形光電スイツチにより前記ドアが閉じたことを検知
して、前記無人運搬車を一旦停止させるための処理を行
なうが、無人運搬車が実際に停止しないときには前記第
4の反射形光電スイツチにより前記第6の反射体を検知
して前記無人運搬車を停止させ、かつ前記第5の反射形
光電スイツチと前記第5の反射体によつて前記ドアが閉
じたことを確認し、無人運搬車の乗りかごへの乗り込み
が完了すると、前記エレベータ装置を昇降させ、エレベ
ータ装置が停止すべき所定の階床に到着したら前記ドア
を開き、ドアが開いたことを前記第2の反射体と前記第
3の反射形光電スイツチにより検知して、前記無人運搬
車の一旦停止状態を解除し、無人運搬車を前記乗りかご
内から外へ後進走行させることを特徴とする。
光学誘導式無人運搬車を用いるとともに前記誘導帯とし
て反射誘導帯を用い、この反射誘導帯に対応して前記エ
レベータ装置の乗りかごの床面に反射誘導帯を敷設し、
前記エレベータ装置の出入口手前の階床に、前記無人運
搬車の有無を検知する第1の反射形光電スイツチと、前
記エレベータ装置のドアの開閉と連動して反射状態ある
いは非反射状態に変化する第1の反射体とを設け、前記
エレベータ装置の乗りかご内に、前記無人運搬車の塔載
を検知する第2の反射形光電スイツチと、前記エレベー
タ装置のドアの開閉と連動して反射状態あるいは非反射
状態に変化する第2の反射体とを設け、前記ドアの外側
および内側に第4および第5の反射体を設け、前記乗り
かごのドアと反対側の内壁に第6の反射体を設け、前記
乗りかごの床面に停止点を設け、さらに前記無人運搬車
に、前記第1および第2の反射形光電スイツチに対応す
る第3の反射体と、前記第1および第2の反射体に対応
する第3の反射形光電スイツチと、前記第4および第6
の反射体に対応する第4の反射形光電スイツチと、前記
第5の反射体に対応する第5の反射形光電スイツチとを
設け、前記第1の反射形光電スイツチと前記第3の反射
体によつて前記無人運搬車が前記エレベータ装置の出入
口手前に到着したことを検知するとともに、前記第1の
反射体と前記第3の反射形光電スイツチによつて前記エ
レベータ装置のドアの開閉状態を検知し、前記ドアが閉
じているときには、前記無人運搬車を一旦停止させて前
記ドアを開くための処理を行ない、前記第4の反射形光
電スイツチが前記第4の反射体を検知しないことにより
前記ドアが開いたことを確認して前記無人運搬車を前記
乗りかご内に走行させ、また前記ドアが開いているとき
には、前記第4の反応形光電スイツチが前記第4の反射
体を検知しないことにより前記ドアが開いていることを
確認して、そのまま前記無人運搬車を前記乗りかご内に
走行させ、前記無人運搬車が前記乗りかご内において前
記停止点を検知したら、前記無人運搬車の走行方向を前
進走行から後進走行に自動的に切り替え、かつ前記第2
の反射形光電スイツチと第3の反射体により前記無人運
搬車が前記乗りかご内に塔載されたことを検知して前記
ドアを閉じるとともに、前記第2の反射体と前記第3の
反射形光電スイツチにより前記ドアが閉じたことを検知
して、前記無人運搬車を一旦停止させるための処理を行
なうが、無人運搬車が実際に停止しないときには前記第
4の反射形光電スイツチにより前記第6の反射体を検知
して前記無人運搬車を停止させ、かつ前記第5の反射形
光電スイツチと前記第5の反射体によつて前記ドアが閉
じたことを確認し、無人運搬車の乗りかごへの乗り込み
が完了すると、前記エレベータ装置を昇降させ、エレベ
ータ装置が停止すべき所定の階床に到着したら前記ドア
を開き、ドアが開いたことを前記第2の反射体と前記第
3の反射形光電スイツチにより検知して、前記無人運搬
車の一旦停止状態を解除し、無人運搬車を前記乗りかご
内から外へ後進走行させることを特徴とする。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明で使用する無人運搬車およびその走行方式
を第1図ないし第6図を用いて説明する。第1図は無人
運搬車の底面図である。この無人 1運搬車1は、6輪
構造であり、中間輪2a,2bが7駆動輪、前輪2c,
2dと後輪2e,2fが操舵輪で構成されている。前輪
2c,2dと後輪2e,2fの操舵機構3a,3bはラ
ック・ピニオン機構4a,4bを介して一本の操舵軸5
で連結されている。操舵軸5には、ギヤ6が取付けられ
ており、このギヤ6に操舵用モータ7から、ギヤ8を介
して操舵角が伝達される。すなわち、操舵用モータ7で
操舵軸5を回転させることにより、前輪2c,2dと後
輪2e,2fに互いに逆方向の二同一の操舵角を与える
ことができる。中間輪2a,2bの走行駆動力は、走行
モータ9の駆動力がギヤボツクス10、走行軸11を介
して伝達される。また車体の前端と後端には多数の受光
素子を横に一列に配列した受光素子列12a,12bが
設置二され、且つ、その受光素子列12a,12bと並
列にそれぞれけい光灯からなる光源13a,13bが設
置されている。このような構成の無人運搬車は、走行路
に敷設された反射誘導帯を検知しながら、それに沿つて
目動走行するようになつている。
を第1図ないし第6図を用いて説明する。第1図は無人
運搬車の底面図である。この無人 1運搬車1は、6輪
構造であり、中間輪2a,2bが7駆動輪、前輪2c,
2dと後輪2e,2fが操舵輪で構成されている。前輪
2c,2dと後輪2e,2fの操舵機構3a,3bはラ
ック・ピニオン機構4a,4bを介して一本の操舵軸5
で連結されている。操舵軸5には、ギヤ6が取付けられ
ており、このギヤ6に操舵用モータ7から、ギヤ8を介
して操舵角が伝達される。すなわち、操舵用モータ7で
操舵軸5を回転させることにより、前輪2c,2dと後
輪2e,2fに互いに逆方向の二同一の操舵角を与える
ことができる。中間輪2a,2bの走行駆動力は、走行
モータ9の駆動力がギヤボツクス10、走行軸11を介
して伝達される。また車体の前端と後端には多数の受光
素子を横に一列に配列した受光素子列12a,12bが
設置二され、且つ、その受光素子列12a,12bと並
列にそれぞれけい光灯からなる光源13a,13bが設
置されている。このような構成の無人運搬車は、走行路
に敷設された反射誘導帯を検知しながら、それに沿つて
目動走行するようになつている。
その走行制御方式を第2図ないし第7図について説明す
る。第2図イ,口は前記無人運搬車の前端の受光素子列
12aと光源13aと反射誘導帯14との関係を示す。
路面15には無人運搬車の走行路に沿つて光反射率の高
いアルミテープ又はステンレステープからなる反射誘導
帯14が貼り付けられている。
る。第2図イ,口は前記無人運搬車の前端の受光素子列
12aと光源13aと反射誘導帯14との関係を示す。
路面15には無人運搬車の走行路に沿つて光反射率の高
いアルミテープ又はステンレステープからなる反射誘導
帯14が貼り付けられている。
光源13aにより路面を照射すると、反射誘導帯14か
らは鏡面反射により強い反射光が得られる。逆に、路面
15からは、路面の凹凸のための乱反射と、加えて、反
射誘導帯14より反射率が小さいことのために弱い反射
光が得られる。これらの反射光量を各フード16に内蔵
した受光素子al〜Al2で受光する。この受光素子は
例えばCdS(硫化カドミウム)の如く受光量により抵
抗値が変化するようなものである。受光素子al〜Al
2で受光した反射光量を2値のオンオフ信号に変換する
ため、適当なしきい値を設ける。このしきい値と各受光
素子al〜Al2を比較すると、路面15上にある受光
素子は、反射光が弱いためオフ信号になり、反射誘導帯
14上にある受光素子は、反射光が強いためオン信号に
なる。このように、路面よりの反射光の強弱を処理する
ことにより、路面15と反射誘導帯14の識別を行なう
ものである。次に受光素子と操舵角の関係を第3図に示
す。
らは鏡面反射により強い反射光が得られる。逆に、路面
15からは、路面の凹凸のための乱反射と、加えて、反
射誘導帯14より反射率が小さいことのために弱い反射
光が得られる。これらの反射光量を各フード16に内蔵
した受光素子al〜Al2で受光する。この受光素子は
例えばCdS(硫化カドミウム)の如く受光量により抵
抗値が変化するようなものである。受光素子al〜Al
2で受光した反射光量を2値のオンオフ信号に変換する
ため、適当なしきい値を設ける。このしきい値と各受光
素子al〜Al2を比較すると、路面15上にある受光
素子は、反射光が弱いためオフ信号になり、反射誘導帯
14上にある受光素子は、反射光が強いためオン信号に
なる。このように、路面よりの反射光の強弱を処理する
ことにより、路面15と反射誘導帯14の識別を行なう
ものである。次に受光素子と操舵角の関係を第3図に示
す。
各受光素子al〜Al2には、各々相対する操舵角が決
められている。受光素子A6,a7が一番小さな操舵角
を有し、左方向、すなわち、受光素子a1に近づくに従
い、あるいは、右方向、すなわちAl2に近づくに従い
操舵角は大きくなる。例えば、受光素子A6がオンした
場合、操舵角指令左10度が出力され、受光素子AlO
がオンした場合、操舵角指令40度が出力される。しか
し、実際の反射誘導帯14は、一定の幅を有しているた
め、第2図に示すように、受光素子がオンする個所が2
個所、あるいは、それ以上になる可能性が大きい。
められている。受光素子A6,a7が一番小さな操舵角
を有し、左方向、すなわち、受光素子a1に近づくに従
い、あるいは、右方向、すなわちAl2に近づくに従い
操舵角は大きくなる。例えば、受光素子A6がオンした
場合、操舵角指令左10度が出力され、受光素子AlO
がオンした場合、操舵角指令40度が出力される。しか
し、実際の反射誘導帯14は、一定の幅を有しているた
め、第2図に示すように、受光素子がオンする個所が2
個所、あるいは、それ以上になる可能性が大きい。
(第2図ではA6とA7の2個所がオン)そのために、
オンオフ信号を処理する回路の他に、一つの操舵角を選
びだす操舵角抽出回路が必要になる。その回路例を第4
図に示す。受光素子al〜Al2の出力は、オンオフ処
理回路17にてオンオフ信号に変換される。このオンオ
フ信号の中より一つのオン信号を抽出する抽出回路18
には、スイツチ19が接続されている。このスイツチ1
9の指令により、最も左側でオンしている受光素子を抽
出するか、あるいは、最も右側でオンしている受光素子
を抽出する。それ以外の受光素子は、オンしていたとし
ても無視する。この論理は、ゲート回路等により構成さ
れる。これにより、抽出された受光素子が操舵指令とな
る。スイツチ19は分岐方向の選択に有効である。
オンオフ信号を処理する回路の他に、一つの操舵角を選
びだす操舵角抽出回路が必要になる。その回路例を第4
図に示す。受光素子al〜Al2の出力は、オンオフ処
理回路17にてオンオフ信号に変換される。このオンオ
フ信号の中より一つのオン信号を抽出する抽出回路18
には、スイツチ19が接続されている。このスイツチ1
9の指令により、最も左側でオンしている受光素子を抽
出するか、あるいは、最も右側でオンしている受光素子
を抽出する。それ以外の受光素子は、オンしていたとし
ても無視する。この論理は、ゲート回路等により構成さ
れる。これにより、抽出された受光素子が操舵指令とな
る。スイツチ19は分岐方向の選択に有効である。
第5図に示すように反射誘導帯14が左右に分岐してい
る場合、スィツチ19で最も左側でオンしている受光素
子A3を抽出するようにすれば無人運搬車は左分岐に入
り、最も右側でオンしている受光素子A7を抽出するよ
うにすれば無人運搬車は右分岐に入る。次に、操舵指令
に対する無人運搬車の制御回路を第6図について説明す
る。
る場合、スィツチ19で最も左側でオンしている受光素
子A3を抽出するようにすれば無人運搬車は左分岐に入
り、最も右側でオンしている受光素子A7を抽出するよ
うにすれば無人運搬車は右分岐に入る。次に、操舵指令
に対する無人運搬車の制御回路を第6図について説明す
る。
路面からの反射光を、受光素子列12aで検出し、オン
オフ処理回路17でオンオフ2値信号に変換し、操舵角
抽出回路18に入力し、一つの操舵角を選び出す。この
操舵角をサーボ回路20に入力し、増幅回路21をとお
し、操舵用モータ7を駆動する。この操舵用モータ7に
は、角度検出器として例えばポテンシヨメータ22が取
付けられており、回転角度を検出する。この回転角度を
サーボ回路20にフイードバツクし、操舵角指令と回転
角度が一致するように操舵を行なう。第7図は、以上述
べた無人運搬車1による本発明の一実施例に係る自動搬
送方式を示す概略構成図である。
オフ処理回路17でオンオフ2値信号に変換し、操舵角
抽出回路18に入力し、一つの操舵角を選び出す。この
操舵角をサーボ回路20に入力し、増幅回路21をとお
し、操舵用モータ7を駆動する。この操舵用モータ7に
は、角度検出器として例えばポテンシヨメータ22が取
付けられており、回転角度を検出する。この回転角度を
サーボ回路20にフイードバツクし、操舵角指令と回転
角度が一致するように操舵を行なう。第7図は、以上述
べた無人運搬車1による本発明の一実施例に係る自動搬
送方式を示す概略構成図である。
第7図において、14Aは1階の床面1Fに敷設された
反射誘導帯、14Bは2階の床面2Fに敷設された反射
誘導帯で、反射誘導帯14Aに沿つて複数の停止点信号
テープ23〜28が設けられ、反射誘導帯14Bに沿つ
て複数の停止点信号テープ29〜35が設けられている
。
反射誘導帯、14Bは2階の床面2Fに敷設された反射
誘導帯で、反射誘導帯14Aに沿つて複数の停止点信号
テープ23〜28が設けられ、反射誘導帯14Bに沿つ
て複数の停止点信号テープ29〜35が設けられている
。
36は複数の階床間を昇降するエレベータ装置で、この
エレベータ装置36の1階および2階入口手前の床面に
は、無人運搬車1の通過を検知する第1の検知装置とエ
レベータ装置36のドアと連動する第1の被検知体から
なる第1の制御装置37A,37Bがそれぞれ設けられ
ている。
エレベータ装置36の1階および2階入口手前の床面に
は、無人運搬車1の通過を検知する第1の検知装置とエ
レベータ装置36のドアと連動する第1の被検知体から
なる第1の制御装置37A,37Bがそれぞれ設けられ
ている。
また、エレベータ装置36の乗りかご38の床面39に
は、無人運搬車1の塔載を検知する第2の検知装置とエ
レベータ装置36のドアと連動する第2の被検知体から
なる第2の制御装置40と、各階床の反射誘導帯14A
,14Bと対応する反射誘導帯41と、停止点信号テー
プ42とがそれぞれ設けられている。この自動搬送方式
において、無人運搬車1は各階床の反射誘導帯、例えば
14Aに沿つて自動走行し、自動的にエレベータ装置3
6の乗りかご38内にその反射誘導帯41に沿つて塔乗
し、他階床に到着後、自動的に乗りかご38内からその
反射誘導帯41に沿つて降り、再び他階床の反射誘導帯
、例えば14Bに沿つて自動走行する。
は、無人運搬車1の塔載を検知する第2の検知装置とエ
レベータ装置36のドアと連動する第2の被検知体から
なる第2の制御装置40と、各階床の反射誘導帯14A
,14Bと対応する反射誘導帯41と、停止点信号テー
プ42とがそれぞれ設けられている。この自動搬送方式
において、無人運搬車1は各階床の反射誘導帯、例えば
14Aに沿つて自動走行し、自動的にエレベータ装置3
6の乗りかご38内にその反射誘導帯41に沿つて塔乗
し、他階床に到着後、自動的に乗りかご38内からその
反射誘導帯41に沿つて降り、再び他階床の反射誘導帯
、例えば14Bに沿つて自動走行する。
第8図は、第7図においてエレベータ装置に無人運搬車
1が乗り込む時の状態を示す斜視図である。前記第1の
制御装置37には、第1の検知装置である反射形光電ス
イツチ43と第1の被検知体である反射テープ44、例
えばスコツチテープ(商品名)が設けられており、この
反射テープ44は、無人運搬車1を十分停止させること
ができるような長さをもち、かつエレベータドア45の
開閉に連動して、すなわちドア開閉信号でロータリソレ
ノイド46の励磁をオンオフ制御することにより、その
状態が反射状態あるいは非反射状態に変化するように構
成されている。
1が乗り込む時の状態を示す斜視図である。前記第1の
制御装置37には、第1の検知装置である反射形光電ス
イツチ43と第1の被検知体である反射テープ44、例
えばスコツチテープ(商品名)が設けられており、この
反射テープ44は、無人運搬車1を十分停止させること
ができるような長さをもち、かつエレベータドア45の
開閉に連動して、すなわちドア開閉信号でロータリソレ
ノイド46の励磁をオンオフ制御することにより、その
状態が反射状態あるいは非反射状態に変化するように構
成されている。
一方、無人運搬車1には、第1の検知装置である反射形
光電スイツチ43に対応する第3の被検知体である反射
テープ47と、第1の被検知体である反射テープ44と
対応する第3の検知装置である反射形光電スイツチ48
がそれぞれ設けられ、さらにエレベータドア45に貼着
された第4の被検知体である反射テープ49に対応する
第4の検知装置である反射形光電スイツチ50と第5の
検知装置である反射形光電スイツチ51がそれぞれ設け
られている。無人運搬車1が反射誘導帯14に沿つて自
動走行し、エレベータ装置の人口手前に到着したとき、
図示の如くドア45が閉じている場合、第3の検知装置
である反射形光電スイツチ48で第]の被検知体である
反射テープ44(この場合、反射状態になつている)を
検知して、無人運搬車1は一旦停止する。
光電スイツチ43に対応する第3の被検知体である反射
テープ47と、第1の被検知体である反射テープ44と
対応する第3の検知装置である反射形光電スイツチ48
がそれぞれ設けられ、さらにエレベータドア45に貼着
された第4の被検知体である反射テープ49に対応する
第4の検知装置である反射形光電スイツチ50と第5の
検知装置である反射形光電スイツチ51がそれぞれ設け
られている。無人運搬車1が反射誘導帯14に沿つて自
動走行し、エレベータ装置の人口手前に到着したとき、
図示の如くドア45が閉じている場合、第3の検知装置
である反射形光電スイツチ48で第]の被検知体である
反射テープ44(この場合、反射状態になつている)を
検知して、無人運搬車1は一旦停止する。
これと同時に、第1の検知装置である反射形光電スイツ
チ43で第3の被検知体である反射テープ47を検知し
て、無人運搬車1がエレベータ装置の入口手前に接近し
たことを検知し、ドア45を開くように作用する。ドア
45が完全に開くと、ロータリソレノイド46が作動し
第1の被検知体である反射テープ44が回動して非反射
状態になり、第3の検知装置である反射形光電スイツチ
48に反射テープからの反射光が入射しなくなつて、無
人運搬車1は走行を開始し、反射誘導帯14に沿つてエ
レベータ装置の乗りかご内へと走行する。なお、第4の
被検知体である反射テープ49と第4の検知装置である
反射形光電スイツチ50は、第1の被検知体である反射
テープ44と第3の検知装置である反射形光電スイツチ
48でドア45が開いていることを検知した後、さらに
ドア45が開いていることを再確認して、無人運搬車1
がドア45に衝突するのを防ぐためのものである。第9
図はエレベータ装置の乗りかご38内に運搬車1が乗り
込んだ状態を示す斜視図である。
チ43で第3の被検知体である反射テープ47を検知し
て、無人運搬車1がエレベータ装置の入口手前に接近し
たことを検知し、ドア45を開くように作用する。ドア
45が完全に開くと、ロータリソレノイド46が作動し
第1の被検知体である反射テープ44が回動して非反射
状態になり、第3の検知装置である反射形光電スイツチ
48に反射テープからの反射光が入射しなくなつて、無
人運搬車1は走行を開始し、反射誘導帯14に沿つてエ
レベータ装置の乗りかご内へと走行する。なお、第4の
被検知体である反射テープ49と第4の検知装置である
反射形光電スイツチ50は、第1の被検知体である反射
テープ44と第3の検知装置である反射形光電スイツチ
48でドア45が開いていることを検知した後、さらに
ドア45が開いていることを再確認して、無人運搬車1
がドア45に衝突するのを防ぐためのものである。第9
図はエレベータ装置の乗りかご38内に運搬車1が乗り
込んだ状態を示す斜視図である。
前記第2の制御装置40には、第2の検知装置である反
射形光電スイツチ52と第2の被検知体である反射テー
プ53が設けられており、この反射テープ53はドア4
5の開閉に連動して、すなわちドア開閉信号でロータリ
ソレノイド54の励磁をオンオフ制御することにより、
その状態が反射状態あるいは非反射状態に変化するよう
に構成されている。ドア45の内面には、前記第5の検
知装置である反射形光電スイツチ51と対応する第5の
被検知体である反射テープ55が、さらに乗りかご38
のドア45と反対側の内壁面には、第4の検知装置であ
る反射形光電スィツチ50と対応する第6の被検知体で
ある反射テープ56がそれぞれ貼着され、また、乗りか
ご38の入口側下方には障害物検知装置57,58が設
けられている。cなお、各階床の床面に敷設された反射
誘導帯14と乗りかご38の床面39に敷設された反射
誘導帯41との間には少々隙間があるが、光学誘導式の
無人運搬車1は前述の如く反射誘導帯と走行路面との反
射比率を検知し、反射誘導帯に沿つて走行するものであ
るから、前記の様に少々隙間があつても走行可能であり
、各階床の床面から乗りかごの床面に容易に走行するこ
とができる。無人運搬車1がエレベータ装置の乗りかご
38内に乗り込むと、停止点信号テープ42を検知し、
この検知後、無人運搬車1の走行方向は前進から後進に
切り替わる。また、第2の検知装置である反射形光電ス
イツチ52で第3の被検知体である反射テープ47を検
知して、ドア45を閉じるように作用し、ドア45が閉
じ始めると、ロータリソレノイド54が作動し第2の被
検知体である反射テープ53が回動して反射状態となり
、第3の検知装置である反射形光電スイツチ48が反射
テープ53からの反射光を検知し、後進指令が与えられ
ている無人運搬車1を運転状態のまま一旦停止させる。
これと同時に、ドア45の内面に貼着された第5の被検
知体である反射テープ55を第5の検知装置である反射
形光電スイツチ51で検知して、ドア45が閉じている
ことを確認する。なお、無人運搬車1が乗りかご38内
に乗り込む時、検知手段の誤動作によつて乗りかご38
の内壁に衝突する虞れがあるので、第6の被検知体であ
る反射テープ56を第4の検知装置である反射形光電ス
イツチ50で検知して無人運搬車1を停止させ、無人運
搬車1が乗りかご38の内壁に衝突するのを防止してい
る。無人運搬車1の乗りかご38内への乗り込みが完了
すると、エレベータ装置が昇降して無人運搬車1を移動
する。
射形光電スイツチ52と第2の被検知体である反射テー
プ53が設けられており、この反射テープ53はドア4
5の開閉に連動して、すなわちドア開閉信号でロータリ
ソレノイド54の励磁をオンオフ制御することにより、
その状態が反射状態あるいは非反射状態に変化するよう
に構成されている。ドア45の内面には、前記第5の検
知装置である反射形光電スイツチ51と対応する第5の
被検知体である反射テープ55が、さらに乗りかご38
のドア45と反対側の内壁面には、第4の検知装置であ
る反射形光電スィツチ50と対応する第6の被検知体で
ある反射テープ56がそれぞれ貼着され、また、乗りか
ご38の入口側下方には障害物検知装置57,58が設
けられている。cなお、各階床の床面に敷設された反射
誘導帯14と乗りかご38の床面39に敷設された反射
誘導帯41との間には少々隙間があるが、光学誘導式の
無人運搬車1は前述の如く反射誘導帯と走行路面との反
射比率を検知し、反射誘導帯に沿つて走行するものであ
るから、前記の様に少々隙間があつても走行可能であり
、各階床の床面から乗りかごの床面に容易に走行するこ
とができる。無人運搬車1がエレベータ装置の乗りかご
38内に乗り込むと、停止点信号テープ42を検知し、
この検知後、無人運搬車1の走行方向は前進から後進に
切り替わる。また、第2の検知装置である反射形光電ス
イツチ52で第3の被検知体である反射テープ47を検
知して、ドア45を閉じるように作用し、ドア45が閉
じ始めると、ロータリソレノイド54が作動し第2の被
検知体である反射テープ53が回動して反射状態となり
、第3の検知装置である反射形光電スイツチ48が反射
テープ53からの反射光を検知し、後進指令が与えられ
ている無人運搬車1を運転状態のまま一旦停止させる。
これと同時に、ドア45の内面に貼着された第5の被検
知体である反射テープ55を第5の検知装置である反射
形光電スイツチ51で検知して、ドア45が閉じている
ことを確認する。なお、無人運搬車1が乗りかご38内
に乗り込む時、検知手段の誤動作によつて乗りかご38
の内壁に衝突する虞れがあるので、第6の被検知体であ
る反射テープ56を第4の検知装置である反射形光電ス
イツチ50で検知して無人運搬車1を停止させ、無人運
搬車1が乗りかご38の内壁に衝突するのを防止してい
る。無人運搬車1の乗りかご38内への乗り込みが完了
すると、エレベータ装置が昇降して無人運搬車1を移動
する。
エレベータ装置が所定の階床に到着して停止すると、自
動的にドア45が開き始め、完全に開くと、ロータリソ
レノイド54が動作し第2の被検知体である反射テープ
53が回動して非反射状態になり、第3の検出装置であ
る反射形光電スイツチ48に反射テープ53からの反射
光が入射せず、一旦停止が解除されて無人運搬車1は後
進で乗りかご38内より反射誘導帯41に沿つて降りる
。第10図イ,口は、無人運搬車がエレベータ装置内に
自動的に乗り降りするための全体制御プロツク図である
。
動的にドア45が開き始め、完全に開くと、ロータリソ
レノイド54が動作し第2の被検知体である反射テープ
53が回動して非反射状態になり、第3の検出装置であ
る反射形光電スイツチ48に反射テープ53からの反射
光が入射せず、一旦停止が解除されて無人運搬車1は後
進で乗りかご38内より反射誘導帯41に沿つて降りる
。第10図イ,口は、無人運搬車がエレベータ装置内に
自動的に乗り降りするための全体制御プロツク図である
。
第10図において、43A,44Aは1階床1Fに設け
られた第1の検知装置である反射形光電スイツチと第1
の被検知体である反射テープ、43B,44Bは2階床
2Fに設けられた第1の検知装置である反射形光電スイ
ツチと第1の被検知体である反射テープ、52,53は
エレベータ装置36の乗りかご内に設けられた第2の検
知装置である反射形光電スイツチと第2の被検知体であ
る反射テープである。
られた第1の検知装置である反射形光電スイツチと第1
の被検知体である反射テープ、43B,44Bは2階床
2Fに設けられた第1の検知装置である反射形光電スイ
ツチと第1の被検知体である反射テープ、52,53は
エレベータ装置36の乗りかご内に設けられた第2の検
知装置である反射形光電スイツチと第2の被検知体であ
る反射テープである。
また、59はエレベータ中央制御装置、60はエレベー
タドア装置、61はエレベータ階情報検知装置、62は
エレベータ上下制御装置である。エレベータ中央制御装
置59には、各階床に設けられた第1の検知装置である
反射形光電スイツチ43Aまたは43Bからの検知信号
、エレベータ装置36の乗りかご内に設けられ第2の検
知装置である反射形光電スイッチ52からの検知信号お
よびエレベータ階情報検知装置61からの検知信号がそ
れぞれ入力され、エレベータ中央制御装置59では、こ
れらの各信号を処理して、各階床に設けられた第1の被
検知体である反射テープ44Aまたは44Bと、エレベ
ータ装置36の乗りかご内に設けられた第2の被倹知体
である反射テープ53に作動指令を、エレベータドア装
置60に開閉指令を、またエレベータ上下制御装置62
に動作指令をそれぞれ出力する。
タドア装置、61はエレベータ階情報検知装置、62は
エレベータ上下制御装置である。エレベータ中央制御装
置59には、各階床に設けられた第1の検知装置である
反射形光電スイツチ43Aまたは43Bからの検知信号
、エレベータ装置36の乗りかご内に設けられ第2の検
知装置である反射形光電スイッチ52からの検知信号お
よびエレベータ階情報検知装置61からの検知信号がそ
れぞれ入力され、エレベータ中央制御装置59では、こ
れらの各信号を処理して、各階床に設けられた第1の被
検知体である反射テープ44Aまたは44Bと、エレベ
ータ装置36の乗りかご内に設けられた第2の被倹知体
である反射テープ53に作動指令を、エレベータドア装
置60に開閉指令を、またエレベータ上下制御装置62
に動作指令をそれぞれ出力する。
第11図イ,叫ま前述した自動搬送方式の動作を示すフ
ローチヤートで、図中HVは無人運搬車、EVはエレベ
ータ装置である。
ローチヤートで、図中HVは無人運搬車、EVはエレベ
ータ装置である。
また、第12図は前述した自動搬送方式における無人運
搬車の制御系のプロツクである。
搬車の制御系のプロツクである。
第12図において、7,12a,13a,14,15,
16,17,18,20,21,22は、第6図と同様
に操舵用モータ、受光素子列、光源、反射誘導帯、路面
、フード、オンオフ処理回路、操舵角抽出回路、サーボ
回路、増幅回路、ポテンシヨメータである。
16,17,18,20,21,22は、第6図と同様
に操舵用モータ、受光素子列、光源、反射誘導帯、路面
、フード、オンオフ処理回路、操舵角抽出回路、サーボ
回路、増幅回路、ポテンシヨメータである。
また、9は前記走行モータ、48,50,51はそれぞ
れ前述した第3、第4、第5の検知装置である反射形光
電スイツチ、63は行先設定回路、64は信号処理回路
、65はモータ1駆動回路、66はオアゲートである。
第6図と異なる点は、無人運搬車に第3、第4、第5の
検知装置である反射形光電スイツチ48,′−50,5
1の検知信号のうち、いずれか1つが入力された場合、
無人運搬車が一旦停止するように構成されていることで
ある。すなわち、オンオフ処理回路17からの信号、行
先設定回路63からの行先指令、各反射形光電スイツチ
48,50,251からの検知信号をそれぞれ信号処理
回路64に入力し、この信号処理回路64の出力により
モータ1駆動回路65を制御し、走行モータ9を回転制
御して無人運搬車を走行させる。本実施例によれば、光
学誘導式の無人運搬車と、゜光学的検知装置および光学
的被検知体とを用い、光信号の授受によつて無人運搬車
をエレベータ装置内に安全かつ確実に乗り降りさせるこ
とができるので、設備の据付けやレイアウトの変更等が
容易で、各階床間にわたる自動搬送方式を簡単な構5成
で、安価に提供することができる。
れ前述した第3、第4、第5の検知装置である反射形光
電スイツチ、63は行先設定回路、64は信号処理回路
、65はモータ1駆動回路、66はオアゲートである。
第6図と異なる点は、無人運搬車に第3、第4、第5の
検知装置である反射形光電スイツチ48,′−50,5
1の検知信号のうち、いずれか1つが入力された場合、
無人運搬車が一旦停止するように構成されていることで
ある。すなわち、オンオフ処理回路17からの信号、行
先設定回路63からの行先指令、各反射形光電スイツチ
48,50,251からの検知信号をそれぞれ信号処理
回路64に入力し、この信号処理回路64の出力により
モータ1駆動回路65を制御し、走行モータ9を回転制
御して無人運搬車を走行させる。本実施例によれば、光
学誘導式の無人運搬車と、゜光学的検知装置および光学
的被検知体とを用い、光信号の授受によつて無人運搬車
をエレベータ装置内に安全かつ確実に乗り降りさせるこ
とができるので、設備の据付けやレイアウトの変更等が
容易で、各階床間にわたる自動搬送方式を簡単な構5成
で、安価に提供することができる。
また、ガイド等を設ける必要がないので、エレベータ装
置も無人運搬車専用とならず、有効に活用することがで
きる。なお、前記実施例でぱ、無人運搬車の反射誘導
4帯としてアルミテープ、ステンレステープを用いた場
合について述べたが、光学誘導式は路面と誘導帯との反
射比率で誘導帯を検知するものであるから、反射比率が
十分に得られる条件ならば、誘導帯としてペイント、板
材、布テープ、合成樹脂jテープ、タイル等を用いるこ
ともできる。
置も無人運搬車専用とならず、有効に活用することがで
きる。なお、前記実施例でぱ、無人運搬車の反射誘導
4帯としてアルミテープ、ステンレステープを用いた場
合について述べたが、光学誘導式は路面と誘導帯との反
射比率で誘導帯を検知するものであるから、反射比率が
十分に得られる条件ならば、誘導帯としてペイント、板
材、布テープ、合成樹脂jテープ、タイル等を用いるこ
ともできる。
以上説明したように、本発明によれば、光学誘導式の無
人運搬車を用いて、これをエレベータ装置内に自動的に
安全かつ確実に乗り降りさせることができるとともに、
各階床間にわたる自動搬送方式を簡単な構成でかつ安価
に提供することができる。
人運搬車を用いて、これをエレベータ装置内に自動的に
安全かつ確実に乗り降りさせることができるとともに、
各階床間にわたる自動搬送方式を簡単な構成でかつ安価
に提供することができる。
第1図は光学誘導式無人運搬車の一例を示す底面図、第
2図イ,口は光学誘導式無人運搬車の受光素子と反射誘
導帯の関係する平面図および側面図、第3図は光学誘導
式無人運搬車の受光素子の動作と操舵角の関係を示すグ
ラフ、第4図は操舵角抽出回路のプロツク図、第5図は
反射誘導帯が分岐している場合の操舵角抽出作用を説明
するための説明図、第6図は操舵指令に対する光学誘導
式無人運搬車の制御系プロツク図、第7図は本発明の一
実施例に係る自動搬送方式の概略構成図、第8図は第7
図に示した自動搬送方式においてエレベータ装置に無人
運搬車が乗り込む時の状態を示す斜視図、第9図は第7
図に示した自動搬送方式において無人運搬車がエレベー
タ装置内に乗り込んだ状態を示す斜視図、第10図イ,
岨ま第7図に示した自動搬送方式において無人運搬車が
エレベータ装置内に乗り降りするための全体制御プロツ
ク図、第11図イ,口は第7図に示した自動搬送方式の
動作を示すフローチヤート、第12図は第7図に示した
自動搬送方式における無人運搬車の制御系プロツク図で
ある〇1・・・・・・光学誘導式無人運搬車、14,1
4A,14B,41・・・・・・反射誘導帯、36・・
・・・・エレベータ装置、38・・・・・・乗りかご、
39・・・・・・床面、42・・・・・・停止点信号テ
ープ、43・・・・・・第1の検知装置である反射形光
電スイツチ、44・・・・・・第1の被検知体である反
射テープ、47・・・・・・第3の被検知体である反射
テープ、48・・・・・・第3の検知装置である反射形
光電スイツチ、49・・・・・・第4の被検知体である
反射テープ、50・・・・・・第4の検知装置である反
射形光電スィツチ、51・・・・・・第5の検知装置で
ある反射形光電スイツチ、52・・・・・・第2の検知
装置である反射形光電スイツチ、53−・・・・・・第
2の被検知体である、55・・・・・・第5の被杉咲口
体である反射テープ、56・・・・・・第6の被検知体
である反射テープ。
2図イ,口は光学誘導式無人運搬車の受光素子と反射誘
導帯の関係する平面図および側面図、第3図は光学誘導
式無人運搬車の受光素子の動作と操舵角の関係を示すグ
ラフ、第4図は操舵角抽出回路のプロツク図、第5図は
反射誘導帯が分岐している場合の操舵角抽出作用を説明
するための説明図、第6図は操舵指令に対する光学誘導
式無人運搬車の制御系プロツク図、第7図は本発明の一
実施例に係る自動搬送方式の概略構成図、第8図は第7
図に示した自動搬送方式においてエレベータ装置に無人
運搬車が乗り込む時の状態を示す斜視図、第9図は第7
図に示した自動搬送方式において無人運搬車がエレベー
タ装置内に乗り込んだ状態を示す斜視図、第10図イ,
岨ま第7図に示した自動搬送方式において無人運搬車が
エレベータ装置内に乗り降りするための全体制御プロツ
ク図、第11図イ,口は第7図に示した自動搬送方式の
動作を示すフローチヤート、第12図は第7図に示した
自動搬送方式における無人運搬車の制御系プロツク図で
ある〇1・・・・・・光学誘導式無人運搬車、14,1
4A,14B,41・・・・・・反射誘導帯、36・・
・・・・エレベータ装置、38・・・・・・乗りかご、
39・・・・・・床面、42・・・・・・停止点信号テ
ープ、43・・・・・・第1の検知装置である反射形光
電スイツチ、44・・・・・・第1の被検知体である反
射テープ、47・・・・・・第3の被検知体である反射
テープ、48・・・・・・第3の検知装置である反射形
光電スイツチ、49・・・・・・第4の被検知体である
反射テープ、50・・・・・・第4の検知装置である反
射形光電スィツチ、51・・・・・・第5の検知装置で
ある反射形光電スイツチ、52・・・・・・第2の検知
装置である反射形光電スイツチ、53−・・・・・・第
2の被検知体である、55・・・・・・第5の被杉咲口
体である反射テープ、56・・・・・・第6の被検知体
である反射テープ。
Claims (1)
- 1 複数階床の走行路に敷設された誘導帯と、この誘導
帯を検知しこれに沿つて自動走行する無人運搬車と、こ
の無人運搬車を塔載して前記複数階床間を昇降するエレ
ベータ装置とを備えたものにおいて、前記無人運搬車と
して光学誘導式無人運搬車を用いるとともに前記誘導帯
として反射誘導帯を用い、この反射誘導帯に対応して前
記エレベータ装置の乗りかごの床面に反射誘導帯を敷設
し、前記エレベータ装置の出入口手前の階床に、前記無
人運搬車の有無を検知する第1の反射形光電スイッチと
、前記エレベータ装置のドアの開閉と連動して反射状態
あるいは非反射状態に変化する第1の反射体とを設け、
前記エレベータ装置の乗りかご内に、前記無人運搬車の
塔載を検知する第2の反射形光電スイッチと、前記エレ
ベータ装置のドアの開閉と連動して反射状態あるいは非
反射状態に変化する第2の反射体とを設け、前記ドアの
外側および内側に第4および第5の反射体を設け、前記
乗りかごのドアと反対側の内壁に第6の反射体を設け、
前記乗りかごの床面に停止点を設け、さらに前記無人運
搬車に、前記第1および第2の反射形光電スイッチに対
応する第3の反射体と、前記第1および第2の反射体に
対応する第3の反射形光電スイッチと、前記第4および
第6の反射体に対応する第4の反射形光電スイッチと、
前記第5の反射体に対応する第5の反射形光電スイッチ
とを設け、前記第1の反射形光電スイッチと前記第3の
反射体によつて前記無人運搬車が前記エレベータ装置の
出入口手前に到着したことを検知するとともに、前記第
1の反射体と前記第3の反射形光電スイッチによつて前
記エレベータ装置のドアの開閉状態を検知し、前記ドア
が閉じているときには、前記無人運搬車を一旦停止させ
て前記ドアを開くための処理を行ない、前記第4の反射
形光電スイッチが前記第4の反射体を検知しないことに
より前記ドアが開いたことを確認して前記無人運搬車を
前記乗りかご内に走行させ、また前記ドアが開いている
ときには、前記第4の反射形光電スイッチが前記第4の
反射体を検知しないことにより前記ドアが開いているこ
とを確認して、そのまま前記無人運搬車を前記乗りかご
内に走行させ、前記無人運搬車が前記乗りかご内におい
て前記停止点を検知したら、前記無人運搬車の走行方向
を前進走行から後進走行に自動的に切り替え、かつ前記
第2の反射形光電スイッチと第3の反射体により前記無
人運搬車が前記乗りかご内に塔載されたことを検知して
前記ドアを閉じるとともに、前記第2の反射体と前記第
3の反射形光電スイッチにより前記ドアが閉じたことを
検知して、前記無人運搬車を一旦停止させるための処理
を行なうが、無人運搬車が実際に一旦停止しないときに
は前記第4の反射形光電スイッチにより前記第6の反射
体を検知して前記無人運搬車を一旦停止させ、かつ前記
第5の反射形光電スイッチと前記第5の反射体によつて
前記ドアが閉じたことを確認し、無人運搬車の乗りかご
への乗り込みが完了すると、前記エレベータ装置を昇降
させ、エレベータ装置が停止すべき所定の階床に到着し
たら前記ドアを開き、ドアが開いたことを前記第2の反
射体と前記第3の反射形光電スイッチにより検知して、
前記無人運搬車の一旦停止状態を解除し、無人運搬車を
前記乗りかご内から外へ後進走行させることを特徴とす
る自動搬送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54077552A JPS593767B2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 自動搬送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54077552A JPS593767B2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 自動搬送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS562009A JPS562009A (en) | 1981-01-10 |
JPS593767B2 true JPS593767B2 (ja) | 1984-01-26 |
Family
ID=13637171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54077552A Expired JPS593767B2 (ja) | 1979-06-21 | 1979-06-21 | 自動搬送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS593767B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE466755B (sv) * | 1989-06-30 | 1992-03-30 | Aga Ab | Foerfarande foer uppkolning av staal med reducering av vaetehalten i uppkolningsskiktet |
JPH0818649B2 (ja) * | 1989-12-04 | 1996-02-28 | 株式会社フジタ | 建築工事用資機材の搬送装置 |
-
1979
- 1979-06-21 JP JP54077552A patent/JPS593767B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS562009A (en) | 1981-01-10 |
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