JPS5935305B2 - 金型の製造方法 - Google Patents
金型の製造方法Info
- Publication number
- JPS5935305B2 JPS5935305B2 JP50036337A JP3633775A JPS5935305B2 JP S5935305 B2 JPS5935305 B2 JP S5935305B2 JP 50036337 A JP50036337 A JP 50036337A JP 3633775 A JP3633775 A JP 3633775A JP S5935305 B2 JPS5935305 B2 JP S5935305B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- mold
- convex
- lenticule
- cathode ray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は投影面と反対の面から観察するリアプロジェク
ション式投影装置に用いられるレンチキュラ−形スクリ
ーンを製造する金型の製造方法に関する。
ション式投影装置に用いられるレンチキュラ−形スクリ
ーンを製造する金型の製造方法に関する。
まず本発明方法の説明に先立ち、第1図に示すレンチキ
ュラ−形リアスクリーンを用ぃた3管式プロジェクタに
ついて説明するに、1は「赤」「緑」 「青」の三つの
原色画像を投写する陰極線管群を示し、IRは「赤」、
IG&$ 「緑」、IBは「青」の画像を投写する夫々
の陰極線管である。
ュラ−形リアスクリーンを用ぃた3管式プロジェクタに
ついて説明するに、1は「赤」「緑」 「青」の三つの
原色画像を投写する陰極線管群を示し、IRは「赤」、
IG&$ 「緑」、IBは「青」の画像を投写する夫々
の陰極線管である。
2Rは陰極線管IRの光軸上に設置された主レンズ、以
下同様に2Gは陰極線管IG、2Bは陰極線管1Bvc
対応する主レンズを夫々示している。
下同様に2Gは陰極線管IG、2Bは陰極線管1Bvc
対応する主レンズを夫々示している。
3は補正レンズ、4は上下方向に単列に配設されたレン
チキュラ−形リアスクリーンを夫々示し、各陰極線管I
R、IG、IBからの光束の光軸がレンチキュラ−形リ
アスクリーン4のレンチキュラ−面に全て力L致する如
く設定されている。
チキュラ−形リアスクリーンを夫々示し、各陰極線管I
R、IG、IBからの光束の光軸がレンチキュラ−形リ
アスクリーン4のレンチキュラ−面に全て力L致する如
く設定されている。
補正レンズ3は各主レンズ2R、2G、2Bより拡大発
散された投射光束8R、8G、8Bを所定の光路位置に
おいて平行光束に光路変更してレンチキュラ−形リアス
クリーン4に投射するもので、フレネルレンズはその一
例である。レンチキュラ−形リアスクリーン4は、通常
知られているいわゆるかまぼこ状凸レンズ4aが多数並
列されたもので、この場合は横方向にかまぼこ状凸レン
ズが並列されている。このリアスクリーン4の凸レンズ
4aが設けられた面と反対の面には外光を遮光するため
にストライプ状の遮光部4bが付着されている。なおこ
の構造では各光束の水平成分の説明が除かれている。8
Rは赤の陰極線管IRよりの光軸、8Gは緑の陰極線管
IGよりの光軸、8Bは青の陰極線管IBよりの光軸を
夫々示している。
散された投射光束8R、8G、8Bを所定の光路位置に
おいて平行光束に光路変更してレンチキュラ−形リアス
クリーン4に投射するもので、フレネルレンズはその一
例である。レンチキュラ−形リアスクリーン4は、通常
知られているいわゆるかまぼこ状凸レンズ4aが多数並
列されたもので、この場合は横方向にかまぼこ状凸レン
ズが並列されている。このリアスクリーン4の凸レンズ
4aが設けられた面と反対の面には外光を遮光するため
にストライプ状の遮光部4bが付着されている。なおこ
の構造では各光束の水平成分の説明が除かれている。8
Rは赤の陰極線管IRよりの光軸、8Gは緑の陰極線管
IGよりの光軸、8Bは青の陰極線管IBよりの光軸を
夫々示している。
かかる構成によれば、各陰極線管よりの光束、つまり緑
の陰極線管IGの射出光束は光軸8Bを中心として拡散
角(指向角)θGをもつて拡散し、赤の陰極線管IRの
射出光束は光軸8Gを中心として拡散角(指向角)θR
をもつて拡散し、青の陰極線管IBの射出光束は光軸8
Bを中心として拡散角(指向角)θBをもつて拡散する
。したがつて、各色光束の光軸の方向が異なるために各
陰極線管よりの原色画像の合成像つまりカラー映像を色
バランスの良い状態で見ることができる範囲(W)が狭
小になり、その他の範囲では見る角度に応じていわゆる
カラーシェーディングを生じてしまい、本来のカラー映
像を得ることができない。そこで、上記カラーシェーデ
ィングが発生しないレンチキュラ−形リアスクリーンに
ついて説明するに、このレJャ`キユラ一形リアスクリー
ン25は第2図に示す如く、その第1の面26がスクリ
ーンの視野を決定する指向角を所定に得るためのかまぼ
こ状凸レンズ26aが多数並列されたレンチキユラ一と
なされている。そして各かまぼこ状凸レンズ26aの曲
率半径R2は1mmの円弧面、各凸レンズ26aの間隔
P2は0.8mmとなつてぃる。また第2の面27も第
1の面26と同様な形状を呈し、第1の面26の凸レン
ズと第2の面nの凸レンズは各々位置的に対応している
。また第1および第2の面の凸レンズ間の間隔E3&′
S.3mmとなされている。以上のようなレンチキユラ
一形リアスクリーンによれば、第3図に示す如く、補正
レンズ3を介した各陰極線管1R,1G,1Bよりの平
行光束8R,8G,8B&$スクリーン25の第1の面
冗のかまぼこ状凸Vンズ26aによつて分割され、各か
まぼこ状凸レンズ26aに対応した各光束が集束され、
第2の面27のほぼ表面の部分で線状に集光し更に発散
される。
の陰極線管IGの射出光束は光軸8Bを中心として拡散
角(指向角)θGをもつて拡散し、赤の陰極線管IRの
射出光束は光軸8Gを中心として拡散角(指向角)θR
をもつて拡散し、青の陰極線管IBの射出光束は光軸8
Bを中心として拡散角(指向角)θBをもつて拡散する
。したがつて、各色光束の光軸の方向が異なるために各
陰極線管よりの原色画像の合成像つまりカラー映像を色
バランスの良い状態で見ることができる範囲(W)が狭
小になり、その他の範囲では見る角度に応じていわゆる
カラーシェーディングを生じてしまい、本来のカラー映
像を得ることができない。そこで、上記カラーシェーデ
ィングが発生しないレンチキュラ−形リアスクリーンに
ついて説明するに、このレJャ`キユラ一形リアスクリー
ン25は第2図に示す如く、その第1の面26がスクリ
ーンの視野を決定する指向角を所定に得るためのかまぼ
こ状凸レンズ26aが多数並列されたレンチキユラ一と
なされている。そして各かまぼこ状凸レンズ26aの曲
率半径R2は1mmの円弧面、各凸レンズ26aの間隔
P2は0.8mmとなつてぃる。また第2の面27も第
1の面26と同様な形状を呈し、第1の面26の凸レン
ズと第2の面nの凸レンズは各々位置的に対応している
。また第1および第2の面の凸レンズ間の間隔E3&′
S.3mmとなされている。以上のようなレンチキユラ
一形リアスクリーンによれば、第3図に示す如く、補正
レンズ3を介した各陰極線管1R,1G,1Bよりの平
行光束8R,8G,8B&$スクリーン25の第1の面
冗のかまぼこ状凸Vンズ26aによつて分割され、各か
まぼこ状凸レンズ26aに対応した各光束が集束され、
第2の面27のほぼ表面の部分で線状に集光し更に発散
される。
すなわち、スクリーン25に対して直角に入射する陰極
線管1Gよりの平行光束は第2の面27の各凸レンズ2
7aの中央位置に集束し、しかる後スクリーン25に対
して直角に垂直指向角2θ(=±12ン)をもつて発散
される。またスクリーン25に対して俯角8を保つて入
射する陰極線管1Rよりの平行光束は、第2の面27の
各凸レンズ27aの下方位置に集束し、しかる後スクリ
ーン25に対して直角に垂直指向角2θ(=±12ン)
をもつて発散される。
線管1Gよりの平行光束は第2の面27の各凸レンズ2
7aの中央位置に集束し、しかる後スクリーン25に対
して直角に垂直指向角2θ(=±12ン)をもつて発散
される。またスクリーン25に対して俯角8を保つて入
射する陰極線管1Rよりの平行光束は、第2の面27の
各凸レンズ27aの下方位置に集束し、しかる後スクリ
ーン25に対して直角に垂直指向角2θ(=±12ン)
をもつて発散される。
更にスクリーン25VC対して俯角8を保つて入射する
陰極線管1Bよりの平行光束は、第2の面27の各凸V
ンズ27aの上方位置に集束し、しかる後スクリーン2
5に対して直角に垂直指向角2θv(=±125)をも
つて発散される。すなわち各光路の光軸の方向へ異なつ
ている場合でもスクリーン表面における各色の発散中心
の方向ば一致するのでカラーシエーデイングは発生しな
い。なお第3図に示す光路図は一つの凸レンズに対して
の図示であるが、全ての凸Vンズに対して同様の光路が
発生するものである。従つて両面VCvンチキユラ一を
有するスクリーンを使用すれl人カラーシエーデインン
のないカラー画像を得ることができる。
陰極線管1Bよりの平行光束は、第2の面27の各凸V
ンズ27aの上方位置に集束し、しかる後スクリーン2
5に対して直角に垂直指向角2θv(=±125)をも
つて発散される。すなわち各光路の光軸の方向へ異なつ
ている場合でもスクリーン表面における各色の発散中心
の方向ば一致するのでカラーシエーデイングは発生しな
い。なお第3図に示す光路図は一つの凸レンズに対して
の図示であるが、全ての凸Vンズに対して同様の光路が
発生するものである。従つて両面VCvンチキユラ一を
有するスクリーンを使用すれl人カラーシエーデインン
のないカラー画像を得ることができる。
しカルながら、スクリーンの両面に形成されるレンチキ
ユラ一の各凸レンズの中心は両側の面で全面にわたつて
±0.01m1〜0.03m7J!以内の誤差で一致し
なければならず、従来の技術では両面のレンチキユラ一
の位置合せが困難であつた。従来は例えば下金型に枠を
設けてこの枠内に上金型を挿入してスクリーンの両面に
レンチキユラ一を形成する事が考えられた。しかしなが
らこの方法では上金型と下金型の間に金型の変形に対し
て対応性がないので、圧力・温度変化等により上金型と
下金型が独立に変形してしまい両面のVンチキユラ一v
ンズの中心がずれてしまい実用にはならなかつた。本発
明はかかる点にかんがみ、上記のカラーシエーデイング
をほとんど除いたレンチキユラ一形リアスクリーンを製
造誤差なく製造することができる金型の製造方法を提供
することを目的とするものである。
ユラ一の各凸レンズの中心は両側の面で全面にわたつて
±0.01m1〜0.03m7J!以内の誤差で一致し
なければならず、従来の技術では両面のレンチキユラ一
の位置合せが困難であつた。従来は例えば下金型に枠を
設けてこの枠内に上金型を挿入してスクリーンの両面に
レンチキユラ一を形成する事が考えられた。しかしなが
らこの方法では上金型と下金型の間に金型の変形に対し
て対応性がないので、圧力・温度変化等により上金型と
下金型が独立に変形してしまい両面のVンチキユラ一v
ンズの中心がずれてしまい実用にはならなかつた。本発
明はかかる点にかんがみ、上記のカラーシエーデイング
をほとんど除いたレンチキユラ一形リアスクリーンを製
造誤差なく製造することができる金型の製造方法を提供
することを目的とするものである。
以下本発明方法の実施例を詳細に説明しよう。
第4図は工作機械10のテーブル11の面にレンチキユ
ラ一形リアスクリーンを製造するための金型12,13
が取付けられている図を示したものである。工作機械1
0としては、金型自体が縦1m以上、横80m以上と大
きいので、平削り盤やプラノミラ一等の大型のものが使
用される。被削される金型12,13の材質はアルミニ
ユームや黄銅板の比較的快削性に富む材質がよぃ。双方
の金型は夫々上金型又は下金型とする。テーブル11上
の上金型12および下金型13は端面を一致するように
固定した後、まず上下の金型12,13の直線性と後に
説明するレンチキユラ一面のピツチ精度を保つための位
置決め棒用溝14がエンドミルやバイトの工具15で削
り出される。
ラ一形リアスクリーンを製造するための金型12,13
が取付けられている図を示したものである。工作機械1
0としては、金型自体が縦1m以上、横80m以上と大
きいので、平削り盤やプラノミラ一等の大型のものが使
用される。被削される金型12,13の材質はアルミニ
ユームや黄銅板の比較的快削性に富む材質がよぃ。双方
の金型は夫々上金型又は下金型とする。テーブル11上
の上金型12および下金型13は端面を一致するように
固定した後、まず上下の金型12,13の直線性と後に
説明するレンチキユラ一面のピツチ精度を保つための位
置決め棒用溝14がエンドミルやバイトの工具15で削
り出される。
位置決め棒用溝14はその断面形状がほぼ半円状となさ
れ、上下の金型12,13が合致した場合、所定の厚さ
を自めて円状となるように構成し、かつ両側に各1筋を
設けるようにする。次に、両側に設けた位置決め用溝1
4の間にはレンチキユラ一の端面形状をしたローラー1
61fCよつて転造してVンテキユラ一面が形成される
。このローラー16は第5図に示す如く、スピンドル1
7vc固定された横型ローラーで、各出のピツチP1は
0.8mm1各出の曲率半径r1は1重となつている。
したがつて、両金型12,13には一度の作業によつて
溝14およびレZテキユラ一用凹凸面18が転造される
ことになる。なお両金型12,13のレンチキユラ一型
面の加工は転造によらずバイトで切削してもよい。この
ようにして製作された上、下の金型12,13は第6図
に示すヒートブレス装置20VC組込まれる。
れ、上下の金型12,13が合致した場合、所定の厚さ
を自めて円状となるように構成し、かつ両側に各1筋を
設けるようにする。次に、両側に設けた位置決め用溝1
4の間にはレンチキユラ一の端面形状をしたローラー1
61fCよつて転造してVンテキユラ一面が形成される
。このローラー16は第5図に示す如く、スピンドル1
7vc固定された横型ローラーで、各出のピツチP1は
0.8mm1各出の曲率半径r1は1重となつている。
したがつて、両金型12,13には一度の作業によつて
溝14およびレZテキユラ一用凹凸面18が転造される
ことになる。なお両金型12,13のレンチキユラ一型
面の加工は転造によらずバイトで切削してもよい。この
ようにして製作された上、下の金型12,13は第6図
に示すヒートブレス装置20VC組込まれる。
このヒートプVス装置20vc.よつてVンチキユラ一
形リアスクリーンを製造することになるが、21はVン
チキユラ一形リアスクリーンの素材、22および23は
、上、下金型12,13の加熱用ヒータを夫々示してい
る。24は位置決め棒で、この位置決め棒24と上、下
金型12,13を組込んだ場合には所定の間隔tが保持
される。
形リアスクリーンを製造することになるが、21はVン
チキユラ一形リアスクリーンの素材、22および23は
、上、下金型12,13の加熱用ヒータを夫々示してい
る。24は位置決め棒で、この位置決め棒24と上、下
金型12,13を組込んだ場合には所定の間隔tが保持
される。
レンチキユラ一形リアスクリーンの素材21は、アクリ
ル系樹脂や塩化ビニル系樹脂が用ぃられ、加圧成形後に
得られるスクリーン25の大きさが例えば縦寸法e1が
686mm1横寸法E,が〃914mT!Lとなるよう
にする(いわゆる45型投影画面と称される)。
ル系樹脂や塩化ビニル系樹脂が用ぃられ、加圧成形後に
得られるスクリーン25の大きさが例えば縦寸法e1が
686mm1横寸法E,が〃914mT!Lとなるよう
にする(いわゆる45型投影画面と称される)。
次VCvンチキユラ一形スクリーンの製造過程について
説明するに、上、下金型22,23の間には上記のアク
リル樹脂のような素材21を載置する。
説明するに、上、下金型22,23の間には上記のアク
リル樹脂のような素材21を載置する。
この素材21の厚さは前述のt′1′法より僅かに大き
い寸法に設定する。つまり、t寸法はスクリーン25と
して完成されたときの最終の厚さに匹敵し、そのため凹
凸面に対応する空間部を埋める必要があり、t寸法より
僅かに大きい寸法に設定しておく。所定の位置に設定さ
れたスクリーン用素材21は上、下金型12,13で保
持押圧され、加熱用ヒータ22,23!f−より加熱さ
れる。
い寸法に設定する。つまり、t寸法はスクリーン25と
して完成されたときの最終の厚さに匹敵し、そのため凹
凸面に対応する空間部を埋める必要があり、t寸法より
僅かに大きい寸法に設定しておく。所定の位置に設定さ
れたスクリーン用素材21は上、下金型12,13で保
持押圧され、加熱用ヒータ22,23!f−より加熱さ
れる。
この場合、加熱温度は150℃なぃし170℃になるよ
うにし、押圧力は50kg/CT!L2ないし100k
g/C2の範囲内で行なう。上述の方法でスクリーンの
両面にレンチキユラ一を形成した場合、下記の理由によ
り両面のレンチキユラ一の凸レンズの位置合せが極めて
正確に行なえる。
うにし、押圧力は50kg/CT!L2ないし100k
g/C2の範囲内で行なう。上述の方法でスクリーンの
両面にレンチキユラ一を形成した場合、下記の理由によ
り両面のレンチキユラ一の凸レンズの位置合せが極めて
正確に行なえる。
すなわち、上下金型でスクリーン用素材を押圧している
ときに圧力や熱により一方、例えば上金型が変形しよう
としても、上金型は位置決め棒により下金型に結合され
ているので、上金型の変形に対して下金型も変形するの
で、両面のレンチキユラ一vンズ間の相対的誤差は発生
しない。すなわち両面の凸Vンズの中心の位置は狂わな
ぃ。なおこの時絶対的誤差が発生するが、スクリーン両
面のレンチキユラ一の相対位置さえ合つていれば問題な
ぃ。第7図は本発明方法によつて得ることのできるレン
チキユラ一形リアスクリーンの例を示したものである。
ときに圧力や熱により一方、例えば上金型が変形しよう
としても、上金型は位置決め棒により下金型に結合され
ているので、上金型の変形に対して下金型も変形するの
で、両面のレンチキユラ一vンズ間の相対的誤差は発生
しない。すなわち両面の凸Vンズの中心の位置は狂わな
ぃ。なおこの時絶対的誤差が発生するが、スクリーン両
面のレンチキユラ一の相対位置さえ合つていれば問題な
ぃ。第7図は本発明方法によつて得ることのできるレン
チキユラ一形リアスクリーンの例を示したものである。
このスクリーン28の大きさは第2図例のスクリーンと
同じ縦寸法e1が686mm1横寸法E2が914mm
である。そして第1の面29&$、スクリーンの視野を
決定する指向角を所定に得るために、縦方向に延長した
いわゆるかまぼこ状凸Vyズ29aを多数並列したレン
チキユラ一となつている。そして各かまぼこ状凸レンズ
29aの曲率半径R3は0.4mmの円弧面とし、かつ
各凸Vンズ29aの間隔P3は0.6mmとなつている
。一方第2の面30は、外部の光を遮光するための黒縞
帯を容易に付着し得る凹凸平面30aとなつている。凹
凸平面30aの凸部は第1の面29の凸レンズ29aの
間隔P3と一致する間隔で縦方向に並列的に設けたもの
で、各凸部との間隔E4および凸部自体の幅寸法E5と
の比が1:2の関係に設けられている。なおその厚さE
6は1.0m11である。以上述べた如く本発明方法に
よれば、両面に略同一形状を有する板状体を製造する一
対の金型を製造するに際し、一対の金型素材を同一平面
内に配設し、上記一対の金型素材を加工具により連続的
に加工して上記形状に対応する形状を上記一対の金型素
材に形成するようにしたので、両面におけるレンズの対
応性が極めて良好となり、従つてカラーシエーテイング
の発生しにくいVンチキユラ一形リアスクリーンを製造
することができる。
同じ縦寸法e1が686mm1横寸法E2が914mm
である。そして第1の面29&$、スクリーンの視野を
決定する指向角を所定に得るために、縦方向に延長した
いわゆるかまぼこ状凸Vyズ29aを多数並列したレン
チキユラ一となつている。そして各かまぼこ状凸レンズ
29aの曲率半径R3は0.4mmの円弧面とし、かつ
各凸Vンズ29aの間隔P3は0.6mmとなつている
。一方第2の面30は、外部の光を遮光するための黒縞
帯を容易に付着し得る凹凸平面30aとなつている。凹
凸平面30aの凸部は第1の面29の凸レンズ29aの
間隔P3と一致する間隔で縦方向に並列的に設けたもの
で、各凸部との間隔E4および凸部自体の幅寸法E5と
の比が1:2の関係に設けられている。なおその厚さE
6は1.0m11である。以上述べた如く本発明方法に
よれば、両面に略同一形状を有する板状体を製造する一
対の金型を製造するに際し、一対の金型素材を同一平面
内に配設し、上記一対の金型素材を加工具により連続的
に加工して上記形状に対応する形状を上記一対の金型素
材に形成するようにしたので、両面におけるレンズの対
応性が極めて良好となり、従つてカラーシエーテイング
の発生しにくいVンチキユラ一形リアスクリーンを製造
することができる。
すなわち、リアスクリーンのカラーシエーデイングの発
生原因は、スクリーン表面における各色の光束の発散中
心方向の不一致によるものであるから、その原因を取除
くVc.はその発散中心方向を一致させなければならな
い。しかし実際上ピッチが1mm1呈度のものを約1m
の範囲に亘つて一様に設けることは工作上難しいし、更
に表裏面にレンチキユラ一面をもつリアスクリーンでは
著しく困難を伴なうものであつた。しかし、本発明方法
では前述構成として、レンチキユラ一の各山のピツチを
広範囲に亘つて一様にすることができる。更に本発明に
よれば、かまぼこ状凹凸面の直線性を揃え、一方では各
山のピッチの精度を出すことができ、更に成形品の肉厚
を均一にするストツバ的効果が得られるので、上記欠点
はほとんどな(10
生原因は、スクリーン表面における各色の光束の発散中
心方向の不一致によるものであるから、その原因を取除
くVc.はその発散中心方向を一致させなければならな
い。しかし実際上ピッチが1mm1呈度のものを約1m
の範囲に亘つて一様に設けることは工作上難しいし、更
に表裏面にレンチキユラ一面をもつリアスクリーンでは
著しく困難を伴なうものであつた。しかし、本発明方法
では前述構成として、レンチキユラ一の各山のピツチを
広範囲に亘つて一様にすることができる。更に本発明に
よれば、かまぼこ状凹凸面の直線性を揃え、一方では各
山のピッチの精度を出すことができ、更に成形品の肉厚
を均一にするストツバ的効果が得られるので、上記欠点
はほとんどな(10
第1図はレンチキユラ一形リアスクリーンを用いた3管
式プロジエクタの説明に供する路線図、第2図はレンチ
キユラ一形リアスクリーンの例を示す要部の拡大的斜視
図、第3図は第2図例のスクリーンによる光路の説明に
供する拡大正面図、第4図は金型を製造する方法の説明
に供する斜視図、第5図は転造用ローラひ一例を示す拡
大正面図、第6図はヒートプVス装置0一例を示す路線
的正面図、第7図はVンチキユラ一形リアスクリーンの
他の例を示す要部の拡大的斜視図である。 10は工作機械、12は上金型、13は下金型、14は
位置決め用凹部、15は工具、20はヒートプVス装置
、21はスクリーンの素材、24は位置決め棒、25は
スクリーンである。
式プロジエクタの説明に供する路線図、第2図はレンチ
キユラ一形リアスクリーンの例を示す要部の拡大的斜視
図、第3図は第2図例のスクリーンによる光路の説明に
供する拡大正面図、第4図は金型を製造する方法の説明
に供する斜視図、第5図は転造用ローラひ一例を示す拡
大正面図、第6図はヒートプVス装置0一例を示す路線
的正面図、第7図はVンチキユラ一形リアスクリーンの
他の例を示す要部の拡大的斜視図である。 10は工作機械、12は上金型、13は下金型、14は
位置決め用凹部、15は工具、20はヒートプVス装置
、21はスクリーンの素材、24は位置決め棒、25は
スクリーンである。
Claims (1)
- 1 両面に略同一形状を有する板状体を製造する一対の
金型を製造するに際し、一対の金型素材を同一面上に配
設し、上記一対の金型素材を加工具により連続的に加工
して上記形状に対応する形状を上記一対の金型素材に形
成するようにして成る金型の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50036337A JPS5935305B2 (ja) | 1975-03-26 | 1975-03-26 | 金型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50036337A JPS5935305B2 (ja) | 1975-03-26 | 1975-03-26 | 金型の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS51111258A JPS51111258A (en) | 1976-10-01 |
JPS5935305B2 true JPS5935305B2 (ja) | 1984-08-28 |
Family
ID=12467006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50036337A Expired JPS5935305B2 (ja) | 1975-03-26 | 1975-03-26 | 金型の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935305B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5923334A (ja) * | 1982-07-29 | 1984-02-06 | Victor Co Of Japan Ltd | 透過式スクリ−ン |
-
1975
- 1975-03-26 JP JP50036337A patent/JPS5935305B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS51111258A (en) | 1976-10-01 |
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