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JPS5933021Y2 - 表示幕制御装置 - Google Patents

表示幕制御装置

Info

Publication number
JPS5933021Y2
JPS5933021Y2 JP14783075U JP14783075U JPS5933021Y2 JP S5933021 Y2 JPS5933021 Y2 JP S5933021Y2 JP 14783075 U JP14783075 U JP 14783075U JP 14783075 U JP14783075 U JP 14783075U JP S5933021 Y2 JPS5933021 Y2 JP S5933021Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
relay
display curtain
contact
rotary switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14783075U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5262088U (ja
Inventor
信 天野
公章 石川
権一 島
Original Assignee
株式会社小糸製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小糸製作所 filed Critical 株式会社小糸製作所
Priority to JP14783075U priority Critical patent/JPS5933021Y2/ja
Publication of JPS5262088U publication Critical patent/JPS5262088U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5933021Y2 publication Critical patent/JPS5933021Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は表示幕制御装置に関するもので、さらに詳しく
いえば、表示幕駆動用モータの発進、停止および駆動用
モータの回転方向の正、逆を自動的に制御する表示幕制
御装置に関するもので、論理式を簡単にしかつ集積回路
技法に適すると共にリモートコントロールすることがで
き、また、所望の表示を簡単に行なうことができるとと
もに誤動作することがなく、確実にして安定した表示幕
制御動作を行なうことができ、装置の性能および信頼性
を著しく向上することができる表示幕制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
以下図面に示す実施例によってその構成等を詳細に説明
する。
まず本考案の理解を容易にするため表示幕について説明
すると、表示幕は交通の円滑化および危険の防止・安全
の促進の目的により車輛の後上部に塔載して使用するも
ので、操作者が希望する交通表示幕を表示したい場合に
所定の選択スイッチを操作し、表示幕駆動用モータの回
転・停止によりそれを可能にさせたものである。
本考案はこのような交通表示幕の制御に実施して好適な
装置を提供するもので、選択スイッチと表示幕の現在位
置より信号を得て、表示幕駆動用モータの回転の正・逆
および停止を制御するように構成すると共にロータリー
スイッチを表示幕の位置検出に用い、ロータリースイッ
チの位置の切換り時に誤動作せぬようマイクロスイッチ
および保持回路を付加するようにしたものである。
第1図は本考案による表示幕制御装置の一実施例の基本
的構成を示すブロック図である。
図において1は表示幕の現在停止位置記憶部で、ロータ
リースイッチから構成され、このロータリースイッチよ
り得る信号は各種表示幕に対応した数だけあり、現在(
停止)位置を与える機能を備えている。
2は表示幕選択部で、希望する表示幕を選択する押釦ス
イッチから構成されている。
3は表示幕駆動用モータの回転方向保持とモータの停止
位置を検出する手段を備えた保持検出部で、マイクロス
イッチとカム円板および制御部から構成され、このマイ
クロスイッチは前記現在停止位置記憶部1のロータリー
スイッチの補償用である。
すなわち第1図の動作説明図である第2図aに示すよう
にロータリースイッチの駆動接点mが隣接する固定接点
aからbに移る際、信号が全くない状態になる。
この現象を防ぐため最初の信号の状態をカム円板とマイ
クロスイッチにより保持し、マイクロスイッチのリセッ
トにより保持の解除を行なうように構成されている。
また第2図Bに示す位置で、ロータリースイッチによる
信号が到達するが、実際に表示幕駆動用モータが停止す
べき位置とは必ずしも一致しなく、仮にモータの回転に
比例して駆動接点mが固定接点aから固定接点す側に移
動したとしても第2図すに示されるだけのずれdが生ず
る。
このずれdを防止するためにマイクロスイッチとカム円
板による保持を行なっている。
なお第2図aはロータリースイッチの接点の移動信号皆
無の状態を示したものであり、第2図すは停止信号が入
る位置と正しい停止位置とのずれを示したものである。
4は上記現在停止位置記憶部1の出力と表示幕選択部2
の出力を入力とする制御回路部で、その機能については
後述する。
5は制御回路部4の出力により制御されるモータ駆動リ
レ一部で、制御回路部4の出力によりモータ駆動リレー
RLaが制御され、その接点aをオン・オフさせ、後述
するモータ駆動回路のモータに電源を投入する機能と電
源の供給を遮断する機能とを兼ね備えている。
6は制御回路4の出力により制御されるモータ回転方向
制御リレ一部で、制御回路部4の別の出力により回転方
向を決定するリレーRLbが動作または不動作に制御さ
れ、その接点b1.b2の遷移によりモータの回転方向
の正・逆の二者択一を行なう機能を備えている。
7は前記モータ駆動リレ一部5およびモータ回転方向制
御リレ一部6の出力によって制御されるモータ駆動回路
を示し、Eは電源で、電源Eの正極側はメインスイッチ
MSと前記モータ駆動リレ一部5のリレーRLaの接点
aおよび押釦スイッチの接点PSならびに前記モータ回
転方向制御リレ一部6のリレーRLbの接点b1を介し
てモータMの一端に接続され、モータMの他端はリレー
RLbの接点b2を介して電源Eの負極側に接続されて
いる。
そしてリレーRLbの動作により接点b1.b2が切替
り、モータMが逆回転するように構成されている。
ここで押釦スイッチの接点PSは前記表示幕選択部2を
構成する複数個の押釦スイッチとそれぞれが連動する接
点で、これらは並列に接続され、仮にメインスイッチM
Sが閉成したとしても押釦スイッチが作動しなければ電
源Eの電圧がモータMに供給されないように構成されて
いる。
またこれと同様に上記押釦スイッチが少なくとも1個作
動しなければ、リレーRLaの接点aは閉成せず、これ
に伴って電源Eの電圧がモータMに供給されないように
制御回路部4で制御を行なっているが、上記の接点PS
を付加することによってより安全性を向上せしめること
ができる。
つぎに制御回路部4について説明する。
この制御回路部4はディジタル方式の論理回路を採用し
、前記現在停止位置記憶部1のロータリースイッチおよ
び表示幕選択部2の押釦スイッチからの信号をICレベ
ルの2値信号1,0に変換し、モータ駆動回路7のモー
タMの発進あるいは停止と回転方向の正、逆とを指示す
る機能を備えている。
そしてこのモータMの発進あるいは停止の信号によりモ
ータ駆動リレ一部5のリレーRLaを励磁または励磁を
解除するように構成されている。
また回転方向の正、逆の信号によりモータ回転方向制御
リレ一部6のリレーRLbを制御するように構成されて
いる。
以下本考案に用いる論理回路の組み立て方法について述
べる。
まずD(行先)とP(位置)との関係を場合に分けて行
先りの1〜5に位置Pの1′〜5′を対応させ、それぞ
れの場合を真理値表で示すと下表のようになる。
そして、今、1→5の方向のモータの回転をdownと
し、5→1をupとすると、次表のように決定すること
ができる。
d : down、 u : up、 s : 5to
p上記真理値表より論理式でupを考えると、次式のよ
うになる。
up=1・(2’+ 3’+ 4’+ 5’) + 2
・(3’+ 4’+ 5’) + 3・(4′+5つ+
4・5′・・・・・・(1) そして5top Sのところにupとdownを適当に
決めて簡略化すると up= I +2・1′+3・(4’+5’)+4・5
′・・・・・・(イ)の論理式を得ることができ down = up・・・・・・(ロ) となる。
また 5top=1・1′+2・2′+3・3′+4・4′+
5・5′+1・2・3・4・5・・・・・・(ハ) の論理式を得ることができ 5tart = 5top・・・・・・(ニ)となる。
以上の論理式に基づき論理回路を構成する。
ここで5top sのところを自由に決めて論理式(イ
)を構成したのは、別に論理式(ハ)により5topの
停止信号をつくり、第1図のモータ駆動回路7により接
点aを開放するため、モータMには電源電圧が印加され
ず機能的にはまったく支障が起きないからである。
また論理式(ハ)の最終積1・2・3・4・5は第1図
の表示幕選択部2の押釦スイッチが少なくとも1つ人ら
なければ5topを示す。
つぎにモータの回転方向選択に当っては上記真理値表の
SのところをUまたはdに置換してもよいが、この場合
下表の如くすると(1)式が(イ)式になり、論理式が
非常に簡単になる。
このようにSをUまたはdにしてもよい理由は、Sにな
る条件ではモータ電源で先にオフさせるので、このとき
回転方向選択リレーRLbはup側でも、down側で
もよいためである。
そして方向選択リレーが誤った判断をしてもモータ電源
が先にオフされるため表示幕は停止し、誤動作はしない
つぎに第3図の具体的回路によって第1図に示す装置の
構成・動作を詳細に説明する。
第3図で一点鎖線で囲んだ部分は第1図に示す同番号の
部分に対応する。
R8はロータリースイッチ、R1゜R2・・・・・・R
5はロータリースイッチR8の固定接点1′〜5′と接
地間にそれぞれ挿入された低抵抗で、これらは現在停止
位置記憶部1を構成している。
PSl、PS2・・・・・・PS5((1)、(2)・
・・・・・(5))は押釦スイッチR6,R7・・・・
・・RIOは押釦スイッチPS1.PS2・・・・・・
PS5の固定接点と+5vの電源端子T1間にそれぞれ
接続された抵抗で、これらは表示幕選択部2を構成して
いる。
PSはマイクロスイッチ、CはマイクロスイッチμSに
並列に接続されたコンデンサ、Trl、Tr2はトラン
ジスタ、Dl、D2はダイオード、R1□、R1□・・
・・・・R15は抵抗でこれらは表示幕駆動用モータの
回転方向保持とモータの停止位置を検出する手段を備え
た保持検出部3を構成している。
II、I2・・・・・・Illはインバータ、Nl、N
2・・・・・・N8は2人力ナンドゲートで、これらは
制御回路部4を構成している。
Tr3はトランジスタ、RLaはリレー、D3はリレー
RLaに並列に接続されたダイオード、D4はトランジ
スタTr3のベーツに接続されたダイオード、R16,
R17は抵抗で、これらはモータ駆動リレ一部5を構成
し、またTr4はトランジスタ、RLbはリレー、D5
はリレーRLbに並列に接続されたダイオードで、これ
らはモータ回転方向制御リレ一部6を構成している。
Eは電源、MSはメインスイッチ、aはリレーRLbの
接点、PSは押釦スイッチPS1〜PS5とそれぞれ連
動する押釦スイッチの接点、bt、b2はリレーRLb
の接点、Mはモータで、これらはモータ駆動回路7を構
成している。
そしてロータリースイッチR8の固定接点1′。
2′・・・・・・5′は2人カナンドゲートN4.N5
・・・・・・N8の一方の入力端に接続されると共に抵
抗R工、R2・・・・・・R5をそれぞれ介して接地さ
れ可動接点は電圧+5Vが供給される電源端子T1に接
続されている。
またロータリースイッチR8の固定接点1′はインバー
タ■8を介して2人力ナンドゲートN1の一方の入力端
に接続され、固定接点4′はインバータI9.IIOを
直列に介して2人力ナンドゲートN2の一方の入力端に
接続され、固定接点5′は2人力ナンドゲー)N3の一
方の入力端に接続されると共にインバータ11□を介し
て前記インバータエ、と11oの接続点に接続されてい
る。
押釦スイッチPR1〜PS5の一方の固定接点は抵抗R
6〜RIOをそれぞれ介して電源端子T1に接続され、
他方の固定接点は電接点を示し、可動接点は共通接続さ
れ、その接続点は接地されている。
そして押釦スイッチPS工(1)の固定接点はインバー
タ■1.■2の入力端に接続されると共に2人力ナンド
ゲートN4の他方の入力端に接続され、押釦スイッチP
S2(2)の固定接点は2人力ナンドゲー) Nl、N
5の他方の入力端に接続されると共にインバータ■3の
入力端に接続され、押釦スイッチPS3(3)の固定接
点は2人力ナンドゲ)N2.N6の他方の入力端に接続
されると共にインバータI4の入力端に接続されている
また押釦スイッチPS4(4)の固定接点は2人力ナン
ドゲー ) N、、N7の他方の入力端に接続されると
共にインバータI5の入力端に接続され、押釦スイッチ
PS5(5)の固定接点はインバータI60入力端に接
続されると共に2人力ナンドゲー)Nsの他方の入力端
に接続されている。
そしてインバータ■1と2人力ナンドゲートN1〜N3
の出力端は共通接続され、その接続点はトランジスタT
r1のコレクタに接続されると共にダイオードD1を順
方向に介してトランジスタTr4のベースに接続されて
いる。
またインバータI2〜■6の出力端は共通接続され、そ
の接続点はインバータI7とダイオードD4を直列に介
してトランジスタTr3のベースに接続されている。
ここでインバータI2〜I7は前記(ハ)式の最終環1
・2・3・4・5の演算回路を構成している。
また2人力ナンドゲートN4〜N8の出力端は共通接続
され、その接続点は前記インバータ■7の出力端とダイ
オードD4の接続点に接続されている。
トランジスタTr1のエミッタは接地され、ベースは抵
抗R工、を介して接地されると共に抵抗R1□を介して
マイクロスイッチμSの一端に接続され、マイクロスイ
ッチμSの他端は電圧+12Vが供給される電源端子T
2aに接続されている。
トランジスタTr2のコレクタは抵抗R15を介してマ
イクロスイッチμSに接続されると共にダオードD2を
介してトランジスタTr4のベースに接続され、エミッ
タは接地され、ベースは抵抗R13を介してトランジス
タTr4のコレクタに接続されると共に抵抗R14を介
して接地されている。
モータ駆動リレ一部5のトランジスタTr3のコレクタ
はリレーRLaを介して+12Vの電圧が供給される電
源端子T2bに接続され、エミッタは接地され、ベース
は抵抗R□6を介してマイクロスイッチμSに接続され
ると共に抵抗R□7を介して接地されている。
またモータ回転方向制御リレ一部6のトランジスタTr
4のコレクタはリレーRLbおよびダイオードD5を介
して+12Vの電圧が供給される電源端子T2Hに接続
され、エミッタは接地されている。
なおモータ駆動回路7の構成は第1図のモータ駆動回路
とまったく変らないため、ここでの説明を省略する。
つぎにこの第3図に示す実施例の動作を説明する。
説明の便宜上、表示幕の位置が3′で押釦スイッチPS
1(1)が入った場合について述べると、このとき表示
幕の位置3′によりロータリースイッチR8の可動接点
は固定接点3′に接触している。
押釦スイッチPS1が押圧されると、その可動接点は図
に示すように空端子側に接触し、これに伴ってインバー
タ11の入力がHレベルとなるので゛インバータ11の
出力はLレベルとなる。
したがってトランジスタTr4をオフしてリレーRLb
は駆動されずその接点b1.bzはモータ駆動回路7の
実線の如くなり、モータMはup側の状態となる。
これと同時に押釦スイッチPS工の押圧によりインバー
タI2の入力はHレベルのためインバータ■7の入力は
Lレベルとなり、インバータI7の出力段はオフとなる
一方2ナントゲートN4の一方の入力はロータリースイ
ッチR3の固定液図1′に接続され、この場合固定接点
1′はオープンのため低抵抗R1により接地され、Lレ
ベルとなるので2人力ナンドゲートN4の出力段はオフ
となる。
同様に2人力ナンドゲー) N5. N7. Nsの出
力段はオフとなる。
ここで2人力ナンドゲートN6の一方の入力は押釦スイ
ッチPS3(3)に接続されているので、Lレベルのた
め2人力ナンドゲートN6の出力段はオフとなる。
したがってインバータ■7と2人力ナンドゲートN4〜
N8はワイヤードオアされているため、ワイヤード出力
はHレベルとなりトランジスタTr3がオンしてリレー
RLaが駆動され、その接点aが閉じ、モータMはup
側に回転しはじめ表示幕が移動する。
そして暫時表示幕が回転すると、幕開転軸と連動するカ
ム(図示せず)が回転し、マイクロスイッチμSをオン
する。
前述したところから明らかなように、トランジスタTr
4はオフしているため、マイクロスイッチμSのオンに
よりトランジスタTr□がオンしてインバータ11と2
人力ナンドゲートN1〜N3のワイヤードオア回路の出
力を接地してトランジスタTr4のオフ状態を安定に保
ちリレーRLbはup側の状態を保持する。
このため表示幕が回転して例えばロータリースイッチR
3が固定接点3′から固定接点2′側に切換る際ロータ
リースイッチR3よりの信号は一瞬なくなるが、上記の
如くマイクロスイッチμSよりの信号でトランジスタT
r4のオフ状態を安定に保持しているため誤動作するこ
とがなく、シたがって確実にして安定した動作を行なう
ことができる。
つぎにロータリースイッチR8が固定接点2′側に切換
わると、固定接点3′に接続されている2人力ナンドゲ
ー)Nsの一方の人力がLレベルとなり、これにともな
って2人力ナンドゲートN6の出力段はオフとなり、さ
らに2人力ナンドゲートN5の一方の入力は押釦スイッ
チPS2(2)がLレベルのため2人力ナンドゲー)N
sの出力もオフとなる。
ここで2人力ナンドゲー) N4. N7. Noは前
述の如くオフのためトランジスタTr3はオンの状態を
保持し、一方トランジスタTr4はオフの状態を保持す
るのでモータMはup側で回転を続行する。
つぎにロータリースイッチR8が表示幕の回転により可
動接点が固定接点1′に接触すると、2人力ナンドゲー
トN4の2人力共Hレベルとなり、2人力ナンドゲート
N4の出力はLレベルとなる。
2人力ナンドゲートN4の出力がLレベルに移行すると
トランジスタTr3はオフし、リレーRLaは励磁を解
除されてその接点aは開放しモータMは停止する。
以上モータMをup側で回転させる場合について説明し
たが、down側で回転させる場合には、例えば表示幕
の位置3′で押釦スイッチPS4(4)が入り、リレー
RLaをオンにした後インバータ11.2人力ナンドゲ
ートN1〜N3の出力をHレベルにすることにより実現
することができる。
すなわちHレベルになるとトランジスタTr4のベース
にはベース電流が流れるので、コレクタ・エミッタ間は
導通状態に移行し、これによってリレーRLbは駆動し
、その接点b1.b2の遷移によってモータMは逆方向
に回転する。
なお第3図の回路構成は本考案の一実施例を示したもの
であり、現在停止位置記憶部1、表示幕選択部2、保持
検出部3、制御回路部4、モータ駆動リレ一部5および
モータ回転方向制御リレ一部6等は図示以外の構成であ
ってもよいことは明らかであり、さらにリレーRLaの
接点aを押釦スイッチPSとリレーRLbとの間に挿入
してもよいことは云うまでもない。
第4図は本考案の他の実施例を示す回路図、第5図は第
4図の実施例におけるロータリースイッチに係わる部分
の詳細図である。
まず第3図の実施例に示す装置におけるロータリースイ
ッチR8においては接点1’、2′・・・・・・5′か
ら信号を得ているので、何らかの原因例えば電源電圧の
低下によりロータリースイッチからの位置信号が接点1
′を通過してしまうことが考えられ、−古道方向から接
点5′を通過してしまうことも考えられるが、この第5
図に示すロータリースイッチはこれを防止するようにし
たものである。
すなわちこのような場合第5図に示す接点fより信号を
得て後述する第4図のトランジスタTr5をオンさせ、
トランジスタTr3のベース・エミッタ間を短絡してリ
レーRLaの励磁を解除し、その接点を開放してモータ
Mの回転を停止させる機能をもたせるように構成されて
いる。
この場合表示幕の長さをロータリースイッチR8の接点
a、eよりそれぞれ1表示幕分つけ加える必要がある。
このようにして表示幕の巻取りすぎによる損傷を未然に
防止する安全機能を備えている。
つぎに第3図の実施例に示す装置においてはモータMの
電源を直接押釦スイッチPSの接点で制御するよう構成
されている。
しかしモータMには過大な突入電流が流れることもあり
、押釦スイッチの接点容量を満足できない場合も生ずる
が、この第4図はこれらを補償するようにしたものであ
る。
第3図と同一部分には同一符号を付して説明を省略する
第4図においてFはモータ駆動回路に挿入されたヒユー
ズ、Tr5はトランジスタ、D6はダイオード、Rls
、R□0.R2□〜R3□は抵抗、01〜C1□はコン
デンサ、PLはモータ駆動回路の表示灯である。
そしてマイクロスイッチμSと抵抗R15,R1□、R
06の共通接続1点は抵抗R18を介して接地され、ま
たトランジスタTr4のベースとダイオードD 1.
D 2の共通接続点は抵抗R19を介して接地されてい
る。
一方、コンテ゛ンサC1,C2・・・・・・C5と抵抗
R21,R2□・・・・・・R25はそれぞれ並列に接
続され、一端はそれぞれ抵抗R1,R2・・・・・・R
5を介してロータリースイッチR3の固定接点a、b、
c、d、e、fにそれぞれ接続され、他端は接地され、
これらはロータリースイッチR3のチャック防止回路を
構成している。
また抵抗R26,R2□・・・・・・R3oとコンデン
サC6,C7・・・・・・C1oはそれぞれ直列に接続
され、抵抗R26〜R3oの一端はそれぞれ押釦スイッ
チPS1〜PS5の固定接点に接続され、コンデンサC
6〜C1oの他端は接地され、これらは抵抗とコンテ゛
ンサとによって決定される時定数の遅延時間をもち、押
釦スイッチPS1〜PS5のチャツタ防止回路を構成し
ている。
トランジスタTr5のコレクタはモータ駆動リレ一部を
構成するダイオードD4.D6と抵抗R16の接続点に
接続され、エミッタは接地され、ベースは抵抗R3□を
介してロータリースイッチR8の固定接点fに接続され
ると共に抵抗R3□を介して接地されている。
ここで固定接点fと抵抗R3□の接続点はコンテ゛ンサ
C1□を介して接地され、またダイオードD4.D6は
順方向に直列接続され、ダイオードD6のカソード側は
モータ駆動リレ一部を構成するトランジスタTr3のベ
ースに接続されている。
そしてトランジスタTr3のコレクタに一端を接続した
リレーRLaとダイオードD3の並列回路の他端は押釦
スイッチPSの切替接点PS1′、PS2′・・・・・
・PS5′をそれぞれ介して電源Eに接続されている。
またモータ駆動リレ一部のリレーRLaの接点aの固定
側はモータ回転方向制御リレ一部のリレーRLbの接点
b1.b2に接続されると共に表示灯PLを介して接地
されている。
ここで表示灯PLはモータMが動作しているときにのみ
点灯し、モータMの停止時には消灯するように構成され
ている。
このように構成された装置において、ロータリースイッ
チR8の可動接点が固定接点fに接触すると、トランジ
スタTr5にはベース電流が流れるのでコレクタ・エミ
ッタ間は導通状態に移行する。
トランジスタTr5が導通するとトランジスタTr3の
ベース・エミッタ間は短絡され、これに伴ってリレーR
Laの励磁は解除されて復旧し、その接点aの開放によ
ってモータMは停止する。
かくして固定接点fは前述のように表示幕が何らかの原
因で行過ぎた場合強制的にモータMを停止させるフェー
ルセーフ機能を備えている。
また押釦スイッチPSの切替接点PS1′〜PS5′を
介してモータ駆動リレ一部のリレーRLaのコイルに電
源を供給あるいは遮断するように構成されているので、
この押釦スイッチPSの操作によりリレーRLaの接点
をオン・オフさせ、モータMを制御することができる。
かくして押釦スイッチPSの接点容量を可或小さくする
ことができる。
また押釦スイッチPSの切替接点PS1′〜PS5′が
オフされておれば、モータ電源回路が遮断されるので、
調整時等においてモータ電源回路を断としたい場合に有
効である。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、論理
式を簡単にしかつ集積回路技法に適すると共にリモート
コントロールすることができ、また、誤動作することが
なく、確実にて安定した動作を行なうことができ、さら
に、所望の表示を簡単に行なうことができるので、実用
上の効果は極めて大である。
また、本考案を用いた装置の性能および信頼性の向上の
諸面でその効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による表示幕制御装置の一実施例の基本
的構成を示すブロック図、第2図は第1図の動作説明図
、第3図は本考案の一実施例の具体的構成を示す回路図
、第4図は本考案の他の実施例を示す回路図、第5図は
第4図の実施例におけるロータリースイッチの接点に係
わる部分の詳細図である。 1・・・・・・現在停止位置記憶部、2・・・・・・表
示幕選択部、3・・・・・・モータ回転方向保持および
停止位置検出の保持検出部、4・・・・・・制御回路部
、5・・・・・・モータ駆動リレ一部、6・・・・・・
モータ回転方向制御リレ一部、7・・・・・・モータ駆
動回路、R8・・・・・・ロータリースイッチ、R1〜
RIO・・・・・・抵抗、ps、ps1〜PS5・・・
・・・押釦スイッチ、μS・・・・・・マイクロスイッ
チ、Tr1〜Tr5・・・・・・トランジスタ、D2・
・・・・・ダイオード、RLa 、RLb・・・・・・
リレー、a、b□、b2・・・・・・リレー接点、N1
〜N8・・・・・・ナントゲート、I工〜Ill・・・
・・・インバータ、M・・・・・・モータ、MS・・・
・・・メインスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示幕の位置を検出するロータリースイッチを有する現
    在停止位置記憶部と、表示幕を選択するスイッチを有す
    る表示幕選択部と、前記ロータリースイッチの補償用の
    マイクロスイッチとこのマイクロスイッチを制御するカ
    ム円板および前記ロータリースイッチの位置切換り時の
    信号を保持する回路とからなり表示幕駆動用モータの回
    転方向保持と該モータの停止位置を検出する手段を備え
    た保持検出部と、前記現在停止位置記憶部の出力と前記
    表示幕選択部の出力を入力とする制御回路と、この制御
    回路の出力によって制御され前記表示幕駆動用モータの
    発進、停止を制御する第1のリレ一部と、前記制御回路
    の出力によって制御され前記表示幕駆動用モータの回転
    方向を制御する第2のリレ一部と、前記第1および第2
    のリレ一部の動作によって制御されるモータ駆動回路と
    を備えてなることを特徴とする表示幕制御装置。
JP14783075U 1975-10-31 1975-10-31 表示幕制御装置 Expired JPS5933021Y2 (ja)

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