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JPS5929628A - 光学活性化合物 - Google Patents

光学活性化合物

Info

Publication number
JPS5929628A
JPS5929628A JP57138447A JP13844782A JPS5929628A JP S5929628 A JPS5929628 A JP S5929628A JP 57138447 A JP57138447 A JP 57138447A JP 13844782 A JP13844782 A JP 13844782A JP S5929628 A JPS5929628 A JP S5929628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
mol
tocopherol
spectrum
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP57138447A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6334140B2 (ja
Inventor
Kichisaburo Hamamura
吉三郎 浜村
Kozo Akasaka
赤坂 光三
Yoji Yamagishi
山岸 洋二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eisai Co Ltd filed Critical Eisai Co Ltd
Priority to JP57138447A priority Critical patent/JPS5929628A/ja
Publication of JPS5929628A publication Critical patent/JPS5929628A/ja
Publication of JPS6334140B2 publication Critical patent/JPS6334140B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Pyrane Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、光学活性α−トコフェロールを製造する際に
有用な中間体である新規な光学活性化合物に関する。
更に詳しく述べれば。
一般式 (式中R1は水酸基の保護基を示す)で示される基を意
味する〕 で表わされる光学活性化合物に関する。
d−α−トコフェロールは、天然に広く分布しているビ
タミンEの最も代表的なもので、そのもの自体のみなら
ず各種の誘導体は、医薬品1食品。
飼料などとして広く汎用されており、ビタミンEの中で
も極めて重要な物質である。
しかしながら、d−α−トコフェロールは天然物、主と
して植物油から単離しなければならず。
工業的に大量生産するには適さない。すなわち。
植物油中のd−α−トコフェロールの含量は極めて少量
であるために極めて多量の植物油を必要とし、しかもβ
、γ、δ一体などの同族体との分離精製が必要であり、
単離にも困難を伴なうという欠点がある。
ソコで、光学活性α−トコフェロール、殊にd−α−ト
コフェロールを化学的に合成しようとする試みは種々な
されている(例えばH,Mayler 。
0、 l5lerら、  He1v、 Chim、 A
cta、 46.650 (1963) ; J、 W
5cott、 W、 M、 Cort、 H,Harl
ey、 F、 T、 Bizzarro、 D、 R。
Pan1sh、 G、5aucy、 J、A、C,S、
 51.200 (1974)、  52゜174 (
1975) 、 He1v、 Chim、 Acta、
 59.290 (1976);に、 K、 Chan
、 N、 Cohenら、  J、 Org、 Che
m、41,3497゜3512 (1976)、 43
.3435 (1978)など)が、工業的に有用な方
法は皆無である。
すなわち、従来提案されている方法はすべていずれかの
時点において中間物質でdi体の光学分割を必要とする
。この光学分割が必要であることは。
この分割により収率が30〜40%と大幅にダウンする
という大きな欠点があり、工業的な方法とはいい難い。
そこで本発明者等は、 di体の光学分割を必要としな
い方法について長年研究を重ねた結果2次に示す方法に
より、このことが可能であることを見い出し、ここに本
発明を完成するに至った。
本発明方法による合成方法の大略を図解すれば次のとお
りである。
3− 4− d−α−トコフェロール((2R,4’R。
8′R)−α−トコフェロール〕 〔前記の化学構造式において、 R,、R2およびR8
は同一または異なる水酸基の保護基を示す。Xはハロゲ
ン原子を示す。記号マはこれに結合した置換基が紙の面
の上にあることを示し、記号型は。
これに結合した置換基が紙の面の下にあることを示す。
記号5は両者の混合物を示す。〕前記に図解した方法に
よれば、天然d−α−トコフェロール、すなわち(2R
,4’R,8’R)−α−トコフェロールが得られる。
本発明を更に具体的に説明すれば次のとおりである。
まず出発物質として天然フィトール(I)  を用い、
これにエナンチオセレクチブ オキシデーション(en
antioselective oxidation)
の操作をおこない。
2.3−エポキシ体を得る。具体的な方法の一例を示せ
ば、ジクロルエタン、トリクロロエタンなどのハロゲン
系炭化水素中で、天然フィトール(■)、酒石酸ジエス
テル体、チタニウムテトライソプロポキサイド、および
t−プチルハイドロパーオキザイドを約−70〜30℃
の温度で酸化をおこなう。酒石酸エステル体としては2
例えば酒石酸ジエチル、酒石酸ジメチルなどが利用でき
るが、酒石酸ジエチルの場合、D−(−)−酒石酸ジエ
チルを用いれば前記に示した立体構造を有する2、3−
エポキシ体(TI)のみが得られるが、 L −f−1
−)−酒石酸ジエチルを用いれば次の立体構造を有する
2、3−エポキシ体(■′)のみが得られる。
この2,3工ポキシ体(■′)を原料とし、以後上記に
図解した方法と全く同様の操作をおこなうと、光学活性
α−トコフェロールとして(2S、 4’R。
8′R)−α−トコフェロールが得られる。
本特許明細書においてはこの両者の製造法を含み2本発
明において光学活性α−トコフェロールとは、前述した
2者、すなわち(2R,4’R,8’R) −α−トコ
フェロール、  (28,4’R,8’R)−α−トコ
フェロールのいずれをモ含ム。
7− 2.3−エポキシ体(■′)を原料としく28 ; 4
’R。
8’R)−α−トコフェロールの製造方法についても図
解すれば次のとおりである。
=8− (28,4’R,8’R)−α− トコフェロール (IT ’)または(■′)から(1旧または< II
T’)に至る工程は、それぞれの2,3−エポキシ体を
還元的に開裂せしめ(III )または(nT’)を得
る工程である。
還元的に開裂せしめるには1例えば水素化アルミニウム
リチウムを用いれば好結果が得られる。この際溶媒とし
ては2例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフランな
どのエーテル系溶媒を用い。
温度は特に限定されないが2通常は約−10℃〜40℃
において反応をおこなう。
(■r)または(nT’)から(1■)または(■′)
更に(V)または(V′)に至る工程は、3の位置の水
酸基は保護し、1の位置の水酸基のみを酸化しアルデヒ
ド基とする工程である。
この際好ましくは、まず1の位置の1級水酸基のみに反
応する保護基で1の位置の水酸基を保護したうえで、3
の位置の3級水酸基を保護し2次いで1の位置の水酸基
の保護基のみを脱離せしめ。
一旦(IV)または(■′)とする。次いで(rV)ま
たは(IV’)の1の位置の水酸基をアルデヒド基に酸
化して(v)または(V′)を得る。このプロセスを図
解すれば次のとおりである。
(III−a) 1l− (III−b) 12− (1旧または(ITI’)より(III−a)または(
Tlr’ −a)を製造する際は、1の位置の1級水酸
基のみを保護するわけであるが、1級アルコールのみに
反応する保護基を選択する。1級アルコールのみに反応
する保護基であればいかなる保護基をも選択することが
できる。したがって上記の構造式においてR4は、1級
アルコールのみに反応しつる保護基を意味する。代表的
なものを述べれば、アシル化剤を用いてエステル体とす
る。すなわち、具体的にはアセチルクロライド、プロピ
オニルクロライド、ブチロイルクロライド、ピバロイル
クロライドの如きカルボン酸ハロゲニド、無水カルボン
酸などを用いて対応するエステル体とする。
カルボン酸クロライドを用いる方法は代表的な方法であ
るが、その際は特に限定されるわけではないが、ピリジ
ン、トリメチルアミン、トリエチルアミンなどのアミン
系溶媒を用い、温度は約0〜70℃で反応を堰となう。
(IIT−a)または(I[′−a )から(m−b)
または(III’−b)に至る工程は、3の位置の3級
水酸基を保護する工程であるが、保護基としては3級水
酸基を保護しうる基であれば、いかなる保護基をも選択
することが可能である。したがって上記の構造式におい
てR1ま。
3級水酸基を保護しうる保護基を意味する。但し。
1の位置の水酸基の保護基とは異なるものとする。
保護基の代表的なものをあげれば、アルキル基。
アリル基、アルコキシアルキル基、アルアルキル基など
をあげることができる。これらのうち最もよく使用され
、好ましい結果を与えるものはメトキシメチレン基であ
る。メトキシメチレン基で保護する場合は9例えばジク
ロルエタン、ジクロルメタン、ジエチルエーテルなどの
溶媒中で、メトキシメチレンクロライド、メトキシメチ
レンブロマイドの如きメトキシメチレンクロライドを反
応させる。
得られた(111−b)若しくは(III’−b)は、
1の位置の保護基のみを除去せしめて(IV)または(
■′)を得る。1の位置の保護基のみを除去する方法は
3の位置の保護基は除去せず、1の位置の保護基のみを
除去できる方法であればいかなる方法でも15− よい。カセイソーダ、カセイカリ、炭酸ソーダなど塩基
性条件下でエステル体を抽水分解せしめてもよいが、ジ
エチルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル系
溶媒中で水素化アルミニウムリチウムを用いて保護基を
除去する方法が簡便で好都合である。
(TV)または(■′)から(V)または(V′)に至
る工程は、3の位置の水酸基を保護したまま、1の位置
の水酸基をアルデヒドに酸化する工程である。
この場合、好ましい方法としては例えばジクロルメタン
、ジクロルエタン、トリクロルエタンなどのハロゲン化
炭化水素系の溶媒下において、ピリジニウムクロロクロ
メート(p、 c、 c、)、  コリンズ試薬(無水
クロム酸−ピリジン)などのクロム酸系の酸化剤で酸化
をおこなう。この際反応温度は特に限定されないが約O
〜40℃でおこなう。
(V)または(V′)から(■)または(■′)に至る
工程は上記の方法によって得られた(V)または(V′
)と(VI)とを反応させて、(■)または(VlF’
)を得る工程である。
16− 構造式(Vl)においてXは塩素、臭素、ヨウ素などの
ハロゲン原子を示す。(Vl)は2−ハロー3゜5.6
−4リメチル−1,4−ベンゾヒドロキノンの1,4の
位置の水酸基を保護基で保護したものを意味するが、R
2およびR3の定義は前記の(III−b)または(n
T’−b)で説明したものと同様である。すなわち保護
基の代表的なものをあげれば、アルキル基、アリル基、
アルコキシアルキル基、アルアルキル基などをあげるこ
とができるが。
簡便でしかも好ましい結果を与えるものの一つ団メトキ
シメチレン基で保護したもの、すなわち2−ハローa;
5,6−ドリメチルー1.4−ベンゾヒドロキノンジメ
トキシメチルエーテルがよく用いられる。
本工程の反応は金属マグネシウムを用いたグリニヤール
反応であるが、更に詳細に述べれば、ジエチルエーテル
、テトラヒドロフランなどエーテル系溶媒下で温度約0
〜50℃において、(V)または(V’)、  (Vl
)および金属マグネシウムを反応させて(■)または(
■′)を得る。
原料として用いる(Vl)は2例えば次の方法により製
造することができる。すなわち3,5.6−ドリメチル
ベンゾ牛ノン(TMQ)を出発物質とし、これにハロゲ
ンを作用させて2の位置にハロゲンを導入し1次いでこ
れを還元し水酸基とし。
この水酸基を保護しくVI)とする。
(VI)においてXが臭素原子、R2およびR3がメト
キシメチレン基である場合を具体的に図解すると次のと
おりである。
(+ )(i+ ’) (ii+ ) (■)または(Vl[’)から(■)または(Vlll
 ’)に至る工程は(■)または(■′)を脱水せしめ
て、(Vl)または(■′)を得る工程である。種々の
脱水方法のうち好ましい一例をあげれば、(■)または
倒′)を塩化チオニルなどでクロル化した後2例えばD
BN(1,5−ジアザビシクロ[:4,3.O)ノネン
−5)、DBU(1,5−ジアザビシクロ〔へ4.0〕
ウンデセン−5)などを用いて脱塩化水素せしめれば好
収率で(■)または(VI ’)を得ることができる。
クロル化する際の溶媒としては9反応に関与しない不活
性溶媒ならいかなるものでもよいが1例エバジエチルエ
ーテル、ベンゼン、トルエン、テトラヒドロフランなど
を用い、特に限定されないが反応温度は約O〜50℃で
おこなう。また脱塩化水素する際の溶媒としては2例え
ばDMSO(ジメチルスルホキサイド)、ベンゼン、ト
ルエンなどの反応に関与しない溶媒を用いる。
(■)または(■′)から(IX)または(■′)に至
る工程は、(■)または(■′)の側鎖の2重結合を還
19− 元せしめて(■)または(IX’)を得る工程である。
好ましい方法としては9例えばパラジウム−炭素。
ラネーニッケル、酸化白金、ロジウム−アルミナなどを
用いて還元せしめる。この際温度は約0〜80℃、溶媒
としては、エタノール、メタノール。
プロパツールなどのアルコール類、酢酸、ベンゼン、ト
ルエン、エーテル類などを用いることができる。
(IX )または(■′)から(X)または(X′)に
至る工程は、母核および側鎖の保護基を除去し、更に酸
化剤を用いて酸化せしめてα−トコフエリルキノン(X
)または(X′)を得る工程である。この際゛方法によ
っては1次に示す構造式を有する中間体(IX−a)ま
たは(IX’−8)を経由する。
(IX−a) 20− 上記の構造式に示した(IX−a)または(IX’−a
)は単離して更に反応を進めてもよいし、単離せずに反
応を進め(X)または(X′)を得てもよい。
保護基の除去には、保護基の種類により種々考えられる
が、−例をあげれば酢酸、塩酸−メタノール、硫酸−メ
タノールなどを用いるか、あるいはパラジウム−炭素な
どで還元的に除去する方法などがあるが、除去しうる方
法であればいかなる方法でもよい。また酸化剤としては
1例えば二酸化鉛、酸化銀、過酸化水素、フレミー塩な
どをあげることができるが、要するにヒドロキノン体を
キノン体としうるような酸化剤であればいかなるもので
も使用可能である。
α−トコフェリルキノン((X)または(X’) )か
ら最終物質光学活性−α−トコフェロール[(XI)ま
たは(XI’) ]に至る工程は、α−トコフェリルキ
ノンを環化せしめて光学活性−α−トコフェロールとす
る工程であるが2通常の方法2例えばメタノール、エタ
ノール、プロパツールなどのアルコール系溶媒、あるい
は酢酸、エーテル類などの極性溶媒中、約0〜90°C
の温度にて、  d −カンファースルホン酸を添加す
るか、またはメタノール溶媒中硫酸にて環化せしめ、最
終物質光学活性α−トコフェロールずなわち(2R,4
’R,8’R)−α−) コア エo −/l/ (X
I) + またi;! (28,4’R。
8′R)−α−トコフェロール(XI’)を得る。
本発明方法によって得られる(2R,4’R,8’R)
 −α−トコフェロールは、天然に存在するd−α−ト
コフェロールと同一であることを物理化学的性状から確
認した。−例を示せば9本発明方法によって得られる(
2R,4’R,3’R)−α−トコフェロールのアセテ
ート体、及びに3Fe(ON)6酸化物で天然のd−α
−トコフェロールのそれぞれの対応スる物質と旋光度を
比較したところ両者は、一致した。
上記の本発明方法の各工程における中間体のうす、  
(If)、  (ff’)、  (TIT)、  (I
II’)、  (IV)、  (IV’)。
(V)、  (V’)、  (■)、(■’) 、  
(1’llD 、 (■’)t (IX)。
(rX’)、  (III−a)、  ([’−a)、
 (III−b)、 (III’−b)(TX−a)お
よび(IX’−a’)はいずれも新規化合物である。
本発明方法は、 di分割を必要とせず、工業的に高収
率で光学活性α−トコフェロールを製造できる方法であ
り、したがって本発明の価値は極めて高いものである。
以下に実施例を掲げるが2本発明がそれのみに限定され
ることがないことはいうまでもないことである。
実施例1゜ 乾燥ジクロルメタン400 tutを窒素気流中−20
〜−30℃に冷却しつつ、チタニウムテトライソプロポ
キサイド11.4.9 (0,04モル)、L −14
−1−酒石23− 酸ジエチル8.24.9 (0,04モル)を徐々に滴
下し。
同温にて10分間撹拌しておく。
ついで、天然フィトール11 (0,04モル)の乾燥
ジクロルメタン溶液30 wrlを滴下し、5分後に無
水t−ブチルハイドロパーオキサイド0.08モルを含
むジクロルエタン溶液14.5 at (5,5mM/
 ml )を徐々に滴下し2滴下終了後も同温にて2時
間撹拌する。
反応の終了はTLC(クロロホルム、ベンゼン展開)に
て原料の消失を確認する。
さらに同温にて撹拌しつつ、10%酒石酸水溶液100
 rnlを加え1反応温度を徐々に室温(20〜25℃
)まで上昇させる。
有機層を分別し、水洗、乾燥後、有機層を減圧濃縮する
と無色油状物12.411を得る。これをジエチルエー
テル300 m/に溶解し、氷水にて冷却しつつ、IN
−水酸化ナトリウム水溶液120−を加え30分間撹拌
し、ジエチルエーテル層を分別、水洗。
乾燥後、溶媒留去すると、無色油状物12.219を得
る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル200.9
゜24− n−へキサン、酢酸エチルエステルを用いてクロマトグ
ラフィー精製し、標題化合物11.79の純品を得る。
(収率91.3%) 〔α) 25−4.4°(C= 3.63 、  エタ
ノール)元素分析値:分子式C20H4゜0□9分子量
312.52として。
C(イ)   脳 理論値  76.86  12.90 実測値  77.14  12.75 IRスペクトル: 3.400crrL−1にOH基による吸収NMRスペ
クトル(CDC13,δppm) :0.87 (d、
  6H,J=6Hz)1、ao (s、  3H) 2.20 (m、  I H,D20添加消失)2.9
7 (d d、  I H) 3.48〜4.00(m、  2H) MSスペクトル: M”=312. m/e=294(M−18)実施例2
゜ 乾燥ジクロルメタン200 ml、チタニウムテトライ
ソプロポキサイド5.7 N (0,02モル)、D−
(−1−酒石酸ジエチル4.21/ (0,02モル)
、天然フィトール61 (0,02モル)、無水t−ブ
チルハイドロパーオキサイド0.04モル分を含むジク
ロルエタン溶液7.31R/ (5,5mM/mt) 
、 10%酒石酸50m1.  IN=水酸化ナトリウ
ム水溶液5Q tnlを用いて実施例1と同様に操作し
、目的の標題化合物無色油状物5.6gを得る。(収率
89.7%) 〔α)21 = +4.so(C=2.8. エタノー
ル)IR,NMR,MSスペクトルは実施例1で得たも
のと同一であった。
実施例3゜ リチウムアルミニウムハイドライド0.’/69(0,
02モル)をテトラヒドロフラン100 mlに懸濁し
、5℃にて撹拌しつつ(23,3S)−エポキシ、  
(3R,7R,IIR)−3,7,11,15−テトラ
メチルヘキサデカン−1−オール6.24 g・(0,
02モル)を含むテトラヒドロフラン溶液20 mlを
30分を要して滴下し2滴下終了後同温にてさらに2時
間撹拌し、TLCにて原料の消失を確認する。
ついで水0.8m/、 1596水酸化ナトリウム溶液
0.8 ml 、 水2.4 mlを用いて余剰のリチ
ウムアルミニウムハイドライドを分解後2反応を1過し
、P液を濃縮すると無色油状の標題化合物を6.1g得
る。
収率は定量的である。
元素分析値:分子式C20H4□021分子量314.
54としてC(ト)    H(1) 理論値  76.37  13.46 実測値  76.10  13.57 IRスペクトル: 3、400鑞−1にOH基の吸収あり NMRスペクトル(CDCI!! 、δppm):0.
86 (d、6H,J=6Hz) 1.24 (S、3H) 2.40 (bs、  I H,D20添加消失)2.
84 (bs、  IH,D、0添加消失)3.65〜
4.00 (m、  2 H)MSスペクトル: M+= 314 、 m/e= 296 (M−18)
実施例4゜ リチウムアルミニウムハイドライド1.52.9 (0
゜04モル)、テトラヒドロフラン200m1.  (
2R。
3R)−エポキシ、(38,7R,IIR)−3,7゜
11、15−テトラメチルヘキサデカン−1−オール1
2.48 ll(0,04モル)を用いて実施例3と同
様に操作し、無色油状物の標題化合物12.3.9を得
る。収率は定量的である。
IR,NMR,MSスペクトルは実施例3で得たものと
同一であった。
実施例5゜ (1) (3S、7R,,11R)−3,7,11,15−テト
ラメチルヘキサデカン−1,3−ジオール6.3 N 
(0゜02モル)をピリジン53 mlに溶解し、0℃
にて撹拌しつつ、ピバロイルクロライド2.9.9 (
0,024モル)を滴下し2滴下終了後も同温にて1時
間撹拌し。
反応終了とする。
反応液は596塩酸水溶液200 mlに分散し、生成
物はジエチルエーテル100 mlにて抽出し、抽出液
は水洗、乾燥後溶媒留去し、TLCモノスポット(ベン
ゼン展開)のエステル体1.’l 11を得る。
(11) 上記に得たピバロイルエステル体7.71をジクロルメ
タン100 mlに溶解し、室温にてN、N−ジメチル
アニリン2.99 (0,024モル)を加えて撹拌し
つつメトキシメチルクロライド1.9 ll(0,02
4モル)を徐々に滴下する。滴下終了後4時間同温にて
反応させTLCにて原料の消失を確認した後。
反応液を5%塩酸水溶液100 ml中に分散し、ジエ
チルエーテル200 mlにて生成物を抽出し、抽出液
は水洗、乾燥後溶媒留去して、無色油状物8.2gを得
る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル150.9
゜n−ヘキサン、酢酸エチルエステルを用いてクロマト
グラフィー精製し、8Iの無色油状物を得る。
(収率95%) 〔α) 25= + 2.13°(C= 6.34. 
 エタノール)元素分析値:分子式C27H,04,分
子量442.70として C(ホ)   H(ト) 理論値  73.25  12.30 実測値  73.86  12.45 IRスペクトル: 1.745crfL’にエステル基による吸収ありNM
Rスペクトル(CDC13,δppm):0.86 (
d、  6H,J=6Hz)1.20(S、9H) 1.24(S、3H) 1.85 (t 、  2 H,J=7Hz)3.37
(S、  3H) 4.16 (L、2H,J=7Hz) 4.70(S、2H) MSスペクトル: M”= 442 (iii ) リチウムアルミニウムハイドライド1 g (0,02
8モル)をジエチルエーテル5Q+++lに懸濁し、室
温下に撹拌しつつ、上記に得た化合物8gを含むジエチ
ルエーテル溶液3Q mlを徐々に滴下し2滴下終了後
も室温にて1時間撹拌する。
ついで反応液を氷水にて冷却しつつ、水1ml。
15%水酸化す) IJウム溶液1ml、水3mlを加
えて余剰のリチウムアルミニウムハイドライトラ分解し
2反応液を濾過後、P液を濃縮して、無色油状の標題化
合物6.5 Iiを得る。(収率95%)〔α〕25=
+1.8°(C=7.50.  エタノール)元素分析
値:分子式C22H4,O,、分子量358.6として C(支)   H(1) 理論値  73.74  12.93 実測値  73.36  13.28 IRスペクトル: 3.450函−1にOH基による吸収ありNMRXベク
トル(CDOA!s +  δppm):0.86 (
d、6H,J=6Hz) 1.28(S、3H) 2.80 (j、  IH,J=5Hz、 D20添加
消失)3.28 (S、  3H) 3.78 (q、  2H,J=5Hz、 D、O添加
1  t。
J=5Hzに変化) 4.72 (S、  2H) MSスペクトル: M”= 358   m/e= 340 (M−18)
m/e= 327 (M−31) 実施例6゜ (3R,7R,IIR)−3,7,11,15−テトラ
メチルヘキサデカン−1,3−ジオ−ルミ、a、y(o
02モル)を用いて実施例5のm、 t+++、 mu
と同様に操作して、無色油状の標題化合物6,4Iを得
る。
(全収率89.3%) [α]!! =t、s°(C= 3.59 、エタノー
ル)IR,NMR,MSスペクトルは実施例5で得たも
のと同一であった。
実施例7゜ (38,7R,IIR)−3,7,11,15−テトラ
メチル−3−メトキシメチレンオキシへキサデカン−■
−オール 3.61 (0,01−r= ル)をジグC1/L/メ
タ75Qmlに溶解し、室温下にて撹拌しつつピリジニ
ウムクロロクロメート(F CC) 6.4 g (o
、oaモル)を4回に分けて添加する。
反応液はただちに黒褐色となり、TLC(クロロホルム
)にて原料消失を確認後1反応が白濁するまでジエチル
エーテルを滴下する。
ついで反応液をフロリジル50.9を用いて1過し。
P液を濃縮し淡黄色油状物3.79を得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル70I。
n−ヘキザン、ジエチルエーテルにてクロマトグラフィ
ー精製し、無色油状の標題化合物3.11を得る。(収
率87.1%) 〔α) ”’ = +6.66°(C=2.1.  エ
タノール)元素分析値:分子式C22H4403,分子
量356.6として C(ト)   皿 理論値  74.10  12.44 実測値  73.89  12.73 IRスペクトル: 1.730cm’にカルボニル基による吸収NMRスペ
クトル(CDCl8.δppm):0.86 (d、 
 6H,J=6Hz)1.32 (S、3H) 2.52 (L、  2H,J= 3 Hz)3.36
 (S、3H) 4.72 (S、2H) 9−80〜9.97(弓1迂 MSスペクトル:M”= 356 実施例8゜ (3R,7R,IIR)−3,7,11,15−テトラ
メチル−3−メトキシメチレンオキシヘキサデカン−1
−オール 5.4 ll(0,015モル)、ジクロルメタン3Q
 ml 、  ピリジニウムクロロクロメート9.6 
ll(0,045モル)を用いて、実施例7と同様に操
作し、無色油状の標題35− 化合物4.8gを得る。(収率89.7%)〔α)” 
=−6,45°(C= 2.17 、エタノール)IR
,NMR,MSスペクトルは実施例7で得たものと同一
であった。
実施例9゜ チルの合成 金属マグネシウム0.24 g(0,01モル)に乾燥
テトラヒドロフラン20コを加え、室温にてエチレンジ
ブロマイド1〜2滴を添加して金属マグネシウムを活性
化後、2−ブロモ−3,5,6−)ジメチル−1,4−
ベンゾヒドロキノンジメトキシメチルエーテル3.19
19 (0,01モル)を含む乾燥テトラヒドロフラン
溶液10μを徐々に滴下し1滴下終了後2時間撹拌、還
流して金属マグネシウムを溶解させ、グリニヤール試薬
を調製する。
36− このグリニヤール試薬に(3S、7R,IIR)−3、
7,11,15−テトラメチル−3−メトキシメチレン
オキシヘキサデカン−1−アール2.85 、li+ 
(0゜008モル)を含む乾燥テトラヒドロフラン溶液
15m1を滴下し2滴下終了後1時間撹拌、還流して反
応終了とする。
反応液は飽和塩化アンモニウム溶液100 mlに分散
し、生成物はジエチルエーテル100 mlにて2回抽
出し、水洗、乾燥後溶媒留去して淡黄色油状物5.5g
を得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル100g。
n−へキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製し、無色油状の標題化合物3.8Iを得る。
(収率79.7%) 〔α)25=−4,58°(C=2.4.エタノール)
元素分析値:分子式C3,H6,07,分子量596.
9として C(至)    皿 理論値  70.43  10.81 実測値  70.30  11.04 IRスペクトル: 3.500鑞−1にOH基による吸収ありNMRスペク
トル(C!DCA’! +  δppm)  :0.8
6 (d、  6H,J=7Hz)2.18 (S、 
 3H) 2.20(S、3H) 2.42 (d、  3H,J=2Hz)3.40 (
S、  3H) 3.63 (S、  6H) 3.76〜3.96 (m、  I H,D20添加消
失)4.75 (d、  2H,J−2Hz)4.88
 (S、  2H) 4.96 (8,2H) 5.28〜5.57 (m、  I H)MSスペクト
ル: M” = 596 実施例10 ドロキシへキサデカニル)−3,5,6−)リメチルー
テルの合成 金属マグネシウム0.12 N (0,005モル)、
乾燥テトラヒドロフラン15m1.エチレンジブロマイ
ド1滴、2−ブロモ−3,5,6−ドリメチルー1.4
−ベンゾヒドロキノンジメトキシメチルエーテル1.6
g (0,005モル) 、  (3R,7R,IIR
) −3,7,11,15−テトラメチル−3−メトキ
シメチレンオキシヘキサデカン−1−アール1.41/
 (0,004モル)を用い実施例9と同様に操作し、
無色油状の標題化合物1.8gを得る。(収率75.6
%) 〔α) ” = +5.87°(C= 5.14 、 
エタノール)IR,NMR,MSスペクトルは実施例9
で得たものと同一であった。
実施例11 ンゾヒドロキノンジメトキシメチルエーテルの合成 2− [(3’8. 7’R,11’R)−3’、  
7’、  11’、  15’−テトラメチル−3′−
メトキシメチレンオキシ−1′−ヒドロキシへキサデカ
ニル)−3,5,6−)リメチル=1,4−ベンゾヒド
ロキノンジメトキシメチルエーテル1.89 (0,0
03モル)をジエチルエーテル50ratに溶解し、氷
水にて5℃に冷却下撹拌しつつ。
ピリジン3vrt、塩化チオニルI ll(0,008
4モル)を徐々に滴下し、30分間撹拌して反応終了と
する。
反応液は596塩酸水溶液5Q meに分散し、生成物
はジエチルエーテル5Q mlにて抽出、水洗、乾燥後
溶媒留去して、粗生成物1.9gを得る。(このものの
IRスペクトルではOH基の吸収が消失している。) ここに得たクロル化体1.9gをジメチルスルフォキサ
イド30dに溶解し、1,5−ジアザビシクロ〔4゜3
.0〕ノネン−5(DBN)2gを添加して、100°
Cにて30分間撹拌し、ついで氷水100m/中に分散
し、生成物はジエチルエーテル100 triにて抽出
水洗、乾燥後溶媒留去して淡黄白色油状物1.8gを得
る。
このものを60〜8oメツシユのシリカゲル50.9゜
n−へキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製し、無色油状の標題化合物1.5Iを得る。
(収率86.4%) 〔α) 25= −10,08’ (C= 7.8 、
エタノール)元素分析値:分子式css H6□061
分子量578.85として C(至)   脳 理論値  72.62  10.80 実測値  72.98  11.07 NMRスペクトル(CDCII3.  δpp坤:0.
87 (d、6H,J=7Hz) 1.44 (S、3H) 2.23 (S、6H) 2.27(S、3H) 3.40 (S、3H) 3.57(S、3H) 3.63(S、3H) 4.75 (q、2H,J=6Hz) 4.85 (S、2H) 4.90 (S、2H) 5.90 (d、IH,J=17Hz)6.52 (d
、IH,J=17Hz)MSスペクトル: M”=578 実施例12 成 2− ((3’R,7’R,11’R) −3’、  
7’、  11’、  15−テトラメチル−3′−メ
トキシメチレンオキシ−1′−ヒドロキシへキサデカニ
ル)−3,5,6−ドリメチルー1.4−ベンゾヒドロ
キノンジメトキシメチルエーテル1.2 ll(0,0
02モル)、ジエチルエーテル30WLt、  ピリジ
ン2訳l、塩化チオニル0.6711(0,0056モ
ル)、DBNl、3yを用いて、実施例11と同様に操
作し、無色油状の標題化合物0.99を得る。(収率7
7.8%) [α]” = +IL81°(C= 2.07 、エタ
ノール)IR,NMR,MSスペクトルは実施例11で
得たものと同一であった。
実施例13 2−[(3’S、 7’R,11’R) −3’、 7
’、  11’、  15’−テトラメチル−3′−メ
トキシメチレンオキシ−1′−へキサデセニル) −3
,5,6−)ジメチル−1,4−ベンゾヒドロキノンジ
メトキシメチルエーテル1.5Ij(0,0G26モル
)を予め水素ガス置換した5%パラジウム−炭素0.5
 gを含むエタノール溶液50m/に溶解し、室温下2
時間撹拌することにより水素ガス吸収は終了する。
43− 反応液を1過し、P液を濃縮すると無色油状の標題化合
物1.45 Iiを得る。収率は定量的である。
〔α) ” −−4,58” (C= 3.5 、エタ
ノール)元素分析値:分子式Csy Hao Oa 、
分子量576.83&して C(至)   H(至) 理論値  72.87  10.48 実測値  73.15  10.65 NMRスペクトル(CDC13,δppm):0.87
 (d、6H,J=6Hz) 2.20 (S、6H) 、2.25 (S、3H) 2.52〜2.84 (m、2H) 3.40 (8,3H) 3.62 (S、6H) 4.76 (S、2H) 4.88(S、2H) 4.89 (S、2H) MSスペクトル: M” = 576 44 一 実施例14 2− ((3’R,7’R,11’R) −3’、  
7’、  11’、  15−テトラメチル−3′−メ
トキシメチレンオキシ−1′−へキサデセニル)−3,
5,6−)ジメチル−1,4−ベンゾヒドロキノンジメ
トキシメチルエーテル1.06# (0,002モル)
、5%パラジウム−炭素0.3.9 、エタノール40
11/を用いて実施例13と同様に操作し。
無色油状の標題化合物1.04 lIを得る。
〔α)25=+5.02°(C=4.8.エタノール)
IR,NMR,MSスペクトルは実施例13で得たもの
と同一であった。
実施例15 (3’S) −)コフエリルキノン)の合成(1) 2− [(3’S、  7’R,11’R) −3’、
  7’、  11’、  15’−テトラメチル−3
′−メトキシメチレンオキシヘキサデカニル)−3,5
,5→リメチル−1,4−ベンゾヒドロキノンジメトキ
シメチルエーテル1.45 ll(0,0025モル)
をテトラヒドロフラン20 y+lに溶解し、室温にて
撹拌しつつ10%塩酸水溶液20wrlを滴下し。
滴下終了後も同温にて1時間撹拌して反応終了とする。
反応液を水5Q mlに分散し、生成物はジエチルエー
テル5Q atにて2回抽出する。ついで抽出液に二酸
化鉛2gを添加し、室温にて1時間撹拌後9反応液を1
過、乾燥後溶媒留去して、黄色油状物1.4Iを得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル3.Op、
n−ヘキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製し、黄色油状のα−(3’8 )−メトキシ
メチルトコフェリルキノン1.1gを得る。(収率89
.6%) 〔α) ” =−3,27°(C= 1.69 、 エ
タノール)元素分析値:分子式C31H54042分子
量490.7 トして C(至)   暗 理論値  75.87  11.09 実測値  76.18  11.36 IRスペクトル: 1.640CIrL−1にP−ベンゾキノンの吸収あり
NMRスペクトル(CDCA’ sδppm):0.8
7 (d、  6H,J=6Hz)2.02 (S、 
 6H) 2.04 (S、  3H) 2.36〜2.62 (m、  2 H)3.40 (
S、  3H) 4.75(S、2H) MSスペクトル: M”= 490  m/e= 429 (M−61)(
11) 上記に得たα−(a’s)−メトキシメチルトコフェリ
ルキ/ ン1.1 、li’ (0,0022モル)を
メタノール30m/に溶解し、室温にて撹拌しつつ10
%塩酸水溶液47− 20 mlを滴下し、さらに5時間反応させた後、水5
0m1を加え、生成物はジエチルエーテル5Q rnl
にて2回抽出し、水洗、乾燥後溶媒留去して赤黄色油状
物1.IIを得る。
このものを60〜80メツシユのシリカゲル25g。
n−へキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製することにより赤黄色油状の標題化合物0.
9.9を得る。(収率89%)[α] 20= +1.
08’ (C= 10.6 、エタノール)元素分析値
:分子式C12,H,oO3,分子量446.69とし
て C(!1i11111H(ホ) 理論値  ’17.9’1  11.28実測値  7
8.15  11.41 1Rスペクトル: 3.450crrt’にOH基の吸収 1.640CIrL’にp−ベンゾキノンの吸収ありN
MRスペクト/L/ (CDC4+  δppm):0
.87 (d、  6H,J=7Hz)1.24 (S
、  3H) 48− 2.00 (S、6H) 2.03 (S、3H) 2.44〜2.70  (m、2H) MSスペクトル: M”=446.m/e=428(M−18)実施例16 (1) 2− ((a’R,7’R,ti’R) −3’、  
7’、  11’、  15−テトラメチル−3′−メ
トキシメチレンオキシへキサデカニル]−3,5,6−
ドリメチルー1,4−ベンゾヒドロキノンジメトキシメ
チルエーテルI El (0゜0017モル)、テトラ
ヒドロフラン15m1. io%塩酸水溶液15m/、
二酸化鉛1.5gを用いて実施例15の(1)と同様に
操作して、黄色油状のα−(3’R)−メドキシメチル
トコフエリルキノン0.75 gを得る。
(収率89.99V)) 〔α) ” −十3.8°(C= 4.39 、 エタ
ノール)IR,NMR,MSスペクトルは実施例15の
mで得たものと同一であった。
(11) 上記に得たα−(3’R)−メトキシメチルトコフェリ
ルキノン0.75 II(0,0015モル)、メタノ
ール20m1.1096塩酸水溶液151RA’を用い
て実施例15の(11)と同様に操作し、赤黄色油状の
標題化合物0.6 glも(収率89.5%) (α)” = −1,01” (C=’18.8.1 
タ/ −ル)IR,NMR,MSスペクトルは実施例1
5のl+ 1で得たものと同一である。
実施例17 2−[(3’S、  7’R,11’R)−3’、  
7’、  11’、  15′−テトラメチル−3′−
ヒドロキシへキサデカニル)−a。
5.6−)リメチル−1,4−ベンゾキノン0.9.9
 (0゜002モル)をメタノール2011tに溶解し
、これにd−カンファースルホン酸1 & (0,00
4モル)を添加し。
室温にて15時間撹拌する。
ついで2反応液を氷水50m中に分散し、生成物はジエ
チルエーテル50コにて2回抽出し、抽出液は十分に水
洗し乾燥後、溶媒留去すると淡黄色油状物0.8511
を得る。
このものは60〜80メツシユのシリカゲル30J。
n−へキサン、ジエチルエーテルを用いてクロマトグラ
フィー精製し、無色油状の標題化合物を0.8g得る。
(収率93%) 〔α)”=+0.85°(C=1.15.ベンゼン)K
3Fe (ON)6酸化生成物: 〔α、] 20=−29,6°(C= 1.70 、 
 イソオクタン)ここに得られた(28.4’R,8’
R)−α−トコフェロールを乾燥ピリジン、無水酢酸を
用いてアセチル化して(2S、 4’R,8’R)−α
−トコフェリルアセテートを定量的収率で得る。
〔α〕” = −2,25°(C=1.1.エタノール
)51一 実施例18 2− 〔(3’R,7’R,11’R) −3’、 7
’、  11’、  15’−テトラメチル−3′−ヒ
ドロキシヘキサデカニル) −3゜5.6−)ジメチル
−1,4−ベンゾキノン0.6.9(0゜0013モル
)、メタノール20ゴ、d−カンファースルホン酸0.
65.9 (0,0026モル)を用いて実施例17と
同様に操作し、無色油状の標題化合物0.52.9を得
る。(収率90.3%) UVスペクトル(エタノール) λmax=、292mμ;E−59.7〔α:] 20
= −2,76°(C= 1.07 、ベンゼン)K3
Fe (ON)、酸化生成物; 〔α) ” = + 29.8°(C=1.05. イ
ソオクタン)アセチル体: 〔α〕2°= + 3.49’ (C= 1.1 、エ
タノール)52−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 (式中R7は水酸基の保護基を示す)で示される基を意
    味する〕 で表わされる光学活性化合物
JP57138447A 1982-08-11 1982-08-11 光学活性化合物 Granted JPS5929628A (ja)

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