JPS5926662A - 歯車の騒音低減装置 - Google Patents
歯車の騒音低減装置Info
- Publication number
- JPS5926662A JPS5926662A JP13455982A JP13455982A JPS5926662A JP S5926662 A JPS5926662 A JP S5926662A JP 13455982 A JP13455982 A JP 13455982A JP 13455982 A JP13455982 A JP 13455982A JP S5926662 A JPS5926662 A JP S5926662A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- flyweight
- main gear
- teeth
- pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/02—Toothed members; Worms
- F16H55/17—Toothed wheels
- F16H55/18—Special devices for taking up backlash
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、歯車の騒音低減装置に係り特に、主歯車と
副歯車とを並置し、主歯車内に設けられたフライウェイ
トの遠心力を利用して、副歯車に反1駆動方向の力を付
与し、両歯車の歯間の位相ズレを利用した歯車の騒音低
減装置に関する。
副歯車とを並置し、主歯車内に設けられたフライウェイ
トの遠心力を利用して、副歯車に反1駆動方向の力を付
与し、両歯車の歯間の位相ズレを利用した歯車の騒音低
減装置に関する。
歯車は、歯の機械工作まだは熱処理上から起る製作誤差
をなくすことはできないし、歯車が噛み合うとき歯車の
誤差、歯車装置の誤差、運転による温度上昇等の問題か
らバックラッシュをゼロにすることができないので、伝
達トルクが大きく変動するときには騒音が発生するとい
う問題点があった。
をなくすことはできないし、歯車が噛み合うとき歯車の
誤差、歯車装置の誤差、運転による温度上昇等の問題か
らバックラッシュをゼロにすることができないので、伝
達トルクが大きく変動するときには騒音が発生するとい
う問題点があった。
この発明は、このような従来技術の問題点に着目してな
されたもので、主歯車と副歯車とを並置するとともに、
主歯車および副歯車内にピン、フライウェイト、ローラ
ピン、ローラを設けることによって、駆動時にフライウ
ェイトの遠心力を利用して副歯車に反駆動方向の力を付
与し、これにより生ずる両歯車の歯間の位相ズレを利用
して駆動時の2々ツクラツシユをゼロに保持させて、上
記問題点を解決することを目的としている。
されたもので、主歯車と副歯車とを並置するとともに、
主歯車および副歯車内にピン、フライウェイト、ローラ
ピン、ローラを設けることによって、駆動時にフライウ
ェイトの遠心力を利用して副歯車に反駆動方向の力を付
与し、これにより生ずる両歯車の歯間の位相ズレを利用
して駆動時の2々ツクラツシユをゼロに保持させて、上
記問題点を解決することを目的としている。
以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示す図である。
捷ず構成を説明すると、1はトルク伝達用の主歯車で、
支軸2に軸支されている。主歯車1の外周面にはつる巻
き状をなす歯11が形成されており、主歯車1の内面に
は凹部12が形成ちれている。
支軸2に軸支されている。主歯車1の外周面にはつる巻
き状をなす歯11が形成されており、主歯車1の内面に
は凹部12が形成ちれている。
6は副歯車で、支軸2にベアリング21を介して回転自
在に装着されるとともに弾性体止め金具16.ナツト1
4で主歯車1の端面に圧接。
在に装着されるとともに弾性体止め金具16.ナツト1
4で主歯車1の端面に圧接。
並設されている。副歯単3の外周面にはつる巻き状をな
す歯61が形成されておシ、副歯単3の内部には貫通部
62が穿設されている。
す歯61が形成されておシ、副歯単3の内部には貫通部
62が穿設されている。
ガお、両歯車1.乙の歯11.31は連続して同一の相
手歯車4に噛み合うようになっている。
手歯車4に噛み合うようになっている。
5はピンで、主歯車1の凹部12内の支軸2側から副歯
車6側に突設されている。
車6側に突設されている。
6はフライウェイトで、凹部12内に収納される大きさ
を有し、その一端はピン5に枢着されている。
を有し、その一端はピン5に枢着されている。
7はローラピンで、フライウェイト6の他端から副歯単
3の貫通部32に突設されている。
3の貫通部32に突設されている。
8はローラで、ローラピン7に枢着さカ1、貫通部62
の側面32Aに圧接されている。
の側面32Aに圧接されている。
9はスプリングで、フライウェイト6の側面6Aと凹部
12の側面12Aの間に取り付けられており、フライウ
ェイト6を貫通部62の側面32A側に押している。
12の側面12Aの間に取り付けられており、フライウ
ェイト6を貫通部62の側面32A側に押している。
々お、第1図(b)においてフライウェイト6等が2個
の場合を示しているが、その数は1個または6個以上で
も良く、主歯車1の大きさに応じて決めればよい。また
回転方向(図中矢印)が反時計方向の場合を示している
ので、ピン5は、支軸2に対して右傾め上、左傾め下に
位置しているが、回転方向が時計方向の場合は、左傾め
上、右傾め下にすればよい。ピン5の位置は、回転方向
と逆方向にフライウェイト6が回転するように定める。
の場合を示しているが、その数は1個または6個以上で
も良く、主歯車1の大きさに応じて決めればよい。また
回転方向(図中矢印)が反時計方向の場合を示している
ので、ピン5は、支軸2に対して右傾め上、左傾め下に
位置しているが、回転方向が時計方向の場合は、左傾め
上、右傾め下にすればよい。ピン5の位置は、回転方向
と逆方向にフライウェイト6が回転するように定める。
次に作用を説明する。
主歯車1が回転してい々いとき、すなわち歯3−
車の組付時等は、第1図(a)および第2図に示すよう
に両歯車1,6が相手歯車4に噛み合わされている。
に両歯車1,6が相手歯車4に噛み合わされている。
主歯車1が反時計方向に回転すると、副歯車3は、弾性
体止め金具13で主歯車1の端面に圧接され、相手歯車
4と噛み合っているので、主歯車1と同一方向に回転す
る。また当然にピン5.フライウェイト6、ローラピン
7およびローラ8も主歯車1と同一方向に回転する。し
かし、フライウェイト6は、その一端がピン5に枢着さ
れ、他端は自由端であるから、ピン5が支点として遠心
力によって時計方向に回転しようとする。この力によっ
てローラ8は副歯単3の貫通部の側面32Aを時計方向
に押す。したがって、第3図に示すように主歯車1が図
中矢印の方向に回転しているとすれば、副歯単3の歯6
1が相対的に遅れて、両歯1.乙の間にズレが生ずる。
体止め金具13で主歯車1の端面に圧接され、相手歯車
4と噛み合っているので、主歯車1と同一方向に回転す
る。また当然にピン5.フライウェイト6、ローラピン
7およびローラ8も主歯車1と同一方向に回転する。し
かし、フライウェイト6は、その一端がピン5に枢着さ
れ、他端は自由端であるから、ピン5が支点として遠心
力によって時計方向に回転しようとする。この力によっ
てローラ8は副歯単3の貫通部の側面32Aを時計方向
に押す。したがって、第3図に示すように主歯車1が図
中矢印の方向に回転しているとすれば、副歯単3の歯6
1が相対的に遅れて、両歯1.乙の間にズレが生ずる。
そして、このズレにょシ第4図に示すように副歯単3の
歯31カニ相手歯車4の歯の非伝達面に描接する。そし
て、遠心力がそ4− 九以上になると非伝達面を押しつけるようになる。つま
り、ズレの大きさが主歯車1と相手歯車4との間のノ々
ツクラッシュの大きさと一致するまで拡大するので、全
体としてのノ々ツクラッシュが実質的にゼロとなりトル
ク変動に伴う反対歯面と正歯面に交互に衝突することに
よる衝撃音等の騒音が予防される。
歯31カニ相手歯車4の歯の非伝達面に描接する。そし
て、遠心力がそ4− 九以上になると非伝達面を押しつけるようになる。つま
り、ズレの大きさが主歯車1と相手歯車4との間のノ々
ツクラッシュの大きさと一致するまで拡大するので、全
体としてのノ々ツクラッシュが実質的にゼロとなりトル
ク変動に伴う反対歯面と正歯面に交互に衝突することに
よる衝撃音等の騒音が予防される。
なお、実施例では主歯車の一端面のみに副歯車が並置さ
れているが、回転方向が正逆に切り換わる場合は、両端
面に副歯車を装着すればよい。
れているが、回転方向が正逆に切り換わる場合は、両端
面に副歯車を装着すればよい。
以上説明してきたように、この発明は、主歯車と副歯車
を並置するとともに、主歯車および副歯車内にピン、フ
ライウェイト、ローラピン。
を並置するとともに、主歯車および副歯車内にピン、フ
ライウェイト、ローラピン。
ローラを設けることによって、駆動時のノ々ツクラッシ
ュをゼロにすることができるので、伝達トルクの変動が
大きいときにも騒音がほとんど発生しなくなり、この種
の歯車を使用した減速装置、変速装置等の騒音を低減す
ることができるという効果が得られる。
ュをゼロにすることができるので、伝達トルクの変動が
大きいときにも騒音がほとんど発生しなくなり、この種
の歯車を使用した減速装置、変速装置等の騒音を低減す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例2示す図で、(a)は要
部の断面図、(b)は要部の側面図、(c)は(1〕)
のA −A断面図、第2図は停止時の歯の平面図、第3
図は回転時の歯の平面図、第4図は回転時の要部の側面
図である。 1・・・主歯車、3・・・副歯車、5・・・ピン、6・
・・フライウェイト、7・・・ローラピン、8・・・ロ
ーラ、9・・・スプリング
部の断面図、(b)は要部の側面図、(c)は(1〕)
のA −A断面図、第2図は停止時の歯の平面図、第3
図は回転時の歯の平面図、第4図は回転時の要部の側面
図である。 1・・・主歯車、3・・・副歯車、5・・・ピン、6・
・・フライウェイト、7・・・ローラピン、8・・・ロ
ーラ、9・・・スプリング
Claims (1)
- 1 トルク伝達用の主歯車が噛み合う相手歯車に噛合し
かつ該主歯車の端面に並設された副歯車と、該主歯車に
形成された凹部内の支軸側から該副歯車方向へ突設され
たピンと、該ピンに一端が枢着されかつ該凹部内に収納
される大きさを有するフライウェイトと、該フライウェ
イトの他端から該副歯車に形成された貫通部に突設され
たローラピンと、該ローラピンに枢着されかつ該貫通部
の側面に圧接されるローラとからなる歯車の騒音低減装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13455982A JPS5926662A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 歯車の騒音低減装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13455982A JPS5926662A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 歯車の騒音低減装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5926662A true JPS5926662A (ja) | 1984-02-10 |
Family
ID=15131157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13455982A Pending JPS5926662A (ja) | 1982-07-30 | 1982-07-30 | 歯車の騒音低減装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5926662A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0205344A2 (en) * | 1985-06-10 | 1986-12-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Backlash reducer for gear transmission system |
EP0926398A2 (en) * | 1997-12-22 | 1999-06-30 | Trens a.s. | Transmission gear |
US6997079B2 (en) * | 2001-07-23 | 2006-02-14 | Pentax Corporation | Gear mechanism with an idler gear, a gear mechanism with a device for eliminating backlash between gears, and a motor driving mechanism |
KR101431683B1 (ko) * | 2012-12-12 | 2014-08-22 | 자동차부품연구원 | 기어 장치 |
US9010209B2 (en) | 2012-03-05 | 2015-04-21 | Caterpillar Inc. | Scissors gear assembly |
US12264733B2 (en) * | 2023-03-28 | 2025-04-01 | Cummins Inc. | Centrifugal anti-backlash scissor gear |
-
1982
- 1982-07-30 JP JP13455982A patent/JPS5926662A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0205344A2 (en) * | 1985-06-10 | 1986-12-17 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Backlash reducer for gear transmission system |
US4739670A (en) * | 1985-06-10 | 1988-04-26 | Honda Giken Kogyo K.K. | Backlash reducer for gear transmission system |
EP0926398A2 (en) * | 1997-12-22 | 1999-06-30 | Trens a.s. | Transmission gear |
EP0926398A3 (en) * | 1997-12-22 | 2001-04-25 | Trens a.s. | Transmission gear |
US6997079B2 (en) * | 2001-07-23 | 2006-02-14 | Pentax Corporation | Gear mechanism with an idler gear, a gear mechanism with a device for eliminating backlash between gears, and a motor driving mechanism |
US9010209B2 (en) | 2012-03-05 | 2015-04-21 | Caterpillar Inc. | Scissors gear assembly |
KR101431683B1 (ko) * | 2012-12-12 | 2014-08-22 | 자동차부품연구원 | 기어 장치 |
US12264733B2 (en) * | 2023-03-28 | 2025-04-01 | Cummins Inc. | Centrifugal anti-backlash scissor gear |
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