JPS5925941Y2 - 海底面洗浄装置 - Google Patents
海底面洗浄装置Info
- Publication number
- JPS5925941Y2 JPS5925941Y2 JP8738878U JP8738878U JPS5925941Y2 JP S5925941 Y2 JPS5925941 Y2 JP S5925941Y2 JP 8738878 U JP8738878 U JP 8738878U JP 8738878 U JP8738878 U JP 8738878U JP S5925941 Y2 JPS5925941 Y2 JP S5925941Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure water
- workbench
- nozzle
- propulsion
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、海底面洗浄装置において、洗浄用圧力水を推
進駆動源とする考案に関する。
進駆動源とする考案に関する。
従来、海水面上に固定して作業を行う作業台を移動させ
る場合、設置した船外機により移動するか、又は移動す
る方向にアンカーを打ち、それに連結したロープを捲き
取って進む等の方法が実施されている。
る場合、設置した船外機により移動するか、又は移動す
る方向にアンカーを打ち、それに連結したロープを捲き
取って進む等の方法が実施されている。
しかし、船外機の場合は、推進用として特別に原動機を
必要とし、重量、価格の点から大出力化が困難であり、
又アンカーによる場合は、作業が煩雑で後進、旋回が困
難である。
必要とし、重量、価格の点から大出力化が困難であり、
又アンカーによる場合は、作業が煩雑で後進、旋回が困
難である。
本考案者等は、先に圧力水を海底面に噴射して海底面に
付着した雑藻、雑兵類を除去し、海底面を洗浄して、海
藻類を増殖させる漁場を遺戒する装置として、海底面洗
浄装置を開発したが、その洗浄用圧力水を推進用駆動源
として、噴射ノズルより噴射し、その反作用により推進
するユニットを海底面洗浄装置に設け、移動させるもの
で、前記のような特別に原動機及び船外機を必要とせず
、又アンカーによる煩雑な操作によることなく移動でき
るもので、移動時には、洗浄作業は行わないから、その
余剰の圧力水により推進し、作業台の移動を能率的、且
つ合理的に行うことを目的とする。
付着した雑藻、雑兵類を除去し、海底面を洗浄して、海
藻類を増殖させる漁場を遺戒する装置として、海底面洗
浄装置を開発したが、その洗浄用圧力水を推進用駆動源
として、噴射ノズルより噴射し、その反作用により推進
するユニットを海底面洗浄装置に設け、移動させるもの
で、前記のような特別に原動機及び船外機を必要とせず
、又アンカーによる煩雑な操作によることなく移動でき
るもので、移動時には、洗浄作業は行わないから、その
余剰の圧力水により推進し、作業台の移動を能率的、且
つ合理的に行うことを目的とする。
本考案の実施例を図面により説明する。
先ず作業台本体は、第1図及び第4図の平面図に示すよ
うに、両側の作業台フロート部1aと2本の係合部1b
を夫々平行に配置し、夫々の両端同志を接合して双胴船
型枠体を構成したもので、作業台本体1の四隅周辺には
、作業台支持脚2aが支持脚用スリーブ2bに対し上下
動できるように構成される。
うに、両側の作業台フロート部1aと2本の係合部1b
を夫々平行に配置し、夫々の両端同志を接合して双胴船
型枠体を構成したもので、作業台本体1の四隅周辺には
、作業台支持脚2aが支持脚用スリーブ2bに対し上下
動できるように構成される。
そして作業台支持脚2aを海底面に到達させ、更に作業
台支持脚2aを延長させると作業台本体1は引き揚げら
れ海水面から離脱し、波浪に影響されることなく、作業
可能となるものである。
台支持脚2aを延長させると作業台本体1は引き揚げら
れ海水面から離脱し、波浪に影響されることなく、作業
可能となるものである。
作業台本体1には、夫々直角に交叉するレール3 a
、3 bが敷設され、レール3a、3b上を圧力ノズル
支持装置本体3が縦横に移動することが可能である。
、3 bが敷設され、レール3a、3b上を圧力ノズル
支持装置本体3が縦横に移動することが可能である。
更に圧力水ノズル支持装置本体3には、先端に圧力水噴
射ノズル3Cを取付けた圧力水ノズル支持杆が設けるれ
ている。
射ノズル3Cを取付けた圧力水ノズル支持杆が設けるれ
ている。
令弟4図により従来の移動方法を説明すると、船外機1
0をフローHaの夫々に設置するか、又はフローHaの
前部又はその移動方向にアンカー11Cを打ち込み、ア
ンカー11 Cに連結するロープ11 bをアンカー捲
取り用ウィンチ11 aで捲き取り移動するものである
。
0をフローHaの夫々に設置するか、又はフローHaの
前部又はその移動方向にアンカー11Cを打ち込み、ア
ンカー11 Cに連結するロープ11 bをアンカー捲
取り用ウィンチ11 aで捲き取り移動するものである
。
本考案の実施例を第1図及び第2図に従って詳細に説明
する。
する。
圧力水の供給は、陸上に設置された圧力水ポンプ又は、
海上のポンプユニット船に連結された圧力水供給ホース
5aのその一端から、作業台本体1上の圧力水分配装置
(分配弁)5dに連結し、圧力水分配装置(分配弁)5
dから双方のフロート部1a後部に圧力水供給管が通じ
、フロート部後部海面下の推進用ノズル本体9に連結す
る。
海上のポンプユニット船に連結された圧力水供給ホース
5aのその一端から、作業台本体1上の圧力水分配装置
(分配弁)5dに連結し、圧力水分配装置(分配弁)5
dから双方のフロート部1a後部に圧力水供給管が通じ
、フロート部後部海面下の推進用ノズル本体9に連結す
る。
推進用ノズル本体9には、噴射方向を左右に回転可能の
推進用ノズル可動部9aが取付けられ、又推進用ノズル
可動部噴射口には、後進の際に噴射流を逆方向にする後
進用ディフレクタ−9bが取付けられている。
推進用ノズル可動部9aが取付けられ、又推進用ノズル
可動部噴射口には、後進の際に噴射流を逆方向にする後
進用ディフレクタ−9bが取付けられている。
次に本考案の移動操作について説明する。
作業台本体1を短距離間移動させる場合(例えば次の洗
浄場所への移動)は、第2図の本考案の部分断面図の示
すように、四隅に設けた作業台支持脚2aを上昇させ、
また圧力水ノズル支持装置3のノズル支持杆3dを収納
用ウィンチ4eにより収納する。
浄場所への移動)は、第2図の本考案の部分断面図の示
すように、四隅に設けた作業台支持脚2aを上昇させ、
また圧力水ノズル支持装置3のノズル支持杆3dを収納
用ウィンチ4eにより収納する。
圧力水は、陸上に設置された圧力水ポンプ又は、海上ポ
ンプユニット船から、圧力水供給ホース5aを通じて送
られ、供給された圧力水は、圧力水分配装置(分配弁)
5d、推進用圧力水供給管5eを経て、双方のフロー)
1aの後部の推進用ノズル本体9に導かれる。
ンプユニット船から、圧力水供給ホース5aを通じて送
られ、供給された圧力水は、圧力水分配装置(分配弁)
5d、推進用圧力水供給管5eを経て、双方のフロー)
1aの後部の推進用ノズル本体9に導かれる。
又推進用ノズル本体9には、ノズルの噴射方向を左右上
下に旋回が可能な接手があり、噴射方向を左右に回転す
ることにより、推進方向を変更することができる。
下に旋回が可能な接手があり、噴射方向を左右に回転す
ることにより、推進方向を変更することができる。
例えば、第1図および第2図の矢視Aの場合は、作業台
本体1は直進し、矢視Bの場合は左旋回する。
本体1は直進し、矢視Bの場合は左旋回する。
更に第2図及び第3図に示すように推進用ノズル可動部
の先端に操作杆9Cよって回動する後進用ディフレクタ
−9bがあり、圧力水噴射方向を逆方向に噴射すれば作
業台本体は、後進することも可能となる。
の先端に操作杆9Cよって回動する後進用ディフレクタ
−9bがあり、圧力水噴射方向を逆方向に噴射すれば作
業台本体は、後進することも可能となる。
なお本作業台本体1の長距離移動(例えば港から洗浄場
所への移動)は、他の動力船により曳航して行うもので
ある。
所への移動)は、他の動力船により曳航して行うもので
ある。
以上詳説した通り、本考案は、海底面洗浄用の圧力水噴
射ノズル装置を装備する作業台本体に作業台本体の推進
ノズル本体を配設し、該圧力水噴射ノズル装置と該推進
ノズル本体への圧力水切換え分配弁を装設したことを特
徴とする海底面洗浄装置であるから、次の効果を奏する
。
射ノズル装置を装備する作業台本体に作業台本体の推進
ノズル本体を配設し、該圧力水噴射ノズル装置と該推進
ノズル本体への圧力水切換え分配弁を装設したことを特
徴とする海底面洗浄装置であるから、次の効果を奏する
。
(1)作業台本体を海底面上に固定することができるか
ら、波浪による作業台および圧力水ノズルの揺動がなく
、作業性が優れている。
ら、波浪による作業台および圧力水ノズルの揺動がなく
、作業性が優れている。
(2)圧力水ノズルを縦横移動自在にできるから、作業
能力が高い。
能力が高い。
(3)船外機の場合のように特別に推進用原動機を必要
とせず重量、価格を大幅に下げることができる。
とせず重量、価格を大幅に下げることができる。
(4)アンカーによる場合には、後進旋回が困難で作業
が煩雑であるが、本考案により操船が容易になる。
が煩雑であるが、本考案により操船が容易になる。
(5)洗浄作業に使用する圧力水ポンプは、移動の際は
停止乃至利用されていないので遊休のポンプを利用して
作業台の推力とすることができるから、動力源は他に必
要でなく、推進部ノズルの設置だけで大幅に価格の低減
を計ることができる。
停止乃至利用されていないので遊休のポンプを利用して
作業台の推力とすることができるから、動力源は他に必
要でなく、推進部ノズルの設置だけで大幅に価格の低減
を計ることができる。
(6)旋回、後進のための装置が簡単であり、また、操
作も容易であって、小回りが効き、目的個所に迅速に移
動できる。
作も容易であって、小回りが効き、目的個所に迅速に移
動できる。
しかも、エネルギーロスが小さい。
第1図は、本考案の実施例の海底面洗浄装置、第2図は
、同上の側面図(一部断面)、第3図は、後進時の噴射
ノズル部分断面の説明図、第4図は、従来技術の平面図
。
、同上の側面図(一部断面)、第3図は、後進時の噴射
ノズル部分断面の説明図、第4図は、従来技術の平面図
。
Claims (1)
- 作業台本体に作業台支持脚を設け、該作業台本体が海面
上に対し浮上引き上げ自在となし、該作業台本体上に圧
力水ノズル支持装置が縦横移動自在にできるように装備
し、かつ、該作業台本体に、推進用ノズル可動部、後進
用ディフレクタ−および操作杆よりなる推進ノズル装置
を装備したことを特徴とする海底面洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8738878U JPS5925941Y2 (ja) | 1978-06-24 | 1978-06-24 | 海底面洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8738878U JPS5925941Y2 (ja) | 1978-06-24 | 1978-06-24 | 海底面洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS554172U JPS554172U (ja) | 1980-01-11 |
JPS5925941Y2 true JPS5925941Y2 (ja) | 1984-07-28 |
Family
ID=29012874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8738878U Expired JPS5925941Y2 (ja) | 1978-06-24 | 1978-06-24 | 海底面洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925941Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-24 JP JP8738878U patent/JPS5925941Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS554172U (ja) | 1980-01-11 |
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