JPS5925579A - Dc−dc変換回路 - Google Patents
Dc−dc変換回路Info
- Publication number
- JPS5925579A JPS5925579A JP13236582A JP13236582A JPS5925579A JP S5925579 A JPS5925579 A JP S5925579A JP 13236582 A JP13236582 A JP 13236582A JP 13236582 A JP13236582 A JP 13236582A JP S5925579 A JPS5925579 A JP S5925579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- primary winding
- shielding layer
- voltage
- capacitor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M3/00—Conversion of DC power input into DC power output
- H02M3/22—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC
- H02M3/24—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters
- H02M3/28—Conversion of DC power input into DC power output with intermediate conversion into AC by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate AC
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は直流電力をスイッチングしてトランスの1次
巻線へ供給し、そのトランスの2次巻線の出力を整流平
滑して直流出力を得るDC−DC変換回路に関し、特に
入出力間を高インピーダンスで分離し、しかも同相モー
ドスイッチング雑音の発生が少ない回路に係わる。
巻線へ供給し、そのトランスの2次巻線の出力を整流平
滑して直流出力を得るDC−DC変換回路に関し、特に
入出力間を高インピーダンスで分離し、しかも同相モー
ドスイッチング雑音の発生が少ない回路に係わる。
〈背 景〉
この釉のDC−DC変換回路は例えばディジタル加入者
線伝送方式における加入者宅内側に設置されるディジタ
ル回線終端装置の電源として用いられる。即ち第1図に
示すように、加入者宅内側に設置されるディジタル回線
終端装置11は一般に局からの遠方給電によって動作す
るように構成され、ディジタル回線終端装置11に接続
された平衡形ケーブルの加入者線12上には、ディジタ
ル信号と給電直流電流とが重畳されている。加入者線1
2の他端は局内に引き込まれ、局内側のディジタル回線
終端装置(図示せず)に接続される。
線伝送方式における加入者宅内側に設置されるディジタ
ル回線終端装置の電源として用いられる。即ち第1図に
示すように、加入者宅内側に設置されるディジタル回線
終端装置11は一般に局からの遠方給電によって動作す
るように構成され、ディジタル回線終端装置11に接続
された平衡形ケーブルの加入者線12上には、ディジタ
ル信号と給電直流電流とが重畳されている。加入者線1
2の他端は局内に引き込まれ、局内側のディジタル回線
終端装置(図示せず)に接続される。
加入者M12上のディジクル信号は装置11との接続点
13、)?ンス14を介してパルス伝送回路工5に入力
される。パルス伝送回路15は等化増幅回路、パルス送
信回路などから構成される。
13、)?ンス14を介してパルス伝送回路工5に入力
される。パルス伝送回路15は等化増幅回路、パルス送
信回路などから構成される。
加入者線12上の給電直流電流は接続点13、電力分離
フィルタ16a、16bを介してDC−DCC変換回路
17ニ1 され、これら1次側18a 、18b間には例えば直流
電圧30Vが印加される。DC−1)C変換回路17で
はDC−DC変換を行い、DC−DC変換回路17の2
次側19a 、19b間には、例えば直流電圧5vを発
生する。ディジクル回線終端装置11の主要部あるいは
全体はDC−DCC変換回路170決 動作する。接続点13及びフィルタ16a,16bの接
続点とトランス14との間に挿入された直流阻止コンデ
ンサ21はトランス14に給電直流電流を流さないため
に設けている。電力分離フィルタ16a,16bは、直
流低インピーダンス、交流高インピーダンスとなるよう
に例えばコイルで構成されている。これuDc−DC変
換回路17の1次1i111 1 8 a 、 1 8
b間の交流インピー1’ 7 スが低いため、ディジ
タル信号を短絡することを避けるためである。
フィルタ16a、16bを介してDC−DCC変換回路
17ニ1 され、これら1次側18a 、18b間には例えば直流
電圧30Vが印加される。DC−1)C変換回路17で
はDC−DC変換を行い、DC−DC変換回路17の2
次側19a 、19b間には、例えば直流電圧5vを発
生する。ディジクル回線終端装置11の主要部あるいは
全体はDC−DCC変換回路170決 動作する。接続点13及びフィルタ16a,16bの接
続点とトランス14との間に挿入された直流阻止コンデ
ンサ21はトランス14に給電直流電流を流さないため
に設けている。電力分離フィルタ16a,16bは、直
流低インピーダンス、交流高インピーダンスとなるよう
に例えばコイルで構成されている。これuDc−DC変
換回路17の1次1i111 1 8 a 、 1 8
b間の交流インピー1’ 7 スが低いため、ディジ
タル信号を短絡することを避けるためである。
さて、以上の構成のディジタル回線終端装置11の電源
であるDC−DC変換回路17に、従来構成のDC−D
C変換回路を適用する場合、以下の欠点が生じる。
であるDC−DC変換回路17に、従来構成のDC−D
C変換回路を適用する場合、以下の欠点が生じる。
(a) D C − D C変換回路17の1次側と
2次側との間、すなわち、1次側18a及び2次側19
a間、或Fi1 次’M’lJ 1 8 b 及ヒ2次
側19b間KDCーDC変換回路17のスイッチングに
ともなうスイッチング雑音v1、いわゆる同相モードス
イッチング雑音が発生する。この同相モードスイッチン
グ雑音は、加入者線12及びディジタル回線終端装置1
1などによって決る不平衡減衰量に応じて差動モード雑
音に変換され、トランス1402次側22a 、22b
間に廻り込み、ディジタル信号の符号誤シの原因となる
。このため同相モードスイッチング雑音の発生を充分に
小さくする必要があるが、従来のDC−DC変換回路で
はこれを満足させることができなかった。
2次側との間、すなわち、1次側18a及び2次側19
a間、或Fi1 次’M’lJ 1 8 b 及ヒ2次
側19b間KDCーDC変換回路17のスイッチングに
ともなうスイッチング雑音v1、いわゆる同相モードス
イッチング雑音が発生する。この同相モードスイッチン
グ雑音は、加入者線12及びディジタル回線終端装置1
1などによって決る不平衡減衰量に応じて差動モード雑
音に変換され、トランス1402次側22a 、22b
間に廻り込み、ディジタル信号の符号誤シの原因となる
。このため同相モードスイッチング雑音の発生を充分に
小さくする必要があるが、従来のDC−DC変換回路で
はこれを満足させることができなかった。
(b) 加入者線12上には、アナログ電話回線から
のインパルス性雑音等の各植縦雑音が誘導され、ディジ
タル信号の符号誤シの原因となるため、ディジタル回線
終端装置11の不平衡減衰量は充分に高くする必要があ
る。前記taJ項に記載した欠点を除去するため、第2
図に示すようにDC−DC変換回路17のスイッチング
周波数で充分に低インピーダンスの外付コンデンサ23
を、1次側18a及び2次側191L間(あるいは1次
側18b及び2次側19b間)に接続することによシ前
記同相モードスイッチング雑音を抑圧しているものがあ
る。しかし、このような構成とし、かつDC−DCC変
換回路170決 を低インピーダンスでアースに接続する場合、電力分離
フィルタ16a(ある込はz6b)用のコイルと外付コ
ンデンサ23とから縦回路に共振点を形成し、この共振
点においてディジタル回線終端回路11の不平衡減衰量
が極度に劣化し符号誤りを生じる。このため前記共振点
をパルス伝送帯帯域よシ充分に高い周波数とする必要が
あり、これには外付コンデン?23を除去し、DC−D
C変換回路17の1次側18a,18bと2次側19&
!19bとをトランス14のストレー容量程度の高イン
ピーダンスで分離することが必要である。
のインパルス性雑音等の各植縦雑音が誘導され、ディジ
タル信号の符号誤シの原因となるため、ディジタル回線
終端装置11の不平衡減衰量は充分に高くする必要があ
る。前記taJ項に記載した欠点を除去するため、第2
図に示すようにDC−DC変換回路17のスイッチング
周波数で充分に低インピーダンスの外付コンデンサ23
を、1次側18a及び2次側191L間(あるいは1次
側18b及び2次側19b間)に接続することによシ前
記同相モードスイッチング雑音を抑圧しているものがあ
る。しかし、このような構成とし、かつDC−DCC変
換回路170決 を低インピーダンスでアースに接続する場合、電力分離
フィルタ16a(ある込はz6b)用のコイルと外付コ
ンデンサ23とから縦回路に共振点を形成し、この共振
点においてディジタル回線終端回路11の不平衡減衰量
が極度に劣化し符号誤りを生じる。このため前記共振点
をパルス伝送帯帯域よシ充分に高い周波数とする必要が
あり、これには外付コンデン?23を除去し、DC−D
C変換回路17の1次側18a,18bと2次側19&
!19bとをトランス14のストレー容量程度の高イン
ピーダンスで分離することが必要である。
しかし、このようにすると従来の回路構成では前記(a
1項に記載した欠点が生じる。
1項に記載した欠点が生じる。
以下これらの点について更に詳細に説明する。
第3図に従来のDC−DC変換回路の基本構成を示す。
直流電源24から1次側18a 、18bを通じて入力
された直流入力電圧E 1はスイッチ素子25のオン/
オフの繰返−し動作(以下スイッチングと呼ぶ)によυ
交番電圧(以下スイッチング電圧と呼ぶ)に変換され、
トランス26の1次巻線27の両端29.31間にはス
イッチング電圧elが生じる。このためトランス26の
2次巻線28の両端32.33間にはスイッチング電圧
e2が誘起される。このスイッチング電圧e2はダイオ
ード34で半波整流され、出力コンデンサ35で平滑さ
れ−、直流出力電圧E2が得られ、この直流出力は2次
側19a 、19bを通じて負荷36へ供給される。な
お1次巻IvlJ270両端29.31間に誘起される
スイッチング電圧e1と、2次巻線28の両端32.3
3間に誘起されるスイッチング電圧e2との比は、1次
巻線27と2次巻m28との巻線比によシ定まる。直流
電源260両端間に入力コンデンサ37\が接続され、
まだスイッチ素子25は例えばトランジスタであって、
このトランジスタ25は1次巻線27と直列に挿入され
、トランジスタ25のベース、エミッタ間に駆動回路3
8が接続されている。
された直流入力電圧E 1はスイッチ素子25のオン/
オフの繰返−し動作(以下スイッチングと呼ぶ)によυ
交番電圧(以下スイッチング電圧と呼ぶ)に変換され、
トランス26の1次巻線27の両端29.31間にはス
イッチング電圧elが生じる。このためトランス26の
2次巻線28の両端32.33間にはスイッチング電圧
e2が誘起される。このスイッチング電圧e2はダイオ
ード34で半波整流され、出力コンデンサ35で平滑さ
れ−、直流出力電圧E2が得られ、この直流出力は2次
側19a 、19bを通じて負荷36へ供給される。な
お1次巻IvlJ270両端29.31間に誘起される
スイッチング電圧e1と、2次巻線28の両端32.3
3間に誘起されるスイッチング電圧e2との比は、1次
巻線27と2次巻m28との巻線比によシ定まる。直流
電源260両端間に入力コンデンサ37\が接続され、
まだスイッチ素子25は例えばトランジスタであって、
このトランジスタ25は1次巻線27と直列に挿入され
、トランジスタ25のベース、エミッタ間に駆動回路3
8が接続されている。
この第3図に示しだ従来のDC−DC変換回路では1次
側−2次側間、すなわち1次側18a12次側19a間
に大きなスイッチング電圧が発生する欠点があった。こ
れを同相モードスイッチング雑音と呼び、以下第4図を
用いて説明する。第4図は第3図に示したDC−DC変
換回路において、同相モードスイッチング雑音の発生機
構を交流成分に着目して示したものである。第4図中の
記号は第3図に順じ、el、effi、Vl及びv2は
任意の時点での各端子間のスイッチング電圧を、゛また
矢印は各電圧極性の相互関係を示す。スイッチ素子25
と電源24との接続点を1次側18b1ダイオード34
と出力コンデンサ41との接続点を2次側19bとして
いる。巻線端29.32間のコンデンサ42、巻線端3
1.33間のコンデンサ43はそれぞれ1次巻線27と
2次巻線28との間に分布するストレー容量を集中定数
回路で表わしたものである。スイッチ要素25.1次巻
線27、入力コンデンサ37よシなる閉回路を閉路Iと
名付け、1次巻M27.2次巻線28、コンデンサ42
.43よシなる閉回路を閉路■と、2次巻線28、ダイ
オード34、出力コンデンサ35よシなる閉回路を閉路
Iとそれぞれ呼ぶ。
側−2次側間、すなわち1次側18a12次側19a間
に大きなスイッチング電圧が発生する欠点があった。こ
れを同相モードスイッチング雑音と呼び、以下第4図を
用いて説明する。第4図は第3図に示したDC−DC変
換回路において、同相モードスイッチング雑音の発生機
構を交流成分に着目して示したものである。第4図中の
記号は第3図に順じ、el、effi、Vl及びv2は
任意の時点での各端子間のスイッチング電圧を、゛また
矢印は各電圧極性の相互関係を示す。スイッチ素子25
と電源24との接続点を1次側18b1ダイオード34
と出力コンデンサ41との接続点を2次側19bとして
いる。巻線端29.32間のコンデンサ42、巻線端3
1.33間のコンデンサ43はそれぞれ1次巻線27と
2次巻線28との間に分布するストレー容量を集中定数
回路で表わしたものである。スイッチ要素25.1次巻
線27、入力コンデンサ37よシなる閉回路を閉路Iと
名付け、1次巻M27.2次巻線28、コンデンサ42
.43よシなる閉回路を閉路■と、2次巻線28、ダイ
オード34、出力コンデンサ35よシなる閉回路を閉路
Iとそれぞれ呼ぶ。
第4図において、まず閉路Iに着目する。入力コンデン
サ37はスイッチング周波数成分に対しては短絡(充分
に低インピーダンス)であるからその両端にはスイッチ
ング電圧は発生しない。従ってキルヒホッフの電圧則か
らスイッチ素子250両端には1次巻線270両端29
.31間に誘起されるスイッチング電圧e1に等しい振
−のスイッチング電圧が逆位相で発生する。次に閉路間
に着目する。出力コンデンサ35はスイッチング周波数
成分に対しては短絡であるから、その両端にはスイッチ
ング電圧は発生しない。したがって、キルヒホッフの電
圧則からダイオード340両端には、2次巻線28の両
端32.33間に誘起されるスイッチング電圧e2に等
しい娠幅のスイッチング電圧が逆位相で発生する。
サ37はスイッチング周波数成分に対しては短絡(充分
に低インピーダンス)であるからその両端にはスイッチ
ング電圧は発生しない。従ってキルヒホッフの電圧則か
らスイッチ素子250両端には1次巻線270両端29
.31間に誘起されるスイッチング電圧e1に等しい振
−のスイッチング電圧が逆位相で発生する。次に閉路間
に着目する。出力コンデンサ35はスイッチング周波数
成分に対しては短絡であるから、その両端にはスイッチ
ング電圧は発生しない。したがって、キルヒホッフの電
圧則からダイオード340両端には、2次巻線28の両
端32.33間に誘起されるスイッチング電圧e2に等
しい娠幅のスイッチング電圧が逆位相で発生する。
次に閉路nに着目する。通常コンデンサ42゜43の容
量値はともに小さく、スイッチング周波数を含む高周波
域に亘シ充分に高いインピーダンスとなる。さて閉路■
において、コンデンサ42.43の両端に発生するスイ
ッチング電圧を各々Vl、V!とすると、キルヒホッフ
の電圧則から、V 1 +v s=e t −e tと
なる関係を満たす。また電圧v1とv2の比は各々のコ
ンデンサ42.43の容量値に反比例する。コンデンサ
42の両端に発生するスイッチング電圧v1は同相モー
ドスイッチング雑音である。以下閉路用部分の拡大図で
ある第5図を用いて説明する。第5図中の記号は第4図
に順する。コンデンサ42.43の容量値を01、Ct
とする。v、5図から同相モードスイッチング雑音の振
幅値v1は となシ、1次巻線27の両端に生じるスイッチング電圧
etと、2次巻線28の両端に誘起されるスイッチング
電圧e2との双方の影響から発生する。
量値はともに小さく、スイッチング周波数を含む高周波
域に亘シ充分に高いインピーダンスとなる。さて閉路■
において、コンデンサ42.43の両端に発生するスイ
ッチング電圧を各々Vl、V!とすると、キルヒホッフ
の電圧則から、V 1 +v s=e t −e tと
なる関係を満たす。また電圧v1とv2の比は各々のコ
ンデンサ42.43の容量値に反比例する。コンデンサ
42の両端に発生するスイッチング電圧v1は同相モー
ドスイッチング雑音である。以下閉路用部分の拡大図で
ある第5図を用いて説明する。第5図中の記号は第4図
に順する。コンデンサ42.43の容量値を01、Ct
とする。v、5図から同相モードスイッチング雑音の振
幅値v1は となシ、1次巻線27の両端に生じるスイッチング電圧
etと、2次巻線28の両端に誘起されるスイッチング
電圧e2との双方の影響から発生する。
通常のD C−DC変換回路においてはe1\e2であ
る。このため1次側18a、18b−2次側19all
Qb間を高インピーダンスで分離し、かつ同相モードス
イッチング雑音の発生を少なくするためにはコンデンサ
43の容量値C2をコンデンサ42の容量値C1に対し
て充分に小さくする必要がある。しかしコンデンサ43
の容量値C!はトランスの1次巻線27.2次巻線28
及びコアの形状によって定ま)、容量値C2はあまシ小
さくできない。一方、コンデンサ42の容量値CIを大
きくすると(例えばコンデンサの外付により)、同相モ
ードスイッチング雑音は小さくなるが、1次側18a
、 18 b、=−2次側19a、19b間が低インピ
ーダンスとなる。以上から1次f!11188 、18
b−2次側19a、19b間を高インピーダンスで分
離し、かつ同相モードスイッチング雑音を低減化させる
ことは従来技術では困難であった。−例として第3図に
示した構成で直流入力電圧E1−30V、直流出力N、
圧E ! = 5 V 、出力電力1w程度のDC−
DC変換回路においては、同相モードスイッチング雑音
はリップル成分で約10 Vpp程度生じる。但し、1
次、2次巻線の構成によりこの雑音値は微妙に異なって
くる。
る。このため1次側18a、18b−2次側19all
Qb間を高インピーダンスで分離し、かつ同相モードス
イッチング雑音の発生を少なくするためにはコンデンサ
43の容量値C2をコンデンサ42の容量値C1に対し
て充分に小さくする必要がある。しかしコンデンサ43
の容量値C!はトランスの1次巻線27.2次巻線28
及びコアの形状によって定ま)、容量値C2はあまシ小
さくできない。一方、コンデンサ42の容量値CIを大
きくすると(例えばコンデンサの外付により)、同相モ
ードスイッチング雑音は小さくなるが、1次側18a
、 18 b、=−2次側19a、19b間が低インピ
ーダンスとなる。以上から1次f!11188 、18
b−2次側19a、19b間を高インピーダンスで分
離し、かつ同相モードスイッチング雑音を低減化させる
ことは従来技術では困難であった。−例として第3図に
示した構成で直流入力電圧E1−30V、直流出力N、
圧E ! = 5 V 、出力電力1w程度のDC−
DC変換回路においては、同相モードスイッチング雑音
はリップル成分で約10 Vpp程度生じる。但し、1
次、2次巻線の構成によりこの雑音値は微妙に異なって
くる。
〈発明の概要〉
この発明の目的は、直流及びスイッチング周波数を含む
高周波域に亘91次側及び2次側間を高インピーダンス
で分離し、しかも同相モードスイッチング雑音の発生が
少ないoc−Dc沢換回路を提供することにある。
高周波域に亘91次側及び2次側間を高インピーダンス
で分離し、しかも同相モードスイッチング雑音の発生が
少ないoc−Dc沢換回路を提供することにある。
この発明によれば、1次巻線と2次巻線との間に靜in
!へい/ifが配され、この静電遮へい層は2次巻線の
静止端に接続され、かつ1次巻線の中点からみて、1次
巻線の一方の側に静電遮へい層に対して誘起される電圧
と、1次巻線の他方の側に静電遮へい層に対して誘起さ
れる電圧とが互いに等しく、かつ逆極性となる打消手段
が設けられる。
!へい/ifが配され、この静電遮へい層は2次巻線の
静止端に接続され、かつ1次巻線の中点からみて、1次
巻線の一方の側に静電遮へい層に対して誘起される電圧
と、1次巻線の他方の側に静電遮へい層に対して誘起さ
れる電圧とが互いに等しく、かつ逆極性となる打消手段
が設けられる。
〈第1実施例〉
第6図はこの発明の第1実施例を示し、第3図と対応す
る部分に同一符号を付けである。この実施例では1次巻
線27はその中点が開放され、その開放端44.45間
にスイッチ素子25が接続されて打消手段が構成される
。従って1次巻線27は巻線27a、27bに分割され
る。1次巻線27と2次巻線28との間には静電遮へい
層46が介在され、この静電壁へい層46は、2次巻線
28の交流的な零電位点(以下静止端と呼ぶ)である2
次側19aに接続されている。2次(111+ 19
bも静止端であり、静電遮へい層46を2次側19bに
接続しても効果は同一である。このような構造をしてい
るから以下に説明するように1次側18a−2次側19
a間に発生するスイッチング電圧、すなわち同相モード
スイッチング雑音を低減化する作用がある。
る部分に同一符号を付けである。この実施例では1次巻
線27はその中点が開放され、その開放端44.45間
にスイッチ素子25が接続されて打消手段が構成される
。従って1次巻線27は巻線27a、27bに分割され
る。1次巻線27と2次巻線28との間には静電遮へい
層46が介在され、この静電壁へい層46は、2次巻線
28の交流的な零電位点(以下静止端と呼ぶ)である2
次側19aに接続されている。2次(111+ 19
bも静止端であり、静電遮へい層46を2次側19bに
接続しても効果は同一である。このような構造をしてい
るから以下に説明するように1次側18a−2次側19
a間に発生するスイッチング電圧、すなわち同相モード
スイッチング雑音を低減化する作用がある。
第3図に示した従来のDC−DC変換回路の場合、同相
モードスイッチング雑音は、式(1)から1次巻線27
の両端に生じるスイッチング電圧e1と2次巻線280
両端に誘起されるスイッチング電圧e2との双方の影響
によシ発生する。しかし、第6図に示す実施例では、(
1)1次巻線27−2次巻線28間に静を遮へい層46
が設けられ、かつこれが2次巻線28の静止端である2
次III 19 aに接続されている仁とによシ、2次
巻線28の両端に生じるスイッチング電圧e2が1次側
18a−2次側19a間の知、圧(同相モードスイッチ
ング雑音)として発生しない。(11)また、スイッチ
素子25が1次巻線27の中点に挿入接続されているこ
とにより、静電遮へい層46と1次巻線27aとの間の
スイッチング電圧の電位分布と、静電遮へい層46と1
次巻線27bとの間のスイッチング電圧の電位分布とが
逆極性となり、互いに打ち消し合って、1次巻線27a
、27bの各両端に生じるスイッチング電圧−が1次側
18a−2次側19a間の電圧(同相モードスイッチン
グ雑音)として発生しない。
モードスイッチング雑音は、式(1)から1次巻線27
の両端に生じるスイッチング電圧e1と2次巻線280
両端に誘起されるスイッチング電圧e2との双方の影響
によシ発生する。しかし、第6図に示す実施例では、(
1)1次巻線27−2次巻線28間に静を遮へい層46
が設けられ、かつこれが2次巻線28の静止端である2
次III 19 aに接続されている仁とによシ、2次
巻線28の両端に生じるスイッチング電圧e2が1次側
18a−2次側19a間の知、圧(同相モードスイッチ
ング雑音)として発生しない。(11)また、スイッチ
素子25が1次巻線27の中点に挿入接続されているこ
とにより、静電遮へい層46と1次巻線27aとの間の
スイッチング電圧の電位分布と、静電遮へい層46と1
次巻線27bとの間のスイッチング電圧の電位分布とが
逆極性となり、互いに打ち消し合って、1次巻線27a
、27bの各両端に生じるスイッチング電圧−が1次側
18a−2次側19a間の電圧(同相モードスイッチン
グ雑音)として発生しない。
これらの点につき第7図を用いて更に詳細に説明する。
第7図は第6図に示したDC−DC変換回路において同
相モードスイッチング雑音の低減化作用を交流成分に着
目して示したものである。
相モードスイッチング雑音の低減化作用を交流成分に着
目して示したものである。
第7図中の記号は第6図に順じ、el、el及びvlは
任意の時点での各端子間のスイッチング電圧をまた矢印
は各電圧極性の相互関係を示す。コンデンサ47.48
は1次巻線27aと静電壁へい層46との間に分布する
ストレー容量を集中定数回路で表わし、コンデンサ47
.48はそれぞれ1次巻線27&の両端29.44と¥
P電迎へい層46との間に接続しである。コンデンサ4
9.51は1次巻線27bと静電遮へい層46との間に
分布するストレー容量を集中定数回路で表わし、コンデ
ンサ49.51はそれぞれ1次巻線27bの両端45.
39と靜′Ft遮へい層46との間に接続される。コン
デンサ52.53は2次巻線28と静電遮5い層46と
の間に分布するストレー容量を集中定数回路で表わし、
コンデンサ52.53は2次巻線280両端32.33
と静電遮へい層46との間に接続される。コンデンサ3
7.1次巻線27a、27b、スイッチ素子25の閉回
路を閉路Iとし、1次巻127a、27b、 スイッf
’J子25、静電遮へい層46の閉回路を閉路■とし、
1次巻線27a1靜電遮へい層46、コンデンサ47.
48の閉回路を閉路Vとし、スイッチ素子25、静電遮
へい層46、コンデンサ48 、49の閉回路を閉路■
とし、1次巻線27b1静寛過へい層46、コンデンサ
49.51の閉回路を閉路■とし、2次巻i!1128
、コンデンサ52,53、静電遮へい層46の閉回路を
閉路■とする。
任意の時点での各端子間のスイッチング電圧をまた矢印
は各電圧極性の相互関係を示す。コンデンサ47.48
は1次巻線27aと静電壁へい層46との間に分布する
ストレー容量を集中定数回路で表わし、コンデンサ47
.48はそれぞれ1次巻線27&の両端29.44と¥
P電迎へい層46との間に接続しである。コンデンサ4
9.51は1次巻線27bと静電遮へい層46との間に
分布するストレー容量を集中定数回路で表わし、コンデ
ンサ49.51はそれぞれ1次巻線27bの両端45.
39と靜′Ft遮へい層46との間に接続される。コン
デンサ52.53は2次巻線28と静電遮5い層46と
の間に分布するストレー容量を集中定数回路で表わし、
コンデンサ52.53は2次巻線280両端32.33
と静電遮へい層46との間に接続される。コンデンサ3
7.1次巻線27a、27b、スイッチ素子25の閉回
路を閉路Iとし、1次巻127a、27b、 スイッf
’J子25、静電遮へい層46の閉回路を閉路■とし、
1次巻線27a1靜電遮へい層46、コンデンサ47.
48の閉回路を閉路Vとし、スイッチ素子25、静電遮
へい層46、コンデンサ48 、49の閉回路を閉路■
とし、1次巻線27b1静寛過へい層46、コンデンサ
49.51の閉回路を閉路■とし、2次巻i!1128
、コンデンサ52,53、静電遮へい層46の閉回路を
閉路■とする。
最初に前記中頃を説明する。第7図において、まず閉路
lに着目する。出力コンデンサ35はスイッチング周波
数成分に対しては短絡(充分に低インピーダンス)であ
るから、その両端にはスイッチング電圧は発生しない。
lに着目する。出力コンデンサ35はスイッチング周波
数成分に対しては短絡(充分に低インピーダンス)であ
るから、その両端にはスイッチング電圧は発生しない。
したがってキルヒホッフの電圧期から半波整流用のダイ
オード340両端には、2次巻線28の両端32.33
間に誘起されるスイッチング電圧e!に等しい振幅のス
イッチング電圧が逆位相で発生する。次に閉路■に着目
する。コンデンサ52の両端は静電遮へい層46によシ
短絡されているからスイッチング電圧は発生しない。し
たがって、閉路■におけるキルヒホッフの電圧期からコ
ンデンサ53の両端には2次巻線28の両端32.33
間に生じるスイッチング電圧e2に等しい振幅のスイッ
チング電圧が逆位相で発生する。以上から2次側に発生
するスイッチング電圧e2は静電遮へいN446によ9
2次側のみに閉じ、1次(1tlllBa−2次側19
a間の電圧には影響を及ぼさないことが説明された。
オード340両端には、2次巻線28の両端32.33
間に誘起されるスイッチング電圧e!に等しい振幅のス
イッチング電圧が逆位相で発生する。次に閉路■に着目
する。コンデンサ52の両端は静電遮へい層46によシ
短絡されているからスイッチング電圧は発生しない。し
たがって、閉路■におけるキルヒホッフの電圧期からコ
ンデンサ53の両端には2次巻線28の両端32.33
間に生じるスイッチング電圧e2に等しい振幅のスイッ
チング電圧が逆位相で発生する。以上から2次側に発生
するスイッチング電圧e2は静電遮へいN446によ9
2次側のみに閉じ、1次(1tlllBa−2次側19
a間の電圧には影響を及ぼさないことが説明された。
次に前記(11)項について説明する。第7図において
閉路1に着目する。入力コンデンサ37はスイッチング
周波数成分に対しては短絡であるから、その両端にはス
イッチング電圧は発生しない。1次巻線27は中点44
.45にて2分割されているから、1次巻線27aの両
端29.44間と、1次巻線27bの両端45.31間
とには、等しれる。こ\で閉路■におけるキルヒホッフ
の電圧期からスイッチ素子25の両端には1次巻線27
aの両端29.44間と、1次巻線27bの両端45.
31間とにそれ−ぞれ誘起されるスイッチング電圧の和
e1に等しい振幅のスイッチング電圧が逆位相で発生す
る。
閉路1に着目する。入力コンデンサ37はスイッチング
周波数成分に対しては短絡であるから、その両端にはス
イッチング電圧は発生しない。1次巻線27は中点44
.45にて2分割されているから、1次巻線27aの両
端29.44間と、1次巻線27bの両端45.31間
とには、等しれる。こ\で閉路■におけるキルヒホッフ
の電圧期からスイッチ素子25の両端には1次巻線27
aの両端29.44間と、1次巻線27bの両端45.
31間とにそれ−ぞれ誘起されるスイッチング電圧の和
e1に等しい振幅のスイッチング電圧が逆位相で発生す
る。
次に閉路■、■及び■に着目する。通常コンデンサ47
.48.49及び51の容量値はともに小さく、スイッ
チング周波数を含む高周波域に亘シ充分に高インピータ
ーンスとなる。また通常1次巻、1J27a、2jbと
その一端29.45を同−例としてバイファイラ巻きに
することによシ、静電遮へい層46−巻線端29間と、
静電婆へい層46−巻線端45間との物理的な位置関係
は等しくなる。このだめコンデンサ47とコンデンサ4
9の容量値は概ね等しく、これをCIとする。同様に静
’を逗へい層46−巻線端44間と静′¥JL遮へい層
46−巻線端31間との物理的な位置関係は等しい。こ
のため、コンデンサ48とコンデンサ51の容量値は概
ね等しく、これをC4とする。
.48.49及び51の容量値はともに小さく、スイッ
チング周波数を含む高周波域に亘シ充分に高インピータ
ーンスとなる。また通常1次巻、1J27a、2jbと
その一端29.45を同−例としてバイファイラ巻きに
することによシ、静電遮へい層46−巻線端29間と、
静電婆へい層46−巻線端45間との物理的な位置関係
は等しくなる。このだめコンデンサ47とコンデンサ4
9の容量値は概ね等しく、これをCIとする。同様に静
’を逗へい層46−巻線端44間と静′¥JL遮へい層
46−巻線端31間との物理的な位置関係は等しい。こ
のため、コンデンサ48とコンデンサ51の容量値は概
ね等しく、これをC4とする。
こ\で、閉路■に着目する。コンデンサ47の両端にス
イッチング電圧v1が発生したとする。先に述べたよう
に1次巻線27a、27bの電圧の和とスイッチ素子2
5の電圧とは等しく逆位相であるから、キルヒホッフの
電圧期から、コンデンサ51の両端にはコンデンサ47
0両端に発生するスイッチング電圧Vlに等しい振幅の
スイッチング電圧が逆位相で発生する。このスイッチン
グ電圧v1は同相モードスイッチング電圧である。次に
第8図を用いて説明する。第8図は第7図中の閉路■、
■及び■部分を抽象したものであシ、記号は第7図に順
する。コンデンサ47.49の容Jt値はC11,コン
デンサ48.51の容量値C4とする。第8図の閉路■
、■及び■についてそれぞれ閉路方程式を解くと、 となる。式(2)から同相モードスイッチング雑音はコ
ンデンサ47.49(7)容量値C8とコンデンサ48
.51の容量値C4との差が小さい程低減化される。
イッチング電圧v1が発生したとする。先に述べたよう
に1次巻線27a、27bの電圧の和とスイッチ素子2
5の電圧とは等しく逆位相であるから、キルヒホッフの
電圧期から、コンデンサ51の両端にはコンデンサ47
0両端に発生するスイッチング電圧Vlに等しい振幅の
スイッチング電圧が逆位相で発生する。このスイッチン
グ電圧v1は同相モードスイッチング電圧である。次に
第8図を用いて説明する。第8図は第7図中の閉路■、
■及び■部分を抽象したものであシ、記号は第7図に順
する。コンデンサ47.49の容Jt値はC11,コン
デンサ48.51の容量値C4とする。第8図の閉路■
、■及び■についてそれぞれ閉路方程式を解くと、 となる。式(2)から同相モードスイッチング雑音はコ
ンデンサ47.49(7)容量値C8とコンデンサ48
.51の容量値C4との差が小さい程低減化される。
さて、第6図において、静電遮へい層46−巻線端29
(あるいは45)間のストレー容量と、静電遮へい層4
6−巻線端4゛4(あるいは31)間のストレー容量と
を等しくする技術は比較的容易であシ、静電辿へい1−
46に対する巻線端29(あるいは45)の物理的位置
と、静電遮へい層46−巻線端44(あるいは31)と
の物理的位置を対称とすればよい。例えば、1次巻線2
7 a 、27bを静電遮へい層46に対して1層巻き
となるように構成すれば良い。すなわち、第8図におい
てコンデンサ47(あるいはコンデンサ49)の容量値
C8と、コンデンサ48(あるいはコンデ汚51)の容
量値C4とを概ね等しくする技術は既知である。以上か
ら、スイッチ素子25を1次巻線27の中点に挿入接続
することによp1次巻線27a、27bの各両端に誘起
されるスイッチング電l 圧−T−力早次側18a−2次側19a間の′電圧に及
ぼす影響を低減化させ得ることを説明できた。
(あるいは45)間のストレー容量と、静電遮へい層4
6−巻線端4゛4(あるいは31)間のストレー容量と
を等しくする技術は比較的容易であシ、静電辿へい1−
46に対する巻線端29(あるいは45)の物理的位置
と、静電遮へい層46−巻線端44(あるいは31)と
の物理的位置を対称とすればよい。例えば、1次巻線2
7 a 、27bを静電遮へい層46に対して1層巻き
となるように構成すれば良い。すなわち、第8図におい
てコンデンサ47(あるいはコンデンサ49)の容量値
C8と、コンデンサ48(あるいはコンデ汚51)の容
量値C4とを概ね等しくする技術は既知である。以上か
ら、スイッチ素子25を1次巻線27の中点に挿入接続
することによp1次巻線27a、27bの各両端に誘起
されるスイッチング電l 圧−T−力早次側18a−2次側19a間の′電圧に及
ぼす影響を低減化させ得ることを説明できた。
以上、第6図に示した構成によシ直流及びスイッチング
周波数を含む高周波域に亘シ1次側18a、18b−2
次側19a、19b間を高インピーダンスで分離し、か
つ同相モードスイッチング雑音の発生が少ないDC−D
C変換回路を提供し得る。
周波数を含む高周波域に亘シ1次側18a、18b−2
次側19a、19b間を高インピーダンスで分離し、か
つ同相モードスイッチング雑音の発生が少ないDC−D
C変換回路を提供し得る。
く第2実施例〉
第9図はこの発明の第2実施例を示し、スイッチ素子2
5a、25bが1次巻線27の両端にそれぞれ直列に接
続され、スイッチ素子25 a、25bは駆動回路38
によシ同一のタイミングで断続制御される。スイッチ素
子25a 、25bの他端は入力コンデンサ37の両端
に接続される。1次巻線27と2次巻線28との間に静
電遮へい層46が介在される。この静電辿へいl−46
は2次巻線28の交流的なO電位点(以下静止端と呼ぶ
)である巻線端32に接続している。2次側19bも静
止端であり、静電遮へい層46を2次側19bに接続し
ても効果は同一である。、その他の記号は第3図に順す
る。このような構造をしているから以下に述べるように
1次側18a−2次側19a間に発生するスイッチング
電圧、即ち同相モードスイッチング雑音を低減化する作
用がある。
5a、25bが1次巻線27の両端にそれぞれ直列に接
続され、スイッチ素子25 a、25bは駆動回路38
によシ同一のタイミングで断続制御される。スイッチ素
子25a 、25bの他端は入力コンデンサ37の両端
に接続される。1次巻線27と2次巻線28との間に静
電遮へい層46が介在される。この静電辿へいl−46
は2次巻線28の交流的なO電位点(以下静止端と呼ぶ
)である巻線端32に接続している。2次側19bも静
止端であり、静電遮へい層46を2次側19bに接続し
ても効果は同一である。、その他の記号は第3図に順す
る。このような構造をしているから以下に述べるように
1次側18a−2次側19a間に発生するスイッチング
電圧、即ち同相モードスイッチング雑音を低減化する作
用がある。
第9図に示した構成によれば、+i)i次巻線27−2
次巻線28間に静電遮へい#46が設けられかつこれは
2次巻線28の静止端である巻線端32に接続されてい
ることによシ2次巻線28の両端に生じるスイッチング
電圧e2が1次側18a−2次側19JL間の電圧(同
相モードスイッチング雑音)として発生しない。(11
)スイッチ素子25a。
次巻線28間に静電遮へい#46が設けられかつこれは
2次巻線28の静止端である巻線端32に接続されてい
ることによシ2次巻線28の両端に生じるスイッチング
電圧e2が1次側18a−2次側19JL間の電圧(同
相モードスイッチング雑音)として発生しない。(11
)スイッチ素子25a。
25bが1次巻線27の両端にそれぞれ接続され、かつ
スイッチ菓子27a 、27bを同一タイミングでオン
、オフ動作させることによシ靜1[へい層46−巻線端
29(あるいは31 ) 1sJ1に発生するスイッチ
ング電圧とスイッチ素子25a($るいはスイッチ素子
25b)の両端である巻線端29(あるいは31)−1
次側18a(あるいは18b)間に発生するスイッチン
グ電圧とが逆極性となり、互いに打ち消し合うことによ
シ、1次巻線27の両端に生じるスイッチング電圧e1
が1次側18a−2次側19a間の電圧(同相モードス
イッチング雑音)として発生しない。
スイッチ菓子27a 、27bを同一タイミングでオン
、オフ動作させることによシ靜1[へい層46−巻線端
29(あるいは31 ) 1sJ1に発生するスイッチ
ング電圧とスイッチ素子25a($るいはスイッチ素子
25b)の両端である巻線端29(あるいは31)−1
次側18a(あるいは18b)間に発生するスイッチン
グ電圧とが逆極性となり、互いに打ち消し合うことによ
シ、1次巻線27の両端に生じるスイッチング電圧e1
が1次側18a−2次側19a間の電圧(同相モードス
イッチング雑音)として発生しない。
これらについて第10図を用いて詳細に説明する。第1
0図は第9図に示したDC−DC変換回路において同相
モードスイッチング雑音の低減化作用を交流成分に着目
して示したものである。第10図中の記号は第9図に順
じ、el、e2.Vl及びv2は任意の時点での各端子
間のスイッチング電圧を、また矢印は各電圧極性の相互
関係を示す。
0図は第9図に示したDC−DC変換回路において同相
モードスイッチング雑音の低減化作用を交流成分に着目
して示したものである。第10図中の記号は第9図に順
じ、el、e2.Vl及びv2は任意の時点での各端子
間のスイッチング電圧を、また矢印は各電圧極性の相互
関係を示す。
また第10図において第7図と対応する部分には同一符
号を付けてあシ、閉路VX■は同一となる。
号を付けてあシ、閉路VX■は同一となる。
閉路Iはコンデンサ37.1次巻線27、スイッチ素子
25a、25bで構成され、閉路■は1次巻線27、コ
ンデンサ47.51、静電遮へい層46で構成される。
25a、25bで構成され、閉路■は1次巻線27、コ
ンデンサ47.51、静電遮へい層46で構成される。
最初に前記(1)項を説明する。第10図においてまず
閉路■に着目する。出力コンデンサ15はスイッチング
周波数成分に対しては短絡(充分に低インピーダンス)
であるからその両端にはスイッチング電圧は発生しない
。したがって、キルヒホッフの電圧側から半波整流用の
ダイオード34の両端には2次巻線28の両端32.3
3間に誘起されるスイッチング電圧e!に等しい振幅の
スイッチング電圧が逆位相で発生する。次に閉路■に着
目する。コンデンサ52.53は2次巻線28と靜ta
へい層46との間に分布するストレー容量を集中定数回
路で表わしたものである。コンデンサ52は巻線端32
と静電辿へい層46との間に接続され、コンデンサ53
は巻線端33と静電遮へい層46との間に接続される。
閉路■に着目する。出力コンデンサ15はスイッチング
周波数成分に対しては短絡(充分に低インピーダンス)
であるからその両端にはスイッチング電圧は発生しない
。したがって、キルヒホッフの電圧側から半波整流用の
ダイオード34の両端には2次巻線28の両端32.3
3間に誘起されるスイッチング電圧e!に等しい振幅の
スイッチング電圧が逆位相で発生する。次に閉路■に着
目する。コンデンサ52.53は2次巻線28と靜ta
へい層46との間に分布するストレー容量を集中定数回
路で表わしたものである。コンデンサ52は巻線端32
と静電辿へい層46との間に接続され、コンデンサ53
は巻線端33と静電遮へい層46との間に接続される。
こ\で、コンデンサ52の両端は静電遮へい層46によ
シ短絡されているからスイッチング電圧は発生しない。
シ短絡されているからスイッチング電圧は発生しない。
したがって閉路■におけるキルヒホッフの電圧側からコ
ンデンサ53の両端には、2次巻線28の両m32.3
3間に生じるスイッチング電圧e2に等しい振幅のスイ
ッチング電圧が逆位相で発生する。以上から2次側に発
生するスイッチング電圧e2は静電遮へい層46により
2次側のみに閉じ、1次側18a−2次側19a間の電
圧には影響を及ぼさない。
ンデンサ53の両端には、2次巻線28の両m32.3
3間に生じるスイッチング電圧e2に等しい振幅のスイ
ッチング電圧が逆位相で発生する。以上から2次側に発
生するスイッチング電圧e2は静電遮へい層46により
2次側のみに閉じ、1次側18a−2次側19a間の電
圧には影響を及ぼさない。
次に前記(11)項について説明する。第10図におい
て閉路Iに着目する。入力コンデンサ37はスイッチン
グ周波数成分に対しては短絡であるからその両端にはス
イッチング電圧は発生しない。また1次巻線270両端
29.31間には、スイッチング千〇、圧e1が誘起さ
れている。またスイッチ素子25a、25bのオン/オ
フは同位相である。
て閉路Iに着目する。入力コンデンサ37はスイッチン
グ周波数成分に対しては短絡であるからその両端にはス
イッチング電圧は発生しない。また1次巻線270両端
29.31間には、スイッチング千〇、圧e1が誘起さ
れている。またスイッチ素子25a、25bのオン/オ
フは同位相である。
したがって、閉路Iにおけるキルヒホッフの電圧側から
スイッチ素子25a、25bの両端には1次巻線270
両端29.31間に誘起されるスイッチング電圧e1と
は逆位相のスイッチング電圧が振幅が2分割されて発生
する。こ\で、スイッチ素子の特性のばらつきを考えて
、スイッチ素子25a 、25bの両端に発生するスイ
ッチング電圧の次に閉路■に着目する。コンデンサ47
.51は静電遮へい層46と1次巻線27との間に分布
するストレー容量を集中定数回路で表わしだものであυ
、コンデンサ47は靜1!辿へい層46と巻線端29と
の間に接続され、コンデンサ51は静電遮へいM46と
巻線端31との間に接続される。
スイッチ素子25a、25bの両端には1次巻線270
両端29.31間に誘起されるスイッチング電圧e1と
は逆位相のスイッチング電圧が振幅が2分割されて発生
する。こ\で、スイッチ素子の特性のばらつきを考えて
、スイッチ素子25a 、25bの両端に発生するスイ
ッチング電圧の次に閉路■に着目する。コンデンサ47
.51は静電遮へい層46と1次巻線27との間に分布
するストレー容量を集中定数回路で表わしだものであυ
、コンデンサ47は靜1!辿へい層46と巻線端29と
の間に接続され、コンデンサ51は静電遮へいM46と
巻線端31との間に接続される。
通常、このコンデンサ47.51の容量値はともに小さ
く、スイッチング周波数を含む高周波域に亘シ充分に高
インビータ”ンスとなる。さて、コンデンサ47.51
の両端に発生するスイッチング電圧を各々vx、vgと
すると、閉路■におけるキルヒホッフの電圧側からvt
−1−vz=e1となる関係を満たす。
く、スイッチング周波数を含む高周波域に亘シ充分に高
インビータ”ンスとなる。さて、コンデンサ47.51
の両端に発生するスイッチング電圧を各々vx、vgと
すると、閉路■におけるキルヒホッフの電圧側からvt
−1−vz=e1となる関係を満たす。
以下、閉路■部分の拡大図である第11図を用いて説明
する。第11図中の記号ti第10図に1暇する。各々
コンデンサ47.51のMfk値をC1+。
する。第11図中の記号ti第10図に1暇する。各々
コンデンサ47.51のMfk値をC1+。
C4とする。第11図の閉路■について閉路方程式とな
る。さて再び第10図に戻って説明する。同相モードス
イッチング電圧は1次側18a−2次側19a間に生じ
るスイッチング電圧であシ、これをv8と記すと、第1
0図から、 式(6)に式(5)を代入し、 となる。式(7)においてΔの値は充分に小さく同相モ
ードスイッチング雑音は、コンデンサ47の容量値C8
とコンデンサ51の容量値C4との差が小さい程低減化
される。さて、第9図において、静電遜へい層46−暮
線端29間のストレー容置と静電遮へい層46−巻線端
31間のストレー容量とを等しくする技術は比較的容易
であシ、静電趣ヘい層46に対する巻線端29の物理的
位置と静電遮へい層46に対する巻線端31の物理的位
置を対称とすればよい。例えば1次巻線27を静電遮へ
い層46に対して1層巻きとなるように構成すれば良い
。すなわち、第10図においてコンデンサ47の容量値
C11とコンデンサ51の容量値C4とを概ね等しくす
る技術は既知である。以上からスイッチ素子25a、2
5bを1次巻線27の両側に接続することにより、1次
巻線27の両端に訪起されるスイッチング電圧elが1
次側18a−2次側19a間の電圧に及はす影響を低減
化させ得ることを説明できた。
る。さて再び第10図に戻って説明する。同相モードス
イッチング電圧は1次側18a−2次側19a間に生じ
るスイッチング電圧であシ、これをv8と記すと、第1
0図から、 式(6)に式(5)を代入し、 となる。式(7)においてΔの値は充分に小さく同相モ
ードスイッチング雑音は、コンデンサ47の容量値C8
とコンデンサ51の容量値C4との差が小さい程低減化
される。さて、第9図において、静電遜へい層46−暮
線端29間のストレー容置と静電遮へい層46−巻線端
31間のストレー容量とを等しくする技術は比較的容易
であシ、静電趣ヘい層46に対する巻線端29の物理的
位置と静電遮へい層46に対する巻線端31の物理的位
置を対称とすればよい。例えば1次巻線27を静電遮へ
い層46に対して1層巻きとなるように構成すれば良い
。すなわち、第10図においてコンデンサ47の容量値
C11とコンデンサ51の容量値C4とを概ね等しくす
る技術は既知である。以上からスイッチ素子25a、2
5bを1次巻線27の両側に接続することにより、1次
巻線27の両端に訪起されるスイッチング電圧elが1
次側18a−2次側19a間の電圧に及はす影響を低減
化させ得ることを説明できた。
以上、第9図に示した構成により直流及びスイッチング
周波数を含む高周波域に亘91次側18a、18b−2
次側19a、19b間を高インピーダンスで分離し、か
つ同相モードスイッチング雑音の発生が少ないDC−D
C変換回路を提供できる。
周波数を含む高周波域に亘91次側18a、18b−2
次側19a、19b間を高インピーダンスで分離し、か
つ同相モードスイッチング雑音の発生が少ないDC−D
C変換回路を提供できる。
さて、第6図、第9図において2次側が多出力で2次巻
線を複数個有するDC−1)C変換回路とする場合には
1次巻線、複数の2次巻線を順次同軸心上に形成し、2
次巻線相互間にも静電辿へい層を設け、かつこの静電遮
へい層を1へ巻線−2次巻勝間の静電遮へい層46に接
続した構成とすることが、同相モードスイッチング雑音
の発生を少なくする上で有利である。
線を複数個有するDC−1)C変換回路とする場合には
1次巻線、複数の2次巻線を順次同軸心上に形成し、2
次巻線相互間にも静電辿へい層を設け、かつこの静電遮
へい層を1へ巻線−2次巻勝間の静電遮へい層46に接
続した構成とすることが、同相モードスイッチング雑音
の発生を少なくする上で有利である。
〈第3実施例〉
以上はいわゆる電流伝送形、つまり第6図及び第9図に
おいて1次側のスイッチ素子25.258.25bがオ
フの時に2次側の半波整流用のターイオード34が導通
する形式のDC−DC変換回路にこの発明を適用したが
、いわゆる電圧伝送形、つまり1次側のスイッチ素子が
オンの時に、2次側の半波整流用のダイオードが導通す
る形式のDC−DC変換回路にも、この発明を適用でき
る。
おいて1次側のスイッチ素子25.258.25bがオ
フの時に2次側の半波整流用のターイオード34が導通
する形式のDC−DC変換回路にこの発明を適用したが
、いわゆる電圧伝送形、つまり1次側のスイッチ素子が
オンの時に、2次側の半波整流用のダイオードが導通す
る形式のDC−DC変換回路にも、この発明を適用でき
る。
その例を第6図と対応して第12図に示す。これら両図
における相違は整流用ダイオード34の極性が逆にされ
ていることである。また第9図に示したものと対応する
電圧伝送形DC−DC変換回路を第13図に示す。この
場合も整流用ダイオード34の極性が逆となるだけでち
る。
における相違は整流用ダイオード34の極性が逆にされ
ていることである。また第9図に示したものと対応する
電圧伝送形DC−DC変換回路を第13図に示す。この
場合も整流用ダイオード34の極性が逆となるだけでち
る。
く効 果〉
以上説明したよ°うにこの発明によシ、直流及びスイッ
チング周波数を含む高周波域に亘シ入力側及び出力側間
を高インピーダンスで分離し、かつ同相モードスイッチ
ング雑音の発生が少ないDC−DC変換回路が提供でき
るため、例えば平衡形ケーブルを用いたテイジタル加入
者線伝送系において、局からの遠方給電によって動作す
る加入者宅内側に設置されるディジタル回線終端装置用
の受電用電源としての適用に利点がある。具体的にはD
C−DC変換回路の発生するスイッチング雑音のパルス
伝送系回路への廻シ込みが少なく、ディジタル回線終端
装置と加入者線との市インピーダンス分離が可能である
。これによる効果はパルス伝送帯域においてディジタル
回線終端装置の高い不平衡減衰量が得られ、加入者線上
に誘導される大きな縦雑音に対してディジタル信号の符
号誤シを極力抑圧し得ることである。
チング周波数を含む高周波域に亘シ入力側及び出力側間
を高インピーダンスで分離し、かつ同相モードスイッチ
ング雑音の発生が少ないDC−DC変換回路が提供でき
るため、例えば平衡形ケーブルを用いたテイジタル加入
者線伝送系において、局からの遠方給電によって動作す
る加入者宅内側に設置されるディジタル回線終端装置用
の受電用電源としての適用に利点がある。具体的にはD
C−DC変換回路の発生するスイッチング雑音のパルス
伝送系回路への廻シ込みが少なく、ディジタル回線終端
装置と加入者線との市インピーダンス分離が可能である
。これによる効果はパルス伝送帯域においてディジタル
回線終端装置の高い不平衡減衰量が得られ、加入者線上
に誘導される大きな縦雑音に対してディジタル信号の符
号誤シを極力抑圧し得ることである。
次に数値例を示す。第6図及び第12図に示した構成に
おいて、入力電圧Elを約26V1人力寛流を約24m
1.出力電圧E2を5v±3.5%、出力電力約500
mW、1次巻線27a、27bの巻線数を各40回程度
の2線巻き(バイファイラ巻き)、2次巻線28の巻線
数は16回程度、静1ttaへい層46は銅箔、スイッ
チ素子25はMOS−FET、整流用タイオード34は
ショットキーバリアダイオード、1次巻線27a、27
bは静電遮へい層46に対して1層巻き、スイッチング
周波数約70KHzとしたDC−DC変換回路において
、同相モードスイッチング雑音はリップル成分で約0.
5Vppであった。スイッチ素子の駆動回路38は、他
励形あるいは自励形としても、上記同相モードスイッチ
ング雑音は同一であった。なお、出力電圧の定電圧化は
2次側にシャントレギュレータを用いている。捷た、電
力変換効率は約80%であった。
おいて、入力電圧Elを約26V1人力寛流を約24m
1.出力電圧E2を5v±3.5%、出力電力約500
mW、1次巻線27a、27bの巻線数を各40回程度
の2線巻き(バイファイラ巻き)、2次巻線28の巻線
数は16回程度、静1ttaへい層46は銅箔、スイッ
チ素子25はMOS−FET、整流用タイオード34は
ショットキーバリアダイオード、1次巻線27a、27
bは静電遮へい層46に対して1層巻き、スイッチング
周波数約70KHzとしたDC−DC変換回路において
、同相モードスイッチング雑音はリップル成分で約0.
5Vppであった。スイッチ素子の駆動回路38は、他
励形あるいは自励形としても、上記同相モードスイッチ
ング雑音は同一であった。なお、出力電圧の定電圧化は
2次側にシャントレギュレータを用いている。捷た、電
力変換効率は約80%であった。
また、第9図及び第13図に示した構成において1次巻
線270巻線数を80回程度で静電遮へい層46に対し
て1ノー巻きとし、スイッチ素+25bをPチャンネル
MO8−FET、スイッチ累子爲aをNチャンネルMO
8−FETとした他は上記と同一とし、同様の結果を得
た。
線270巻線数を80回程度で静電遮へい層46に対し
て1ノー巻きとし、スイッチ素+25bをPチャンネル
MO8−FET、スイッチ累子爲aをNチャンネルMO
8−FETとした他は上記と同一とし、同様の結果を得
た。
第1図及び第2図社それぞれ加入者宅内側に設置される
ディジタル回声終端装置の構成を示す図、第3図は従来
の電流伝送形DC−DC変換回路の基本構成を示す接続
1図、第4図は第3図のDC−DC変換回路における同
相モードスイッチング雑音の発生機構の説明図、第5図
は第4図の閉路■部分の拡大図、第6図はこの発−明を
電流伝送形DC−DC変俟回路変通回路た実施例を示す
接続図、第7図は第6図のDC−DC変換回路におりる
同相モードスイッチング雑音低減化作用の説明図、第8
図は第7図の閉路V、 Vl、■部分の拡大図、第9図
はこの発明を電流伝送形DC−DC:&換回路に適用し
た他の実施例を示す接続図、第10図はM9図のDC−
DC変換回路における同相モードスイッチング雑音低減
化作用の説明図、?411図は第10図の閉路■部分の
拡大図、第12図はこの発明を電圧伝送形DC−DC変
換回路に適用した実施例を示す接続図、第13図はこの
発明を蒐圧伝送形DC−DC変換回路に適用した他の実
施例を示す接続図である。 24:直流電源、25,25a、25b:スイッチ素子
、26:トランス、27:1次巻線、27’a、27b
:中点で2分割された1次巻線、28:2次巻線、34
:半波整流用のダイオード、35:出力コンデンサ、3
6:負荷、37:入力コンデンサ、38:スイッチ菓子
の駆1回路、46:静電遮へい層。 特許出願人 日本電信電話公社 代理人 草野 卓
ディジタル回声終端装置の構成を示す図、第3図は従来
の電流伝送形DC−DC変換回路の基本構成を示す接続
1図、第4図は第3図のDC−DC変換回路における同
相モードスイッチング雑音の発生機構の説明図、第5図
は第4図の閉路■部分の拡大図、第6図はこの発−明を
電流伝送形DC−DC変俟回路変通回路た実施例を示す
接続図、第7図は第6図のDC−DC変換回路におりる
同相モードスイッチング雑音低減化作用の説明図、第8
図は第7図の閉路V、 Vl、■部分の拡大図、第9図
はこの発明を電流伝送形DC−DC:&換回路に適用し
た他の実施例を示す接続図、第10図はM9図のDC−
DC変換回路における同相モードスイッチング雑音低減
化作用の説明図、?411図は第10図の閉路■部分の
拡大図、第12図はこの発明を電圧伝送形DC−DC変
換回路に適用した実施例を示す接続図、第13図はこの
発明を蒐圧伝送形DC−DC変換回路に適用した他の実
施例を示す接続図である。 24:直流電源、25,25a、25b:スイッチ素子
、26:トランス、27:1次巻線、27’a、27b
:中点で2分割された1次巻線、28:2次巻線、34
:半波整流用のダイオード、35:出力コンデンサ、3
6:負荷、37:入力コンデンサ、38:スイッチ菓子
の駆1回路、46:静電遮へい層。 特許出願人 日本電信電話公社 代理人 草野 卓
Claims (3)
- (1)直流電力をスイッチングしてトランスの1次巻線
へ供給し、そのトランスの2次巻線の出力を整流平滑し
て直流出力を得るDC−DC変換回路において、前記1
次巻線と2次巻線との間に、その2次巻線の静止端に接
続された靜%遮へい層と、前記1次巻線の中点の一方側
の巻線部分において前記静tahへい層に対して誘起さ
れる電圧と、前記゛1次巻線の中点の他方側の巻線部分
において前記靜′vt遮へい層に対して誘起される定圧
とを、互いに逆極性で、かつはソ等振幅とする打消手段
とを有することを特徴とするDC−DC変換回路。 - (2)前記打消手段は前記1次巻線がその中点で開放さ
れ、その開放端子間に前記スイッチングのため一スィッ
チ素子が接続されたものであることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載のDC−DC変換回路。 - (3)前記打消手段は前記1次巻線の両端にそれぞれ、
前記スイッチングのだめの第1.第2スイツチ素子が直
列に接続され、これら第1.第2スイツチ素子が同一の
タイミングで断続制御されるものであることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載のDC−DC変換回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13236582A JPS5925579A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | Dc−dc変換回路 |
US06/515,754 US4507721A (en) | 1982-07-28 | 1983-07-21 | DC-DC Converter for remote power feeding |
EP83107388A EP0100098B1 (en) | 1982-07-28 | 1983-07-27 | Dc-dc converter for remote power feeding |
DE8383107388T DE3374745D1 (en) | 1982-07-28 | 1983-07-27 | Dc-dc converter for remote power feeding |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13236582A JPS5925579A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | Dc−dc変換回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5925579A true JPS5925579A (ja) | 1984-02-09 |
JPH0463628B2 JPH0463628B2 (ja) | 1992-10-12 |
Family
ID=15079660
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13236582A Granted JPS5925579A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | Dc−dc変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925579A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1881591A2 (en) * | 2006-07-18 | 2008-01-23 | Comarco Wireless Technologies, Inc. | Common mode noise reduction circuit utilizing dual primary windings |
JP2008227421A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Taiyo Yuden Co Ltd | インバータ回路用トランス |
CN119274934A (zh) * | 2024-10-28 | 2025-01-07 | 东莞市睿谷创新科技有限公司 | 开关管位于初级绕组之间的电源拓扑结构及平面变压器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121728A (ja) * | 1974-03-13 | 1975-09-23 | ||
JPS5714554U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-25 |
-
1982
- 1982-07-28 JP JP13236582A patent/JPS5925579A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50121728A (ja) * | 1974-03-13 | 1975-09-23 | ||
JPS5714554U (ja) * | 1980-06-27 | 1982-01-25 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1881591A2 (en) * | 2006-07-18 | 2008-01-23 | Comarco Wireless Technologies, Inc. | Common mode noise reduction circuit utilizing dual primary windings |
EP1881591A3 (en) * | 2006-07-18 | 2009-08-05 | Comarco Wireless Technologies, Inc. | Common mode noise reduction circuit utilizing dual primary windings |
JP2008227421A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Taiyo Yuden Co Ltd | インバータ回路用トランス |
CN119274934A (zh) * | 2024-10-28 | 2025-01-07 | 东莞市睿谷创新科技有限公司 | 开关管位于初级绕组之间的电源拓扑结构及平面变压器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0463628B2 (ja) | 1992-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0100098B1 (en) | Dc-dc converter for remote power feeding | |
CN108364768B (zh) | 平面变压器、电源转换电路以及适配器 | |
US5786990A (en) | Implementation of ripple steering to converter topologies | |
US20120275201A1 (en) | Grid-tie inverter | |
US7672147B1 (en) | High attenuation filtering circuit for power converters | |
JPS5925579A (ja) | Dc−dc変換回路 | |
US2682002A (en) | Transformerless voltage multiplier circuits | |
JPS59129571A (ja) | スイツチング電源 | |
JPS5925578A (ja) | Dc−dc変換回路 | |
JPH0295168A (ja) | Dc−dc変換回路 | |
US3849701A (en) | Integrated dual voltage power supply | |
JP3361835B2 (ja) | スイッチング電源 | |
JP3087434B2 (ja) | スイッチング電源 | |
JPS60174064A (ja) | 直流直流変換回路 | |
JP7130151B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP7377745B2 (ja) | 電力変換装置 | |
JP2552163B2 (ja) | 高電圧浮動荷電回路を備えた直流高電圧発生装置 | |
JPH09285115A (ja) | 電源装置 | |
US2923778A (en) | Signalling device for double sideband carrier current telephone systems | |
US1917453A (en) | System for producing high voltage direct currents | |
JPH08316071A (ja) | フライバックトランス装置 | |
JPS6123896Y2 (ja) | ||
SU1654947A1 (ru) | Двухфазный шестилучевой преобразователь напр жени | |
JPS61273173A (ja) | スイツチング電源回路 | |
JPS58119770A (ja) | 多出力dc−dcコンバ−タの過電圧検出回路 |