JPS5925483B2 - プツシユプル増幅回路 - Google Patents
プツシユプル増幅回路Info
- Publication number
- JPS5925483B2 JPS5925483B2 JP14829577A JP14829577A JPS5925483B2 JP S5925483 B2 JPS5925483 B2 JP S5925483B2 JP 14829577 A JP14829577 A JP 14829577A JP 14829577 A JP14829577 A JP 14829577A JP S5925483 B2 JPS5925483 B2 JP S5925483B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- output
- resistor
- amplifier circuit
- gate
- Prior art date
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオーディオ機器の出力増幅等に用いられるプッ
シュプル増幅回路に関するものである。
シュプル増幅回路に関するものである。
一般にか\るプッシュプル増幅回路ハパワーアンプと称
され各種のタイプのものが採用されているが、その基本
となるものはA級及びB級のコンプリメンタリプッシュ
プル増幅回路である。
され各種のタイプのものが採用されているが、その基本
となるものはA級及びB級のコンプリメンタリプッシュ
プル増幅回路である。
A級のものは1対の出力トランジスタが常に能動領域で
動作し遮断領域へ移行することがないので、スイッチン
グ歪は発生しない利点があるが、バイアス電流を多(流
す必要があシ、熱損失が太き(なる欠点がある。
動作し遮断領域へ移行することがないので、スイッチン
グ歪は発生しない利点があるが、バイアス電流を多(流
す必要があシ、熱損失が太き(なる欠点がある。
これに対してB級のものはA級に比べてバイアス電流は
少なく熱損失も少ないが、出力トランジスタが交互に遮
断するためスイッチング歪が発生する。
少なく熱損失も少ないが、出力トランジスタが交互に遮
断するためスイッチング歪が発生する。
本発明はこのような点に鑑み、A級とB級のプッシュプ
ル増幅回路における欠点を除去すべ(。
ル増幅回路における欠点を除去すべ(。
熱損失が少ないと共にスイッチング歪のないプッシュプ
ル増幅回路を提供するものである。
ル増幅回路を提供するものである。
この目的のため本発明は、エミッタかそれぞれ抵抗を介
して出力点にて共通接続された第1及び第2の出力トラ
ンジスタを有するものにおいて、それぞれのソースに負
荷抵抗が接続されたNチャンネルとPチャンネルのFE
T’¥有し、このFETのソースが出力トランジスタの
ベースに接続され各ゲートに与えるバイアスをそれぞれ
略1/2IDs sの点に設定し、前記FETのゲート
に信号入力が印加されたときに第1及び第2の出力トラ
ンジスタのベース間電圧を増大する方向に変化させ、前
記各一方のエミッタ抵抗の端子間電圧の減少を補って名
一方の出力トランジスタの遮断遷移を阻止するようにし
たことを特徴とする。
して出力点にて共通接続された第1及び第2の出力トラ
ンジスタを有するものにおいて、それぞれのソースに負
荷抵抗が接続されたNチャンネルとPチャンネルのFE
T’¥有し、このFETのソースが出力トランジスタの
ベースに接続され各ゲートに与えるバイアスをそれぞれ
略1/2IDs sの点に設定し、前記FETのゲート
に信号入力が印加されたときに第1及び第2の出力トラ
ンジスタのベース間電圧を増大する方向に変化させ、前
記各一方のエミッタ抵抗の端子間電圧の減少を補って名
一方の出力トランジスタの遮断遷移を阻止するようにし
たことを特徴とする。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を具体的に説明
すると、第1図において、コンプリメンタリ出力トラン
ジスタとしてのNPN)ランジスタ1とPNP)ランジ
スタ1′のエミッタがそれぞれ抵抗2.2”’¥介して
出力点Oに共通接続され、更に負荷3の方へ接続されて
いる。
すると、第1図において、コンプリメンタリ出力トラン
ジスタとしてのNPN)ランジスタ1とPNP)ランジ
スタ1′のエミッタがそれぞれ抵抗2.2”’¥介して
出力点Oに共通接続され、更に負荷3の方へ接続されて
いる。
トランジスタ1.1′のベースはコンプリメンタリFE
TとしてのNチャンネルFET4とPチャンネルFET
4’のソースにそれぞれ接続され、これらのFET4
゜4′のソースと電源との間に抵抗5,5′がそれぞれ
接続される。
TとしてのNチャンネルFET4とPチャンネルFET
4’のソースにそれぞれ接続され、これらのFET4
゜4′のソースと電源との間に抵抗5,5′がそれぞれ
接続される。
FET4.4’の両ゲート間にはトランジスタ1,1′
にバイアス電流を流すためのバイアス回路6の抵抗7が
接続され、この抵抗7は定電流源8によシハイアス電流
が供給されている。
にバイアス電流を流すためのバイアス回路6の抵抗7が
接続され、この抵抗7は定電流源8によシハイアス電流
が供給されている。
また更にバイアス回路6には人力トランジスタ9が接続
されておシ、そのトランジスタ9のベースに入力点Sか
らの信号が印加されることにょシ。
されておシ、そのトランジスタ9のベースに入力点Sか
らの信号が印加されることにょシ。
その信号はFET4,4’を介してトランジスタ1゜1
′に印加され、該トランジスタ1,1′によりプッシュ
プル増幅され″c1負荷3を駆動するようになつ℃いる
。
′に印加され、該トランジスタ1,1′によりプッシュ
プル増幅され″c1負荷3を駆動するようになつ℃いる
。
次いで第2図と第3図を用いて第1図のプッシュプル増
幅回路の動作を説明すると、先ず無信号状態ではFET
4. イの動作点か共に第2図のA点、即ちドレイン
電流が0.5IDssとなる点に設定する。
幅回路の動作を説明すると、先ず無信号状態ではFET
4. イの動作点か共に第2図のA点、即ちドレイン
電流が0.5IDssとなる点に設定する。
FETは2乗特性を有しているため。このときのゲート
・ソース間電圧VGSは、0.29Vpとなる。
・ソース間電圧VGSは、0.29Vpとなる。
そして人力信号条件により出力点Oが正側に振れたとき
抵抗2の両端の電圧”寵、は増加し、抵抗2′の両端の
電圧VE2は減少する。
抵抗2の両端の電圧”寵、は増加し、抵抗2′の両端の
電圧VE2は減少する。
このときFET4のソースと抵抗5の接続点Pも正側に
振れるため、抵抗5に流れる電流が増加し、FET4の
ドレイン電流も増加する。
振れるため、抵抗5に流れる電流が増加し、FET4の
ドレイン電流も増加する。
−万FET4’のソースと抵抗5′の接続点Vも正側に
振れるため、抵抗5′に流れる電流は減少しFET 4
’のドレイン電流も減少する。
振れるため、抵抗5′に流れる電流は減少しFET 4
’のドレイン電流も減少する。
このときFET4の動作点は第2図のA点からB点に移
行してゲート・ソース間電圧が0.29 V p カら
O,13Vpに変化するが、FET4′の動作点は第2
図のA点から0点に移行してゲート・ソース間電圧が0
.29Vpから0.5 V pに変化する。
行してゲート・ソース間電圧が0.29 V p カら
O,13Vpに変化するが、FET4′の動作点は第2
図のA点から0点に移行してゲート・ソース間電圧が0
.29Vpから0.5 V pに変化する。
そこでFET4,4’のソース間電圧。即ち、トランジ
スタ1,1′のベース間’に圧VBBはFET4のゲー
ト・ソース間電圧の変化量0.16VpとEFT 4’
のゲート・ソース間電圧の変化量0.21Vpとの差の
0.05Vpだけ変化し、この変化はトランジスタ1,
1′のベース間電圧VBBが増える方向となる。
スタ1,1′のベース間’に圧VBBはFET4のゲー
ト・ソース間電圧の変化量0.16VpとEFT 4’
のゲート・ソース間電圧の変化量0.21Vpとの差の
0.05Vpだけ変化し、この変化はトランジスタ1,
1′のベース間電圧VBBが増える方向となる。
これは、抵抗10両端の電圧v02の減少を補う方向で
あシ、この結果トランジスタ1′の遮断遷移を阻止する
ことが可能になる。
あシ、この結果トランジスタ1′の遮断遷移を阻止する
ことが可能になる。
これに対して入力信号条件によシ出力点0が負側に振れ
た場合には、同様にしてFET4゜4′のベース間層上
VBBが増加し、トランジスタ1の遮断遷移が阻止され
る。
た場合には、同様にしてFET4゜4′のベース間層上
VBBが増加し、トランジスタ1の遮断遷移が阻止され
る。
同第3図においてはDは出力電圧波形を示し、EはFE
T4.4’のソース間電圧、即ちトランジスタ1,1′
のベース間電圧vBBの波形を示している。
T4.4’のソース間電圧、即ちトランジスタ1,1′
のベース間電圧vBBの波形を示している。
従って第4図に示すように、トランジスタ1の電流aと
トランジスタ1′お電流a′は零となることはな(常に
能動領域にて動作させることができ、且つ無信号時のア
イドル電流はA級の増幅回路に比して充分小さくするこ
とが可能である。
トランジスタ1′お電流a′は零となることはな(常に
能動領域にて動作させることができ、且つ無信号時のア
イドル電流はA級の増幅回路に比して充分小さくするこ
とが可能である。
尚図中破線す、b’は従来のB級のプッシュプル増幅回
路の電流波形を示し、CTC’は無信号時のアイドル電
流波形である。
路の電流波形を示し、CTC’は無信号時のアイドル電
流波形である。
このように本発明によると、出力トランジスタ1.1′
は常に能動領域で動作し遮断領域へ移行することがない
ので、B級の増幅回路におけるようなスイッチング歪は
発生しない。
は常に能動領域で動作し遮断領域へ移行することがない
ので、B級の増幅回路におけるようなスイッチング歪は
発生しない。
またバイアス電流を多(流す必要がないため、A級の増
幅回路に比へて熱損失を小さくすることができる。
幅回路に比へて熱損失を小さくすることができる。
第1図は本発明によるプッシュプル増幅回路の一実施例
を示す回路図、第2図はFETの動作特性図、第3図は
出力電圧波形と出力トランジスタベース間電圧波形の図
、第4図は出力トランジスタの電流波形図である。
を示す回路図、第2図はFETの動作特性図、第3図は
出力電圧波形と出力トランジスタベース間電圧波形の図
、第4図は出力トランジスタの電流波形図である。
Claims (1)
- 1 エミッタがそれぞれ抵抗を介して出力点にて共通接
続された第1及び第2の出力トランジスタを有するもの
において、それぞれのソースに負荷抵抗が接続されたN
チャンネルとPチャンネルのFETを有し、該FETの
ソースが前記出力トランジスタのベースに接続され各ゲ
ートに与えるバイアスをそれぞれ略1/2・ID5sの
点に対応するゲートバイアス電圧に設定しくID5sは
ゲートバイアスがゼロのときのドレイン電流)、前記F
ETのゲートに信号人力が印加されたときに第1及び第
2の出力トランジスタのベース間tEEEを増大する方
向に変化させ、前記各一方のエミッタ抵抗の端子間電圧
の減少を補って各一方の出力トランジスタの遮断遷移を
阻止するようにしたことを特徴とするプッシュプル増幅
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14829577A JPS5925483B2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | プツシユプル増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14829577A JPS5925483B2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | プツシユプル増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5480658A JPS5480658A (en) | 1979-06-27 |
JPS5925483B2 true JPS5925483B2 (ja) | 1984-06-18 |
Family
ID=15449574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14829577A Expired JPS5925483B2 (ja) | 1977-12-09 | 1977-12-09 | プツシユプル増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5925483B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9210392B2 (en) | 2012-05-01 | 2015-12-08 | Pelican Imaging Coporation | Camera modules patterned with pi filter groups |
US9214013B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-12-15 | Pelican Imaging Corporation | Systems and methods for correcting user identified artifacts in light field images |
US9235900B2 (en) | 2012-08-21 | 2016-01-12 | Pelican Imaging Corporation | Systems and methods for estimating depth and visibility from a reference viewpoint for pixels in a set of images captured from different viewpoints |
US9712759B2 (en) | 2008-05-20 | 2017-07-18 | Fotonation Cayman Limited | Systems and methods for generating depth maps using a camera arrays incorporating monochrome and color cameras |
-
1977
- 1977-12-09 JP JP14829577A patent/JPS5925483B2/ja not_active Expired
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9712759B2 (en) | 2008-05-20 | 2017-07-18 | Fotonation Cayman Limited | Systems and methods for generating depth maps using a camera arrays incorporating monochrome and color cameras |
US9210392B2 (en) | 2012-05-01 | 2015-12-08 | Pelican Imaging Coporation | Camera modules patterned with pi filter groups |
US9706132B2 (en) | 2012-05-01 | 2017-07-11 | Fotonation Cayman Limited | Camera modules patterned with pi filter groups |
US9235900B2 (en) | 2012-08-21 | 2016-01-12 | Pelican Imaging Corporation | Systems and methods for estimating depth and visibility from a reference viewpoint for pixels in a set of images captured from different viewpoints |
US9214013B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-12-15 | Pelican Imaging Corporation | Systems and methods for correcting user identified artifacts in light field images |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5480658A (en) | 1979-06-27 |
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