JPS5923855A - 炭化物形成元素を含有する高温高強度鋼 - Google Patents
炭化物形成元素を含有する高温高強度鋼Info
- Publication number
- JPS5923855A JPS5923855A JP13027282A JP13027282A JPS5923855A JP S5923855 A JPS5923855 A JP S5923855A JP 13027282 A JP13027282 A JP 13027282A JP 13027282 A JP13027282 A JP 13027282A JP S5923855 A JPS5923855 A JP S5923855A
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- strength
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は炭化物形成元素を含イ1する高温高強度鋼に
関し、加工性を通常のオーステナイト系ステンレス鋼程
度に維持したま寸強度を現用の耐熱鋼に比較して太「1
〕に増加したものである。
関し、加工性を通常のオーステナイト系ステンレス鋼程
度に維持したま寸強度を現用の耐熱鋼に比較して太「1
〕に増加したものである。
800℃以上の高温で使用されるiJ熱鋼として、炭化
物強化馴熱鋼が知られるが、これには0.4%といった
多量のCを含有する耐熱鋳造合金の系統と、Ti、Nl
)等で強化した系統のものがある。
物強化馴熱鋼が知られるが、これには0.4%といった
多量のCを含有する耐熱鋳造合金の系統と、Ti、Nl
)等で強化した系統のものがある。
Cを多量に含有する耐熱鋳造合金の代表的なものとして
5(Ji−22合金が知られているが、この耐熱鋳造合
金は鋳造合金という性格上形状に制限を伴いかつ安全性
に問題を含む欠点がある。
5(Ji−22合金が知られているが、この耐熱鋳造合
金は鋳造合金という性格上形状に制限を伴いかつ安全性
に問題を含む欠点がある。
一方、Tl、Nb$で強化したものは、これらの炭化物
形成元累により高温使用中に炭化物又は炭窒化物を形成
させて高強度を得ようとするものであり、不願出願人に
より提案された特公昭47−30806号によるものな
どが知られている。しかし、この炭化物形成元素を含有
する鋼においては結晶粒度や溶体化処理とその添加量と
の関係等についてはまだ十分に明らかとなっていない。
形成元累により高温使用中に炭化物又は炭窒化物を形成
させて高強度を得ようとするものであり、不願出願人に
より提案された特公昭47−30806号によるものな
どが知られている。しかし、この炭化物形成元素を含有
する鋼においては結晶粒度や溶体化処理とその添加量と
の関係等についてはまだ十分に明らかとなっていない。
また上記提案済の鋼においては700℃以下の使用を前
提としておシ、より高温の致来に応え得ない欠点があつ
次。、 本発明は上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたもの
で、結晶わ′1度、溶体化処理と炭化物形成元素の添加
液の関係を明らかKすることに」:す900℃以下にお
ける強度の向上を図ったものである。
提としておシ、より高温の致来に応え得ない欠点があつ
次。、 本発明は上記した従来技術の欠点に鑑みてなされたもの
で、結晶わ′1度、溶体化処理と炭化物形成元素の添加
液の関係を明らかKすることに」:す900℃以下にお
ける強度の向上を図ったものである。
即ち、不発明においては、
C: 0.06〜0.30%、Nl;9〜45%、Cr
:15〜30%、S11.0%以下、Mn:2.0%以
下、及びNl] 、’f’i % Zr 、 Taの1
種又は2 ’J’i以上を下記条件を満足するように含
有し、残部は鉄及び不可避不純物から成るオーステナイ
ト結晶粒度がJI83〜5であることを基本的ガ’P!
j徴とするものである。
:15〜30%、S11.0%以下、Mn:2.0%以
下、及びNl] 、’f’i % Zr 、 Taの1
種又は2 ’J’i以上を下記条件を満足するように含
有し、残部は鉄及び不可避不純物から成るオーステナイ
ト結晶粒度がJI83〜5であることを基本的ガ’P!
j徴とするものである。
Cr(’%) < 0.8 XN1(%)+13jバ屡
ム=1〜工O C(%) なお、上記において俸はすべて重■擾である(以下同じ
)。
ム=1〜工O C(%) なお、上記において俸はすべて重■擾である(以下同じ
)。
以下限定理由を述べる。
C:C1dO,06%未満では第1図に示すように十分
な強度を得ることはできない。また0、30%を超えて
添加すると第2図に示すように加工性を悪化させるだけ
で強度増加につながらない。
な強度を得ることはできない。また0、30%を超えて
添加すると第2図に示すように加工性を悪化させるだけ
で強度増加につながらない。
Ni 、 Cr : Nlは組織をオーステナイト単相
組織とするために9条以下を必要とし、Nl含イイ量が
多いほど特に700℃以上の高温域におけるオーステナ
イト相を安定化しオーステナイトを強靭化するが、Ni
含イ■量を増加させると後述の如くSの含有症を厳しく
制限する必要が生じてくるのと、非常に高価になること
力・らその上限を4゛5%とした。
組織とするために9条以下を必要とし、Nl含イイ量が
多いほど特に700℃以上の高温域におけるオーステナ
イト相を安定化しオーステナイトを強靭化するが、Ni
含イ■量を増加させると後述の如くSの含有症を厳しく
制限する必要が生じてくるのと、非常に高価になること
力・らその上限を4゛5%とした。
Crは高温での耐酸性を確保するために15チ以上必要
であるが、30%を超えて添加するとオーステナイト単
相組織が得ら形成元素でありN1はオーステナイト形成
元素であシ、両者の含有量の関係を次の如く制御し々い
とオーステナイト単相組織は得られない。
であるが、30%を超えて添加するとオーステナイト単
相組織が得ら形成元素でありN1はオーステナイト形成
元素であシ、両者の含有量の関係を次の如く制御し々い
とオーステナイト単相組織は得られない。
Cr□□□)< 0.8 X Ni(支))+13・・
・・・・・・・・・・・・・■なお上記へ)式はW +
Mo等のフェライト形成元素を含まない場合のことで
あシ、下記するようにこれら及びAtを含むときはCr
(%)+Az+%)+W(%)+MO(%)≦0.8
X Ni (%)+13・・・・・・・・・・・・・・
・・・・■(但し、)rt、w、M、は0%を含む)が
満足されなければならない。
・・・・・・・・・・・・・■なお上記へ)式はW +
Mo等のフェライト形成元素を含まない場合のことで
あシ、下記するようにこれら及びAtを含むときはCr
(%)+Az+%)+W(%)+MO(%)≦0.8
X Ni (%)+13・・・・・・・・・・・・・・
・・・・■(但し、)rt、w、M、は0%を含む)が
満足されなければならない。
Si +Mn : St +Mnは通常のオーステナイ
ト鋼程IWの含有量、即ちSlは1.0チ以下、Mnは
2.0%以下とする。この目的は主として脱酸である。
ト鋼程IWの含有量、即ちSlは1.0チ以下、Mnは
2.0%以下とする。この目的は主として脱酸である。
Nb +Ti +Zr +Ta : これらは炭化物
或いは炭窒化物形成元素であシ、高温使用中に炭化物、
炭窒化物を形成させて強度を向上させるものでアシ、こ
れらの中1種又は2種以上を添加する。従来こitら元
素、たとえばTi、Nbの多量添加は、鋼中CがT1及
びNbで固定されるためCによる強化作用が得られず好
ましくないとされる例が多い。しかし溶体化処理温度を
上げることにより 、Tic +NbCの溶体化処理時
における溶解が進行し、後の使用時においてCr23
Cmとして析出するC量が増加する。したがって高温で
溶体化処理を行なう場合(必然的に結晶粒度は粗くなる
)Ti、Nb等の添加且は低温で熱処理する場合に比較
して高温強度を犠牲にすることなく多量に添加すること
ができる。ま几多量に添加し7’hTi、Nb等はそれ
自身でも析出物となシ強化に役立つ。
或いは炭窒化物形成元素であシ、高温使用中に炭化物、
炭窒化物を形成させて強度を向上させるものでアシ、こ
れらの中1種又は2種以上を添加する。従来こitら元
素、たとえばTi、Nbの多量添加は、鋼中CがT1及
びNbで固定されるためCによる強化作用が得られず好
ましくないとされる例が多い。しかし溶体化処理温度を
上げることにより 、Tic +NbCの溶体化処理時
における溶解が進行し、後の使用時においてCr23
Cmとして析出するC量が増加する。したがって高温で
溶体化処理を行なう場合(必然的に結晶粒度は粗くなる
)Ti、Nb等の添加且は低温で熱処理する場合に比較
して高温強度を犠牲にすることなく多量に添加すること
ができる。ま几多量に添加し7’hTi、Nb等はそれ
自身でも析出物となシ強化に役立つ。
しかし、溶体化処理温度の上限は事実上1、300℃に
制限されるため、 は13に制限される。また1未満では高温高強度とする
効果は少ないから、これを丁限とする。また更に高強度
を得るためには2〜工1とする必要がある。
制限されるため、 は13に制限される。また1未満では高温高強度とする
効果は少ないから、これを丁限とする。また更に高強度
を得るためには2〜工1とする必要がある。
またこれら元素は単独でT1じ)/C(%)、Nb(%
)/C(イ)、Z r (%)/ C(%)、Ta (
%l/C(%)比が1〜10の範囲を満足するものとす
る。
)/C(イ)、Z r (%)/ C(%)、Ta (
%l/C(%)比が1〜10の範囲を満足するものとす
る。
上記限定理由をNbXTiを例として第3図に示す。第
3図は0.1%C−20%Or 30%N1 0.
5 S At鋼に対して種々のNb及び又はT1を添加
含有させた鋼を1250℃で処理した材料の900℃1
000 hrにおりるクリープ破断強度を示し比もので
ある(これらの材料の結晶粒度は結晶粒度Na 3〜5
の範囲内にあるがNb及び又はTiの多いものほど細か
になっている傾向を有する)。
3図は0.1%C−20%Or 30%N1 0.
5 S At鋼に対して種々のNb及び又はT1を添加
含有させた鋼を1250℃で処理した材料の900℃1
000 hrにおりるクリープ破断強度を示し比もので
ある(これらの材料の結晶粒度は結晶粒度Na 3〜5
の範囲内にあるがNb及び又はTiの多いものほど細か
になっている傾向を有する)。
第3図においては縦軸及び横軸には夫々Ti量((6)
Nb:lH@が採られており各プロットのQ卵内におい
て示した数字はその位&、で示されるTi量及びNb量
を含有する上記鋼によって得られた900℃X1000
hrのクリープラブチュア強度である。
Nb:lH@が採られており各プロットのQ卵内におい
て示した数字はその位&、で示されるTi量及びNb量
を含有する上記鋼によって得られた900℃X1000
hrのクリープラブチュア強度である。
Nb又はT1の単独添加即ちX軸上ではNb又はNb
Ti Tlが1.0%を即ち了又はてが10を超えるところ(
点A、D)ではそれ以下のところよシもクリープラプチ
ュア強度が低下してくるところよ9強度が低い傾向がみ
られるのでNb又はTiは上記したようにそれぞれCと
の比で10以下の含有量に限定する。
Ti Tlが1.0%を即ち了又はてが10を超えるところ(
点A、D)ではそれ以下のところよシもクリープラプチ
ュア強度が低下してくるところよ9強度が低い傾向がみ
られるのでNb又はTiは上記したようにそれぞれCと
の比で10以下の含有量に限定する。
又図面上には900℃1000 hrにおけるクリープ
ラプチュア強度が3.0 K97m!以上となっている
ところとそれ未満とを区分する線BC及びEF並びに同
条件下におけるクリープラプチュア強度として3゜5に
μm2以上が得られる区分を示す綜nc’及び靜をも記
載した。
ラプチュア強度が3.0 K97m!以上となっている
ところとそれ未満とを区分する線BC及びEF並びに同
条件下におけるクリープラプチュア強度として3゜5に
μm2以上が得られる区分を示す綜nc’及び靜をも記
載した。
即ち不発明においてはNb、、Tiiを同図面上ABC
DEFでかこ′まれた範囲内に入るように選定するもの
であυ、好ましくけA rr C’ D i〆でかこま
れるRr(q HBに選定するものである。塘た更に好
ましくは同図からTi、/C: 4.5以下かつNb/
C: 2〜70枚合添加とするものである。
DEFでかこ′まれた範囲内に入るように選定するもの
であυ、好ましくけA rr C’ D i〆でかこま
れるRr(q HBに選定するものである。塘た更に好
ましくは同図からTi、/C: 4.5以下かつNb/
C: 2〜70枚合添加とするものである。
Ti+Nb 。
即ち、−賀汀一、1〜13
(好ましくは2〜11)
〔但L ’I’1/C<10 Nb/C<10テ$
る〕なお% Zr + TaもTi+Nbと同様炭化物
形成元素であり同じ作用効果があることが例えば第4図
に示すととく確認されている。従って、不発明では上述
したように′円+Nb r Zr r Taの1rfi
又は2種以上を103b+2+Ta;1〜13(好まし
くは2〜工1)但しTl/Cく10、Nb/C<1O1
zr/CI≦101’1’87/C< 10 の範囲で添加するものである。
る〕なお% Zr + TaもTi+Nbと同様炭化物
形成元素であり同じ作用効果があることが例えば第4図
に示すととく確認されている。従って、不発明では上述
したように′円+Nb r Zr r Taの1rfi
又は2種以上を103b+2+Ta;1〜13(好まし
くは2〜工1)但しTl/Cく10、Nb/C<1O1
zr/CI≦101’1’87/C< 10 の範囲で添加するものである。
popは特に限定する必要はなく、通常のオーステナイ
ト鋼に許容される0、 04 %以下であれば問題はな
い。
ト鋼に許容される0、 04 %以下であれば問題はな
い。
S:Sは高温強度、加工性のいずれをも悪化させるので
その含有1tを0.02%以下に制限するのが望ましい
。特にN1量が多い場合その制限は厳しくなる。
その含有1tを0.02%以下に制限するのが望ましい
。特にN1量が多い場合その制限は厳しくなる。
第5図は18%Cr−10%N1−0.1%C−0,5
%Nb鋼、23%Cr−18%Ni−0,1%C−05
%Nl)鋼及び20%Cr−28%Ni −0,1%
C−(1,5%Nb鋼(いずれも1250℃で溶体化処
理した粒度番号3の材料)のクリープ破断強度に及ぼす
S量の影響を示したものであるが、Nl量が犬なる程S
量の影響が大きくS含有量を厳しく f&11限しなけ
ればならぬことがわかる。同図からNi含有量が18%
以上のときはSの上限な01015%、Nl含有盟が2
8%以上のときはSの上限を0.01.0%とすること
が好ましい。
%Nb鋼、23%Cr−18%Ni−0,1%C−05
%Nl)鋼及び20%Cr−28%Ni −0,1%
C−(1,5%Nb鋼(いずれも1250℃で溶体化処
理した粒度番号3の材料)のクリープ破断強度に及ぼす
S量の影響を示したものであるが、Nl量が犬なる程S
量の影響が大きくS含有量を厳しく f&11限しなけ
ればならぬことがわかる。同図からNi含有量が18%
以上のときはSの上限な01015%、Nl含有盟が2
8%以上のときはSの上限を0.01.0%とすること
が好ましい。
同図上には20%Cr−28%Ni−0,1%C−0,
5チNb (S り0.01%)にC&を0.05%含
有させた場合の破断強度も併載した。このようにCa
IMg l Se lyはSの悪影響を取除く上に有効
である。ただし、0.1%を超えるような多量の添加は
加工性を害する。
5チNb (S り0.01%)にC&を0.05%含
有させた場合の破断強度も併載した。このようにCa
IMg l Se lyはSの悪影響を取除く上に有効
である。ただし、0.1%を超えるような多量の添加は
加工性を害する。
従ツ’7.’ Ca + Mg l Se + Yの1
種又は2種以上の添加含有は0.1 %以下としなけれ
ばならない。
種又は2種以上の添加含有は0.1 %以下としなけれ
ばならない。
粒度ニオ−ステナイト結晶粒度は適当な溶体化処理によ
りJIS香号3〜5に調整するものとする。
りJIS香号3〜5に調整するものとする。
第6図に示すように、粒度が小さくなると(粗粒に在る
と)破断強度は大きくなるが反面破断伸びは少なくなる
。し危がって用途によシ粒度を選択する必要があるが、
粒度番号3未満としても強度上昇はあ甘りなく、捷た粒
度番号5を超えると高温強度は通常の耐熱#(strs
alo、インコロイ800等)と大差のないものとなる
。したがって結晶粒度をJIS 3〜5に限定する。
と)破断強度は大きくなるが反面破断伸びは少なくなる
。し危がって用途によシ粒度を選択する必要があるが、
粒度番号3未満としても強度上昇はあ甘りなく、捷た粒
度番号5を超えると高温強度は通常の耐熱#(strs
alo、インコロイ800等)と大差のないものとなる
。したがって結晶粒度をJIS 3〜5に限定する。
なお溶体化処理によp十分な粗粒を得るためには118
0℃以上5〜30分の加熱後水冷、油冷または空冷の熱
処理が必要であるが、この温度はTiXNb等の添加量
によ)異なp1添加量が多いほど同一粒度を得るfcめ
に高温が必要となる。
0℃以上5〜30分の加熱後水冷、油冷または空冷の熱
処理が必要であるが、この温度はTiXNb等の添加量
によ)異なp1添加量が多いほど同一粒度を得るfcめ
に高温が必要となる。
本発明鋼の基本的な限定は以上の通りであるが、更に次
のような元素を添加すると効果が太きい。
のような元素を添加すると効果が太きい。
Ca IMg ly l Se :
これら元素の1種又は2種以上を添加すると上述したよ
うにSの悪影響を取除く上に有効である。但しく)、1
%を超えるような多量の添加は加工性を害するため、0
、1チ以下とする。
うにSの悪影響を取除く上に有効である。但しく)、1
%を超えるような多量の添加は加工性を害するため、0
、1チ以下とする。
At: Atを添加すると耐酸化性が向上する。
しかし4%を超える多量の添加は第7図に示すようにク
リープ強度を低下させる上、更に4%を超えるAj金含
有製造上(溶解、加工)好捷しくない。したがって4チ
を上限とする。
リープ強度を低下させる上、更に4%を超えるAj金含
有製造上(溶解、加工)好捷しくない。したがって4チ
を上限とする。
なおktは強力なフェライト形成元素であるため、前述
したように Cr (%)+At(%)< o、8 xNi(%)+
13を満足する必要がある。
したように Cr (%)+At(%)< o、8 xNi(%)+
13を満足する必要がある。
Mo +W : Mo +Wは1種以上を3係1で添加
することが可能である。
することが可能である。
但しこれらもフェライト形成元素であるため、前述した
ように Cr(支)>+Mo (%)+W(支))<0,8XN
i鍾)−1−13を満足する必要がある。
ように Cr(支)>+Mo (%)+W(支))<0,8XN
i鍾)−1−13を満足する必要がある。
N、n:N、B はともに高温強度に有効である。
Nはまた加工性を低下させない元素であり、従って不純
物として入る0、05以上を添加、特に0.1%以上含
翁させることが好せしいが、0.3%を超えて含有させ
ることは出来ない。従ってNは0.3チ以下とする。
物として入る0、05以上を添加、特に0.1%以上含
翁させることが好せしいが、0.3%を超えて含有させ
ることは出来ない。従ってNは0.3チ以下とする。
Bは第8図に示すように0.1%を超える添加は加工性
に有害である。したがって0.01係以下とする。
に有害である。したがって0.01係以下とする。
下掲表に不発明の実施例を示す。この表から本発明鋼は
加工性が阻害されずに強度が向上していることがわかる
。
加工性が阻害されずに強度が向上していることがわかる
。
第1図はクリープ破断強度と6%との関係を示すグラフ
、第2図は熱間加工性とCチの関係を示すグラフ、第3
図はクリープ破断強度とTi及びNl)%との関係を示
すグラフ、第4図はNb添加材に対するZr+Taの影
響を示すグラフ、第5図はクリープ破断強度と8%との
関係を示すグラフ、第6図はクリープ破断強度及び伸び
と結晶粒度との関係を示すグラフ、第7図はクリープ破
断強度及び耐酸化性とAt%との関係を示すグラフ、8
g8図はクリープ破断強度とB俤の関係を示すグラフで
ある。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 加 根 魯 和 宏−冒
・パ・: 代理人弁理士 吉 原 省 二1.:
j、同 同 高 橋
消1 ・C(′110) 結市粒汝NO1 → A地 (%)
、第2図は熱間加工性とCチの関係を示すグラフ、第3
図はクリープ破断強度とTi及びNl)%との関係を示
すグラフ、第4図はNb添加材に対するZr+Taの影
響を示すグラフ、第5図はクリープ破断強度と8%との
関係を示すグラフ、第6図はクリープ破断強度及び伸び
と結晶粒度との関係を示すグラフ、第7図はクリープ破
断強度及び耐酸化性とAt%との関係を示すグラフ、8
g8図はクリープ破断強度とB俤の関係を示すグラフで
ある。 特許出願人 日本鋼管株式会社 発 明 者 加 根 魯 和 宏−冒
・パ・: 代理人弁理士 吉 原 省 二1.:
j、同 同 高 橋
消1 ・C(′110) 結市粒汝NO1 → A地 (%)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 l C: 0.06〜0.30%、Nl:9〜45%
、C’r:15〜30%、81 : 1.0%以下、M
ll : 2.0%以下、及びNb、 Tis Zr
、 Taox[又は2種以上を下記条件を満足するよう
に含有し、残部は鉄及び不可避不純物から成るオーステ
ナイト結晶粒度dt、yIs3〜5である炭化物形成元
素を含有する高温高強度鋼。 Cr (%ls’ o、 8 X N i (%)+1
3TI(チ) 。 τ]T °1〜10 一斗氏わ− C(%) :1〜10 %:1〜1゜ 讐(:1〜10 2、 C:0.06〜0.30%、Nl:9〜45
%、Cr:15〜30%、Si : 1.0 %以下、
Mn:2.0%以下、及びNb、 TI、 Zr、、
Taの1種又は2種以上、Ca、 Mg、 YXSeの
1種又は2種以上を0.1チ以下を下記条件を満足する
ように含有し、残部は鉄及び不可避不純物力・らなるオ
ーステナイト結晶粒度がJIS 3〜5である炭化物形
成元素を含有する高温高強度鋼。 Cr(%)≦0.8 X Ni (%)+ 13」」L
:1〜10 C(チ) 」]と エ□〜□。 C(チ) 1[幻−:1〜□。 C(%) ユ■鼻と 0、〜□0 C(%) 3、 c:o、oo〜0.30係、Ni:9〜45%
、Cr : 15〜30%、Sl : 1.0%以下、
Mn :2.0%以下、及びNb、Ti、zrXTaの
1種又は2種以上、At:4%以下を下記条件を満足す
るように含有し、残部は鉄及び不可避不純物から成るオ
ーステナイト結晶粒度がJIS 3〜5である炭化物形
成元累を含有する高温高強度鋼。 Cr (%)+At(%)≦0.8XNi(%)+13
丑;工〜10 4、 C:0.06〜0.30係、Ni : 9〜4
5%、Cr:15〜30%、Si:1.0%以下、Mn
:2.0%以下、及びNbz TI XZr) Taの
1種又は2種以上、MOlWの1種以上を3%以下を下
記条件を満足するよりに含有し、残部は鉄及び不可避不
純物から成るオーステナイト結晶粒度がJIS 、3〜
5である炭化物形成元素を含有する高温高強度鋼。 Cr (%)+Mo (%)+W(%) <、 o、
8 +Ni (%)+ 1 aTi(%) ;工〜10 一σで0− Nb(係) :1〜1゜ 一σで0− Zr(%) 01〜□。 C(%) 5、C:0.06〜0.30係、Ni:9〜45%、C
r:15〜30%、Si : 1.0%以下、Mn:2
.0%以下、及びNb、 Ti、 Zr、 Taの1種
又は2種以上、N;0.3チ以下、B:0.01%以下
の1種以上を下記条件を満足するように含有し、残部は
鉄及び不可避不純物から成るオーステナイト結晶粒度が
JIS 3〜5である炭化物形成元素を含有する高温高
強度鋼。 Cr(@ < 0.8 X Nl (%l +13ユ山
り、□〜□。 C(%) 1ルL、1〜1゜ C(%) ヌパ叉と C(%) :1〜10 Ta(%)。 C(%゛「°1〜10
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13027282A JPS5923855A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 炭化物形成元素を含有する高温高強度鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13027282A JPS5923855A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 炭化物形成元素を含有する高温高強度鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5923855A true JPS5923855A (ja) | 1984-02-07 |
JPS626634B2 JPS626634B2 (ja) | 1987-02-12 |
Family
ID=15030327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13027282A Granted JPS5923855A (ja) | 1982-07-28 | 1982-07-28 | 炭化物形成元素を含有する高温高強度鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5923855A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS626634B2 (ja) | 1987-02-12 |
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